しのぶの戯れ言

日々の出来事から

1999

2月1日(Mon):

敢えて名前を出しますが、近頃、明和地所からマンションの宣伝が頻繁にあります。詳しい話しを聞かないのでどこに作っているのか分かりませんが、きっとウチの近所なんでしょう。以前から新しいマンションが建つ時にはこのような宣伝の電話がよく来ましたが、今回のはかなりしつこい。電話だけでもう5,6回来ている上に、直接インターホンを鳴らされたこともありました。こちらも気が弱いものですから、無下に嘘をついてまで断わることもできません。以前は少しは話しをきいて揚げ足を取ったりしてたのですが、今は本当に家を新築中ですからその旨を伝えて断わっています。でもまた懲りずに電話をかけてくるんです。一体営業マンは何をやっているんでしょうね。ただの時間潰しなんでしょうか。ひどいのは一度断わった5分後にまたかかったりするんですよ。何の名簿を見ているのか知りませんが、ちょっとは考えたらいかがでしょう。今日も平日にもかかわらずかかってきたので、担当の名前を聞いてみました。少しは効果があるかな。

2月2日(Tue):

日本が世界に誇る豪華客船「飛鳥」に乗って世界一周の旅ができます。横浜から出港して、西回りに東南アジア、ヨーロッパ、アメリカを通る98日間の行程だそうです。推理小説家の内田康夫さんが、昨年参加したそのツアーの体験記を本にして出したので、興味半分で読んでみました。彼等は船の中に2つしかないロイヤルスイートの部屋に滞在したそうです。そのお値段は一人1550万円。夫婦で3100万円もする贅沢な旅です。でもその他にも色々なランクの部屋があって、一番安い部屋では約300万円で済むそうです。ひとつの国に行くにも、飛行機で行くより船でゆっくり近づく方が感慨深かったそうです。僕は高校の卒業旅行で、九州までフェリーを使って往復したことがあります。ほぼ一日かかる船の旅には、綺麗な星空や日の出の風景など、飛行機では味わえない感動があったことを覚えています。僕には飛鳥の旅を楽しむ余裕はありませんが、スピード第一主義で見落としてしまったことがないか、今一度確認してみた方がよさそうです。

2月3日(Wed):

新型iMacが発売されてしばらく経ちました。旧型と新型が並んで店に並んでいます。新型はこれからも手に入りますが、旧型は今市場にある在庫で最後です。性能はあまり変わりませんから、少しでも安い旧型が欲しい人は早目に考えた方がいいようです。という話しをしたら、友人がそのiMacを買うというので付き合いました。町田のヨドバシカメラには旧型の在庫が4台あったので一安心。しかし一緒に購入する予定だった拡張メモリの値段が高かったので、その他の店も見に行きました。ところがどこでも本体はすでに在庫切れ。メモリの値段はそこそこでしたが、本体がないのでは話しになりません。再びヨドバシカメラに戻ってきました。ふと見ると旧型の在庫が3台に減っています。わずか30分位の間にまた売れたんですね。それを見てとりあえず本体を確保するのが大事だと感じて、本体のみを購入しました。匡体の大きさに比べ、梱包する箱は意外と大きいものです。店にはウチの車で行ったのですが、iMacの箱はなんとかトランクに納めることができました。

2月4日(Thu):

車の12ケ月点検をしました。半日くらいかかるというので、昼前に車を預け、そのまま電車で出かけて、夕方また取りに来ることにしました。車のディーラーは田園都市線の南町田駅の近くにあります。そこからあざみ野まで行って、地下鉄で横浜に出ました。この日の目的は、前から気になっていたラーメン屋に行くこと。地下鉄の吉野町駅の近くにある「ぺーぱん」という店です。旭川ラーメンは初めてでしたが、スープを一口飲んだ時から大満足。とても美味しかったです。しかしいいことはそう続きません。食べている時に車屋から電話がかかってきました。なんでもパワーステアリングのオイルが漏れているのでユニット交換の必要があり、その他の部分と含めて25万円かかるとのこと。えっ車検でもないのにそんなにかかるんか?まじで?とりあえず冷静になって、緊急を要する修理だけお願いしたので結局6万ちょいで済みましたが、いずれは残りの修理もしないとだめでしょうね。あーあ、GOLFとはいえ外車は維持費が高いのかなあ。

2月5日(Fri):

カナダのBlack Knightというスカッシュラケットのメーカーの日本の代理店である、Black Night Japanに遊びに(?)行きました。二人で切り盛りしている会社なのですが、その二人とも僕らが行っているスポーツクラブの会員でもあるのです。その会社のホームページをMacで作っていて、僕はその相談に乗っているのです。この度新製品のラケットを一挙に5種類リリースするので、それに合わせて内容を更新するつもりでした。しかし予定していた新製品の写真が間に合わず、たいして作業は捗りませんでした。この新しいラケットというのは、今流行りのチタンを素材に使った軽いやつの他に、カーボンや水晶を混ぜたものもあります。テニスのラケットもそうでしょうが、だんだん軽く、振りやすくなっているみたいです。軽ければそれだけボールに与える運動量が少なくなりますから、いかにしてボールが飛ぶように設計するかがポイントなんだと思います。人それぞれ好みもありますが、さすがに5種類も出れば気に入るのがあるものです。新しいの欲しいなあ。

2月6日(Sat):

忙しい一日でした。午前中、年末に亡くなったかみさんの祖母の49日の為に日野のお寺に行きました。お寺と言ってもいわゆる本堂とかいうものはなく、法要を行うホールがいくつかに別れてあるだけでした。これが現代のお寺なのでしょうか。その後お浄めで近くの豆腐料理屋さんへ。離れの個室で美味しい豆腐料理を楽しみました。家に帰り、伊勢原に来ていたという僕の母親がウチに立ち寄ったので、新築現場を案内しました。前に来たのは棟上げの時でしたからその変わり映えに驚いたことでしょう。その母を駅に送って、その足で家具屋さんへ。新築に使えそうなテーブルや照明を物色しました。自分が使う小さな勉強机を探しているのですが、なかなか思うようなものはないですね。その後いつものスポーツクラブへ。翌日のスカッシュの試合に備え、軽い練習で終えました。最後にクラブの仲間と食事へ。繁昌している店に行ったのですが、並んでいる客に神経を配らないのが気に入りません。味はまだしも、がっかりしながら帰ってきました。

2月7日(Sun):

年明け初めてのスカッシュの試合でした。初心者向けの大会でレベルは一つしかありません。実際のところは本当の初心者からかなりの実力者まで、力の差はかなりありました。くじ運が悪いというのは言い訳にはなりませんが、今回もまた一回戦で敗退してしまいました。相変わらず固い動きだったそうです。前回の試合から自分なりには成長していると思っていたし、そろそろ結果が出てもいいだろうと思っていました。たとえ負けるにしてももう少し粘れるつもりだったのに、あっさり負けた自分が情けないです。勝負とは関係無しに、いつもの仲間と気軽にラリーをしている方が楽しいので、自分は試合向きではないのかもしれません。でももう少し挑戦は続けます。さて、週末と合わせて9日間あったリフレッシュ休暇も今日で最終日です。色々やりたいことがあったのに、結局あまりまとまったことはできませんでした。しいて言えばIllustratorを少し使えるようになったくらいかな。でもそれなりに普段と違う一週間を過ごせていい気分転換になりました。

2月8日(Mon):

街に買い物などに出かけて、ちょっとひと休みしたくなると喫茶店を探します。美味しい珈琲を飲める店なら文句はないのですが、中途半端な値段と味ならば、ドトールのような安い珈琲で本来は十分です。本来というのは、そういう店はたいてい店が小さく、しかも喫煙席と禁煙席が別れていないので、店の中が煙っていることが多くてあまり入りたくないからです。その点マクドナルドは禁煙席がありますからまだましなのですが、あそこは椅子も雰囲気もあまり落ち着くものではない。ですから知らない街に行くと喫茶店ひとつ探すのにも苦労します。ところで、もともと喫茶とは、お茶を飲むということですよね。煙草は関係ない。ただ同じような意味で一服するという言葉もあります。普通「ちょっと一服」というと、煙草を吸うという意味の使い方が多いでしょうか。そういう意味では喫茶店で煙草を吸うのは自然なことなのかもしれません。でもね、一服盛るというように使うと、毒薬を飲ませるということなんですよね。

2月9日(Tue):

埼玉県所沢産のほうれん草に含まれるダイオキシン濃度が注目されています。テレビ朝日の放送がきっかけとなって、JA所沢や厚生省、農水省がコメントを発表するという事態になっています。所沢産の野菜が売れなくなり、地元の農家の方にとっては切実な問題でしょう。すでに個人の努力ではどうしようもないですからね。所沢と言えば西武ライオンズの地元として少しは全国に名前が知られているかもしれません。僕にとってはその隣の清瀬市に実家があるので、実はかなり興味を持ってこの問題を見ています。東京の中でも清瀬市のダイオキシン濃度は高いという調査結果もあるそうです。県境は越えるといっても大気にとっては関係ありませんから、やはり安心はできないでしょう。清瀬市はもともと空気のきれいな土地として、結核患者の療養所をはじめ、たくさんの病院があるところです。人間の営みによって出た廃棄物の処理が原因だそうですが、あまりに無責任な環境対策に憤りを感じます。行政の素早い対応を期待します。

2月10日(Wed):

おぜき家は共働きで二人ともスポーツクラブに通っているものですから、必然と夕食の時間が遅くなります。早く帰ってきたらクラブに行って帰りは10時位になるし、遅く帰ってきたら、それはそれでやっぱりその位の時間になってしまうのです。だからといって、お昼から何も食べないでその時間までお腹がすかないわけもないので、運動前は少しお腹に入れてから出かけることにしています。しかしこれが難しい。最近食欲があるのか、その夕方のおやつを食べ過ぎてしまいがちです。例えばパンを1個だけ食べても空腹感は満たされず、ついついお菓子とかをたくさん食べ過ぎてしまうのです。帰ってきてからはまたしっかり夕食を食べますから、これではカロリーの取り過ぎになるのは当たり前です。運動しているのに体重が微増傾向にあるのはそういうところに原因があるみたいです。どうすればいいんでしょう。一つはお腹がすきすぎない内に何かを食べておくこと。もう一つはクラブを休んで夕食を早めに食べるように心掛けること、かなあ。

2月11日(Thu):

静岡の韮山までいちご狩りに行きました。果物狩りにもいろいろありますが、リンゴやブドウと違って、いちごはその場でたくさん食べることができていいですよね。今日行ったところは1200円の料金で30分食べ放題でしたが、およそ90個のいちごを口にしました。でもいちごはかなり水分が多いのか、その後何回もトイレに駆け込むことになりました。天気が悪かったので他に遊びに行く気もせず、そのまま近くの沼津漁港に昼食を食べに行きました。お寿司も美味しそうでしたが、この日は新鮮な魚の刺身やフライの定食が中心の店に行きました。さすがに市場に隣接した店はリーズナブルな値段で、味もグッドで、大満足でした。その後一緒にいった友達の実家でひと休みし、東名高速に乗って家に向かいました。しかしなんと厚木インターから先は雪のためチェーン規制されているとのこと。でも渋滞を避けるために秦野中井インターで降りたのですが、相模川を超えるまではぜんぜん雪など降っていませんでした。やっぱり相模原は雪が多いんですね。

2月12日(Fri):

だいたい週2回くらいのペースで洗濯をしています。平日の場合は前の晩に天気予報を確認して、朝起きる時間に洗濯が終わるようにタイマーをセットしておきます。起きてから乾燥機に入れられるものは乾燥器に入れ、それ以外は外に干してでかけます。今日は前日とはうって変わっていい天気でした。電車の窓から差し込む光は朝も夕方もとても強かった。しかし、家に帰る途中に本厚木で途中下車したのですが、いつの間にかにわか雨が降ったようです。地面は濡れているし、東の空には虹が出ていました。虹を見るなんていつ以来だろうと感慨に耽っている時、家に干してきた洗濯物を思い出しました。せっかく乾いていただろうに、きっと濡れてしまっただろうな。せめてあまりベランダに吹き込まないでいてくれたらいいのだけど。そんな希望を抱きながら再び電車に乗りました。ひとつ前の相武台前駅でもやっぱり地面は濡れていました。がっくりきて小田急相模原駅に降りたら、何故か地面は濡れていません。ところにより雨って本当にあるものです。

2月13日(Sat):

2週間連続でスカッシュの試合でした。場所は相鉄線の緑園都市にあるコータコート。日本でも最大級のスカッシュクラブです。ここには9面のスカッシュコートがあるのですが、その中の3面を使って大会が行われました。その内ひとつは別棟のプレハブにあるコートでした。聞くところによると、今のメインの建物が出来上がる前に宣伝用に作ったコートで、今は主にスタッフの練習用や大会用に使われているそうです。最初の試合はその体験館でした。ここは建物が小さいので音の反響がいつも以上に大きく、音の大きさに反応すると思ったよりボールが飛びません。始めにそのコートでやるとそれに慣れるまで大変です。しかも僕は最近試合で勝てないというプレッシャーもあって、最初しばらく思うように動けませんでした。ウォームアップの様子から勝てるだろうと思った相手なのに、あっというまに点数を離される始末。でも、この日は今までと違ってそこから粘って逆転し、久しぶりの勝利を挙げることができました。いやーよかった。

2月14日(Sun):

予定では先週新築現場にキッチンセットが搬入される予定でしたが、金曜日に見に行った時はまだ入っていませんでした。土曜日に入ったのかなと思って、今日明るい内にもう一度確認しに行きました。結局は昨日の工事はなかったようで、金曜日から何も変わっていませんでした。きっと今週の頭には入るでしょう。今工事は部屋を仕切る壁に下地となるボードを貼っているところです。今まで柱だけだったところが塞がれて、いよいよ部屋の大きさの感じがわかるようになってきました。正直なところ、今まで持っていた感覚より狭く感じるものですね。実際はこれに色々な家具が置かれることになりますから、少し考えて配置しないといけません。また収納もそれなりに作ってはいるのですが、何でもかんでも詰め込むとすぐに溢れ返ってしまいそうです。今は家の中に本棚に入り切らない本とか、吊るして置くことのできないコートとか沢山あります。じきに引っ越すと思って整理をする気にもならないのですが、やっぱり少し捨てないとだめでしょうか。

2月15日(Mon):

ホームページのデザインをそろそろ変えたいと思っています。特に家のホームページは作った時からほとんど変わっていませんからね。ついでにコンテンツも見直して作りたいページも少しずつ増やして行こうと思っています。でもなかなかいいデザインを思い付きません。基本的には軽くて見やすいページにしたいのですが、見栄えをよくするには多少画像や色を使いたいですし、できればワンポイント位なら動きがあってもいいかなと思います。でももともとデザインセンスがないですので、地味なページを作るのが無難なところなのでしょうか。最近、巷ではWeb作製の為のソフトもたくさん出てきています。既存の画像ソフトもWeb用の書き出しに力を入れたものが増えています。かつては手作業で行っていたこともコマンド一つでできたりするので、そういうソフトも欲しくなってしまうところです。でもやっぱりホームページは中身が大切ですから、そういうものに頼らずになんとかリニューアルを実現したいと思います。

2月16日(Tue):

今、月々の携帯電話の契約は、3900円の基本料金に1200円分の通話料が含まれているものです。通話料金は時間帯によらず一定で、最大30分の通話ができます。毎月送られてくる料金明細で確認すると、自分の方からはそんなに電話をかけないので通話料はだいたい基準内で収まっています。その前は、オフタイムプランと呼ばれる契約をしていました。基本料金は3600円で、通話料は通話ごとに加算されますが、平日夜間と土日、休日は通常より料金が安くなります。逆に平日昼間は割り増しになるのですが、日中仕事をしているときには電話をかけないので、それで十分でした。何か月かその二つの料金プランを比較したところ、僕の場合は今の形の方が安くなりそうだったので変えたというわけです。ところで、どちらの料金プランにしても、プチメールは別料金になります。時間帯や送る文字数にかかわらず、一回5円かかります。1月分の料金明細を見るとプチメールで710円かかってます。142回ですか。でも電話をかけるよりは安くすんでいるはずですから。

2月17日(Wed):

寝耳に水とはこのような事を指すのでしょう。通っているスポーツクラブが某大手チェーンに吸収され、新しくリニューアルすることになりました。噂では会員が減っていて経営が上手くいっていないとかも聞いていましたが、まさか本当にそうなるとは。4月から一月半の改装期間に入り、新しいクラブに変身するそうです。ジムも広くなるし、スタジオも増えるし、ここまで聞けばいいことだらけです。しかしどうにも信じられないのが、いまままで2面あったスカッシュコートを無くすということ。それも今日封書で届いたその案内の中にたった1行、「改装にともないスカッシュコートは廃止となります。愛好家の方には誠に申し訳ありません」ですって。スカッシュをする人は沢山いたし、それなりにクラブに貢献もしていたはずなのに、たったそれだけで終わりです。上層部が何をもって不要と判断したのか、その位の説明があってもいいのではないでしょうか。迷惑がかかるのは僕ら会員とそれに直接かかわる現場のスタッフです。それを無視するかなあ。

2月18日(Thu):

浅田次郎のエッセイ集の第4段、「勇気凛々瑠璃の色、満天の星」を読み終わりました。このエッセイは週刊現代に4年ほど連載されていたものです。浅田氏は、連載が始まった時はまだ無名の小説家でしたが、その後「鉄道員」で直木賞を受賞してから一躍売れっ子作家となり、超多忙スケジュールに追われる生活になりました。このエッセイはその間の成長の過程を記すレポートのつもりで書いてきたとか。確かに全4巻を通して見ると、最初の頃とはかなり雰囲気が変わってきました。涙あり笑いありの楽しい中身なのですが、特に新しいところでは、売れっ子作家ならではの希有な経験をしたり、政治や文化問題などの重いテーマが多かったように思います。本人も物事を見る視線が高くなっていたのは認識していたらしく、当初の目的を達した今、初心に帰るつもりで休載期間に入ったそうです。「鉄道員」の映画化が高倉健主演で進んでいます。もし映画を見るならば、原作だけでなく、当時の作者の生活ぶりがわかるこのシリーズを合わせて読むことをお薦めします。

2月19日(Fri):

こってりしたラーメンが食べたいねということで、青葉台の博多ラーメンの店に行きました。この近辺で知っている店の中では最もこってり味の店です。いつも繁昌していて、夜11時近くなのに寒空の下で並ばされてしまいました。でも久しぶりに食べたその店のラーメンは美味しかったです。ここはラーメンの店の割には酒のつまみも充実しています。前々から気になっていた鶏の手羽先煮を頼んでみました。酒のつまみにはもちろん、温かいご飯にも合いそうなおかずでした。少し酒を飲んでいい気分になり、締めにラーメンを食べるってことが一つの店でできてしまうのですから便利です。今はちょっと混んでいるので長居するのははばかれますけれど。もうひとつ、この店で気になるメニューがあります。それはトムヤンクンラーメン。トンコツとタイ風スープを合わせたものらしいですが、どんな味なのでしょう。一緒に行く連中はもちろん、他のお客さんでも食べている人を見たことがないので、余計に気になって仕方がないのです。さりとて自分で頼むのもねぇ。

2月20日(Sat):

また車が壊れました。今度は運転席側のキーが回らないのです。助手席側からは普通に開くしエンジンもかかるので、おそらく内部のシリンダーが折れたのだろうとのこと。ディーラーにパーツがあるのを確認して、早速修理に行きました。つい先日、12ヶ月点検であちこちの不具合を発見されたばかりです。今度もまたなんて、4年しかたっていない車にしては壊れ過ぎるんじゃないですかと、多少いやみを言いながら修理が上がるのを待ちました。そこの店は以前から中古車も扱っていたのですが、これから中古部門を拡大して新車販売より力を入れるそうです。新車が売れない不況の中での選択なのでしょうか。自分達のところで下取った自社製品は自分達の手で売りたいという気持ちもあるそうです。ユーザー側としても、正規ディーラーで買った車は街の中古車専門店で買うより、整備やアフターケアについて安心できると思います。結局今回の修理費は工賃込みで約8000円。意外に安く済んで安心しました。もうしばらく壊れないでね。

2月21日(Sun):

赤ちゃんの話しを二つ。昨年の秋に生まれた大学の同期の子を見に行きました。近くに住んでいるのでいつでも行けると思いながら、あっという間に4ヶ月も経っていました。子供ができる前は赤ん坊を抱く姿など想像できなかった二人でしたが、さすがに新米パパやママも板についてきていました。もう首も座ってきたそうで、いる間中抱かれていました。女の子だから大人しいのかな。ほとんど泣かなくて、手があまりかからないみたいです。ママの顔を見てニコニコしている様子はとっても愛らしかったです。夕食の後、生後40日のチワワを買ったという友達の家に行きました。本当に小さいですね。とても寂しがり屋なので、この時期はまだあまり抱き癖を付けない方がいいそうです。でも寝かせようと思ってすみかにしている段ボール箱に入れて部屋を出ようすると、悲しそうな声で泣くのです。箱から出してやると飛び跳ねて喜ぶんです。これまた愛らしかったです。でもこうしてみると、人間の赤ちゃんの方が手がかかるんですね。可愛さは比べ様もないですけど。

2月22日(Mon):

生活の音って気にしだすと止まりません。特にアパートやマンションだと上下の部屋に音が漏れますので、それがトラブルの元になったりします。昼間なら外部の音にかき消されて聞こえない足音も、夜中になるとよく聞こえるようになりますからね。ウチは1階ですので下の階に気を使う事はありませんが、それでも例えば夜中に洗濯をする時の水道を出す音とかは、なるべく遠慮するようにしています。先日、かみさんが上の階の人にうるさくないかと聞かれたそうです。普段は問題ないのですが、時々夜中に掃除をするのはちょっと気になるんですよね。一軒家だとそういう心配も少ないでしょう。でも、これはちょっと神経質なのかもしれませんが、僕はトイレの音も結構気になる質なのです。自分のも他人のも。たとえ中で大きなおならをしても、なるべくなら外に漏れないようにして欲しいです。今日あらためて気付いたのですが、新居のトイレの壁のこちらは僕の机を置くスペースだったのです。しっかり防音工事してもらわないと。

2月23日(Tue):

スポーツクラブに入会した当時からお世話になっていたインストラクターが、また一人退社します。主にエアロビクスを担当していたので、そのレッスンはもちろん、最近はプライベートでも遊ぶようになっていました。今日は彼女の最後のレッスンだったので、大勢のメンバーが参加していました。いつもなら何気なく過ぎる1時間ですが、これが最後だと思うとやはり名残惜しい気がします。クラブに入会して3年半。その間にインストラクターはほとんど入れ替わってしまいました。中には結婚して子供を生んでから復帰している人もいますが、所詮は肉体労働ですから長くは続かないそうです。会員の方は結婚しようが、子供ができようが、仕事を変えようがクラブ通いはできますので、卒業して行く彼らを見送る機会は多くなります。とにかく、今まで色々ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いします。退社後は今までとは違う方面の仕事に就きたいそうで、しばらくはその充電期間に充てるとか。まあ、いわゆるぷー太郎ですね。

2月24日(Wed):

2月度の給与明細を貰いました。今は残業規制があるので、ここ何ヶ月か残業代はついていません。実際にやっていないのでついていないのは当たり前です。でも高残業をしている部署にいると、下手すると基本給と残業代が同じくらいになってしまうそうです。自分がこんなに高給取りだったのかと勘違いしてしまいそう。それでいて仕事が暇になるとがくっと手取りが下がりますから、後に残るのは多額の住民税だけ。 洒落にもなりません。今日しげしげと明細を見ていて、妙に手取りが少ないことに気付きました。以前は財形貯蓄をしていたのでそれも当たり前だったのですが、今はその額はかなり下げています。よく見ると住宅融資返済が大きくなっていました。そうなのです。土地の購入資金として借り入れた融資の返済が本格的に始まったのです。借りて最初の半年は利子分だけの返済という決まりがあるので額も少なかったのですが、とうとう今月から返済金額が倍増したのです。これで自分の小遣い分を差し引いたら後に残るのは...。悲しいです。

2月25日(Thu):

例のトイレの壁のことですが、あの後色々聞いて貰ったところでは、そんなに気にならないのではないかということでした。そもそも、水が流れる音は多少するかもしれないが、真夜中でもない限り用を足すときの音は聞こえないだろうと。それにたとえ壁に防音材を入れたとしても、音は扉や天井を抜けて漏れてくるからあまり効果はないでしょうとのことでした。まあそういうものかなあと思って納得しました。そもそもは壁を一枚隔ててトイレの隣に机を置くことがちょっと気になって言っただけですから。工事現場を見に行くと、時々ここはどうしてこうなっているんだろうと気になることがあります。たまに職人さんと会えると、気付いたところがありますかと聞かれます。ほとんどお任せしているつもりなのですが、希望があれば言うべきですものね。しかし、今日現場を見に行ったら、そのトイレの壁に防音材が詰めてありました。ちゃんと希望を聞いてくれたんですね。

2月26日(Fri):

暖かい日と寒い日が入れ代わりやってくるようになりました。昼間はコートを着ているのがわずらわしいと思うこともあります。仕事で使う参考書を探そうと、帰りに本厚木で寄り道をしたのですが、コートを着ていると汗が出そうでした。本屋に寄ったついでに雑誌のコーナーを覗いて、面白そうな雑誌を3冊ほど買いました。雑誌って値段もさる事ながら、その大きさも重さも馬鹿になりませんね。普段持ち歩いている小さな鞄には当然入らないので、袋に入れて貰ったまま持ち帰りました。しかし、こんなに雑誌を買ったのはいいけど、実際隅から隅まで読む時間はなかなかないのです。正直言うと家でゆっくり雑誌を読むことはなく、行き帰りの電車の中か、喫茶店か、はたまた朝のトイレの中で読む程度です。行き帰りに大きな雑誌を持ち歩くのも面倒なので、実際は家にしばらく置きっぱなしになることが多いです。後で役に立つだろうと何でも情報を集めてしまうのですが、そういう態度では結局なんにも得られないんでしょうね。

2月27日(Sat):

スポーツクラブが大幅な改装をするという通知を受け取ってから、クラブの中はその話題で持ち切りです。料金体系も営業時間も施設もプログラムも変わってしまうのですから当然です。中でも、慣れ親しんだコートを廃止するという信じられない宣告を受けた我々スカッシュを楽しむメンバーは、じっとしていることが出来ず、嘆願書を作って支配人に直訴することにしました。我々以外にも、主旨に賛同してくださる会員さん達から署名を頂き、それも合わせて提出することにしました。実際多くの方々の協力して貰い、予想を上回るたくさんの署名を頂くことができました。これからスカッシュをしようと思っていたのにとか、実際にラケットを買ったばかりなのにとか、皆さん思いは色々あるようで、そういうコメントも合わせて提出するつもりです。しかし一方的にコート廃止を通知してきた人達ですから、果たして要求を聞いてくれるかどうか。せめて今回の事態についての説明会を開いてくれとお願いするつもりですが、さあどう出てくるでしょうか。

2月28日(Sun):

かみさんの祖父の七回忌がありました。考えてみると、このところ毎月法事があります。先月はやはりかみさんの祖母の49日でした。法要をお願いしている住職は別ですので、それぞれのやり方に従っているのですが、結構その違いは大きいです。今日お経を上げていただいた御住職は先代の後を継いだお若い方で、見た目にも真面目な方です。冗談の一つでもいうと怒られてしまいそうです。お経を上げる声がとても大きくて綺麗なのが印象的です。一方祖母の法要をお願いしている御住職は貫禄のあるたたずまいですが、普段は軽い冗談も口にするような、とっても気さくな感じがします。お経を上げた後の説教がお上手で、思わず涙が溢れてきそうになります。お寺さんも色々あるんだなあと実感しています。それにしてもいずれの場合でも分からないのはお経の内容です。一緒に唱えるのに原文を見せて頂いても、はたまた耳を澄まして聞いていても、何を言っているのかわかりません。それが分かるようになると退屈しないんでしょうけれど。

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