2月1日(Fri): カードリーダー

デジカメや携帯電話を何台か買い替えてくると、それに合わせて手持ちのメモリーカードの種類も増えてきました。だんだんサイズが小さくなるのに反比例して容量は増えて来ました。小指の先くらいのカードに一昔前のパソコンのHDDより大きなデータが入ってしまうんだから驚きます。デジカメの写真を街のプリント屋さんで出力する時は、一枚のカードにまとめて持って行くと便利です。そういう時には、種類を問わず使えるUSB接続のカードリーダーがあると便利。そう思ってどんな製品があるのか調べていました。いやまあいろいろあること。30種類以上のカードが使えるものも珍しくない。そのかわり、本体のあちこちに挿入スロットがありますけどね。できることならmicroSDカードのような小さいカードでもアダプターを使わずに挿せるものがいいよね。USBケーブルが本体に収納できると散らからないかな。本体にカードをしまっておけるものもあるんだ。ほほう、複数のカードを挿すと同時にアクセスできるのもあるのか。迷うなこりゃあ。

2月2日(Sat): 自転車

自転車を買い替えました。コタロが座れる自転車を買ってから、近所へ3人で自転車で出かけることが増えました。そんな時、もう一台はかなり錆が来てる古い自転車でした。パッと見茶色の自転車かと思うくらいで、自転車置き場に並べるのがすごく恥ずかしかった。そしていい加減にゴムが弱ってきていて、毎回乗るたびに空気を入れる必要がありました。安物を買った割りによくもった。もう買い替えてもよかろうということになって、自転車屋さんに行って、店頭に並んでいるお値ごろのものから即決しました。コタロの自転車を選ぶときはあちこち見て回ったのにね。今日、スポーツクラブに行くのに初めて町田まで往復してみた感想は快適でした、と言いたいところだけど、正直思ったほどではなかった。ハンドルとサドルの位置関係がしっくり来なくて、いまいち違和感がある。まあ激しく乗るようなタイプではないから、実用上は問題ないんだけれど。真冬の寒風の中、暖かい格好をして汗をかかない程度に、のんびり走るのも悪くありません。

2月3日(Sun): 積雪

初雪はすでに降っていたけれど、今日はとうとう本格的につもりました。朝起きたら外は一面真っ白。しかもまだ雪は降り続いている。これが会社に行く日だったら大変でした。こんな日は家でジッとおとなしくしているはずはなく、外に出られないか様子を伺っていました。ちょうど車の定期点検の予約をしていたので、とりあえずディーラーまでは行ってみようということに。外に出てみたら思ったより雪は深くなくて、大通りはもちろん家の前の道もほとんど不安無く走ることができた。途中にマックでお昼。店の外に子供用の遊具があるんだけど、さすがに今日は使用中止。でもコタロは遊ぶんだと大騒ぎ。寒いからと言っても聞かない。外に出したらやせ我慢してでも遊んだかもしれない。道路の雪はほとんど心配ないので、その足でいつものジャスコへ。こんな日は人も少なくて、ではなく、こんな日だからこそ人がたくさんいたようで大混雑でした。コタロに長靴を買ってあげようと見たけれど、すでにほとんど売り切れ。皆さん準備がいいのね。

2月4日(Mon): ぱこそん

MacBookの前に座っていると、ニコニコしながらコタロが寄ってくる。本当にうれしそうな顔なんですよ。「すいませーん」って言いながら。なんですか?ってとぼけてると、「とーます、みる?」「でぃずにぃらんどは?」とぶつぶつ言いながら膝の上に必死に上がる。で、液晶画面に正対すると、またこれが本当に嬉しそう。いまやりたいことがあるんだからダメだって言っても全然聞きやしない。まあ嬉しそうな顔を見ちゃう時点でこっちの負けなんですが。トーマスの公式サイトはこっちが飽きたので、プラレールの上をトーマスが走る映像をYouTubeで見せてみた。画像は粗いし、ピントはあってないし、カメラはぶれるし、残念だなあと思っているんだけど、コタロはジーッと見てる。終わるころになると、画面に出ている関連動画の一覧を指差し「これ、みる」ってキリがない。見かねたかみさんが助け船を出してくれて、こっちおいでと言ってくれた。コタロは「やだぁ。ぱこそんやってるでしょぉ」だって。微妙に言い間違えているのがおかしい。

2月5日(Tue): N700系

前回、出張で新幹線のぞみを利用するときに時刻表を調べて500系に乗りました。そして今回はまたわざわざ、N700系に乗りました。現在「のぞみ」に一番多く使われているのが700系。500系と最新型のN700系は本数が少ないので、乗りたいなら時刻表で確認する必要があります。N700系は700系のマイナーバージョンアップ版という位置づけなんでしょうが、見た目も性能も違うんだから新しい番号を振ればいいのにね。紛らわしいし、言いにくい。N700系は700系の快適さと500系と同じ最高時速300kmを出せる高性能を併せ持ちます。それならぜひそれを体験したい。そして乗ったという証拠を写真に撮って、コタロに自慢したい。という思いで、ネクタイを締めたサラリーマン姿で崎陽軒のシウマイ弁当をぶら下げ、新横浜駅のホームの端っこに立って携帯電話を構えていたのは私です。立派な鉄っちゃんでしょう。乗った感想はですね、なるほど揺れが少ないような気がしました。足下にノートパソコンに便利そうなコンセントがあったのに感心しました。

2月6日(Wed): ぼつ焼き

鈴鹿サーキットにほど近い近鉄線の平田町駅の近くに「ぼつ焼き」という豚の横隔膜が名物の焼き肉屋さんがあります。昨夜は泊まりがけの出張だったので、仲間と連れ立って行ってきました。平日の夜なのに賑わっている人気店なんだそうです。丁稚どんのでっかい人形がお出迎えしてくれる店構えも変わっていますが、店の作りもかなり凝っています。本当は何階建てなんでしょうか。焼き物はぼつ焼きから始まって、モツ系まで一通り頼みました。つけダレが変わっていて、見た目がすごく濃い。タレに浸かったお肉はぼつ焼きもロースもカルビも見分けがつきません。もっと言うと生焼けでも焦げてても見た目は変わりません。味はちょと甘みがあって独特ですが、嫌いじゃありません。近所にあればちょくちょく通いそう。ほほ肉のツラミが美味しかったかな。帰り際、入り口に飾ってあるサイン入りの色紙に気づきました。サーキットが近いだけあってレーサーのサインがたくさんありました。で、中にセナのサインもあったんだけど、本物なのかな。

2月7日(Thu): 別館

出張の話をもう一つ。一泊の予定だったのでビジネスホテルに泊まりました。ネットから予約するときに同じ値段で本館と別館という二つのプランがあり、詳細を見ても違いが分からなかった。さてどっちにするか。新しく作ったのが別館で、そっちの方が新しくてきれいなんじゃないか。そう思って別館を選びました。確かに新しいのは間違いなかったけど、選択は間違っていた。別館って、本当に別の建物だったんですよ。フロントから廊下沿いの裏口を出て、駐車場を抜けたところに2階建ての建物があった。賃貸アパートみたいな規模ですね。入り口に扉があってすぐに廊下。一階にずらりと並ぶ一番手前が自分の部屋でした。何が間違いだったかって、部屋が寒い。もちろんエアコンはありますよ。だけど廊下が寒いから30度に設定しても暖まらない。部屋はまだしも風呂とトイレが寒いんだよね。そのホテルには本館の大浴場がウリの一つなのに、寒空のもと浴衣を着て駐車場を歩くなんて考えられない。窓からの景色はともかく寒いのには参った。

2月8日(Fri): メーリングリスト

スカッシュサークルの仲間の連絡にメーリングリストを使っています。サークルができたての頃は電話の連絡網を作っていたことからすると、簡単に全員に連絡を出すことができて便利になりました。登録しているのはパソコンのメールもあれば携帯メールもあります。ところが、最近特定の携帯電話会社のアドレスに届かないことがあるんです。よく分からないのは、同じメールでも人によって届く場合と届かない場合がある。届くんだけどものすごく遅れることもある。今のところ、送信できないとエラーメッセージが管理者宛に戻ってくるので、状況はある程度分かるのですが、不便極まりない。携帯側で積極的に受信拒否をしているわけではないので、おそらくどこか知らないところで、迷惑メールフィルターに引っかかっているんでしょう。とりあえずは個別に再送して対応しようと思っていますが、いちいちそれじゃ面倒です。何かいい方法ないですかねえ。他のメーリングリストに乗り換えたとしても状況は変わらないような気がするし。困ったなあ。

2月9日(Sat): 雪道の運転

町田の友達の家を久しぶりに訪問。高校時代から何かと縁のある同級生で、今もたまたま近くに住んでいるという巡り合わせです。午後3時過ぎに到着して、お茶を飲んで夕食をごちそうになりました。これから話も盛り上がりそうで、コタロもまだまだ遊び足りなかった頃合いだったけど、今日はそんなに悠長なことは言っていられなかった。夕方から降り出した雪があっという間に積もっちゃったんです。その家は坂道の途中にあるので、雪がひどくなると帰れない。いくら4WDの車とは言えノーマルタイヤでは限界があります。結果的には無事に家に着いたんだけど、向こうの家を出る時が一番危なかった。上り坂がちょっとカーブしてて、ゆっくり行ったら登りきれなかったので、ブレーキを踏んだら横滑りした。一旦バックして2回目の挑戦で乗り越えたけど、後ろで見てた友達も心配しただろうなあ。スミマセン。そこを乗り越えた後は安全な道を選んで帰ったので、坂道の上り下りもあって時間はかかったけど、焦ることはありませんでした。

2月10日(Sun): マックグリドル

マクドナルドの朝のメニューは昼間とは異なります。ずっと昔からマフィンはありました。そこに最近マックグリドルが加わりました。最近って言っても発売がいつだったか思い出せないくらい前だったような気もします。大々的な広告を売って、新しい味だとアピールしていたのを記憶しています。ずっと気にはなっていたんだけど、なかなか食べる機会がなかった。朝、マクドナルドに入ってもコーヒーを飲むくらいですから。それをとうとう、お昼ご飯をマクドナルドで買う機会があって、食べることができました。袋から取り出した印象は、おやと思うくらい小さいということ。パテがはみ出すくらい小柄だった。かじってみるとパンに蜂蜜?が塗ってあって、確かにハンバーガーともマフィンとも違う味わいでした。でも冷めちゃっていたのでいまいち味はわかりません。冷めたハンバーガーも嫌いじゃないけど、印象は全然違いますからね。グリドルも作り立てだともっと美味しいんだろうか。そのうち、機会があれば温かいのを食べてみたいと思います。

2月11日(Mon): 電車

電車が大好きなコタロだけど、車での移動が多い我が家ではあまり乗る機会がありません。なのでたまには買い物へ鶴間へに行くのに電車を利用してみました。もちろん帰りは荷物が増えるから、かみさんが一人で車を運転して行って現地で合流することにしました。ウチからぶらぶらコタロと歩き出す。あちこちで立ち止まってはキョロキョロするので時間はかかったけど、駅まで文句言わずに全部歩きました。たいしたものだ。ホームのベンチに並んで座って電車を待つときも、電車に乗って窓の外を見てるときも、ずっと行儀よくしてた。まあそんなに長い時間じゃなかったからかもしれないけれど、これなら電車で遠出するのも気楽にできそうだね。すれ違う電車を見ていちいち小田急線だと喜んでいたら、あっという間に鶴間駅に到着。駅からまた歩こうかと誘ったらさすがに拒否されて抱っこになっちゃった。まあでも終始ご機嫌でした。かみさんと合流してからひと回り店内を巡って、ご飯を食べて買い物をして車で帰宅。途中ですっかり熟睡でした。

2月12日(Tue): 広角レンズ

一眼レフカメラを買ってから写真を撮る枚数が増えました。大きくて持ち運びは大変だけれど、なるべく頑張って持って行くようにしています。屋外の散歩だと、標準セットのズームレンズを付けて行きます。広角から望遠までカバーできるズームレンズはやはり便利です。ただし屋外など明るい場所での撮影ならいいのだけど、少し暗くなるとつらくなってくる。標準セットのレンズは明るくないので、光が少ないとシャッタースピードが遅くなってしまいます。そこで屋内での撮影がほとんどの場合、追加で買った単焦点のレンズを付けます。絞りを大きく開けられるので、手ぶれも少なくなるし、背景をぼかした写真が撮りやすくなります。こうやってレンズを交換しながら写真を撮れるのが一眼レフのいいところです。次に欲しい交換レンズはより広角側です。後ろに下がらなくても広い範囲が移せるので、面白い写真が撮れる。例えば建物を丸々一枚の写真に収めることができます。レンズメーカーから続々と新製品が発表されているので楽しみです。

2月13日(Wed): 書類

会社の机の上には書類が乗っています。それらを一切無くし、すべてを引き出しに納めて鍵をかけて帰る。それが社内ルールになることが近いと言われています。一つは情報保護の観点から。いくら部外者が入る可能性が低い会社の中とはいえ、社内の資料を放置しておくのはよろしくないという理由です。もう一つはスペースの節約。一枚では薄い紙でも積み重なればそれなりの空間を占拠します。空間を使えば賃料がかかる。見る可能性の低い資料や、何年も前の古い資料の為にお金を使う必要はないと言うわけです。納得できない部分もあるけれど、机の上をすっきりさせることに異存はありません。何を入れたか覚えていない引き出しや、背ラベルを付け忘れたファイルを見直して、かなりの量の紙の資料を捨てました。中には迷ったのもあるけれど、ほとんどは捨てても全く問題のないものだった。確かにそんなものを大事に取っているのは無駄でした。でもね、そうやって片付けてもどうしても机の上がごちゃごちゃしてるんですよ。何故でしょう?

2月14日(Thu): のぞみ1号

名古屋に出張でした。朝8時半に集合だったので、前泊でもよいと言われていました。しかしビジネスホテルの固いベッドより家の方がよく眠れるし、のぞみ1号に乗れば間に合うということが分かったので、頑張って早起きしました。家を出たのは5時過ぎ。さすがにこんなに早く家を出たことはない。当然まだ外は真っ暗です。夜の電車と似ているけれど、早朝のガラガラの車内はちょっと異様な感じがします。新横浜で新幹線に乗る頃になって、ようやく空が明るくなりました。新横浜のお弁当の売店は朝6時から営業しています。朝食を買い求めるたくさんのサラリーマンが行列を作っていました。そうなんです、思ったより車内は混んでいました。皆さん早朝からご苦労様ですねえ。名古屋までは1時間半足らず。あっという間だけど、今日はすぐに寝ちゃったせいか、いつもより短く感じました。つまり名古屋駅の近くなら、ウチから通勤できないことはないということが分かったわけで、万が一名古屋に転勤になっても家から通えるね、って無理だって。

2月15日(Fri): コンフィダント・絆

確か昨年末に届いていたんだけど、適当に見るのはいやで、一通り見終わった時にはもう2月も半分を過ぎていました。まあそれはともかく、例によって三谷幸喜さんのパルコ劇場作品です。物語の舞台はパリ。若き日の画家達が集まるアトリエでの出来事です。特典映像のインタビューでおっしゃってましたが、この作品は笑いが主体ではありません。だから今回の収録は観客が無い状態で行われました。その代わり観客がいるときには不可能なカメラワークを駆使して迫力の映像を作ったとのこと。確かにその意図は分かりました。でもどうなんでしょう。観客の反応がないのはやっぱり臨場感に欠けます。それがちょっと残念でした。三谷舞台は音楽も素晴らしい。今回も生演奏も手がける荻野清子さん作曲のテーマソングがよかった。ただ主人公の名前を順に並べてるだけなんですよ。それを堀内敬子さんが歌うと実に印象的なこと。見終わった人が口ずさめるような曲を、というのが三谷さんのリクエストだったそうですが、まさのその通りでした。

2月16日(Sat): カレー

町田市役所のそばにカレー屋さんがあります。コタロが生まれる前はちょこちょこ行ってたんだけど、さすがにずっと行けなくなっていた。欧風とかタイ風とかカレーの種類も多く、大辛なんて本当に辛いんだけど、たまに食べたくなる味です。最近コタロも徐々にカレーを食べ始めたので、試しに行ってみようと言うことになった。子供でも大丈夫ですかねと相談したら、マイルドカレーなら大丈夫じゃないかって味見をさせてくれました。コタロはぺろりとなめて「辛くないっ」て。よしそれなら安心だね。こういう相談は他にもあるのかな。辛さの味見をさせてくれるなんて初めての経験です。(おそらく)ご夫婦でやっているお店なんですが、これまでにも色々フレキシブルな対応をしてもらって助かっています。初めての本格的なお店のカレーにコタロも満足してくれたかな。こちらも本当に久しぶりに辛いカレーを食べられて満足です。これなら夢民のカレーも行けるかも。いやまてよ、あそこのカレーは素でもかなり辛かったから難しいかなあ。

2月17日(Sun): ラグビー

社会人ラグビーのトップリーグも終盤を迎え、リーグ戦上位4チームのトーナメントによるプレーオフが始まりました。その準々決勝のひとつ、三洋電機対東芝府中の試合を秩父宮ラグビー場まで観に行きました。リーグ戦全勝で1位の三洋に4位の東芝が挑むという構図。しかし思いのほか接戦となりました。後半、東芝はこつこつと点数を積み上げて行きます。そこに絶妙のインターセプトからの独走トライが決まり、勝負あったと思いました。1トライ1ゴールでは追いつけません。残り時間もあとわずかです。もちろん三洋は怒濤の攻撃を仕掛けてきます。グランドを広く使った攻撃に思うように時間を消費できない東芝。とうとう残り3分で1点差に追いつかれた。しかしもう時間がない。三洋の攻撃をあと1プレイしのげば勝利というところで、東芝ゴールの左隅に三洋が潜り込んだ。東芝も押し返す。ピーというレフリーの笛は、逆転のトライを告げる高らかな笛でした。劇的な幕切れにしばらく興奮が冷めませんでした。やっぱりラグビーすごいよ。

2月18日(Mon): おでかけ

ということで、昨日はコタロと都内へ出かけることになりました。長い間の電車やラグビー観戦に飽きずにいられるか。それがポイントです。電車に関しては思いのほか平気でした。電車が動いていれば満足するみたい。外を眺めたり、車内の様子を窺ったりしながら楽しそうでした。でも他の人を指差しながら「ほら、みんな寝てるよ、ほら」って言うのは恥ずかしいからやめなさい。その反対にラグビー観戦はだめでした。以前行ったサッカーはまだ大人しくしてたのに。ボールが見えにくいから理解しにくかったのかなあ。膝の上を拒否して一人で椅子に座ると聞かないと思ったら、すぐに立ち上がってふらふら行っちゃう。自由席のスタンドを上から下へ、左から右へと全然じっとしていない。かみさんと交替で後ろを追いかけて回りました。さすがに観戦?疲れで、青山から新宿まで乗ったバスの中で寝ちゃった。窓際で静かに外を見てるなと思ってたら、力尽きて膝枕でコテン。まあ仕方ないね。コタロに刺激いっぱいのお出かけだったことでしょう。

2月19日(Tue): 階段

おださが駅前ビルは1階から3階までに商業施設が入っています。最近のビルらしく、外見はオーソドックスなんですが中は凝った構造になってる。2階から3階にかけて吹き抜けがあって、その天井はガラス張り。夜しか行かないと分からないけど、おそらく昼間は明るい日差しが差し込んでいることでしょう。ビルの中はさほど広くないのにエスカレーターが3か所にあって、その他にエレベーターや階段もあります。ただちょっと分かりにくい。慣れてきたから分かるようになったけど、最初は1階に行くにはどこ?エレベーターはどこ?とウロウロしちゃいました。さて、よく立ち寄る本屋さんから家に帰るには、実は外階段を使うのが便利です。3階にある本屋の脇に出口があって、そこから地上まで階段で下りる。ちょっとしたTIPSでしょ。でもね、その階段がちょっと危ない。低い位置に間接照明しかないので、ステップがかなり暗い。初めて降りた時は足もとが見えなくて踏み外しそうになりました。酔っぱらってるときには使わない方がいいですよ。

2月20日(Wed): 一本化

次世代DVDの規格が実質上一本化されることになりました。先日も書いたとおり、選択肢がなくなったことはこれから購入を考えている消費者にとって良いことだと思います。ただしエンジニアの端くれとしては、政治的な駆け引きで一本化されるに至った感じなのが残念です。パートナーだった映画会社が背を向けた。小売業者が商品を置かなくなった。たとえ技術的に優れている面があっても、見るコンテンツがなければ、または機械が売れなければ、生き残れません。過去には二つの規格を融合して一本化する動きもありました。それが実現していればよかったのにねえ。商品としてそれなりに売ってからの撤退ですからねえ。一種の裏切りです。ユーザーはHD DVDプレーヤーが壊れたら持っているコンテンツが見られなくなる。例えばレコードはいまだにプレーヤーを売っているはず。ならばHD DVDも、という望みは叶わないんでしょう。そうそう、かつて東芝はビデオでもベータ陣営だったそうで。こういう規格争いには向いてない企業なのでしょうか。

2月21日(Thu): イージス艦

自衛隊のイージス艦が漁船と衝突して沈没させてしまいました。乗組員の方はまだ見つかっていません。冬の寒い海に放り出されたわけですから、一刻も早く救助されることを願っています。暗い夜の海で起きた事故でした。漁船を発見してからどのように事故に至ったのか、再発防止も含めてきちんと調査してほしいと思います。今回の事故の報告が遅れたことについても非難が高まっています。野党から責任者として大臣の罷免を求める動きもあります。しかし、それでは辞めますとなったらそれで満足なんですかね。他の誰かが大臣になったら事態が好転するんですかね。それとも自分達が代わりにやる気でもあるんですかね。それよりも先にやることがあると思います。ところでアメリカは、制御不能になった人工衛星を大気圏外で爆破したそうです。そのミサイルを撃ったのもイージス艦。そんなすごいことができる船だと感心してしまいました。撃ち落とす前に、スペースシャトルが帰還するのを待っていたとか。宇宙も身近になったんですねえ。

2月22日(Fri): 邪魔

奥田英朗さんの「邪魔」を読み終えました。最後は駆け読んだと言った方がいいかもしれません。奥田さんが直木賞を受賞した「空中ブランコ」はユーモア小説ですが、この「邪魔」と「最悪」という初期の犯罪小説は、同じ作家とは思えないくらい趣きが異なります。普通の主婦が夫の放火事件をきっかけにどんどん深みにはまる。7年前に妻を亡くした刑事が悪循環に巻き込まれる。二つのメインストーリーが少しずつ交錯しながら、エンディングまで駆け抜けます。文庫で上下巻に分かれる長編ですが、一気に読んでしまいました。最後の結末にはすっきりしないところもありますが、読み応えがあったことは間違いありません。主婦も刑事も、守るべき人がいたから深みにはまりました。悪意はないんだけれど、事態はどんどん悪い方に向かって行く。あながち自分とは関係ないとは言いきれない、こわい話です。この小説は映像化されていません。きっと難しいでしょう。もし実現したとしたら、主婦はキョンキョン、刑事は役所広司さんを推薦します。

2月23日(Sat): 散歩

かみさんが家で片付けをしたいというので、コタロを連れ出すために二人で散歩に出かけました。日差しはあるけど午後から風が強くなっていたので、自転車では寒かろうととりあえず駅前まで歩く。はずが、抱っこしろと言われてずっと抱っこだったっけ。駅から電車に乗って町田へ。僕はショルダーバッグが欲しかったので、思いついた店を片っ端から連れ回しました。もちろん時々はコタロが好きそうなところにも立ち寄って、飽きさせないようにしています。それで分かったんだけど、コタロは自分の興味があるところは駆け出すように歩くくせに、つまらないところでは抱っこをせがむ。体力温存か?まったく要領がいいんだから。そのまままっすぐ帰るのもつまらないし、町田で買えないものもあったので、横浜線で古淵まで移動。そこから時間を合わせてバスで帰ろうと思ったんだけど、あいにくちょうどよいバスがなくて、やむを得ず、かみさんに迎えに来てくれとヘルプ。最後は作戦失敗だったけど、コタロと二人で出かけるのも問題なさそうだね。

2月24日(Sun): 毎度のことで

朝からいつものスカッシュの練習会。行く途中、ファミレスにモーニングと食べに寄ったんだけど、そこから会場へ行くのに裏道を一本間違えて、知らない道をあさっての方向に向かってしまった。すぐ近くだったから時間ギリギリにファミレスを出たので、ちょっと焦っちゃった。油断大敵です。練習会自体は、今回は人数が少なめだったからか、いつもより時間が長く感じました。練習会のときはコート2面を3時間借りています。普段スポーツクラブに行くときは、体を動かすのはせいぜい1時間から2時間程度ですから、単純に考えても倍くらい長く動くことになります。だから最後の方は足が全然動きません。腕はさほどでもないのでラケットをぶんぶん振ってボールを叩き付けるけど、次のボールに追いつけない。一本ラリーをすると次の一本は休んで、の繰り返し。3時間程度へちゃらで動き続けて、さらにその後スポーツクラブに行ったりしたのは若かりし頃の話です。これから気持ちを入れ替えてしっかり体力付けるぞ、といつも思うのだけど。

2月25日(Mon): おばか

いつの間にか「おばかタレント」というジャンルができたようです。「クイズヘキサゴン2」には毎回たくさんの解答者が出ますが、主役は博識なタレントではなく珍回答を繰り出す方。毎回、事前に行っているテストで下位にランクされるタレントです。解答が分からなかったら何も書かなくてもいいと思うんだけれども、無理やり変な答えを書いてそれでいじられる。まあ期待を裏切らない解答ぶりです。例えば、彼らに難しい漢字に読み仮名をつけない問題文を読ませ、それを聞いて答えを考えるコーナーは面白い趣向だと思います。でもこの路線には限界があります。まず彼らは、笑わそうとしているのではなく、笑われているのであって、普通に考えれば面白いはずがない。タレントとして先のことを考えればメリットはありません。しかし毎週クイズを続けていれば、そりゃあ知恵も知識も付くでしょう。でも普通に解答できちゃうと彼らの存在意義が薄れるからって、無理やり珍回答をひねり出したり、できないフリをすることになってませんかね。

2月26日(Tue): 三寒四温

三寒四温というのでしょうか、厳しい寒さの中に温かい日があったりして、少しだけ春の気配を感じるようになりました。会社の建物の前に水場があります。ここずっと毎朝凍っていたけれど、ふと気付くとそうでない日もあります。また厚手の上着を着て歩くと汗ばむこともある。寒い冬ももう少しで終わります。朝の日の出も早くなりました。家を出る時間もすっかり明るい。そりゃそうです。あと一か月もすれば春分になるんですから。3月に入るとひな祭り。我が家にもなっちゃんのひな人形があります。なるべく毎年飾るようにしているのだけど、だんだん難しくなってきました。ひとつは物が増えて置き場所がないこと。もう一つは、いたずら好きなコタロの餌食にならないような場所が少ないこと。そして僕自身が平日はもちろん、休日に時間を割かないこと。たまには風に当てないと人形にもよくない。コタロに言い聞かせれば、興味を持ってもむやみにいじって壊したりはしないかなあ。だけど、その前に、散らかったおもちゃを片付けねば。

2月27日(Wed): 携帯市場

携帯電話の家族間通話が続々と無料になっています。先行するSoftbankが順調に顧客を獲得するのを傍観できず、auもDocomoも追随しました。auを長年使ってきている我が家もその恩恵を受けられると思ったのですが、現状では契約の条件が合わずだめなようです。今でも無料のCメールでほとんど用事は済んでしまっていますから、わざわざ契約変更をするまでもないという結論に達しました。日本の携帯電話市場は世界的にみると異様だと言われています。例えば本来高価な端末をタダ同然で売り、その代わり通話料で儲ける仕組みがそうです。日本の携帯電話メーカーは何社もあります。しかし世界規模のシェアではどれもマイナーな存在。ユーザーの要求とは別のところで年間数百台の新製品を投入し、限られた日本市場のお客を取り合っています。ここにきて言われているのは、基本料金の引き下げや無料通話の拡大で通信業者が疲弊しているということ。それらを実施するたびに売上が下がるわけです。何か違うよね。いつか正常に戻るんでしょうか。

2月28日(Thu): 丸かじり

犯罪小説を一気に読んだ後は気楽なエッセイが読みたい。そう言うことで東海林さだおさんの「食パンの丸かじり」を手に取りました。雑誌に連載されているシリーズものなので、もうかなりの数が出版されていて、僕も本屋で平積みになっているのを見つけては読んでいます。第何巻みたいになっていないから順番を気にする必要がない。シリーズものは一から順番に揃ってないと気持ちが悪い。そんな僕みたいな人間にとっては助かります。本の中身は食べ物に関するエッセイです。しかも独特の視点から取り上げたものばかり。東海林さんは漫画家でもありますから、各話に添えられたイラストを見るのも楽しみの一つです。お店に食べに行くときも、普通の取材とは違う。普通のお客さんとして言って、その感想を書いています。今回の中では「一万円のカレーを食べる」とか、「かけうどんとかけそばを同時に頼んだら?」とか、「麺屋武蔵で食べた」という話は、普通のグルメ記事ではあり得ない視点です。ちなみに僕は「都こんぶ」は大好きです。

2月29日(Fri): 禁止禁止禁止

道路交通法が変わり、自転車に乗っての携帯電話やヘッドフォンで音楽を聴くことが禁止されます。もちろん安全を考えてのこと。危ないから法律で縛ろうというものです。基本的には文句はありません。でも自転車に乗って散歩しながら音楽を聞くのはよくやっていたので、それが禁止されるのはちょっとショックです。車を運転しながらの携帯電話使用はすでに禁止されています。次は自転車です。このまま行くとランニング中や歩行中の携帯電話使用も禁止されるんじゃないかな。電車やバスの中では携帯電話で通話をしないことがマナーになっています。飲食店もそうです。理由は周りがうるさく感じるから。だからいずれ、人が近くにいるところ、すなわちデパートや公共施設などの建物内、繁華街、地下道、エスカレーター、住宅街で通話することも禁止されますよ。同じ理由で。じゃあ携帯電話を使えるのはどこか。考え方は喫煙と同じ。ならばいっそのこと街中に電話をかけるための小部屋を作ったらどうだろうか。電話ボックスの復活ということで。

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