8月4日(月)
前々から北海道をじっくり回りたいと考えていたのですが、無事この夏に1週間ほど休みを取ることができたので北海道に出かけることにしました。手段としては行きは普通列車を18きっぷ利用で乗り継いで向かい、現地は北海道フリーきっぷという特急指定席が乗り放題のきっぷ、帰りは大阪と北海道を結ぶ寝台特急トワイライトエクスプレス(といっても比較的安い個室ですが…高い個室はさすがに手が出ません)を利用することにしました
というわけで、8月2日の夜に京都を出発、夜行快速の定番、東京〜大垣を結ぶムーンライトながらで夜を明かし、東京到着後はひたすら北上というルートで岩手県の三陸海岸沿いの都市の宮古までむかいました。この日はここで1泊。この旅行記では翌朝からの乗り継ぎからスタートしたいと思います。
宮古8:05発→久慈9:37着 普通107D 久慈行き
宮古駅はJRと三陸鉄道の2つの会社が乗り入れており、線路自体はつながっているのですが、駅舎は別々に設けられています。まずは三陸鉄道北リアス線経由で久慈に向かうので三陸鉄道の駅に向かう…べきなのですが、実は三陸鉄道では当日の日付の入った18きっぷの利用者を対象に乗り放題きっぷを発売しています。しかもその値段が北リアス線用の場合、端から端までの通常の片道運賃の半額の900円というかなりお得なもの。この日は宮古駅からスタートで当日の日付の入った18きっぷがないのでまずJRの宮古駅に向かい駅員さんに18きっぷに日付を入れてもらいます。7月の連休に鹿児島に行ったときに購入した南鹿児島駅の18きっぷをみせると、駅員さんは遠いところから来たなぁとびっくりしていました。鹿児島から出発したわけではないですけどね。
三陸鉄道宮古駅 JRの駅とは別になっています
車内に入ってみると、ボックスシートの真ん中にはテーブルが設置されており観光を意識した車両。しかも路線名に北リアス線とあるように見ごたえのある海岸線きれいで…と書きたかったのですが、実際にはトンネルの連続。実は国鉄末期に作られた比較的新しい路線で、グネグネしたリアス式海岸をトンネルで豪快にショートカットしています。景色を楽しみにしていた私のような旅行者としてはちと残念。
(左)三陸鉄道の車両 (右)途中ですれ違ったリアスシーライナー
(左)三陸鉄道からの車窓 (右)不思議の国のアリス…?
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