3月1日(Thu): やり方次第

スカッシュは2人で行うスポーツです。スポーツクラブにおけるスカッシュコートの立場が弱いのは、広い空間をたった2人で占有するという効率の悪さがあります。しかしやりようはある。そもそもスクールは5、6人の生徒がコートに入ります。またコートの4分の3を使って1対1のラリーをよくやりますが、この場合は残りの4分の1のスペースに順番待ちの人が待機できる。工夫次第で利用率は上がるんです。しかしクラブ側の思いは違うらしい。コートに3人以上入ると危険だから、安全のために団体利用時は申請書に名前を書くというルールがあります。名前を書くくらい構いません。でもそれで安全になる根拠が理解できない。万が一怪我をしたらクラブが治療費を負担してくれるんでしょうか。違うよね。危険だと思うならスタッフが見てればいい話でしょ。プールだってマシンジムだってやっていることだ。責任逃れをするために名前を書かせているような気がするんだよね。怪我は自己責任ですって明記しておけば済む話じゃないのかな。

3月2日(Fri): 泣いてたのに

昨夜というか今朝も夜中に起きて泣きだしたコタロ君。いつものようにベビーベッドから僕らの隣に移動させたら一旦は泣きやんだ。こっちも眠いからそのまままた寝ちゃったんだけど、その内また起きてビービー泣きだした。今度は全然泣きやまない。次の手段はお気に入りのDVDだ。「でんでら付けて」というかみさんの言葉にしたがってリモコンでスイッチオン。あいにくベビーアインシュタインのDVDが入ってたんだけど、これもたいそう好きなようで、イントロが流れ始めるとすぐに「おおーっ」と言いながらニコニコになった。もう泣きやんでやんの。その後もジッとテレビを見ながらお気に入りの映像が出るとパパの顔を見ながら何かしゃべってる。とりあえず泣きやんだからいいか。でもさすがに30分も見続けるのは辛いから、そっとエンディングまで早送りして消してみた。愚図るかと思ったら、コタロは「オワッター、ネンネー」と寝転がってあっという間にスースー寝息を立て始めた。言葉がありません。そしてその時、めざましが鳴りました。

3月3日(Sat): 初節句

今日は桃の節句。姪っ子の初節句のお祝いにかみさんの実家まで行ってきました。姪っ子は生まれてからほぼ1か月が経ち、病院の検診でも問題はなかったそうです。今日もずっと寝てるかミルクを飲んでいるかでしたが、この前会った時より大きくなっていたような気がしました。この時期はどんどん大きくなるから楽しいよね。コタロも何となく赤ちゃんを意識をしている感じで、手出しはしませんが、遠巻きに様子をうかがっていました。実家の帰りに吉祥寺に寄りました。渋滞を覚悟で行ったのですが、思ったより道は空いていて、駐車場にもすんなり入れました。しかし人通りは多くかった。ベビーカーを押して歩くのに苦労する程度。みなさん吉祥寺には電車やバスでくるんですかね。一巡り駅周辺を回ったところで散歩は早々に終了。あっちこっち面白そうなお店はあったけれど、ゆっくり見られないのはしばらく仕方がないね。それにしても見たことが内お店がたくさんあったのには驚きました。吉祥寺はいまでもどんどん変化しているようです。

3月4日(Sun): リニューアル

会員となっているスポーツクラブのリニューアルが終わったので行ってみました。オープン10年をきっかけとした大々的な改装です。2面あったスカッシュコートが1面になったのが自分に取っては大きなインパクトですが、その他にも細々と新しくなったようで、とりあえず壁紙や床材はきれいでした。10年前は県内最大級という売り文句がぴったり来るクラブでした。しかし今は最新のマシンを導入するにはスペースが足りない。そこでコートを1面減らしてジムを広くしたのです。でもかなりの台数のマシンを増やしたので、かえって密集度が上がってしまった。マシンとマシンの間の通路が狭いので窮屈な感じがするのです。改装の目玉の一つがランニングとかバイクとかの有酸素マシンに個別の液晶テレビが付くことでした。しかし地上波放送とMTVくらいしか映らないので、日曜日のお昼に見たいような番組はなかった。どうせなら有線テレビと契約して選択肢を増やしてくれればよかったのにね。そしてやっぱり、コートが減ったのは寂しかった。

3月5日(Mon): 街頭宣伝

よく行くジャスコで、光を使ったインターネット接続の勧誘をしています。場所はエントランスホールの片隅。屋台を組んでテモ用のパソコンとCMを流すテレビを置き、ハッピを着たお兄さんが呼び込みをしています。たまにコタロに販促用の風船なんかをくれるので、何となく気になって様子を窺うのですが、正直あまり忙しそうじゃない。お兄さんの話を聞いている人はもちろん、立ち止まってポスターを眺めている人さえあまり見たことがありません。はたして意味があるんだろうか。業者は違いますが、家にもよく宣伝の電話がかかってくるそうです。かけてくる時間も回数も宣伝文句も気に入らないから毎回断っているのだけど、だからといって、ふらっと立ち寄ったショッピングセンターで契約をお願いすることも無いように思います。無駄な宣伝費を抑えて契約料金に還元すれば喜ばれるだろうに。だってジャスコの隣のヨーカドーにも同じ宣伝部隊がいるんですから。

3月6日(Tue): 障害発生

今朝、山手線の外回りと京浜東北線が信号トラブルのため運転見合わせになりました。前日発生した故障から復旧するのに時間がかかったそうです。7時前に運転は再開されましたが、16万6000人に影響が出たそうです。話は変わって同じく今朝、我が家で通信トラブルが発生しました。僕は毎朝最新のポッドキャストをiPodに格納して出勤するのですが、その更新ができない。それだけでなくメールもWebもダメなので、インターネット接続の問題だろうと思われました。さてどこの不具合か。昨夜から設定は変えていません。機器としては家の中にはADSLモデムがあってルーターがあって無線LANのスポットがあります。一通り確認しておかしいところは無かった。残る可能性はプロバイダーかNTTの問題なんだけど、障害情報を確認しようにも、ネットが繋がってなければできるはずもなく、やることがなくなって出勤しました。結局はプロバイダーの障害で、お昼前に復旧していたということをあとからホームページで知りました。朝からちょっと焦りました。

3月7日(Wed): 忘れ物

今朝、駅まで歩く途中で、携帯電話を机の上の充電器に置き忘れたことに気がつきました。出てすぐではないけれど、まだ半分も行ってない。時計とメールツールの携帯電話が無いと何かと不便。ということで取りに帰りました。朝の家を出る時間は、当然のことながら電車に合わせているではないですか。普通に歩いて駅に着くとちょうど電車がやって来る。これが理想です。一旦引き返すなんて事態になるとどうなるか。家に戻った時、普通では狙った電車に間に合わない時間でした。次の電車まで14分もある。かと言って靴を脱いで家に上がってのんびりするのも何なので、取りあえずまた駅まで向かって歩き出しました。途中から、ダッシュすれば間に合うかも、運動不足解消もなる、と思って、トコトコ小走りになりました。ロータリーを抜けてエスカレーターを駆け上がり、改札を抜けたらホームに電車が止まってた。奇跡を願って階段を下り始めると同時に、電車は出発しました。誰もいないホームのベンチに息を切らしたおっさんが一人。かなしー。

3月8日(Thu): 秦野駅

秦野駅改札前にあるパン屋がリニューアルしました。もともとが狭い店ですからあまり変わった感じはありませんが、店内は明るくなっていました。これで改札の前にある店、すなわちマクドナルド、TSUTAYA、コンビニ、パン屋と、一通り改装が終わったことになります。そうそうその間にイタトマJrも仲間入りしています。駅舎が改装された時にできた店が、それからそんなに経ってないのにみんな改装したというのも不思議です。小田急線はあちこちでリニューアルが進んでいますけど、その一環なんでしょうか。この中で僕が利用するのはコンビニとマクドナルド。駅は通過するだけでゆっくりしませんからね。マクドナルドは朝、バスに乗る前にコーヒーを飲むのに寄ります。お客さんが意外に多くて注文に時間がかかることが多い。コーヒー一杯を頼むのに時間がかかるってのもねえ。それに高々100円払うのにわざわざ人手を煩わせるのも申し訳ない。カウンターの片隅にサーバーがあって、お金を置けば勝手に飲める、なんてことはできませんかね。

3月9日(Fri): 日本酒

今月号のdancyuは日本酒特集でした。今注目の銘柄とか読者の人気アンケートとかお酒に合う料理とか定番の記事が並んでいて、毎回のことなんだけど興味深く読んでしまいます。あまり聞いたことの無い酒蔵の紹介もあって、写真で酒造りの一端がが分かります。杜氏さんが理想の酒造りの信念を持って仕込むお酒は飲んでみたくなります。と言っても流通量も販売店も少ないので、簡単に手に入らないでしょうけどね。雑誌には毎回品揃えがよい酒屋さんのリストもあります。そこに載るような近場の店には一通り行きました。どの店も酒蔵さんに直接行って卸してもらっているようなおすすめのお酒があります。世間で有名なお酒を買うのもいいんですが、お店の人におすすめのお酒を買うのもいい選択です。しかし今回は、Dancyuで見かけた純米吟醸酒を選んでみました。口に含んだ瞬間香りがいっぱいに広がり、爽やかな後味が心地よく残る美味しいお酒でした。一升瓶で買ったので遠慮なくぐいぐい飲んでたら、あっという間に酔っぱらっちゃった。

3月10日(Sat): 1歳8か月の1日前

コタロも明日で1歳8か月。昨日はスーパーで出会った0歳8か月の子のおばあちゃんにん年齢を聞かれ、同じか月例と勘違いされた程小柄ですが、元気に育っています。外で遊ぶことも多くなって、先日の海老名のキッズリゾートのような大型遊具も経験しました。そういうことをちゃんと覚えているんでしょうね。今日は相模大野の駅ビルの中にある有料の子供の遊び場の前を通ったんですが、そこがどんなところなのかちゃんと分かっていて、中に入ろうとしないもんだからどうしてなんだとばかりに暴れられました。ごまかして場所をあちこち移動しても、確実にその方向を指差してこっちだこっちだとアピールする。どうやら方向感覚が優れているようです。もちろん記憶力もいいんでしょう。普段でもよく行くお店や遊んでくれる人はよく覚えていて、久しぶりに会ってもすぐにニコニコします。実家に帰ってもどこに何かあるかちゃんと覚えていて、すぐにおもちゃを見つけ出す。すごいよね。実は、コタロまれに見る天才なのかもしれない(by親バカ)

3月11日(Sun): ラーメン屋

スカッシュサークルの練習会でした。いつものスポーツクラブが改装中なので運動不足の体にはちょうどいい。朝早いけれど、その分一日が有効に使えます。お昼過ぎに練習が終わって、その足で青葉台に向かいました。いくつかあった候補から久しぶりのラーメン屋さんへ。いつの間にか駐車場ができていました。以前は申し訳ないけど路駐していたのでこれは助かります。ところで、その店はよく見ると、外観は昔と同じなんだけれど、店の名前が違っていました。でも店内の様子をうかがうと店長さんは変わっていないし、メニューも変わっていない。以前は有名店の支店だったから、そこから独立したんでしょうか。濃厚な豚骨スープに細めんという博多ラーメンの味は以前のままで安心しました。今回はもちろんコタロ君も一緒。麺類が大好きなので、僕の膝の上でおとなしく座って取り分けた麺を一所懸命すすっていました。さすがにスープは塩味がきついのでやめておきましたけどね。コタロ連れでも、ファミレでないラーメン屋に行けるんだねえ。

3月12日(Mon): F1開幕

今シーズンのF1は今週末のオーストラリアGPから開幕です。昨年はアロンソが引退発表したシューマッハの追撃を振り切り、2年連続のチャンピオンを獲得しました。今年はトップ3チームのドライバーが大きく変わりました。ミハエルが席を開けたことで他の駒が動きやすくなったわけです。チャンプはルノーから古豪マクラーレンに移籍。そのマクラーレンにいたライコネンはミハエルの抜けたフェラーリに移動。ルノーは残留したフィジケラがエースに昇格しますが、マシンの安定性はぴか一なので、トップ争いは混とんとするでしょう。今年こそと思うのはトヨタとホンダ。毎年期待されながら表彰台の常連になれない歯がゆさを、是非打破して欲しい。2年目のスーパーアグリにも、最低限でもポイント獲得を期待します。それから今年は鈴鹿に代わり富士で日本GPが開催されます。これもとても興味があります。ただ初めての年ですから、観客の誘導がスムーズに行くのか心配ではあります。混雑は嫌いだけど、間近でF1を見るのは魅力だよね。

3月13日(Tue): パッと淹れてサッと飲む

我が家にエスプレッソマシンが来てからドリップをしなくなりました。エスプレッソが手軽に飲めちゃうからです。タンクに水を入れて電源を入れれば、豆を挽いている間に機械の準備は完了します。あとは豆をセットして抽出ボタンを押すだけ。簡単でしょ。今まではドリップ珈琲を淹れるのも面倒に思っていなかったんだけど、この手軽さを知ってしまうと戻れません。もっとも量をたっぷり飲みたい時はエスプレッソでは物足りないので、そういう場合にようやくドリップの出番になるかな。ちゃんとネルも用意してあることだし。エスプレッソマシンが簡単と言えども、手際よく使えるようになるには慣れも必要です。特にミルクを温めるためのスチームを使うときは手順が多くなるので、今でもマニュアルを見ながらやってます。それから気をつけてないと蒸気やお湯が飛び散るので、火傷や周りに水がかからないように注意する必要もあります。もたもたしてると折角の珈琲が冷めちゃう。パッと淹れてサッと飲む。その域に達するまでもう少しです。

3月14日(Wed): ニコニコばかりじゃないけれど

昨日はかみさんのご両親が旅行帰りに寄られたそうです。お昼をコタロと一緒に食べて過ごしながら、緊張気味に実家にいるときとコタロの表情が全然違うと驚かれていたとか。ニコニコしながらお気に入りのおもちゃをあれこれ見せて、ずっと何やら説明していたらしい。しかし、機嫌のいい時ばかりではありません。ここ数日寒さがぶり返してきました。コタロのベッドもよーく冷えています。夜中の3時頃に例のごとく泣きだして、仕方がないから僕の隣に寝せた。僕らが起きた後も放っておくとベッドから落ちるから、コタロのベッドに戻そうとしたらまた泣きだした。じゃあてんでリビングへ連れてきたら、今度は無理に起こされたと不満顔。グズグズと泣いています。一緒に遊ぼうと隣に座るとご機嫌になって、おもちゃを持って話しかけてくる。でももう出かけなきゃ、ゴメンね。と離れたらまた泣きだす。分かってくれよ仕事に行かなきゃならんのだよ。家を出る時、コタロはママに抱っこされて甘えてました。憎たらしいけどそれもまたカワイイ。

3月15日(Thu): ららぽーと

所用があって仕事を休んだので、ついでに今日オープンした「ららぽーと横浜」に行ってきました。場所は横浜線の鴨居駅の近く。家から向かうとIKEAに行く途中にあります。事前に横浜ウォーカーを見て多少は予備知識を入れていたのですが、実際に行ったら思った以上に広かった。吹き抜けがあるので平面図を見た印象と全然違っていました。店舗は全部で3層に別れているので一通り歩いてみたのだけど、たっぷり疲れました。飲食店が多かった気がします。例えばコーヒーだけでも大手ではスタバにタリーズにエクシオールカフェがあるだけでなく、キッズカフェや和風喫茶や昔ながらの珈琲専門店まで、至る所に配置されています。そのほとんどがお客さんで一杯だったので、今週末なんか大行列なんでしょうね。平日に行くことができてよかった。夕食を食べてから帰ることになって、どうせならとIKEAに寄りました。まずレストランに直行して閉店間際にサーッと買い物。ららぽーと効果なんでしょうね。店内はガラガラで、おかげで歩きやすかった。

3月16日(Fri): キッズカフェ

ららぽーとの中にはキッズ向けの施設やお店も充実しています。コタロも動き周りたいだろうと思って、昨日はキッズカフェに入りました。大きな遊具を設置したプレイスペースがあって、その周りで親が食事をできるという店です。IKEA製品がふんだんに使われていたには笑いました。ちょうどおやつの時間だったので、コタロの食べられそうなピザを頼もうか。なんてメニューをゆっくり見る間も無く、プレイスペースが目に入ったコタロはそっちへ連れていけと大騒ぎ。プレイスペースは店の人が様子を見てくれるわけではないので、仕方がないから一緒に行ってコタロが遊ぶのに付きあいました。小さいボールがたくさんあって、それをつかんで投げては追いかけて、を果てしなく繰り返す。他の子がいてもとってもマイペース。しばらく遊ばせてから、さあピザを食べようと席に戻しとたんに大泣き。まだ帰らないと言い聞かせても分かるはずもなく、結局店を出るまで、コタロは何一つ口にしませんでした。もちろん店を出るときも大騒ぎ。失敗だ。

3月17日(Sat): 安上がり?

リニューアルが終わったスポーツクラブで久しぶりのスカッシュ。コートそのものは変わっていませんが、壁紙やフロアマットが張り替えられ、またトレーニングマシンが奇麗になったり増えたりして、違うクラブに行ったような感覚でした。練習後にみんなで夕食に行くことになって、その繋ぎにスタバに寄りました。コタロも椅子に座らせておやつを食べさせていたのだけど、飽きてきたので店の前のテラス席を歩かせてみました。特に遊具なんてないんだけど、コタロは十分楽しそうで、椅子の間を通り抜けて喜び、植え込みの木を指差してコレは何だと聞き、三角の看板の下をくぐって得意げな顔をして、ガラス越しに店内を覗いて愛想を振りまき、いつまでたっても飽きそうにありません。今のコタロにはお金をかけたおもちゃは必要ないんですね。店の入り口でそんなことしてるもんだから、これからお孫さんが生まれるという老夫婦とか、6か月の子供がいるというスタッフに声をかけられました。そうなんです。コタロは特別にかわいいんですよ〜。

3月18日(Sun): 釜飯の出前

出前専門の釜飯を頼んでみました。お昼頃に遊びにきた僕の両親と一緒にご飯を食べようということになり、外は寒いし面倒だから出前を頼もうということになりました。ピザ以外で無いものかと家にあった広告を探したら、釜飯のメニューがあったのです。初めて聞くところだったのでネットで調べてみると、出前専門のすし屋さんを展開している会社がやっている別業種で、店舗もそれなりにあるようです。メニューはいわゆる釜飯らしいラインアップ。キッズメニューもあったので、コタロにもハンバーグとソーセージが乗った釜飯を頼みました。電話をしてから4,50分かかると言われましたが、これは仕方がないでしょう。ここの釜飯はひつまぶしのようにだし汁が付いてきます。普通に食べる他に、だし汁でお茶漬けのようにしてしてもよいということです。ちゃんと一人ずつのお釜で届けてくれて、ご飯にはおこげもあり、そのままでもお茶漬けでも美味しくいただけました。家で暖かい釜飯が食べられるのは、なかなかいいかもしれません。

3月19日(Mon): 大歓迎

今まで地味に淡々と仕事をしていた自動改札が今日は誇らしげに光っていました。大手私鉄とバスの共通ICカード、PASMOが昨日からスタートしました。Suicaとの相互利用も可能になったので、JRとの乗り継ぎがカード1枚で可能になります。言うまでもなく大変便利になりました。今までのパスネットは保証金こそ不要ですが、カードを買う度に細かい残金を使い切る必要があった。それから使い終わったカードは捨てるしかないというのも、このご時世勿体ないなあと感じます。またJRと私鉄でカードを使い分けるのもやっぱり面倒くさい。更にはささいなことですが、カードを機械に通すよりかざす方がラクチンです。ということでPASMO導入大歓迎です。手持ちのパスネットが無くなったら早速切り替えるつもりです。小田急でもしばらく前から盛んに宣伝していました。ただし自動チャージができる小田急カードの宣伝がメインで、普通に買うにはどうすればいいのか、定期券をどうすれば一緒にできるのか、そういう説明は見かけないんだよねえ。

3月20日(Tue): 身近なジャズ

日本のジャズミュージシャンは、プロと言えどもごく一部の大御所を除いてとても身近な存在と言えると思います。テレビではなく、生で見る機会の方が多い。しかもどのライブハウスもさほど広くなく、汗が飛び、息づかいが聞こえるような距離で生の演奏を聴くことができるからです。最近ではオフィシャルホームページを持つ人も多く、そこではライブの予定やCDの宣伝なんかをするわけですが、それに合わせて日記やブログを書いている人も増えました。今日のツアーは盛り上がった、明日はどこそこに行くからよろしくねとかね。ウチの近所に来た時の様子が書かれているとその情景が浮かびますので、楽しそうだなあと思って読んでいます。とあるバンドが久しぶりに新作CDのレコーディングをしたそうです。リーダーのブログにはもちろん、メンバーそれぞれのページにもレコーディングの様子が書かれていて、その場の楽しさやできばえの良さが伝わってきました。発売されたら買いたいなあ。そして近所に来たら久しぶりに聴きに行きたいなあ。

3月21日(Wed): 移行完了

祝日だけど出勤日。でも何故か朝の電車は混んでいました。グルリと見渡すと、自分と同じサラリーマン、クラブ活動の高校生、ハイキングに行く人、おめかししてお出かけする人、朝帰りの疲れ果てたサラリーマン。確かに色んな人が乗っていたようです。秦野の駅はすいていたので、チャンスと思ってPASMOを購入しました。定期券の買える自販機の前に立ち、特に説明がないのでとりあえずPASMOというボタンを押してみた。記名PASMOを選んで個人情報をインプット。自販機の前でこの作業をするのはちょっと抵抗があります。最後にお金を入れたらカタカナで名前の書かれたカードが出てきました。次はこれを手持ちの定期券と合体したい。これまた説明が無いので、適当に定期券購入のボタンを押してみた。するとPASMOと一緒にするかと聞かれて、買ったばかりのPASMOと定期券を機械に入れたら、今度は定期券情報が印字されて戻ってきました。ふむふむ、これでよし。でもグレーの下地にピンクのイラストに薄青の文字ってデザイン的にどうなのよ。

3月22日(Thu): うるさい

統一地方選挙が始まり、早速近所でも選挙ポスターが貼り出されました。前半と後半があるようなので、これからしばらくにぎやかな日が続くでしょう。朝も早くから候補者や支援者が駅前に立って、通勤通学の人に挨拶をするのはよくある光景です。まずは名前と顔を知ってもらいつつ、政治家と言えども身近な存在であることをアピールする、まあそんな狙いでしょう。僕はそういうのが好きではないので、なるべく避けて歩きます。チラシも受け取らないし、たとえ目の前に手を差し出されたとしても、決して握手なんかするつもりはありません。穿った見方かもしれませんが、普段から顔が見える人ならいざしらず、選挙の時だけニコニコ愛想を振りまいているような気がするから。ええい馴れ馴れしい。特にしつこく名前を連呼する候補者には絶対に投票しないと思っています。うるさいだけの選挙なら必要ありません。どうか早く、平穏な日々が戻ってきますように。

3月23日(Fri): 漢字

高島俊男さんの「日本人と漢字」という本を読みました。「お言葉ですが」という週刊文春の連載が突然終わってしまい、また過去分をまとめて出していた本やその文庫版も今後新刊を出す予定は無いということです。連載そのものは別のところからWeb発信の形で再開されています。ぜひ単行本化も進めてください。今回手にした本は、高島さんの日本人と漢字とのつきあい方に対する意見をまとめたものです。読んでみて分かったのは、世界中で独自の文字を持たない言語は数多くあって、日本もその一つだったということ。たまたま中国(漢)から文字が伝わってきて、あちらで「ケン」と読む「犬」という字を日本の呼び方で「いぬ」と割り当てたけど、伝わってきたのが英語だったら「dog」を見て「いぬ」と読んでいた、ただそれだけのことなんです。漢語と日本語は構造も発音も概念も全く異なります。それを前提に考えると、これまで漢字に抱いていた概念や日本の漢字教育に対する思いが全く変わりました。むやみに漢字で悩むのはばからしい。

3月24日(Sat): スキレット

スポーツクラブに行った帰りにかみさんから100円ショップで売っているスキレットを探して欲しいと言われていたので、ダイソーへ向かって歩きました。スキレットはバーベキューなどで使うダッチオーブンの仲間で、鋳物のフライパンですが、その小さいやつが100円ショップにあって意外と使い道があるんだそうです。クラブからダイソーまでだと、町田の市街地の端から端まで歩くようなもの。トレーニング後とはいえ、足が重くてつらかった自分の体力の無さにがっかりです。町田のダイソーはとにかく大きい。エスカレーターに乗って目的のフロアに行くと、おお確かに調理器具が並んでいる。100円ショップとは思えないラインアップです。もっとも目的のスキレットは200円するそうなので、なんでも100円でとはいかないんでしょう。しかし肝心のスキレットはない。代わりに貼り紙がありました。テレビで紹介されたスキレットは好評につき売り切れたんだそうです。そんなに人気があるとはまたまたビックリです。100円ショップ侮れません。

3月25日(Sun): 大勝軒

先週、東池袋の「大勝軒」が閉店しました。つけめんを世の中に広めた老舗の本店です。周辺の再開発で建物の取り壊しが決まり、オーナーの体調もすぐれないこともあって、これを機に引退するそうです。昔から行列の絶えないお店でした。僕も一度行ったことがあるんですよ。最近のラーメンブームが始まるずっと前。高校か浪人時代かその辺りだったと思うんだけど、実ははっきりと覚えていません。味ではなく麺の色が白くて珍しいなあと思ったことだけが印象に残っています。本店で修行をしたお弟子さんが開いたお店がたくさんあります。ウチの近所だと市役所の近くとつきみ野、最近は町田にもできました。つきみ野店は駐車場があって接客もなかなかです。今日も久しぶりに行ってきました。カウンターだけのお店ですが、コタロの席もちゃんと用意してくれて、親子3人並んで食べてきました。もちろん麺ものが好きなコタロも満足です。たまに食べたくなる味ですよね。本店はなくなっても、その味を受け継いでくれるお店があれば安心です。

3月26日(Mon): 鶏ちゃん焼き

久しぶりに泊まりがけで仙台へ出張。この季節だからコートを着ていくかどうか迷いました。できることなら荷物は減らしたい。現地の天気予報を確認したら、最高気温は関東とさほど変わりがない様子。しかしよく見ると朝晩はまだ冷え込むようなので、結果的には着込んできて正解でした。同行する同僚とは例によって昼飯を済ませてから集合となったので、昨日のうちに待ち合わせの駅周辺の情報を調べました。もちろん牛タンは有名なのだけど、前回行ったとき食べたし、お昼にはチト高いので今回は見送り。代わりに鶏ちゃん焼き丼というのを食べました。鶏(けい)ちゃん焼きとは、鶏肉とレバーなどのモツをキャベツと一緒にジンギスカン鍋で焼く料理です。それをどんぶりご飯に入れて、居酒屋のランチメニューとして出しているもの。肉はもちろん、モツの臭みもなく、とても柔らかで、飲み物まで付いたセットは値段もお手頃でした。夜の居酒屋営業と店員さんは一緒なんですかね。元気で気持ちのいいかけ声で迎えられる接客もグッドでした。

3月27日(Tue): 新幹線

新幹線のチケットは、ネットで予約ができるJR東日本の「えきねっと」を利用して購入しています。例えば仙台に出張する場合、往きは前日までにパソコンから予約をして、当日、東京駅でチケットを受け取る。帰りは仙台駅まで向かう途中で携帯電話から予約をして、これまた駅についてからチケットを受け取る。なかなか便利なサービスです。今日も帰りのタクシーの中で、仙台駅に着きそうな時間を見計らって予約をしていました。それを見ていたタクシーの運ちゃん。ぽつりぽつりと質問します。どうやってお金を払うのか、携帯から個人情報を入力するのか、東北新幹線以外も予約できるのかなどなど。最初はただ興味本位で聞いているのかなと思ったら、だんだん具体的になって、しまいにはもう一度確認したいんだけど、なんて言って念を押して質問されました。どうやら息子さんが愛知の大学に通っているらしく、帰郷するためのチケットを買ってあげたいんだそうです。早くそう言ってくれればいいのに。一般的な話をしてる内に着いちゃったよ。

3月28日(Wed): あかんべえ

ひさしぶりに宮部みゆきさんの本を読みました。文庫本で上下巻からなる「あかんべえ」という時代小説です。宮部さんの得意分野の一つである江戸庶民のミステリー物。この作品は、とある事情により成仏できず、現世に漂うゆうれいのお話です。物語の舞台は「ふね屋」という料理屋さん。意気揚々とお店を開いたのはいいけれど、お客さんを迎えた宴席はことごとくお化け騒ぎでめちゃくちゃになる。そこで活躍するのはお店の一人娘の「おりん」ちゃん。彼女は他の人の目には見えないお化けが何故か見えちゃうことに戸惑いながら、そのお化けさんと協力して、不思議な出来事を解明していきます。途中でたくさんの謎がでてきます。それらが全て繋がって、物語はクライマックスを迎えます。最初は似たような名前の登場人物が覚えられなくて行きつ戻りつしたりしながらも、所々に話の盛り上がりがあって、最初から最後まで飽きずに、しかも最後はかなりのペースで読み進めるほど楽しみました。宮部さんの読者をひきつける力に感服です。

3月29日(Thu): 春なんですね

通勤電車に高校生が乗ってないと思ったら春休みなんですね。なんでこんなに季節感が無いのかと考えたら、ここ数年ずっと仕事の上で変化がないからなんでしょう。会社としては毎年新入社員を受け入れています。しかし自分の部署に配属されたことは無い。新卒社員をグループに受け入れた記憶なんかはるか昔の事です。4月をきっかけにした組織変更も人事異動もなさそうだし、自分の周辺は何も変わりそうもない。だから世間から期末だの送別会だのという声が聞こえても、全然耳に入って来ないんだと思います。じゃあ仕事は順調なのかと言えば、それも違う。半期の計画を守るためにメンバーそれぞれが残業やら休出やらしていますが、それを上回るトラブルや厄介事が湧いて出てきます。落ち着いたらやろう、なんて話をしていることはどんどん先延ばし。こんな状態がもう何年も続いています。思えば10ウン年前、自分が入社したころはのどかでしたねえ。仕事でもプライベートでもたくさん時間があったように感じます。今は時間に追われすぎだ。

3月30日(Fri): 極小空間

コンビニに立ちよって、「memo男の部屋」という雑誌を買ってみました。全然知らない雑誌でしたが、モノマガジンを発行している会社が作っているそうです。極小空間のカタチという特集で、小さい書斎や趣味のスペースを紹介しています。その特集の冒頭に、F1のコックピットは狭いから集中できるという文句がありました。なるほどと納得しました。DENと呼ばれたりする隠れ家的な書斎は他の雑誌でもよく見かけます。子供の頃は樹の上や林の中に秘密基地を作って遊びましたが、あれだってきっと狭いから楽しかったんでしょう。日本の庶民の家は狭いから書斎も小さくするのではなく、狭くて好きな物が全て手の届く範囲に置けて、他の誰も入ってこない自分だけの空間の方が居心地がいいんでしょう。部屋がいくつもある豪邸に文句をつけるつもりはありませんが、いわゆる狭小住宅と言われる限られた土地に工夫を満載して建てた家の方が、見ていて楽しいと感じます。そういう雑誌に感化されて、僕にも出来ることはないかなあと考えています。

3月31日(Sat): クレヨン

お昼ご飯を外食しました。コタロ君は家で済ませていたので、コタロが食べられないメニューでもいい。ということでCoCo壱番屋に入りました。コタロが大人のご飯を取り分けて食べるようになってから、食事は辛いものを避けるようになりました。それまでは好んで辛いものを食べていたけど、最近は辛くなくてもいいやと思うようになった。むしろ辛味に敏感になって、味覚が正常になったような気がします。まあそういうことで、カレー屋さんに入るのは久しぶりなんです。ここは子供向けの準備が怠り無く、頼まなくても子供用の椅子や取り皿やエプロンを持ってきてくれました。子供用のメニューももちろんあります。さらにすごいのは暇つぶしにと塗り絵とクレヨンまで貸してくれた。コタロはお絵描きが大好きですから、いつもならテーブルの上のものをいたずらするのを止めるのに苦労するけど、クレヨンをあれこれ持ち替えてはずっとニコニコ遊んでいました。ゆっくり食べることができて大助かりです。コタロはほとんど食べなかったけど。

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