かずら橋11:30発→大歩危駅12:27着 西祖谷山村営バス 大歩危駅行き
行きのバスはごくごく普通の路線バスだったのですが、こっちのバスはかなり小型のマイクロバス。しかも運転手さんに1時間くらいかかるけど構わない?と確認されました(ちなみに四国交通だと20分ほどでたどりつく)。いざ出発してみると行き違いするのもやや厄介な細い道をくねくねとたどっていきます。標高が高い所を走るので景色自体はそれなりにいいのですが、これでは時間がかかるのもやむを得ません。
西祖谷山村営バス
このあと、村の中心に到達した後さっきの急坂の峠越えの道をたどります。今度は普通に広い道をたどるのかと思ったらトンネルの手前で右ウインカー。峠の上を越える旧道へ入っていきました。トンネルを抜けると1・2分でたどり着ける道を15分近くかけて細い道を通っていきます。峠を越えてようやくもとの広い道に戻り、運転手さんのいってたとおり1時間かかって大歩危駅にたどり着きました。
大歩危12:40発→阿波池田13:07着 普通 阿波池田行き
大歩危から普通列車に乗って阿波池田へ。大歩危峡の険しい川が続いているところを普通列車らしくゆっくり走っていきます。祖谷口駅のあたりからは車窓もやや落ち着いてきて、阿波池田駅に到着。
(左)土讃線の普通 (右)土讃線の車窓
阿波池田13:13発→宇多津13:54着 特急南風12号 岡山行き
阿波池田から今回の旅行最後の特急列車に乗車。阿波池田を出ると再び山を登っていきます。峠を越えて坂を下ると讃岐平野のほうへ戻ってきました。予讃線と合流したのち瀬戸大橋のたもとの宇多津駅に到着。
宇多津13:58発→高松14:21着 快速サンポート 高松行き
特急は宇多津から瀬戸大橋を渡って岡山に向かうので、高松に向かうには接続の快速サンポートに乗り換えます。5分ほどまってやってきた電車は…1両編成。それでも坂出で客は減り立ち客がパラパラという感じにはなりましたが…。30分ほどで四国の中心・高松駅に到着。
快速サンポート
今回、行きは電車で瀬戸大橋を渡ってきましたが、帰りは加藤汽船の三宮〜高松のフェリーで帰ることにしました。高松駅近辺で時間をつぶしたのち、送迎バスで数km離れたフェリーターミナルへ向かいます。
高松港15:30発→三宮第3突堤19:10着 ジャンボフェリー 三宮行き
人から聞いた話では夜行便はけっこう客が乗っているらしいのですが、今回乗った昼行便はかなりガラガラ。雑魚寝スペースにはほとんど人がいませんし、リクライニングシートの並ぶ船室にも3分の1程度の客の入りです。列車と違って広々していてテレビなどもついているのは船のいいところかと思います。ただ窓から広がるのはかなり遠い所に見える陸地や島で変化が乏しいのが欠点かな。途中横になって爆睡したりテレビを見たりしているとライトアップされた明石海峡大橋をくぐります。そのあと神戸市内の街を沖合から眺めていると三宮港に入港。日本一短い国道号線を通りつつ港から15分ほど歩くと三宮駅にたどり着きます。
(左)ジャンボフェリー (右)明石海峡大橋
このあと普段乗りなれた阪急電鉄という日常に一気に引き戻されつつ、神戸線・京都線と乗り継ぎ京都の家に到着。非日常な4日間もこれにて終わりです。
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