よっしーの18きっぷガイド旅行記中部地方の秘境路線 飯田線に乗る

中部地方の秘境路線 飯田線に乗る その2

飯田11:59発→豊橋15:54着 普通544M 豊橋行き
飯田駅にバスが到着したのは電車発車5分前。駅構内の立ち食いそば屋で昼食のお弁当を手に入れそそくさと改札をくぐります。駅構内はJRの駅にしては珍しくホームが短いせいか、意外とこじんまりとした印象を受けます。しばらくすると緑とオレンジに塗られた(通称かぼちゃ(?)))列車が到着。この電車、上諏訪9時過ぎ始発で飯田線を全線走り通すもので、終点豊橋到着が4時前と7時間近く走り続けるという結構大変な(?)列車です。

飯田駅の構内
飯田線のこじんまりとした構内

飯田からしばらくの間は伊那盆地の真ん中をのんびり走り天竜峡駅に到着。少しの停車の後に発車してトンネルをひとつくぐるとそこは飯田線の秘境区間の始まりです。進行方向右手に天竜川を見ながら谷間をカーブとトンネルの連続で進んでいきます。こんな人の気配がほとんどないようなところにもところどころに駅があり、秘境駅としてわざわざ途中下車する鉄道ファンも多いとか。(ちなみにこれらの駅の存在価値ですが、実は谷の上には集落があり、そこの人たちのために造られたというのが真相です。自動車が発達する前は一応利用はあったそうですが、今となってはわざわざ坂を下って駅を利用するということもないそうです)

飯田線の景色 飯田線の景色
峡谷沿いに走る「最」秘境区間

行き違い待ち
小さな駅で行き違い待ちで一休み

渡らずの鉄橋や鉄道でしかいけない駅「小和田」、富山村の入り口「大嵐」などを通って1つの拠点駅中部天竜に到着。ここから先はまわりが少し開けてきます。田畑が広がる中をあいかわらずのんびり走っていきます。豊川駅までやってくるとゴールはもう近く。小坂井を過ぎたあたりで名鉄との共用区間にはいり、東海道線とも併走して豊橋に到着。

飯田線の景色 浦川駅
(左)中部天竜を過ぎると田んぼも広がりつつ (右)行き違いで止まった浦川駅

豊橋駅
飯田線の終点 豊橋駅

豊橋から先は東海道線を乗り継いで京都へ帰りました。食事のために金山に寄った以外は特に変わったこともなく。疲れ気味だったこともあり基本的には寝てましたねぇ。



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