パンノンハルマ大修道院、ハンガリー |
<投稿者> 米戸靖彦 <投稿日> 2008/Jul/23(Wed)16:35 |
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<Message-Id> 1216798552.1V78xxKf7WFio |削除| |
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ハンガリーの最後の訪問地がここ、世界遺産の修道院だ。正直言って修道院は好きではない。イエズス会の修道院と併設された中学校に通っていた。宗教法人なのに、金銭的なことに厳しく、父親の経済的な理由で退校同然の仕打ちを受けた。そんなことで、修道院と聞いただけで、訪れるのに躊躇した。案の定、観光客を当てにした設備を作っていた。修道院はいつものように丘の上に作られている。だから、バスの駐車場から、歩くしかないのにエレベータを作っていた。 修道院には学校が併設されており、入学するには大変な競争に勝つ必要あるとのこと。全寮制だから、費用も高かろう。世界遺産の中で勉学するのだから、当然かも知れない。宗教的なものを除き、建造物は特筆するものはなにもなかった。ただ一つ。図書室とその蔵書には感銘を受けた。
修道院から眺めたふもとの村の風景。図書室の中の画像を添付した。
この修道院を訪れる前に写真にあるふもとの村のレストランで昼食をとった。そのレストランの風情と料理が美味しかったことの方が印象深い。こんな村に二三日滞在すれば、命がすこし長くなるはずだと思った。スイスの田舎町を思い出した。 |
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<投稿者> 米戸靖彦 <投稿日> 2008/Jul/23(Wed)16:57 |
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ブダベストからこの修道院まで案内してくれた男性のハンガリー人のことを記録しておきたい。日本滞在30年で奥さんが日本人だから日本語は俗にいうべらべら。どうも上智大学に留学していたようだ。普通の観光ガイドではないことがすぐにわかったが、生計はこのような観光ガイドで賄っているようだ。いろいろなところで、観光客の買い物を誘い、大したことではないがトイレのチップや買い物の上前をはねていた。
そんなことがあったとしても、許せるのは、彼の博学とハンガリーの内情を語ってくれたことだ。社会主義時代の名残が行政に残されていることを知った。たとえば、医療制度。あまりにもひどいので、多くの医者が北欧に移民しているとのこと。日本も同じで、明治時代の官僚主義が今も支配している。このままでは、日本の将来はないだろう。そんなことを考えさせれた。本当の民主主義とはなんだろう。
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<投稿者> 米戸靖彦 <投稿日> 2008/Jul/29(Tue)10:06 |
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ハンガリーで感じたことの一つは、治安が良いことだ。地下鉄なども安心して乗れるし、ブダベストの中心地の人ごみも何にも怖くない。その原因は、ジプシーがうろついていないからだ。なぜジプシーが町で物乞いをしていないのかの原因がハンガリー人のガイドさんの説明でわかった。ハンガリー政府は、ロマ人たちに多額の補助金を与えているのだ。子供が増えるとその補助金が増えるので、子供をたくさん生むとのこと。図書館長の給料より多額の補助金を得ているものもいるとの由。 このような政策をとり選挙で与党が有利になるようにしてるらしい。ロマ人をうまく利用しているとのこと。不正な選挙は当たり前のように行われている。
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