四国の西へ その4

伊予市13:16発→伊予大洲14:35着 普通4643D 伊予大洲行き(伊予長浜回り)
伊予市と伊予大洲の間は、予讃線が2手に分かれています。さっき往復してきたのは山線と呼ばれる比較的新しい路線で、 距離も短いことから特急列車はすべて山線を経由します。一方今から乗るのは昔からある線路のほう。海線とも呼ばれる ようです。山線ができる前は特急も海線を通っていたようですが、いまでは普通列車しか走っていません。で、今度は この海線を経由して伊予大洲に向かいます。

さて、松山からやってきたのは

さっきと同じ車両

同じ車両にのって松山〜伊予大洲を1往復半する変な人は私くらいなものでしょうか(^^;;ともかく、伊予市の次の向井原で さっき乗った山線と分岐して海線に突入しました。山線のようにコンクリート製の路盤ではないのであまりスピードは出せないよう ですが、昔からある路線らしい味があるように感じます。景色はというと、初めはみかん畑の中を進んでいきますが、 しばらくすると進行方向右側に海が見えてきます。海岸線近くのがけにへばりつくように道路と線路、それに人家という 感じで、なかなかいい景色でした。伊予長浜を過ぎると今度は川に沿って内陸のほうに入っていき、先ほどの山線と合流、 2度目の伊予大洲に到着しました。

海線の景色1 海線の景色2
(左)みかん畑 (右)海岸線 いずれも予讃線「海線」より

伊予大洲14:37発→宇和島16:28着 普通647D 宇和島行き
松山からず〜〜っと乗っていた車両(キハ32 5)に別れを告げ、宇和島行きの普通列車に乗り換えました。 この列車はかつて特急として使われていた車両で、多少の改造ののち普通列車用として使われています。その結果、 普通列車のくせに(失礼)デッキと客室の間のドアが自動ドアだったりします。ただ、シートのリクライニングは ロックされていて動かないのですけどね。ということで、お客さんが少ないこともあってそれなりに快適でしたが、 夜行からの乗り継ぎだったこともあって結構お疲れモードでした。

キハ185 予讃線の車窓より
(左)特急車改造の普通列車 (右)予讃線の窓から
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