しのぶの戯れ言

日々の出来事から(2001)

1月1日(Mon): 忘年会

今年の大みそかは、家で日本酒を飲みながら珍しく紅白を見ていました。毎年話題に事欠かないものの、まともに見るのは初めてです。たくさんの歌手が出てくるからか、一人ずつの時間は短いのですね。そのわずかな時間のためにド派手な衣装を用意するとは、なんと平和な世の中なんでしょう。見ているうちに、これは日本人共通の忘年会なんだと気づきました。大仕掛けの出し物あり、毎年ここでしか聞けない定番があり、中には新顔が来て新しい芸を見せ、しかしやっぱり最後は大御所で締める。職場の仲間内の忘年会でカラオケをしているのとレベルは同じです。そうこうしているうちに年が明け、いい加減酔いが回っていい気分のまま近所の神社へ初詣に出かけました。小さい神社だと油断していたら、なんとお参りするまで1時間も並ばされてしまいました。まあ寂しいよりは賑やかなほうが景気がよくてよかったです。恒例のおみくじは、今年は小吉でした。可もなく不可もなく。自分の努力で未来を切り拓けということなんでしょう。

1月2日(Tue): 新年会

かみさんの実家で、正月恒例の新年会がありました。一年に一度、親戚が顔を合わせる機会です。結婚する前からたびたびお邪魔していたので、僕がその場にいるようになってからもう10年位になるでしょうか。10年も経てばさすがにみんな歳を取ります。でも我々以上に、かみさんのいとこ達の成長は僕の目から見ても驚きです。いとこの中ではかみさんが最年長なので、僕が最初にあったときはみんな子供でした。テレビゲームに夢中だった子が、いつの間にか髪の毛を茶色に染めるようになったんだなあと思っていたら、今は立派に働いて一人暮らしをしているそうです。またニューヨークで働いているいとこには、去年の秋に息子が誕生しました。まだまだ子供と思っていたら、もうオヤジになっているのですから驚きです。自分はこの10年位の間、あまり変わっていないように思っているのですが、周りから見ると違うんでしょうね。毎年太っただとかやせただとか言われますが、これからは歳を取ったねなんて言われないように努力したいと思います。

1月3日(Wed): 福袋

今日はひとしきりテレビを見た後、夕方から散歩に出かけました。外は寒いので散歩と言っても車です。目的は南町田のアウトレットモール。ここは昨日から開店していて、元日に入っていた広告によるといくつかの店では福袋も用意されていたそうです。でもさすがに人気店の福袋はもうありませんでした。お買い得な福袋は朝から並んで買うものらしいですね。テレビのニュースでも、渋谷のデパートで開店と同時に売り場に殺到するお客さんの様子が映し出されていました。さすがにそこまでしたくはありませんが、それでもいつも行く店の福袋なら買ってもいいかなあと思います。だからと言って早起きできないのですから、買えるはずがありません。そう言えば、元日の夜に行ったイトーヨーカ堂でも福袋が置いてありました。中には箱に入った福箱や鍋に入った福鍋なんて訳の分からないものも並んでいました。でも、売れ残った福袋は逆に買う気がしないのは何故なんでしょう。今日は福袋はあきらめて、年始セールの品をいくつか買って帰ってきました。

1月4日(Thu): 庭作業

夏場にウッドデッキを作った後そのままほったらかしにしてあった、庭の草むしりをしました。さすがに冬場は雑草も枯れていますので草むしりと言っても簡単なはず。そう思って、一応ランタンの明かりと暖をとるため七輪を用意して、無謀にも夕方から作業を始めました。予想通り陽はまもなく落ち、ランタンの明かりの下での作業となりました。草むしりは簡単でしたが予想外だったのは足下の寒さです。履いていた作業用の長靴は、水は通さないけど熱は容赦なく通すので、じきに足先の感覚がなくなってきました。七輪に炭火をおこした程度では温まりません。なんとか作業のキリがいいところまでやって、早々にやめてしまいました。せっかく炭火をおこしたので、かみさんに焼き鳥を焼いてもらいました。やっぱり炭焼きは美味しいですね。肉がぱさつかずジューシーでした。ついでに正月用に買ってあったお餅も焼いてみました。個別包装してある安いお餅でしたが、きれいに焦げ目がついて美味しい磯部焼きができました。遠赤外線は素晴らしい。

1月5日(Fri): トレーニング

街に活気が戻ってきて、すっかり平常に戻りましたね。有給休暇を取ったので休みでしたが、僕もホントなら今日から出勤でした。こんな時は年末年始休みでなまった体をじっくり鍛え直すチャンスです。お昼過ぎにスポーツクラブに行き、久しぶりに長い時間トレーニングしてきました。平日の夜は混んでいるスカッシュコートもこの時間帯ならそれなりに使えます。スカッシュ、筋トレ、スカッシュ、バイク、スカッシュという理想的な時間の使い方ができました。バイクを漕ぎながら、テレビに映されている高校ラグビーを見ていました。大学や社会人とはまた違い、技術は未熟でも若々しいひたむきなプレイが面白いです。最後まで勝負をあきらめず、それで本当に逆転してしまったりするから見ているほうも飽きません。いい加減お腹が空いてきて、日もとっぷり落ちた時間にクラブを後にしました。帰りに本屋やCD屋に立ち寄ったとき、体中にまとわりつく気だるい感じが運動したなあと感じさせます。今日のビールはいちだんと美味しかったです。

1月6日(Sat): 猫に小判

家のパソコンには、PhotoshopとIllustratorというその道のプロも使っているソフトがインストールしてあります。デジカメの画像を修正したりホームページの画像を作ったりするのに使っているのですが、その能力を使いこなしているとは言えません。特にIllustratorの方はハッキリ言って猫に小判状態です。それでは勿体ないので、時間がとれるこの時期に何とか使い方をマスターしようと思っていました。ソフトメーカー公認スクールもあるらしいのですが、とりあえずは市販の参考書を買ってきました。その本には、最初は取っ付きにくいけど使いこなせばこれほど便利なものはないと書いてあります。それは分かるんだけども、なかなか使いこなすことができないんですよね。まずは、その中に書いてあるコツを身に付けることから始めることにします。でもやはり、実際にイラストを描いてみないことには、なかなかテクニックは向上しません。そこで障壁になるのは、自分には子供の頃から絵心がないことです。これって致命的なことかなあ。

1月7日(Sun): 初雪

山形から友達が正月休みを利用して遊びに来ました。川崎で暮らしている妹の所に一泊とウチに一泊する予定だったそうです。しかしこちらに来る日に、山形では観測史上最大という降雪があり、自慢の新幹線がストップしてしまいました。普段の倍の時間をかけてようやく川崎に着いたそうです。ウチに来た日は丁度土曜日だったので、友達を集めて新年会をしました。普段からメールをやり取りしている仲間ですが、それでも面と向かって話をするとやっぱり違いますね。文字のやり取りでは味わえない賑やかな会話で盛り上がりました。一晩明けて、明日から仕事だということで、お昼過ぎに帰途に着きました。2泊3日の慌ただしい小旅行です。こちらに出てくるのはいいんだけど、帰るのが面倒だとこぼしていました。でも新幹線が動いていればあっという間に帰れるそうです。冬なのに雪が無いのは不思議な感じがすると言い残し、再会を約束して別れました。今日の夕方から降った相模原の初雪は、東北の雪ん子が運んできたのかもしれません。

1月8日(Mon): 仕事始め

昨日の夕方から降り始めた雪は夜中に降り積もり、相模原市で16cmの積雪を記録したそうです。ハッピーマンデーのお陰(?)で季節外れの成人の日となったこの日、外は一面雪化粧でした。運が良いことに今日から仕事だったので、みぞれ混じりの雨の中、しぶしぶ家を出ました。気温がさほど低くなかったせいか、雪はシャーベット状になっています。積もった雪がそのまま残っている歩道を歩くと靴がびしょ濡れになってしまいそうです。やむを得ず、車のわだちを辿って歩いていました。いや、実際には後ろから車が来ても脇によけるのが嫌だったので、行幸道路を朝からダッシュしてしまいました。駅まで来れば安心です。祭日の朝の電車はがらがらに空いていて、秦野までゆったり座っていきました。そしてそこで見たものは、例のごとく雪が跡形もなく消えている風景です。秦野の雪が少ないのは有名ですが、電車で30分走っただけでこんなに風景が変わるなんて本当に不思議です。そして、何事もなかったように、今年の仕事が始まってしまいました。

1月9日(Tue): 小さな幸せ

雨の中、車でスポーツクラブに行きました。僕はエントランスでまごつかないように、あらかじめ会員カードを取りだしてから入館することにしています。今日も車を停めてすぐに、バッグのサイドポケットに入っている財布から会員カードを取りだしました。ロッカーに行ってふと見ると、バッグのサイドポケットのチャックが開きっぱなしです。やっちまったと思って、中にある物を確認しました。財布ある。免許ある。あれ小銭入れがない。落としたかそれとも家に忘れてきたかどっちかだ。落としたとしても車の中にある可能性が高いし、たとえ無くしたとしてもたいした金額ではありません。外は寒いし、帰るとき探そうかなあという考えが一瞬よぎったのですが、一応車まで戻って確認してくることにしました。短パンとポロシャツという運動する格好で凍える駐車場に戻ると、なんと自分の小銭入れが通路に落ちているではないですか。あーすぐに探してみてよかった。自分で落としたものを拾って言うのも何ですが、ちょっとだけ幸せを感じました。

1月10日(Wed): 年賀状

今年の年賀状もそろそろ落ち着いてきたようです。毎年半ば義務感に駆られて出していますが、今年はちょっと考えてしまいました。年賀状を出すのは、もちろんお世話になっている人に年始のご挨拶という大切な意味がありますが、中には年賀状でしか連絡を取っていない人が多いのも事実です。毎年のように、ご無沙汰しています、今年もよろしくなんて矛盾したコメントを入れて送りますが、それがだんだん虚しく思えてきたのです。相手の近況が分からないような、まったく形式だけの、去年も貰ったから今年も出したというのは出さなくてもいいんじゃないかな。でもそれは、いつも身近にいる人に対しても同じでしょうね。例えば仕事仲間には自分のプライベートな一面を知らせたり、あるいは遊び仲間には思いっきり受けを狙ったり、何らかのメッセージがなければ意味がないと思いますし、貰ってもうれしくありません。そんなことを考えながら、来年の年賀状を作るときは少し考えようと思いました。ただ、それまで覚えていられるかな。

1月11日(Thu): 王将戦

将棋や囲碁のタイトル戦は、静かな旅館などを会場にして、二日がかりで行なわれます。その旅館の一つに鶴巻温泉の「陣屋」があります。実はそこは毎日通勤で利用している小田急線の途中にあり、都内から近い温泉として時々紹介されます。かつての武家屋敷を利用した由緒ある温泉宿で、日帰りでもお狩り場焼き御膳などが食べられたり、温泉付きの休憩もできます。それなりの値段がするので、僕は2度しか行ったことがありません。もちろん人のおごりです。そこで今月末に将棋の王将戦が行なわれるとの広告が駅に貼り出してありました。真剣勝負を周りから見物しませんかという企画らしいです。二日目に中原永世名人による大盤解説があって、それを観るのに参加費が2500円ほどかかります。コーヒーが付くと書いてありましたから、優雅な会なんでしょうね。広告によると前夜祭もあるそうです。対戦する本人は置いといて、周りはお祭り気分なんでしょう。将棋を知っている人なら、一度は行ってみるのも面白いかもしれませんね。

1月12日(Fri): ソフトとハード

Apple社の展示会は、アメリカ国内を始め欧州や日本などで年に何回か行われます。その基調講演は、Apple社の最高経営責任者であるスティーブジョブスが、新製品やこれからの技術を発表する場となっています。今週その展示会が行われたサンフランシスコでは、新しいノート型パソコン、新しいOS、デジタルビデオや音楽編集の新ソフトの発表があったそうです。毎回なにかしらの隠し玉を持っていて、ユーザーをあっと言わせるのはすごいと思います。このところちょっとかげりが見えるものの、Apple社はまだまだ元気です。他のパソコンメーカーにこんなことはできませんよね。そもそも彼らは機械は作るけど中身はマイクロソフトの製品を入れるだけですし、そのマイクロソフトにしたら、ソフトは作るから後は頼むよって感じですからね。人任せにしないでハードとソフトを両方自前で提供するという意気込みに、Appleファンは期待しているのです。そういえば、F1でも根強い人気を持つフェラーリは、エンジンとマシンを両方開発していますよね。

1月13日(Sat): スタッフの質

今日は昼過ぎからお客さんが来る予定だったので、その前に近くのスポーツクラブで軽く汗をかいてきました。大手スポーツクラブと提携してスカッシュコートを潰す前はよく通っていたところです。提携当初はたくさんいた顔見知りのスタッフも、今はもうすっかり入れ替わってしまいました。それとともにスタッフの質もかなり落ちています。以前は社員スタッフが多くいて、ちゃんと統制も取れていたし、サービスも行き届いていました。今も同じようにジムスペースにスタッフがいますが、彼らはただ突っ立っておしゃべりをしているだけなのです。ジムの隅々まで目を配ったり、メンバーさんのトレーニングをサポートしようなんて気持ちは無いみたいです。お客さんと一番身近に接するところにバイトスタッフしか配置していないのですから、そもそも経営者側の姿勢がおかしいとしか思えません。家からいちばん近いスポーツクラブなので、これからも利用したいと思っていますが、こんな感じじゃ先はあまり明るくないんじゃないかと心配です。

1月14日(Sun): カルフール

忙しい一日でした。朝からスカッシュサークルの練習会に参加して、昼食後は本厚木でお買い物がてら馴染みの喫茶店に顔を出し、その足で大和のスポーツクラブに行って軽い運動をして、夕食は先日雑誌に紹介されていたラーメン屋さんに行きました。その途中、南町田駅近くを通った時、噂のカルフールというスーパーがオープンしていたのでちょっと立ちよってみました。昨年末に幕張に1号店ができたフランス出身の大型スーパーです。先日南町田のアウトレットモールに行ったとき、何かでかい建物を作っているのを見ていたのですが、それがカルフールだったのです。広い店内にうずたかく広く整然と商品を並べるのが特徴らしく、ワンフロアに家電、テレビゲーム、本、衣服、アウトドア用品、日常品、生鮮品を含む食料品が並んでいます。通路も広く取ってあって、その間をローラーブレードを履いた店員が走り回っています。その他にも今までにはない店舗スタイルが面白かったです。ただ値段の方は、ビックリするほど安くはありませんでした。

1月15日(Mon): 引越し

5年半住み慣れた場所から引越ししました。と言っても会社の自席の話で、同じ建物で3階から4階への移動です。建物ができたとき、仕事の内容によって自席のスペースに差を付けました。実験室があるんだから机は狭くていいんだよと、僕らが座っていた席は事業所内でも一番狭かったのです。今回移った先はその時よりは若干広くなりました。それは歓迎なのですが、荷物を移動させるのに一日がかりになってしまいました。あちこちに置きっぱなしになっていた昔の資料を引っ張り出し、要らないものをばさばさ捨て、いまは使ってないけど資産なので捨てられない古いパソコンは実験室の棚に押し込めました。以前読んだ「捨てる技術」が少しは役に立ったかどうかわかりませんが、とにかく新しい席に荷物が納まりました。足下が広く使えるのはいいですね。前の席は引き出しとパソコンに挟まれて、地震の時に避難するのが不可能なのはおろか、膝を揃えてようやく足が入るくらい狭かったのです。新しい環境が仕事の能率に結びつけばいいのですが。

1月16日(Tue): 寒さをこらえる

朝晩とても冷えるようになりました。今日も日本海側では寒気の影響で大雪が降ったそうです。関東でもここ何日かは最低気温が氷点下になっています。一日中日が当たらないところは、まだ先日の雪が残っています。この時期、外を歩くときは手袋とマフラーが欠かせませんね。今年は大きめのフリースの手袋と長めの毛糸のマフラーで完全防備をしています。袖や首筋から入る風を防ぐだけで全然違います。上に着ているハーフコートはあまり厚手の物ではないのですが、それでも何とか我慢できてしまいます。朝出かけるときは家でマフラーと手袋をがっちり装着してでかけます。でも帰ってくるときは、電車に乗っている間は暑くなりすぎるので、駅を降りて改札を抜けた後、歩きながら着けています。今日は面倒だから着けないで我慢しようかなあと思って歩き出してみました。でもやっぱり絶えられなくなって、途中でコンビニに寄って暖を取ってしまいました。夏の冷房もありがたいですが、冬の暖房はそれ以上にホッとするような気がします。

1月17日(Wed): 合格

昨年12月に受けたカラーコーディネーターの合格発表がありました。おかげさまで2級、3級ともに合格でした。中型自動2輪の免許取得以来、久しぶりの資格獲得です。今回の試験の合否は、単純に最初に設定した合格点に達するかどうかで決まります。通知にある得点を見ると、予想通り2級の方はぎりぎりでした。主催する東京商工会議所のホームページには合格率や模範解答、配点も載っています。それによると3級の合格率はいつも並の67.3%。一方2級はなんと25.9%でした。1級の合格率より低いという変な結果です。過去のテストでは2級と3級はほぼ同じ合格率だったので、テキストを直前に改訂するという主催者側の暴挙がそのまま数字に現れたと言えるでしょう。ともかく一安心したので、模範解答を見てあらためて復習をしてみました。わずか一月半前のことなのに、もう忘れている事柄があるのにがっかりしてしまいました。でも今回得た知識もさることながら、久しぶりに真剣に勉強したという達成感を得ることができて満足です。

1月18日(Thu): 現役引退

元横浜ベイスターズの駒田選手が現役を引退するそうです。昨シーズン終了後、球団から戦力外通告を受けていました。現役続行を希望して他球団からのオファーを待っていたものの、結局話がまとまらなかったそうです。一説には年俸がネックだったと言われています。今の実力はともかく、名球会入りするほどの実績を残している選手と契約するとなると、それなりの額を払うことになるのでしょう。現場が欲しいと思っても、フロントが獲得に二の足を踏んだのではないかということです。サラリーマンなら仕事の経験はそのまま蓄積されます。よほどのことが無ければ給料は上がっていくものです。でもプロスポーツ選手は違いますよね。ベテランはベテランなりの存在価値がありますが、それでも若者の勢いには勝てません。栄光の舞台から突然奈落の底に落とされるようなものです。完全燃焼して現役を退くのが理想でしょうが、それができる幸せ者はごく一握りだという厳しい世界なんですよね。駒田選手のこれからの益々の活躍を期待しています。

1月19日(Fri): お風呂

僕は冬場になると乾燥肌になりやすい体質です。放っておくと手荒れもひどいですし、あちこち痒くなります。こんな時はあまりゴシゴシ体を洗わない方がいいそうですね。そういう事情に加え、メインのお風呂をスポーツクラブに頼り、家の風呂を余り使わない生活に慣れていますので、仕事が忙しくてクラブに通えなくなると、ついついお風呂に入るのを忘れてしまいます。今日は仕事が外出先で終わったので、久しぶりに早く帰ってくることができました。ということで、お風呂が充実している新百合ヶ丘のフライツァイトまで行ってきました。トレーニングもしたのですが、体が重くてあまり汗をかけませんでした。もっとも、音楽を聴きながら、読書をしながらエアロバイクを漕いでいたので、理由は別のところにあったかもしれません。うっすら汗をかいた後、念願のお風呂に行きました。体を洗ってすっきりしてから露天風呂にも入りました。残念ながら夜空に星はひとつもありませんでしたが、それでも気持ち良かったです。

1月20日(Sat): 雪道の運転

今日は買い物がてらスポーツクラブに行くことにしていました。遅めの昼食をファミレで取っているときに雪がチラついてきました。そういえば天気予報で少し積もると言ってたっけなんてのんきに構えて、そのままスポーツクラブに入館しました。ところが帰る頃になると雪は予想以上に積もっています。こりゃ危ないねなんて言いながら、雪対策はまったくないままで、のろのろ家に向かいました。走っている時は大丈夫ですが、発進時と停止時はタイヤが滑ります。周りにはお尻を振っている車もいます。こりゃ気を引き締めないとと思って、さらに慎重に走りました。一番緊張したのは小田急線を越えるときです。雪の影響でダイヤが乱れ、踏み切りはほとんど開きません。仕方ないので線路をくぐる道へ向かいました。怖いのは登りです。前に車がいないことを確認して、勢いをつけて一気に登ろうとしました。でもタイヤは空回り。冷や冷やしながらなんとか乗り越えるころができました。雪道の運転はできるならしない方がいいですね。

1月21日(Sun): テレビ漬け

1月の週末は特に予定を入れていませんので、のんびり過ごしています。今日は昨日の雪で外に出るのも億劫だったので、のんびり家でこたつに当たりながらテレビを見ていました。「笑っていいとも増刊号」は毎日のだらだらした進行と違ってテンポがよくなって見やすいですね。そのあとやっているピザーラ提供のイタリア料理を作る番組は、昔やっていた「海ごはん山ごはん」と同じように、豪華ではないけど美味しそうな料理がいつも紹介されます。実は結構好きな番組だったりします。12時からは中山秀ちゃんの「ウチくる」を見ていました。でも土曜の深夜にやっていた「ダイスキ」とダブって見えるのは、秀ちゃんの力量?でしょうか。そのあとは「噂の東京マガジン」で非常識娘の料理に笑いました。でも、自分もいわしのつみれ汁なんてちゃんとは作れませんよ。それから最後に社会人ラグビー全国大会の決勝にチャンネルを合わせました。やっぱりラグビーは面白かったです。たまにはこんなテレビ漬けの日曜日もいいでしょう。

1月22日(Mon): お笑い

昨夜の夜、ダウンタウンのガキ使を見ていました。今回は番組出演者とスタッフの新年会の様子を映すだけという、実に無駄のない番組作りです。恒例の出し物として、参加者から抽選して即席コンビを作り、漫才をやらせるという企画があります。ダウンタウンやココリコなども番組スタッフを相棒にしてやるわけです。これが中々見物です。彼らは本当に芸がないのです。ネームバリューや下ネタで押し切れればまだしも、雨上がり決死隊の片割れなんて何も笑いを取れずに終わり、またココリコの田中は一人で何かやるように言われ、見事苦笑を誘って玉砕していました。お笑い芸にも色々あるでしょうが、それにしても今の若手お笑い芸人が残っている理由ってなんなんでしょう。無茶な企画に体を張って挑戦するとか、大物タレントに取り入っているだけと言ったら言い過ぎでしょうか。彼らがデビュー時にやっていたコントなり漫才は、それなりにネタを練ってあって今見ても結構面白いと思うのです。そういうのって今風じゃないのかな。

1月23日(Tue): 甘栗

天津甘栗の思い出といえば、子供の頃大好きだったおじさんがいつもお土産に買ってきてくれたことです。これが大人の味なのかなと勝手に重いながら黙々と皮をむいて食べていました。大人になってから売店で売っているのを見て、意外と値段が高いことに驚きました。あの厚ぼったい紙でできた袋を見ると無性に欲しくなります。しかし袋の大きさほどに中身が入っていなくてがっかりするのです。甘栗の皮をむいてパッケージした商品がヒットしたそうですね。でも、栗の皮をむきながら食べるのがまたいいんですよ。甘栗に適した栗は中国で取れるそうです。日本の栗では渋皮のめくれがよくないんだとか。今は皮をむくためのプラスチック製の爪もありますが、やっぱり自分の指で最初の割れ目をいれたものです。奇麗に実がとれたときは気持ちいいですよね。この甘栗を量り売りで売ってくれる店があります。例のフランスから来たカルフールです。100gあたり100円はそこそこ安いんじゃないでしょうか。最近毎晩甘栗と格闘しています。

1月24日(Wed): 時間の使い方

この処、仕事が忙しくて会社に12時間以上いることも珍しくなくなりました。そんなのはまだまだ甘いという声もあるでしょうが、自分にとってはその位になるとかなりストレスが溜まります。やりたいことが色々あってもなかなかできません。考えていくと気が滅入りますけど、一日は24時間しかないのです。会社にいるのが12時間。最近の睡眠時間は6時間くらい。通勤に往復2時間。朝起きてから出かけるまで1時間。それらを引くと残りは3時間しかありません。その残りの時間も夕食を食べたりこの戯れ言を書くなど、いつもの事をしているともう終わりです。でも逆に考えると、仕事がちゃんと定時に終わったら、自分が好きにできる時間がたくさんあるはずです。でもなかなかそうは思えないのは、この時間をどうやって使っているからなんでしょうね。平日スポーツクラブに行くというと驚かれることもありますけど、時間は充分にあるんですよね。要は生活にメリハリを付けることが大事なんだなと、自省を込めて言っておきましょう。

1月25日(Thu): テレホーダイ

家庭からインターネットに常時接続をする人も珍しくなくなりました。我が家といえば、昔ながらのアナログ回線を使ったダイヤルアップ。すなわちモデムを使ってパソコンから電話をかけています。ただテレホーダイを使っているので、夜中の11時から朝の8時まではかけ放題です。これでも電話代を気にせず使えるので便利です。ところが先日、NTTから手紙が届きました。とある日の夜11時から翌日夕方5時まで長時間通話をしているので確認して下さいとのことです。思い出してみると、確かにその日は接続を切断したのを確認せずに寝てしまいました。それに正常なら一定時間で電話を切るはずのモデムが予想外の暴走をしたらしいという不運が重なったようです。こんなこともあるんだと思ってビックリしました。しかしNTTも親切ですね。思いもかけないサービスでした。これだけ長時間になると電話代もバカにならないと思っていたら、プロバイダまでの市内通話だったので、何と1600円程度だったそうです。あまりの安さにこれもビックリです。

1月26日(Fri): 12ヶ月点検

ゴルフが12ヶ月点検から帰ってきました。かかった費用は基本料金2万円を含めて7万円弱でした。一番大きな出費はドライブシャフトのインナーブーツが破れていたために交換した部品代1万円で、他は細々した消耗品や工賃などです。外国車は維持費がかかるとよく言われますが、この金額はどうなんでしょう。実は今回、修理を見送った不具合がありました。左後ろのパワーウィンドウの開閉スイッチが効かないことがあったので、見てもらったのです。ただの接触不良だと思ったのですが、診断結果は制御コンピュータの交換が必要とのこと。その部品代と工賃で3万ほど余計にかかるそうです。コンピュータの中身は分からないから、交換するしかないと言うのです。では何故そこがおかしいと分かったのかと聞いたら、配線をチェックしたら正常だったからという返答でした。疑わしきものは交換という方針なんでしょう。それにしては高すぎると思ったので、しばらく様子を見ることにしました。もしかしたら一事が万事、他の交換もそうなのかな。

1月27日(Sat): 雪の中

また週末に雪になりました。昨日の夜はまったくそんな雰囲気はなかったのに、朝になったら一面の銀世界です。トンネルを抜けるとではなく、布団から抜けるとそこは雪景色だったのです。せっかくの貴重な休みをそうそう雪で潰されてはかなわないと思って、今日は雪が降り続く中、昼過ぎに歩いて出かけました。車通りが多いところはそんなに積もっていませんが、歩道はそうはいきません。中途半端に踏み固められた雪の上をつるつる滑りながら駅まで行きました。今週末はスカッシュのローカル大会があります。自分は出ていませんが、サークル仲間が何人か出ているのでその応援に行きました。この雪にもかかわらず、会場では熱戦が続いていました。会場を出た後、スポーツクラブへ寄り、軽く運動をしてから帰ってきました。その頃にはもう雪は雨に変わっていて、歩道は溶けた雪混じりで水浸しにでした。滑りそうな雪は気をつければ歩けますが、びしょびしょの雪は始末に困ります。これが夜中に凍るとよけいに始末が悪いんですよねえ。

1月28日(Sun): お茶の時間

今日は朝から日が照っていたので、日が当たる道路の雪はすっかり緩くなってくれました。その様子を見越して、お昼過ぎに車で出かけました。でも誰しも考えることは同じだったようで、メイン道路はいつもの週末以上に混んでいます。裏道にはまだ雪が残っていますので、余計に大通りに車が集中してしまうのでしょう。なるべく混んだ道を避けながら、つくし野にあるパン&ケーキ屋さんに行きました。焼きたてのパンや美味しそうなケーキが買えるだけでなく、カフェスペースで珈琲や紅茶を飲みながらそれらを食べることもできます。飲み物の注文はメニューを見て決めますが、ケーキは直接ショーケースを見て下さいということでした。買い物客に交じって、美味しそうなケーキを品定めしました。そこに並んでいるものをすぐに食べられると思うとついつい真剣になって、文字通り食い入るように選んでしまいました。見た目通りの美味しいケーキで満足でした。駐車場が空いていなくて店の周りをぐるぐる4回も回った甲斐がありました。

1月29日(Mon): ダウンジャケット

先日久しぶりに冬物の上着を買いました。エディバウアーのセールで安く売っていたダウンジャケットです。僕は店で買いましたが、送料を払えばインターネットからでも注文できたそうです。ダウンジャケットは、僕が高校生の頃、やたら流行ったように記憶しています。そのまま衰退していくと思ったらすっかり定番として定着したようですね。ずっと前に着ていたのは、最後の方は縫い目から羽がどんどんはみ出して来て、周りを散らかしていたような記憶があります。ところで、昔のやつはもっとぷくぷくしていたような印象があるのですが、買ったやつは薄手の割に軽くて暖かくて着心地もいいです。体にぴったり密着してくれるので、暖かい空気を逃しません。これで福沢さんを出しておつりが来ましたから、なかなかいい買い物でした。値段が安いところは、例えばチャックの品質とか、内ポケットの作りなどに見られます。でも、それよりも暖かいのが何よりです。このジャケットのお陰で、最近はマフラー無しでも外を歩けるようになりました。

1月30日(Tue): スポーツクラブ業界

大日本インキ、野村不動産、三菱地所、サントリー、丸紅、そしてマイカル。なんの脈絡もないようですが、実はこれらは大手のスポーツクラブを傘下に持つ企業の名前です。近年はスポーツクラブ業界も再編が激しく、千代田生命のように親会社が破綻してしまう場合もありますし、サントリーが丸紅傘下のクラブを吸収すると言った動きも見られます。そして昨日、マイカルが自社のスポーツクラブ部門をコナミに売却というニュースが流れました。マイカルは相次ぐ大型出店が裏目に出て大きな負債を抱え、50店舗あまりの不採算店の閉鎖や社員のリストラを含むグループの立て直しを画策しているそうです。今回もその一部だということでした。グループ店舗にはVIVRE、SATY、MYCAL、ニチイなどがありますが、確かにこの近辺で最近できた店はたくさんあります。もしかしたらそれらも閉店してしまうのかな。とにかく、スポーツクラブを愛用している一会員として、せっかくのクラブを無くして欲しくないと願ってやまない今日この頃です。

1月31日(Wed): 駅前の回転すし屋さん

かみさんが家にいるようになってから、家で食事をすることが増えています。今日はかみさんも出かけていたので、久しぶりに夕食を外で食べることにしました。本当は牛角に行きたかったのですが、なんと平日なのに店の外にまで溢れんばかりにお客さんがいました。そんなことは珍しいのですけどね。仕方がないので、手ごろに駅の近くにある回転すし屋さんに入りました。ビルの2階にあるという最悪のロケーションの割に、潰れずに頑張っています。今日もすでに何組かのお客さんがいました。ベルトの上にはあまりネタは乗ってなく、お好みを握りますよと言ってくれます。こちらとしてはその方が握り立てを食べられてありがたいです。しかも親切に目の前に来て顔をのぞき込んで注文を聞いてくれます。注文をたくさん取るための作戦かもしれませんが、無愛想で聞いてるのかどうか分からない店よりはいいです。全体にお店の雰囲気は悪くなく、値段もそこそこでした。ただシャリの量が少ないので、皿の数の割には満腹にならないかな。その帰り道に牛角の前を通った時、こっちにも入ろうかと思ってしまいました。

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