継続的改善の理論的な根拠

 2000年版ISO9001の継続的改善の根底にある考え方には、有名なデミング博士のPDCAサイクルとジュランの三元方式が応用・発展されている。海外のホームページで著作権のない画像を入手した。Playのボタンをクリックすれば動き出す。全体が映し出されたなら、ピンク色の枠取りをした文字の上にカーソルを載せると改善のステップ(三元)の説明を見ることができる。簡単な英文だから内容は理解できよう。なお、縦軸は、不良や再加工など低品質によるコストであることに留意してほしい。           

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 デミング博士のPDCAサイクルは有名だから特に説明を要しないだろう。ただ、業務改善によって効果が確認できたならその歯止めとして品質マネージメント・システムに組み入れることが重要である。プロセスモデルの図にある大きな矢印は、マネージメントレビューの決定に基づいて品質マネージメント・システムがそのことを暗示している。すなわち、品質マネージメント・システムはたえず発展して成長していく姿である。
なお、この画像にはデミング博士の姿が隠されている。カーソルを使って探し出してほしい。戦後の日本経済をここまで発展させた偉大なる貢献者の一人であることを知ってほしい。
 

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