しのぶの戯れ言

日々の出来事から(2000)

2月1日(Tue): リハビリ

仕事の方は昨日から復帰しました。周りに迷惑をかけたなあと思っていたら、実はグループの半分くらいの人が同じように風邪で休んでいたそうです。これは同じ人から移されたのかもしれないねなんて話をしていました。そして今日からトレーニングも再開です。そうは言っても最初からばりばり動けるはずもありませんから、少しずつ様子を見ながらリハビリ程度に体を動かしました。スポーツクラブのある会員さんは、ここ15年くらい風邪をひいた覚えがないそうです。その方はまだ独身で、仕事は自宅で自営業をしています。スポーツクラブに来ても風邪をひいている人はいないので、そもそも風邪を移す人と接することがないんだそうです。なるほど納得です。軽く体を動かした後、ゆっくりお風呂に入りました。まとわりついていたらだるさを洗い流したって感じですか。今回は風邪でも食欲はあってたくさん食べました。しかし体重も計ってみたら、それほど変わっていませんでした。きっと食べた分がエネルギーとなって回復を速めたのでしょう。

2月2日(Wed): いつものやつ

我が家は共働きで子供もいないので、必然的に外食が多くなります。近所のあちこちのラーメン屋さんや定食屋さんによく行きます。初めていった店だと何を頼むか目移りしますよね。でも何回か行けば自然とメニューも頭に入るもの。今日はあの店のチャンポンが食べたいなあという具体的なイメージを持って、向かうこともあります。常連のお客さんが、メニューもろくに見ずにいつものやつなんて頼むこともありますよね。いかにも馴染みなんだよって感じがありありですが、いつも同じメニューを頼むのはつまらないんじゃないかなあ。メニューを見ながら今日は何にしようかなあと考える瞬間が楽しいのに。そんな僕なんですが、実はとあるラーメン屋では、そのメニュー以外はまず頼まないというものがあります。そのメニューとはコンブラーメンなのですが、あのこりこりした食感とスープとの相性がよくてたまらないのです。今日の夜もその店に行き、やっぱりいつものようにコンブラーメンを頼んでしまいました。あー満足満足。

2月3日(Thu): 本屋さん

手軽に時間を潰したい時に本屋さんに行くのは定番でしょう。雑誌をぱらぱらめくっているだけで結構な時間が経っています。そういう時ではなくても、ゆっくり時間をかけて本屋さんをぐるりと一巡りすると、思いがけず面白そうな本を見つけたりするものです。急いでいるときは新刊本などの目立つところしか見ませんからね。最近は本屋さんも夜遅くまで営業しているところがありますし、コンビニでも雑誌ぐらいは置いてあるので便利になりました。でも、いざ専門書などを探そうとするとまだ苦労します。会社帰りに大きな本屋に寄るとすると本厚木で途中下車することになるのですが、大きなお店はほとんどが8時くらいには閉店してしまいます。今日もぎりぎりの時間に店に入れたのはいいのですが、ゆっくり品定めをする前に閉店のアナウンスが流れてきてしまいました。近ごろはインターネットで本を注文して、それをコンビニで受け取れたりするサービスがありますが、中身を見てから買いたいものもありますからね。

2月4日(Fri): 小野路

町田市小野路と聞いてもあまりピンとくる人はいないでしょう。昨日、この地名がニュースに登場したのをご存知でしょうか。動物プロダクションで飼育していたトラが係員をかみ殺したというショッキングなニュースです。僕らは家から実家に車で行くときにその辺りを通ることが多いので、その名前を見てすぐだいたいの場所の見当がつきました。あの辺りは多摩ニュータウンの南側に位置し、山林が多いところです。第一報を聞いたところでは詳細なことは分からなかったのですが、もしトラが逃げて辺りをさまよっていたりしたら危険です。近所に職場がある友達にそのことを聞いてみたら、家に帰るまで全然知らなかったそうです。一夜明けて色々事情が分かってきたところによると、そのトラは無許可で飼っていて、その管理方法もかなりずさんだったようです。事故にあった係員ももちろん気の毒です。しかし無理やり連れてこられて、揚げ句の果てちょっと騒いだら毒殺されてしまったトラは、もっとかわいそうだと思いませんか?

2月5日(Sat): 体力

風邪が直って、もうほとんど復活していると思っているのですが、体力だけはまだ完全とは言えないようです。疲れやすいということもありますし、運動するのに全力が出せない状態です。気温が低いこの時期は体が冷えているので、ちゃんとウォーミングアップしないと体が動かないのですが、そのウォーミングアップをしているだけで疲れてしまったりするのです。おそらく腹筋などの筋力も落ちてます。こつこつと鍛えてきても、少しトレーニングができないとあっという間に元に戻ってしまうんですねえ。今さら筋肉もりもりになりたいとは思いませんが、ぜい肉が付かないくらいに筋力も保持しておかないとね。また、最近睡眠不足もよく感じるようになりました。今日は特に予定がなかったので朝ものんびり寝ていたのですが、それでもまだ寝足りないのです。そして夜家に帰ってきて、少しお酒を飲んだらもう強い睡魔が襲ってきました。こんな時は我慢せずにと思ってそのまま布団に入ってしまいました。実に幸せな気分でした。

2月6日(Sun): 100円ショップ

店にある商品がすべて100円であることが売りの100円ショップが流行っています。本厚木のミロードは地下1階のワンフロアーがすべてその100円ショップになっています。実際に行ってみると、その規模と品揃えには圧倒されてしまいます。100円で買えるものと言っても、その種類はかなりのもので、中にはこんなのも100円で買えるのかと驚いてしまうものもあります。さすがに個々の商品の質は一流とはいきませんが、それでも実用には十分耐えうるものが多いです。店をうろうろしていたら面白い張り紙を見つけました。置いてある商品の中には必ずしも品質の高くないものもあるけど、そこはあきらめてくれという主旨のものです。その割り切りも潔いですよね。そういうのが消費者に受けている理由なのかな。何かを買う目的がなくてもぶらっと立ち寄ってしまいますからね。立ち寄るといえば、かつて「王様のアイデア」という店がありましたが、あれって無くなったんでしょうか。面白い店だったんですけどね。買い物したことはないけど。

2月7日(Mon): インターネットの暗部

ホームページを見るにせよ、メールを読み書きするにせよ、インターネットで日本語を使うのに不自由を感じなくなりました。そういういい意味での進化とは逆に、困った現象も広がりつつあります。ひとつはチェーンメール。昔の不幸の手紙の電子メール版ですが、これがなかなか根強く残っているんですよね。先日も随分前から存在を聞いていた、あるテレビ番組の企画を名乗ったメールが届きました。素直に読めばそれをそのまま知りあいに転送してしまいそうです。そういう状況を事態を重く見たその番組スタッフは、今度の放送中にその類いのメールがデマであることを説明するそうです。愉快犯だとは思いますが、一度手を離れてしまったらもう止められなくなってしまうのが恐ろしいです。それから、もうひとつ忘れてならないのがコンピュータウィルスです。海外にいる友達が、先日その被害に遭ったそうです。PCのデータをかなり破壊されたらしく、復旧に苦労しているとか。その後とんと音さたが無いのですが、大丈夫なんだろうか。

2月8日(Tue): マフラー

昨日は暖かかったのに、一転して今日は冷えました。いつもは通勤のために気温の下がった朝晩しか外を歩かないので、それだけに寒風も身にしみます。普段は革のハーフコートを愛用しています。冷気もかなりシャットアウトしてくれますが、それだけでは寒いので、最近は手袋にマフラーも使っています。僕はマフラーをするのが苦手で、どうやっても不格好にしか巻けませんでした。その理由がようやく分かりました。マフラーを巻くのは首回りに風が入らないようにするためなのだから、わずかなすき間もできないように、きちんとぐるぐる巻きにしなくてはいけないと思っていたのです。だから首をけがした人が巻くコルセットのようになってしまって、どうしてもだめだったのです。でもゆったり巻いても意外と大丈夫なんだということが最近ようやく分かって、ちょっとコツを飲み込めました。バイクに乗っていたときはどんな小さなすき間でも冷気が入り込んできますから、その時の苦労がどうしても頭から抜けなかったんです。

2月9日(Wed): キックボード

今、巷でキックボードなるものが流行っています。前後に車輪が付いている細い板の上に片足を乗せ、細いハンドルを握りながらもう片方の足で地面を蹴って進む乗り物です。ローラースルーゴーゴーの後ろ足で蹴るペダルがないやつと言っても、分かるのは僕らの世代だけかな。道交法ではローラースケートと同じように遊具に当たるので、厳密には公道で乗ってはいけないそうです。しかし、街中をすいすい走り抜ける若者をよく見かけます。自転車屋さんの店頭のチラシで見たところによると価格は14800円。予約受け付け中となっていたので、在庫はないようでした。実は僕、欲しいんです。予約までして買おうとは思っていないのですが、もし街を歩いていて売っているのに出会ったら、すぐに買っていると思います。車に乗せて出かけた先でちょっととか、使い道はたくさんありそうです。そういえば、かつて、車に乗るスクータってのもありましたよね。モトコンポと言いますが、これも分かるのは僕らの世代だけかな。

2月10日(Thu): ニューシューズ

久しぶりに靴を買いました。といってもスカッシュ用のシューズで、この世界ではもっとも有名な英国の製品です。日本では手に入りにくいので、今なら買えるよという話を聞いて一も二もなく頼みました。実は、今まで使っていたシューズもまだ使えます。その前に買ったやつもまだ使えます。つまり今回買ったのが3足目となるわけです。そういうと勿体ないと思うかもしれませんが、スカッシュのシューズは傷みが激しいので、複数を履き回したほうがいいのです。今日は早速新しいシューズを試してみました。まだ全体に硬くて足が痛くなりました。足に慣れるまでもう少しかかりそうです。シューズのサイズも難しくて、表示は同じサイズでも履いた感じが違うことがあります。同じメーカーのものでも形によって違いがあるので、買うときは実際に履いて動いてみた方が無難です。まあそれはどんな靴にも言えるでしょうけど。これで3足目だと言いましたが、実はそれが全部形がばらばらです。本当は同じものが複数あった方がいいんですけどね。

2月11日(Fri): 南の島

小田急相模原の駅近くに無国籍料理を出す店があります。開店したのはしばらく前だったのですが、メニューも値段もよく分からなかったので、興味はあったものの中々入る機会がありませんでした。店の前を通ると店員さんが呼び込みをしていることもしばしばで、あまり流行ってないのかなあと、他人事ながら心配でした。一度行ったという友達の話を聞いて、今日初めてその店に行ってみました。地下にあるその店は、一歩中に入るとトロピカルな雰囲気の内装で、地下の割には天井も高く広々としていました。メニューもイタリア系やエスニック系など色々あって、飲み物もカクテル類を中心に揃っていました。さすがに日本酒はなかったですけどね。頼んだ料理はどれもそれなりに美味しく、値段も手ごろだったので、なかなかお勧めできるのではないでしょうか。店の中にはライブができる設備があって、今日も生バンドの演奏がありました。それはいいのですが、話をしようと思ってもなかなか声が通らないのは困ってしまいましたけどね。

2月12日(Sat): 挙手

定期的に運動をしている人はともかくとして、運動不足を自認している人は、日常生活で腕を上げて何かをするということがとても少ないと思いませんか?サラリーマンなら、せいぜい通勤電車でつり革につかまる時と、洗髪する時くらいでしょう。これは実はすごく怖いことだと思います。一般に肩の関節の自由度は高いはずです。しかし、その一部の可動範囲を使わずにいると、すぐに肩が凝るとか肩の関節が硬くなるといった状態になってしまいます。四十肩という現象もそんなことが原因になっているのではないでしょうか。僕はスカッシュをよくやりますので、高いボールを打つときなどにラケットを振りかぶります。でもそれが意外に難しいショットなのです。肩を上げたときの力の加減が分からないのでミスしやすいんですね。今日はそんな反省を元に、少しマシンを使って肩を動かしてみました。一通り筋肉を使った後に首を動かしたら、ばきばきっと音が鳴りました。それは気持ち良かったのですが、やっぱりそうとう凝っていたみたいです。

2月13日(Sun): お風呂の回数

スカッシュ仲間と話をしていて、一週間に何回くらい家の風呂をたてるかという話になりました。お風呂好きのご夫婦が週に0.5回くらいだということで、意外だねという話になりました。しかし考えてみると、家の風呂は落ち着くと言っても銭湯のように広い湯舟は望めませんし、サウナや水風呂なんかもありません。我々もそうですが、スポーツクラブ会員であって、しかもそれが系列のどの店でも無料で使える会員だったりすれば、大きいお風呂に入りたいなら設備の整っているところに行けばいいだけの話なんです。僕らもお風呂を目当てによく週末に新百合ヶ丘のスーパー銭湯付きのスポーツクラブに行きますが、そのご夫婦の旦那さんは、ほとんど毎日通勤の帰りにそこに寄っているそうです。最初の質問ですが、ウチは夏の間は、汗を流すためによくシャワーを浴びていました。しかし冬場になって家の中が冷えていると、なかなかそうもできません。風呂をたてるのとシャワーを使うのを合わせてやっぱり週に0.5回くらいでしょうかねえ。

2月14日(Mon): 相模線

仕事で午後から外出した帰りにJR相模線に乗りました。乗ったことが無い人には信じられないようですが、扉の開け閉めを乗客が行う半自動ドアを採用しています。それもそのはず、相模線は単線ゆえ反対方向へ行く電車との待ち合わせが多く、駅で長時間止まるからです。時間待ちをしている車両に乗るとき、乗り込んだらすかさず後ろ手に扉を閉めるのが相模線の常識です。全ての扉が閉まって停車している電車の車内は、僕は苦手です。携帯電話を使ったら車両中にその声が響き渡るようにシンとなるからです。相模線から厚木駅で乗り換えて帰ってきました。厚木から家までの小田急線の定期は持っていますから、持っているのはJRの厚木までの切符。しかし小田急の自動改札は、キセル乗車防止のため乗るときに自動改札を通らなかった定期は出口ではじかれるのです。正規にお金を払っても、今回の僕のような場合もだめです。ピンという不快な音とともに行方をさえぎられ、係員のところに行けと指示されるのは、なんとかならないのかなあ。

2月15日(Tue): マックエキスポ

年明けすぐにサンフランシスコで開催されたMacintoshの展示会では、期待された新しい製品はついに発表されませんでした。そして明日からここ日本で、Macworld Expo/Tokyoが開催されます。Tokyoと言っても会場は幕張メッセなので、ディズニーランドや成田空港と同じくらいうそつきなんですけどね。初日に行われる基調講演に登場するのは、今年から暫定の文字がとれ、Apple社の正式CEOとなったスティーブジョブズ氏。その場で数々の新製品が発表されるだろうとの噂がネット上を飛び交っています。有力なところでは新型PowerBook、性能がアップしたiBook、そしてクロックアップしたPowerMac G4などです。噂の中には現行製品の出荷が一時的に止まったとか、CPUの生産が追いついていないみたいだとか、どこから聞くんだって情報も流れています。とりあえずこの展示会を世界のMacファンが注目しているのは間違いありません。日本でも、平日にもかかわらず関東以外からはるばる会場に駆けつける人もいるそうです。とにかく、明日が楽しみです。

2月16日(Wed): 冷や汗

電化製品はその仕組みが複雑になるほど使いにくくなります。例えば携帯ラジオはスイッチを入れればすぐに音が出ますが、CDプレーヤーは曲の頭出しをするのに少々時間がかかる。しかしそれでもいきなり電源を切ったからといって壊れることはありません。ほとんどの電化製品はその程度の耐久性を備えているのに、電気屋さんで売ってるくせにパソコンだけはどうしてもそうはなりません。電源を切るときもちゃんとした手順に従わないとだめです。僕の会社の居室のパソコンは、机の下に本体を置いているのですが、昨日誤って使用中に足の先でスイッチを切ってしまいました。しかもその後起動してくれません。何度もトライして、もうあきらめかけたところでようやく正常に動き出しました。そして今日、今度は別のパソコンに新しいソフトをインストールしていて、また立ち上がらなくなってしまいました。あちゃーと思いながらオタオタしていたら、そんな様子をあざ笑うかのように立ち上がってくれました。あー冷や汗かいた。

2月17日(Thu): 花粉症

花粉症はないのに、時々何かに反応して水っぱなが出ることがあります。掃除をしたときのほこりなんかが原因なのかな。これも立派なアレルギーなんでしょうね。今日は何故か分かりませんが、実験室で話をしていたら突然鼻が垂れてきました。こうなったらしばらくは止まりません。しきりに鼻をかんで治まるのを待っていました。くしゃみや鼻水が出るとき不思議と背中や頭に汗をかきませんか。それだけでも体力を消耗してしまいそうです。実験室での話し合いが終わって居室に戻り、帰宅する頃にはだいぶよくなりました。それでも鼻は詰まっていたので、息苦しいには変わりませんでしたが。こうなると食事をするのにも苦労します。鼻で呼吸ができないと食べた気がしないし、なにしろ味が分からなくなるのがつらいです。聞くところによると今年は花粉の量が多いそうです。そんなニュースや実際に花粉が飛散する様子を見るだけで、花粉症の人は鼻がむずむずするそうです。薬屋さんにも対策グッズがたくさん並んでいます。頑張って下さいね。

2月18日(Fri): 旧型

水曜日から開催しているMacworld Expo/Tokyoの初日の基調講演で、噂されていた新製品の発表がありました。期待していた半分くらいの物は現実になったようです。しかし振り返ってみると、一番最初にiMacが発表された時はすごいインパクトでしたね。普通は展示会で発表されるものは、今回のようにある程度予想できるものです。しかしあの時は事前に噂が広まらないように厳しい箝口令を出し、本当にその瞬間まであの画期的なデザインのMacintoshの存在は知らされていなかったのですから。ところで、今回の展示会で発表されたものは、もう今日から店頭に並んでいます。そこまで準備をして、満を持して発表したということです。早速、車に乗ってお店に行ってきました。そこには旧型になってしまったマシンを押しのけて、たくさんの新製品が並んでいました。無線通信のデモもしていました。夜10時を過ぎていたのに、普段よりお客さんも多かったです。店からの帰り、我々の車の後席には、旧型になったPower Mac G4/350が積んでありましたとさ。

2月19日(Sat): 気持ち

今年初めてスカッシュの試合に出ました。場所は横浜市の高級住宅街、緑園都市にあるコータコート。コートを9面持つ日本最大のスカッシュクラブです。最初の試合の相手は以前に当たったことがある人で、きっと勝てるだろうと思っていました。ですから途中で追いつかれても全然焦らず、勝ち上がることができました。応援してくれていた人には際どく見えていても、自分の中ではまだまだ余裕がありました。次の試合は初めて対戦する人でした。小技のあるベテランだと事前に聞いていたので、自分にとっては苦手なタイプだな、勝てないだろうなと思ってしまいました。1ゲーム目は、立ち上がりにするするっと点数を離されて、結局その差を埋められずに落としました。2ゲーム目はまだましだったものの、肝心なところでミスをして結局負けてしまいました。でもそんなに力の差があるとは思わないと、応援の人たちからは言われました。気持ちの持ち方が違うとこうも違ってしまうものなんですね。楽しく試合ができたと言っても、悔いが残ります。

2月20日(Sun): 間取り

今度家を建てるという知り合いの御夫婦が家にやってきました。いわゆる建築条件付きの土地を買い、間取りは自分達の好きにしていいと言われたものの、業者との話し合いのなかで中々希望通のものができないそうです。他に気軽に相談できる人もいないので、うちのかみさんを頼って来たのでした。土地と建物にかかる総額は決まっているそうです。御夫婦には4ヶ月になる子供がいて、また建てる家にはだんなのお父さんも一緒に住むそうです。二世帯住宅とまではいかないものの、父親と自分達のプライベート空間を作るのにいろいろ苦心している様子でした。僕らもそうでしたが、間取りを考えるのが一番時間がかかるんですよね。得にフリープランだとどこから手をつけていいのか分からない。それならいっそのこと業者が考えたプランの中から選んだ方が簡単でいいやと思ったりもしました。でも、せっかく自分達の希望を入れた家を作るのだから、何か一つ思い入れを入れたいのも事実。辛くも楽しくもある設計にじっくり取り組んで下さい。

2月21日(Mon): はるばる

出張で岩槻事業所へ行って来ました。入社8年にして始めてのことです。岩槻の街は就職するはるか以前に何度か通り過ぎたことがあります。由来は知りませんが人形の街として有名で、東北自動車道のインターチェンジがあるところとしか印象はありませんでした。今日は自宅から直行したので、まず小田急線で新宿へ出て、そこからJRで大宮まで行きました。埼京線にずっと乗っていてもいいし、赤羽で東北線に乗り換えても行けます。乗り継ぎが良ければ東北線の方が早いみたいです。大宮からは東武野田線に乗り換えてようやく岩槻駅に着きます。駅からは会社のバスで10分余り。電車やバスに乗っていた正味の時間は2時間半程。周囲はほとんど高低差がなく、広大な関東平野のまん中にいるという感じがしして、本当にはるばるやって来たと思いました。岩槻駅前にはお昼を食べるところもないなんて驚かされていたのですが、さすがにそんなに田舎ではありません。ただ、駅前にたくさん人形の店があったのはさすがです。

2月22日(Tue): 乗り換え

新しく買ったMacintoshの設定を進めています。しかし、先週末からまとまった時間が取れていないので、まだ前のマシンから乗り換えられる状態にはありません。メインマシンを交代した後も前のマシンはSCSI周辺機器を使うため、あるいはプリントサーバーとして活躍してもらうつもりですから、何を残して何を移動するのかも考えながら作業しています。新しいマシンのOSはMacOS9です。もう市場に出てからしばらく経ちますので、いくつかの不具合を修正するデータも配付されています。大騒ぎになったDHCPの問題も新しいバージョンのもので解決しているそうです。それらのアップデータを時にはCD-ROMから、時にはインターネットからダウンロードしてシステムを更新しています。これらが安定して動作することを確認してから他のアプリケーションをインストールした方がいいでしょう。ところで、このページはもう新しいマシンで編集しています。CPUの性能が上がっただけでなく、新しいキーボードのタッチが軽いおかげで快適な使い心地です。

2月23日(Wed): サービス残業

サラリーマンをしている人は、多かれ少なかれサービス残業を経験していることと思います。つまり、残業手当てが付かないけれど時間外労働をするということです。厳密に言うと、サービス残業は働かせる方にとっても、また逆に働く方にとっても法に触れることなんだそうです。たいして仕事をしていないのに会社にずっといるという場合はともかくとして、普通は仕事の量と労働力のバランスが悪いために起こります。経費削減で残業代を削られても、仕事の量が減るなんてことありませんからね。仕事を放棄して会社が傾くのもまずいから、暗黙の了解で働いているというのが現実でしょう。この状況を改善するにはと考えてみました。一つは勤務時間ではなく出来高で給料を決める。人によって仕事をこなすスピードは違いますが、現状だと要領が悪い人程残業代が高いという変なことになってしまいますからね。もう一つは仕事の効率を上げる。休みもなくがむしゃらに働けということではありません。胸に手を当てて考えてみましょう。お互いに。

2月24日(Thu): ストレスフリー

スポーツクラブのプログラムというと、例えばエアロビクスに代表されるように、ハイテンションで汗が吹き出す激しいものばかりと思う人もいるかもしれません。しかし中にはストレッチクラスやヨガクラスといった柔軟ものや、香りの付いたオイルを炊いてアロマテラピーの効果を取り入れるクラスもあります。静かな音楽の中で横になっていると、気持ちよくてすやすや眠ってしまうこともしばしばです。今行っているクラブには、体の力を抜いて横になっている間、マッサージをしてくれるクラスがあります。さすがに外のマッサージ屋さんのようにはいきませんが、なかなかいいプログラムです。今日そのクラスに参加しとところ人数が5人しかいませんでした。インストラクターも今日はいつもより念入りにマッサージをしますねということで、足、肩、腕とたっぷり揉んでもらいました。終わった時には眠りから覚めてすがすがしい気分でした。ただひとり、インストラクターだけは汗だくになったそうです。御苦労さんでした。

2月25日(Fri): 確定申告

昨年の4月に新居に引っ越した我々は、住宅取得控除を受けるために確定申告に行かねばなりません。初年度に申請をすれば、これから15年の間、ローンの残高から計算した還付金があります。確定申告の期間も後半になると混雑すると聞いていたので、今日会社を休んで早めに行ってきました。場所は相模原税務署。サラリーマンの僕らにとっては、こんなことがなければめったに行かない場所です。建物の中は案の定たくさんの人で混雑しています。必要な書類は事前にものの本を読んで揃えてあるので、入り口で記入用紙を受け取って、相談所になっているフロアに向かいました。そこでは税務署の職員の方が申請用紙の書き方を指導をしてくれるのです。ここはこういう数字を入れなさいとか、ここの数字から計算した結果を書きなさいとか。脇に置いてある計算機をたたきながら、必死にマスを埋めました。最後に出てきた金額が、今年帰ってくる金額になります。結構あるじゃんと喜んだのですが、ほとんど固定資産税でなくなってしまうんだって。

2月26日(Sat): イベント

通っているスポーツクラブがオープン3周年記念だそうで、様々な記念イベントが企画されています。今日はその中の一つ、スカッシュ大会に参加しました。最近はクラブの中でもスカッシュ人口が増えています。集まった老若男女が男女別に初級と一般の二つのレベルに別れ、さらに、今回はスカッシュを担当しているインストラクターもその中に加わって、トーナメント戦を行いました。普段から顔を見知っている間柄です。外部の試合と違って、試合は厳しい中にも和気あいあいとした雰囲気がありました。他のメンバーさんにとっても、この手の類いは興味があるようで、普段スカッシュコートでよく見る彼等の実力はどんななんだろうと、足を止めて見学されている方がたくさんいました。僕個人は男子一般に出て、2回戦でゲームカウント2-1で負けてしまいました。頑張って追い上げたのですが、最後は体力切れから集中力を無くして力つきてしまいました。やっぱり思った以上に試合は疲れます。でも、たまにはこういうイベントも楽しいです。

2月27日(Sun): キックボード

予約してまで買うことはないと言った舌の根が乾かないうちに、実はキックボードを予約していました。先日それが届いて、早速近所への買い物などに乗ってみています。僕はスケートボードに乗ったことがないので、まずはちゃんとバランスが取れるかどうか不安でした。でも最初は少し戸惑いましたが、意外とすぐに慣れることができました。確かに歩くよりは速いです。本体も軽いので取り回しも楽ですし、手軽で面白いです。ただ、路面の凹凸が激しいところは苦手です。レンガが敷き詰めてある通りを走ってみたところ、振動がすごくてとてもじゃないけど使えませんでした。また、足に結構負担がかかります。片方の足を本体に乗せ、もう片方で地面を蹴るのですが、本体に乗せている方の足が疲れるんです。それから舵を取るレバーは両手で持たないとバランスが悪く、片手運転はできません。ですから買い物をしようとでかけるなら、荷物を背負えるようなバックを持っていかないとだめでしょう。しかしなんだかんだ言っても、結構面白いです。

2月28日(Mon): ニュー神戸製鋼

もう昨日のことになってしまいましたけど、今シーズンのラグビーの最終戦である日本選手権の決勝が行われました。対戦カードは神戸製鋼とトヨタ自動車。両チームの今シーズンの対戦成績は1勝1敗。まさに最後にふさわしい、今シーズンのチャンピオンを決める戦いでした。結果は49-20で神戸製鋼の勝ち。5年ぶり8度目の日本一の座を勝ち取りました。5年前と言えば、神戸が7連覇を遂げた年です。皮肉にもその直後から才能集団の悩める時代が始まりました。決してメンバーの力が落ちたわけではありません。日本代表クラスの選手を何人も擁しながら、それでも勝てなかったのです。今年勝てた要因は全員が一団となって頑張ったディフェンスだったと言います。確かに今回も終始試合を押していたのはトヨタです。しかし神戸は度重なる攻撃をしのぎ、一瞬の隙をついて得点を重ねていったのです。ラグビーは決して個人の力だけでは勝てません。過去の栄光から生まれ変わったニュー神戸製鋼に、それをまた教えてもらいました。

2月29日(Tue): 2000年問題再び

4年に一度のうるう日は、地球の公転周期がぴったり1年より約4分の1日長いために必要な調整日です。通常は西暦年が4で割り切れる年が閏年にあたります。しかしこの半端もぴったり4分の1日ではないので、その調整のために西暦年が100で割り切れる年はうるう年にしないという約束があります。さらにそれにも例外があって、400で割り切れる年はうるう年になります。ということで、今日は2月29日なのです。日付を扱うシステムを設計する人が、このことを知らないとおかしなことになります。これもいわゆる2000年問題として注目されてきました。1999年から2000年への切り替わりの時は大山鳴動してねずみ一匹みたいでしたので、一部のマスコミから批判の声も上がりました。しかしそれは違う。あれだけ騒がれて綿密に準備をしたから、ほぼ問題なく年を越せたのです。そして今日、郵政省のATMが日付問題が原因と思われるシステムの不具合がありました。幸い大事にならずに済みましたが、コンピュータ社会を信頼しすぎると怖いですよ。

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