しのぶの戯れ言

日々の出来事から(2000)

11月1日(Wed): 誕生日

34回目の誕生日でした。インターネットの今日は何の日という情報を集めたページを見ると、今日は寿司の日で、犬の日で、灯台記念日で、計量の日で、大村崑さんといかりや長介さんの誕生日だとあります。あ、これは去年も見たような気がする。それより今日は朝のテレビ番組の星占いで、さそり座の運勢がいちばんいいと言っていました。たまにしか気にして見ないのに、いい運勢と誕生日が重なるなんて珍しいです。これはもう、何かいいことがありそうな予感です。そしてその占いによると、新たな出会いを大切にして、うどんを食べるといいそうです。なるほど。仰せに従いお昼はうどんを食べました。仕事で一日中資料作りと打ち合わせに追われ、真っ直ぐ家に帰ってきてふと振り返ると、あれ、新たな出会いは?気がつかなかっただけかな。スーパーで寿司の日記念の半額セールをしていたのは気づいたのだけれど。あそうそう、今年もたくさんのお祝いメールやカードを頂きました。とてもうれしいです。この場を借りてお礼申し上げます。

11月2日(Thu): 通信教育

12月に自己啓発の意味で、とある資格試験を受けようと思っています。その申込を先日してきました。試験問題は主催している団体が発行しているテキストの中から出されることになっています。主催団体が推薦している通信教育があって、実は僕はそれを利用しているのですが、2ヶ月から3ヶ月の期間で一通り内容を勉強できるようにカリキュラムが組まれています。ところが、つい2ヶ月ほど前にテキストの内容が大幅に改定されました。重なる部分ももちろんありますが、新規に加わった内容もかなりあります。そして今度の12月の試験から、新テキストに沿って出題されるそうです。さて、通信教育を始めて、教材を貰ったのが7月。そうです。その教材は新テキストが出る前に配られたものなのです。通信教育の会社に確認したところ、今回の試験範囲と配付した教材は異なっていて、だからと言ってそのフォローは考えていないと言われてしまいました。今からテキストを買い直して勉強してくださいって言うんですよ。こんなの納得できます?

11月3日(Fri): 渋滞

七五三と三連休が重なったからでしょうか。今日は街を走る車が多かったです。町田と相模大野に買い物に行こうと家を出たのはいいのですが、幹線道路は渋滞で全然動きません。裏道に入ってなんとか町田駅近くまでは行ったものの、今度は車を停めるところがありません。出入りが多い大きな立体駐車場に入る車が長い列を作って待っているのです。これはダメだということで、諦めて相模大野に向かいました。その途中、裏道に入る車とそこから出てくる車がスムーズなすれ違いできず、そこでまた渋滞を起こしています。すき間は充分あるのに、おそらく細い道を走るのに慣れてないんでしょうね。ようやく着いた相模大野では、いつも停める駐車場にすぐに入れたので、そそくさと買い物を済ませました。しかし今度は出るときになって、駐車場に入ってくる車が出口を塞いでいます。おいおいと思いながら大回りして帰ってきました。譲り合いとか、相手のスペースを考えるとか、もう少し考えて運転してくれるといいんですけどねえ。

11月4日(Sat): 鞄

TPOに合わせて鞄を変えるのは楽しいです。店の鞄コーナーを見るときは、それを使う場面を考えます。買うつもりではなくても、その鞄を持っている自分を想像するのがまた楽しいのです。今通勤用に使っている鞄は2種類あります。 一つはA4サイズの書類が入るソフトアタッシュケースで、仕事で外出するときによく使います。もう一つはもっとコンパクトな鞄で、ハードカバーの本と3段の折り畳み傘と財布を入れたら一杯になってしまうくらいの大きさです。普段の通勤で持ち歩くならこれで充分なのでとても重宝してきました。ただ、ちょっと仕事以外の用途には合わないのと、そろそろ飽きてきたこともあって、新しい鞄が欲しいと思っていました。でもそうやって探してもなかなか気に入った物はないものです。今の僕の好みを一言でいうと、必要最低限の大きさでありふれた形ではないものです。ようやくLLBEANでよさそうな物を見つけ、さっそくかみさんに誕生日プレゼントで買ってもらいました。ふふふ、来週からの通勤が楽しみです。

11月5日(Sun): ついつい

何も予定の無い休みの日はついつい寝坊してしまいます。昨日も今日も起きたのはお昼頃でした。でも時間を気にせずにうだうだ寝られるのも幸せな証拠です。起きてから朝昼兼用の食事をして、しばらく机に向かって勉強をしました。家で参考書とノートを広げて勉強するなんて久しぶりですねえ。集中したいときは僕は周りが静かな方が好きなのですが、今日は勉強をしながジャズのCDをかけてみました。このところジャズを聴こうと思い立って、いくつかCDを買い集めているのです。ミニコンポまで行くのが面倒なので、机の脇にあるパソコンで邪魔にならない程度に音を鳴らしました。でも、これだけなかなかいい雰囲気になるものですね。気分はすっかりジャズ喫茶です。勉強に区切りがついてから相模大野のタワーレコードに出かけました。今日までジャズのCDの安売りをしているのです。いくつか試聴をして、またついつい2枚ほど買ってしまいました。近ごろ本を買いすぎて後悔していたのに今度はCDです。我ながら懲りないです。

11月6日(Mon): 神の手

宮城県上高森遺跡の調査団長を務めた民間研究団体の副理事長が、石器の発掘をねつ造したことが発覚して大騒ぎになっています。彼は他の遺跡の発掘でもねつ造したことを認めており、関係者への衝撃はどんどん広がっています。発掘物の時代特定や真偽を判断するのは難しいそうですね。発掘された地層から判断することが多いそうですが、誰もその時代に生きていたわけじゃないですから、専門家の判断を信じるしかありません。だから、今回のような人の良心を踏みにじむ行為は許されません。そもそも僕は小心者ですから、そんな嘘をずっとつき通そうという神経は到底信じられません。弁明の記者会見の場で彼は、魔がさしたと言っていました。彼の数々の業績を称して、人はゴッドハンドと呼んでいたそうです。神と悪魔は紙一重なのですねと言ったら怒られちゃうかな。でも、サッカーでも、ゴール前のどさくさ紛れに手でボールを操ってしまう有名選手もいましたね。彼のその技もゴッドハンドと呼ばれていました。神様もいい迷惑です。

11月7日(Tue): 日経MAC

我が家で定期購読をしている雑誌は二誌あります。一つはF1グランプリで、そしてもう一つが日経MACです。日経MACは、最近は本屋でも買えますが、購読を始めたころは定期購読しかありませんでした。iMacが発売されるずっと前のその当時はMacintoshの冬の時代で、Apple社はいつ潰れてもおかしくないような状態でした。雑誌の購読期間は1年か3年から選びます。契約するのはいいけれど、期間が終わるまでにAppleが続いているかなあと心配したものです。ところが、その後Appleは好調に転じたものの、逆に何故か日経MACが休刊になってしまうそうです。数あるMacintoshの雑誌の中でもビジネス利用を中心に役に立つ記事が多く、その存在は業界の中でも確固たる地位を築いていました。しかしこれ以上の営業拡大が望めないという理由で休刊するそうです。それだけではなく、雑誌とリンクしていたインターネットのサイトも12月末で閉鎖されるとか。こんなに急に終息に向かうのは編集部内で何かトラブルでもあったのかな?それにしても残念です。

11月8日(Wed): 交差する駅

2つの電車がほぼ直角に交差する乗換駅でよく方向感覚を失います。都内だと例えば下北沢とか自由ケ丘です。たまに行って付近をうろうろした後、今一体、線路で分けられた4つの区域のどこにいるのか分からなくなってしまうのです。あるいは昔行ったことがある店に再び行こうと思っても、それがどこにあってどうやって行けばいいのか悩んでしまいます。小田急線と相鉄線の乗換駅である大和も、そんな駅の一つです。しかも困ったことに相鉄線は地下に駅があり、それがまた方向感覚を乱してくれます。横浜方面から相鉄で来て、大和で相模大野方面の小田急線に乗り換えるつもりが、必ずまず逆の方に歩き出してしまうのです。じゃあ最初から思った方と逆に行けばいいだろうと思っても、やっぱり逆になってしまうのだから救いようがありません。今日は、会社から直接電車で大和のスポーツクラブに向かったのですが、相鉄線を降りて改札を出ようとして、はて、2つあるうちどちらを出ればよかったのか、しばし考えてしまいました。

11月9日(Thu): 選挙

自慢にもなりませんが、政治の世界には疎いです。さすがに日本の総理大臣の名前くらいは知っていても、彼がどこの派閥に所属しているとか、今の内閣の特徴を尋ねられたら首をひねるしかありません。ある調査によると日本の子供たちの中では、日本の総理よりアメリカの大統領の名前の方が認知度が高いと出たそうです。まあこれも日本国民が政治に無関心であることの現れでしょう。選挙にしても慢性的に投票率が低いですからね。今、まさにアメリカ大統領選挙の大詰めです。なんでも空前の大接戦を繰り広げているそうで、一旦出た当選確実の速報も取り下げられ、それから一日経っても未だに決着は付いていないようです。こうなるともう選挙もお祭り騒ぎですが、根回しで当選が決まるような、ましてや国民の利益よりも党の力関係で宰相が決まるような国の選挙よりいいです。日本でも、先日の長野知事選で見られたような、従来の政治構造からの変化を望む流れはあると思うのです。その兆しが見えれば、人々の興味も向くと思うのですが。

11月10日(Fri): 展示会

週明けに会社で社内向けの技術展示会があります。事業所レベルで開催するもので、他の事業所の技術者はもちろん、取締役の面々から営業職の方々が訪れる予定です。普段は省エネで暗くしている廊下もこの時とばかり明るいものに取り換えました。展示会場は会議室やラウンジ、実験室等です。ほとんどのグループが何らかの展示を行うことになっていて、説明ポスターやデモンストレーションの準備で誰もが忙しそうにしていました。まあ、ぶっちゃけて言えば文化祭の準備をしているみたいなものなのです。我々のグループもデモの展示を行うことになっているのですが、他の仕事でいかんせん手が足りず、僕を含めた何人かで細々と準備をしました。プリンタ用紙が足りないから近くのヤマダ電機に買いに行き、ポスターを作って展示会場の片づけをして、それだけでほぼ一日が潰れてしまいました。準備が一通り終わってふと気がつくと、自分も他にたくさんの仕事を抱えていたことを思い出しました。終バスの時間まで頑張りましたが、ああ終わらないよ。

11月11日(Sat): 子供

今週はスカッシュの試合です。ただし今回はいつもとは少し趣向が違っていて、男女ペアの組で争う形式です。とは言ってもいまのところスカッシュではダブルスは正式に行われていませんので、二人でチーム戦を行います。初日はグループに別れて予選を行い、二日目はその時の順位ごとにトーナメントを戦います。ペアを組むのは男女なら夫婦でも恋人同士でも、初対面同士でも構いません。二人の実力がばらばらでも、それはそれで意外な結果をもたらしてかえって面白いです。今日の参加者の中に、中学生の男の子が二人参加していました。まだ少ないながらも、小学生くらいからスカッシュを始める子供もいるのです。大人と対戦するとさすがに体力や身長で不利ですが、中には大人顔負けのショットを打つ子もいます。ただ、大人以上に姑息な技を使うのはどんなものだろうと思いますけど。しかし相手をする方としてもちょっとやりにくいですよね。闘志むき出しで行くと大人げないと言われてしまうし、負けたら負けたで情けないですしね。

11月12日(Sun): 牛角

スカッシュの試合に惜敗し、早めに家に帰ってきました。せっかく早い時間に家にいるので、先日開店した焼き肉屋さん「牛角」に行ってみることにしました。初めて入った店の印象は、まず内装が焼き肉屋っぽくないことです。二人で入ってもテーブル席に向かい合わせに座るのではなく、隣り合って座れるようにしてあるのはなかなかいいです。向かい合わせでコンロを挟むと遠く感じますからね。肉は七輪で焼きます。排気設備がきちんとしているので煙はさほど広がりません。なかなかよく考えられています。店員の元気もよく、お客さんへの気配りも徹底していました。僕らにも焼き網が汚れたと見るや、すかさずお取り換えしましょうかと声をかけてくれます。でもこちらはもうそろそろ帰ろうかと思っている所だったので、結構ですと断りました。そうしたらすぐあとに別の人から同じことを聞かれました。やっぱり断ったら、その後すぐにまた、別の人から同じことを聞かれました。気配りは分かるんだけど、もう帰るところなんだってばさ。

11月13日(Mon): 残業と酔っ払い

最近仕事が溜まってきて帰りが遅くなっています。先週から、いつもは乗らない遅い時間のバスに乗ることも増えてきました。遅い時間のバスは周りも暗いし、バスの中も明かりを落としているのでしーんと静まり返っています。仕事帰りで疲れ切った人達は会話も少なく、重苦しい雰囲気が漂っています。携帯電話でもしようものならひそひそ声でも会話がみんなに聞こえそうな程です。今日は社内展示会があって。事業所外からのお客さんが多く、事業所内のラウンジで一杯ひっかけて帰る人が多かったようです。こうすると帰りのバスがやかましい。赤ら顔で酒臭い息をして、話し声もでかくなります。疲れてバスに乗っているこちらとしては、気持ちがさらに重くなります。遅い時間の電車はこれまたほろ酔い気分で陽気な人が多いんですよね。でも、僕も飲んで帰るときはただの酔っ払いになりますし、いい気分になりたいからお酒を飲むんです。むしろ、こんな時間まで仕事はするもんじゃないなあと思う今日この頃です。

11月14日(Tue): こどもニュース

NHKに「週刊こどもニュース」という番組があります。一般向けのニュースを子供向けにかみ砕いて説明するのが主旨の番組です。出演者は家族の一員に扮し、一家のお父さんがお母さんや子供達に難しい言葉やニュースの背景を説明するという形式になっています。そのお父さん役のNHK記者が書いた、番組作りの裏話的な話をまとめた本を読みました。番組はこどもニュースとなっていますが、実際には就職試験を控えた学生をはじめ大人にも好評で、番組は6年半も続いているそうです。一般のニュースは予備知識があることを前提として原稿を作られていますので、言葉は聞くけど中身を知らないことはたくさんあります。この本の中には番組で取り上げた解説がいくつか紹介されているのですが、僕もなるほどと思うことが多々ありました。ただ全体的に、優等生的な発言や自分たちの苦労を自慢するようなニュアンスがあったのはNHKらしいと言うべきでしょうか。番組の方は日曜の午前中土曜日の夕方に時間帯を変えて続いているそうです。

11月15日(Wed): ニョロ

どこもかしこもインターネットです。最近ではどこぞの国の総理大臣がお好きなITという言い方もよく聞くようになりましたね。それに伴って、インターネット独特の言葉を普通に目にするようになっています。「.com」をドットコムとか「@」をアットとか、カタカナで書かれるようになったらもう立派に市民権を得たということでしょう。「@」なんて、電子メールが普及する前は読める人なんてそういなかったと思いますよ。それと同じような記号で「~」というのがあります。「〜」とも「^」とも違うのですが、読めますか?「~」は「チルダ」と読みます。ホームページを提供するシステムの名残で使われている記号で、その人のホームディレクトリを表します。以前、ここのホームページのアドレスの最後を「~ozeki」としていた時に、チルダの記号を正しく入力できなくてアクセスできないと言われたことがありました。「~」は「ニョロ」とくだけた言い方もあります。「@」に比べていまいち知名度の低い「~」が可哀想に思う今日この頃です。

11月16日(Thu): 会議

今日は一日会議の日になりました。まず午前中に中井で一つ。そして昼食後は海老名に移動してもう一つです。数えてみれば会議は都合二つ、時間にして合計4時間ほどです。しかしその会議のための資料準備や、会議室に移動するための時間がかかるので、今日一日はこれらの会議だけで終わってしまったのです。簡単な連絡程度なら、いちいち集まらなくても電子メールなどを使って済ませることもあります。しかしアイディア会議やまとめ報告と言ったものは、まだ顔を突き合わして話したほうが誤解も少なくて効率的です。ただ、会議の時間が長くなるとだんだんだれてくるのも事実です。2時間くらいだと仕方ないかなと思いますが、正直に言えばその半分くらいになって欲しいです。だらだら話をしているといつの間にか睡魔もやってきますしね。世の中では会議の時間を極力減らす努力をしている会社もあるそうです。例えば会議中はずっとみんな立っているというところもあるのだとか。確かにそれならみんな早く終わらせようと努力しそうです。

11月17日(Fri): シネコン

シネマコンプレックスという複合映画館が増えてきました。一ヶ所に複数の上映場があって、複数のロードショーから好きな物を選んでみることができます。中でもワーナーマイカルは日本各地に積極的にチェーン展開をしていて、ここいらでは海老名、新百合ヶ丘にすでにありましたが、今度つきみ野にできたサティの中にも堂々9個の上映場を持つシネコンがオープンしました。つきみ野サティは、その建設に対して周辺住民の反対も大きいところでした。やはり先週末などは付近の交通渋滞が激しくなったそうです。しかし今日、平日の夜に行ったときは全然空いていて、巨大な駐車場もガランとしていました。一応中には食事ができるところもあって、今日は映画の前にバイキング形式のエスニック料理に入りました。まあ安くてそれなりでよかったと思いますが、店の作りが安っぽかったです。もう少ししっかりレストランを作ってもいいんじゃないですかね。レイトショーの映画を見終わったのが11時半。駐車場の屋上から見る夜景がきれいだったです。

11月18日(Sat): 生き残り争い

Jリーグのシーズンも大詰めを迎えています。今年は優勝争いも最終節までもつれ込みそうです。一方でJ1生き残り争いも注目されています。結果はほぼ決まってしまいましたが、可能性があるかぎり頑張ると、京都パープルサンガのカズはインタビューに答えていました。今年からJ1下位2チームとJ2上位2チームは自動的にリーグが入れ替わることになっています。優勝争いとは別のところでそれぞれの真剣勝負が行われているのです。もちろんJ2も、上位2チームの席を争って盛り上がっています。こういう形式はいいですよね。プロ野球のような下位リーグのない形式だと、優勝争いから取り残されたチームはモチベーションがなくなってしまうでしょう。あとはせいぜい個人タイトル狙いだけになりますから、消化試合が内容的にだらけた試合になっても仕方ありません。万年最下位なんて揶揄されても人気があればいいなんて、まあ確かに興行的にはそれでもいいのかもしれませんが、それじゃあまりに寂しいです。

11月19日(Sun): そろそろ?

家の車ももうじき新車から6年になろうとしています。エンジンや操舵系などの基幹部分はしっかりしているものの、さすがに電気系を始めとする細かいところで不具合がでてきます。例えばドアミラーの角度調節が電動で動かなくなったり、パワーウィンドウスイッチが効きにくかったりしています。この前もオーディオのスイッチ兼音量調節のつまみが取れてしまって、今は格好は悪いけど、むき出しのシャフトを直接つまんで回しています。まあ普通に走る分には全然問題ありませんけどね。何回かぶつけて車両保険のご厄介にもなっていますし、そろそろ買い替えても言い時期なのかも知れません。最近はそういう目で車の雑誌を見るようになったのですが、なかなか心に訴えかけるものはありませんね。今の希望は4枚以上の扉があって、荷物と人がそこそこ乗れて、そこそこの大きさのMT車です。日本車でも構いませんが、できれば堅牢なヨーロッパ車がいいかなあと思っています。まあ、一番の問題は資金がないことなんですけどね。

11月20日(Mon): もう何というか

総理大臣は誰が決めるんでしたっけ?もちろん国会議員の選挙によって選ばれるのですが、その国会議員は国民の代表です。国民の意見を汲んで、それを国政に活かすのが本来の代議士なんですよね。ところで、代議士って衆議院議員にのみ用いられる呼び方で、参議院議員には使わないそうです。恥ずかしながら、最近知りました。それは置いといて、今回の内閣不信任決議案の騒ぎに当たって、最後の決着にどうも割り切れない思いがするのは何故でしょう。政治家として、一国の宰相としての森総理の能力はよく分かりません。政策以外の部分で目立っているような気もしますし、内閣の支持率も芳しくないという話もあります。でも、そんな人を総理に選んだ代議士を、そしてその代議士を選んだ自分自身を恨むべきなんでしょうね。しかしそれにしても代議士の方々は夜遅くまで働きますね。深夜まで熱い議論をしてくれるのなら日本の未来は明るいでしょう。まさか居眠りや醜いヤジやコップの水を反対勢力に向かってかけるなんてことしてませんよね。

11月21日(Tue): 職人仕事

昔ながらの技術で昔ながらの物を作る、職人と呼ばれる人が少なくなっているそうです。まずお役所は徒弟制度を認めません。いわゆる親方と弟子の関係です。親方の下で昔ながらのやり方で修業をさせると、月給を払わないのは労働基準法に違反するとか。でも勉強させているのだからと言えば、じゃあ授業料を取れと言われるそうです。畳が減っているのも事実ですが、畳屋さんが困るのは、家の前で仕事をしていると道路交通法で捕まることだとか。また今は計量法という法律があって、長さをメートル以外の単位で表示して商売をすると厳密には捕まるそうです。職人さんには暮らしにくい世の中なんですね。自分は手に職のないしがないサラリーマンですので、例えば簡単な道具だけで家を作ってしまう大工さんはすごいと思います。職人の仕事は使い込んでこそ生きてくるんだとか。今は何かと大量生産で、安いものを短い間隔で買い替えることが多いです。一つの良いものをじっくり使い込むのは、今の世の中、贅沢なのかもしれませんね。

11月22日(Wed): 草サッカー

会社の草サッカーチームの活動もだいぶ寂しくなりました。最初の頃は同じ部署を中心に人が集まり、一度に2チームが組めるくらいに人がいました。会社のグランドを借りて、頻繁に練習や他部門のチームと試合をしたものです。しかしいつしかメンバーの所属がバラバラになり、不況で会社のグランドの照明代が勿体ないからと締め出され、海老名市内の中学校のグランドを借りるようになってからは、たくさんいたライバルチームも1つ2つ減り、気がつくと毎回の参加者は1チームにも足りず、たまにできる試合もいつも同じチーム相手になってしまいました。それもお互いのチームとも人集めに苦労している状態です。グランドを借りるのは市役所の近くに住んでいた先輩がやってくれていたのですが、その先輩も厚木に引っ越してしまいました。これから寒い季節になりますし、ますます回数が減るでしょう。この数年間で、恥ずかしながら技術的には、ほとんど上達していないと思います。でも必死に走ってボールを蹴るのは楽しいんだけどなあ。

11月23日(Thu): 冬支度

寒くなってきたなあと思ったら、もうじき12月なんですね。家の中もホットカーペットだけでは絶えられなくなってきました。とうとう石油ファンヒーターの出番だということで、納戸の奥から引っ張り出しました。でも石油を買ってこないと使えません。それがガスストーブと違って不便ですね。去年買ったポリタンクは、えーと庭の物置にあるはずです。さっそく車に積んで買い物に出かけました。石油は近所のガソリンスタンドで買いました。満タンになるとタンクは結構重くなりますよね。バイトの高校生のおねーちゃんが一生懸命運んでいるのを、ぼーっと見ているのは男として恥ずかしくないのか。でもそれが仕事なんだからと勝手に納得して、ひたすら感謝のまなざしを投げ掛けていました。家に帰ってさっそくヒーターのタンクに移し替えました。あれ石油ポンプはどこだっけ。庭の物置にあったあった。電池も入れないと動かないね。ってな感じでようやくヒーターに火が入り、家が暖かくなりました。よかったよかった。

11月24日(Fri): 無駄な箱

僕の周りでは、一人で複数台のパソコンを使う人も珍しくありません。こうなると、これらを管理、特にパソコンの中にあるソフトウェアの管理は一苦労です。パソコンの台数が増えてくると、一台ごとにソフトのパッケージを買うのは無駄なので、インストールは同じCDを使って、メーカーには使いますと自己申告してお金を払う形態なります。つまり黙って使おうとすればできてしまう。それはよろしくないということで、全社的にパソコンにインストールしてあるソフトの調査をする指示が来ました。これが面倒くさい。もう使わずに棚の奥に押し込んであるものも、動くものは中身を確認して報告しなさいと指示が来ているからです。これらは使わなくても設備なので勝手に捨てられません。やむなくハードディスクの中身を消去して調査対象から外すことにしました。つまりこれで完全に役立たずの箱になってしまった分けです。パソコンが増えてくるとこういう粗大ごみも増えてきます。これをスマートに処理できる仕組みを作ってくれませんかね。

11月25日(Sat): 渋滞

お台場方面に車で買い物に出かけました。渋滞は覚悟の上でしたが、やはりどの道も混んでいました。素直に行けば保土ケ谷バイパスから湾岸高速に入って行くところでしょう。しかし保土ケ谷バイパスからして動きが悪かったので、成り行きで16号線に入り、その後も右往左往して三ツ沢からようやく首都高に入った有り様です。結局着いたときには2時間半位かかってしまいました。最初に当初の目的であったビッグサイトで行われているイベントを見学して、その後フジテレビとその前にあるアクアシティをぶらぶらしました。それにしてもどこもかしこもすごい人込みです。昔は何にもないところだったのになあ、なんてすっかりオヤジ気分でお台場を後にしようと、、、思ったのが甘かった。湾岸高速が混んでいたのでそこは避けることにして、渋谷を目指して走り出しました。しかしあの辺りの道は田舎者には迷路のように分かりにくく、同じところをぐるぐる回った揚げ句ようやく浜松町に抜けられました。そしてやっぱり、帰りも渋滞でした。

11月26日(Sun): ラケットバッグ

スポーツクラブに行くときは何かと荷物が多くなります。水泳だけというなら水着とタオルで済みますが、ジムトレーニングをするとなるとTシャツに短パンにトレーニング用のシューズが要ります。さらにスカッシュをしようと思ったら、これらに加えてラケットを持っていく必要があるのです。車で行くなら、ラケットやシューズは手に持っていても平気です。しかし遠くのクラブに行くときに、ラケットを手に持って電車に乗るのは似合わないでしょう。そうするとラケットバッグと呼ぶ大きなバッグが欲しくなる訳です。今まで持っていたものは軽い荷物を入れるのには丁度よいのですが、試合に行くにはちょっと小さいので、大きめのが欲しいと前から思っていました。今日、いったいいくつバッグを買えば気が済むのかという周囲の声を振り切って、新しいラケットバッグを買ってしまいました。そんなに高いものじゃないですよ。でも靴とラケットを別々に入れることができるし、着るものもたくさん入ります。次の試合が違った意味で楽しみです。

11月27日(Mon): ダイヤ改正

今週末から小田急線の大幅なダイヤ改正があります。前回は去年の7月でしたので、約1年ぶりのことです。すでにダイヤ改正に合わせた冊子の時刻表が売り出されているので、早速買ってきました。待ち合わせの時間に合わせて電車を選んだり、新宿方面から来る人を丁度よく駅に迎えに行けたり、この時刻表はかなり重宝しているのです。まず見るのは朝乗っている電車の時間です。今回は朝の時間帯に大きな変更は無いようでした。逆に帰りの時間帯はかなり変わっています。今までは本厚木での連絡が悪く、急行停車駅ではないおださがに帰るのに時間がかかっていました。そういう意味では僕にとって今回のダイヤ改正は歓迎すべきだと思います。ところで、去年の冊子の時刻表には、秒以下の端数の切り上げ計算のミスで時刻表に多数のミスがありました。駅にその旨のお知らせが貼ってあって、何らかの対応をすると書いてあったはずです。結局一年経って、何のフォローもありませんでした。誤魔化しましたね小田急さん。

11月28日(Tue): 天国までの百マイル

浅田次郎の小説は「鉄道員」に代表されるような感涙物と「きんぴか」のようなコメディ物で大きく印象が違います。僕はそのどちらもお気に入りです。表題の作品は前者に属する長編小説です。会社を潰して兄姉から見放された末っ子が、思い心臓病の母親を、周囲の反対を押し切って、名医がいるという百マイル離れた病院まで車で運ぶという話です。彼の本はどれも文章が上手です。さいしょは取っ付きにくい感じもしますが、慣れてくるとするすると読み進めてしまいます。人物描写も上手で、主人公にすぐに感情移入しちゃうのです。実はまだ、この本を全部読み終わっていないので、続きが気になって仕方がないのです。それなら家で読めばいいだろうとも思いますが、明日の電車の楽しみにとっておくことにしました。ところで、この話は映画化されて公開が始まったところだそうです。主役は時任三郎と八千草薫。ちょっと自分のイメージとは違うかなあ。見たいような見たくないような。実はまだ、鉄道員も見ていないんですよね。

11月29日(Wed): 目の疲れ

ここのところ目の疲れが激しいです。会社ではパソコンの前に座って仕事をしていますが、それは前から変わりませんし、むしろここ何日かは実験室で作業をしている時間が増えているのでディスプレイを見つめている時間は減っているはずです。それよりも、家に帰ってきてからこの戯れ言を書く時にディスプレイを見つめたり、また今度の資格試験の為の準備もしなくちゃと、テキストを広げて勉強をしたりと、一日中目を休める時間がないからではないかと思っています。ちょっと家の机の周りの照明が暗いんですよね。形の気に入ったものがあったらスポット照明を買おうと、ずっと思っているのに、結局そのままになっているからです。先日の健康診断で視力の若干の低下が分かった時から、ちょっと気になってはいたのです。今までがなまじ視力で苦労したことがなかっただけに、一度悪くなりはじめるとどんどん低下の一途を辿るのではないかと恐れています。とりあえず明るい照明と目を休めることを心がけましょうか。目は大切にしないとね。

11月30日(Thu): 集中

今日の仕事は午後から外出だったので、夕方には終わってそのまま帰れることになりました。たまには早くスポーツクラブにも行きたいし、かといって試験勉強もしたい。ということで、家には帰らずにスポーツクラブ近くのファミレスに直行し、そこで勉強をしながらかみさんが荷物を持って車で来るのを待つことにしました。一人で小さめのテーブル席に座り、ケーキとフリードリンクを頼みました。単品だとフリードリンクも思ったより高くつきますね。ちょっと計算違いがなあと思いながら、とにかくテキストを広げで勉強を始めました。しかし時は夕食時です。周りの人が頼む料理の匂いがいやがおうにも届きます。お腹が鳴るのをこらえながら、テキストに集中しようと思いました。でもこんな時はやっぱりダメです。店員は頻繁にそばを通るし、自分がしゃべってない時は他のお客さんの話し声がよく聞こえる。結局全然集中できず、途中であきらめて店を出てしまいました。これならもっと静かな喫茶店でも入ったほうがましだったです。

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