しのぶの戯れ言

日々の出来事から

1999

8月1日(Sun): エアコン

頼んでおいたエアコンの工事の日でした。リビングと寝室に1台ずつ設置してもらいました。リビング用は単相200V仕様の14畳から17畳タイプ。能力に幅があるのは木造とマンションの違いだそうで、木造の方が効率がよくないそうです。うちのリビングはキッチンとダイニングとOAスペースまでつながっているので、合わせると約21畳分の面積があります。さらにリビング8畳の上は吹き抜けになっているので、単純に計算すれば能力不足かもしれませんが、とにかく家庭用で一番大きいサイズのものを選びました。実際ちゃんと冷えるかどうか心配していたのですが、とりあえずはそこそこ涼しくなっています。ただ、暖かい空気は上に溜るので、吹き抜けの上の部屋は余計に暑く感じますけれどね。寝室に付けたのは100V仕様の8畳から10畳タイプ。あらかじめ開けてあったホース用の穴の位置が合わずに苦労していました。2台とも作業は一人でやっていました。暑い中汗をかいて作業をして、部屋が涼しくなったら帰るのですから、皮肉な仕事です。

8月2日(Mon): コート予約

今通っているスポーツクラブのスカッシュコートは、一週間前から一コマ30分予約ができます。平日夜に行っても予約で一杯になっていることがあるので、最近はトレーニングが終わる時に次に行けそうな日の予約をして帰ることが多くなりました。行けば誰かしら知り合いがいますので相手には事欠かないし、都合が悪くなって行けなくなってもキャンセル料も取られないので、とりあえず名前を書いています。しかしそうは言っても、ちょっと疲れているなと感じても、コートの予約をした日は頑張って行ってしまいます。今日も実はそんな気分でした。9時半からコートが使えるので軽く運動しようというつもりで行ったのですが、気が付いたらTシャツが汗だらけでした。風邪を引かないように着替えたものの、また少し運動して、結局くたくたになるまで運動してしまいました。習慣とは恐ろしい。帰る時、次のコートの予約をどうしようかと考えましたが、さすがに反省して少し日を空けた木曜日にしておきました。何故か肩の荷が降りたような気分です。

8月3日(Tue): 迷惑

他人に迷惑をかけてはいけません、というのに異論はないでしょう。しかし知らず知らずの内に迷惑をかけているケースはよくあります。例えばタバコ。周りに人がいるところで歩きながら吸う人がいますが、煙りをまき散らしいているのに気付かない。例えば大きなバッグ。電車の中で大きな鞄を肩に掛けて立っている人がいますが、後ろにいる人の顔に鞄を押し付けているのに気が付かない。例えば携帯電話。静かな車内で大きな着信音を鳴らす人がいますが、近くの人に不愉快な思いをさせているのに気付かない。例えば車の運転。住宅地の細い道をスピードを出して走っている人がいますが、住民に恐怖を与えていることに気が付かない。例えば酔っぱらい。いい気分になって大声を出したりはしゃいだりする人がいますが、しらふの人に冷めた目で見られているのに気が付かない。どれとは言いませんが、実は自分も思い当たることがあります。でも、このような事って周りから注意すると、時には逆効果になりますよね。何とか分かってもらう方法はないものかしら。

8月4日(Wed): 野球放送

今、楽しみにしているドラマがあります。毎週必ず録画して、コレクションの一つに加える予定です。早い話し小泉今日子主演のドラマなんですけどね。毎週水曜日の9時からスタートする予定なのですが、この時期困るのが前に野球中継が入ること。まず必ずと言っていいほど放送時間が延長されますよね。ドラマは全部の回をつなげて撮るつもりなのに、予約録画にしておくと見たくも無い中継が間に挟まってしまうのです。ですから時間前にビデオの前でスタンバイして、始まるのを確認しないと安心できません。今日は9時前まで家の近くのスポーツクラブに行きました。テレビで野球放送を流しているので、それを気にしながらトレーニングしようと言う訳です。案の定、9時15分前で試合はまだ6回です。9時に録画がスタートしないように、急いで家に帰って録画時間を変更しました。結局30分経っても試合は終わらず、野球中継も尻切れとんぼで終わりました。録画の方も無事にスタートさせることができて一安心です。

8月5日(Thu): 財布

宮部みゆきさんの「長い長い殺人」という推理小説を読みました。10個の短編を組み合わせて全体で大きなストーリーを構成するという、かなり技巧的な作品です。それぞれの短編に共通しているのが、話しを語るのが主人公の財布であるという点です。常に人のそばにあって、その人が体験する出来事を知ることができ、それでいて所詮は「物」ですから客観的な物の見方ができるという、面白い着想です。時計や鞄はちょくちょく変えても、財布をそう頻繁に変えることはないですからね。巻末の解説によると、犬などの動物の目から見た小説はあるが、純粋な物が語り部になる話しは初めてではないかということでした。ところで、今自分が使っている財布は、いつから使っていたんだろう。小銭入れと札入れをいつも持ち歩いていますが、いずれにせよもうずいぶん長いこと一緒にいるような気がします。財布から見たら僕はどういうように見えるんでしょうね。安月給でいつも中身が寂しいとか、レシートばっかり溜めないでくれって文句をいってるかもしれません。

8月6日(Fri): フライツァイト

最近暑いのでゆっくり湯舟に入ることも少なくなりがちでした。でも今日は仕事から帰ってから、新百合ヶ丘のスポーツクラブとスーパー銭湯の複合施設のフライツァイトに行って、のんびりしてきました。エグザスの会員資格でお風呂の施設も使えるので、本当に今日はトレーニングなしでお風呂だけにしました。普段は入らないサウナで汗を流し、露天風呂で頭を冷やし、はたまたジェットバスでマッサージをして体をほぐし、風呂上がりに休憩室のソファーで横になると、いつのまにかすやすや眠っていました。本当はそこで飲むビールが最高なのですが、車で行ったのでそれは我慢です。それでもとてもいい気分でした。暑い夏、休みで家にいてもただ汗をかくか、エアコンを全開にするかしかありませんから、そんな時はこんなところに来て一日過ごすのもいいかもしれません。スポーツクラブはお盆の時期休館するところも多いのですが、今日確認したところフライツァイトは通常営業しているそうです。買い物ついでにお風呂に入る。いかがでしょうか。

8月7日(Sat): 夏祭り

今週末は家の近所のあちこちでお祭りがあります。嫌いじゃないので明るいうちから出かけました。まずは米軍座間キャンプの祭りに行くつもりでしたが、その前に駅前の商店街のお祭りを覗きました。始まったばかりでまだ人も少なかったのですが、そこで夏の祭りにはかかせないうちわをゲットしました。そのまま電車に乗って座間キャンプへ。普段は入れませんが、この日は一般に解放して盆踊りや花火もやるそうです。中に入ったのは初めてでしたが、アメリカと日本がごちゃまぜになっている雰囲気は面白かったです。出店もたくさんあって、日本円と米ドルが使えました。先日の旅行で余った米ドルを持っていたので、これ幸いとばかりにせっせとドルで買い物をしました。手数料を取られて換金するよりかなりお得ですからね。そこを出てから最後に本厚木の鮎祭りに行きました。ここでは県央最大の花火大会を見るのが目的です。人もすごかったですが、その中で約2時間ばかり、壮大な花火に見とれました。やっぱり日本の花火師はすごいです。

8月8日(Sun): 髭

あまり髭は濃くない方ですが、それでも一週間も放っておけば無精髭がかなり目立つくらいにはなります。仕事がらあまりお客さんと会うこともないので、結構そのまま会社に行ってしまったりしています。本来ならちゃんと毎日剃るのが身だしなみなのでしょう。しかしこのところの暑いので、朝起きると汗びっしょりになってしまいます。そうなると電気カミソリのすべりもよくないのでやりません。起きてからすぐにシャワーを浴びるのですが、その時ついでにシェーブフォームとカミソリを使ってと思っても、時間がかかるからと思ってやっぱり省略してしまいます。それなら夜、シャワーを浴びる時に剃ればいいかもしれませんが、大抵はスポーツクラブでシャワーを浴びています。しかし濡れたカミソリを持ち歩くのが嫌なので、ヒゲ剃りセットは持って行かないんですね。そんな感じでしばらく放ったらかしにすることが多いのです。そのまま伸ばしても奇麗に生え揃うこともないのでただ汚いだけだとは思うのですが、どうもこの時期は面倒なんですよねえ。

8月9日(Mon): 寿司屋さん

寿司屋のかみさんおいしい話という本を読みました。題名から察する通り、夫婦二人で切り盛りする東中野にある寿司屋さんの日常の話しを書いたエッセイです。美味しいネタの話しからお店の一日やお客さんの事など、二十年以上営業して来た間にあった事を紹介しています。白身魚の昆布しめがどうのとか、煮ハマの作り方のこつとか、おかみさんが一番好きな寿司ネタの話しとか、読んでいると思わずよだれが出そうになります。寿司屋さんは寿司を握るのももちろん大切な仕事ですが、河岸で魚を仕入れてからそれを下ごしらえするのも大切で、手間のかかる仕事だそうです。またナマ物を扱うからこそ掃除にはとても気を使うそうで、毎日店を閉めた後に念入りに殺菌消毒までするそうです。ただ、全体を読んで、ひとつだけ首をかしげたのは値段の話し。そこの店ではネタの値段表を貼り出していないそうなのです。うちはそういう店だからそれなりのお客さんが来てくれればいいという考えみたいで、僕らの様な小市民は回転寿司に行けってことなんですかね。

8月10日(Tue): はけ塗り

家の机は引越してから直ぐに無垢の天板を買ってきて、足を付けて作りました。ナチュラル指向でなかなかいいので、ついでに座卓も同じようなものにしようかなと思っています。ただその上で食事をしたりするので、何も塗装をしない訳にもいかないでしょう。クリアか多少色の付いたニスを塗ることになるでしょうから、その小手調べで小さなテーブルを作ってみることにしました。寝室のベッドの脇に置くサイドテーブルが欲しかったので、先日ドイトで安く売っていた輸入家具キットを買ってきました。組み立てる前に着色水性ニスを塗ってみようというわけです。まずは粗目の紙やすりを使って、表面を滑らかにします。軽く拭いて乾かしてからいよいよニスを塗ります。はけを使うなんていつぶりでしょうかね。最初は少しずつやっていたのですが、その内だんだん思いきり塗るようになって、気が付いたら手が真っ黒でした。いやーでも手を動かして物を作るのは楽しいです。次は一度乾かしてから重ね塗りです。楽しみ楽しみ。

8月11日(Wed): インターネット通販

スカッシュ用のシューズは半年くらいでぼろぼろになります。足を踏み込む動きが激しいからですが、それだけ足に負担がかかっているということでもあります。足の爪に血豆ができたり皮が剥けたりすることもありますし、バスケットシューズのようなソールの厚い靴を履いていると足首をねん挫してしまうこともあります。日本ではあまり専用のシューズの種類がないので、先日何人かでまとめてアメリカのインターネットサイトから通信販売を試みてみました。カタログを見ながら商品を選び、クレジットカードの番号と送付先の住所をインプットします。すると翌日には注文を受けたという確認のメールが来て、そのとき送料も知らされます。それから待つことほぼ一週間。商品は無事に手元に届きました。実際に物が来るまでは心配だったのですが、こんなに早くに来るとは思っていませんでした。カードの決済はまだなので実際の換金レートは分かりませんが、日本で買うよりおそらく安い値段でお気に入りのが買えたのですからなかなか便利です。

8月12日(Thu): 新しいシューズ

明日から仕事もお盆休みです。とは言っても7月に長い休みを取っているので、金曜日から月曜日までの短い休みです。こんな時くらい久しぶりにスカッシュ三昧になりたいのですが、あいにくとスポーツクラブも明日からお盆休み。それなら今日は思い切り楽しもうと思って、夜8時頃クラブへ行きました。夏休み中の人が多いからか、心なしか会員さんも少ないようで、コートも空いていました。昨日受け取った新しいシューズも試してみたかったので、なるべく長くコートに入っていました。いつも一緒にプレーする仲間が帰った後も一人でやっていたら他のメンバーさんから少し相手してくれませんかと声がかかり、結局閉館ギリギリまでコートにいました。今日程多くの人とスカッシュをしたのは久しぶりでした。ところで新しいシューズの具合はというと、思ったより甲が高い靴で、ワンサイズ小さいものにしたのにかかわらず、まだ緩めでした。ソールもまだ固いので、履きやすくなるにはもうしばらくかかりそうです。

8月13日(Fri): 時刻表

小田急線の時刻表が変わってほぼ一ヶ月が経ちました。通勤に利用する電車の様子もだいたい分かってきました。朝の電車はほとんど時間の変更はなかったのですが、問題は編成が10両から(おそらく)8両になったことです。いままで10両分にゆったり乗っていたお客さんが少ない空間に詰め込まれることになりますから、必然的に混んでしまいます。今までは確実に座ることができたのですが、今はぎりぎりです。9月になってこれに高校生が加わったら危ないでしょう。ところで、毎年時刻改正に合わせて売り出される大きい時刻表の本を買っています。今年も買ったのですが、最近になってその中に誤りがあった旨が駅に貼り出されています。電車の時刻表は分刻みに書かれていますが、実際のダイヤは秒刻みで組まれていて、その半端な秒の切り上げに誤りがあったとか。その数はかなりあるようです。訂正は今後お知らせするとありますが、それなりに売れているはずですし、どうするんでしょうねえ。まさか1年経つのを待ってうやむやにはしないでしょうな。

8月14日(Sat): 大雨

熱帯性低気圧が停滞しているせいで、関東地方を中心に広く大雨が降りました。各地に大雨や洪水の警報が出され、交通機関や高速度道路も寸断されるような状態でした。しかしお盆の夏休みと重なった週末です。各地の行楽地にそれなりに人出はあり、川辺でキャンプをしていた人達が逃げ遅れて行方不明になってしまったそうです。雨で増水した川は手が付けられません。去年も大雨で相模川が増水し、川辺に駐車していた車が多数流されたというニュースを聞きました。今回はそれ以上に深刻な事故です。最悪の事態を予想していなかったこともないでしょうが、それでもまだ大丈夫だろうと高を括っていたのかもしれません。アウトドアブームでキャンプ人口も増えているそうですが、自然に対する甘えが事故を呼んだのかもしれません。まあ、せっかくの夏休みですから、前々から計画していたイベントを中止にする勇気もなかなかないのかもしれません。もし自分が同じ立場にいたら、もしかして同じような被害に合ったかもしれない。雨風はなめてはいけません。

8月15日(Sun): はとこ

先日の旅行でお世話になったかみさんのはとこが、仕事の出張で日本に帰ってきました。ニューヨークで仕事を始めてからなかなか時間が取れなかったようで、今回は久しぶりの帰国だと思います。日本に来てからもすぐに仕事で大阪に飛んでいたようですが、ようやく時間ができたので待ち合わせて食事をしました。久しぶりの日本ですから、アメリカでは食べられない物にしようと色々悩んだ末、夏だけどちゃんこ鍋屋さんに行くことにしました。鍋というと冬の物だと思いますが、夏の鍋もなかなかいいです。たくさんの野菜を取ることができるので、疲れた胃にもよろしいのだとか。だしの効いた美味しい鍋にはとこも喜んでいました。あさって、そのはとこは長年付き合ってきた彼女と籍を入れるそうです。二人とも生活のベースはニューヨークなのですが、国籍は日本なのでちゃんと日本の市役所に届けを出すそうです。僕らとは全く生活のタイプが違いますから、これからどんな生活になるのか想像がつきませんが、とにかく末永くお幸せに!

8月16日(Mon): 日焼け

平塚の海岸でビーチバレーができると聞いて、友人と連れ立って行きました。駐車場は一日500円。コートは9面が常設してあって、ボールは身分証明書を見せれば無料で貸してくれます。海岸と言っても遊泳禁止区域で、コートは海岸線から離れたところにありますから、まず水害の心配はいりません。それでも昨日からの残りの雨を心配しながら、午前中から海に向かいました。幸い海岸に着いた頃は雨は上がり、強い日ざしも差し込むようになってきました。ボールを借りて早速バレーを。ビーチバレーは初めての経験ですが、思った以上に足が動かないですね。ビーチバレーという競技ではなく、ただビーチでバレーをやっただけみたいでした。砂だらけになっても大丈夫なように、水着の上に短パン一丁という格好でやっていました。少しは日に焼けるかななんて思っていたら、とんでもない、帰る頃には真っ赤になってしまいました。こんなに日焼けすることに慣れてないのでたいへんです。身体中ほってって熱いし、体力は奪われるし。つらいです。

8月17日(Tue): 冷たい飲み物

夏場は冷たい飲み物が欲しくなります。冷たいものばかりではお腹を壊したりしそうでそれはそれで心配なのですが、それでも普段より多く口にしていると思います。冷たいお茶のペットボトルも増え、簡単に買えるようになりましたが、家で飲むなら麦茶を煮出すのが好きです。暖かいままでも飲めるような美味しい麦茶を大量に作って冷やしておけば、心置きなく飲むことができます。珈琲にしてもそうで、家でホット珈琲を飲むよりアイスコーヒーを飲む機会の方が増えます。そこで登場するのが、この季節以外はあまり使うことのなくなった水出し珈琲メーカーです。フラスコから水を点滴させるように落として長時間かけて珈琲を出す機械で、5人分を一晩かけて作ります。できた珈琲は容器に入れて冷蔵庫で冷やし、少しずつカップに取り分けて飲んだり、牛乳と混ぜて飲んだりします。普通に淹れる珈琲を冷やしてもアイスコーヒーはできますが、時間をかけてゆっくりと出した方が、すっきりとした味わいになるのです。

8月18日(Wed): 格付け

レストランやホテルのランクを星の数で表したりしますが、最近テレビでやっている芸能人格付けランキングというものが気に入ってます。例えば最高級のワインと普通のテーブルワインを飲み比べ、高い方を当てるといった二者択一の問題が四問出され、それに全部答えられれば一流、一問間違えるごとにランクが下がるという仕組みになっています。答える方はもっともらしい理由を付けて選びますが、こちらは正解を見ながら答える様子を見ていますので、間違えた時の格好悪さが面白いです。中には高級鉢植えとか血統書付きの犬とか、素人目には分かりにくいものもあります。でも答えを聞くとなるほど高い方はいかにも高級そうだと思うのは何なのでしょう。先日は周富徳さんが作ったチャーハンと素人が作ったチャーハンを食べくらべるという問題がありました。周さんとは長年の付き合いだというタレントが、こっちはくどいという一言で周さんのチャーハンを切り捨てました。その様子を見ていた周さんの顔もなんとも言えず面白かったです。

8月19日(Thu): 日焼けその後

月曜日に急激に日に焼いた後遺症に悩まされています。前から多少日に焼けていた腕などはもう痛くないのですが、それこそ何年ぶりに強い日ざしに当たった背中と胸がいまだに赤いままです。今日などはもういい加減皮膚も張りを無くして、ときどきぴしぴしっと皮がつる感じがします。これがまた痛いんです。日に焼けた直後からなるべく冷やした方がいいと言って水風呂に入ったり、日焼け後用のローションを塗ったりしているのですが、それも焼け石に水。ただただひたすら火照りが治まるのを待つしかないようです。こんな様子だから運動する気にもなれません。おそらく汗腺も閉じてしまっているでしょうから、汗も満足にかけないでしょう。今週末はスカッシュの試合があるというのに、このままでは満足に練習するどころか試合そのものも出場できるかわかりません。軽い気持ちで日に焼いたつもりが、とんだ目にあったものです。毎年夏場に白い肌ってのもなあと思ってちょっと色気を出したのが失敗でした。大人しく日焼け止めを使えばよかった。

8月20日(Fri): お風呂の効用

こう暑いと湯舟にお湯を張る回数も少なくなります。ゆっくりと湯舟に一度だけ入るよりも、汗をかいたらちょこちょことシャワーを浴びる方が気持ちいいからです。特に日に焼けてからのこの数日間。熱い風呂はもちろんシャワーも水のような温度にしないと浴びられないと思って、ごくごく簡単に済ませていました。でも火傷をしたら患部を冷やすのは鉄則。それにはシャワーより水風呂に入った方が効果的です。よくサウナは100度でも大丈夫なのに、100度のお風呂に入るとやけどするのはどうしてかなんて話題になりますよね。あれは水と空気の持つ熱容量の違いでしょうから、同じように体を冷やすなら冷房を効かせた部屋よりぬるめの風呂の方がいいはず。そう思って湯舟にちょっと暖まった水を張って入ってみました。するとどうでしょう。体が気持ちよく冷え、ここ数日感じることがなかった安堵感を感じることができました。肩や胸の赤味もこのときとばかり引いてくれます。いやいややっぱり風呂はたいしたものです。

8月21日(Sat): 棄権

日焼けから火傷状態になった肌がまだ落ち着かないので、残念ですが初めてスカッシュの試合を棄権しました。スカッシュの試合はトーナメント式で行わますが、その試合の2週間前位にドロー表が送付されます。そこで相手と試合時間を確認し、当日会場へ向かいます。試合当日は遅くても試合時間の30分前に受付を済ませ、試合の進行表で自分の試合が行われるコートを確認しながらウォーミングアップをします。前の試合が終わると交代でコートに入り、そこで、初めて対戦相手と顔を合わせることになります。しかし何かの原因で相手が来ないこともあります。ルール場はそれで失格ですが、それでも一応しばらく待つことが多いようです。そうなると試合に合わせてテンションを上げてきた相手にも、またスタッフや審判にも迷惑を掛けますから、棄権をするのが分かっているなら早めにスタッフに知らせるのがマナーです。ですから今回は僕も前日に棄権する旨を伝えました。自分の不注意でこの一週間を無駄にしてしまったことをすごく悔やんでいます。

8月22日(Sun): 両親の訪問

引越してからだいぶ経ちましたが、ようやく僕の両親が新居に遊びに来てくれました。仕事の方が忙しかったり、お互いのスケジュールが合わなかったりで延び延びになっていたのです。母親の方はまだ引っ越しの時に手伝いに来てもらったり、旅行の時の留守番を頼んだりと何回か来てもらっているのですが、親父の方は建て前の時に来て以来でした。家ももちろん、近所の様子も珍しいみたいで、昼間にゆっくりこちらに来たのも初めてだったこともあって、自転車を借りてしばらく付近の散策をしに行っていました。慣れてしまったので僕らは感じませんが、近所は方向感覚が分かりにくいんだとか。聞くと駅を中心にしてあちこち走り回っていたようです。そう言うところは親子だなあと思います。僕も知らないところに行くとふらふらするのが好きですからね。夕食は、随分前に来た時に予約の客で一杯で入れなかった日本料理屋へ行きました。遠いところまで来たのですが、美味しい料理とお酒を楽しんでそれなりに満足してくれたみたいです。

8月23日(Mon): デジカメ新製品

デジタルカメラを買いたくて、雑誌やインターネットの記事に注目しています。正直言ってどれにしようか目移りしてしまいます。高機能高画質を選ぶか、軽快性を重視するかによっても選ぶ機種が変わります。今はCCDが200万画素を超える機種がトップクラスなのですが、そこに今日新製品が名乗り出ました。ソニーのサイバーショットシリーズのトップモデルです。光学5倍ズームに動画撮影も可能ななかなか魅力的な製品です。実は今日インターネット上でその全容が明らかになったのですが、今までに少しずつ情報が公開されて来ていました。製品の一部だけを見せ、言葉による説明を最小限にとどめ消費者に期待を抱かせるという、ソニーが得意にしている宣伝方法なのだそうです。製品の仕様を見ると、幾つか僕の希望に合わないところがあります。ソニー独自のメモリースティックを使っていること、単3型電池が使えないこと、光学ファインダーがないことなどです。しかしそれ以上に魅力もあるので、これはしばらく頭を悩ませそうです。

8月24日(Tue): 脱皮

ようやくひどい日焼けも落ち着いてきたので、ぼちぼち運動を再開することにしました。いきなり激しい運動も良くないでしょうから、大人しく有酸素系のバイクをこいでみました。10日ぶりだったのにもかかわらす、思ったより体力は落ちてなく体は軽快に動きます。しかしまだ日に焼けた肌の皮は剥けきっていません。特に肩の周りは表面一面がかさかさになったままです。当然そのごわごわの汗の下から汗は出ませんから、熱がこもってしまうことになります。汗の出ているところと出ないところであんなに温度差があるものだとは思いませんでした。古い皮と新しい皮との間に汗が溜ることもあります。水泡になった部分を潰すとぴゅっと汗が飛び出してきます。面白がって潰していたら、いつの間にか体中の皮がむけてぼろぼろになっていました。これは汚いと思って、シャワーを浴びた時によく落としたつもりなのですが、乾くとむけかけた皮の切れ端がぴろぴろします。見た目も脱皮しているみたいで汚いですが、それ以上に痒いのが辛いです。

8月25日(Wed): 高輪

今日から三日間、都内でワークステーションのシステム管理セミナーを受けます。社内教育でもできるのですが、2000年問題の絡みで急を要すると言うことで、講師を専門のトレーニングセンターにお願いすることになったのです。会場は高輪にあり、五反田から地下鉄に乗って一駅です。家からだと乗り換えも多くて面倒ですが、それよりも朝の9時半から始まるのがたいへんです。ラッシュ時間の上りの小田急線を使わないとならないのですから。初日は様子を見るために少し早めにでかけました。まだ夏休み中なので電車は多少空いているのでしょうか。急行さほどぎゅうぎゅう詰めにならず、しかも登戸で目の前の席が空いたので座ることもできました。新宿から山手線に乗り換えて五反田へ。その時点でまだ時間があったので、とりあえず場所を確認してからどこかで珈琲でも飲んで行こうと思いました。しかし、セミナー会場の周りはせいぜいコンビニがあるくらいで、のんびり座って休めるところはありません。ようは一本裏に入ると住宅地だったんです。結局付近を朝から散歩するはめになってしまいました。

8月26日(Thu): 喫煙店

都内出張も二日目。今日の朝は小田急相模原から準急電車に乗りました。お隣の相模大野で座ることができたので、急行よりは時間がかかるかもしれないけど楽だからそのまま乗っていました。準急電車は登戸まで各駅停車なのですが、覚えている限りでは急行に抜かれたのは1回だけです。意外と到着時間も変わらないようなので、座ることができれば狙い目かもしれないです。さて、今日は昨日の失敗もあったので、五反田の駅に着いて目的地とは反対側の口に降りました。そしてそこにドトールを見つけましたので、ちょっとひと休みすることに。あの類いの店の中は煙草の煙りが充満していることがしばしばですが、この店はその程度がものすごかった。会社に行くまでのひととき思う存分煙草を吸おうという魂胆らしく、みなさんものすごい勢いですぱすぱやっています。席も狭いので、多少吸わない人に気遣ってもらっても焼け石に水。自分の珈琲の上に煙りが吹き掛けられ、珈琲を飲みに来たのか煙草の煙りを吸いに来たのか分からない状態でした。

8月27日(Fri): インストラクター

セミナーも最終日。本来なら一週間かけてやるコースを三日間でやってしまうので、講習は駆け足で進みます。ワークステーションの管理の仕方をマスターするのが目的ですので、一人一台ずつマシンが与えられて、講議と演習を交互に繰り返しながらレッスンが進んでいきます。ワークステーションのOSもここ数年で様変わりしていて、昔のやり方が通用しなくなってきています。それを教えるインストラクターも、バージョンによって微妙に異なる内容を教えるわけで、広い知識が必要です。また受けている我々は少なくともワークステーションを実際に業務で使っていますから、講習に関する質問も具体的な内容になることがしばしばです。一般的な質問ならマニュアルに沿って答えられても、個々の事例に関しては答えきれないこともあります。そんな時は決まり文句で、後で調べておきますと言えばいいのですけどね。いずれにせよ、システム管理についてはなかなかいい参考書がなく、自分で勉強するのも大変です。今回の講習を受けられてなかなか有意義でした。

8月28日(Sat): 東急ハンズ

東急ハンズで大売り出しイベントが開催されています。特別価格で提供する商品を各階に並べ、営業時間も普段より延長しています。普段はほとんど定価で売っている店ですから、厳密に見ればどれだけ安いのか分からないですが、とりあえずいくつか目当ての品があったので覗いてみることにしました。東急ハンズの駐車場は大きくていいのですが、出入り口の位置が悪く、夕方は出庫に時間がかかります。それを考えて今日は東急ハンズの向かいのパソコン屋の駐車場に車を停めました。東急ハンズに行くと、ものすごい人でごった返しています。これは駐車場を別にして正解だったと思いながら、目的の売り場へ。しかし広告で見た時は欲しいと思ったのですが、どうも実物を目の前にして躊躇してしまいました。慌てて買うとろくな事がないし、なんか広告に踊らされているような気がして、結局何も買わずに出てきてしまいました。人が多かったのでそれを見て冷めてしまったのかもしれません。つくづく自分はへそ曲がりなんだと思います。

8月29日(Sun): 練習会

スカッシュサークルの練習会でした。夏休みの最後の日曜日と重なったためか、いつもより参加人数が少なめでした。しかしこんな時に限ってコートの予約が長時間できていたので、結局久しぶりにたっぷり練習ができました。午前9時に集まって、12時位まで基本のショットを繰り返し打つパターン練習。普段乱打や試合形式で打ち合っていると派手なショットを打ちたがってしまうのですが、それは基本のショットで相手を動かしてこそ効果があります。フォアとバックのストレートにクロス。大きいショットに小さいショット。それらを今一度確認します。初心者から中級者へのステップアップのポイントは、多彩なショットが打てることではなく、いつでも思ったところにボールを運べる正確性なのです。昼ご飯も食べずに引き続き参加者全員で総当たりの試合をやりました。ほとんど休憩なしで立て続けに2時間ばかりで9試合をやったのですが、さすがに最後はくたくたになりました。これだけ集中的に練習ができると満足度も高いです。

8月30日(Mon): 偶然の縁

スポーツクラブで知り合ったスカッシュ仲間で、大学病院の看護婦をしている友達がいました。よくよく聞くと、数年前にその病院で亡くなったかみさんの叔母の担当だったということが分かり、偶然ってあるもんだねと言っていました。それからスカッシュはもちろん、色々とおつき合いがあったのですが、この度長年勤めた病院を退職し、地元に帰って保健婦さんに転職することになりました。彼女の実家は茨城県の古河にあるそうで、そこは僕の叔父が住んでいるところです。これも偶然です。次の職場は9月の頭から行くそうで、慌てて引越し準備をしていましたが、今夜とりあえず実家に帰ることになり、その前にうちに顔を出しました。そこで話しをしているうちに、昔彼女と仲良かった友達が田無に住んでいたという話しになったのですが、それってまさに僕らの実家です。これだけ偶然が重なるとは、よっぽど縁があるんでしょうね。少しばかり遠くに行ってしまいますが、これからもまだまだ付き合いは続くような予感がします。

8月31日(Tue): マイナーな車

今、自分の生活に車はなくてはならないものになっていますが、その依存度に反比例して新車情報に興味がなくなってきたような気がします。あるいは5年前からドイツ車に乗るようになり、国産車にはないがっちりとした作りの車に満足しているからかもしれません。国産車で欲しいと思うのはどちらかと言うとマイナーな車になるでしょうか。オープンの2シーターの軽自動車が昔ありましたが、あれは今でも欲しいと思います。そういうマイナーな車は発表時こそ話題を集めても、いつの間にか世の中から去ってしまいます。かつて、日産にラシーンという車がありました。角形の独特なフォルムでコマーシャルにドラエモンを起用して、当時はよく広告を目にしましたが、鈍重そうなキャラクターが案の定受けませんでした。なんでそんなことを思い出したかと言うと、今日、夕方スポーツクラブへ往復している間、自分の前を走っているラシーンを3台も見たからです。懐かしいなあという思いも、3台も続くとなにか無気味にさえ思います。

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