この後レトロ地区を散策。旧門司三井倶楽部や旧門司税関などの中をちょこちょこ見学してきました。旧門司三井倶楽部にはかつてアインシュタインが泊まったこともあるそうで。あと、港の近くにあったオルゴール館ではアンパンマンの音楽を鳴らす人形が置いてあったりとか。
門司港レトロ地区にて
小1時間くらいうろうろした後、歩いて本州まで渡ることにしました。といっても当然のことながら海の上を歩けるわけではなく、関門トンネルを経由していきます。本州と九州の間にはJR在来線の通る関門鉄道トンネル、新幹線の通る新関門トンネル、有料国道の通る関門トンネル、高速道路の通る関門橋の4つの橋・トンネルがあり、その中の1つ、関門トンネル(自動車道)は歩行者も通れるようになっています。今回そのトンネルを通ってみようというわけです。
とりあえず門司駅から九州川のトンネル入り口まで向かうのですが、これが意外と遠い。バスがあれば乗っちゃおうかなぁと思ったものの、時刻表を見たら1時間に1本以下という間の抜けた時刻表でとても使えたものではありません。仕方がないのでテクテクと歩いていきます。海岸線沿いに歩き、和布刈(めかり)公園を右手に見ながら30分ほど歩いてようやく関門トンネル人道入口に到着。
九州側(和布刈公園入り口)から見た関門橋
関門トンネル、通行料は歩行者は無料ですが原付・自転車は20円と微妙な価格設定です。入り口に建物が建っていて、ここから地下まではエレベータで行くようになっています。エレベータを地下まで降りるとちょっとした広場になっていて、そこから道が伸びています。ちなみにそこにあった説明によると歩行者用のトンネルの上に自動車道が走っているそうで。1km弱の道のりを下って登って本州側に達すると同じように広場があり、エレベータで上に上るとそこは山口県の下関市。源平の戦いで有名な壇ノ浦の近くに出てきます。
(左)門司側入り口 (右)入り口のエレベータ
(左)トンネル内部 (右)トンネル内にある「県境」
下関側入り口 本州上陸達成
トンネル入り口近くのバス停の時刻表を見ると、本州側にはかなりの本数のバスが運転されている模様。疲れていたのでバスとも思ったのですがせっかくなので(意地で?)唐戸港まで歩くことに。15分くらいの道のりでしたが途中で足がくたくた・・・
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