しのぶの戯れ言

日々の出来事から

1998

11月1日(Sun):

32回目の誕生日でした。この歳になるとあまり感慨もありませんが、おめでとうといわれると思わずニコリとしてしまいます。この日、いままでずっと先送りにしていた事柄を処理しました。家にずっと動かないまま置いてあったバイクの処分です。海老名に勤務時代に毎日通勤で使っていたのですが、勤務地の変更とともに全然乗らなくなって3年近く。時々思い出したように動かそうとしましたが、バッテリーは上がっているは、ガソリンは無いは、タイヤは擦りへっているは、エンジンは吹け上がらないはということで、満足に乗れない状態でした。それでもいつかは整備して乗ろうと思って、いままで税金や保険を払い続けていたのですが、ここに来てようやくこれではいかんと思い立ったのです。近くの大きなバイクショップに連絡して、買い取り価格を見て貰いました。錆びもカビもありましたから、案の定値段は付かないとのこと。それでも廃車手続きにいくらかかかる分をサービスして引き取ってくれるというので、ちょっと残念ですがお願いしましたが、トラックに乗せられる愛車を見ながらちょっとセンチになってしまいました。

11月2日(Mon):

休みを取ったので、横浜中華街に食事に行きました。それもお昼から飲茶バイキングを楽しもうという企画です。普段は休みとなると昼過ぎまでだらだらしていることが多いのに、朝普通に起きて横浜に向かいました。連休中といっても世間は平日でしたから、人出もさほどではありません。バイキング形式の飲茶コースの料金も平日価格で楽しめましたので、たいへん満足いたしました。その後中華街をぶらぶらしました。総勢8人で動いていたのですが、皆でのんびりと雑貨屋さんなどを見ていると、色んなものが欲しくなってしまいますね。二人だけで来ると足早に通り過ぎて気付かなかった店が多く、あれこれと買い物を楽しんでしまいました。その後山下公園からシーバスに乗ってMM21に行きました。中華街もそうでしたが、ベイスターズ優勝記念セールがまだ続いていました。よく行く店でも安くなっていると思うと、これもまた何か買いたくなってしまうものです。気が付くと、あちこち歩き回ったせいか足がくたくたになっていました。

11月3日(Thu):

磯子にある横浜プリンスホテルで行われた結婚式の2次会に出席しました。京浜東北線で山手より先に行ったのは初めてです。関内周辺の賑わいに比べると地味な駅が多いですね。磯子駅を降りると丘の上にそびえ建つホテルが目の前に見えます。一見近そうですが、実はかなりの急勾配。無難にホテルへの送迎バスを利用した方がいいようです。ホテルは海に向かって建っていて、そこからの眺めはなかなか綺麗でした。ただその分ホテルの建物が細長くて、パーティをやった宴会場も妙に縦に長いところでした。パーティーは立食形式でしたが、料理の質も量もなかなかで、会の進行もフランクな雰囲気でとても楽しめました。参加者も主役も会場を自由に動き回れたのがよかったのかもしれません。磯子からの帰り道、京浜東北線、横浜線、小田急線とずっと立ちっぱなしでした。立食形式でしたから、考えてみるとずっと立っていたことになります。周りの仲間と近くに帰ってきてからもう一軒行こうかなんて話していましたが、帰ってきた時にはもう、昨日と同様足が棒のようでした。

11月4日(Wed):

時々、会社で無性に珈琲が飲みたくなることがあります。かと言って、カップの自販機で買う珈琲はミルクや砂糖を入れないと飲めないので、できることなら遠慮したい。コーヒーメーカーで淹れる珈琲も悪くはないのですが、豆の新鮮さが美味しさを決めると思っているので、できることなら挽きたての豆を使いたい。かつて家で朝挽いた珈琲豆を使って淹れたこともありますが、やっぱり今一つ美味しくありませんでした。湯沸かし器のお湯をそのまま使っているという理由もあるからだと思います。後は缶珈琲を買うしかない。缶珈琲も砂糖がたっぷり入って甘いものが多いのがつらいところ。カフェオレタイプの牛乳を混ぜたものならまだいいかなと思ってたまに買いますが、そうでなければブラックタイプのを買います。缶珈琲のブラックも何故か独特な味がするんですよね。原材料を見ると確かにコーヒーとしか書いていないので、余計なものは入っていないのかもしれませんが、一度冷めたものを温め直した味がするんですよね。なんかいい手ないかなあ。

11月5日(Thu):

11月3日より自宅の電話番号が変わりました。といっても市外局番の区切りが変わっただけで、最後の4桁目が前に移動しました。市内電話をかける時にちょっと注意が必要なくらいで、あまり大きな問題はなさそうです。市外から電話を掛けてもらう時や、携帯電話を使っている分には実質的な変化はありませんからね。うちの場合はNiftyとインターネットのアクセスポイントが市内通話でしたので、モデムの設定を変える必要があったくらいです。でも、電話番号を口に出して言う時に意外と言いにくいものです。頭では切るところを変えればいいと思っていても、言い慣れた口調は簡単に変えられるものではないようで、どうも口ごもってしまいます。町田・相模原地域の市外局番の変更でしたが、来年の夏には厚木・大和地域も同様な変更があると聞いています。携帯電話やPHSを持つ人が増えていますが、一般電話の加入者も増えているということなんでしょうね。そりゃ自宅でインタネットに接続するなんて時には携帯電話をずっと使う訳にはいきませんものね。

11月6日(Fri):

小田急線で驚いたこと二つ。会社からの帰り、扉の脇に小田急の制服を着た人が立っていました。ただ、帽子を被っていなかったので、最初はそうだとは分かりませんでした。自分は反対側の扉の脇に立っていました。座間駅を発車しようと扉が閉まりかけた時、その制服を着た人が突然自分の右足を外に出したのです。車掌さんはそれを見て閉まりかけていた扉をもう一度開けました。なんて子供っぽいことをするのだろうと驚いていると、その人は満足げにうなずいて、棚の上の帽子を被って後ろに歩いていきました。よくみると腕になんとか主任という腕章がありました。どうやら車掌さんのチェックをしていたのですね。また、一度家に帰ってから、用事で新宿方面に行くために小田急相模原のホームに立っていました。すると目の前を「各停新宿」という電車が通過していきます。ちゃんと乗客も乗っていました。一体この電車はどこの駅に停まるんだろうって不思議に思っていると、電車の最後部だけ「急行新宿」という表示がでていました。そんな間違いもあるんですね。

11月7日(Sat):

新宿で飲む予定があったので、その前に久しぶりで映画を見に行くことにしました。「踊る大捜査線」というドラマを映画化したものですが、公開されたばかりでなかなか人気だそうです。新宿でも二か所で上映しているそうですが、同じお金を払うなら奇麗で席の大きい劇場がよかろうということで、新百合が丘のマイカルに行きました。割引券もあったので二人で3000円。今の時代、都内で映画を見るのはちょっと考えたほうが言いかもしれません。新百合が丘から新宿に出て、しばらく街を歩きました。新宿へはしばらくぶりに行ったのですが、丸井のインテリア館がなくなり、そこにメンズ館とスポーツのフィールドが移っていました。フィールドはどうもファッション指向になってしまったようで、売り場も縮小され、スポーツ用具がだいぶ減っていたのは残念でした。夕方、高校時代の仲間と待ち合わせをして飲みました。チェーン店系の居酒屋は時間制限がうるさいので、そこらへんの小汚い焼き鳥屋行きました。焼酎をロックでと頼んだら、グラスになみなみ注がれてでてきました。それをがぶがぶ飲んでいたら、すっかり酔っぱらってしまった。

11月8日(Sun):

とうとう携帯電話を買い換えてしまいました。電話番号はそのまま使える、いわゆる機種変更というやつです。最近は街の安売り店で安く携帯電話を売っていますが、新規登録のものは安くても機種変更は値段が高いのが普通です。電話番号が変わるのはまあいいのですが、僕の電話は長い期間契約しているので基本料金が少し割引きされています。それがなくなるのも勿体ないので、今回も正規のショップで機種変更にしました。今度の機種は漢字が使えるので、電話番号の名前の登録やプチメールにも漢字が使えます。前の機種に登録してあった電話番号はショップで新しい機種に移して貰えるのですが、名前を漢字にしたり、名前以外に電話の種類やグループ登録なんてのもできるので、それらをこれから少しずつ登録していかねばなりません。最近周りの人にプチメールが便利だと宣伝しているためか、IDOの電話を買う人が増えてきました。こんなに貢献しているのだからIDOから感謝されてもいいよね、なんて話しているのですが、お友達紹介キャンペーンがないのが残念です。

11月9日(Mon):

寒くなりました。着ている物もだんだん増え、着替えをするのにも時間がかかります。スポーツクラブに行くと当然運動して汗をかきますから、夏でも冬でも大抵Tシャツに短パンというスタイルです。汗をかくとその時は体が火照りますが、そのまま放っておくと、気化熱を奪われて体が冷えてしまいます。替えのTシャツに着替えるなどしないと風邪をひく元になります。それでなくても、冬場で体が冷えた後、暖かいお風呂に入るのは気持ちがいいです。家ではお風呂をたてないので、冬場のスポーツクラブは貴重なリラックスタイムです。お風呂から出ると、素早く服を着て暖かいまま家に帰ります。この素早く服を着るのが、僕は意外と得意なのです。おそらく子供の頃スイミングクラブに通っていたからだと思います。あの頃は終わってからいち早く帰ろうと、2枚重ねどころか3枚重ねでも平気で一遍に服を脱ぎ、そのまま着るなんてよくやりましたからね。上だけでなく下もやりましたから洋服がまるでセミの抜け殻のようになるわけです。さすがに今はそこまでできないですけれど。

11月10日(Thu):

でかける時にデジタルカメラをよく持って行きます。気軽に撮れるしその場で画像が見えるしと、なかなか好評です。でも普通の写真と違って、サービスサイズにプリントして焼き増しするのにはちょっと画質が不足します。それは一時代前のカメラだから仕方がないところ。でもせっかくとった写真ですから、一緒に行った友達にあげたいですよね。ということで、画像を使って壁新聞みたいなのをよく作ります。画像を大きくすると粗が目立つのでなるべく小さくして、それだけではつまらないのでコメントを日記風に足したりします。作るのも楽しいし、それを見て喜んでもらえるのも嬉しいのですが、何ぶんそういうイベントが重なった後は大変です。画像だけがどんどん増えて暇がないから肝心のものは出来上がらない。今、我が家のMacにはそんな編集待ちの画像で一杯です。いい加減整理してMOに保存しないとハードディスクも一杯になるし、あーどうしよう。

11月11日(Wed):

ノートパソコン買うならどういうのがいいかと相談されて、いくつかカタログを見ました。安いのから高いの、重いのから軽いのと、今ではいろいろ選択肢がありますからね。要は使い方と予算で決めるのがいいですよね。あらかじめ、大きな店に行って値段を調べながら展示してある物を触ってみたらどうかと薦めていたので、実際にそうしたそうです。カタログには展示してあったものの値段がメモしてありました。多少の性能差に固執しても仕方ないし、デザインも含めて気に入ったのがいいよと言ったところ、ポインティングデバイスによって印象が違うと思ったそうです。パッド、ボール、スティックと色々ありますが、確かにそこは慣れだけではないかもしれないです。僕が家で使っているノートはパッドタイプですが、家に帰ってから確かにこの形式が使いやすいかなあなんてあらためて思っていたら、突然マウスクリックの部分が壊れて折れてしまいました。そうだよね、耐久性も考えといた方がいいよね。それはそうと修理に出さないと。とほほ。

11月12日(Thu):

夜12時まで開いているというラーメン屋ができたので、行ってみました。開店したばかりの時はラーメン100円セールをしていたりして賑わっていましたが、しばらく経ってからの訪問です。看板にはうまいとか早いとかいう文字が踊っています。夜10時過ぎだったにもかかわらず、店にはすでに数組の先客がいました。なかなか繁盛しているのかなと期待をしながら「のりラーメン」を頼みました。おやじさんの癖なのでしょうか、僕らに限らず注文を言うとかならず最初「えっ」と聞き返します。あまり気分いいものではないですね。注文を伝票に書き込み、ラーメンを作り始めました。別段早いとは思いませんが、じきにできあがりました。上には細かく短冊状に切った海苔がたっぷり乗っていました。そう、ざるそばみたいに。あれは水気がなくてパリパリ感が最後まで残るからいいのです。でも温かいラーメンじゃあじきに海苔の佃煮のようになってしまった。結局、味はそれなりでした。勘定を払うとき、「えっと、何でしたっけ」だって。伝票作っただろうが!

11月13日(Fri):

家に珈琲豆がなくなったので、夕食を外で済ませた後いつもの喫茶店に買いに行きました。店の中は常連さんで一杯で賑やかでした、と言いたいところですが、実はちょっと違うのです。最近常連さん達の中でも携帯電話のプチメールが流行りだし、あちこちでメールのやり取りをしています。店にいない人との間でやり取りするのみならず、カウンターの端と端でやり取りなんか始めますから、なんかみんなでひそひそ話しをしているようでちょっと異様ではありました。たまたまかみさんの前の同僚が来ていて、久しぶりにつもる話しをしていたらあっという間に時は過ぎ、気が付いたら12時を過ぎていました。家に帰る途中、とある飲み屋で飲んでいるスポーツクラブの仲間のところに挨拶がてら顔を出しました。確か9時頃からいるはずですからもう帰ったかなと思っていたのですが、すっかり酔いが回って満腹の状態で店にいました。今までどこにいたんですかと聞かれて、喫茶店に2時間ほどと答えたらたいそう驚かれ、すかさず何杯飲んだのと聞かれました。実は...1杯なんです。

11月14日(Sat):

クリックする部分が故障したノートパソコンを持って横浜に行きました。クイックガレージという、その場で持ち込み修理を受け付けてくれるショップがあるからです。以前は町田でも同じような店があったのですが、今は預かり修理が基本となるそうで、それではちょっと困るといったら横浜を紹介されたというわけです。ショップに行くと早速症状をみてパーツを交換、ものの10分程度で修理は完了しました。保障期間はとうに過ぎているので、パーツ代1440円に技術料7000円がかかりました。Appleには年間保障サービスが用意されているのですが、自分の機種では年間1万3000円ほどですみます。こんなことなら入っていればよかったかなと、ちょっと後悔しました。今から改めて入るには、機械をAppleに送って正常に動作することを認定して貰う必要があるそうです。その認定だけで費用が1万程度かかるとか。それも面倒なんで今回も契約は見送りました。今ではもう一時代前の機種ですが、わが家ではまだ現役ばりばりです。壊れないことを願ってまだまだ活躍してもらいます。

11月15日(Sun):

アマチュアのエアロビクスの全国大会が駒沢公園の体育館で行なわれました。スポーツクラブの知り合いが出場するというので見学に行きました。秋晴れだったこの日、フリーマーケットや散歩をする人たちで賑わう公園の一角で熱戦が繰り広げられました。エアロビクスのプロの大会では、筋肉質な体型を誇示しながら、ものすごい演技を笑顔でするというちょっと異質なイメージがあります。それはもうレベルが違いすぎますが、今回はアマチュアの大会ですからそこはアットホームな感じで、下は小学生から上は60に届きそうな人達までが日頃のトレーニングの成果を競っていました。多少の失敗はご愛敬、本人も応援団もとても楽しんでいる様子でした。僕らが応援に行ったのは東京大会で優勝して全国大会に勝ち進んだ人です。残念ながら入賞は逃しましたが、結構いいところまで行っていたんじゃないかなと思います。来年は一緒にやりましょうよと誘われましたが、いやー、高齢の方でも僕なんかより遥かに体が柔らかかったし、それにあのユニタードは着られませんよ。

11月16日(Mon):

昔からなんですが、パソコン周りがたいへん散らかっています。散らかすのが自分ですから文句を言う筋合いでもないんですが、どうも我ながら見ていていらいらすることがあります。雑誌の付録のCD-ROMやMOやフロッピーディスク。メモ帳やら電卓やら時計やら、訳の分からない宣伝の手紙やら。ひとつひとつを置いた時はすぐに片付けるつもりだったはずなのですが、いつの間にか忘れてしまって、いつまでもそこに置きっぱなしになってしまうのです。我が家にはいわゆる書斎なんてものはありませんから、昔のような勉強机もなく、細かいものを整理して置く場所もないという言い訳もあります。しかし結局は貧乏性とぐうたらな性格が物を中々捨てられないことに繋がっているのだと思います。広い家に越す時は、リビングの片隅に書斎コーナーみたいなものを作ることになっています。パソコンや本棚を置いて、うまい具合に使っていきたいと思っています。でも、置くところが広くなったって、時間の問題でまた同じように散らかってしまいそうなのが悩みの種です。

11月17日(Tue):

子供の頃よくドリフの「8時だよ!全員集合」というテレビ番組を見ていました。最初の頃はまだ荒井注がいて、「ジスイズアペーン」なんてギャグに喜んでいました。それからメンバーが志村けんに代わり、裏番組で「おれたちひょうきん族」が始まって、いつの間にか終わっていたような気がします。結局16年続いたんだそうです。その志村けんが書いたエッセイ「変なおじさん」を読みました。芸能人のこの類の本はあまり読まないのですが、本屋で手にとってぱらぱらめくっていたところ、付き人時代のことから書いてあるようだったので、昔を懐かしんで買ってみる気になりました。今では珍しい、コントを中心にお笑いを作る芸人で、それは彼なりのこだわりがあるとか。今お笑いで活躍している若手を否定するのではなく、それが自分のスタイルだからということでした。ワンパターン、下品、危険ということで、PTAから目の敵にされていた番組ですが、制作側にも色々な苦労があったということを読んで、納得できるところも多々ありました。

11月18日(Wed):

久しぶりに風邪ぎみで熱がでました。前の日の昼ころから体がだるく、家に着いたころはもう少し熱がありました。何もする気が起きなかったので、食事をしてすぐ9時ころには寝ました。本当はしし座流星群も見たかったんですけれどね。眠りが浅かったのか、なんか色々な夢を見たような気がします。結局朝になっても熱が下がりきらなかったので、大事をとって会社を休むことにしました。水曜日はかかり付けの医者の定休日だったので、ひたすら寝て過ごすことに。熱があってボーッとしてるときにはテレビも消して静かにしているのが一番です。何時ころだったでしょうか、突然家の電話が鳴りました。出てみると、どうやら畳屋さんの宣伝のようでした。こちらは起き抜けで元気のない応答をしていたら、ご両親はお仕事ですかと尋ねます。わざわざ実家の両親の心配をしてくれるなんて、何と心優しい人なのだろうなんて勘違いする訳もなく、かといっていちいち説明するのも馬鹿らしいので、はいと答えました。すると、ではご両親に宜しくと言って切ってしまいました。

11月19日(Thu):

寒くなってきました。天気予報でも今年一番の冷え込みというフレーズを耳にするようになりました。当り前ですが、だんだん気温が下がっていくわけですから、今年一番が何度もあるんですよね。それでもなんだか今年はこれ以上寒くならないのかしらなんてよく勘違いしてしまいます。わが家ではまだ衣替えが完全に終わっていないので、着るものに苦労する毎日です。少しずつ冬物を引っぱり出しては重ね着をしています。街を見渡しても色々な人がいます。まだ夏の終わりのような格好をしている人。我慢強いのかよっぽど脂肪が厚いのかどちらかでしょう。逆にもうすっかり厚手のコートを羽織っている人。きっと中は薄着なんでしょうけど下手に重ね着するよりいいかもしれませんね。ところでこの季節でも女子高生は上は着込んでいても下は短いスカートをはいています。これも傍目に寒くないのかなぁと思っていたのですが、駅のホームで冷たいベンチにいた時のこと。あーさぶいと言いながら女子高生が座ってきました。ああやっぱり普通の感覚なんだとちょっと安心しました。

11月20日(Fri):

町田駅の近くにヨドバシカメラが開店しました。JRの西口降りてすぐのところに大きなビルを建て、1階から4階までが売り場に、それより上が駐車場になっています。会社から帰ってから早速車で行ってきました。家の方から向かうと町田の中心部に入らないですむので、渋滞もなくすんなり駐車場に入れることができました。ここの駐車場料金はちょっと変わっていて、2000円以下の買い物で20分、3000円以下で30分、6000円以下で60分まで停められます。ちょっとしたものを買いに来ても一応駐車場料金は取られないことになります。でも20分じゃあ、他の売り場を見て回ることはできないでしょうけれどね。扱う商品は家電、OA、カメラ、オーディオと一通り揃っています。売り場が広いので品揃えもなかなかよさそうです。パソコン関係の書籍やCDソフトなども置いてあったので、駐車場料金に困った時には便利かもしれません。近隣の店にしてはなかなか脅威ではないでしょうか。

11月21日(Sat):

ロマンスカーに乗って箱根に行きました。いつも通勤で乗り慣れた路線もロマンスカーに乗るとちょっと雰囲気が違うものです。車内でお弁当こそ広げませんでしたが、グループで席を向かい合わせにしながら楽しい電車の旅でした。連休の箱根ですから、どうしても、車が渋滞するのは避けられないところでしょう。今回はそれを見越して電車を利用しました。案の定、箱根湯元近辺の道路はものすごい車でした。途中、小田原と箱根湯元の間の風祭にあるかまぼこ博物館に行って、かまぼこ作り体験というのに参加しました。1500円の参加料で、かまぼこの板付けと竹輪を巻くのを体験できます。長細い包丁を使って、見本を見せて貰いながらやるわけですが、なかなか形よくできません。それでも自分が作ったものをお土産にしてもらうとうれしいものです。焼きたての竹輪はその場で食べました。なかなか美味しかったですよ。その後、箱根登山電車に乗って宮の下へ散歩に行きました。しかし車のみならず電車もかなりの混雑だったのが誤算で、宿に着いたときにはくたくたでした。

11月22日(Sun):

箱根で一泊したところは老舗旅館お風呂を利用出来るところでした。朝も食事の前に浴びてきました。温泉の効用なのか、風呂上がりは体がぐったりします。そのだるい感じがなかなかいいんですよね。朝食後はまっすぐ帰って、スポーツクラブのイベントに参加しました。スカッシュのハンディキャップ戦です。個人のレベルに合わせたハンディを付けてチーム戦を行なうものです。ちょうど一年前、このイベントがスカッシュデビューでした。あの時はよく試合のやり方もわからずあたふたしていましたけど、一年経った今は参加者のなかで真ん中くらいのハンディを貰うようになっていました。この日は全部で5試合して2勝3敗でした。でも一番多くのハンディを貰っていた人に勝ったのはうれしかったです。まあ15点ゲームで10-0から始めたんですけれどね。それでもその人は僕以外には全部勝ち抜いていたので、終わってからも悔しがっていました。試合が終わってからは打ち上げ、そしてカラオケに行きました。家に帰ったのは12時過ぎ。朝、箱根で目覚めてから忙しい一日でした。

11月23日(Mon):

大学ラグビー関東対抗戦グループ、早稲田-慶応戦が秩父宮ラグビー場で行なわれました。今年はここ数年低迷していた慶応が復活し、すでに大学選手権出場を決定しています。かたや早稲田はシーズン直前にレギュラー選手のスキャンダル騒ぎが持ち上がり、当該選手と監督の謹慎処分という不安のスタートで、先日も日体大に記録的な大敗を喫しています。上り調子の慶応に早稲田はどれだけ善戦できるかというのが戦前の予想でした。蓋を開けると開始早々慶応は怒涛の攻撃で立て続けにトライを奪います。しかし早稲田はなんとか立て直し、逆転して前半を終了します。ラグビーでは力の差は後半に出ます。前半でフォワードのスタミナを使い果たすとディフェンスがぼろぼろになるからです。しかしなんと早稲田は後半一度逆転を許すも再びひっくり返し、見事勝利をもぎとりました。ここ数年は劣勢を囁かれていた慶応が早稲田を破ってはずみを付けていましたが、今年はそれが逆の立場になったわけです。チーム力の差だけでは予想できない伝統の力。だからラグビーは面白いんですねえ。

11月24日(Thu):

プロ野球のドラフト会議が終わり、注目の横浜高校の松坂投手は西武ライオンズに入団交渉権が与えられました。早速1位指名の挨拶をしたということです。会談後のインタビューではどちらも緊張気味で、松坂君の方も誠意を感じましたなんて、今まで使ったこともないような表現で受け答えをしていました。本当は意中の球団は横浜ベイスターズだったそうですが、くじ引きではずれてしまったのは残念でした。大学生や社会人はいわゆる逆指名ができて、意中の球団に競合なく入れるようになりました。自分の就職先を自分の意志とは違うところで決められるというのも変な話ですから、それも当然なのでしょう。しかしまだ高校生には逆指名が許されてないので、今回のような騒ぎになるわけです。でもドラフトというと有力選手の獲得にたくさんの球団が名乗りを挙げ、そうそうたる人数で抽選を行うという姿を思い浮かべますから、波乱なくすんなり決まってしまうドラフト会議は、外野から見ている立場としては寂しく感じたりもします。松坂君、入団しそうな気がしますが、どうでしょうか。

11月25日(Wed):

毎年思うのですが、どうして冬物の服を出すと置き場所に困るのでしょう。去年も困ってうずたかく積み上げていた記憶があるのですが、今年はそれ以上に増えているような気がします。毎年季節変わりに新しい服を買ってしまうのがよくないんでしょうけど。家の周りにL.L.BEANやエディバウアーなどのアメリカンアウトドアショップや、ユニクロのような安売りのカジュアルウェアショップができたために、つい衝動買いしてしまう機会が増えているんですよね。数年前、それこそ普段着を買うのは、食料品を買いに行ったついでのイトーヨーカ堂だったなんてこともありましたからね。買うのはいいけど、古着もなかなか処分できないのです。小さくて着れなかったりぼろぼろになったりしていても、それを着ていた頃のことを思い出してすっぱり捨てられないということが多々あります。造りがしっかりしたものだと何年も着ることができますよね。まだ現役で使っているダッフルコートは大学に入学した年に買ったものです。それもまたたいしたものです。

11月26日(Thu):

新居の工事も本格的に始まり、今は基礎工事をしているところです。滅多にあることではないですし、今までだって経験したことがありませんから、その途中経過の様子も見学しておきたいところ。大抵職人さんは日中陽が落ちる前まで仕事をしますから、その頃までに現場に行けば仕事の様子を見ることができます。しかしこの時期、夕方5時にはもう暗くなってしまいます。幾ら早く会社を出ても間に合いません。必然的に暗くなってから誰もいない現場の様子を伺いに行くということになります。住宅地の中ですから付近はさほど明るくありません。工事のフェンスで囲まれた敷地の前に車をとめ、フェンス越しに中の様子を覗きます。先週末、明るい時に来た時はフェンスを開けて中に入ったのですが、暗くなってからじゃ足下が不安でそうもできないですよね。せいぜい懐中電灯で照らしながら様子を見て、前回見た時より工事が進んでいるということを確認できる程度です。やっぱり朝出社前に見に来るしかないのかな。それにしても現場が近いのはこういう所がいいですね。

11月27日(Fri):

セガの新しいゲーム機が発売されたようです。僕はとりあえず欲しいと思っていないのであまり興味がなかったのですが、何でも初回出荷分は少なくてすぐに売り切れるとも言われていたそうです。実際はどんなものかなと思って、夕方店を覗いて見ました。そうしたらちゃんとまだ売っているではないですか。他の店の状況はわかりませんが、そんなに大騒ぎすることはなかったようです。もっともそれがセガの作戦だったのかもしれませんけれどね。先日発売された映画「タイタニック」のビデオもそうでした。初回分の供給量が少ないから発売日を延期するとかという話しもでました。蓋を開けてみればなんのことはない、ビデオは発売日通りに店頭に並び、売り切れる雰囲気もありませんでした。購買意欲をかき立てるための作戦だったのではないかと勘ぐりたくもなります。実はこの日、あるMacのソフトの新バージョンが発売される日でもありました。値段はいくらなのか見に行ったのですが、まだ古いバージョンが堂々と売っている店もありました。しっかりしてよJ&Pさん。

11月28日(Sat):

昭島にあるフォーラスというスポーツクラブで行われたスカッシュの試合に行きました。車で昭島に行くには国道16号線が多摩川を渡る拝島橋のところからすぐです。ただし土曜日の朝でも交通量はそこそこで、特に最近立体交差ができたという橋本五差路付近は大渋滞でした。自分の試合は朝10時からでしたので、余裕を見て7時に家を出てなんとか間に合いました。会場となったフォーラスは創立5周年という新しいクラブで、中の施設も綺麗で雰囲気がよく、なかなか好感が持てました。スカッシュコートもギャラリーが試合を見易くて、大会をやるにはなかなかよさそうなところです。肝心の自分の試合ですが、なんとまたあっさり負けてしまいました。周りからは普段の力を出し切れていないくて勿体無いと言われました。確かにいつも一緒にプレイしている仲間が勝ち進んでいるのに、自分だけ負けてしまうのは悔しいです。試合になると弱いという性格なのかもしれませんが、それにしてもイージーミスが多くて久しぶりに柄にもなく落ち込んでしまいました。

11月29日(Sun):

食べ終わって帰ったお客さんのテーブルをなかなか片付けない店は好きではありません。他人が食い散らしたテーブルを横目に見ながら食事するのがなんとなく気になるからです。この日、試合の打ち上げで12人でお好み焼き屋さんに行きました。店は全部4人テーブルで、それをつなげて12人が並ぶようにするのはできないと言います。まあそれはいいです。でもテーブルがバラバラに別れてしまうのもつまらないですよね。最初に案内されたのは、1つのテーブルだけぽつんと離れた席でした。まあ仕方がないかと思っていましたが、たまたま3つ繋がったテーブルが空いていたので、そこに移っていいかと訊ねました。すると店長風の人はちょっと嫌そうな顔をしながら、それでは片付けるまで少々時間を下さいとのこと。お願いしますと言って待ちましたが、そのテーブルは店の前で案内待ちをしている時からずっと空いていたんですよね。店員が少なくて手が回らないのかどうか分かりませんが、気分悪いです。店長の着ていたユニフォームが汚れていたのも気に入りませんでしたけど。

11月30日(Mon):

花粉症などのアレルギーはないのですが、どうも朝から目が痒くて仕方がありませんでした。家の掃除をしてホコリが立つとくしゃみが止まらなくなることがありますが、家の外でそんな状態になるのはめずらしいです。目が痒いだけでなく、その内鼻水も出できました。鼻が詰まると満足に電車で居眠りすることもできないってことを身にしみて感じました。会社にいる間は多少ましではありましたが、それでもくしゃみと鼻水がときどき出ます。こんな時に限って机の上のティッシュがなくなるんですよね。昼休みに売店で買おうと思っていたら、こんな時に限って売り切れているんですよね。まったくついていない。鼻水は集中力をそぎ、くしゃみは体力を奪います。こんな時に限って急いで仕上げなくてはならない仕事があるんですよ。残業規制の御時世に遅くまで居残りしてしまいました。まったくついていない。秋に花粉症になる人もいるそうです。聞くところによると花粉症は今までその気がなくても突然発症するとか。なんでもいいから止まってくれい。

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