the Essence of enjoying Poker Page2


ポーカーを楽しむエッセンス

「ポーカーっておもしろいの?」という方のために
このコーナーでは、ホールデムひよっこの僕なりの、ポーカーの楽しみ方を書いていきたいと思います。


☆目次☆

・第1回 ゲーム
・第2回 しぼる・読む
・第3回 プレイ人数で考えること
・第4回 プリフロップハンドを分けよう!
・第5回 レイズの心
・第6回 予測と計算
・第7回 ブラフのバランス
・第8回 だまそうとすること、パッシブなプレー
・第9回 見ること、『観察』
・第10回 『確認教』
・第11回 ポジションとプレー
・第12回 コールの心、引きずられるカード
・第13回 いつフォールド?
・第14回 『ナイスリバー』の果てに
・第15回 カードのドラマ
・第16回 ああ、ストレート
・第17回 トーナメントのススメ
・第18回 日本フラッシュ党
・第19回 ポケットペアでGO!
・第20回 とりあえずまとめ+運・技術

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第11回 ポジションとプレー

ここに書くことは、あくまで一つの意見ですので・・・・・。と、今回は断りたいお話。

ポジションというのは、つまりは、ディーラーズボタンからの位置です。
ディーラーズボタンのプレーヤー、もしくはそれに準じるプレーヤーは、フロップ以降、あとからアクションすることができます。これはどういうことなのかと言えば、人のアクションを見てからプレーできる、すなわち、人より多くの情報を見てからプレーできると言うことです。たとえば、信用のある他のプレーヤーが、たくさんベット・レイズしたときなどに、出費なしでフォールドできます。その逆もしかりです。
これが、レイトポジションのプレーヤーの有利なところです。
「レイトポジションはワンベット分、得をしている」状態だといえます。

逆に最初の方でベットしなければならない、アーリーポジションのプレーヤーは、後の人のアクションを見れないまま、アクションせねばなりません。中途半端な手で、ベットしても、リレイズにつぐリレイズを食らうことがありますから、なかなかベットしにくいです(本当に強い手を持っていれば別ですけどね)。さらに、ベットしたところで、パッシブなプレーヤーが後からついてくれば「ベットさせられている」という状況に陥りかねません。
これが、アーリーポジションの欠点です。

ミドルポジションはその間ですから、その間なりの利点欠点があります。なんか、いい加減だけど、そうなんです(^_^;)。

さて、以上、レイトポジションっていいものですね。めでたしめでたし。

まぁ、さておき、レイトポジションの人もそのうちアーリーポジションになるわけですから、その利点と欠点を放置するわけにはいかないでしょう・・・。
レイトポジションというのは、先ほどの通り有利なポジションです。人のチェックを見ればベットで人をフォールドさせることができ、人のベットに対しては、じっくりと自分のアクションを決定することができます。無駄なベットというのは特に減ってくることでしょう。
こういう場合は、プリフロップでの初手のカードのしぼり方は、より甘いものであるべきでしょう。つまり、ルースなプレー(ゆるいプレー、タイトの逆)になるわけです。

同様に、アーリーポジションのプレーヤーは、タイトなプレーを要求されるでしょう。初手のしぼりにおいても、それは同様でしょう。さらに、先にアクションをおこなうわけですから、相手の裏をかくプレーが要求されるかもしれません。裏の裏をかくプレーをしているのではないかと、それぐらい思えるプレーができれば、ポジションの悪さも吹っ飛びます。悪い手を持っているから、チェックするだけでは、すぐにはじき出されます。ヘッズアップ(2人だけになったとき)になった時などは、特に・・・。まぁ、鬼ブラフしてれば同様にはじき出されますけどね。

これが『基本』なのだと私は思います。ただ・・・、ベット、レイズというのはそんな、基本では語り切れないでしょうね・・。たとえば、自分のすぐ後ろにプリフロップでもガシガシレイズするアグレッシブなプレーヤーがいれば(レイザーのことではなくね)、たとえ自分がディーラーズポジションにいても、プリフロップで、そう安易な手でコールしてしまうと、その後すぐレイズされる危険がつきまとうわけです。まぁ、どんなときでも駆け引きの腕次第・・・・。

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第12回 コールの心、引きずられるカード

コールというのはお金を出してついていくこと。どうしてコールするのか。パッシブなプレー以外では、次のカードが見たいからです。レイズとフォールドの材料がないとき、それがコールだとも言えるかもしれませんね。

では、あなたがレイズ・ベットをためらう場面というのはどんなときでしょうか。基本的に相手の方が、いい手を持っていそうなときや、あなたの手が余り強くないと思えるときでしょう。では、そこで、あなたはなぜフォールドせずに、コールするのか。その理由はあなたが、あなたの手の発展性に賭けているからです。あなたの手は次に出るカードによって、より強くなれるかもしれないのです。そして、相手の手よりも強い手を手にすることが出来るかもしれません。

重要なのは、手の発展性なのだと私は思います。その手の、発展性、そしてその発展性が実現する確率。そういったことを計算して、コールことが有利だと思えるのならば、まだ行けると思うのならばコール。

はっきり言って、ODDSを無視した、無駄なコールこそが資金をむしばんでいくと私は思うので、勇気を持ってフォールドすることは、もちろん重要でしょう。夢ばかり見ていても儲からないわけですから・・。

あなたがコールされる立場のときには、ボードを読む作業が今度はつきまとうわけです。なぜ相手がコールしてくるのか、相手が何を持っているのかそれを、ボードやアクションから読んでいく。たとえば、4フラッシュとか、オープンエンドのストレートてんぱい(3456などの両端があいたストレート待ち)などをもっているのか、はたまた、なにかペアを持っているのか。とにかく、相手にしてみれば、その段階で相手を引きずっていくカードがボード(真ん中の場)に出ているわけです。

コールするというのは、何かを持ってはいるのです。レイズされるよりも、時にはいやなものです。さらに言うならばパッシブなプレーヤー、スローなプレーヤーのコールは、レイズと同様だったりしますから、さらに怖いです・・・。

ただし、初級では何でもコールする方(真性コーリングステーション)はいますしね。むしろ、何でもコールする人なのかどうかを、先に判別しないと・・。


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第13回 いつフォールド?

初めのうちに悩むのは、私はここでした・・・。いつフォールドすればいいのか。

今回は私のテキサスホールデムを始めたころのお話をまじえて・・。

最初の頃は、初手が何でもフロップを見に行く時期がありました・・・。最低限ゲームの出来る、ルールを覚えたての頃です。まだ、「しぼる」ということも、「読む」ということもわけもわからない頃です。みんなその状態でしたから、私はなんかよくわからないけど、勝ってました。
その後、しぼると言うことを知りました。その後は、狂ったようにしぼりました。つまり、降りまくりました。本当に勝てそうなスタートハンドのみに反応です・・・。当然降り率は急上昇・・・。でも、儲けも減りました・・・。
さすがに、マイナス収支は逃れましたが・・・。まぁ、それも初級のゆえんでしょう。
その後、もうすこし、ボードリーディングについて考えてみました。ポジションについても、同様に・・・。
その後は、少し、プレースタイルがゆるまりました。そして、儲けも増えました。

これが私のいつフォールドするかという、推移です・・・。

おそらく、行き過ぎたプレースタイル(しぼりまくる)でプレーを続けていれば、普通のポーカ−テーブルなら、間違いなく、マイナス組です・・。

どこまで行っても、ポーカーにつきまとうのはバランスだと思います・・。
そのバランス感覚を、私は勉強していくような気がします。まぁ、トーナメントの場合はまた別の技術が必要なのでしょうが。

とりあえずは、相手のアクションと、コミュニティカード(真ん中のみんなに共通のカード)から、相手の手を読み始める。さらにその読みの材料が広がっていき、自分が行くかどうかの計算材料も、どんどん増加していきます。自分のポジション、相手のポジション、人数、相手のプレースタイル、自分のそのテーブルでの信頼、ポットの大きさと自分の手の発展性。

どこまで相手のカードを細かく予想できるか、そして、ポットと確率を考えて、ODDSを計算して、ついていくことが、理にかなっているのかどうか・・・。最終兵器はそこら辺でしょうか・・・・。

『たまたま勝てることがあってもしょうがない!!むしろ勝てない方が多いなら降りちゃおう。』ポーカーはこれからまだまだ続けて行くわけですから・・。長い目で見て勝てるプレースタイルが、私は好きです・・。

・3枚出ても弱いスタートハンドはだいたい弱いまま!
・ターンは1枚だけだよ!
・リバーは高い1枚だよ!
・ポットが低いときは無理しても、意味なし

そこら辺が、私がポーカーを始めた頃、最初に感じたことでしょうか・・。


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第14回 『ナイスリバー』の果てに

リバーとは、真ん中に出されるコミュニティカードのうち、最後の一枚。
『リバーに救われる・・・』ポーカーをすればするほど、その機会は多いことだと思います・・・。

リバーで逆転して勝ったときにみんなから祝福(呪い)の言葉がかけられます・・。
『ナイスリバー』数限りなくその言葉を受けてきました・・・。
そして、そんな勝利の時に受ける脳天のしびれには、本当に酔いしれます・・。

『ナイスリバー』のために、ポーカーをしている・・・。そんなプレーヤーが出てくるのもおかしくはありません。一発逆転で、大勝利。ああ、すばらしいですね・・・。

ただし、ナイスリバーを狙うときこそが、一番力量が問われているのでは・・・・。そんなことも思います。

リバーというのは最後の一枚・・・。それっきりです。さらに言えば、リバーを見るには、他のカードを見ることに比べて高いお金がいります・・・。ターンの時の、倍の単位で掛け金が上げられるからです。本当に、高価なカード・・・、それがリバーでしょう。何が出るかはわかりません・・・。もしかしたら、カンチャン待ちストレートがずっぽりきまるかもしれません・・・。

確率的にめったに起こらないことに、高いお金を払うことは、収支マイナスになり始める第一歩・・・・。単純な考え方ではそうでしょう・・・。ライブはそれ一回こっきりの勝負ではなく、無限に続く勝負のうちの一つにすぎない勝負の繰り返しなのですから・・・。

まぁ、5678のような、両側があいた、ストレート待ちはともかく、それ以外のストレート待ちや、ストフラ完成以外逆転無しとか、44などのポケットペアから3カードへの成長にすべてをかけるとか・・・、怖いですねぇ・・。

ただし、『どんなにリバーが高価だとしても、行くべき時に行かないでは勝利無し』これは事実です。フォールドだけでは、負けはしないが勝利も無しです。どこかで行かなければなりません。

他の時に比べて、一番気になってくるのは、ポット(みんなのそれまでの掛け金)の大きさ。大きいポットには、それなりについていく価値があります。逆に、危険を冒して、リバーで逆転勝利して、ポットが小さいのでは、シャレになりません・・・。自分が払うお金と、次に自分が望むカードが出る確率と、そしてポットの大きさ、ここら辺が主要なポイントでしょう・・・。つまりはここでもODDSです!!

勝負に出て、『ナイスリバー』が出なかったら?
素直に、あきらめましょう(^_^;)

確率的に正しいプレーを続けているのなら、いつかはプラスになれる・・・。神様は平等だと信じて・・・・。ライブは無限にチャンスがあるのですから・・。
まぁ、追いかけられる側にとっては、ナイスリバーはバットリバーですけどね(^_^;)

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第15回 カードのドラマ

ポーカーでは、様々な泣き笑いがあると思いますが、今回は一つの例を考えながら、それについて。カードにドラマがあるということを考える上で重要なことは、常にナッツを頭に入れておくことだと思います・・・。(ナッツ:一番強いハンド)これがテキサスホールデムの基本というか、初めの一歩だと思います(ある人に言わせれば常識^^。賛成!!)。ナッツを頭に入れておかないと、自分がどのくらいのハンドを今つかんでいるのかわからなくなります。たとえストレートをつかんでいたとしても、それがナッツでなければ勝てないことだって充分あるのです。逆にストレートやフラッシュなどではなく、自分の役が3カードの場合だって絶対に負けないハンドだということが確定している場合もあるわけです。

*以下の表記の仕方:
h=ハート s=スペード c=クラブ d=ダイヤ x=なんでもよい
つまり 7c=クラブの7 Th=ハートの10 Ks=スペードのK Jx=Jならどれでも


1、フロップ


この場合のナッツ(一番強い手)は、
10xQxのQハイストレートですね。
次に強いのは、
10x7xのJハイストレート

次は3カード、JJ、99、88を持っている人
以下2ペア、ワンペア

また、ここで次のカードが見たい人というのは
Txを持つ4ストレートの人
スペードを2枚持っている4フラッシュの人
である。

特に4フラッシュの場合は、AまたはKを持っているかどうか、つまり、ハイカードでフラッシュが出来るかどうかは、大人数がコールしていく場合などには問題になってくるので注意である。

この段階でQハイストレートが出来ていても、フラッシュを相手につかまれれば、それまで!
という、逃げる方には、いやなカードである。
追う方は追う方で、コールするのに出費していく展開でもある。


2、ターン


さて、ここでのナッツハンドはどうなるのでしょうか。
TxKxのKハイストレートがナッツ。
次はTxを持つQハイストレートです。

残念ながら4フラッシュの人は完成はなりませんでした。
代わりに、ハートの4フラッシュを持つ人が、出てきました。

フロップでナッツハンドを持っていた人にとっては、なんの得にもならないリバーが出てきて大損です。


3、リバー


さぁ、みんなのお待ちかね、リバーの登場。
ナッツハンドはなに?

ナッツは
10hJhのストレートフラッシュ!!

次が88の4カード

次はフルハウス。
QQを持つ人が、フルハウスのナッツ。
以下JJ、99、8Qと続く

次はハートのフラッシュ
Aを持った、フラッシュがフラッシュのナッツ

その次はストレート、3カードetc

ここで、おもしろいのは、フラッシュ待ちの人のもっとも望まないペアが発生してきて、大胆なベットができないと言うことです。
(ストフラは、ともかくとして、ペアがあるとフルハウスの可能性が出てくるからです。)
リバーが3sだったら、もちろんA持ちのスペードのフラッシュがナッツだから、話は簡単なんですけどね。

まぁ何ともおもしろいカードというのは、たまに出てくるものです。
8Qなんて言うのを持ってた人はフロップでは8のワンペアだったのに、ターンで2ペア、リバーでフルハウスになってしまいました。
逆に最初に、ストレートを完成させた人は数多くの敵が発生するカードが、ターン・リバーに出てきました。

ああ、ドラマティックかな。


ドラマティックな展開では、読み合いも複雑化・・・・。

いかに情報を集めるか。人数、テーブルのプレーヤーのタイプ、アクション、ポットももちろん重要です。様々な状況で様々な戦略があるでしょう。

いかに情報を生かすか。なんのためにがんばるのかと言えば、負ける勝負には、無駄な出費をさけたいですし、うさんくさいところ、ポットに見合う勝負の時は強気に出れるようにです。この例でも、ターンを見るにしても、リバーを見に行くにしても、そのカードに賭けるだけの条件がそろっているかどうか。
『小さく負けて大きく勝ちたい』みんな思うことでしょう・・・。

読み合いの問題は、『相手がどんなプレーヤーなのかという人間観察』を含むでしょうし、これはとてもアナログな部分でしょう。『相手が自分をどんなプレーヤーと思っているか』も反対に問題になるでしょう。

『あらゆる意味で、人をだまさないプレーヤーはいない』
というのは、ポーカーでは常識??

実にドラマティックでおもしろい勝負があっても、あなたの行動は3種類のボタンを選ぶだけ。
単純なほど奥が深い・・・・


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第16回 ああ、ストレート

ストレートというものに、どんなイメージをお持ちでしょうか。

僕にとってはストレートというのは、いろいろ難しい問題をはらむ割に、差しきった上で大勝ちできることが少ない手・・・・そういう印象です。

難しいというのは、いったいどういうことが難しいのか・・・。

まず、上位の役の完成があることです・・・。
たとえば、コミュニティカードの中に、ペアが出てくれば、フルハウスくらいは常識的にあり得ますし、同じスーツが3枚以上出てくれば、フラッシュにも警戒しなければならないからです・・・。

たとえば

ターンまでで以上のようなコミュニティカードが出てきて、

手持ちの札が


だとして、リバーで


というコミュニティカードになれば、自分はストレート完成ですが、ハート待ちのフラッシュが追いかけてきている場合もあるのわけです・・・。

さて、どうしたものでしょうかねぇ・・・困ったものです。

次に難しい点は、ストレートというのは成立しても、ナッツストレートでないと、また勝ちきれないということです・・・。たとえば、上記の例でも、最終的に”ストレート”のナッツは、9Tを持つJハイストレートですが、56を持つ8ハイストレートまであるわけです。

上記の例では、フロップまでは、ストレートのナッツだった8ハイストレートは、リバーでJハイストレートにお株を奪われてしまうわけです。このように展開次第では、ストレートのランクが、ざっくり入れ替わってしまう場合があるわけです・・。

ああ、困ったものです・・・。

あとは、リスクが高い分、安いポットでは儲けが出てこないということも困りものです・・・。人数の少ないショートでは、ストレートを狙うのが、果たしてお得なのかどうか・・・・。

まぁ、結局は、ナッツを常に頭に入れることと、次に出てきて欲しいカードと、出てきて欲しくないカードについて考えること・・・。出てきて欲しくないカードには、考えることは多いと思います。さらに、ポットとリスクとポジションの計算。そこから始まるのではないでしょうか・・・。

なるべくなら、次のカードを見せずに勝ちたい・・・・
そんな役な気がします・・・。


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第17回 トーナメントのススメ

ポーカーの楽しみ方は、ライブ形式だけではありません。トーナメントというものもあるのです。

ネットでも無料でトーナメントができるところはあります。このHPでは紹介しませんがどこぞのリンクにあるはずなので探してみてください。

トーナメントの基本的なルールは、20人参加だったら、20人に同じ額だけのチップが与えられて、勝負開始。チップがなくなった人は、ゲームオーバー。最終的に、全員のチップを奪った人が優勝です。なお、時間が経つと、ブラインドが上昇するので、何も考えずにのんきにプレーしてると、いつの間にか勝負できなくなっていたりします。

ライブというもののワンゲームが、無限に続く勝負のひとこまに過ぎないのに対し、トーナメントでは、勝つかまけるかの一回勝負の面が、多分に存在すると思われます。また、トーナメントでは一度使ったチップは勝たない限り返ってこないので、勝負について行き過ぎれば、勝てる勝負の時に、チップがなくなってしまいます。

トーナメントは、本当に複雑な要素が絡み合っています・・・。それだけにいろいろな戦術論があると思います。ライブとはまた違う面白さのあるゲームです。

JO氏のサイトに、多くのヒントがあると思います。

トーナメントがおもしろいと感じられてきたら、あなたは十二分にポーカーにはまっていると思われます・・・。もう抜けられないこと請け合いでしょう・・・。もうワンステップ進んで、オフ会に参加することをおすすめします。

私が参加しているのはStraddle杯です。名古屋の大会にも一度参加しました。
生のチップを握るのは面白いですし、顔を見てプレイするのはまたいいものです。

というわけで、れっつ、ぷれい、トーナメント!!
そして、関東オフでお会いしましょう^^



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第18回 日本フラッシュ党

何を隠そう、フラッシュが好きです。フラッシュにはロマンがあります。泣きもあり笑いもあります。
今回はそんなお話。

「あら、フラッシュって強いのね・・・。」
ネットポーカーをはじめたての僕は、その言葉とともに、『日本フラッシュ党』に入党しました。とは言っても、フラッシュの狙い方は、至ってシンプル。おなじスーツ(スペードとかのことね)のカードが2まいきたら、とにかくフロップ(最初に出てくる3枚)を見に行く。それで、4フラッシュが出来たらリバーまでついていく。もちろん、ターンリバーで出来なければ、ほぼ撃沈です。

「あら、そんな野蛮な事しなさるのね」
今の僕は、当時の僕にそういう言葉を送るでしょう・・・。フラッシュにも強弱があるんですのよ。あなたよりも強いフラッシュがいたらどうするんですか?あなたがAまたはKを自分の手に持っているのならともかく、フラッシュをつかんだとたんレイズの限界まで挑戦するのは、ちょっとリスキーです。相手が単なるレイザーならともかくね・・。
カードを最初にしぼる時点で、フラッシュならある程度、ランクの高いカードを持っていないと、コールする人数が多い場合などは特に不利です。

「あら、4フラッシュって幻想ね・・」
4フラッシュというのは、あと1枚同じスーツが来れば、フラッシュになれる状態です。これは、もちろん役じゃありません。はっきり言えば、「ハイカード」、つまりはぶたです!!ワンペアよりも弱いです。フロップで4フラッシュになっても、ターン、リバーで、来なければ、どうしようもない・・それが4フラッシュです・・・。
つまりは4フラッシュで強気になるのは危険思想です・・・。あら、こわい・・。

「あら、あなた確率ってご存じ??」
実はフラッシュは、4フラッシュになってもなかなか来てくれません・・・。確率が物語っています。フロップ4フラッシュからフラッシュが完成するのはリバーまでで35%といったところです。ターンで4フラッシュの場合には、リバーで完成するのは20%。4フラッシュからフラッシュが完成して勝つのが多いときは、「憑いてる」ときで、勝ってなきゃおかしい状態だとも言えるかもしれません・・。

「あら、あなた今は”新”日本フラッシュ党なのね」
いろいろありますが、たとえ4フラッシュをつかんでいても、降りるべき状況は充分にあります。フラッシュは出来たらラッキーくらいの時もあります・・。自分の収支にとって、今、フラッシュを狙うのが得策なのかどうか、次のカードを見に行くのが得策なのかどうか・・・・。
”それでも見たいよ、たーん、りばー”
それが本音。でも勇気を持ったフォールドが”新”日本フラッシュ党の信条です。

まぁ、フラッシュに一途に恋をするのは、いろいろと障害があるようです。
ODDSに見合ったフラッシュをねらいましょうね
恋は障害があるほど燃え上がるというのなら、どうぞ・・・・・・・。
わが党は$の保障はしませんが・・。


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第19回 ポケット・ペアでGO!

『スタートハンドでペアが来る。』
AAだの、88だの、44だの・・・・・。
まぁ、良くあることです。
それがポケットペアです。

まぁ、私は、結構好きです。ポケットペア。あたれば、でかいですから・・・^^

どんなペアが出来ているにしろ、
『スタートハンドの段階ではどんなバラバラのカードよりも強い!!』
これが事実です。

ただ、フロップを見られれば、22や33や44なんて言うスタートハンドの優位性は、ヒットして3カードにならない限り、すぐに吹っ飛びます。基本的には、フロップで3カードヒットでもしないと、打ち合えないでしょう・・・。フロップ見ないで、降りるのも、基本戦術でしょう・・・。

逆にAAというカードは、相手にワンペアがヒットしても、まだ優位性が揺らぎません。KKもAがコミュニティカードに出てこなければ、それは変わりません。QQ、JJも同様。ただ、それは、相手がワンペアの時です。相手が2ペアで自分がワンペアになれば、相手が2と3の2ペアだろうがなんだろうが、自分の負けです。基本的には、3カードヒットでもしない限りは、相手に次のカードを見て欲しくはありません。まぁ、それもテーブルの状況次第ですが・・・・。

中位のペアの場合は、もちろん、上位のカードがコミュニティカードに出てくれば、ワンペアから警戒する必要があります。危ないと感じたときは基本的に早めにダウンでしょう。

スタートハンドのペアは、フロップで3カードヒットしてくれるか、3カードから、さらにフルハウスが完成するか・・。はたまた、ヒットせずに何とか逃げ切れるか・・・。
そんなところが運命でしょうか・・・・。

フラッシュ目、ストレート目、上目のフルハウス目などのある、コミュニティカードが出ているときは、あなたが3カード、フルハウスを完成させても、気にかけなければいけないところでしょう・・・。アクションとボードを見て、頭をひねりましょう。3カードが出来ていて、勝利が確定的でない限りは(つまりは、コミュニティカードに相手がゲットしそうなストレート目やフラッシュ目があるときは)、とにかく相手に次のカードを見せないのが、基本でしょう・・・。まぁ、確定的なら、スロープレーも一考ですが・・。まぁ、テーブル次第ですけどね・・・・。

『3カードが当たるか、当たらないか。あたりゃでかい。』
私の、中位以下のポケットペアへの心はそんなところ・・・・。
まぁ、いろいろ割り切って打てる手だと思います

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第20回 とりあえずまとめ+運・技術

さて、好き勝手なことを書いているこのコーナーも、20回目に到達したので、とりあえず、少し総括を・・・。

ここに書いてあることはもちろん、僕自身の勝手な考え方です^^。
ですが、ネットでポーカーを始めた方々とは、同じ立場から成長(?)した一員だと思っております。つまりは、ポーカーというふっかーーい世界に入門したあとに考えはじめるようなことを書いているつもりです。
自分自身偏ったプレーヤーであるなぁと言う思いもありますが、まぁポーカーを始めたばっかりな方はもちろん、一緒にプレイする方々もよりおもしろくポーカーが出来たらいいなぁとそんなことを考えて書きました。

ちなみに、このコーナーには戦略らしい戦略はありません。
感想みたいなものが連ねてあります。専門的な計算などは、僕には出来ませんし。
もちろん、戦略がここにないのは、僕がそんな戦略なんておこがましいものを発表したら「はずかちい」というのと、システム化した戦略なんて持ってないと言う理由からです。でも、見ていくべきいくつかの点は、抜き出したつもりです。
だから、エッセンス^^です。実際のゲームの中でエッセンスをうまく見て考えていくことで、戦略も生まれてくるものかと思います。
ほんとかな・・・^^

私が尊敬すべきプレーヤーと、オフでポーカーできる機会も増えてまいりました。
そう言う方々とプレイしてはじめに感じたことは、『運を口に出すには、自分は未熟すぎる』ということでした。

もちろん、運というものは勝負にはあるものです。
ですが、運を跳ね返す実力・技術はポーカーにおいて、多分に存在するのです。
僕は負けたときに『ついてなかった』と、そう言う考え方はとてもできません・・・。
「カードが良くて勝つ事が出来た。」そういうゲームもあります。
でも、『運』というものが流れるものなのか、引き寄せられるものなのか、宿るものなのか、逃げるものなのかは知りません。誰にもわかりません。僕は論じません。

ただ、技術は磨くことが出来ます。
僕は、オフでそういった技術を見る機会を得ることもできました。

このコーナーが、技術を磨きはじめる、そんなきっかけになったらいいなぁと・・・

とりあえず、そんなところが、20回目の「とりあえず」のまとめです。

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