6月1日(Sat): 物産展

伊勢丹の催事場で福島物産展が開催されています。地下の駐車場に車を停めたついでにちょっと寄ってみました。僕の親父は福島出身です。子供の頃、夏休みに福島へ遊びに行ったときの思い出があるかなあと期待していました。親父の実家は福島市にあるのですが、今回出展しているのは郡山や会津若松の店が多いようでした。それでも幾つかは懐かしい品を見つけました。一つは温泉卵。ようは半熟卵なのですが、何となく特別な味わいがあるような気がして買ってしまいました。もう一つはゆべし。本来は土産ものなんでしょうね。米から作った皮にあんこやクルミを混ぜた茶色いお菓子です。これは試食させてもらって満足しました。残念なことに、他にはあまりピンと来るものがありませんでした。それでも他にも色々試食させてもらって、酒のつまみによさそうな、あるいはご飯の友にいいものを幾つか買ってきました。でもこの伊勢丹の物産展は全体的に値段が高いね。味も濃いめのものが多いし。お腹が減ったときに行かない方がいいと思います。

6月2日(Sun): 自動車評論家

自動車評論家という職業があります。新車の発表会に行ってメーカーの担当者のインタビューを取ったり、試乗記事を書くために箱根のコーナーを攻めたり、長期テストと称して都内への通勤に車を使ったり、という人達だと僕は認識しています。僕も毎月雑誌を買って読んでいますから、そういう記事をよく目にします。そういう中でつまらないのは、メーカーの資料をそのまま使ってしまうような記事です。いいところは分かるけど、ライバル車との違いとか、そういう事が知りたいのですから。それからやたら限界性能とか峠道でうんぬんという評価をする記事。確かに早く走ることは素晴らしいでしょうが、記事から察するに、取材しているときに交通違反をしていませんか?という疑問が拭えません。今月号のNAVIは自動車評論家にスポットを当てた特集でした。評論家として大切なのは、自分の感じたことを表現すること、すなわち文章を磨くことだなんだそうです。なるほどずっとNAVIを読んでいるのは、記事に読みごたえあるからなんですね。

6月3日(Mon): 乗車カード

6月から通勤定期が更新されました。真新しい定期券と対照的に、半年前に支給された定期券はすっかり印刷が薄くなっていました。近ごろは出張で定期券の圏外に電車で出かけることが増えています。小銭をいちいち用意するのが面倒なのでパスネットカードは手放せません。それに加え、先日とうとうJR系のSuicaカードも購入してしまいました。自販機で買うと、2000円の投入に対し、保証金を除いた1500円分を使えることになります。でもそれではすぐに使い切ってしまうので、とりあえずもう1000円分チャージしておきました。割引はないし保証金は必要だし、Suicaカードには納得できないところも多々ありますが、同じカードにどんどんチャージできるのは便利です。数十円の半端が残ってしまったパスネットは使いにくくてしようがありません。ということで、普段持ち歩いている乗車カードは、定期券、パスネット、Suica、バスカードとなりました。これらってプリペードカードですから、まとめて買うと結構、財布にダメージあるんですよね。

6月4日(Tue): 勝ち点1

「俺は興味ないから」と残る人あれば「一生に一度のお祭り騒ぎだし」とサッサと帰る人もあり、そんな中、僕もそそくさと職場を後にしました。家に午後6時前に戻ってサッカーW杯予選、日本対ベルギーの観戦です。結果は2対2の引き分け。勝ち点をあげたからよしと思う心の片隅で、勿体ないと欲張りな気分も少し。後半、ベルギーは明らかに足が止まっていました。攻め急がず、じっくり攻めを組み立てれば勝てたはず。ちょっとしたディフェンスのずれから与えてしまった失点も心残りでした。でも興奮しました。決め手に欠けると言われたFWもちゃんと点数を取りました。僕も一緒にガッツポーズをしながら嬉しくて涙が出そうになりましたよ。けが人も多く満身創痍の戦いでしたが、プレッシャーに負けず、体格差をモノともせずに攻めた姿勢にも満足でした。あと2試合、期待して応援しましょう。ところで、今の日本代表を見た海外の人は、日本人の髪の色は一体何色だろうと思うでしょうね。先発で髪を染めていないのは、小野だけでした。

6月5日(Wed): ミポリン結婚

中山美穂さんが電撃入籍したというニュースが、W杯日本戦のニュースに紛れて飛び込んできました。そうですか。結婚ですか。もう32歳になっていたんですね。デビューの頃の気の強うそうなアイドルという印象からいつの間にか大人の女性に脱皮して、仕事を選べるようないい位置を獲得しましたよね。僕はキョンキョンのファンではありますが、最近のミポリンの動向も気になっていました。何年か前、キョンキョンとミポリンの二人で南の国を旅行した番組が放映されました。番組自体も良かったし、しかも二人はプライベートでも仲良しだそうで、そんな関係をうらやましく思っていました。ミポリンのお相手は芥川賞作家の辻仁成さんです。彼に魅かれたというのもなんとなく分かります。それにしても作家ってもてますね。辻さんは南果歩さんと結婚歴があるし、かって伊集院静さんと夏目雅子さんとの結婚も大きな話題になりました。そういえば、ミポリンが最近出演したドラマも作家役のトヨエツとのラブストーリーでしたね。作家っていいな。

6月6日(Thu): ただのミーハーじゃなく

毎日のようにW杯の放送がありますので、ついついどれも見入ってしまいます。これが欧米で開催されているとこちらの夜中に生中継があったりして、ここまで真剣に見ることはないでしょう。リアルタイムで試合が進行していると思うからこそ臨場感があるのです。さすがに自国開催だけはあります。でもよく知らない国同士の試合でもどうしてこんなに面白いのか。にわかサッカーファンのくせにと、思わないでもありません。それで気づいたのですが、選手が真剣なんですよね。W杯前は国際Aマッチといったってお祭り気分半分でしたから。命を懸けてまでとは大げさですが、それに近いくらい試合に緊迫感があります。後半になるとみんな、へとへとになるじゃないですか。この日のためにトレーニングを積んで来た人たちが、ですよ。それでも最後まであきらめず、怪我を恐れずボールを追いかける。この真剣さに心を打たれます。サッカーだからというのではなく、このトップレベルの技術の真剣勝負。僕はこれがサッカーでなくても見ていると思います。

6月7日(Fri): ドコモ時代も終わり

5月の携帯電話契約者の純増加数で、NTTドコモがauとJ−フォンを統計を取り始めて以来初めて下回ったそうです。純増加数とは新規契約数から解約数を引いた数です。つまり、新しく携帯電話を持つ人の選択肢として、少なくともドコモの競争力ははっきり落ちたと言っていいでしょう。かつて携帯はやっぱりドコモと思われていた時代がありました。確かに全国でいち早く使えるようになったし、家の近所でIDOの携帯が使えない場所でも、ドコモの電波はしっかり入るということもよくありました。iモードによるインターネット接続をいち早く普及させたのもドコモでした。でも、はっきり言って、今はもうサービス面で3社に大きな違いはない。通話料金や機種変更の値段も高いし、ようやくカメラ付き端末がでたところだし、何せドコモに対する迷惑メールは他社の比ではない。今ドコモのいいところはないんじゃないかな。FOMAの伸び悩みからしてもドコモも安穏とはしていられません。数年後には勢力地図が全く変わっているかもね。

6月8日(Sat): ぶらり途中下車?の旅

昨日、danchuに多摩市の日本酒の品揃えがいい酒屋が載っていました。インターネットで地図を調べてみると、多摩ニュータウンのはずれにあって、だいたいの場所も分かります。ということで早速今日行ってみました。いやいや驚きました。すごいんです。決して大きなお店ではないのですが、中にずらりと並んだお酒の数がすごい。インターネットを使った注文も受け付けるなど、かなり手広くやっているお店でした。とりあえず美味しそうなお酒と焼酎を買って、次は南大沢のアウトレットモールへ。ここもオープン当初はかなり混んでいたはずです。入った時間が遅かったので駐車場はすんなり入れたのですが、目当てのお店を少し回ってたところで閉店時間が来てしまったのは残念。今度はもっとゆっくり来ることにしましょう。帰りがてら、町田温泉「ロテンガーデン」の前を通ったので、ちょっと寄り道することに。ここは天然温泉を使っていることがウリです。ぬるめのお湯にゆっくり浸かって疲れを癒せました。思いがけず楽しめた一日でした。

6月9日(Sun): 勝った〜!!!

とうとう勝ちましたねえ〜。いいゴールでしたねえ。選手も頑張ったし、応援も頑張ったし、それが結果に結びついてよかったよかった。ベルギー戦よりも点数が動かなかったので盛り上がる場面は少なかったのですが、決めるべきところでビシッと決まってスッキリしました。今日も家でテレビを見ていました。友達が二人来て一緒にテレビに向かって応援しました。ワイワイがやがや、こんな機会はそうあるもんじゃないんです。盛り上がって騒いでもいいでしょう。今日のなっちゃん担当の準夜勤の看護婦さんは、試合の時間は仕事中だから録画して後で見ると言ってました。勤務が終わったら一切結果を聞かないで家に帰ると言っていましたけど、さあどうだったかな。入れ替わりで勤務に入る夜勤の看護婦さんに結果を言われちゃったりしてね。まあ、何にしてもようやく悲願の一勝です。決勝進出も見えてきました。自国開催という有利な立場ではありますが、それでも勝つのは大変です。あと一試合、気を抜かないで頑張ってもらいましょう。

6月10日(Mon): 強すぎるのも

昨夜のロシア戦の騒ぎですっかり忘れてました。海の向こうのカナダでは、F1今季第8戦カナダグランプリが行われていたのです。レースはミハエルシューマッハーが今季6勝目を上げたそうで、これはフェラーリチームにとっても通算150勝という記念すべき勝利だったとか。そうですか。という感想しか湧いてこない今年のF1。フェラーリは今年も強い。シューマッハー兄は確かに速い。しかしトップを脅かすライバルもなく、チームメートに先を譲らせてまで勝ち星を稼ぐ姿に共感はできません。かつてターボ全盛時代にホンダが16戦15勝という離れ業をやりました。今と状況は似てますが、それでもセナとプロストというチーム内のライバルが競り合った結果なので、少なくとも今よりはレース自体は面白かったと思います。ホンダが圧倒的に強かった頃、主催者はレギュレーションを変えてホンダ潰しに走りました。でもフェラーリが勝ち続けるのは構わないようです。フェラーリは嫌いじゃないけど、レースがつまらないと見る気になりませんよね。

6月11日(Tue): 梅雨入りしたらしい

昨日九州地方が梅雨入りしたのに続き、本日北海道を除く全国で梅雨入りしたとみられるそうです。なんてあいまいな言い方なんだろうか。関東では平年より3日遅いらしいのですが、そうなんですかね。もう梅雨入りしちゃったのかあと思っているのですけど。梅雨といえば傘。いつも折り畳み傘を持ち歩いているのですが、その出番が増えてくるでしょう。あまり傘を使うのは好きじゃない。乾かしたり畳んだりするのが面倒だから。かといって長い傘を持ち歩くのはもっと嫌い。だから梅雨は好きではない。僕は春から梅雨入り前までの季節が好きです。暑からず寒からず、適度な薄着で過ごせるし、家にいても外のさわやかな風を通すと気分も軽やかになります。でもこれからはじとじとした季節が来て、そしてクーラーの手放せない夏がやって来るのです。このところ週末も家にじっといることが無いので、衣替えも中途半端なままです。石油ファンヒーターも出したまま。さすがにもう使わないでしょう。さっさと片づけて扇風機と交代させなくちゃ。

6月12日(Wed): これじゃない

麺類は好きで特にラーメンはよく食べます。しかし時々無性に蕎麦も食べたくなる。自分が蕎麦に持っているイメージは二つあって、一つは学食や社食で、あるいは立食い蕎麦屋で短時間で食べられファーストフード。この場合蕎麦は値段も安くてお手軽です。もう一つのイメージは、つまみが充実している蕎麦屋さんでどっかり腰を落ち着けて酒を飲み、最後に蕎麦をいただくというちょっと大人の食事。こういう蕎麦屋さんに行くと値段もそれなりにかかりますが、満足感もしっかりあります。最近ずっと蕎麦屋に行きたいと感じているのは、それはもちろん後者の方。週末の夕食にお気に入りの蕎麦屋さんに行こうと思うのだけど、なかなかそのタイミングがありません。そんな気持ちがあったからか、今日、家で朝食を取らずに、秦野駅でバスに乗る前に箱根そばに入りました。朝の開店したてだったのに、もう数名の先客がいました。その中に混じって定番のきつねそばを食べました。念願かなったかというと、却って美味しい蕎麦を食べたくなりました。

6月13日(Thu): 液晶ディスプレイ

会社の業務用に液晶ディスプレイが配給されました。17インチですから値段もスペックもお手軽なところですね。同じ17インチでもCRTと比べたらガタイは小さくて表示面積は大きいので、机の上が広く使えて大歓迎です。早速、以前のものと置き換えて、と行きたいところですが、問題は今まで使っていたCRTの行く先です。さてどうしたものか。実は今までのCRTはMacintoshとWindowsの2系統入力で使っていました。今回のも2系統はあるのですが、片方は最近増えてきたDVI入力。昔のパソコンからは変換アダプタか新たにビデオカードを買わないと使えません。従来のCRTをMacintosh専用にして液晶をWindows用とすることも可能ですが、せっかくの机のスペースを2台のディスプレイで潰すのはいや。解決策として、DVI端子を標準で装備している新しいG4 Macintoshを買って貰うってのはどうですかね。そう言ったらあっさり無視されてしまいましたけど。まあいずれにせよ、贅沢な悩みには違いありません。コンパクトな液晶CRTは家にも欲しいなあ。

6月14日(Fri): 予選突破

やりましたねえ。日本代表。見事予選1位で勝ち抜けです。今日もキッチリ2点を取って堂々の勝利。前回のフランス大会では1点を取るのがやっとでした。この4年間、やっぱりトルシエ監督に全てを任せてよかったのですよ。いいチームになりました。サッカー協会の思い通りにならないからと言って、やめさせなかったのはつくづくよかったと思います。実は今日の試合は観戦できませんでした。ちょうどその時、よりによって千葉まで出張して打ちあわせをしていたもので。ずっと気になってはいたのですが、かみさんから試合の結果を携帯メールに貰ってようやく安心しました。帰り道、新宿でちょっと寄り道をしました。今日は千駄ケ谷の国立競技場でも試合の様子を流して、サポーターが集まって応援していたそうで、その帰りらしき人達が揃いの青いユニフォームを着て盛り上がっていました。これだけ日本の若者が一つになって盛り上がるって事ないですよね。その騒ぎの中、スーツを着て重いカバンをもって歩いている自分が悔しかった。

6月15日(Sat): はまりすぎ

W杯で日本中が盛り上がっています。タワーレコードも日本が勝った翌日は、いつものサービスカードのポイントが倍になるそうです。え、そうなの?昨日3枚もCD買ったのに。買った時間は既に日本が決勝進出を決めた後だったんだけどなあ。ついでに、昨日は久しぶりにプレイステーションのソフトも買いました。もちろんサッカーゲーム。しかし操作がなかなか難しい。パスが繋がらないしコンピュータからボールが奪えない。これじゃあゲームを楽しむまでしばらくかかりそうです。このゲームはコンピュータ同士の対戦もできます。ならば火曜日のシミュレーションとばかりに、日本対トルコの試合を組んでみました。時間帯は昼、天候は天気予報の通り雨。さあキックオフです。一進一退の攻防から日本が少しずつ押していきます。おっと柳沢のゴールだ。いいぞ。あっと同点にされた。何故か応援に力が入ってしまう。よし2点目だ、決めたのは高原。日本代表にいないけどよく頑張ったぞ。結局その後も点を加えて4対1の圧勝でした。ばんざ〜い。

6月16日(Sun): プレオープン

通っているスポーツクラブが、新店舗を町田に作りました。オープンは7月頭なのですでに設備はすべて完成していて、今は会員向けのプレオープンや内覧会が催されています。早速、ちょこっと見学に行ってきました。新しく建てた建物は全館スポーツクラブの施設です。1階は70台ほど停められる駐車場になっています。ただし一台毎のスペースは思ったより狭い。中には入れるのに苦労するような場所もいくつかありました。それに比べると館内はゆったりスペースが取ってあって、贅沢な作りでした。天井がもう少し高ければ言うことなしでしたが、スタジオも広いし、スカッシュコートもちゃんと2面あるし、僕らの利用目的から言えば十分です。内覧会には大和のクラブから転勤したスタッフがいて、中を案内してくれました。最新の設備がずらりと揃って、それはそれは壮観でした。でも、これ誰もいなかったら見映えしないんでしょうね。プレオープンでぎこちなくトレーニングしている人達が、ちょうどいい動くサンプルになっていました。

6月17日(Mon): 訃報

このところ訃報が多く届くような気がします。自分の年齢に近かったり、あるいは親の年齢に近かったり、健康にはくれぐれも気をつけようと考えさせられます。そんな矢先、父方の伯父が亡くなってしまいました。伯父はしばらく前から具合が悪くて入院してたとは聞いていました。この週末、その見舞いに行った親父に様子を聞こうと思って電話をしたら、今さっき亡くなったと告げられたのです。具合が急変したそうです。絶句。肝硬変だった、飲み過ぎだろうというのは親父の言葉。親父たち兄弟の長男にあたるその伯父は生涯独身でした。カメラをはじめ多趣味で、夏休みに遊びに行くと珍しいものが家に置いてありました。子供には無口な人でしたが、時々東京に出てきては親父と賑やかに話をしていたことを覚えています。伯父は祖父が亡くなってからもずっと一人で親父の実家に住んでいました。しかし僕の子供の頃の思い出が詰まったその家も、とうとう主を失ってしまいました。これから、その伯父さんに最後のお別れを言いに行ってきます。

6月18日(Tue): 残念

行ってきました福島まで。現地には前夜の11時前に着いて、伯父に最後の別れをしながらそのままお通夜の会場で一泊。今朝は焼場と告別式に参列し、その後納骨に行くみんなと別れて帰途につきました。新幹線に乗ったのは14時過ぎ。またもやサッカーのテレビ観戦はできません。しかし今日はちゃんと携帯ラジオを持っていました。弱い電波に苦労しながらも、何とか試合の状況は伝わってきます。ところが期待に反して試合開始間もなくあっけなく失点。その後ずっと攻め続けてはため息が出るという繰り返しに、映像が見えなくても現場の焦りが目に浮かぶようでした。イライラとラジオを聞きながら、気がついたら試合終了とほぼ同時に家に着いてしまいました。あら、意外と早く着いちゃった。でも結局試合は負け。その瞬間をようやくテレビで見られても悲しいものがあります。試合のハイライトを見ると相手のディフェンスはほとんど崩れていなかったんですね。決定的なチャンスを与えなかったトルコが一枚上手だったようです。でも日本頑張った。

6月19日(Wed): 収賄

W杯のお祭り騒ぎも一段落しそうです。それに合わせたかのように、政治の世界で着々と下準備が進んでいたXデーが今日でした。鈴木宗男議員があっせん収賄容疑で逮捕されました。特定業者への口利きの見返りに500万円のわいろを受け取ったのだとか。これを受けて国会でも明日鈴木氏に対する議員辞職勧告決議案が採決され、可決される見通しなんだそうです。今回の疑惑のみならず他にも色々あるんだろというのが、世間の見方でしょう。これが数々の疑惑解明の糸口になればと思ってしまいます。でも本人は全面否定しているそうですね。辞職勧告されても強制権はないので、拒否して議員を続けることも可能なんだそうです。往生際が悪いとも思えますが、でもここで受け入れてしまったら数々の疑惑を認めることになっちゃいかねません。本人としてはあくまで無実を訴え続けるつもりなんでしょう。そこまで言い張るなら、僕もそれを信じたい気持ちが無いわけではありません。国民として、真実を見極める目をちゃんと磨いておかないとね。

6月20日(Thu): 拒絶理由

特許は我々技術職にとって大きな会社への貢献になります。強力な特許は他社の脅威になりますし、それがライセンスとして売れることもあるからです。発明が権利化されるためには、まず特許庁に出願しなくてはなりません。我々はアイデアを考えて資料を作るところまでが仕事で、その後の手続きは弁理士さんに代行してもらいます。出願された発明は、ある期間の後に審査請求を行って、実際に特許としての価値があるのかどうか念入りに調べられます。例えば以前に同じ発明が公開されていればだめ。あるいは他の技術を知っていれば簡単に類推できるような技術もだめです。審査の結果、権利化する価値なしと判断されると拒絶理由とともに発明者に突き返されます。そいつが返ってきました。審査官はこう言ってるけど、どうしますかっていう弁理士さんのコメントがついて。でもさ、その発明は正直言ってよく覚えてないんだよね。しかもその時のテーマはもう無くなってるから思い入れもないしさ。一生懸命仕事してもらってるのに申し訳ない。

6月21日(Fri): 負けちゃったけど

久しぶりにスカッシュの試合に参加しました。場所は緑園都市のコータコート。電車で行くと乗り換えが多くて面倒ですが、車で行くことを覚えてからは気軽に行ってしまいます。それにしても久しぶりの試合です。伸び悩んでいてなかなか勝てなくて、そこへ来て練習が満足にできないので、しばらく期間を置いたのです。結果からすればまた負けちゃったんですが、それでも今までよりは冷静になれて試合を楽しめたと思います。試合に出ると励みになりますから、これからも少しずつ参加しようっと。緑園都市に車で行くときの楽しみは美味しいケーキ屋さんに寄れることです。今日も帰りに美味しそうなところを買って、そのまま鶴間のイオンに寄りました。そこのスタバでケーキ持ち込みで珈琲を飲もうという作戦です。屋内のテラス席があるので、そういうことも可能なのです。さらにその席の近くにはテレビがあって、座りながらW杯が見られるというおまけ付き。思わずイングランド−ブラジル戦まで堪能してしまいました。楽しい一日でした。

6月22日(Sat): お姉さん扱い

なっちゃんのミルクのペースが変わりました。今までは60ccずつ8回飲んでいたものを、80ccずつ6回に、つまり総量を変えずに回数が減りました。ちょっとお姉さん扱いになったようです。ただ一回の量が増えた分、お腹が一杯になっちゃうのか、ミルクを飲み終わるころに少々苦しそうにしています。胃が追いつかないのかな。それでもちゃんと消化はできているようなので、とりあえず褒めてあげています。ミルクの時間は決まっていて、その時間に合わせて僕らも面会に行きます。ミルクの前に沐浴をして、抱っこをしながらミルクをあげて、次のミルクの時間の前にベッドに戻す。時間が変わったので、僕らもそのリズムを変えなければなりません。回数が減った分、余裕ができるはずですけどね。毎回のミルクの時間には、薬をあげたりおむつを換えたりといったルーチンワークがあります。つまりそれらも減ったということで、看護婦さんにとってもちょっと楽になったはずです。なっちゃんも、お姉さんらしくみんなに心配かけないで頑張ってね。

6月23日(Sun): 容量アップ

家のパソコンのハードディスクの残りが少々心配になってきました。最近はジャズのCDを買ってくるとすべてMP3に落としているので、思った以上にファイルサイズが大きくなっていたようです。仕方がないのでハードディスクを買いに行きました。以前は高速ハードディスクといえばSCSIと決まっていましたが、今はIEEE1394もあればUSB2.0もあります。SCSIはケーブルのつなぎ方や電源の入れ方にコツが要りましたけど、IEEE1394などは繋いで電源を入れればそれでOKです。しかもデータの読み書きも高速なので、もうわざわざSCSIを買う必要はなそうです。それにしても最近のハードディスクの容量はでっかくなりましたね。60Gバイトで2万円ですよ。さらにその上の80Gバイトとの差はたったの5000円。ちなみに家のパソコンのディスクは10Gバイトしかありません。結局80Gバイトのディスクを買って3つのパーティションに切ってみました。一つはMP3専用に、もう一つは大切なデータのバックアップ用です。しばらく容量不足に悩まないですみそうだな。

6月24日(Mon): 朝が来たら目が覚めた

夏至近くのこの時期は一年でもっとも日が長くなるわけで、まあ一日が長く感じられれば悪い気分はしません。やっぱり人間は明るい時に活動した方が精神的にリラックスできるような気がします。このところの休日は、起きられれば午前中から出かけますが、疲れている時は昼前まで寝ているというパターンになっています。そういう時でも、一応は目覚ましアラームもかけています。でも鳴っても大抵はすぐに止めて二度寝をしてしまうことが多い。寝たいだけ寝る。疲れを取るためには必要です。ところが平日はそうも行きません。目覚ましが鳴ったらとりあえずボーッと起きださねばならない。今朝、月曜日の朝、まだ休み明けのブルーな朝、ふと目が覚めました。外はもう明るい。もう起きなくちゃならないのか、それとももう一回寝られるか。時計を見ると果たしてアラームをかけていた時間。それを確認した瞬間、アラームがけたたましく鳴りだしました。偶然なのかな。それとも体内時計が正確なのかな。どっちにせよ、何故か損した気分です。

6月25日(Tue): 重い文庫本

本屋さんに行くとまず向かうのは文庫本のコーナー。新刊本のコーナーにも面白そうな本や話題の本がありますけど、それを買うと高いし重いし、後悔すること間違いありません。ですから、まず読む本が無くなったときに向かうのは文庫本の前。先日はベストセラーとしてランキングされていた東野圭吾さんの「白夜行」に目が留まりました。理系から作家に転身し、着想の変わった色々なタイプの推理小説を書かれる著者には以前から注目していました。久しぶりに読んでみるかと思って取ったその本は、、、重かった。文庫本のくせに1000円を超える定価と、縦に置いても揺るぎの無い安定感を示すその厚みには正直気後れしたのですが、結局買ってしまいました。ところが、読み進むうちに勢いが止まらなくなり、いつもは寝ている朝の通勤はもちろん、帰りも病院に着くまでずっと読み続け、果てはなっちゃんのベッド脇でも読んでる始末。長編を感じさせない面白さでした。でも、もう持ち歩かなくても済むという安堵感もあったのも事実だったりして。

6月26日(Wed): 呼吸器事故

岩手県の病院で、自発呼吸が無かった入院患者の人工呼吸器が何らかの原因で外れ、急性呼吸不全で亡くなったという事故があったそうです。人工呼吸器は、管が外れたと判断するとけたたましい警報を鳴らします。その音に気づいた清掃作業員が医者に連絡したものの、手遅れになってしまったようです。その1時間前に看護師が処置をしに入室したときは異常がなかったとか。管はプラスチック製、アダプター式のつなぎ目で差し込む方式。病院側は自然に外れることは考えられず、患者も自分ではずせる状態ではなかったと説明しています。その管がどういうものか分かりませんが、少なくとも娘が使っている物もプラスチック製で差し込み式です。新しいうちは頑丈ですが、時間が経つと接続部が緩んでしまう。触ってないのに外れるということも実際にあったので、今はがっちり止めてあります。娘の病棟は警報が鳴ればスタッフがすぐに気づく位置にいるからまだ安心ですが、聞き捨てならない事故です。重要な機械だということを忘れちゃいけません。

6月27日(Thu): 体は動かさなきゃね

今週、色々重なって運動できていなかったので、早めに仕事を切り上げて帰りました。とりあえず雨のしとしと降る中を病院に行って、頑張っているなっちゃんに挨拶。意識は無いのだけど、何となく表情があるような気がするのは当然、親バカモードです。ちなみに今日は比較的穏やかな顔つきでしたので、安心して看護婦さんに後を託せました。夕食はいつもの通り、病棟脇の控室でかみさんが作ってきたお弁当です。作る手間がかかっちゃいますが、夕食の時間が変則にならないので助かっています。さあ、後はいざスポーツクラブへ。9時に入館してエアロビクスを一本。その後スカッシュをしたらすぐに閉館時間。でも決して長い時間ではないけど、それなりに密度の濃い運動でした。その証拠に、ご飯を食べて行ったのに血糖値が下がったのか、最後の方は少々目まいがしてしまいました。空腹で運動した時みたいにです。これっていいことなのかな。でも適度に汗もかけたし、軽い疲れが体に残って気分もスッキリしました。体は動かさないとね。

6月28日(Fri): Macintosh普及委員会?

仕事でお付き合いしている方は、その会社で自社製のパソコンを作っているはずですが、何故かずっとMacintoshのノートパソコンを使っていらっしゃいます。最初に打合せに二人で来て、おもむろにカバンからそれぞれPowerBookとiBookを取りだした時にはおお〜っと思いました。それからしばらくして、僕が会社で仕事用にあえてiBookを買ってもらったのも、その時に勇気づけられたからです。先日、雑談の中でそのあたりを聞いてみました。曰く、社内では圧倒的に少数派だが、もう誰も何も言わなくなった。そんな状況でもMacintoshが好きなので、半ば意固地で使っている。やっぱりそうなんですね。僕も下手するとひねくれ者か変人扱いですからね。でもセキュリティーパッチだと言って頻繁にシステムのアップデートを要求されるWindowsに比べて、はるかに使いやすいと思います。実際に業務で使っていて、Windowsじゃなくて困ることはほとんど無いという点では意見が一致しました。もっと意固地になってMacintosh仲間を増やしましょう!

6月29日(Sat): 暇じゃないのに

昼過ぎに玄関の呼び鈴が鳴りました。かみさんがインターホンに出てみると、ケーブルテレビの勧誘でした。昨日も来てしつこく勧誘されたようなので、今日は僕が出ていきました。近くで光ファイバの敷設工事をしているから、今なら格安で宅内工事ができるということらしい。高速な回線を使って快適なインターネット環境を作りましょうというのがその主張でした。昨日は大きな数字を言ってたと聞いていたので、まずその中身をきちんと確認しました。すると最初は威勢はどこへやら。段々声も小さくなって、結局個人宅の実績はウチのADSL環境とさほど変わらない数字になってしまいました。なんだそれなら何か変えるメリットはあるの?すると今度はテレビや電話がどうのこうのと作戦変更です。どっちもさほど使わないと言うとさらに困った顔をして、近所ではこんなに契約している家がありますと住宅地図を見せてくれます。おいおい、そんな情報を易々と見せていいのかい?最後は2年後に来てねということで、丁重にお引き取り願いました。

6月30日(Sun): ブラジル優勝

W杯決勝はドイツ対ブラジル。鉄壁の守備を誇る守護神カーンからブラジルのロナウドが2点をもぎ取り、見事優勝を遂げました。前半からドイツは再三ブラジルゴールに襲いかかるのですが、どうしても決定的なシュートが打てません。一方ブラジルは数少ないチャンスを確実に物にして、追いすがるドイツを突き放しました。決勝戦に相応しい面白い試合でした。この大会では審判の判定にいくつか非難がありました。動きの中で一瞬の判断を行う審判も、選手と同じようにトップレベルの技術が必要なんだそうです。今は何台ものカメラが角度を変えて選手を追っていますので、審判から死角となる位置の動きもクリアに捉えられてしまいます。明らかなミスはすぐにやり玉に上がってしまう。Number誌に、審判を欺くような非紳士的なプレーをする選手の姿勢にも問題があるという記事がありました。同感です。審判の技術向上と共に選手もフェアプレイを見せて欲しいものです。その点決勝戦は比較的フェアでしたね。あの主審のにらみは恐かったからね。

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