しのぶの戯れ言

日々の出来事から(2000)

3月1日(Wed): 三重県鈴鹿市

日帰り出張で三重県の鈴鹿市にある関連会社まで行ってきました。鈴鹿と言えばF1が行われる鈴鹿サーキットという名前でよく知っています。しかし地図を見ると目的地とサーキットとはかなり離れているようでした。東京方面から鈴鹿へ行くには、まず名古屋まで新幹線を利用します。そこから近鉄線に乗り換え、急行で30分程度の近鉄四日市駅まで行き、そこからタクシーに乗って30分ほど走ったといころに会社はありました。最後のタクシー代だけで5000円以上かかります。最寄りの駅は別にあるのですが、タクシーの便から言うと四日市の方が便利なようです。聞いたところによると、ほとんどの従業員は車通勤らしく、出入の業者さんも車かタクシーを利用して来るのだそうです。出張の度にこれでは交通費がかかり過ぎますね。家からかかった時間は正味3時間程。帰りも8時過ぎには家についていました。鈴鹿はもう関西圏に片足がかかったようなところです。そこまで行く時間が先日行った岩槻とたいして変わらないのも不思議な気がします。

3月2日(Thu): 手帳

今まで、手帳なるものを有効に使えたことはありませんでした。スケジュールやアドレス帳などをちゃんと付けようと、年の始めに決意したこともあります。しかし、単純なスケジュールくらいなら頭に入ってしまいますし、アドレス帳も書き足したり書き直したりといった作業が面倒になり、次第に使わなくなってしまうのが常でした。ところが、最近仕事で複数の案件を担当することになり、また進捗状況を細かく報告することも増えたので、毎日走り書き程度のメモを書くようになりました。この用途には単純な手帳が便利ですね。確かに電子手帳なるものもたくさん世の中にあります。でもかつて持ち歩いていたことがある僕の経験から言うと、まだまだ不便だと思います。計算機や辞書機能、はたまたインターネット接続などの便利な機能もあります。しかしメモを書くのが面倒だし、何しろ重いのがマイナスポイントです。電子の時代、デジタルの時代と言われていますが、まだまだ鉛筆とアナログの手帳は捨てられません。

3月3日(Fri): 一期一会

ラーメンまにあと名乗る店があります。その名も「一期一会」という、あまりラーメン屋には似付かわしくない屋号です。営業時間は夕方から夜中まで。しかも駅からちょっと離れた位置にある。よっぽどの物好きでないと行けない店です。この店が変わっているのはそれだけではありません。食券を買ってカウンターに座ると、まずお重に並べられた前菜のような、居酒屋のお通しのようなものが出てきます。中身はポテトサラダ、もやしの和え物、メンマ、ゆで卵です。店にある貼り紙によると、ラーメンに入れて食べてもよいが、ラーメンを食べる前にそれらを食べることで、ラーメンが一層おいしく食べられるんだとか。ラーメンが来るまでそれらをつまみながら待っていると、丁度よいタイミングでラーメンが出てくるというあんばいです。これはなかなかよいです。いちばん安い600円のラーメンを頼んでもそれは出てきますし、ラーメン自体にもちゃんとチャーシューなどの具が乗ってきますから、ちょっと得したような気がするお店です。

3月4日(Sat): 駐車場

通っているスポーツクラブには駐車場があります。3時間までなら200円と、一般の駐車場に比べて格安の料金です。もっとも、他のスポーツクラブでは駐車料金が無料のところも珍しくありませんから、お金を取ること自体不満があるのも事実です。それでも、自前で持っている駐車場だけでは人数が集中したときにさばききれないこともあります。ですから近隣の駐車場と提携していて、そこに停めた場合は差額分のサービス券を貰えます。先日、その提携駐車場に車を停めたときのこと。帰ろうとして出口にいったら、機械式のゲートが故障していました。近くにある直通電話で管理会社に連絡すると、係員が行くまで時間がかかるから、遠隔でゲートを開けるのでそのまま出てくださいとのこと。はいそうですかと行ってそのまま出て、手元に残ったのは期限の無い2時間分のサービス券。これはラッキーです。別件で停めても無料で停められますからね。クラブからは遠いですが、こんなことがあるならまあいいかなあと思ってしまいます。

3月5日(Sun): オランダ式

最近読んだ本で、へーと思ったことがあります。それはダッチという冠詞が付いた言葉が、しばしば軽べつの意味で使われているという話です。例えば食事の時の勘定を割り勘にすることをダッチアカウントと言い、飛行機が平衡感覚を失ってふらふらすることをダッチロールと言い、また僕は不幸にも見たことがありませんが、独身男性の恋人のことをダッチワイフと言う。これは十七世紀の頃、オランダが独立して経済的に大きな発展を遂げ、それをねたんだイギリスがせん望と軽べつの意味を込めて使い始めたのだそうです。そういえば日本の江戸時代、長崎で欧米で唯一通商を認められたのもオランダでしたよね。今ではさほど世界経済ではさ目立つ国ではありませんが、かつてのそういう歴史が今でも言葉に残っているんだということに感心しました。ダッチが付く言葉を他に思い浮かべてみると、とても澄んだ味わいが特徴の、水で抽出したダッチコーヒーや、アウトドアで万能鍋として有名なダッチオーブンもあります。結構いい意味もありますね。

3月6日(Mon): 食中毒

この時期には珍しいと思うニュースを見かけました。あるチェーンのレストランで出された料理が原因で、何名かの子供が食中毒になったというのです。その原因はO-157。こんな真冬でも安心できないんですね。その店はハンバーグの表面を炭火で焼き、客のテーブルに乗せた鉄板の上でウェイターが仕上げをするのが売りです。最後にかけるソースが勢いよく飛び跳ねるのがいいパフォーマンスになっています。牛肉100%のハンバーグは、客の好みによって焼き加減を調節してくれます。ミディアムに焼いたハンバーグってのもなかなか美味しいです。O-157が世間を騒がせたとき、その店でもおそらく人一倍気を配っていたはずです。冬場に来てその気が緩んだのでしょうか。事件が発生した店と同じ倉庫から材料を配送されている支店は、原因がはっきりするまで営業停止するように指示されているそうです。しかし、ここ何日かで見かけたそれ以外の支店でも、営業を見合わせているようでした。信用を取り戻すまで時間がかかりそうですね。

3月7日(Tue): 花粉症?

ここ数日、鼻水と目の周りのかゆみに悩まされています。風邪だとかではないのにくしゃみが出たり、鼻がむず痒かったりするのです。人にそれを言うとそれは間違いなく花粉症だなと言われます。でも今までは大丈夫だったんですよ。今だって家にいるときは比較的大丈夫だし。ただ、会社に行くとなんかくしゃくしゃするんですよね。そりゃ確かに今までだって、家の掃除をするときとか、ほこりが多いところにいると鼻水が止まらなくなることはありました。だからまあ、何かしらにアレルギー反応があるのは間違いないのでしょう。でもねえ、急に今年からなるんですかねえ。そう言えば今年は花粉の量が多いと言ってましたね。だから今まで耐えられてこれたレベルを超えちゃったのかなあ。去年までこの時期ぐずぐずしていたかみさんは今年は平気なんですよねえ。それだっておかしいじゃないですか。家を越して環境が変わったのがよかったのかなあ。そうすると、僕にとっては悪い方に変わっちゃったってことなのかしら。あーあ、憂うつだなあ。

3月8日(Wed): 電気製品

押し入れの奥に置いてあったウォークマンを久々に引っ張り出しました。電池を入れて動かしてみるとちゃんと動いたので一安心。でもそれが甘かった。翌朝、電車の中で動かなくなってしまいました。よくよく調べてみると、動き出しが悪いようで、一旦空回りさせてからテープを入れりとちゃんと使えるみたいです。今どきウォークマンを買うのもなんですから、不便ですがこれをだましだまし使うことにします。ところで、押し入れからもう一つ、時計付きのタイマーも引っ張り出しました。コンセントと電気製品の間に入れて、セットした時間に電源を入れたり切ったりできるものです。ところがこれが時間がずれるんですね。寝るときに合わせたはずが朝になると5分位ずれていて、おかしいなあと思ってその日の夜にもう一度見たら、なんと2時間もずれていました。今どき一日でそんなにずれる時計なんてありますか?しかも電気式なのに。機械製品のみならず、電気製品もずっと使っていないと動きがおかしくなってしまうんですね。

3月9日(Thu): 占い

朝見ているテレビ番組に占いコーナーがあります。12星座を元に、その日の運勢をランキング形式で並べて見せるのです。特に真剣に見ているわけではなくても、自分の星座が上位にいると何となく気分がよいものです。でも、ちゃんと数えたことはありませんが、なんとなく自分の星座は運勢が悪い方にいる割合が多いような気がします。ランキングにはそれぞれの星座に一言ずつコメントがあって、たとえ最悪の運勢だと言われた星座でも、このように心がければ大丈夫ですってフォローになってます。この占いって毎日どうやって考えるんでしょうね。全国の人をたったの12個に分類して、それぞれがその日同じ運勢を辿るなんて不自然だと思うんですけど。それに、運勢に善し悪しがあるのは認めるとして、どうやって順位を付けるんですか?さそり座は5ラッキーだから、乙女座の8ラッキーより下だねなんてやっているんでしょうか。考え出すといかにもうさん臭いのだけど、それでも気になって見てしまう自分はなんて小市民なんだろう。

3月10日(Fri): ネクタイ

子供の頃、サラリーマンだった父親の思い出の一つに、朝出かける時にネクタイを器用に締めている姿がありました。長じて自分もサラリーマンになったものの、幸いにもカジュアルな格好で通えるような職に就くことになり、それ以来、仕事でネクタイを締めるのは年に数えるほどでした。高校時代から制服が無く、一年中ジーンズで過ごすのに慣れているせいか、ネクタイはまだしも、皺のないシャツとスラックスを身に付けるのが堅苦しくて好きではないんですよね。ところが、ここ半年ほど、外のお客様との打ち合わせが増えてきて、やむを得ずスーツを着ることが多くなりました。その度に不器用な手つきでネクタイも締めています。調べてみるとネクタイの締め方にもいくつか流儀があるようで、見様見まねでやってみるのですがなかなか格好よくできません。たまにきれいに決まると妙に気分がよくなったりします。そしてやっぱり、ネクタイを締めると気持ちが引き締まるような気もします。家に帰ってネクタイを緩める瞬間が心地よいです。

3月11日(Sat): 府中のお風呂

スポーツクラブ「エグザス」とスーパー銭湯「湯の国ジャポン」が合体した複合施設、フライツァイトが、東京競馬場があることでも有名な府中にオープンしました。いつもは新百合ヶ丘にある同施設に行っている我々は、興味津々様子を見に行ってきました。府中駅近くにこんなスペースがあったのかしらと思うような所に、6階建ての大きなビルが建っていました。エグザスには大きなスタジオ、ジムスペース、ゴルフ、プールといった定番施設に加え、多目的ホールや室内ビーチバレーコートといったものもあるようです。湯の国ジャポンの方も3種のサウナからバイブバス、露天風呂、薬草湯とかなり充実しています。さらにレストランや仮眠室、マッサージに接骨院、美容室までありました。中はまだ接着剤の匂いがぷんぷんして参りましたが、出来立ての施設はどこもきれいでした。ただロッカーが標準より小さいのが不満ですかね。駐車場も完備されていますので、実家にいくついでににちょっと立ち寄ってなんて使い方もできそうです。

3月12日(Sun): ヨドバシカメラ

夕方、町田駅前のヨドバシカメラに車で行きました。駅周辺の道は週末嫌になるくらい混雑しています。それが分かっていてこちらも車で行きますから、余計に渋滞に拍車をかけていることになるのですけど。でも何かを買う目的があれば、やはり車で行こうと思ってしまいます。今日は店の駐車場も車で一杯でした。しかしそれ以上に店の中はお客さんがわんさかと溢れていました。ゲーム機コーナーを覗いてみると、話題のプレーステーション2はすでに売り切れ。本体はなくてもゲームだけは売っていたみたいですけどね。ニュースによると、プレイステーションのおかげでこの一週間で一挙にDVDプレーヤーが倍以上に増えたことになるそうです。それが理由なのか、今日はDVDソフトのコーナーも混雑していました。実は、今日は安いMDウォークマンを探しに行ったのです。今は軽くて小さい製品がたくさんあるんですね。これで値段がもう少し安かったらすぐにでも買ったんですけど。もう少しポイントカードが貯まったら買おうかな。

3月13日(Mon): ヘッドホン

ここ何日か、通勤でヘッドホンステレオを持って行ってます。家から駅までの道など、ボーっと歩いているより時間が短く感じてなかなかいいです。朝が弱い僕はたいてい電車の中で寝ぼけていますから、なかなか本を読む気にはなれません。でも音楽なら大丈夫。ただ、自分で選んだ曲を聞いているとだんだん飽きますから、FMラジオを聞けるといいと思っています。しかし小田急線の下り電車の中は電波の入りが弱く、FM横浜がかろうじて聞ける程度なんですよね。しかもそれも電車の窓際にいる時で、電車が駅のホームに入ると雑音だらけになってしまいます。ところで、ラジオを聞くにせよ音楽を聞くせよ、イヤホンやヘッドホンをしますよね。あれが嫌いです。30分も耳に付けていると痛くなるからです。耳に入れるタイプの小型のものはもちろん、最近よく見る後頭部にアームがあるタイプのイヤーパッドみたいなのもダメでした。耳に引っ掛けるところが痛くなってしまうのです。僕は耳の穴が人より小さくて、外耳が人一倍大きいのかしら。

3月14日(Tue): マラソン代表

シドニーオリンピックの男女マラソン代表選手が決まりました。既に代表に内定していた選手を含め、男女3名ずつが選出されました。しかし今回もここまで来るのに色々と騒ぎがありました。理由の一つは、代表選手を決める対象となるレースが一つではないことです。マラソンほど記録を比べることが難しい競技はありません。2時間以上も走るのですから、レースが行われるコースの高低差、当日の気温、他の出場選手によって状況は変わります。勝負に徹するか、あるいは記録を狙うかによって作戦も違います。複数の対象レースの結果を見ながら代表を選ぶのはさぞ難しいことでしょう。陸上連盟に言わせると、有力種目で優勝を狙えるから慎重になっているのだそうです。でもそれって、逆に言えば他の競技は見込みがないから適当に決めてもいいってことなんでしょうか。まあいずれにせよ、白黒はっきりさせないでうやむやにするのは日本人の得意なところ。でも余計に選手にプレッシャーがかかりそうなものですけどね。

3月15日(Wed): あら探し

昔から物事のあら探しをするのが得意だと言われます。言われて見れば確かに、プレゼンの内容を検討する会議に出ても、内容そのものよりむしろ発表資料の見栄えの方に注意が向いてしまいがちです。誤字はもちろんのこと、フォントの大きさがバラバラだったり、図の縦並びがずれていたり、余計な空白が入っていたり、そういうことが気になりだすと我慢できないんです。内容はともかく、資料の見栄えと説明の仕方でいくらでもプレゼンの印象は良くなるというのが僕の持論です。今日は会社で図面のチェックをしていました。自席では狭いので、資料室の広い机を借りて目を皿にようにして細かい部分を確認しました。面白いもので、全然間違いがないと張り合いがないんですよね。今日も一つおかしいところを見つけてから、がぜんやる気が出てきました。でもね、お気づきでしょうが、こんなこと言ってますけどね、自分の間違いには大いに甘いんですよね。この戯れ言の誤字脱字もたくさんあるのは分かっています。でも直すの面倒なんだなあ何故か。

3月16日(Thu): 引退

大相撲二子山部屋の看板力士、横綱若乃花が引退を表明しました。技のデパートと評されていたように、小兵ながら持ち前の相撲センスで幕内最高位まで登り詰めた力士でした。若貴時代と言われるように、彼は常に弟と比較されていました。常に最高のライバルであったのは確かです。しかし自分より体格的にも恵まれ、優勝も昇進も一歩先を進んでいるできのいい弟を見て、よく諦めずに相撲を続けてきたと思います。引退の理由は体力の限界だそうです。最後は怪我に泣かされ、思うように相撲が取れない日々が続いていました。周囲の反対をよそに背水の陣で望んだ今場所でしたが、やはり若い力を制すことはできなかったようです。これからは年寄として後進の指導にあたるのでしょう。でも彼はまだ29歳です。普通の社会人ならまだ若手と言っていい年齢のはず。現役時代が華やかだったからこそ余計に、この先の長い人生をどう過ごすのか興味があります。家が家だけにプロレス転向なんてのもできないでしょうしね。

3月17日(Fri): 席替え

小学生の頃から席替えはわくわくする出来事でした。誰の隣になるのか、前の方に座るか窓際になるか、毎日授業を受ける身にとっては大切なことです。大学に入ると授業で座る席はたいてい自由になって、そこで大きく二つの人種に分かれます。すなわち、授業を受けやすい席に座る人と教授から遠い席に座る人です。遠くにいれば寝てても内職をしてても、はたまた途中で抜けても目立たないと思うんですね。それは大きな間違えで、実は一番目に付くところなんですけどね。会社に入ると、自分の席は必然と配属されたグループの中で、仕事上の便宜を優先して決められます。僕が今いる席も最初は同じ仕事をしている人が固まって座っていました。しかし5年ほど経った今、気がつくとみんな別のグループに所属しています。それをここらで整理しようと、事業所全体で大掛かりな席替えをすることになりました。僕自体は移動しないのですが、移動をする人は荷造りで忙しそうでした。積もり積もった資料の山も移動しなくてはなりませんからねえ。

3月18日(Sat): 懐メロ

スポーツクラブの近くにラーメン屋さんが開店しました。遅くまで営業していますし、店の中も広いので運動前後にちょくちょく行っています。都内にいくつか支店がある店で、本店は札幌の郊外にあるそうです。ということで、基本はサッポロラーメンになるんでしょう。スープは塩、しょうゆ、味噌とあって、味噌は赤味噌と白味噌が週替わりで出てきます。どれも美味しいのですが、自分の好みはしょうゆみたいです。ラーメン以外にも餃子もありますし、まだ食べたことはないですがカレーやチャーハンもあるので、今度はそれも食べてみようと思っています。ところで、その店はバックに、おそらく有線だと思うのですが、懐かしの70年代から80年代のヒットソングを流しています。どうもそれが気になって仕方ありません。イントロだけで曲名を当てたり、ラーメンを食べているのに、思わず口ずさんでしまったりします。ふと気付くと、隣に座っていたおそらく僕らと同年代の子供連れのお父さんも、足でリズムを取っていました。

3月19日(Sun): モザイクモール

港北ニュータウンに新規オープンしたショッピングセンターに行ってきました。横浜市営地下鉄センター北駅前の阪急デパートと専門店街のモザイクモールです。ビルの上に大観覧車があるので、遠くからでも目立つ建物です。この金曜日からオープンだったので、混んでいるのは覚悟の上。しかし駐車場に入るのからして長蛇の列ができていました。あまりにもすごいので作戦を立て直すことに。あまり土地勘もなく近所をうろうろした結果、結局隣のセンター南駅に引き返し、そこの東急ショッピングセンターの駐車場に車を停めることにしました。一駅電車に乗った方が早いだろうと思ったのです。結果的にはそちらのショッピングセンターも見ることができたのでよかったです。モザイクモールの中に入ると、さすがに凄い人でごった返していました。建物の構造が変わっていて、大きな吹き抜けが少しずつずれていて、階上から見ると広い範囲が見渡せます。開放感があってよかったです。今日は久しぶりに人込みの中を歩いたのでとても疲れました。

3月20日(Mon): 春分の日

寒い寒いと思っていたら、いつの間にか春分の日になっていました。そういえば気温も上がってきて、日中はコートが無くても外を歩けるようになってますね。今日は昼間ものずごく強い風が吹いていました。でも北風だったので春一番ではないみたいです。強風の日に家にいると、何が飛んでくるか、あるいは何が飛んでいくか分からないのでこわいです。今日も家の外で大きな音がしたと思ったら、勝手口の脇に置いておいた空き瓶空き缶のごみ箱が倒れ、フタが飛ばされていました。そういうものが道路に飛びしたりしたら危ないですよね。他人事ではないんですけど。こんな日はさぞや花粉もよく飛んでいるんでしょうか。先日は自分もとうとう花粉症になったかと思ったのですが、それからは全然症状が出ないのでどうやら違うみたいでした。よかったよかった。スキーのワールドカップもそろそろ最終戦を迎えています。春の高校選抜野球も始まります。我が家も春になったら家の庭の整備を始めようと思っていました。そろそろ始動しますかね。

3月21日(Tue): ひざ痛い

昨日、久しぶりにスポーツクラブにあるランニングマシンで30分ほど走りました。よくあるでっかいベルトの上を走るタイプです。途中から左ひざに痛みを感じましたが、まあ予定の時間走り、汗もそこそこかきました。走る前にウォームアップで体も十分暖め、前後にストレッチもしていました。しかし時間が経つと次第にひざの痛みは増していきました。今朝起きると状態はさらに悪化して、階段を降りるのもつらい。ゆっくりしか歩けないので、家から駅まで普段の倍近く時間がかかりました。じっと立っているのは痛くないのです。しかしイスに座った状態から立ち上がるのは痛い。こんなにひざが痛むのは始めての経験です。そうなるとどんどん悪い方悪い方へと想像が進んでしまいます。手術しないとならないとか、もう激しい運動はできないとか。ところが、何故か夕方頃になるとだいぶ楽になり、階段はまだきついものの、普通に歩けるようになりました。あーよかった。無理しないようによく休めることにしましょう。

3月22日(Wed): ひよこ鑑別師

ひよこの雄雌を判定する仕事をご存知でしょうか。あれはひよこの肛門の奥にある針の先のような突起を見ながら判断します。その方法は大正時代に日本で開発されました。その後多くの日本人が指導者として海外へ渡っていますが、その判別能力は日本人が断然優れているんだそうです。プロは通常1時間に1000羽から1200羽のペースで判別します。1000羽判別して許される間違いはたったの3羽。ものすごいですね。中には雄雌がはっきりしないのもいて、そういう数も入れて99.7%以上当てないといけないのです。ここまで聞くとただただ感心してしまいます。しかし、問題はその後。価値のない雄と判別されたものはそこで処分します。また判別が付きにくいやつは、後学のためにその場で解剖して殺してしまうこともあります。また鑑別師の大会というのもありますが、競技で使ったひよこは結果を確認するためにすべて解剖します。魚や牛、豚と同じように、元々人間の食糧用に育てるものなんですよね。だからと言っても、なんだか複雑な気分です。

3月23日(Thu): 整理整頓

身の回りが散らかっていることにどれだけ無頓着でいられるか。その程度は人によって差があると思います。ちょっとでも乱れると気になる几帳面な人がいると思えば、はた目には混とんとしていても自分なりに物の場所を把握していれば平気な人もいます。僕は我が家にいるもう一人よりは几帳面な方だと思いますが、それでもやぱっり机の上は散らかってしまいます。それは会社の机も同じ。今までは周りの人も似たようなものだったので平気でした。しかし席替えで隣の席が空いてしまうと、どうも自分の席の散らかりようが目立ちます。今日は意を決して整理をしました。物が散らかるのは色々な書類を分類せずに積んでいくからです。まずは必要なものと捨てていいものに分けることから始めます。僕はいざ片づけを始めると、思い切りよく物を捨てる方です。今回もしばらく見ていない資料はばしばし捨ててスッキリしました。残りの資料を整理すると、だいぶ机の上が広くなりました。実はそれまではA4のノートを広げるスペースもなかったんです。

3月24日(Fri): 給料日

今日は給料日でした。通常は毎月25日に出ることになっていますが、休日に当たるとその前になるからですね。世間でよく言われるように、給料日と言っても口座振込みですので特に感慨はありません。もちろん給料日前日に給与明細は貰います。でも残業代も毎月似たようなものなので、手取り額も代わり映えしないのです。ところで我が家は個人で使うお金については、基本的にはこづかい制になっています。自分の出費で大きなものと言ったら、昼食代と本や雑誌代でしょうか。それでもたまに外で飲んだりするとすぐにふところが寒くなってしまいます。そんな月は、給料日にキャッシュディスペンサーに行ってお金を下ろすとホッとします。それが給料を貰ったことを実感する時ですね。今月も知らないうちに出費がかさみ、とても厳しい日々を送っていました。自販機の飲み物を買うのさえ我慢して、給料日を今か今かと待っていました。こんなことになるならこづかい帳でも付ければいいのでしょうが、給料が入るとそんなこと忘れちゃうんだなあ。

3月25日(Sat): ボクシングエアロ

最近、どこのスポーツクラブにもボクシングの動きを取り入れたプログラムがあります。リズムに合わせてシャドーボクシングをするプログラムで、ちゃんとジャブとかストレートといったパンチを打ち分けます。とは言っても実際に人と打ち合いをするのではないですし、エアロビクスのような激しい動きでもないので、初めての人でも参加しやすいクラスです。まず最初に各パンチの打ち方や、パンチをよける動作を練習します。それから徐々にいくつかのパンチを組み合わせたコンビネーションになります。これが意外と腕以外に腹筋とか背筋を使っているんですね。最初はまだしも次第にリズムに着いていけなくなって、終いにははちゃめちゃになる人が多いです。しかし誰もが頭の中ではロッキーやあしたのジョーに自分を思い重ねているはず。そんな時、鏡に映るへなへなパンチを打っている自分を見るとがっかりするんですけどね。それでもレッスンが終わるとびっしょり汗をかいています。そして次の日、必ず背中が筋肉痛になるんですよねえ。

3月26日(Sun): 流れ

今日はいつも練習会でスカッシュコートを使わせてもらっているクラブで、3チームの対抗戦をしました。普段の練習とは違う相手と一人2試合から3試合を、クラブ対抗でやるという趣向です。大会に出て試合をする時ほど緊迫感はなく、しかしそれでもみんな真剣なので面白かったです。僕らのチームとしての勝率は5割でしたが、個人的には1勝2敗で負け越してしまいました。対戦はレベルが近い人同士を当てますので、どれも接戦になります。自分が負けた試合も、もしかしたら勝てるかもしれないと思うような試合でした。でも一進一退の攻防から、何故か流れが逃げていって点差を離されてしまったのです。この流れというのはなんなんでしょうね。一般的にスポーツにはよくありますよね。幸運が重なることもあるかもしれませんが、なんとなくやることなすこと上手い具合に決まって、実力以上の力が出ている時が。その流れをうまく引き寄せることができるのが試合巧者なのでしょうが、まだまだ自分は修業足りないことを思い知りました。

3月27日(Mon): 疲れ

昨日自分がやった試合は全部で3試合でした。でもその数以上に体力は消耗します。また他の人の試合をずっと見ていただけでも結構疲れています。昨日は試合が終わった後打ち上げに行って、そこでもハイテンションで過ごしました。その翌日、疲れが残っていないはずがありません。でも朝から自覚はありませんでした。二日酔いもないし、スッキリした頭で家を出たのでした。ところが、仕事が終わった帰りのバスでは、意識を無くしていつも以上に深く寝ていました。さらにその後の電車でも運よく座れたこともあって、またまたぐっすり寝こけてしまいました。それでもおださがで降りなくてはならないという気持ちだけは持ち続けていたのでしょう。着いたと思って突然がばっと立ち上がり、目の前に立っていたおじさんをびびらしてしまいました。しかしまだ電車は手前の駅を出発する直前。ちょっと早すぎました。引っ込みがつかないのでその場を立ち去ってしまいましたが、きっとおじさんは、こいつは寝過ごしたんだと思ったでしょうね。

3月28日(Tue): 足下

午後から強めの雨が降ってきました。折り畳み傘程度では足下にかかる雨をしのげない位でした。こんな時は少し歩いただけでも靴もズボンの裾もびしょびしょになってしまいます。履き古した靴なのでもう防水性なんて望むべくもなく、容赦なく靴下まで雨が染みてきます。また靴底もほとんど平らになっているので、濡れたタイルの上で足下をすくわれることもしばしばです。駅のホームも滑りやすい場所です。先日、電車から降りる時、僕の前から飛び出し、階段に向かってダッシュした女性が、足下を取られて見事にお尻からどっでーんと転んでしまいました。幸いすぐに立ち上がって足早に去っていきましたが、当たり所によっては危険です。雨が強いとそこここに水たまりができます。避けられなくてやむを得ずそこを通るときにまた靴が濡れます。そこで思ったのが、今若い女性が好んで履いている厚底サンダルとか厚底ブーツです。あれなら水たまりも跳ね返りも大丈夫なのではないでしょうか。ちょっとうらやましく思ってしまいました。

3月29日(Wed): 熱気

暖かい日が増えてきて、重いコートが似合わないと感じるようになりました。もうそろそろ桜も咲く季節だそうです。会社の居室の温度も高くなってきて、暑いと感じるようになりました。気温が上がってきたからだとは思いますが、それだけではないような気もします。先日の席替えで周りに人が増えました。今までは近くにいてもグループが別だったりあまり席にいない人が多かったので、ゆったりとしていました。しかし今は自分も含めてほとんどの人が一日中席にいます。決して通路が広いとは言えないので、人がいると狭苦しく感じるのが一つ。もう一つは、それだけの人がみんなパソコンを使っていますから、そこから出る熱も馬鹿にできません。部屋全体の風通しがよくないので、それらの熱気がこもってしまうのだと思います。つい最近までは飲み物というと温かいものを選んでいました。しかし今日はさすがに冷たい物を選んでいました。それがたまたま無糖の缶コーヒーだったのですが、久しぶりに飲むとあれはやっぱり胃がもたれますねえ。

3月30日(Thu): 旧交

名古屋に住んでいる大学の同期が東京に来ているというので、仕事を早めに終えて、久しぶりに一緒に飲みに行きました。もう一人の同期と後輩と4人で待ち合わせをしました。大学が高田馬場にあったので、新宿はよく遊んだ街です。しかし最近はとんと足が遠のいて、飲みに来たのは久しぶりでした。慣れない人込みを避けながら、目的のお店に向かいました。名古屋の同期は大学で研究活動をしています。もう一人の同期の今の職場は日比谷だそうです。もう一人の後輩は自分と同じ秦野に通っています。我々は大学時代の一時期は同じ研究室にいた仲間ですが、それからすると今は全く別の道を歩いているのが不思議な感じです。旬の肴をつまみ、新潟の地酒を飲みながら話をしていると、いつの間にか大学時代の話になって盛り上がりました。いつもこのような場で出る話は同じなんですけどね。最初の店を出てもう一軒別の店に入って帰ってきました。帰りの小田急線はとても混んでいて疲れましたが、たまにはこういうつき合いも楽しいです。

3月31日(Fri): 忙しい休日

そろそろ残りの日数を消化しないとと思って、有給休暇を取って会社を休みました。夕方にサークルの飲み会が予定されていたので、仕事で遅れることもなくなるからいいだろうと思ったのです。前日も新宿で飲むことになったので、遅く帰ってきても寝坊できるし丁度いいやとも思っていました。しかし、重なるときは用事が重なるものです。午前中から友人の会社のホームページ作りの相談に出かけ、昼過ぎには別の知り合いとスポーツクラブに行きました。時間が無かったので、お昼はスポーツクラブの帰りにマクドナルドのハンバーガーを一個です。一旦家に帰って荷物を置いてからすぐに飲み会に行きました。2軒の店をハシゴし、家に帰ったのは12時過ぎ。いつもは寝る前にメールを見たり日記を書いたりします。しかしさすがに今日はちょっと休んでからと思い、着替えもせずにベッドに横になったら、そのまますっかり寝込んでしまいました。忙しかったけど充実して楽しい一日でした。しかもまだ休みが二日続くのはうれしい。休みを取ってよかった。

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