7月1日(Mon): 寒けがする

さあ今日から7月です。その威勢の割に、朝から体調がすぐれませんでした。夜中、急に寒けがして掛け物を増やしたのですが、それでも朝方までに復活しません。体中にだるい感覚を持ちながら体温を測ると38度に届きそうな勢い。仕方がないので仕事に行くのは諦めて、そのまま寝ていることにしました。寝ているとどんどん汗をかきます。トイレも近い。出ていく水分を補おうと、水もがんがん飲みました。でもなかなか体温は下がりません。のんびりいつまでも寝ているわけにもいかないので、昼過ぎになって近くの内科病院に行ってきました。午後の診察開始直後は患者さんも少なくて、今の季節は風邪は少ないんですかね。とりあえず問診を受けて風邪薬を5日分貰って帰ってきました。問診はほとんど形式的なもの。あっという間に終わってしまいます。それで大丈夫かなと一抹の不安を感じながら、家に戻って薬を飲んだら、ようやく少し気分が落ち着いてきました。風邪なのかな、疲れが溜まってきているのかな、それてともタダの寝冷え?

7月2日(Tue): 積立休暇

ウチの会社では、通常は年ごとに有給休暇が20日付きます。これは2年間有効で、その間に使い切れなければ自動的に積立有給休暇という扱いになってしまいます。積休に期限はありませんが上限は60日と決まっていて、それを超えると無条件で消滅してしまう。このところ僕が一年に取得する有給休暇は15日前後なので、毎年5日分が積休に上乗せされるということです。この積休は例えば本人の私傷病のために通院をするとか、家族の介護をするとか、あるいはボランティア活動をするときに、届けを出して認められれば取得することができます。ですから風邪で休んだときくらい積休を取らねばと思い、早速申請書類を出しました。その時あらためて規定を見たら、例えばウチの娘の介護をするために積休を取ることもできるみたいです。もちろん介護を行うという証明が必要ですけどね。こういう制度があると、いざというときに安心できます。ところで、僕の今年の有給休暇取得はまだ2日。このペースだとまた無駄に余ってしまう。もっと休まなきゃ。

7月3日(Wed): 薬の効き目

僕が風邪を引くと行く町医者でも、薬は処方箋を持ってどこかの薬局で受け取るような仕組みになりました。もっとも隣の建物にちゃんと薬局がありますので、わざわざ遠くの薬局に行くこともありません。うまく連携が取れているわけです。パチンコ屋さんと換金所みたいな関係だと言ったら怒られるでしょうか。支払いも待ち時間も二回に分かれて面倒ではありますが、きちんと処方の中身まで説明してくれるようになったので、僕らも安心して薬が飲めます。医者で貰う薬は市販の風邪薬よりよく効きます。一昨日貰ったメインの薬は総合感冒薬と抗生物質でした。それだけでは胃が荒れるので、炎症止めの薬も入っていました。すでにそれなりに効いたようで、体調もほぼ戻っています。もっとも病は気からと言いますから、医者から貰った薬を飲んだということだけで、すでに効いているような気がしますけどね。ただ一つ。炎症止めの薬を飲んでいても口の中がずっと苦いのはたまりません。薬は五日分貰ったのですが、もう飲まなくても大丈夫かな。

7月4日(Thu): スタバで休憩

昼から新横浜へ出張でした。梅雨時期を思わせるような重い曇り空の下、日差しはまだ真夏のそれではありませんでしたが、それでも今日は十分に暑かった。その中を慣れないスーツを着て移動するのは苦痛以外の何ものでもありません。こんな時、人間が出来ていない僕は道中ずっと上着を手で持ち、戸外を歩くときは日陰伝いです。駅についてから約束の時間まで少しあったので、ちょっとお茶をしながら涼もうということになりました。ところが駅前のドトールは一杯。そこですかさず僕が、目的地に行く途中にスタバがあったと提案し、そこでしばらく休憩となりました。店内は涼しいしタバコの煙は無いし快適です。実は最近一緒に外回りをする人達はタバコ吸いが多くて、休憩や食事時にタバコの煙から逃れられなかったのです。知らない人のタバコよりはマシですが、それでもやっぱり吸わない人にとっては気になるもの。今日はうまく行きました。十分に体を冷やして、まくり上げていたワイシャツの袖を下ろし、上着を羽織っていざ打合せへ。

7月5日(Fri): あっちこっち

金曜日はスポーツクラブも休み。こんな時は病院の後に大野にスタバに行くのが定番です。今日も例によって真っ直ぐ店に向かいました。ところが団体客がいるのか店は大混雑。しかも相模大野店の閉店時間まであと30分ちょっと。そこで待つのも馬鹿らしいので、11時までやっている鶴間のイオンのスタバに急きょ向かうことに。そちらもいつもより人がいましたが、とりあえず席に座って一息つけました。さて、さらに今日は家に帰る前に一汗流しにお風呂に行くつもりでした。向かうは相武台の湯快爽快。しかし途中の工事渋滞を迂回しながらたどり着いたものの、お店は駐車場待ちの車が敷地の外に出るくらい混雑していました。そこで並んで待つほど辛抱強くないものですから、結局また北里を通り越して相模原のざぶんまで行ってしまいました。そちらはそこそこに空いていて、気持ちのいいお風呂をいただけました。風呂上がりにビールもちょっと飲んで、いやーようやく週末が来たって感じです。しかし今宵の移動距離は思いがけず長くなりましたね。

7月6日(Sat): おださが2軒

おださがに最近出来たインドカレー屋さんに行きました。おそらくインドの方だと思える人が調理場にいて、本格的なインドカレーやタンドリーチキンなどを出してくれます。カレーの種類もそこそこありましたが、マッシュルームだとかオクラだとか、家庭で作っちゃうような具が入っているものを頼みました。辛口とメニューにありましたが、実際には全然辛くありません。日本人向けにアレンジしてあるんでしょうね。美味しかったのだけど、自分はやっぱりご飯にたっぷりルーをかけてガツガツ食べるカレーの方が好きだなあ。ああそれから、ふっくら焼けたナンは美味しかった。これはなかなか家では味わえません。その後、駅前の小奇麗な焼き鳥屋さんでちょっと一杯。店にはたくさんお客さんがいました。その店は開店してまだ一年も経っていないはずですけど、繁盛しているんですね。串焼き数本と揚物をちょっと取って、日本酒をキュッといただきました。味は可もなく不可もなくといったところでしょうか。ああすっかりお腹が一杯。満足です。

7月7日(Sun): 洗車

車が汚くなることにすっかり抵抗がなくなりました。特に今のゴルフに乗ってからまともに自分で手荒い洗車したことはありません。時々機械洗車を通すのがせいぜいです。ところが、この処の雨で上から下までまんべんなく汚れが溜まり、いい加減どうにかしようという気になりました。といってもやっぱり機械洗車に並んだだけなんですけどね。たまたま前に白いワゴンの車が洗車をしていて、その様子を後ろから眺めていました。白い車は汚れが目立つじゃないですか。人のことは言えませんが、その車も随分汚れていて、それがどれだけ落ちるか興味津々見ていたのです。しかし、残念なことに思った以上に汚れは落ちていませんでした。特に後ろのパンパー周りは汚れの筋が残ったままです。ちょっとがっかりです。洗車機が置いてあるそのガソリンスタンドは手洗い洗車もやっていて、普通車なら1400円程度で奇麗にしてくれるそうです。機械の隣で気持ちよさそうにスタッフに磨かれている車がやけに羨ましく見えました。次はあっちにしようかな。

7月8日(Mon): エレベーター

日本のエレベーターのボタンの表示って分かりにくくありませんか?特に三角形が組み合わさっている開閉ボタン。人が乗ってくるので開くを押すつもりが、逆に扉を閉めちゃってにらまれることがよくあります。あと行き先階の数字の並びもバラバラなので、間違った階を押しちゃったりとか。最近は行き先階をキャンセルできる機種もあるようです。ボタンに明示しているわけではないので、あまり知られていないと思いますが。ところで、僕はせっかちな性格なので、一人でエレベーターに乗り込んだ時、まず押すのは扉を閉めるボタンです。扉がのんびり閉まっている間に行き先階を押せばよいのですから。しかし僕がよく使うエレベーターにボタンの配置がよくない機種があって、閉めるボタンのありそうな位置に非常呼び出しボタンがあるのです。先日はついにぐいっと押してしまい、あららと思っていたら案の定、目的階に着く前にセンターから呼び出しの声が聞こえました。「どうしました〜?」「あ、間違えました。。。」これ、かなり恥ずかしいよ。

7月9日(Tue): ありがとう

「お客様の命を預かっている者として信じられない」とは別のバス会社の運転手の弁。JR東海の酒気帯び運転による事故を受けてのことです。酒を飲むことに罪悪感が無さそうなのが何よりも恐ろしい。看護婦さんも患者の命を預かるお仕事です。この前は呼吸器の管が自然に外れてしまい、娘が苦しくなったことがありました。警報で駆けつけた看護婦さんが迅速に処置をしてくれて事無きを得ましたが、その看護婦さんは、僕らがその後面会に行った時も何度も気にして様子を見に来てくれました。昨日は、その管が外れないように細工をして貰いました。呼吸器を一旦外しながらの作業は難航したそうです。失敗すれば最悪の場合呼吸器を付けられなくなる。そう思って焦ったのか、無事に終わった時には、処置をしてくれた看護婦さんは呆然としていたそうです。それを聞いていたので、僕が面会に行ったとき「大変だったそうですね」と声をかけたら、「ううん、大変だったのはなっちゃん」と。そういうナースに見守られている娘は幸せです。

7月10日(Wed): 台風襲来

台風です。今も強い雨足が家を叩く音が聞こえます。関東への上陸は今夜半だとか。これからもっと風雨が強まることでしょう。朝から天気予報を見て、もちろん日中も常にWebでチェックしていました。社内放送でも台風情報を流し、業務を切り上げて早く帰れと促します。電車が止まるまでは大丈夫なんて安心しながらも、いつもより早く会社を出てきました。会社のある地域一帯は、企業の建物と畑が共存するような配置になっています。しかしうねりのある地形を無理やり区切って畑にしていますので、大雨が降ると畑の土が道路に流れ出してしまいます。今日も濁った水が坂道を下へ下へと流れていました。駅近くを流れる水無川も今日はその名前に似合わず濁流が流れていました。水位も上がって川幅もいつもの倍です。そんな中でもバスは淡々と駅に向かって走りました。自然の力はすごいことは言うまでもなく、しかしそれ以上に文明の利器は力強いなあと思いました。さて、日本人の匠の技で作り上げた我が家は今夜無事に乗り越えられるかな?

7月11日(Thu): デジカメ

ボーナスも出たのでデジタルカメラを買い替えようと、あれこれ詮索しています。今回の注目のひとつは携帯性。やっぱりなんだかんだ言って、旅行やイベントならいざ知らず、でかいカメラじゃ普段から持ち運ぼうとは思わなくなります。もう一つのポイントは動画。そりゃビデオカメラを買えばいいという話は正論ですが、あちらは本格的に長時間撮影をするためのもの。なっちゃんの足蹴りを人に見せるとかスカッシュのフォームチェックとか、そういう用途に使えればとりあえず構いません。CCDの画素数は200万から300万画素。値段にして5万前後。ここまで条件を付ければだいぶ機種が絞れます。今目をつけているのは富士フィルムかソニーの製品です。しかし今使っている富士フィルムの機種が何回か故障して不便を感じていることもあってちょっと形成は不利。ただしソニーも記録媒体がメモリースティックになってしまうことが気になります。雑誌の記事やWebの批評記事を探してはウラを読み、本当のところはどうなんだろうと、うーん悩み中。

7月12日(Fri): 町田通い

町田にできたスポーツクラブが今月頭からオープンしているので、平日は専らそちらに通っています。会社帰りに病院に寄るとどうしても病院を出るのが9時近くになってしまう。大和までは車で30分。慌ただしく運動して11時過ぎに退館すると、家に着くときは12時近くになっていました。ところが病院から町田までは余裕を見て15分。そこから家までも同じくらい。移動にかかる時間が短縮されただけ、遅くなっても気分転換に行く気分になれます。館内も奇麗だし、スカッシュコートはもちろん、サウナも水風呂もあるし、とにかく快適です。これなら会社帰りに直接トレーニングをしに行って、その帰りに病院に寄るということもできるかもしれない。ワンパターンになりがちな生活に変化も起こせそうです。ということで、とんと大和に行くことが減りました。あちらで顔見知りの会員さんともご無沙汰です。そもそも、両支店とも休館日が同じ金曜日になっているのがよくないんだよね。距離的にも遠くないんだから、どっちか変えてくれればいいのに。

7月13日(Sat): 買っちゃった

今日は買い替え候補のデジカメの発売日でした。町田のヨドバシカメラに行って現物を見てみることにしました。気に入れば買うつもりです。その製品とはソニーのサイバーショットなのですが、既に400万画素と200万画素のモデルがあって、その中間の300万画素モデルが新たに追加されたのです。形も機能的にもほぼ同じ。画素数の違いで値段が変わっています。さんざん悩んだ揚げ句、大きな紙に印刷することもなかろうということで200万画素のモデルを買いました。このモデルはカラーバリエーションが6色あってどれにしようか迷っちゃいますが、在庫のある中で白にしました。メタリックがかっているのは如何なものかと思いますが、まあいいでしょう。300万画素モデルとの値段差は1万5千円。そのお金でメモリースティックと予備バッテリーも買えちゃいました。正直に言うと、発売直後の製品は何かとトラブルが多いのも、今までの経験から気になっていたのです。早速帰りに寄ったスタバで箱を開けて使ってみました。う〜んいい。楽しい。

7月14日(Sun): Jリーグ再開

ワールドカップでお休みしていたJリーグが再開しました。日本代表選手も各チームに散らばって、それぞれのチームで活躍しています。試合の様子をニュースでちらりと見ただけで言うのはおこがましいかもしれませんが、Jリーグのプレーはスローモーションで再生しているように見えるのには驚きました。ワールドカップの熱戦を見慣れてしまったからかな。こんなにもJリーグのレベルは低かったのかとあらためて思いました。そこに来て、中田英や小野などのトップ選手は海外リーグに戻ってしまうし、このワールドカップをきっかけに、新たに新天地に飛びだす選手が増えそうな気配です。日本のサッカーのレベルを上げるためにどんどん海外へ出ていくべきだという意見には賛成です。それぞれの国で力をつけて、メンタル的にもフィットネス的にも大きくなって戻ってきて欲しい。でも、それと同時に国内リーグももっと活性化しないとね。海外の試合を日常的に観るにはまだ努力が必要ですから。日本のサッカー協会に是非とも頑張って貰わないと。

7月15日(Mon): 搬入

今週はタフな一週間になりそうです。仕事で幕張メッセで開催される展示会に出展するのです。今日は展示品の搬入と会場の設営でした。まずは会社に出勤して、社有車に荷物を積んで秦野から幕張までドライブです。台風がやって来る前の暑い日差しの下を、一気に走り抜けました。東名、保土ケ谷バイパス、首都高、東関道。心配した渋滞もさほどでもなく、所要時間は2時間程でした。昼食を食べてから会場へ。他の会社のブースも着々と出来上がっています。僕らのブースも全体の造作は専門の業者に任せています。そこに僕らが持ち込んだ展示品を並べ、全体のバランスを見ながら細部を仕上げていきました。設計図を見て想像していたよりこじんまりとしていましたかね。でも大体イメージ通りのブースが出来上がりました。準備が終わってもそのまま帰れないのが社有車のつらいところ。また来た道をセッセと走り、会社に戻ったのは7時過ぎ。残っていた仕事を片づけ、ようやっと帰宅です。明日は朝から幕張へ。いよいよ展示会の始まりです。

7月16日(Tue): 初日

朝起きて、雨が降っていないことを不思議に思いテレビを付けました。昨夜の予報通り台風は確実に関東に向かって来ています。こりゃ雨が来る前に現地入りしちゃえと、スタコラと電車に乗って幕張メッセへ行きました。今日は展示会の初日。開場の10時となれば、一般の入場者が続々と入って、、いや、やっぱり客足は鈍い。しかも次第に雨風が雨も強くなり、新しい客は増えません。同じ客と出展関係者だけがグルグル回っている状態でした。そりゃ来るのも大変なら、見学を終えても易々と帰れませんでしたからね。説明員をしているこちらとしては、ウォーミングアップに丁度よいペースでした。お昼を挟んで外は洗車機の中にいるような勢いの雨が降っていたようです。ただ雨音も風の音も開場の中までは聞こえません。台風がすぐ近くにいても、まるで他人事のようでした。説明員としての仕事は自社ブースに立っていて、見学に来れらた方に必要に応じて説明をします。客は少なくても一日中立ちっぱなしで、それはそれでたっぷり疲れました。

7月17日(Wed): 二日目

展示会二日目。今日も昨日と同じ電車に乗って幕張に向かいました。おださがからは2時間程の道程です。通勤できない距離ではありません。しかし慣れないと行くだけで疲れちゃいますね。今日も集合時間まで駅前のタリーズコーヒーで一服して英気を養いました。スタバとタリーズは実によく似ている店です。珈琲そのものも甲乙つけがたいので、身近にあったら僕ももっと行くと思います。実は最近古淵のヨーカドーにできたんですけどね。夜10時までなのが惜しいところなんですよね。事務局の発表によると、昨日は豪雨で客足が伸びなかったそうです。今日はその反動で来場者が増えそうな予感。しかしこちらも一日こなしているので、ペース配分も分かってきました。要は無駄に歩き回っちゃいけないのです。今日はたまたま、大学の先輩が僕らのブースを見学に来ていました。会うのは12年ぶりでしたが、全然変わっていないので一目ですぐに気づきました。先輩曰く、結婚するまでは歳をとらないんだとか。そうですかあ。幸運をお祈りしています。

7月18日(Thu): 決断

今日も展示会は続いています。しかしさすがに連日通うのは体力的に辛いので、僕は今日はお休みを貰いました。タイミングよく北里の先生から話があるということなので、昼過ぎから病院に面会に行きました。気管切開の手術についてでした。娘は自発呼吸が無いために、鼻から気管の入り口までチューブを入れて人工呼吸器で空気を送っています。そのチューブを入れている時期が長くなると色んな意味で危険が伴うのです。それより、のどの近くに手術で穴を開けて、気管のごく近くから空気を送れるようにしようというのが気管切開です。先生からの話というのは、そろそろどうですかという相談でした。手術そのものは簡単らしいのですが、危険が全く無いわけではない。それに僕らとしても、娘の奇麗な体に傷を付けてしまうことに抵抗があります。出来ることならやらないで済ませたい。しかし、チューブの具合が悪くて苦しそうになるのを見ているのも心苦しい。結局、8月に手術を行うことをお願いしました。それでいいよね、なっちゃん。

7月19日(Fri): 最終日

展示会も最終日。説明員はとかく立ちっぱなしで足腰が固まってしまうようないやな疲れが溜まっちゃうんですよね。昨晩スポーツクラブに行って体をほぐしたおかげで、ちょっとリフレッシュして臨みました。今日はまず、午前中に他の展示を見学してきました。実は学生時代にこの展示会を見学しに来たことがあります。しかしまさか将来、自分が説明員として会場に立つなんて思いませんでした。当時自分が研究していたものが、この10年間に製品レベルになっています。展示会そのものは変わりませんが、中身の技術は大きく進歩しているんですねえ。お昼を過ぎると来場者もどんどん増えてきました。説明を聞きにくる人は様々で、まったく初めて話を聞く人もいれば、ある程度知識があって鋭い質問をして来る人もあります。その様子を見ながらこちらも対応を考えるわけです。結局そのまま閉場時間までお客さんは途切れませんでした。会場の片づけをしてからの帰り道。数人で小さい打ち上げをして帰ってきました。いい加減もうクタクタです。

7月20日(Sat): 海の日

今日は海の日です。祝日なのです。でも土曜日に当たると全然そんな気がしませんよね。日本の多くのサラリーマンは週休二日が定着して土曜日はいつも休みです。しかし振替休日があるわけでもない。これって元々の祝日の意味を薄いものにしてしまいませんかね。海の日の由来を調べてみました。元々は明治16年に海の記念日として制定されました。これは明治9年に明治天皇が灯台巡視船「明治丸」による東北地方巡幸を終えて横浜港に帰着された日を記念したものです。この日が平成8年になって、海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う国民の祝日である「海の日」になったそうです。この祝日は突然できたような気がして、僕はいまだにあまり愛着がありません。しかも今年のように土曜日に当たってしまうと有り難みも何もない。銀行でお金を下ろすこともできないし、電車もバスも休日ダイヤになるし、スポーツクラブは短縮営業になるし、まったくいいこと無しです。やっぱり土曜日の祝日にも振り替え休日を設定して欲しいな。

7月21日(Sun): 本厚木にて

午前中に伊勢原でスカッシュの練習会。お昼を食べてから本厚木の床屋さんへ。貴重な休日の時間を床屋に使うのもどうかと思いますが、このところ時間が取れなかったので仕方がありません。店内はちょっと混んでいて、しばらく待たされました。座っている椅子の前に毛染のサンプルが並んでいます。気分を変えるのにやってみたいなという気持ちもちょいあります。でも髪の毛が痛むと聞くので髪の毛が細い自分としては勇気がありません。散髪してくれた店の人に、頭の右半分だけ白髪がありますねえと言われてしまいました。左利きで右脳をたくさん使うから?な訳ないですね。白髪が増えてきたら思い切って!?でも中途半端に伸びたときが格好悪いからなあ。床屋を出た後、久しぶりにカフェ鈴木に寄りました。スタバのエスプレッソに慣れてしまった口に、ここの珈琲は美味しすぎます。珈琲の大量生産はダメです。少量の自家焙煎でないとどうしても新鮮さが失われてしまう。ちょい高いけど、ここの珈琲はそれだけの価値があると思います。

7月22日(Mon): ウィルス来襲

先週ずっと出張だったので、今日はほぼ一週間振りの出社となりました。メールも随分と溜まっているはずです。実は先週の月曜日、出張前の準備をしなければならない忙しいときに、ある社内のメーリングリストにウィルスメールが流れて来ました。猛烈な勢いで社内にウィルスが広がっていたようです。自分のマシンに感染はしなかったものの、気持ち悪いメールは即削除。一応ファイル全体のウィルスチェックも行いました。そして今朝、もう来てないよなと、内心びくびくしながらメールチェック。しかし今度は社外から届いたメールにウィルスが乗っていました。ただしこれは社内に入るサーバーで自動的に削除され、ウィルスメールが来ていた旨のメッセージが自分のところに届いていたという次第。社内外の垣根には、しっかりウィルス対策がしてあるのです。しかしウィルスの勢いはものすごい。しかもだんだん手が込んできています。僕に来たのは一通だけでしたが、同僚のアドレスには発信先が別で同様のメールが三通が届いていたそうです。

7月23日(Tue): うるさい

世間は夏休みになったそうで、朝晩の通勤電車もいつもと違う雰囲気です。まず高校生が少ない。しかし油断ならないのは、クラブ活動とおぼしき中学生の団体がいることです。彼らは大勢で同じ車両に乗りますから、そこの人口密度がやけに上がってしまって迷惑なこともさることながら、お出かけ気分でわいわい賑やかなのが目障りです。そこへいくと、いつもの高校生はいたって静か。毎日同じ仲間と同じ電車に乗っているわけですから、まあ大声でしゃべることもありません。行楽地に向かうおばちゃんの集団も賑やかです。隣の人と話しているだけなのに、その声は周囲に響き渡ります。聞いているわけじゃないけど、むしろ眠くてうとうとしているのだけど、それでも会話が耳に入ってきてしまう。おそらく、おばちゃん達はきっとこのテンションで一日過ごすのでしょうね。もっともひそひそ声で話をされたら、それはそれで気になりそうですけど。この時期は電車に乗る前に、周りをキョロキョロして静かに乗れそうな車両を探しましょう。

7月24日(Wed): 缶詰め

今日はいつもの職場を離れ、御殿場にある会社の研修施設を使ってグループ全員で企画会議をしました。公共の交通機関で行くと、小田急線の新松田で御殿場線に乗り換えて御殿場駅まで行って、そこからタクシーを利用してようやくたどり着くかなり辺鄙なところにあります。車で行けば楽なのですが、研修施設なので自家用車で行くことは許されていません。しかし社有車なら構わない。ということで、一旦秦野に出社して、そこから社有車に分乗して往復してきました。これなら時間も早いし、交通費も車の高速代だけですので安上がりなのです。場所は辺鄙ですがここの施設はすばらしい。会議室は奇麗でインフラもしっかりしています。窓から雄大な富士山を間近に臨むことができるのは御殿場ならでは。館内の食堂も高級感があるし、今回は利用していませんが宿泊設備も整っています。トレーニングジムまであるのはちょっとやり過ぎの感もありますけど。ここがあまり利用されていなそうなのが勿体ない。ここならたまに缶詰めになるのも歓迎です。

7月25日(Thu): 早期解決を

政治の世界はどうもよく分かりません。しかし疑惑を指摘されたなら、どういう形にせよそれ対するすっきりした説明をするのは、社会人としての責任ではないでしょうか。今回の田中眞紀子議員に対する政治倫理審査会も、どうもすっきりとした結果とはならなかったようです。質問する方もパフォーマンスが過ぎているところがあったようですし、答える方も今までの主張を繰り返すに留まれば、それも仕方ありません。却って疑惑が深まったとある野党の党首が語ったように、結局何も進展していないということになります。疑惑をちゃんと解明していただくことに異論はありませんが、どんな釈明をしてもそれじゃ納得しないぞという態度も困ります。最後は国民が納得するかどうか、そこが問題なのですから。この疑惑が持ち上がってから、眞紀子さんは国会を休みがちだそうですね。情報収集に忙しいことは想像に難くありませんが、そのために国政をおろそかにされる方が国民に対する裏切りだと思います。早くすっきり決着させて欲しいものです。

7月26日(Fri): 悩みは尽きません

今日はなっちゃんがご機嫌斜め。昨日の夜から血中酸素飽和度の値が時々下がっているらしい。満点は100%ですが、夏心美は85%を切るとモニタの警報がなるようになっています。それ以下になると十分な酸素を体内に取り入れられなくなって苦しんでいるという判断です。その値は足の指に付けたセンサーで測定します。その他にも唇や指先の色がある程度の目安になります。僕が見ていたとき、値が下がっていても夏心美の唇の色はさほど悪くありませんでした。本当に苦しいのかどうか怪しいと、看護婦さんとあれこれチェックしました。センサーも新しい物に交換。試しに自分の指に付けて値を測ってみました。するとモニターには99%という値が。センサが壊れているのではなく、どうやら本当に苦しそうです。体が大きくなったせいか、肺に空気を入れようとしても体が硬直して抵抗してしまうようなのです。先生に呼吸器の圧力をちょっと上げてもらって、ようやく少し楽になりました。体が大きくなるのもいい事ばかりじゃありません。

7月27日(Sat): うなぎ

先週の土用の丑の日に、うなぎを食べに行こうと思いました。しかし近くの店はどこも一杯で入れませんでした。その時の気持ちが収まりきらず、今日こそうなぎを食べるぞと意気込んでいました。そこへ、北里病院の前のうなぎ屋はランチがお得らしいというかみさんの情報が。というわけで、なんと昼から豪勢にうなぎ屋へと相成りました。ランチメニューはサラダやお鉢がついてどれも1000円前後。しかしうな重の値段はうなぎの量に比例するというのも事実で、ランチうな重のうなぎは半身だけ、お重の半分を占めているに過ぎません。残りの半分にはいり卵が申し訳なさそうに乗っていました。うなぎを堪能するには普通のうな重を頼んだ方が正解です。ちなみにランチうな重を食べたのはかみさんで、僕はうなとろ丼なるものを頼みました。丼の上にうなぎの切り身が放射状に並んでいて、真ん中にとろろとウズラの卵が乗っているものです。これなかなかいいですよ。お腹も一杯になるしお勧めです。ん?やっぱりランチに行って正解だったのかな。

7月28日(Sun): MINI

英国の往年の名車、MINIがリニューアルして発売されています。開発したのはBMWで、販売もBMWのディーラーの一角で行っています。外観こそかつてのMINIを彷彿とさせますが、中身は完全に新しくなっていて、サイズも今乗っているゴルフと変わらないくらいに大きくなりました。安全性とか居住性とかを考えたらそれも必然なのでしょう。このMINIに注目している点はMT車が設定されていることです。値段もお手ごろで中身はBMWだし、買い替え候補として一度実車を見てみようと、BMWの店へと行ってきました。そこはBMWが並んでいるフロアの2階に専用のショールームがありました。雑誌で読んだ通り後席と荷室はミニマムでしたが、前席は必要十分なサイズでした。なかなか好印象です。でも実物を見ると写真よりかなり大きく感じますね。ところで、その時は短パンにTシャツといういかにも貧乏そうないでたちで行ったのですが、BMWのセールスマンの視線が冷たく感じたのは気のせいでしょうか。せめて挨拶くらいしてくれたっていいじゃない。

7月29日(Mon): バーミヤン

今日から夏休み。今朝はそこそこに起きだして、普段手伝えない掃除と洗濯をお手伝い。家がさっぱりするのは気持ちがいい。休みの間に少しずつ方付けしていきましょうかね。お昼を外で食べて、そのまま病院へ行くことにしました。入ったのは病院の途中にあるバーミヤン。一年間、毎日前を通っていたけれど、この店に入ったのは初めてです。ここは不思議といつもお客さんで一杯なのです。ただし、まだ12時ちょい前だったので店は空いていました。禁煙席をと頼んだら、案内されたのは喫煙席の隣。しかもその喫煙席には先客がいて、タバコをぷかぷか。何のための禁煙席なの?きっちり壁を作って下さいよ。昼時はランチメニューも色々ありますが、頼んだのは何故かラーメンとギョウザ。味はそれなりですが、値段の安さが魅力です。でも、ラーメンはつぶれちゃったフーチンの方が美味しかったな。店を出るとき席待ちの人が入り口に溢れていました。広い駐車場も車で一杯。近くで働いている人が集まってきているのかな。びっくりしちゃいました。

7月30日(Tue): 一年

夏心美の一年を振り返り、撮影してきた写真、看護婦さんとの交換日記にざっと目を通しました。そこから幾つかをピックアップして、一年間の記録アルバムを作ってなっちゃんにプレゼントするつもりです。日記はそれこそ毎日ありますので、読み通すだけでも時間がかかりました。あらためて読むと色々あったなあと思い出します。調子の悪いときは何とか楽にしてあげようとあれこれ悩み、調子のいいときにたくさんチューしたり、足を高々と上げるのを見てはしゃいだり、ミルクを全部消化できたからといって褒めてあげたり。でもそれら色んな出来事が凝縮されたこの一年は、正直言ってあっという間でした。夏心美が生まれ、病に冒され看護をしてきたおかげで、決して大げさではなく人生観が変わったと思っています。今、僕は僕なりに幸せを感じていますし、どんな障害を持っていようと自分の娘は世界一かわいい。医者に悲観的なことを言われても、親がくじけそうになっても、ずっと頑張り続けてきた我が娘を、明日は手放しで褒めてあげます。

7月31日(Wed): Happy Birthday!

去年の今日も暑い日でした。そして今年も炎天下の中、車で病院へ向かいました。夏心美はいつもと変わらぬ姿で静かに寝ていました。昨日ちょっと苦しそうだった呼吸も今日はなんとか持ち直している様子。なっちゃん誕生日おめでと〜と声をかけながら、早速持って行ったプレゼントを並べたら、ベッドの周りは一気に賑やかになってしまいました。近所の生まれたての子のお母さんは驚いたでしょうね。何の騒ぎだ?えっ?ここに一年もいるのってね。いるんですよ〜。今日は看護婦さんみんなにおめでとうと言われ、さらにコメントでぴっちり埋まった寄せ書きまで貰ってますます感動です。誕生日でもなっちゃんにして上げることは同じ。お風呂に入れて抱っこもしてあげました。本当に重くなりましたよ。抱くほうも抱かれるほうも心得てきたのか、なっちゃんの体勢がよかったらしく、とっても穏やかな寝顔でした。気のせいか昨日より顔がお姉さんになったように見えます。今日は一日中おめでと〜と言いながら、たくさんチューしてあげました。

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