8月1日(Thu): 担当看護婦さん

北里のNICUでは、一人の子供に一人の担当看護婦が割り当てられます。日々のケアは交代で複数の看護婦さんに看てもらいますが、日常のケアをどうするとか、両親と医者との間を取り持つとか、両親の相談に乗るとか、あれこれ一緒に悩んでくれます。なっちゃんも入院したときからずっと同じ看護婦さんに面倒を看てもらっています。その担当看護婦さんは、僕らの目から見てもとっても親身になっちゃんの事を考えれくれて、本当に僕らの次に、というかもしかしたら僕よりも頻繁になっちゃんに接してくれています。それにしても最初はこんなに長引くとは思っていなかったでしょうね。気がついたら1年ですよ。今日も気管切開をする耳鼻科の先生から直接手術の話を聞いたのですが、彼女は勤務時間は終わっているのにも拘わらず、その場に立ち会ってくれました。色々聞きたいことはあってもなかなか先生には直接聞けませんからね。いつも後からあれこれ看護婦さんを質問攻めにしちゃうのです。いつもいつも御免なさいね。でも、なっちゃんもきっと看護婦さんのことを頼りにしていますから、これからもよろしくお願いします。

8月2日(Fri): プロ野球の今

しばらく見ないうちにプロ野球のペナントレースもだいぶ進んでいたようです。セリーグではジャイアンツが、パリーグではライオンズが首位を独走しています。ところがライオンズがここにきて5連敗を喫し、また混戦に突入するかもしれません。そうでもないと盛り上がりませんよね。Jリーグの選手の平均年俸とプロ野球選手のそれとを比べると、プロ野球の方がはるかに上を行っているそうです。一時はJリーグがプロ野球を席巻するかと思われた時期もありましたが、日本人のプロ野球好きは根強い。なんだかんだ言って、プロ野球人気は安泰のようです。しかし、そうは言っても特にパリーグの試合はお客さんが入っていませんね。首位争いとは関係ない試合では、外野スタンドのお客さんが数えられるくらいの入りです。そんなことじゃいずれプロ野球もだめになります。スポーツニュースの扱いも日本のプロ野球より大リーグを重視しているような姿勢がしばしばですし。僕も試合中継をじっくり見ることは最近全くありません。どうしてなんだろう。

8月3日(Sat): 気分転換

夕方、町田のスポーツクラブに行きました。ここは土曜日でも夜10時まで営業しているので、のんびり運動できるのです。ところが、スカッシュコートは予約が埋まっていてずっと先まで空いていません。取りあえずその空いているところに予約をして、他の運動をすることにしました。ふと見ると、人気のマッサージ機が空いてます。こりゃこの機会をのがしちゃならんと、何故か体を動かす前から全身のマッサージ。でも背中をグリグリやられると、こそばゆいは痛いはでのけ反ってしまうんですよね。でも腰回りの振動と足をぐーっと締めつけてくれるやつは気持ちいいっす。それからようやくエアロクライムで有酸素系運動。その後スタジオのエアロクラスに出たのですが、初心者向けで自分にはあまりにピッチが遅すぎたので途中退場。ちょこちょこと筋トレをしながらスカッシュコートの時間を待ちました。いつも思いますが、壁に向かってボールを思いきり打ち付けると気分がスカッとします。やっぱりスポーツクラブはこういう楽しみが無くちゃね。

8月4日(Sun): 久々の海老名

海老名駅前のVINA WALKに散歩に行きました。1400台の駐車場を備えていますので駅前でも車で行けます。日曜日の夕方、混んでいるかなという心配をよそに、すんなり停められてしまいました。オープン当時ほどの混雑はしていないようです。今日は病院の面会前に遅い朝ご飯しか食べていなかったので、まずはラーメン横丁に行って遅い昼ご飯。お客さんの入りはそこそこでしたが、ピークの時間をはずれていたので全然待たずに徳島ラーメンのお店に入れました。お勧めらしい薄切り豚ばら肉の煮込みと生卵が乗っかった醤油ラーメンを頼みました。それなりに美味しいと思います。でも食べているうちに飽きてしまったというのが正直なところ。最近こってり系のラーメンが苦手になってきたのかもしれません。その後、丸井の中をぶらぶらしたり、細かい店をウロウロしてスタバで休憩したり。慣れてくると意外と歩きやすい作りになっていますね。あまり広くないのが却ってよいのかもしれません。短い時間でしたが、それなりに楽しめました。

8月5日(Mon): 休み明け

夏休みが終わってまた朝から出勤です。久しぶりの早起きはつらい。しかも、今日も朝から気温が高く、久しぶりの長ズボンに久しぶりの靴下が下半身にまとわりつくような嫌な感触です。休み中はずっと短パンに裸足でしたからね。やっぱり夏なんだなあと再認識しながら、これまた久しぶりの靴を履いて出かけました。あ、別に休み中、裸足で出歩いていたのではありませんよ。ずっとサンダル履きだっただけです。駅までなるべく汗をかかないように歩いたのに、それでもシャツの背中がジトッと来ました。電車の中で乾くだろうと思ったものの、何故か今日に限って冷房の効きが良くない。弱冷房車じゃないはずなんだけどなあ。日差しがさほど強くなかったからか、窓のブラインドが全然下がっていなかったのがよくなかったのかもしれない。こんな日は特に秦野までの時間が長く感じます。ようやく会社についたものの、よどんだ空気の漂う居室はこれまた暑い。朝早い時間は空調が入ってないのです。あああ、休み明けは気が重いものですね。

8月6日(Tue): 誤送信

東京地検特捜部の検察事務官が、捜査書類を事件とは関係のない民間会社に誤ってファックス送信していたことが明らかになったそうです。送られた会社から連絡があって誤送信に気づき、廃棄してくれと依頼して回収は行っていないとか。これは重大なミスですね。そう言えば、先日も自宅宛てに身に覚えの無いファックスが届いていました。発信元は不動産会社らしいのですが文面からは送信元が分からず、結局そのままにしてあります。きっと当事者の間では、「送ったはずなのにおかしいなあ、もう一度送るよ」で一件落着しちゃっているでしょう。でも送られた方はいい迷惑です。電話代はかかりませんが、ファックス用紙だって馬鹿にならないのですから。電子メールもファックスも、送ってしまったら後戻りできないってことを何とかできないでしょうかね。昨日から始まった住基ネットも、個人情報の流出という点で議論されています。悪意のあるデータベースへのアクセスも心配ですが、可能性が高いのは意外と人為的なミスかもしれません。

8月7日(Wed): サンダル

社内にいるときは、たいてい靴からサンダルに履き替えています。足が蒸れるからというのもあるし、靴に長時間締めつけられるのが好きではないからです。ところで、以前サンダルを履いて居室を歩いていた人が、キャビネットの角にぶつけて足の指に怪我をしたというちょっとした事故がありました。会社は社内で起きる事故についてとても敏感ですので、その後再発防止ということで、今まで見過ごされていたサンダルについてローカルルールができました。曰く、かかと付きでつま先保護のあるものにせよ。気持ちは分かりますが、そこまで決めなくてもいいんじゃないかな。しかもこの条件に合うのがなかなか無いんですよ。そもそもそこまで覆ったサンダルを履く意味があるんだろうか。とりあえず会社推奨ってのもあるのですが、それをおめおめと買うのも悔しいし、だからといって堂々とルールを破る勇気もない。それがこの休み中にとうとう見つけたんです。つま先保護もかかともあって、しかもかかとを収納できるやつが。これなら文句無かろう。

8月8日(Thu): あっついすね

連日猛暑が続いています。あいにく今日は午前中に六本木まで出張となってしまいました。朝から30度を超えたらしい気温の中、重い足取りで小田急線に乗り込みました。夏休みで人が少ないのに、しかも急行より座れる可能性の高い準急に乗ったのに、目の前の席は全く空きませんでした。一つ隣の席は途中で2回も人が入れ替わったのに。まったく勘が悪いったらありゃしない。打合せは予定通り昼前に終了。同行した上司はそのままもう一つ訪問する予定があるので、打合せのまとめをしながら六本木で一緒に食事を取って別れることになりました。しかし六本木で気の利いた食べ物屋さんななんて知るはずもなく、何故か目に付いたハードロックカフェに入ってしまいました。場違いかなと思った通り、ネクタイ姿のサラリーマンは他に無し。でも席に座ってしまえば関係ない。食事も思ったよりリーズナブルでした。それからちょっと六本木の街を歩いて会社に戻りました。しかしそれだけでもスゴイ汗。こんな日に出張なんてするもんじゃありません。

8月9日(Fri): エコロジー

こう暑いと自分で車を運転していてもエアコンを付けっぱなしにしてしまいます。そうするとウチのゴルフは燃費がてきめんに下がるんですよね。リッター当たり6km台は当たり前。これは一番いいときの半分以下になってしまいます。快適でだけど地球環境には良くありませんね。ウチの会社は環境に優しいことをアピールしていて、社バスのアイドリングストップも徹底しています。真夏でもエンジンをかけるのは発車の1分前。運ちゃんにとってももちろん辛い。発車時間まで決して運転席に座らず、外の多少風のある日陰に佇んでいたりします。その間、僕らは席に座って窓から差し込む日差しにされされながらひたすら発車時間を待つ。これがエコロジーなのです。神奈中バスも信号待ちなどでエンジンが自動的に止まるアイドリングストップ車が何台か導入されています。こういうのがどこでもトレンドなのでしょう。しかし、今日おださがから北里まで乗ったバス。車内が冷え過ぎです。折角の努力も台無しだし、まずもって、健康によくないよ。

8月10日(Sat): 町田でお買い物

近所で買い物と言えばまずは相模大野を考え、それで間に合わなければ町田に行きます。ただ町田は駐車場に車を停めるのに苦労します。数はそこそこあるのだけど、どこもアクセスが悪くて、しかも高い。そこに出来たのがメガロス町田。駐車場もあるので、トレーニングついでに車を置かせてもらってちょっと買い物ってのもできるはず。そう思って今日の夕方、クラブの提携駐車場に車を停め、町田駅方面にブラッと歩いていきました。まずは丸井1階のフードコーナーで手軽に腹ごしらえ。でも馬鹿にできない値段を取りますね。吉野屋の方がよっぽど安い。ところで、そこにあったはずのシナボンはいつ撤退したのかな。その後ビブレとハンズを見て回っていたらあっという間に時間が経ってしまいました。そもそもメガロスは意外と駅から遠いから、歩くと結構時間がかかっちゃうんですね。クラブに戻った時にはもう閉館時間も近かったので、お風呂だけ利用して帰ってきました。それでもサウナにのんびり入って、汗びっしょり気持ちよかった。

8月11日(Sun): 準備万端

明日の手術の準備はほぼ終わりました。ます体をキチンと消毒しますということで、沐浴の時にいつものとは違う滅菌用の洗剤を使って洗いました。これって僕らが病棟内で手を洗う時に使うもの。お医者さんも看護婦さんも患者の処置をする前に使います。そんな強いので赤ちゃんの体中を洗ったら、、、。さすがにちょっと肌が荒れてます。もう一つは点滴の注射が入りました。手術のために今夜からミルクは一旦中止。その代わりの栄養を入れたり、感染防止のための薬を入れるのに必要なんだそうです。でも小さい乳児の血管に針を入れるのは至難の業です。そこへ来てウチの娘は脂肪の付きがよく、さらに母親似で血管が細いらしい。それはまあ、大変に苦労して左手首に針を入れてもらったようです。それにしても、なっちゃんの為とは言え、明日はきれいな体に傷をつけてしまう。これでいいんだよね、と複雑な思いで、ベッド脇からなっちゃんに顔を近づけて眺めていました。するとかみさんが、汚いから近づくな!と。人をばい菌みたいに、もう。

8月12日(Mon): とりあえず成功

こんなにも時間が長く感じるとは思いませんでした。なっちゃんの気管切開の手術は朝一番の予定でした。7時半に病棟に入って頑張るんだぞ〜と最後のエール。ベッドを運ぶ先生と看護婦さんが行ってきまーすと言いながらエレベーターに乗るのを見送って、僕らは待合室で待っていました。手術の時間は1時間程度と聞いています。思ったよりかかるよと聞いてはいたものの、それでも2時間を超えると心配になります。手術が上手くいかなくて懸命にリカバリーしてるとか、思ったように呼吸ができなくて結局また元のチューブを付けて出てくるとか、それとももっと最悪の事態になっているとか。時間が経てば経つだけ心配が募ります。じっと椅子に座っていられずあちこちウロウロ。ボーっと窓から外の景色を見ていました。そこへ看護婦さんが走ってきて、終わったそうですから先生の話を聞きに行きましょうと。執刀してくれた先生の話は「無事に終わりました」だたそれだけでした。色々心配したのに〜、でもその言葉が何よりも聞きたかった。

8月13日(Tue): 老舗の強さ

今のプロレス界は、団体の枠を超えた対戦が増えてますます分かりにくくなっています。しかしどの団体もちゃんと見どころがあって、所詮はエンターテイメントだと醒めた目で見ている一方で、主要大会の結果をわくわくしながらチェックしている自分がいます。老舗団体新日本プロレスのG1クライマックスが盛り上がりのうちに終了しました。最強の外敵と言われた高山選手を現場責任者である蝶野選手が撃破して、8年ぶり4度目の優勝となりました。新日ファンには最高の結果です。しかも、その高山選手を始めとする外部選手との抗争がこれからも続くような伏線もちゃんと張りました。素晴らしい展開です。ブランドに頼らずちゃんと努力もしてる。蝶野選手が言ったそうです。「自分たちは年間150試合をこなしている。月に1度しか試合をしないやつらに俺達のリングを荒らさせはしない」と。この発言に僕は妙に納得してしまいました。不断の努力で試合を見てもらってこそ、人気を維持できる。一年以上休養している横綱にも聞いてもらいたい。

8月14日(Wed): これはおかしい

NAVIとENGINEという似たような車雑誌を購読しています。どちらかというと後発のENGINEの方が積極的な企画を出します。でもそれがいい方向に行くときと首をひねるときがある。例えば巻末の新車リスト。NAVIは国別メーカー別値段別に並べて、代表的なグレードに星印ポイントと気の利いたコメントを付けています。これは分かりやすい。それに対抗したいのか、ENGINEは国産、輸入車全てを合わせて一挙にランキング付けをしてしまいました。ランキングを決めるのは車評論家20人の評価点。その上位100台が掲載されます。新車が出たらその度に各評論家に採点を依頼し、ランキングを更新するそうです。現在の1位はポルシェ911、2位はトヨタプリウス、3位がメルセデスベンツSLです。これは失敗ですよ。ポルシェとプリウスを比べて何が言いたいの?ポルシェを買う人がプリウスを競合にしますか?自動車評論家からしたらその車に見いだす意義は同等かも知れませんが、一般消費者には別物です。車の相対評価は間違いだと思うんですけどね。

8月15日(Thu): たまにはいいね

お盆休みです。今日は誘われて海老名のスポーツクラブまでスカッシュをしに行ってきました。そこのスカッシャーが集まって練習をしているということなので。今日はいつも行っている町田も大和もお盆休みでしたので丁度よいお誘いでした。いつもと違う人とボールを打つのも新鮮ですしね。思った以上に皆さんお上手で、スカッシュ熱が盛り上がっていることを実感しました。何ゲームかやらせてもらって、たくさん汗をかいて楽しみました。その後本厚木に移動して久しぶりのカフェ鈴木。コニーズにも声をかけて、一緒によもやま話に花を咲かせていたら、あららもう10時前。夕食を食べていないことを思い出し、オダサガまで帰ってきてこれまた久しぶりのイタリア料理屋のUGOに。頼んだのは前菜盛り合わせとピザとラザニアにビール。シェフお勧めの白魚と青のりのピザってのを食べたのですが、これが適度な塩味が効いてなかなかいいんですよ。前菜も盛りだくさんでよかったしラザニアも美味しかった。休み初日は盛りだくさんで充実でした。

8月16日(Fri): 雷雨

いや〜、スゴイ雷雨でした。夏の日差しから一転にわかにかき曇り、豪雨になりました。雷もピカゴロ鳴っています。雨が降り始めた時には病棟にいて、窓の外の視界がだんだん無くなるさまを眺めていました。昼ご飯を食べに行こうにもこれじゃ外に出られない。仕方なく病院の職員食堂に行って、素朴なチャーシュー麺をすすりながら窓の外を眺めていました。地下に降りるスロープの入り口に水止めの堰が立てられました。びしょびしょになりながら慌てて車を移動する人が右往左往しています。館内放送ではどこそこの駐車場に車を停めている人はすぐに移動せよと呼びかけています。病棟に戻ったら、看護婦さんが停電に備えて呼吸の電源を確認したり手動の呼吸バッグを用意していました。電気が止まっちゃったら大変ですからね。雨が弱くなってから病院を出たら前の通りが渋滞していました。道路の一部が冠水して、バスが動けなくなっていたのです。ありゃりゃ。後から聞くとどうもこれは局地的な雨だったようですが、いやースゴイ雨だった。

8月17日(Sat): バーベキュー

スカッシュ仲間と相模川でバーベキューを企画していました。場所は昭和橋の近く。昨日のうちから食材の買い出しは済ませていたので、炭火をおこしてどんどん焼くだけ。お決まりの牛肉、豚肉、野菜に加え、昨夜ウチでつけ込んだタンドリーチキンもどきやチャーシューもなかなか好評でした。普段ろくに料理をしないくせに、こういうところに行くとついつい張り切っちゃうんですよね。本で見て作りたかったタンドリーチキンもどきも、一生懸命野菜をすり下ろしたりタレの味を見ながら準備したんですよ。でも気づいてみたら、自分で食べたのはホンの一かけらだけだったりして。作るだけで満足しちゃだめですね。肝心のできあがりの味を良く覚えておりません。でもまあ、さんざん食べて飲んで騒いで楽しかった。今日は結局、昨日のような雨も降らず、夏の日差しも少なくてひどい日焼けもしなかったし、絶好のバーベキュー日和でした。次の時はどんな料理に挑戦しようかなあ。ダッチオーブンを使った豪快な料理も興味があるんですけどねえ。

8月18日(Sun): 体力不足

加齢とともに体力が落ちていくのは仕方ないことなのでしょうか。最近つとに自分の体力不足を感じます。日ごろからスポーツクラブに通っていますので、まったく運動していなかった頃の自分から比べれば、まだ今はましなはず。それでも、このころは自分でも情けなくなるくらい体力が無いのです。例えば少し激しくスカッシュをしたら息が上がるとか、あるいはハイインパクトのエアロビクスクラスに出たら手足の動きにキレがなかったとか、あるいはさほど重くないはずのベンチプレスを挙げたら翌日筋肉痛になった等々。トップアスリートが引退するときの理由に体力の限界というのがありますが、レベルは違うにせよその気持ちが分かります。体力を維持することは技術を上げることより難しい。運動がマンネリになって、向上心を持ち続けることが難しいのだろうなあと自己分析しています。今日、トレーニングをした後、浴室にある体重計に久しぶりに乗りました。うーむ、だいぶ太ってるなあ。とにもかくにも、これが体が動かない原因ですね。

8月19日(Mon): すっきり顔

なっちゃんの術後の経過は順調のようで、消毒とガーゼの交換をしてくれる看護婦さんのに話しによると、傷口もだいぶ奇麗になってきたということです。でも呼吸器のチューブの固定の仕方がまだいまいちで、チューブが動くたびに呼吸器の圧力が変わってしまいます。今は沐浴も抱っこもお休み中なので何とかなりますが、再開するまでに何とかいい手段を考えないと。先生も色々探してくれているし、僕らも出来る範囲で調べております。鼻に入っていたチューブが無くなり、手術のために腕に入っていた点滴も取れてだいぶ身軽になったなっちゃん。ストレスが減ったのか、顔もおだやかだしウン○も自力で出せるようになりました。かわいいお鼻が見えてスッキリした顔になって、僕らももちろんうれしい。チューブが入っていたほうの鼻が上を向いていて、穴の奥まで見えちゃいますが、それもじきに直るでしょう。今まで以上にぐーっと顔を近づけて、鼻と鼻を付きあわせてグリグリしてスキンシップをしてます。鼻の頭が赤くなっちゃいますけど。

8月20日(Tue): 食べ過ぎは禁物

休みの日、家でかみさんに酒の肴を作ってもらって、それをつまみにビールを飲むことがよくあります。いわゆる晩酌です。僕は酒を飲む時に何かを食べながらじゃないと物足りない。だからそういう日はいつまでも、何か他に無いの〜っとリクエストしては作ってもらいます。先週末はバーベキューの残りの食材があったので、材料には事欠きませんでした。僕の好きな谷中生姜も残っていました。ところで谷中生姜って珍しいですか?バーべーキューで出したら、始めて食べたという人が何人もいて驚きました。時間も経てば肴もさっぱりしたものが欲しくなるところ。たまたま残っていたタマネギがあったので、オニオンスライスにしてもらいました。なかなかグッド。食べ始めると止まりません。気がつくと1/4個を一人で食べ尽くしてしまいました。翌朝目覚めると胃がもたれ、舌にしびれる感覚があり、息も臭かった。明らかに食べ過ぎです。いくらさっぱりしたものでも適量ってものがあるようです。二日経ってようやくしびれが治まりました。

8月21日(Wed): 道路公団

道路公団の民営化議論が激しくなって色々と騒がれています。先日はテレビの特集で道路公団の収支の中身を取材していました。支出の中には道路の維持管理はもちろん、サービスエリアのメンテナンスも含まれていました。サービスエリアのトイレはどこでも大きめで清掃も行き届いているので感心します。利用者もかなりの数なはずなのに、安心して利用できるという意味でよくやっていると思います。もっとも僕は以前、掃除したての濡れたタイルの上でスッ転んだことがあります。切羽詰まっていたので小走りしてたのが原因でした。でもあまり床を磨きすぎるのもあぶないですよ。そういう面とは別に、道路公団の経営努力に物足りなさも感じます。表に立つ公団本体を赤字にして、グループ企業に甘い汁を吸わせる。結局その尻拭いを国民がしているように思えるからです。民営化されれば、採算の取れない道路建設は自粛されるでしょう。でもそれでいいのかとも思う。例え年に一度しか通らない道でも、無ければ困ることもありそうですから。

8月22日(Thu): 都内出張

今日は午後から都内出張でした。しかも何故かウチの本社が入っているビルと同じ建物。自分が本社勤務だったらあっという間に行けるのに、神奈川の奥から遠路はるばる足を運びました。まあ勝手しったる場所なので、出張でも気楽でしたけどね。往きは東海道線周り。乗り慣れてないので時間的な感覚が分からなかったのですが、二宮から新橋まで1時間ちょっと。早いものです。同じ1時間でも小田急線に乗るより疲れが少ないと感じるのは気のせいかな。帰りは新宿で寄り道。相変わらず人の多い所ですね。西口のヨドバシカメラから南口のタワーレコードに移動するのも一苦労。でも新宿のタワーレコードは品揃えがいいので、こんな機会に寄らないのは勿体ない。人をかき分けかき分け汗をかきながら歩きました。都内に出た帰りにロマンスカーに乗りたくなるのは当然のこと。そう思って空席情報を見たら、なんと1時間半先の電車まで空いていません。仕方なく満員電車に立って揺られて帰ってきました。まあでも欲しいCDが買えたからいいや。

8月23日(Fri): スカッシュコート閉鎖

久々に幕張でスカッシュの試合でした。会場はスポーツクラブ、ルネサンス幕張テクノガーデン。観客席付きのスカッシュコートを4面持つ日本でも屈指のスカッシュ大会会場です。しかしスポーツクラブとしての経営は厳しいらしく、9月一杯でここの施設を閉鎖することが決まってしまいました。館内にはそのお知らせと近所の他のルネサンスへの移籍をすすめるチラシが掲示してありました。トレーニングは他でもできますが、これだけのスカッシュコートが整ったクラブはそうそうあるわけではありません。日本で唯一の国際大会であるジャパンオープンが行われるのもここです。今年の大会は来月行われる予定ですが、来年はどうなるのかな。スポンサーであったルネサンスが下りちゃうと大会そのものが無くなるかもしれません。国内で見られるトップレベルの試合だったのですけどね。自分がここでスカッシュをするのは今回の試合が最後でしょう。ここでの成績はあまりよくありませんでしたが、使いやすい好きなコートの一つでした。残念です。

8月24日(Sat): つけめん

このところ連続してラーメンを食べてその脂っこさに閉口したことが続いたので、今日はつけめんを頼みました。それならラーメン屋に行かなければいいだろうと言われたら身もフタもありませんが、ラーメン自体は好きですからね。つけめんは店によって出てくる形態がかなり違います。平均的なところだと、平皿の上に乗せられた麺と小鉢に入ったつけダレという組みあわせでしょうか。タレは具のチャーシューなどが細切りにして入っていて、味は通常のスープに酢を入れて酸味が効かせていることが多い。でも中には全く具がなかった店もありました。寂しいですよ、これは。今日出てきたつけめんは、通常の丼に入ったつけダレと小鉢に麺のセットでした。タレの中は具だくさん。チャーシューがそのままのサイズで入り、ノリが表面を覆うように乗っかっていました。そう、そのまま麺を丼に全部入れれば普通のラーメンになっちゃいそうなのです。それでもちゃんと酢が入っていたところはつけめんぽく、結局美味しかったのです。これなら満足です。

8月25日(Sun): 焼鳥屋

焼き鳥屋は小汚いほうが美味しいと思うのは気のせいでしょうか。相模大野に美味しいという噂の焼き鳥屋がありました。今日初めて行ったのですが、店の中はその面積の割にお客さんがたくさんいました。一つ一つの席が小さいのです。中央の炭火コンロを備える厨房の周りを取り囲むようにカウンターがあって、さらにその周りにテーブル席が並んでいました。お世辞にもおしゃれな感じとは言えませんが、それなりにきれいにしてあるし、席に座ったら収まりが妙に良くて落ち着きました。カウンターのなかでもうもうと煙を上げながらお兄さんが焼き鳥を焼いています。メニューは焼き物からその他のおつまみまで平均的な品揃えといったところでしょうか。値段もまあまあ安く、味もなかなかでした。気取らない感じの店で値段を気にせず食べられるのが庶民にとっては嬉しいね。おださがの商店街に、汚いけど味はいいと言う噂の焼き鳥屋さんがあります。外から見ると本当に小汚い。でも、いつもお客さんは一杯。今度は是非そっちも行ってみようかな。

8月26日(Mon): 処分

会社の机の足元にずっと空き箱が置いてありました。今使っている液晶ディスプレイのものです。不具合があったら使うかもしれないと思って、とりあえず取っておいたのです。神経質過ぎるかもしれませんが、その箱のせいで足元が狭くなるのは気持ちが悪い。今日、とうとうその箱を処分したら、足元の空間以上に気持ちの上ですっきりしました。居室の空き席に持ち主不明の資料が置いてありました。以前の居室にいたときからから放置してあった資料で、引っ越しの際にとりあえず運んできたものです。中身をみたら移動していったメンバーが残していった資料でした。もしかしたら誰かが使うかもしれない。そう思って置いてあったのですね。でもそこにそういう資料が置いてあること自体知られていなかった。だからもう必要なかろうと、ばっさり処分してしまいました。中には昔のプレゼンに使ったOHPシートまで入っていました。これって一度使っただけできっと必要なくなったんですよね。勿体ない。ばっさり処分したら、またまたすっきりです。

8月27日(Tue): 評論家

評論家の言うことをそのまま信じられるかどうか。戦争が起きると軍事評論家という人がテレビに出て戦力の分析をしてくれますが、なんでそんなこと知っているんだろうと感心することしきりです。これが身近な分野になってくると事情はだいぶ変わってきて、極端なことを言えば評論家の言うことなんてあてにならんとなってしまいます。野球評論家はほとんどがプロ野球経験者ですから、自分の経験を元に解説をする。誰にでも分かることしか言わなかったり、逆に言ってることが難解だったり。そんな人でも評論家になれてしまうから威厳が無くなってしまうのです。是非ファンに分かりにくいところを優しく解説して欲しい。最近よく聞くジャズにも年季の入った評論家がわんさといて、それぞれが他の人の発言を横目にしながら持論を展開しています。どうしてそんな言葉が出てくるんだろうと、シロートの僕には思います。評論家には惑わされずに自分が好きなものを聴けばいいのだと思う反面、ジャズ解説本を見るとついつい買ってしまう弱い僕。

8月28日(Wed): OS X

頻繁に新しいOSを出してはユーザーを煙に巻く某ソフトメーカー程ではないにせよ、アップル社も今、新しいOSへの切替えを喧伝しています。先日その新しいバージョンMacOS X 10.2がリリースされ、ここまで乗り換えに躊躇していたユーザーの背中を押そうとしています。各方面の紹介記事やレビューを見ると、やれ数多くの新機能だとか高速になったとか使いやすくなった標準ソフトだとか言った内容が好意的に書かれています。でもこれまでのバージョンでも同じようなことは言われていたような気がする。それって結局、そうは言っても正直なところ使いにくかったって事?とひねくれ者の僕は今回の一連の記事もうがった見方をしてしまいます。しかしそろそろOS Xも本当の意味で実用化に耐えうるようになったのは間違えないようで、それはOS X対応を謳った製品がサードパーティーから続々出てきたことで窺えます。そろそろ乗り換えてもいいかな。まさに僕が背中を押されています。でも今のマシンにインストールするのもなあ。ということは。

8月29日(Thu): 本社まで荷物運び

今日は昼前に本社に電車で直行。上司が午前中に行われる社長へのプレゼンで使った機器を引き上げる役目です。プレゼンが終わる12時頃に会議室に行って、ブツを車に積んで持って帰るという手はずになっていました。社有車は本社が入っているビルの地下ある一般駐車場に停めてあります。昨日の夕方にブツを運んできて、そのまま置いておいたのです。原則では社有車の外泊は認められないのですが、総務部に事情を話して特別に許可を貰いました。2日で2往復は面倒ですからねえ。でもお蔭で駐車場台が8000円近くもかかってしまいました。料金所のおじさんもギョッとした顔をしていましたよ。もちろん後で会社に請求します。そこから一路、首都高と東名を乗り継いで一気に帰社。と思ったら、なんと下り線は町田インター先で渋滞との情報。おめおめと渋滞にはまるのも業腹なので、一般道を走りながら渋滞が減るのを待ったところ、青葉インターまで来てようやく高速へ乗れました。夏休みだからかなあ。そう言えば、今日も暑〜い一日でした。

8月30日(Fri): 携帯でチケット予約

小田急線のロマンスカーは、時間帯によっては1時間以上先の指定席券しか買えないこともしばしばです。そんな時に便利なのが携帯電話からチケット購入が出来るサービスです。あらかじめ会員登録と同時にお金を払ってポイントを積み立て、あとは都度、携帯電話からWebにアクセスすれば、空席確認をしてそのまま代金をポイントから支払う形でチケットを購入できます。紙のチケットは発行されません。携帯の画面に出る席の番号を確認して列車に乗り込むのです。検札されたら、予約画面を表示した携帯を見せればよいというわけです。これなら新宿で無駄な時間をつぶす必要もありません。先日ようやく僕も会員登録をしたので、早速今日の会社帰り、秦野から相模大野までロマンスカーに乗ってしまいました。目の前にある券売機を横目で見ながら携帯で手続。あっけなくチケットが取れて、携帯の画面を見ながら乗り込みました。そう言えば最近ロマンスカーに携帯を手に持って乗ってくる人がいます。きっとこのサービスを使っているんですね。

8月31日(Sat): おかしな二人女編

ニールサイモン原作の喜劇「おかしな二人」が、鈴木裕美さんの演出で舞台化されました。元は男二人が主人公の作品だったのですが、今回は趣向を変えて、設定を同じ女編も作って、男編と交互に上演するという面白い試みです。女編の主役は小泉今日子と小林聡美。これはもちろん見逃す訳にはいきません。プレオーダーが始まった頃から抜け目なくチケットをゲットしていました。そして今日、女編の初日に渋谷はパルコ劇場まで見に行ってきました。いや〜、こんなに間近に生きょんきょんを見たのは初めてです。それだけでも十分満足しましたが、舞台そのものも期待以上に楽しめました。上演初日ということで、素人目にもとちった場面が少なからずありました。でもそれでも大丈夫。ちゃんとフォローもできていたし、十分笑わせて貰いました。気がついたら、途中休憩も挟んで2時間以上の公演があっという間に終わってしまいました。舞台には映画と違う生で演じる緊張感があります。役者さんの息遣いが聞こえそうな距離で観る。たまりません。

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