ソフトシンセその２

◇ 忠告みたいなもの ◇
このソフトシンセは「ものすごく設定が面倒」で「動くようになるまで死ぬほど苦労」すると思います。
「面倒なことはイヤだ～」って人は、前回紹介しました「SW-10」を素直に使って下さい。

◇ 「MP」って何？ ◇

みやもとまさきさんによる、MMX対応ソフトウェアMIDI音源＋MIDIプレイヤです。ほぼ全ての音色に関する設定がユーザに開放されており、好みのMIDI音源を造れます。 Win9x/NTの他、PC-98、FM-TOWNSでも使用可能です。
が、デフォルトでプリセットの音色はありません！！（DLしても、そのままでは使えません） PCMデータを各自で用意しなければならない上、きちんと設定をしなければならない。 GUS-patch/FPDデータ等が、PCMデータとして使用できるので、どこぞでDLしましょう。
MIDIデバイスとして認識されないので、メディアプレイヤーや、MIDIPlugでは使用できません。

◇ どんな人に最適か？ ◇
チェックポイントが3つ以上なければDLはやめましょう	私の場合
● TiMidityやFPDの様に、各自で設定をしたい人。	出来ればしたくない
◎ GRAVIS Ultra Sound(GUS)、およびPacthを所有している人。	持ってる持ってる
○ 他人が全然知らないような、マイナーなソフトシンセを使いたい人。	当たってるねぇ
○ ソフトシンセジャンキー、又はコレクターの人（笑）	言わずもがな（笑）

◇ 入手方法は？ ◇
作者、みやもとまさきさんのMasaki's Home Pageで入手できます。
FM-TOWNS、98ユーザはmp04gfmt.lzh for FM-TOWNS/PC-98 Win9x/NTユーザはmp04gw32.lzh for Win95,NT(intel)をDLして下さい。
ベータ版はmp04h.lzhです。更新が終わってるみたいで残念…。
PCMデータ(GUS-Patch/FPDデータetc)は各自で探して下さい（爆裂） ftp.gravis.comや、T-Midity系サイト等々。データが馬鹿デカイので注意。

◇ 使用した感想 ◇
私はGRAVIS Ultra Sound PnP（以下GUSと略）を所有しており、GUS-Patchも既にインストールされていたので、これを使ってみましたが、とにかく鳴らせるに至るまで苦労しました。（GUS-Patch：本来はMIDI再生時に、GUSのカード上にあるメモリにロードされるPCMデータ。各楽器ごとに分けられており、それぞれ入れ替えが可能。今回はGRAVIS社のデフォルト4M-Patchを使用）
まず、みやもとさんのHPにて紹介されたPatchセットは、GRAVISのデフォPatchをカリカリにチューニングしたもので、説明通りの設定では使えませんでした。（苦労その1）ここからが更に大変。問題のチューニングPatchは10MB以上あるのでDLを断念し、設定からデフォPatchと見比べ、どれが差分であるかを調査。（苦労その2）そして、GRAVISのftpサイトやGUS-Patchを扱うサイトを回り、差分をDL。（苦労その3）それでも足りない分はあっさり諦めるも、自分用の設定作成に丸一日を費やす。（苦労その4）他にもいろいろ苦労したような気もしますが忘れました。
実験にはMMX機能搭載CPU(IDT WinChipC6-200MHz)を使った為か、 44kHz再生をしてもCPU占有率が最高で40%程度であり、ソフトシンセとしてはかなり動作が軽く、好感が持てます。注：44kHz再生では、SW-10：50%程度。VSC-55：60%程度（リミット設定可能）。
音質はかなりしっとりさせた感じで再生され、GUS本来の派手さがほとんどありません。どちらかというと本物のGUSの方が好みですが、MPもこれはこれで良い・・・というか、無料使用可能で、しかも個人での開発ということを考えたら、凄いです。SW-10に比べても遜色ありません。本物のGUSでは受け付けないGSエクスクルーシブメッセージを受け付けるのは評価高いです。データによってはGUSでの再生よりMPでの再生の方が再現率も高く、カッコイイですね。
でもまあ、これは観賞用とかBGM用とかではなく、MIDIアプリの研究用として使うべきでしょう。苦労はしますが、その分はきっちり「良い音」として帰ってきます。ぜひチャレンジしてみてください。
そうそう、「お金をかけない」という趣旨からは外れますが、GRAVIS 4M-Patchは$10で入手可能です。 http://www.gravis.comに、"GUS PnP Install CD"を注文するのです。 Patch/MIDI data/MOD data/MEGA DEMOが沢山入っているのでお買い得です。（デフォ4M-Patch用のMP設定を知りたい方、メールくださればお答えします。＜いるのか？？）
しかし、CPU負荷をかけずにMIDI再生可能な本物のGUSを持っているのにも関わらず、わざわざGUS用のPatchを使い、GUSのWAVEデバイスからソフトウェアMIDI再生するのは、無駄というか、馬鹿としか言い様がないですね（自爆）

■ お金をかけずにMIDIデータを聴こう ■
MIDI Player"MP"のススメ

◇ 忠告みたいなもの ◇

このソフトシンセは「ものすごく設定が面倒」で「動くようになるまで死ぬほど苦労」すると思います。

「面倒なことはイヤだ～」って人は、前回紹介しました「SW-10」を素直に使って下さい。

◇ 「MP」って何？ ◇

みやもとまさきさんによる、MMX対応ソフトウェアMIDI音源＋MIDIプレイヤです。
ほぼ全ての音色に関する設定がユーザに開放されており、好みのMIDI音源を造れます。
Win9x/NTの他、PC-98、FM-TOWNSでも使用可能です。

が、デフォルトでプリセットの音色はありません！！（DLしても、そのままでは使えません）
PCMデータを各自で用意しなければならない上、きちんと設定をしなければならない。
GUS-patch/FPDデータ等が、PCMデータとして使用できるので、どこぞでDLしましょう。

MIDIデバイスとして認識されないので、メディアプレイヤーや、MIDIPlugでは使用できません。

音色数デフォルト音色無し（任意のPCMデータを使用）

パート数 16・・・かな？

同時発音数最小4音～最大128音（設定可能）

エフェクトエコー（6タイプ）

周波数最大48kHz（設定可能）

◇ どんな人に最適か？ ◇

チェックポイントが3つ以上なければDLはやめましょう私の場合

● TiMidityやFPDの様に、各自で設定をしたい人。　出来ればしたくない

◎ GRAVIS Ultra Sound(GUS)、およびPacthを所有している人。　持ってる持ってる

○ 他人が全然知らないような、マイナーなソフトシンセを使いたい人。　当たってるねぇ

○ ソフトシンセジャンキー、又はコレクターの人（笑）　言わずもがな（笑）

◇ 入手方法は？ ◇

作者、みやもとまさきさんのMasaki's Home Pageで入手できます。

FM-TOWNS、98ユーザはmp04gfmt.lzh for FM-TOWNS/PC-98
Win9x/NTユーザはmp04gw32.lzh for Win95,NT(intel)をDLして下さい。

ベータ版はmp04h.lzhです。更新が終わってるみたいで残念…。

PCMデータ(GUS-Patch/FPDデータetc)は各自で探して下さい （爆裂）
ftp.gravis.comや、T-Midity系サイト等々。データが馬鹿デカイので注意。

◇ 使用した感想 ◇

私はGRAVIS Ultra Sound PnP（以下GUSと略）を所有しており、GUS-Patchも既にインストールされていたので、これを使ってみましたが、とにかく鳴らせるに至るまで苦労しました。
（GUS-Patch：本来はMIDI再生時に、GUSのカード上にあるメモリにロードされるPCMデータ。各楽器ごとに分けられており、それぞれ入れ替えが可能。今回はGRAVIS社のデフォルト4M-Patchを使用）

まず、みやもとさんのHPにて紹介されたPatchセットは、GRAVISのデフォPatchをカリカリにチューニングしたもので、説明通りの設定では使えませんでした。（苦労その1）
ここからが更に大変。問題のチューニングPatchは10MB以上あるのでDLを断念し、設定からデフォPatchと見比べ、どれが差分であるかを調査。 （苦労その2）
そして、GRAVISのftpサイトやGUS-Patchを扱うサイトを回り、差分をDL。 （苦労その3）
それでも足りない分はあっさり諦めるも、自分用の設定作成に丸一日を費やす。 （苦労その4）
他にもいろいろ苦労したような気もしますが忘れました。

実験にはMMX機能搭載CPU(IDT WinChipC6-200MHz)を使った為か、 44kHz再生をしてもCPU占有率が最高で40%程度であり、ソフトシンセとしてはかなり動作が軽く、好感が持てます。
注：44kHz再生では、SW-10：50%程度。VSC-55：60%程度（リミット設定可能）。

音質はかなりしっとりさせた感じで再生され、GUS本来の派手さがほとんどありません。どちらかというと本物のGUSの方が好みですが、MPもこれはこれで良い・・・というか、無料使用可能で、しかも個人での開発 ということを考えたら、凄いです。SW-10に比べても遜色ありません。
本物のGUSでは受け付けないGSエクスクルーシブメッセージを受け付けるのは評価高いです。
データによってはGUSでの再生よりMPでの再生の方が再現率も高く、カッコイイですね。

でもまあ、これは観賞用とかBGM用とかではなく、MIDIアプリの研究用として使うべきでしょう。
苦労はしますが、その分はきっちり「良い音」として帰ってきます。ぜひチャレンジしてみてください。

そうそう、「お金をかけない」という趣旨からは外れますが、GRAVIS 4M-Patchは$10で入手可能です。
http://www.gravis.comに、"GUS PnP Install CD"を注文するのです。
Patch/MIDI data/MOD data/MEGA DEMOが沢山入っているのでお買い得です。
（デフォ4M-Patch用のMP設定を知りたい方、メールくださればお答えします。＜いるのか？？）

しかし、CPU負荷をかけずにMIDI再生可能な本物のGUSを持っているのにも関わらず、わざわざGUS用のPatchを使い、GUSのWAVEデバイスからソフトウェアMIDI再生する のは、無駄というか、馬鹿としか言い様がないですね（自爆）

次回も、ソフトシンセネタで攻めてみたいんですが、ネタが既にありません（汗）
本当は「KORG」の「Sound Navigator」あたりも使いたいんですが有料だし・・・。

[ホームに戻る] [サウンドに戻る]

音色数	デフォルト音色無し（任意のPCMデータを使用）
パート数	16・・・かな？
同時発音数	最小4音～最大128音（設定可能）
エフェクト	エコー（6タイプ）
周波数	最大48kHz（設定可能）