11月1日(Wed):  大台

今日でとうとう大台に乗りました。いえいえ体重ではありません。年齢です。成人式は子供が成長して大人になったことを祝うもの。おぎゃあと生まれてから二十歳になるまでの変化はそれはもちろん大きいものです。ではその期間と同じだけ更に上積みした今、自分ははたしてどう成長できたのか。就職して、結婚して、家を建てて、なっちゃんが生まれて逝って、コタロが生まれた。車を4台買って1台盗まれた。インターネットを始めてMacを7台買った。スポーツクラブに入ってスカッシュを始めた。その中で人とのつながりが増えて、友人知人がたくさんできました。なるほど、この20年間も色んな経験を積んできたんだね。これらがみんな糧となって、二十歳の頃と今の自分は明らかに違う。成長はゆっくりになりましたが、これからもいい経験を積んでいければと思います。それにしても、ずっと大きな病気や怪我もなく健康でいられたことに、何よりも感謝です。次の20年間も自分だけでなく、家族みんなで健康で楽しく暮らせれば、それが一番です。

11月2日(Thu):  IKEA再び

毎年の有給休暇の費消状況をグラフにしているのですが、今年度の消化率は例年になく低い。ということで久しぶりに休暇を取りました。理由は平日にIKEAに行きたいから。前回は土曜日の閉店間際に急ぎ足で店内を偵察して終わってしまいました。だから今回はゆっくり店内を回り、フードコートで食事をすることが目的です。店に着いたのはお昼頃でした。駐車場は空いてたものの、店内にはそこそこの人がいます。平日でこれですから休日のピーク時はさぞやすごいんでしょうね。コタロを店内で歩かせたら、あっちへウロウロこっちへウロウロ。興味を引く物がたくさんあるので、先へ進みたいからと抱っこしようものなら体をよじって嫌がります。まったくもう。それでも途中でお腹が空いたとわめいたので、買い物を中止してフードコートへ。スウェーデン料理なんでしょうか、ミートボールにジャムを付けて食べるのは新鮮でした。それからもう一度店内を一回りして、レジにたどり着いた頃には外が暗くなっていました。どうりで足腰が疲れたはずだ。

11月3日(Fri):  組み立て

IKEAは言うなれば家具屋さんですが、今までの日本式の店とは趣が異なります。買った物は自分で組み立てるのが基本です。配送サービスや一部の店では組立サービスもありますが、すべての商品は持ち帰りしやすいように梱包されています。小さいものは店内に陳列してあり、大きい物は広大な倉庫スペースに整理して置いてある。ショールームすなわち店内のディスプレイを見ながら気に入った物の商品タグを見れば、どこの棚に置いてあるか書いてあります。店内のレジは店を出るところにあって、その手前が倉庫スペースになっています。その中をウロウロするのもまた楽しい。そして商品をカートに乗せて、そのまま駐車場まで直行できるようになっています。昨日は幾つか自分で組み立てる物を買いました。中に説明書が入っていて、それに従って組み立てます。説明はシンプルな絵だけで説明文は一切なし。どこの国でも通用するようによく考えられていました。大物は苦労するかもしれないけど、組み立てる楽しさも買ってるような感じですかね。

11月4日(Sat):  気持ち悪い

昨日の夕方から少し気持ち悪くて、夕食を食べてお風呂に入ってもスッキリせず、早めに布団に入りました。でも気分は変わらず脱力感も出て来てきちゃって、こりゃあダメか。しばらくして本当に嘔吐。おそらく胃の中にあったものが全て出ました。あんなに胃の中って大きいんだと変なところで感心したりして。少しスッキリはしたけれど、また嗚咽が来るかもと言う不安をぬぐえず、また熱も上がってきていて、グッスリ眠れないまま朝を迎えました。症状は全く改善しないので出かける予定ははキャンセル。食欲は無いんだけれど、何とかおかゆをお腹に入れて朝一で近所の町医者に行きました。診察開始時間ですでに先客が8人。繁盛してますねえ。狭い待合室には表情の暗い大人が集まっていて、いかにも健康に悪そうな雰囲気です。受付をしているおねえさん達はそこにいるだけで病気になったりしないんですかね。簡単な問診で風邪薬を出してもらって、今日はコタロにも近づかないようにして、一日中寝てました。折角の連休なのにもったいない。

11月5日(Sun):  ただいま療養中

昨日は一日中寝てたのに、夜になったらまた普通に眠れました。それだけでも進歩です。お蔭で熱はほぼ平熱に下がり、胃のむかつきもかなり和らぎました。食欲もある。一方で、喉の調子は悪化して、まともに声が出ません。今日も一日おとなしくしていた方がよさそうです。かと言って全く体を動かさないと体の方も病気を治そうとしない。なのでコタロとママが散歩に行ってる間に家の掃除をしては一休み、コタロが昼寝の間に洗い物をしては一休み、あるいは撮り溜めてあったDVDを整理して一休み。まあそんな感じで過ごしました。貰った薬の効き目もいいようで、飲んだ後はしばらく気分も体調もよくなります。まるですぐにスカッシュコートに入れそうなくらい。でも薬が切れてくると、また頭がボーッとしてきます。まあ昨日の今日でそんなに急に良くなりませんよね。無理しないでノンビリさせてもらって、まずは一日も早い体力回復を目指したいと思います。

11月6日(Mon):  声が出ない

昔から喉は強くない方で、例えば子供の頃に風邪を引くとかならず扁桃腺を腫らしていました。また例えば学生時代にアルバイトで塾講師をしていた時、講習会で一日中喋っていて喉をつぶしたこともしばしばでした。喉を震わせる喋り方ができないので、授業がひそひそ話になってしまう。でもその方が却って生徒が集中して話を聞いてくれたのは怪我の功名とでも言いましょうか。そして今回また喉がつぶれてしまいました。風邪のせいでしょうが、おそらく直接の原因は大量の嘔吐物が喉を刺激したんだと思います。それだけ勢いがありましたから。熱は下がって体調もだいぶ改善されたので、今日から仕事に復帰しました。体は辛くないんですが、困るのは電話。声を出すのがおっくうだし、頑張ってもまともに声が出ないので、なるべくなら電話はしたくなかった。しかしかかってきてしまうものはしようがありません。知らないやつが出たと不思議がる相手に事情を説明しながら、手早く用件を済ませていました。こんな状態があと何日続くんだろう。

11月7日(Tue):  ガード

寒くなってきました。そろそろ暖房も欲しくなりそうです。そもそも自分が風邪を引いたのも、一つには気温の変化に合わせられなかったからです。なんせ家の中で半そで短パンという真夏と同じ格好で過ごしていましたから。ところで我が家のメイン暖房器具は石油ファンヒーターなのですが、今年は使用中にコタロが近づけないようなガードがないと使えません。さっそく赤ちゃんホンポで買ってきました。家電売り場にも置いてあるのは知っていましたが、さすがに子供用品店は品揃えが違います。我が家では石油ファンヒーターを一ヶ所に置いて使うのではなく、キャスターを付けた台に乗せて人のいる近くに移動させながら使っていました。だからできればガードも移動できるタイプがいい。そんなわがままを考えていたら、本当にそういう物がありました。ちょっと高かったけど、便利そうなんで早速ゲット。いいのが見つかって一安心です。これまで赤ちゃんホンポは海老名店がいちばん近かったんですが、つきみ野に開店したので便利になりました。

11月8日(Wed):  段差

自由に歩き回ることが楽しくてたまらないコタロ君。家の中はもちろんよく買い物に行くイオンでも初めて歩く場所でも、あっちへこっちへと動き回ります。ただしバランスを取るのがおぼつかなくて、何かに足が引っかかると転んじゃったりします。同じ意味で段差はちょっと苦手。段があるところを上がったり下がったりするときは、そこまでするかというくらい慎重になります。更には段になっているんじゃなく、ただ床の色が違うところでも手前で止まってそろりそろりと足を出す。揚げ句の果てには手まで付いて確認しようとしたりして。慎重なのか臆病なのかおっちょこちょいなのか分かりません。この先エスカレーターに乗るようになると、最初の一歩を出すのに苦労するかもしれません。一方で、最近家の階段は平気で登るようになりました。後ろにママかパパがついて来ることを確認して、一段一段手をつきながら器用にニ階まで上がります。上がりきると迷うことなく寝室に入り、大好きなリモコン置き場に直行する。よく覚えてること。

11月9日(Thu):  涙そうそう

「セーラー服と機関銃」に出演している長澤まさみさんに注目しています。その彼女と妻夫木聡君のダブル主演で、キョンキョンも出ているらしい「涙そうそう」という映画があります。すでに公開されているので、面白いなら見に行きたいと思って、ノベライズ本を読んでみました。本当は原作本かと思って買ったんですが、元々映画向けに創作された話だったようです。映画化のきっかけはもちろんロングセラーの唄です。作詞を担当した森山良子さんは早世したお兄さんの話を歌詞に込めたそうで、それをモチーフに作られたのが今回の映画です。血の繋がらない兄妹が父親に逃げられ、母親に先立たれてからもけなげに明るく生きていく話。舞台は沖縄でタコライス屋がキーワードです。配役が頭にあったので、主役二人の演技は簡単に想像できました。全体に泣かせどころ多い展開で、まさに涙があふれて止まらないストーリーです。でも、期待していたのとはちょっと違うかな。映画館には行かずに、そのうちテレビでやるとき見ればいいかなと思います。

11月10日(Fri):  はらさんに全部

はらたいらさんが亡くなりました。63歳というのは今の時代早すぎるでしょう。ご冥福をお祈りします。僕にとってはらたいらさんは漫画家というよりクイズダービーで三枠に座る抜群の正解率を誇る解答者としての印象が強い。毎回の放送で間違えるのは一問あるかどうか。まさに本命です。一方で一枠に座る篠沢教授は大穴。普段は間違いだらけなのにたまに1人だけ正解を出したりして、まあよくできた番組でした。僕ははらさんに関係して覚えている問題が二つあります。一つは実際にある駅名は、という三択で「はらたいま」という駅が正解になった問題。実は相模線に原当麻という駅があるんですが、その近くを通るたびのそのことを思い出します。もう一つは「△□子」さんの読み方を当てる問題。はらさんだけ正解を答えたのですが、家族でテレビを見ながらたまたま僕も「みよこ」さんと答えを叫んでいたので、しばらくいい気分になりました。僕が最後に一か八かを委ねるなら、篠沢教授ではなくやっぱり「はらさんに全部」と言いたい。

11月11日(Sat):  1歳4ヶ月

コタロ君は今日で1歳4ヶ月。あい変わらず体重は増えませんが、毎日元気に過ごしています。でもこっちは風邪でウンウンうなってたのに、なんでキミは元気なの?それともこれから調子が悪くなるのかな。そうなったらちゃんと介護してあげるからね。この頃は色んなおしゃべりをするようになりました。意味は分からないけど、何か話しかけてくることもある。適当に口まねして返すと納得するのは益々分からない。周りの人に挨拶らしきものもできるようになりました。足をちょっと曲げて「コンバンハ」って。朝でも昼でもこれだから、こんにちはとかおはようとかも言うんだけど、何故かコンバンハで満足してる。まあ何にも言わないよりはるかに可愛いけどね。もうママやパパの声とか顔もちゃんと分かってます。遠くにいても見分けて笑うし、遊んでる時も近くにいるかどうか確認してる。平日はあんまり遊んであげられないけど、ちゃんとなついてくれてよかった。

11月12日(Sun):  もう少し

風邪を患ってから一週間。生活は元のペースに戻りました。でも正直にいえばまだ本調子とは言えません。昨日はスカッシュもやったんですが、こわごわと控えめに動いた割りに、疲れはいつも以上でした。考えてみれば風邪らしい風邪をひいたのも、はっきりと分かる熱を出したのも、飲みすぎ以外で嘔吐したのも久しぶりです。風邪なんて一日寝てれば治るとと思っていたのは若い頃の話。一日寝てて動けるようにはなったけど、それから何日経ってもなんとなくすっきりしない感じが続いています。熱を出した翌日に医者に行って五日分の薬を出してもらいました。大抵は途中でよくなって薬を余らしていたのに、今回は最後まで飲み切ってしまいました。それだけ体調に自信が無かったんでしょう。まあそれでもさすがに今日くらいから、気分は上向いてきました。予定も特になかったので、やり残していた家の用事を片付けることができたからかもしれません。この週末で石油ファンヒーターの準備もできたし、あとは体調が戻れば冬支度も完璧です。

11月13日(Mon):  スポーツ中継

最近やけにフィギュアスケートのニュースが流れてくると思ったら、グランプリシリーズが始まったんですね。シリーズというだけあって毎週会場を変えながら開催されているようです。もちろん日本選手も出場しています。特に層の厚い女子陣は代わる代わる出ているものの、いつも誰かしらが表彰台に登る好成績を上げています。だから報道するほうも力が入るんですね。トリノオリンピックのお蔭で競技の見方がだんだん分かってきたけれど、逆に見飽きたという気もしないではない。だってパッと見みんな同じ演技に見えるから。目が肥えれば違うんだろうけど、ジャンプに成功するか失敗するか位しか区別が分からん。もっと素人にも分かりやすいイナバウァーの様な盛り上がりを作れませんかね。それから今は女子バレーも連日放送されています。毎日接戦なのでこちらも盛り上がっているんでしょう。でも生中継ではないんだから何とか放送予定時間内に納めてくれませんか。せっかく野球延長が無い季節なのに後の番組録画に何かと迷惑なんです。

11月14日(Tue):  PS3

ソニーのPS3が先週の土曜日に発売になりました。このところいい話題のないソニーの中で、PS3は業績回復の起爆剤として大きな期待をかけられています。生産トラブルで発売が延期になったり、ライバルに引っ張られる形で発売前から価格を引き下げたりと前途は多難ですが、とにかく船出をしました。単なるゲーム機ではなく、ソニーのPSは最新技術を投入するテクノロジーリーダーとしても注目を集めています。PS3はブルーレイディスク(BD)プレーヤーやHDMI端子を搭載していることがウリです。でも僕は全くそそられるところがない。そもそもゲームをあまりやらないから、ゲームの映像が奇麗になったってPS2レベルで十分。メディアの価格がこなれるまでBDを使う気もない。そんなに売れるんでしょうか。今回の発売開始に合わせて徹夜で並んで買った人もたくさんいたそうです。いったいどんな人なんだろう。価格が高いから子供じゃないよね。もしかして昔ドラクエを買うのに並んだ中高生が、大人になってまた並んでいたんじゃないだろうか。

11月15日(Wed):  昼ご飯

またまた三重に出張でした。午後一番に先方に着くように行くので、いつも近鉄四日市の駅周辺で早めの昼ご飯を食べています。折角だからどこでもある様なチェーン店を避けて、かつ行く店が重ならないように、毎回出張前にネットで地元の情報を調べて当たりをつけています。今日入った店は駅近くの商店街の中の地元ではそこそこ知られているらしいパスタ屋さんなのですが、知らなければよそ者がまず入って行かない小さな路地にあります。実際、入り口に立ってもあまりそそられなかった。でも勇気を出して入ったらすでに先客がいて、さらに僕の後にも続々お客さんがやってきて、席が8割方埋まっていました。まだ12時前だったのにね。ちょっとびっくり。丸い鉄板にたまごを敷いてその上にパスタを乗せるちょっと変わったパスタで、そこそこ美味しくて値段が安いのが地元の店ならではでした。さて次はどうするか。そんなことを思いながら食後に偵察がてら商店街をブラブラ。またここに出張があるかどうか、まだ分からないんですけどね。

11月16日(Thu):  ポスティングシステム

ポスティングシステムによって、メジャーリーグへの移籍を希望している松阪大輔投手の独占交渉権を、レッドソックスが約60億円で落札しました。プロ野球のドラフトと同じで、自分の希望とは関係なく交渉権が決まってしまうのは本人にしては不本意ですよね。日本でこれだけ実績を上げてきた選手が好きな球団と交渉できないんですから。一口にメジャーリーグと言ってもピンからキリです。今さらチームが好きではないから契約しませんでしたなんて許されない雰囲気ですし、そう考えると松坂君もかわいそう。しかしこちらとしては無責任に、早く大舞台での活躍を見たいものです。送りだす日本のプロ野球界は、後押しする雰囲気はあるけれど、本音を言えばトップ選手の海外流出は面白く思ってない。西武のみならず球界全体のレベルが下がりますからね。でもそれをぼやいても仕方ありません。WBC優勝の実力があるんですから、メジャーリーグの主力が移籍して来たがるようにすればいいんです。そうしないとますます国内の人気が落ちちゃいます。

11月17日(Fri):  敷居が高い

来週全日本スカッシュ選手権が宇都宮で開催されます。現在の国内で最もレベルの高い大会であり、優勝者は今後一年間全日本チャンピオンの称号を与えられます。この時ばかりは国内のランキング上位者はもちろん、海外に活動の拠点を置いている選手も帰国してトーナメントの頂点を目指します。だからこそ、全日本は日本のスカッシュ愛好家が生で観られる最高の試合になります。でもね、年々観戦する敷居が上がっているんです。昨年から観戦するのに入場料を取るようになりました。それでも去年までは横浜で開催されていたので気軽に行けたのですが、今年からは宇都宮。よっぽど熱心でなければ見に行けません。僕がスカッシュを始めた頃は、日本人が足下にも及ばない海外選手を集めた大会が毎年あって、無料でいくらでも観戦できました。その時は感じなかったけど、今思うと見に行っておいてよかったなあと思います。そうそう今でも簡単に決勝を見られる方法が一つあった。全日本に出て勝ち残ればいいんです。ただし可能性はご察しの通り。

11月18日(Sat):  元気だね

おとといからかみさんが体調を崩しました。聞くと症状が先々週の自分とかなり似ている。同じウィルスに感染したんでしょうね。幸い木曜日は夕方までかかりつけの医者が診察をやっていたので、薬を出して貰ってしばらく様子を見ることになりました。こうなると心配なのはコタロ君です。君は大丈夫なの?あらら鼻水で少し鼻が詰まってるみたいだね。おでこも熱いけど熱も出てるんじゃないか?心配になって体温を測ってみるも、暴れられてなかなかちゃんと測れず、何とか出た結果はちょっと高め。しかも寝苦しいのか夜も2時間毎に起きて大泣きする。こりゃこっちも小児科に連れて行かなくちゃ。と思って主夫をやるために昨日は会社を休みました。しかし朝になったらコタロは元気。しかも昨夜はおとといの分を取り返すかのようにグッスリ眠って、今日なんか朝からご機嫌ご機嫌。よく分からんけど君は元気だね。まあそんなことで、今週末はママの代わりにパパがコタロと付き合っています。わずか二日でコタロのパワーに押されてます。

11月19日(Sun):  ラーメンセット

新聞の折り込みに中華ファミレスの広告が入っていて、お子様向けの半ラーメンセットの半額割引チケットがありました。めん類はコタロも好きだから行ってみるかということに。ベンチシートが向かい合わせになっている4人掛けのテーブルに座れたので、これはラッキー。少しでもコタロが動けるスペースがあった方が僕らが自分の分を食べる余裕ができます。コタロはラーメンをチュルチュル。チャーシューやほうれん草をモグモグ。ママの中華丼とパパの餃子もちょっこと食べて満足。しかし途中で飽きてきて遊び食べ。箸袋やお手ふきらストローを握って振り回し、後ろの席のお姉さんに愛想を振りまき、高窓から外を眺めるから抱っこしろと強要し、飽きたらまた箸袋、、、エンドレス。コタロが満腹になったところで、僕らが残り物を平らげるのがいつものパターン。冷めてめんが伸びたラーメンはおいしくないね。それにしてもラーメンにポテトフライのセットとはこれが子供が好きな組み合わせなんだろうか。とにかく腹は一杯にはなったけど。

11月20日(Mon):  東京国際女子マラソン

昨日、東京国際女子マラソンが行われました。優勝候補は土佐選手と高橋Qちゃん。普段はあまりマラソン中継なんて見ないんですが、たまたま家にいたのでスタート直後と途中とゴールを見ました。3位に終わったQちゃんも優勝した土佐選手も体力をかなり消耗してました。世界選手権代表内定の目標タイムにわずか15秒届かなかったんですが、あのコンディションなら許してあげてというのが正直な感想です。Qちゃんは周囲の注目が大きすぎて可哀想でした。応援の声も大きいけど、負けたときの非難もまた大きい。引退はしないそうですから、北京へ向けてまた頑張って下さい。この大会には国際の部と市民の部があって同時にスタートします。出場するだけでもすごいと思うんですが、国際の部のスピードがケタ違いなのに驚きました。トップグループは競技場の中の数周ですでに市民ランナーを周回遅れにしていました。その市民の部に以前通っていたスポーツクラブの元スタッフが参加していました。3時間ちょっとで完走だそうで。あっぱれです。

11月21日(Tue):  乾燥肌

寒くなってきてコタロのお肌も乾燥気味になってきました。肌が乾燥すると痒いらしい。おむつ交換とか着替えの時とか、服を脱ぐと体をかき始めるし、寝てる時は頭や首回りをしきりにかいてる。やっぱり保湿してあげないとダメみたいです。ではお風呂上がりに塗り薬をと思っていたら、昨日は夕食を食べてから風呂の準備をしている間に寝てしまったらしい。僕が帰宅したときはそんな状態で、僕らが夕食を済ませてからしばらく待ったんだけど全然起きない。仕方がない。ちょっと可哀想だけど無理やり起こしました。耳元でそっとささやきかけ、目が開いたところで抱き上げて大好きなテレビ番組の録画を見せる。しばらくして目が覚めたのかニコニコし始めたけど、体が思うように動かなくて立つのもフラフラ。でも今のうちだ、とばかりにサッとお風呂に入れてしまいました。冷えた体に温かいお湯は染みるらしく、眠気も重なってさすがに昨日はお風呂でもずっとおとなしくしていました。ごめんね。でも早くお肌を奇麗にしちゃいましょうね。

11月22日(Wed):  イアンソープ

水泳のイアンソープ選手が引退を発表しました。日本の北島康介君と同じ24歳だそうです。どのニュースでも彼の足跡を紹介していました。シドニーとアテネのオリンピックで合計5個の金メダルを獲得し、現在でも2種目の世界記録を持っています。長身と腕の長さを活かしてゆったりと腕を回す力強い泳法は、あれじゃ手足の短い日本人には勝てっこないよと感じたものです。メディア露出が決して高くない水泳競技でも、プロとして成功できる先例となりました。ただしここ数年は調子が上がらず、来年の春に豪州で開催される世界選手権を待たずに引退を決意しました。水泳以外に何ができるか考えたい、まだ若いから挑戦できる、というようなことを会見で述べていました。そうなんですよね。まだ24歳ですよ。僕が就職して社会に出たのは25歳ですから、それよりも若いんです。一つの世界で頂点を極めたから、他の世界に飛び込んでも光るものを発揮することができると思います。彼がこの先どの道を選択してどんな活躍をするか、興味は尽きません。

11月23日(Thu):  味の素スタジアム

チケットを戴いたので、久しぶりにサッカー観戦に行ってきました。FC東京の主催ゲームで会場は調布の味の素スタジアム。コタロも一緒です。味の素スタジアムは甲州街道沿いにあって、車で前を通ったことはあったけれど、中に入るのは初めてです。試合開催日は小田急線の狛江駅から直通バスが走るというので、それを利用しました。バスはもちろん混んでいたけれど、電車の乗り換える必要が無いので便利です。さて試合はFC東京と横浜FマリノスのJ1の第32節。両チームともランキング中位にいるのでさほど切迫した感じはありません。前半にPKで先制したFC東京に対し、マリノスは後半31分に追いつき、ロスタイムで逆転ゴールを決めて勝ちました。会場の大部分を占めるFC東京ファンにはがっかりですが、スピード感のあった試合を楽しめました。ただ一つ。ゴール裏上の方に座っていたのに、得点が入ったのが全部反対側だったのが残念です。コタロもずっと僕らの膝の上でおとなしく観戦。すっかりスタジアムの雰囲気に飲み込まれていました。

11月24日(Fri):  輸送障害

鉄道ダイヤの乱れが悪くなっているというニュースが載っていました。列車の運休や遅延などの輸送障害の件数が年々増えているんだそうで、過密ダイヤやコストダウンの影響ではないかと指摘されています。JRと大手私鉄の100万キロ走行当たりの輸送障害の件数が一覧になっていて、それによると圧倒的にJRが多い。例えばJR東日本は6.03件ですが、小田急線は1.65件です。JRと私鉄では走行距離の絶対値が違いますから一緒に比較していいものか分かりません。でも身の回りでも東海道線と小田急線では東海道の方が遅れる件数が多いという実感はあります。しかし気になるのはその小田急線。大手私鉄で最も結果が悪い阪神電鉄の2.33件に次ぐ2番目なのです。似たようなところを走る京王や相鉄や東急はみんな1以下。最も障害の少ない京急は0.12ですから、小田急の10分の1以下ということになります。何が違うんでしょう。ちなみに今日もJRと小田急は事故で遅れが出ました。それから東京モノレールで工事車両が長時間立ち往生したそうです。

11月25日(Sat):  入門書

仕事に関係したとある入門書が欲しくて本屋さんに行きました。期待していた種類の本は何冊か並んでいたので、中を見ながらどれにしようか迷っていました。よくあるパターンは雑誌の連載記事を一冊の本にまとめたもの。基礎的な話から応用まで分かりやすく説明してあります。しかし、通常はパソコンに専用のソフトウエアをインストールしてその中で作業を行うのですが、例として挙げられているソフトのバージョンが古い。それもそのはず。発行されたのが2年も3年も前なんです。自腹を切って買おうと思っている本なのに中身が古いのはどうかとも思う一方で、考え方自体は変わらないからソフトのバージョンの違いなんて関係ないとも思う。しばらく並んだ本を順番に何度も手にとって悩みました。最新の情報は最近の雑誌に載ってたりします。だからと言ってそれをいちいち追いかけるのも面倒だし、欲しい時に欲しい情報が得られるとは限らない。結局買うのは見送ってしまったんだけど、こういう時、世の中の人はどうしてるんですかね。

11月26日(Sun):  卒業

これまで車の中でずっとベビーシートに乗ってきたコタロ君。コンパクトなコタロは1歳4ヶ月を過ぎてもまだ乗ることができます。ただしすでに次のチャイルドシートも購入してあって、乗り換えへのタイミングを図っていました。そしてとうとう、今日初めてチャイルドシートに乗せてみました。座面の厚みがあるので着座位置が思ったより高くなります。でも5点式のベルトやサイドのフレームががっちりしているので見た目に安心感がある。またリクライニングもできるので、コタロが寝てしまっても大丈夫です。コタロが前向きに座ると僕らが後ろを向けば簡単に顔が見える。コタロも嬉しそうでした。ただし車へちゃんと取り付けられていないとチャイルドシートの効果はなくなります。念のためベビーザらスのイベントで専門家に取付け状態をチェックして貰いました。概ねよかったけれど、幾つかポイントを教えてもらって更にガッチリ取り付けることができて、更にコタロが乗った様子でも合格を貰えました。コタロ君、ベビーシートは卒業だぞ。

11月27日(Mon):  モスとコストコ

昨日はベビーザらスの帰りに遅めのお昼。最近のコタロはハンバーガーもいけるというので、近くのモスバーガーへ。子供用のセットは2種類あって、選んだのはカレー風味のチキンライスバーガーに野菜ジュース、それにポテトの代わりにりんごゼリーを選択。なかなかのメニューです。ハンバーガーはバンズもふっくらしていて美味しいし、子供用のしっかりした椅子に座ったコタロもお行儀良くしてくれていて、快適に食事ができました。そのまま大渋滞の中コストコへ突入。大型カートでごった返す店内を自前のベビーカーで移動するのは怖いので、コタロはカートに備え付けのシートに座らせています。よくある押している大人と対面するタイプ。これが気に入らないんですね。すぐに飽きてしまってカートから下りると駄々をこね始めた。床を歩かせるのはもっと危険なので、やむをえずカートの中に座らせて、目の前に買う物をポンポン入れることになりました。次々におもちゃが来ると思ってコタロは大満足。本当に意思表示がハッキリしてきたねえ。

11月28日(Tue):  トラブル発生

それは突然に訪れました。昨夜、自宅のiBookの液晶画面が乱れ、かすれそうな表示で再起動を促すメッセージが出ました。もちろん初めて見る画面。不安を感じながら強制再起動をかけたら果たして、、、何も映らない。もう一度再起動。だめ。もう一度。だめ。ディスクは回っている様子なので、おそらく画面表示がうまくいかないんでしょう。そこで思い出しました。この機種はロジックボードに問題があって、不具合が出たら無償修理になったはず。かみさんのパソコンでWebを見たら、症状も型番もシリアル番号もドンピシャリ。しかし問題はサポート期間で、4年前に買ったこの個体は、無償修理の申込期限が切れていました。がーん。そして今日、一縷の望みを抱いてサポートセンターに電話をしました。確かに対象機種だけど無償修理は受けられない、直すなら有償になりますと丁重かつ確固たる口調で言われました。そろそろ買い替えをと考えていたパソコンを、わざわざ高いお金を払って直すかと言えばそれはNO。これは仕方ないよね、ね、ね。

11月29日(Wed):  何かと不便

壊れたiBookには重要なファイルを残さないように使ってきたつもりなんですが、それでもやっぱり失いたくないファイルがありました。幸いそこは何とか昨日の内にかみさんが対応してくれたので、最悪の状態は脱しました。また以前使っていた旧いパソコンでも最低限のことはできますので、当座はこれで凌ぐつもりです。このところ、毎日Webを見たり日記をアップしたりはするんだけど、パソコンを使ったクリエイティブな作業にはトントご無沙汰だと思っていました。だから正直言ってiBookが無くても困らないかなとちょっと思ったんです。でもそれでは不便だということをすでに実感しています。まずポッドキャストはもちろん、新しくCDを買ってもiPodの更新ができない。自分のDVDを観るのにパソコンを使っていたので、それができなくなった。出張で出かける前に電車の時間を簡単に検索できない。iBookは使わないときもスリープにしていたので、ちょっと使ってすぐまた閉じてなんてことができました。やっぱりMacBookがなくちゃだめだ。

11月30日(Thu):  都内出張

一日都内に出張でした。午前中は渋谷で打ち合わせ。慣れないラッシュの小田急線は避けたくて、田園都市線の始発の急行に乗ることにしました。様子がわからないからかなり早めに行ってホームで待つこと15分。狙い通り座れたのですが、45分ずっと窮屈な姿勢で座っているだけで腰が張ってきちゃいました。ほとんど寝てたので覚えてないけど、車内はかなり混んでいたようです。あの中で一緒に立つ自信はありません。行くだけで疲れたので、約束の時間までスタバで小休止してから打ち合わせに望みました。午後は浜松町に移動して、セミナーに参加することになっていました。渋谷からバスに乗って揺られること20分ちょっと。ところで例の取り締まりが強化されてから、都内の駐車違反車両は減ったんでしょうか。それにしてはバスにとって邪魔な車がたくさんありましたけど。セミナーの後は新宿に出てそこから小田急線で帰宅。一日慣れない移動で疲れたからもちろんロマンスカーです。それでも降りるころに背中がまた張ってきました。あー疲れた。

[このページの先頭] [過去の分] [トップページ]