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普通・快速列車の座席

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青春18きっぷで乗れるのは普通列車・快速列車のみ。たとえ何百キロの長距離を乗り継ごうとも普通列車しか使えません。ということで、ここではJRの普通列車の座席について解説します。

ロングシート

ロングシートとは下の写真のような長い座席。ロングシートは立ち客を多数乗せることが可能であること、乗り降りがスムーズであることから、ラッシュの激しい首都圏地区や関西地区で導入されています。また、東北地区や大分・熊本地区などの地方線区でも結構走っていることがあります。

ロングシートは後で紹介するクロスシートと違い、加速・減速の時にかかる慣性の力を支えるものがありません。このため、普段の通勤・通学で使う程度の数十分〜1時間程度の利用ならともかく、2時間・3時間も長時間揺られるのは正直ちょっとしんどいと感じる人は多いと思います(管理人はそれほど苦だとは思いませんが)。とはいっても、ロングシートの車両しか走っていない区間もありますし、18きっぷにこだわるなら基本的には割り切って乗るしかありません。

ロングシート

ボックスシート

ボックスシートとは下の写真のような座席。クロスシートと呼ばれる進行方向に向いて座るタイプの座席の1種で、2人ずつ向かい合って計4人が座れるタイプ。JRの普通列車に使われている座席としてはこのボックスシートが圧倒的に多いです。

ボックスシートはロングシートと違って加減速の際の力を支えてくれますので、長時間乗っていてもあまり苦にならないと思います。ボックスシートの欠点としては、進行方向と反対向きに座らなければいけない可能性があること、向かいに人が座ったときに足元が窮屈になる点でしょうか。

ボックスシート

転換クロスシート

転換クロスシートとは下の写真のような座席。座席の背もたれの向きを自由に変えられるタイプで、基本的に全員が進行方向に向いて座ることができます。普通・快速列車の座席としては一番快適な部類だと思います。

ただ、転換クロスシートは車両コストが高いため、名古屋・大阪・福岡・札幌近郊など、ある程度の利用がある地区での導入が中心です。また、混雑対応に難があるため、需要の多い場所でもラッシュの激しい東京地区では導入されていません。

転換クロスシート

ただ、いずれの座席も日常の通勤通学の短時間乗車用に設計られた座席で、長時間乗る向きのものではないことはいえると思います。



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