しのぶの戯れ言

日々の出来事から

1998

12月1日(Tue):

友人がノートパソコンを買ったけど、使い方が分からないということで、一式を持って家にやってきました。目的はインターネットのメールが使えるようになりたいとのこと。そのためのモデムカードは一緒に購入しました。CD-ROMは付いていないA4型の軽いタイプのノートブックなのですが、CD-ROMは知人から古いやつを貰ったからと言ってそれも持って来ました。でもただ繋げばCD-ROMが使えるようになるわけではないですよね。それはもちろん知らないので、ドライバーが入っているフロッピーは貰ったかと聞いても分からないと言います。CD-ROMをあげるのはいいですが、この辺の事情も説明してあげてないとね。とりあえず接続を試みましたが、ドライバーがOSに標準では付属していないようで、ちゃんと認識してくれません。仕方がないのでインターネットでメーカーのホームページからドライバーをダウンロードして繋ぐことができました。次はいよいよネットに繋いでオンライン登録をということで、ところでモデムのコードは?えっ忘れた?それじゃだめじゃん。

12月2日(Wed):

スポーツクラブに行って一番お金がかかると感じるのはシューズです。複数を使いまわしていますが、それでも1年も経てばそろそろ新しいものをなんて思います。ちゃんとした物だと1万前後しますからなかなかの買い物です。しかもトレーニングやエアロビクスに適したソールが厚くてクッション性がいいものと、ソールが薄くて前後や横方向の動きに強いスカッシュに合うものとは違いますから、必然的に2足を持ってクラブに行きます。面倒ではありますが、それで足をねん挫したりしてもつまらないですから。トレーニング用のシューズではNIKEのシューズを使っている人が多いと思います。いま巷に一番置いてありますからね。僕はAVIAというメーカーがお気に入りなのですが、代理店の関係か最近日本にあまり入って来ません。売っているところも少なくなりました。先日スカッシュの試合で行ったクラブのショップにたまたまサイズの合うのが置いてあったので、これはラッキーと買ってしまいました。こんなんだからお金がかかってしまうのです。

12月3日(Thu):

寒い寒いと思っていたら、夕方から家の周りではこの冬初めて雨が雪に変わりました。どうせ積もらないだろうと思っていたら、車の屋根などはうっすらと雪化粧をしていました。フロントやサイドのウィンドウに貼りつく雪がわずらわしいものの、道路の方は車通りが途切れなければ積もることはないですから、運転そのものには支障ありませんでした。振り返れば今年の1月、大雪が2回振りましたよねえ。あれからほぼ一年。また寒い冬がやってきたんですねえ。これだけ寒いと手足の冷えは相当なものです。スポーツクラブに行ってもすぐに運動を始めるのではなく、まず湯船に浸かって体を温めるところから始めるようにしています。シャワー程度じゃたいして温まりませんから。体が縮こまっていると関節の可動範囲も小さくて怪我しやすいです。体を温めてからじっくり柔軟でもすれば完璧でしょう。一通り運動したら、またお風呂に入って汗を流してさっぱりすっきりです。冬場はスポーツクラブも通う人が少なくなるそうです。こんなに気持ち良いのにと思うんですけれどね。

12月4日(Fri):

冬場になって嫌なものの一つに静電気があります。溜まりやすい体質があるのか知りませんが、僕はこの季節になるとよくビリっと来ることがあります。今会社で使っている椅子の表面が化学繊維でできているので、セーターを着て座っているとそのうち溜まってしまうのです。席を立って居室の入り口の扉の取っ手を触ったりすると、分かっていてもビクっとします。実験室の椅子もそうなので、なるべくビニール張りの椅子を選んで座るようにしています。家ではスウェットを着ているのですが、内側にボアが付いていて暖かそうなやつは、素材にアクリルが含まれています。これがまたよくないみたいで、たっぷり静電気をため込んでくれます。嫌なのはスウェットを脱ぐ時で、すね毛が静電気に引っぱられて気持ち悪いのです。車に乗るときにドアを触れると静電気が起きることがありますよね。それを防ぐためのアクセサリーも種々売られています。効き目のほどは知らないのですが、家庭用や職場用で同じようなものができませんかね。

12月5日(Sat):

おぜき家では、冬のスポーツの定番であるスキーは苦手でした。僕にしても学生だった10年前に一度だけ連れて行ってもらったことがあるだけです。別に嫌っていたわけではないのですが、本格的に始めるとすればウェアとか買ってお金がかかるなとか、混んでいるスキー場はいやだなとか思ってなかなか腰が上がらなかったのです。しかし今回、友人に誘われた話しが楽しそうだったので、意を決して行くことにしました。場所は北海道のルスツというところ。飛行機とバスを乗り継いで行きました。羽田までは車で行きましたが、道具は全部借りることにしましたのでさほど大きな荷物にはなりませんでした。新千歳空港からはバスに乗って、支笏湖の湖畔を通りながら2時間ほどかかります。雪国のドライバーは、スタッドレスタイヤを履いているとはいえさすがに雪道の運転がうまいですね。スピードこそ出せませんが、渋滞もないまま順調に現地に着きました。宿はゲレンデの隣のリゾートホテル。レストランからショッピングセンターまで揃って、まるで一つの街のようでした。

12月6日(Sun):

北海道は大雪が降っているという話しを聞いていました。そういうわけで12月の頭でもゲレンデには十分な雪がありました。しかもこの日は朝から快晴。前夜に降った新雪の上を朝から滑ることができるのです。とは言っても所詮は初心者。慣れない長い板を着けて、おっかなびっくり斜面を滑り出します。スキーを八の字にするボーゲンしかできませんから、なるべくスピードが着かないように降りていきます。それでもターンが下手くそなので、するするっとスピードが出てしまうんですね。あららと思っているうちに派手に転倒すること数知れず。でも広いゲレンデだったので他の人にぶつかる心配も無く、思いきり転べたので気持ちよかったです。天気は快晴、雪質はさらさら、リフト待ちなし、唯一の難点は滑るほうの技術がなかったことでしたが、それでも十分楽しんでしまいました。次に行く機会があれば、もっと山の上の方まで行ってみようかな。またゲレンデにはスノーボードを楽しむ人も大勢いました。スキーもいいですが、あれもやって見たいななんて、次の欲がでています。

12月7日(Mon):

2泊3日のスキー旅行でしたが、最終日は滑らずに朝からスキー場を出て札幌に遊びに行きました。せっかく北海道に来たんですから美味しいものを食べて気分を味わいたいですからね。時間もあまりなかったので、とりあえずは市場に行って定番のうにいくら丼を食べ、お土産を買いました。観光者向けの市場なんでしょうが、それでも活気があって、安い掘りだし物もありました。そのうち雪がちらついてきました。その中を傘もささずに歩きます。気温が低いからでしょうか、降ってくる雪もさらさらしていてコートもさほど濡れません。これが雨だったらこんな風には行かないね、なんて話しをしながらテレビ塔のある大通りへ。雪国以外では雪が降るととりあえず雪をどかそうとしますが、向こうはそれではきりが無いのでとにかく固めちゃうんですね。アイスバーンの上をつるつる歩きながら公園を散歩しました。その後空港に戻って夜の便で東京へ。3日間があっという間に終わってしまったように感じた、楽しい旅行でした。スキーは北海道が一番です。

12月8日(Tue):

前日夜中に帰宅することが分かっていたので、午後から出社することにしていました。少し寝坊して、家の掃除などの用事を済ませてから11時頃に出かけました。いつもと違って通勤通学の人も少ないだろうと思っていたら、期末試験を終えて帰宅途中の高校生の集団と重なってしまいました。朝の彼等はテストを前にした緊張からか、口数も少なく、電車の中も静かです。しかし帰りはうって変わってテストが終わった解放感から賑やかです。せっかく静かな電車に乗れると思ったのに、とんだ見込み違いでした。午後から出勤だと昼食をどこかで済ませて行かねばなりません。会社で食べてもいいのですが、たまには秦野の駅近くで済ませることに。今、ちょうどマクドナルドが1個100円のポテピリバーガーを販売しています。これならセットで頼んでも安く済むでしょう。そんな計算をしながらマクドナルドを覗くとそこはすでに試験を終えた高校生で一杯でした。学校が終わったら寄り道しないで帰りなさい、とも言えず、とぼとぼとカレー屋さんに向かいました。

12月9日(Wed):

早めに帰宅して、新居の工事をお願いしている工務店の人と打ち合わせをしました。外壁や屋根の色、玄関扉や浴室、トイレなどを最終的に決めることになっていました。外壁や屋根の色は建物の外観を決める大切なものだと思いますが、カタログを見ても実際の感じはなかなか掴めないものです。色見本も持ってきていただいたのですが、やっぱりよく分かりませんでした。結局青系で、飽きの来ない落ち着いた感じになるような色の組み合わせにしました。トイレにしても浴室にしてもカタログから適当なものを選ぶのは大変な作業です。この段階ではそれぞれにかける予算枠がほぼ決まっていたので、その値段に合わせて選ぶことになります。トイレは1階と2階にありますが、1階はウォッシュレット付にしても2階は単純なものでいいですよね。浴室の水栓もお湯と水の割合が1本のレバーで調整できる方が便利でしょう。そんな感じで一つ一つが決まっていきました。最後に残ったのは玄関と勝手口の扉です。窓枠や外壁からすると白い扉が合うのですが、いかにもだしなあ。

12月10日(Thu):

無料利用券を戴いたので、海老名のスポーツクラブに地元のスポーツクラブの仲間と行ってきました。普段と違うところに行くと色々なところに興味が涌くようで、みんなできょろきょろしてしていました。一番のお気に入りは、やはり無料で使えるマッサージ機でした。こりゃいいやなんて言いながら、いつまでも背中をごりごりやって貰っていました。スポーツクラブでは普段のトレーニング指導の他に色々な企画を考えるものです。この季節だとクリスマスパーティーでしょうか。参加者が少ないとかで、サンタとトナカイの着ぐるみを着たスタッフが参加者募集のプラカードを持って館内を回っていました。ホテルでやるとは言え、参加料が8000円だそうですから、ちょっと躊躇してしまいますよね。それから驚いたのは、そこのクラブは全国チェーンなので、そのすべてのチェーン店を行脚しようという企画。北は東北から南は九州まで広がる支店を回ることが目的だそうです。そりゃ面白いかもしれないけど、ちょっと遠すぎやしないか。

12月11日(Fri):

先日、インターネットのプロバイダーにオンライン登録しようとうちにノートパソコンを持って来たものの、ケーブルを一つ忘れて挫折した友人が再挑戦しに来ました。今度はちゃんと必要なものが揃って、うちの電話回線からオンライン登録のサーバーに接続できました。登録が済めばその場からインターネット接続ができるようになるそうです。無事にアカウントを貰えて、早速ダイヤルアップ接続をしてみました。メールの送受信、Webページの閲覧ができることを確認でき、ようやくインターネット接続に成功です。パソコンを買ってもなかなか使いこなすという実感が湧かなかったそうですが、ようやくこれでやることが見つかったようです。その場で楽しそうに知り合いにメールを送ったりしていました。それでは家でも試してみますといって帰りましたが、ちょっと心配だったのは設定をあまり説明せずにどんどんやってしまっていたこと。大丈夫かなあと思っていたら案の定、自分の家ではエラーがでるとのこと。あっ、電話回線の種類の設定を変えろというの忘れてた。

12月12日(Sat):

珍しく週末家にいるので、新居の建築現場を見学に行きました。週明けに棟上げをする予定で、そこで屋根がかかりますから、もう基礎工事はほとんど終わった状態です。この日は建物の周囲となるところに足場を組んでいるところでした。工事している場面を見たのは初めてだったのですが、その日は3人で足場を作る鉄パイプをジョイントで次々に接続していました。天気がよかったとは言え冬の屋外です。鉄パイプもかなり冷えていそうでしたが、素手でつかんで作業をしていました。つらそうでしたねえ。高いところは2階分の高さがあります。まだ足場しかできていないので上の方は結構怖いと思いますが、さすがにプロはそんな足元が不安定なところでもすいすいと移動していました。棟上げの時、建て前ということで軽く宴をすることにしました。その為の準備もしておかなければなりません。お赤飯とかお酒とか、ご祝儀袋とか、これが結構色々あるものです。なかなか経験できることではないと思いますが、あれこれやると意外とお金もかかってしまいそうです。

12月13日(Sun):

家にいる時は暖房機具にお世話にならないといられなくなりました。今年も例年のように、ガスストーブとホットカーペットで過ごしています。ガスストーブは立ち上がりがいいことも特長ですが、燃料の臭いがしないのもいいところです。ガスの臭いがするのではないかと思われるかも知れませんが、全然そんなことはなくて、却って石油ストーブの方が独特の臭いがするのではないでしょうか。燃料が無くなったといってタンクに継ぎ足す必要もないし、なかなか便利な暖房機具です。唯一気になるのは、ガスのホースの処理がちょっと面倒なだけですね。ホットカーペットもいいものですが、うちでは畳の上に置いているので、何もしないとその下に汗をかいて湿りがちになってしまいます。ですから今までは掃除をするついでにときどき乾かしてやす必要がありました。ところが、去年からホットカーペット用の断熱シートを下にひくようにしたのです。薄っぺらいシートですが意外とその効果はあるようで、畳も湿りませんし、下に逃げる熱を大分抑えられているようです。

12月14日(Mon):

心配していた天気もよく、予定通り棟上げを行うことができました。朝からクレーン車を持ち込んで、柱を建てて家の骨格を作っていきます。一日で一気に屋根まで作ってしまったわけですから、昨日は土台だけの姿を見ていたことを考えるとすごいものです。この日はさすがに職人さんの人数も多く、テキパキと動きながらあっというまに組み上げてしまいました。下から見上げると、色々複雑に柱が組み上がっています。最後に2階の柱の垂直を確認しながら仮の筋交いで固定してひとまず一段落となりました。作業が終わった後、現場で大工さん達と工事の無事を祈って一席もうけました。材木を積んで即席のテーブルを作って、その上に簡単なつまみとお酒を並べるとなかなか雰囲気が出ます。しかし昼間は日が照って暖かかったものの、暗くなると足下から寒かった。ビールをたくさん用意していたのですが、暖かい熱燗なんかの方が合っていたみたいです。両方の実家からもわざわざ足を運んで貰いましたが、遠いは、寒いはで申し訳なかったですね。お疲れ様でした。

12月15日(Tue):

夕方から運動しに行く前に小腹が空くと、何かしら腹に入れてから行くようにしています。お腹が空くと目眩がしますからね。家にお菓子とかがあればそれをつまんで行ってしまうのですが、それもない時は帰りがけに何かを買うことが多いです。ウィダインゼリーとかもいいですが、最近はそれよりマクドナルドのハンバーガーなんかの方が安くなっちゃうんですよね。特に今ハンバーガーが1個65円で買えますからね。でも実は今のマイブームはポンデケージョなのです。チーズが入って小振りに焼いた食感が面白いパンなのですが、それが小田急相模原駅のHOKUOという小田急系のパン屋にあるのです。どこのHOKUOにもあるというわけではなく、パンを焼く機械が置いてあるところしかないようです。少なくとも秦野の駅にはありません。焼き立てを好きなだけ袋に詰めて、100gで130円という値段で買うことができます。空腹を紛らす程度なら100gもあれば十分なので、パンの香りが漂ってくるとふらふらっと引き寄せられてしまう今日この頃なのです。

12月16日(Wed):

床屋に行きました。例によって懐具合が寂しい時は、仕事は雑だけど安くて早いお店を選びます。平日の夕方でしたが、意外と繁盛していました。お客さんの中に中学生とおぼしき少年が3人いました。それぞれ茶髪に染めて、可愛い顔に似合わない髪形をしています。彼等の順番が来て、店の人にどうしたいかと聞かれ、『あいぱあ』と答えています。アイロンパーマのことだと思うのですが、何故か『アイパー』とは聞こえ無いんです。取り敢えずパーマ液を付けて頭をラップで包んで、また待合ベンチに戻ります。同級生でしょうか、店の窓の外から友達の名前を呼んで、どんな風にするんだぁと聴いています。そうすると、また彼は『あいぱあ』と答えます。やっぱり何かちょっとニュアンスが違うんだよなあ。そのうち時間が経って、実際に髪をセットに入ります。彼は店の人に剃り込みはこうして欲しいとか、色々支持を出していました。考えてみればその年齢であれこれ髪形に神経を使うのは大したものですよねえ。僕なんか面倒だから、いつも楽できる髪形にしかしないのに。

12月17日(Thu):

平日、新居の建築現場を見に行くのはたいてい夜です。いつも暗い中でじっと中を覗き込んでいました。さぞかし周りの人には不審者と思われていることでしょう。この日、公庫の中間検査の申し込みをしに市役所に行ったかみさんが現場に寄って、仮設の電灯のつけ方を聞いてきました。夜、早速現場に行って、灯りをつけて中に入ってみました。今は仮止めしていた柱の強度を増すための筋交いを入れているところです。2階部分へも梯子を使って上がってみましたが、壁や天井の位置がはっきりしたので各部屋や廊下の位置関係がはっきりして、おおよその雰囲気が飲み込めてきました。それにしても木の柱の香りっていいですね。集成材ではそういう香りもあまりしないそうです。そう言えば、中学生の時技術家庭で木の椅子を作ったときを思い出しました。不器用で下手くそだったけど、できた椅子には何となく愛着があったものです。今、家の工事を手伝うことはできませんが、なんかその時と同じような物造りの楽しさを感じています。

12月18日(Fri):

新百合が丘で研修しています。3日間コースで、最初の2日間は座学なのでこれはちょっとつらい。ところどころで演習を入れてくれますが、一方的に聞いているだけだとなかなか頭が働きません。休憩時間毎に飲み物を買ってきてリフレッシュしようと努力はしているのですが、集中力が続かないのです。一日ずっと話しを聞く機会はあまりありませんからね。ただお昼休みに食事で外に出られるのはなかなかいい息抜きになります。いつもは会社の建物の中の食堂に行くだけですから、変化が全然ありません。研修や出張などで外で食事を取るととても新鮮な感じがします。早めに食事が済んだ時は近くの店を覗いたりもできます。新百合ヶ丘もここ数年の開発でとても賑やかになってきました。最近できたオーパという建物に入っている店もぶらっと見に行っても楽しいです。でも困るのは、ついつい買い物をしてしまうことなんですよね。只でさえいつもより昼食代がかかるのに、ついつい余計な買い物もしてしまって、あとで後悔するんだよな、きっと。

12月19日(Sat):

夏に行ったナンジャタウンにふたたび行きました。猫をテーマにしたいろいろなゲームやアトラクションがあるテーマパークです。前回より空いていたので、この前すごい行列でできなかったアトラクションをやりました。幸せの青い鳥という鳥をテーマにした育成シミュレーションです。腕に抱える位の人形を渡されて、それを持って一通りの質問に答えてその人形に性格付けをします。その後その人形を持って街の中を歩き回りながら、自分の分身であるキャラクターを育てて行くのです。その人形は電波を出していて、同じアトラクションをやっている人同士で通信をしています。相性がいい人を見つけて、お互いにエネルギーを交換することができます。また時々トイレに連れていけとか、お腹が空いたとかいう要求を満たしながらキャラクターを育てて行くわけです。1度にプレーできる時間は決まっていて、時間が来るとそこまでのデータを保存してゲームは終了します。そのデータを持ってくると次回はそこから続きができるそうです。思いのほか楽しかったです。

12月20日(Sun):

ビジター券を貰ったので、大和にあるスポーツクラブに行きました。しかし前日遅くまで夜更かししていたものですから、朝、友人と待ち合わせていた時間ぎりぎりに起きてしまいました。急いで支度をして、朝ご飯も途中のコンビニで買って車で慌てて食べてという状態でした。運動しに行くのになんて不健康な状態なんだろうと、多少の疑問を感じつつ、大和に向かいました。行った第一の目的は、知り合いがレッスンをしているボクシングエアロビクスです。シャドーボクシングをリズムに乗りながらやるのですが、左右のパンチや体の上下運動を組み合わせるので結構運動量があります。激しい動きではないですが、かなりの汗をかきました。その後スカッシュコートを借りてスカッシュも少しだけやりました。スカッシュコートはコートの大きさも場所によって多少違うそうですが、それよりもバックウォールの材質や天井の高さや照明でかなり印象が違います。そこのコートは天井が高くて気持ち良いですが、照明が暗いのがちょっとやりにくかったです。

12月21日(Mon):

3日間の研修も今日が最終日です。研修の始まりは朝9時40分からとのんびりです。ウチからだと9時の電車に乗れば間に合います。各駅停車の電車に乗ってゆっくり座って通勤できますのでなかなか快適でした。研修というとたいていは終りの時間もおおらかで、かなり早く終ってしまうこともしばしばなのですが、今回の研修はなかなか厳しくて、連日予定通りの時間まで続きました。最終日は実習がメインです。この日は職場のグループの忘年会がありましたから、なんとか早めに終らせたかったのです。例によってそれぞれに課題を解いて、終った人から終了ということになりました。分からないところは早めに講師の先生に聞いて、とにかく時間をかけないように休憩もそこそこにやりました。その甲斐あって、ほぼ時間通りに終わらせることができ、忘年会のほうもなんとか間に合いました。 思えば週末を挟んで5日間、グループの人達と顔を合わせなかったので、長期の休みを取ったわけではないのですが、なんかとても久しぶりに会った気分がしました。

12月22日(Tue):

冬至だったそうです。一年で一番夜が長い日。夕方5時にはもうすっかり暗くなって、遠くの山々の陵線が夕日に映る姿を見ながら帰宅しています。冬至にはゆず湯に入って、カボチャを食べるんでしたよね。実家にいたころは風呂に浮かんでいるゆずを潰すのが好きでした。煮物やお吸い物にちょっと加わったゆずの香りはそれでなくても大好きです。カボチャの料理はまだしも、ゆず湯の方は最近とんと入らなくなりました。まず家で風呂をたてることがなくなりましたし、かと言ってスポーツクラブの大きな浴槽にゆずを浮かべてくれる分けでもないですから。こんな風にそういう季節の行事ってだんだん忘れられていくんでしょうね。結局今年はカボチャの料理もツ作らず、ごく普通の夕ご飯を食べてしまいました。しかしカボチャって中途半端に甘くありませんか。煮物にするとちょっとその甘さがしくこく感じることがあります。一度煮るとかなり大量にできますから、その後ずっと続くのもちょっとね。パンプキンプリンみたいなデザートなら好きなんですけど。

12月23日(Wed):

祝日と土曜日は基本的に仕事はしないことにしています。会社のカレンダーでは出勤日に当たっていても、フレックス休日を設定したり有給休暇を取ったりして休んでいます。でも今年最初で最後、天皇誕生日の今日出勤しました。何故か昭和の頃からウチの会社は天皇誕生日は休日にならないんです。休日に出勤すると朝の電車のダイヤも違います。会社のバスはいつも通りですから、一応時刻表を確認しました。だいたい同じ時間に小田原行きの各駅停車があります。休日だし朝早いから電車も空いているだろうと思えば、あにはからんや、混んでいるじゃないですか。しかも部活で試合でもあるんでしょうか、中学生とおぼしき集団が僕が立っている扉から乗り込んできました。をいをい、そんなに押したら周りに迷惑でしょ。しかもぎゃぁぎゃぁやかましいし。いい加減切れそうになっていたら、すぐに降りて行ったので一安心でした。やっぱり休日は休むことにしましょう。

12月24日(Thu):

クリスマスに向けにライトアップをするところが増えました。相模大野駅構内にあるような大きなクリスマスツリーを作るものから、街路樹や植え込みに電飾を施すものもあります。また家庭でも玄関や窓に飾り付けをする家もよく見かけます。米軍基地の中の住宅では昔から見られたのですが、最近は日本人の家々でもよく見かけるようになりました。所によっては御近所で張り合うように色々嗜好をこらしているとこともあります。家でそのような飾り付けをすると、例えば電球の発熱で火事になるとか、周囲が明るすぎて夜も落ち着かないなんて文句は出ないのかな。またこの日はクリスマスイブということで、ケーキ屋さんとかファーストフードの店では店頭に特設カウンターを作ってまでセールをしていました。小田急相模原駅にあるコージーコーナーでも一個3500円もするクリスマスケーキがうず高く積んでありましたが、あれはこの二日で全部売れるのでしょうか。でも、なんか、こういう大騒ぎって正月と違ってまた楽しいですね。

12月25日(Fri):

会社のカレンダーでは明日まで出勤日になっていますが、僕は休みを取るので実質的に今年の仕事納めでした。それは僕だけでなく、周りで出勤する予定の人はほとんどいないようです。身近なネットワークの機器もこの日で止まりますから、最終日に会社に来てもPCもスタンドアロンでしか使えないですからね。今年は大きな組織改変があり、テーマそのものは変わりませんでしたが、周囲の状況が大きく変化しました。庶務の仕事体系も変わり、こまごました雑用を自分でしなければならないようになりました。それに加え業績悪化の影響で経費削減のお達しが降りてきましたので、微に入り細に入り締め付けがあって、なおさら足かせをはめられたような感じがしました。テーマ方は一年間ほぼ順調に進んできました。グループ内では来年はいよいよ勝負の年と考えています。我々の技術を売り込んで、製品に組み込まれるように努力しようということを話し合っています。個人的にはその一端を担っていけるように頑張るつもりですが、まだまだ勉強することがいっぱいでしょうね。

12月26日(Sat):

かみさんの母方の祖母が亡くなり、そのお通夜が執り行われました。亡くなったのは本当に突然のことでした。数日前から入院はしていましたが、実家の母が当日の朝様子を見に行って、調子が良かったら退院させて貰おうと思っていたくらいです。直接の原因は急性血管閉塞性で、簡単に言うと血管が詰まってしまったということ。それが抹消の方の血管で起きていたので、医者の方も原因をなかなか特定できずにいたそうです。処置としては血液の流れをよくする薬を投与するのですが、その前の血液検査で白血球の数が多かったので、もし胃に潰瘍があったりしたら逆効果になるからと慎重になっていたとか。最後は危篤の知らせが来てからほんのわずかで息を引き取ってしまいました。苦しまないで安らかな顔で永眠に就いたことがせめてもの救いでしょうか。今建てている僕らの家が完成するのを楽しみにしてくれていました。享年84歳。平均余命が延びた現代ではさほど驚く年齢ではないかもしれませんが、まだまだ元気だったと思っていたので残念です。合掌。

12月27日(Sun):

前日のお通夜に続いて告別式が行われました。昨日今日と読経をして下さったお坊さんは、地元から呼べなかったので代理でお願いした人でした。一風変わっていて、お経そのものも途中で節を付けて歌い出すようなものがあったりして驚いたのですが、お清め席でもとても気さくで饒舌でした。親族が控え室に居たところ、突然やって来て言うことには、「一人でいても寂しいから来ちゃいました」だそうです。初七日の法要が終わって、最後に親族に向けてお説教をして下さいます。「私の一番苦手な」とおっしゃっていましたが、なかなか平易な言葉で分かりやすかったです。曰く、「今日故人に向けて合掌した時の気持ちは純粋なものだったはずです。じきに正月が来て賽銭箱の前で手を合わせることもあるでしょうが、それは心のどこかで見返りを期待してのものでしょう。しかし今日のような故人に向けた純粋な気持ちや涙を忘れずにいて下さい」ということでした。久しぶりに心に響いた言葉でした。その後お清めの食事を一緒に取り、帰られる時の言葉は、「もう一生会うことはないでしょうが、お元気で」でした。

12月28日(Mon):

午前中、キッチンのショールームに行ってパネルの色の最終仕様の打ち合わせに行きました。サンプルを見ながら色を決め、その他のオプションの確認をして発注をお願いしました。2月に納入されることになります。選んだキッチンは奥行きが通常のものより広いタイプで、ゆったりしたスペースが取れるのが特徴です。シンクも大きいので、洗い物にも便利だと思います。その後現場に寄りました。この日で年内の作業は終るそうで、今は柱に筋交いが入り、窓も付き、玄関扉や壁の断熱材が入り始めて外壁ができつつあります。ということで、室内を見学するには玄関扉を開けないと入れなくなりました。現場に行くと玄関の工事用の鍵というのを貰いました。これは工事期間中に使うためのもので、正規の鍵を差し込むと使えなくなるそうです。現場を見学する時に使ってくださいということでした。最後にスポーツクラブに行って汗を流してきました。この日でスポーツクラブの年内営業は終了します。今年の締めくくりの運動は、友人との熱のこもったスカッシュでした。

12月29日(Tue):

ウチの玄関は何故狭いか、あらためて玄関に立ってみました。玄関を入ってすぐのところにアングルで作った棚があって、その中に靴やその空き箱が入り、一番下にはビールケースが置いてあります。その先に作り付けの下駄箱があって、その上に写真立てとか防水スプレー缶とかが雑然と並んでいます。また玄関を上がったすぐのところにクーラーボックスが2つと衛星TVのアンテナが置いてあります。簡単に言えば、物がありすぎです。使わなくなった靴を整理し、空き箱も必要のないものは処分しました。衛星アンテナはチューナーがないのですぐには使えないので、寝室の奥に追いやりました。骨が折れた傘とか、使わなくなったバイク用のヘルメットとかも捨てることにします。このように物を整理してみたところ、見事すっきり片付けることができました。毎日通る玄関ですが、意外と物の整理は考えないからでしょうね。でも、その靴は年明けまで捨てられないそうです。うーん仕方がないからベランダに置いておこう。ベランダの足の踏み場がなくなっちゃうけど。

12月30日(Wed):

おぜき家で、いつも遊んでいる連中と忘年会でした。我々を含めて7人で鍋を囲みました。鍋はこの前の北海道旅行で手に入れたタラです。半身がとても安く売っていたので、冷凍してこの日のためにとっておいたのです。6畳の狭い部屋に置いたテーブル一杯に食べ物を並べ、わいわい言いながら鍋をつつきました。この日のメンバーは飲み気より食い気です。たっぷりあった食材もかなり無くなりました。その後一旦テーブルを片付けて、ドーナツをほおばりながら始めたのは人生ゲーム。真剣にボードゲームをやると結構時間がかかるものですね。気がつくと2時間ほど遊んでいました。その後、またテーブルを出して始めたのは罰ゲーム付きのトランプ。だいの大人が集まってやるようなものではないかもしれませんが、最近我々の間で流行っているのです。さんざん遊んだ後、最後にタイタニックのビデオをみんなで見ました。長い映画ですので、半分見終わったところで今日はお開きとなりました。何故なら、その時はなんともう午前5時になろうとしていたからです。

12月31日(Thu):

夕方、いつもの喫茶店で珈琲を飲んだ後、普段は時間が合わなくてなかなか行けない町田のラーメン屋さんに食事に行きました。一応年越しそばの代わりになるかな。その後、大きなお風呂を求めてSPA'Xという大型銭湯に行きました。サウナをはじめ露天風呂やジェットバスがあり、館内にはレストランや仮眠室も揃っている最近流行りの施設です。午後11時までの営業なのですが、午後8時以降に入場すると入館料が通常2000円のところ900円になります。タオルも貸してくれるので、手ぶらでも利用できます。大晦日なのかどうか分かりませんが、意外に空いていて、ゆっくり温まることができました。僕は余りサウナには強く無いので、5分も中にいると水風呂に入っても体がもったりします。風呂上がりに仮眠室でソファーに寝転びながらうとうとするのがとても快感でした。マッサージを頼んだりカラオケルームを借りたりもできるので、好きな人には長い時間いても飽きないでしょう。値段にしてはなかなか満足度が高いのではないかな。

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