しのぶの戯れ言

日々の出来事から(2000)

1月1日(Sat): 2000年

いよいよ西暦2000年の始まりです。新年を祝うイベントは例年に増して賑やかでした。日本から14時間遅れて新年を迎えるニューヨークのカウントダウンの様子をテレビで中継していましたが、それはそれは本当にすごい派手でした。タイムズスクウェアに集まった150万の人々は道路を埋め尽くし、ビルから打ち上げられる花火と雪のように舞う紙吹雪がアメリカの勢いを感じさせました。一方で、Y2K問題で心配されたトラブルが何か発生するか。それにも注目が集まりました。日本より先に新年を迎えたニュージーランドでは大きな問題はなかったという知らせが届いてはいたものの、実際に日本の各地で全てが順調に動いている様子を中継で見て、ようやく安心できました。そのあとはいつもの年始のように、高校時代の友人と共に一夜を明かし、テレビで初日の出を拝んでから近くの神社に初もうでに行きました。今年のおみくじは中吉。前半はあまりよくないけど、徐々に運気は上向くとのことです。さて、今年はどんな年になるでしょうか。

1月2日(Sun): 新年会

かみさんの実家で行われる恒例の新年会に行ってきました。僕が最初に行った頃、かみさんの従兄達はまだ子供だったのですが、もう今はみんなすっかり一人前です。今年高校を卒業する男の子も、秋にワーキングホリデーでオーストラリアへ行きたいと言っていました。周りからは心配する声もありましたが、僕は是非夢を実現して人間的に大きくなって帰ってきて欲しいです。朝、自宅から車で実家まで行くのに、成瀬に住んでいるかみさんのはとこ親子を拾って行きました。お父さんはイギリス人で、僕とは初対面です。こちらで英語の教師をしているそうですが、あまり日本語は話さないらしい。僕は英語コンプレックスのを持っているので、果たして自分はどれくらい会話ができるのか不安でした。道中、ときどき質問される言葉にどう答えていいのかわからず、日本語も英語も話せるはとこに救いを求めながら対応していました。でも、むこうも意地悪で聞いているわけではないし、変に格好つけるよりゆっくりでも丁寧に答える方がいいみたいですね。

1月3日(Mon): 日本語変換

パソコンに日本語を入力するとき、平仮名から漢字へ変換するソフトが必要です。WindowsならMS-IMEが、Macintoshならことえりが標準で付いています。それ以外でも別売りのワ−プロソフトを買うと、たとえば一太郎ならATOKが一緒に付いてきます。以前から、ことえりの使い勝手はMacユ−ザ−の間で不満の声が多く、サ−ドパ−ティ−の製品もよく使われていました。ただシステム関連のソフトウェアになるので、パソコンの動作が不安定になる原因になるとも言われていました。ウチでは多少不便でも安定性を優先してことえりを使ってきたのですが、ここに来てちょっと浮気をしてみることにしました。エルゴソフトから出ているEGBRIDGEを導入したのです。今、この文書も新しいソフトを使って入力しています。ただ、問題なのはハ−ドディスクの残り容量です。本体だけなら大したことないのですが、辞書やら各種便利ツ−ルを入れるとかなり大きくなります。今、残り数10MBしかないのでちょっと考えないとなあ。

1月4日(Tue): エアロバイクと本

年末年始、ろくに運動もせず食べて飲んでごろごろしていました。そのつけはヤッパリ顕れて、体重計の表示が変わっていました。これを励みにまたトレーニングに励めばいいと決意し、今日から実践することにしました。手っ取り早く体重を落とすには、サウナに長時間入って...ではなく、有酸素運動を無理のない強度で続けることです。僕の心拍数で言うと120から130位でしょうか。エアロビクスでもランニングでもいいですが、今日はエアロバイクを選びました。最近は、腰への負担が軽い、足を前に投げ出す姿勢で漕げるマシンがお気に入りです。この姿勢だと上半身が楽なので、本を読みながら運動することも不可能ではありません。そう思って、あらかじめ持参した本を片手にペダルを漕ぎ始めました。さすがに本に集中することもできず、また読む速度も普段よりずっと遅かったです。しかしそれなりに気が紛れたので、読むものさえ選べば、単調な運動でも長時間やるのにいいかもしれません。減量計画一日目は、そこで体力が切れました。

1月5日(Wed): 校長先生

今、教育を考えるという本を読んでいます。とは言っても書いているのが作家の清水義範氏なので、堅苦しい本ではありません。教育大学出身の小説家である氏が、日頃教育について思っていることを平易な言葉で語ってみるという内容です。「どうして麻薬をやっちゃいけないの?誰にも迷惑をかけてないのに」とか、「どうして人を殺しちゃいけないの?」という問いに、あなたは理路整然と答えることができますか?と氏は尋ねます。そこから、教育とは何を教えることなんでしょうと考えています。もちろん学校の話も少なからず出てきます。その中で校長先生はとてもストレスを感じる職業らしいということが出てきました。上からの指示を学内に伝えるのが主な役目で、それ以外の権限はないのだけど、ひとたび学内で事件が起きると責任を追及される。それはわかっているけれど、教師は出世のゴールとして一応校長先生を目指すんだそうです。校長先生なんて普通の生徒から見れば存在感が薄いと思うのですが、そこらへんから歪んでいるのかなあ。

1月6日(Thu): ランチメニュー

午後から新百合ヶ丘で新組織の発足式でした。午前中休みを取って直接向かう人も多かったのですが、僕は朝は普通に出勤して、お昼前に移動し、駅に着いてお昼を食べる予定でした。入ったのはとあるビルの中にある居酒屋。お昼はランチメニューを提供しています。本当はその隣にある和食レストランに行こうとしたのですが、一緒に行った7人で入るにはちと混んでいたのでそちらにしたのです。メニューには本日のランチの他にいくつか定食類があって、みんな適当に注文をしてしばし待っていました。しかしなかなか出てこない。入って30分も経ってから、ようやく全員のオーダーが揃いました。ランチメニューしか出していないのに、しかも本日のランチを頼んだ人が多かったのに、それでも遅いんです。ただでさえお腹が空いていますから、余計にいらいらしました。それで、出てきたものが格別美味しいかというと、むしろその逆で、質も量も共に並以下です。しかし料金は並以上。ランチメニューの待ち時間と味は反比例するんですね。

1月7日(Fri): マックワールド

年明けにサンフランシスコでMacintoshの大きな展示会がありました。その最初の基調講演で暫定CEOのスティーブ・ジョブスが何かしらの発表を行うだろうとというのが、年末からの噂でネット上を流れていました。高性能のPowerBookや17インチディスプレイを搭載したiMacとか、はたまたグラファイトカラーのiBookとかです。実は、それを聞いてから我が家でも次に買う機種を決めようとしていました。当初はiBookを買おうとしていたのですが、次々に新製品が発表されると、どうしても性能が他より見劣りしてしまいます、しかし、やっぱりNotoBook型の魅力は捨てきれないものがありますからね。ですから、僕はこの講演で魅力的な機種が発表されることを望んでいたのです。しかし結局、基調講演は時期OSの話題が中心で、ハードの発表は何もありませんでした。困りましたねえ。パソコンに限らず、進化が激しい商品は買う機会を逸するとなかなか買う踏ん切りが付かなくなるものですが、まさに今がその状態です。

1月8日(Sat): 時間の使い方

昔、結婚した当初、休みといえば寝坊して、夕方頃から買い物をするだけで一日が終わるということが少なからずありました。平日も会社が終わってから家にまっすぐ帰り、夕食を食べながらテレビを見て寝るということが多かったと思います。しかしそれからスポーツクラブに通うようになり、時間があると行くようになりました。休日は買い物の前に一汗かくことが多いですし、平日でも会社から帰る時間が遅くない時は行っています。時々思うのは、どうして昔はその時間がなかったんだろうということです。確かにスポーツクラブも遅くまで開いていますし、スーパーの営業時間も延びました。昔と違ったライフサイクルも可能になったわけです。でもそれだけではないでしょう。僕は自分自身を振り返ると、テレビを見る時間、特にドラマを見ることが少なくなったと思います。時間の使い方は人それぞれでしょうし、いつも忙しそうにしている人もいます。でも、それでも時間は自分で作れるものなんじゃないかなと思う今日この頃です。

1月9日(Sun): 雀荘

大学時代はよくサークルの仲間と麻雀をやったものです。競泳のサークルだったのですが、練習でプールに行くよりも近くの雀荘に行っていた回数の方が多かったような気がします。よく通った店は本業の片手間に雀荘を経営していた店で、手積みの台でお世辞にも繁盛しているとは言えませんでした。しかし静かで居心地が良く、僕らの憩いの場にでした。卒業する前に建物をビルに建て替えるとかで店を閉めてしまったので今はもうないのですが、いまでも懐かしく思い出す店です。会社に入ってからは数えるほどしか麻雀をする機会がなかったのですが、スカッシュサークルの仲間と久しぶりに我が家で卓を囲みました。牌とマットは持ってきて貰って、ウチは場所を提供しました。しかしせっかくだから賑やかに遊ぼうと、麻雀をやるメンバー以外も家に呼び、勝手に遊んでもらっていました。麻雀をやる人、ゲームをやる人、居眠りしている人、漫画を読んでいる人、酒を飲んでいる人。気がつくと家の中は修羅場と化していました。

1月10日(Mon): もんじゃ焼き

今年からハッピーマンデー制度なるものができたそうで、例年1月15日だった成人の日が1月第2月曜日になりました。仕事が始まってすぐに3連休が必ずできることになるわけで、正月ぼけを治すのに丁度いい機会です。今日は軽く運動した後、仲間6人で鉄板焼き屋さんに行きました。お好み焼きともんじゃ焼きを自分たちで焼くタイプの店です。もんじゃ焼きは子供が駄菓子屋で食べていたものだと聞きますが、僕の近くでは全然みかけなかったです。初めて食べたのも大学に入ってからだったと思いますが、最初はどうやって焼けばいいのか分からなくて周りをきょろきょろしていた覚えがあります。今はそれなりの心得もできてきたし、今日一緒に行った友達は手慣れた手つきで焼いてくれるので心強いです。もんじゃ焼きも基本の具の他に色々トッピングができますが、今日はベビースターラーメンや納豆にチャレンジしてみました。ベビースターはちょっとしょっぱくなってしまいましたが、納豆は意外に美味しかったです。

1月11日(Tue): 嫌携帯電話権

携帯電話の普及率が高まっていますが、その使い方のマナーはまだ低いと言われています。電車の中での使用は控えて下さいというアナウンスをよく聞くようになり、また運転中の使用は法律で禁じられるようになりました。携帯電話は、本人はなかなか気づかないけど周りに大きな迷惑をかけているという点で、たばこの煙と同じです。海外では、レストランで携帯電話を使っていい席が設けてあるところもあるそうです。そのうち電車でも喫煙車両の他に携帯電話専用の車両なんかができるかもしれません。その中で多くの人がてんでばらばらに大声でしゃべっているという光景を想像すると恐ろしいです。話し声も迷惑ですが、あの着信音もなんとかならないですかね。静かな場所では振動モードにすれば幾分迷惑も減ると思うのですが、そんな簡単なことを実行できない人が多い。着信音は人の注意を呼び起こす目的があるのですから、目立って当然です。電車の中で寝過ごさないようにと、けたたましい目覚まし時計を鳴らしているのと同じですよ。

1月12日(Wed): 食事の時は

よく物を噛まないで飲み込むからなのか、食事をしていてのどにつかえることがよくあります。昔会社で昼食を食べているときにカタ焼きそばが飲み込めなくて、死にそうな思いをしたこともあります。ですから物を食べるときはなるべく飲み物を脇において、いざというときに流し込めるような準備をしています。車の中でおにぎりを食べているときに詰まったらどうしようもないですからね。食事の時に飲む物として、まあビールは別格として、普通はお茶の類いか普通の水が一般的でしょうか。僕はカルシウム源としてよく牛乳を飲みます。これを言うと大抵驚かれるのですが、例えご飯がのどに詰まっても、牛乳で十分流し込めます。そんなに変な組み合わせではないですよ。それより我慢できないのは人工的な甘い飲み物です。お菓子と一緒ならまだしも、普通の食事の時は勘弁して欲しいです。今朝、いつもの牛乳が切れているからと、色が似ているという理由でレモン味のカルピスジュースが出てきました。それは絶対に違うってば。

1月13日(Thu): 料理本

料理はしますかと聞かれれば、嫌いじゃないですと答えます。実際にやるかどうかは別ですが。ですから料理関係の雑誌とか本も好きです。高級レストランや高い食材の話題よりも、どちらかといえば普通の料理、さらに言えば初心者向けの読み物をよく手にします。今回読んだのは、料理の話題にショートストーリーを絡めた小説でした。毎回一つの料理を題材にして、その作り方をさりげなく説明しながら日常の風景を面白おかしく書いたものです。油断ならないのは、その中で必ずしも正しい作り方が書いていないこと。こうしてできた八宝菜もどきをながめ、キッチンの横にあるごみ箱に捨てた、なんて書いてあるんですから。取り上げた料理にも興味がありました。そば打ちにぬか漬けにきんぴらにぶり大根。いずれも料理そのものは知っているけど自分で作ったことがない。でも一度は作ってみたいものが並んでいました。料理は好きですかと聞かれれば、嫌いじゃないですと答えます。実際にやるかどうかは別ですけどね。

1月14日(Fri): サウナ

手っ取り早く汗をかくのにサウナに入ることがあります。本当はよくないんでしょうが、二日酔いの翌日に頭がすっきりするまで入るといいんだという人もいます。僕は何事もじっとしているのが嫌いな性分なので、汗が噴きだすのは気持ち良くてもサウナでじっとしているのが苦手です。気の利いているところだと、中にテレビが置いてあります。テレビを見ていると、意外と気が紛れるものです。お風呂によっては、サウナから出たところに水風呂があります。ご存じない方のために一言注意を申し上げると、間違ってもサウナに入る前にそこに入ってはいけません。この水風呂がないと気持ち良さも半減すると、サウナ好きの人は言います。でも100度前後のサウナに慣れた体を20度程の水にさらすのは勇気がいります。それを乗り越えるとすっきりするんですけどね。今日はこのところ金曜日に行くことの多いフライツァイトで、久しぶりにサウナにゆっくり入りました。たっぷり汗をかき、その後飲んだビールがたいへんおいしゅうございました。

1月15日(Sat): 同級生

僕とかみさんは高校時代の同級生ですが、その頃からの僕ら二人の共通の親友が家に遊びに来ました。ウチが完成したら遊びに来てねと言っていたのが、ようやく今日実現したわけです。彼も結婚していますがまだ子供はなく、一年ほど前に町田の一戸建てを買って引っ越してきました。そんな状況もなんとなく似ているので、久しぶりに会っても話は盛り上がるものです。去年の秋から彼の嫁さんは仕事を辞め、今は専業主婦になっているとか。彼曰く、自分は妻は仕事に出ないで家にいて欲しいと思っていなかったが、実際家事のほとんどをやって貰っている現状や、家に帰るときの安心感を経験すると、それはなかなか得難いものがあるのだそうです。僕もそれを考えないことはありません。夜、暗い家に帰るのは寂しいですし、昼間家を空けていると何かと不便なことがありますしね。でも家のローンもたっぷりあるし、いずれはそうなることもあるだろうけど、仕事が苦にならないうちは頑張って一緒に働こうよとかみさんには言っています。

1月16日(Sun): 友あり遠方より来たる

もう5年以上前になりますが、地中海に接するモナコまでF1レースを見に行ったことがあります。その時、一緒にフジテレビ主催のツアーに参加した人といまでも年賀状のやり取りをしています。その中で、神戸に住む女性がひょんなことからウチに遊びに来ました。彼女の友達が結婚し、たまたま相模原に越してきたそうです。その住所とウチの住所を比べ、こりゃ近そうだと思って、その友達の家に遊びに来るついでに寄ってくれたのです。その友達の家までウチから歩いて5分くらいでしょうか。すごい偶然にお互い驚いてしまいました。昔の話やレースの話で盛り上がり、さらにこの付近のことに話が及びました。地元と比べるといろいろ驚くことが多いそうです。こちらに越してきた友人もまだ近所に知り合いが少なく、そういう事情を知る情報源がなくて苦労しているそうです。僕ももともとこの辺りの出身ではないですから、最初は色々分かりませんでした。これも何かの縁です。何かあれば何でも聞いて下さいと伝えてもらいました。

1月17日(Mon): 代車

家の車が5年目の車検を迎えるので、週末ディーラーに預けてきました。1月に車検を迎える人は少ないらしく、代車もすぐに貸して貰えました。今回はVOLKSWAGENのBORAという車で、ゴルフベースの小型4ドアセダンです。3ナンバーですが車幅もそんなに広くなく、トランクの分だけ全長がゴルフより60cm長いそうです。ウチの駐車スペースにもすっぽり収まりました。この車は新車を下ろしたばかりらしく、走行距離はまだ1000kmです。5年前の自分の車に比べ、細かいところの装備が充実していました。一番便利なのはキーレスエントリーです。最近はリモコンスイッチを押すと、一瞬ライトが付いてちゃんと反応していることが目で確認できるんですね。細かいことですが、使ってみるととても便利です。それからオーディオもテープではなくMDデッキが付いていました。運転もしやすいし、トランクも大きいし、なかなか乗りやすい車です。これでマニュアルトランスミッション車があれば買い替えを考えてもいいんですけどねえ。

1月18日(Tue): なま

家の周りに本場博多ラーメン味と評判の店がいくつかあります。どこもとんこつを使った白濁したスープに、細い麺を使うのが特徴のようです。細い麺なのは早くゆで上がるからだそうで、一人前の量は少な目ですが麺だけをお替わりする替玉というシステムがあります。そういう店では、注文をするときに麺の堅さの好みを聞かれます。細い麺を固ゆでにして食べるのが“つう”らしく、“かた”とか“ばりかた”とか注文する人が多いです。今日行った店は更にその上に“なま”というレベルがあります。僕は普段から固めを好むのですが、今日はちょっと意気がって“なま”を注文してみました。ちょっとお湯を通しただけのその麺は、ちょっと芯が残るくらいのポキポキした食感は悪くはないんですが、さすがにちょっと堅すぎかなあと感じました。でも替玉をするとき、ついまた“なま”でお願いしますと言ってしまいました。さっきは“なま”なんて無理しちゃってと思われるのが嫌だったんですねえ。そんな時、見えっ張りって損ですよね。

1月19日(Wed): 空腹

ウチはたいてい夕食を食べるのが早くても9時、運動してからだと11時を過ぎることも珍しくありません。でもさすがに夕方になるとどうしてもお腹が空くので、なんらかのおやつを食べています。特に、そのあと運動するときは空腹のままではよくないですからね。会社の休憩時間にドーナツなどを買うこともあるのですが、中途半端に食べると余計にお腹が空いてしまいます。どうせなら菓子パンを1個くらいほおばる位がいいようです。ただし、遅くなっても夕食はしっかり食べますから、ここで食べ過ぎるとどんどん肥えてしまいます。これは経験から言っても間違いない。そのせいで1年間に10kg以上太ったこともありますから。今日は帰りに駅のパン屋に寄ったら、いつも150円のパンが100円で売っていたので、すかさず買って食べました。しかし今日は妙に消化がよかったのか、その後運動したらあっという間にお腹が空いてしまいました。運動しながら目まいがして、意識が遠くなるんです。危ない危ない。すかさずゼリー飲料を買いました。

1月20日(Thu): チケット

地域情報誌であるYokohama Walkerは、神奈川を中心にした隔週雑誌です。自分が知っている店や街の紹介を見るのは楽しいのですが、首をかしげたくなる記事も少なからずあります。そんな理由で、最近は時々立ち読みする程度でした。今週の特集は日帰り温泉とスーパー銭湯でした。じっくり読みたかったので、久しぶりに買いました。家の近所にあるのは知っていても、料金や中の様子はなかなか分かりませんからね。その特集自体はなかなか面白かったです。その他のページを見ていて、1月末から始まる演劇で、面白そうなのを見つけました。行ってみたいなと思って早速チケットぴあを当たったのですが、公演期間のすべての席が売りきれでした。よくよく調べると、チケットの発売開始は昨年の11月末だったのです。まあそれは仕方がないです。でもね、じゃあ何で雑誌に載ってるんでしょう。もうチケットは買えないし、スポーツ物のようにテレビで放映するわけでもないし、今さら紹介しても全く役に立たないような気がするのは僕だけでしょうか。

1月21日(Fri): 車検

ゴルフが5年目の車検を終えて戻ってきました。仕事の後、代車と交換で受け取ってきました。代車はガソリンを満タンにして返すことになっていましたので、途中でスタンドに寄りました。トリップメーターをリセットするのを忘れたので乗った距離が正確には分からないのですが、だいたい120km位乗って20Lのガソリンを消費しました。ドイツ車の街乗り燃費はもともと期待はできないとはいえ、ハイオクガソリンを要求するのに燃費6kmというのは良くないですね。車検の代金は、法定費用込みで約20万円でした。交換部品は各種パッキン類やブレーキパッド、ケーブルなど消耗品がほとんどです。もう少しかかると予想していたので、ホッとしました。車を受け取って店を後にすると、新品の代車から乗り換えたこともあり、また整備直後であちこちが堅くなっていたこともあり、とても乗りにくく感じました。こんな時、新車への買い替えを考え始めるのかもしれません。10分も走ったらもとの感覚が戻ってきたんですけどね。

1月22日(Sat): スカッシュ大会

柿生のスポーツクラブでスカッシュの試合がありました。今回の試合は初心者クラスの大会で、普段の大会とはちょっと違う趣向です。普段の試合でなかなか勝ち進めない人向けの大会でした。もちろん自分もその大会の参加資格に合致していたのですが、ちょっとスランプ状態にあるので参加しませんでした。でもかみさんがエントリーしていたこともあって、試合の見学には行きました。大会運営の手伝いもしながら、朝から夕方まで会場にいました。結果的に、一日中他の人の試合を見ていて色々勉強になりました。自分に足りないところ、できないところを再認識して今後の課題にしたいと思います。とりあえず、自分に足りないのは、ひとつひとつのショットの正確性のようでした。一日目の試合が終わって、参加した人応援に来た人で打ち上げに行きました。結構な人数で賑やかになって、久しぶりに気持ち良く飲むことができました。12時頃に解散になって、僕らは寒空の下、相模大野のから歩いて家に帰ってきました。

1月23日(Sun): 二日酔い

気持ちよかったのは昨晩だけで、今朝起きたら頭がふらふらしました。二日酔いです。考えてみたら、酔っぱらってなければ、疲れているのにテクテク30分近く歩いてきたりしませんよね。前日の日記は家に帰ってからすぐに書いたのですが、これが書き終わったらすぐにバタンと寝てしまいました。そして、決してすがすがしいとは言えない朝を迎えたのです。二日酔いを治す自分なりの方法は、まずはお風呂に入ること。頭を洗って熱い湯船につかると体にまとわりつくもやもやが無くなります。それから時間をかけてでもご飯をちゃんと食べること。胃を活動させて、むかつきを和らげます。あとはひたすら安静にしてよくなるのを待つだけです。今日は夕方には家の掃除や洗濯ができるまでに回復しました。それにしても、記憶を無くすほどではないにせよ、二日酔いになったのは久しぶりですねえ。僕は調子に乗ると、度が過ぎたのも気づかないで勧められもしないのにどんどんお酒を飲んでしまうんですよね。まあたまにはいいでしょう。

1月24日(Mon): グリップテープ

スカッシュの消耗品と言えば、一番はボールでしょうか。スカッシュのボールは厚み5mm位のゴムでできた中空構造をしています。冷えているうちは跳ねないのですが、壁やラケットに思いきり打ち付けられて温度が上がると、丁度いいくらいに弾むようになります。テニスと違ってゲーム中はほとんど一つのボールを使いますから、ゴムが劣化するのも早いのです。その次に消耗するのは、意外にグリップテープなのではないかな。グリップテープは汗を吸収して滑らないようにする役割がありますが、使っているうちにすぐに汚れててかてかになってしまうのです。グリップテープにも色々種類がありますが、特にテープの厚みの違いが持ったときの感触を決めます。太めに巻くとより握力を必要とするような気がします。最近、僕はずっと細目に巻いていたのですが、今日たまたま余っていた厚めのグリップに巻き換えてみました。確かにラケットを握る力はいるのですが、いい具合に手から力が抜けていい感じです。同じラケットなのに面白いですね。

1月25日(Tue): 効率よい会議

今日は職場の週に一度の定例会議でした。午後一番で始まった会議は延々続き、終わったのは午後8時半。いい加減疲れました。会議の時間はだいたい2時間くらい、長くてもは3時間ぐらいにはまとめて欲しいです。集中力が散漫になりますし、あまり一度にたくさんのことを話すと個々の議論の印象が薄まってしまいますからね。長時間の会議があるときに限って、始まるのが午後からだったりします。遅い時間までやればいいということはないと思いますので、午前中から始め、お昼休みを挟んだりすれば同じ時間かかっても気分が違います。短い休憩だけで延々続くとつらいです。確かに結論が出るのに時間がかかることもあります。しかしそれを会議室でずっと考えていなくてもいいと思うのです。会議で話し合う事柄をあらかじめ通知しておくとか、まだまだ会議を効率的にできることがあると思って仕方がありません。せめて、遅くまで続くことが分かっているのなら、朝早くから始めて早い時間で終わらせましょうよ。

1月26日(Wed): 井上ひさし

拙いとはいえここで毎日文章を書いていますから、多少なりとも正しい日本語、読みやすい日本語を使おうと心がけています。そういうことで、日本語を題材にしたエッセイを手にすることもよくあります。今回は井上ひさし氏のニホン語日記2(文春文庫)を読みました。そのなかで印象に残ったことがいくつかありました。例えば、文部省は学校教育において読める漢字は書けなくてはいけないと指導しているそうです。日常生活で使う漢字はおよそ4000字。新聞や雑誌に用いられているのが大体そのくらいの数になるとか。新聞に書いてあることをすべて読むのはできても、書くのは難しいですよね。それでいいじゃないかと氏は言います。漢字は表意文字であり、その漢字を見て単語の意味がわかるのです。読みにくいならふりがなを付ければいい。「ら致」や「がい骨」のような平仮名交じりの漢語は何も意味を成さないという意見に賛成です。書き取りが弱いのはワープロの弊害のように思っていましたけど、漢字がちゃんと読めればいいんですよ。

1月27日(Thu): 風邪

周囲に風邪を引いている人が増えていたのですが、とうとう自分もダウンしてしまいました。前日の午後辺りから咳が出るようになって、今朝起きたら全身がだるく、熱もちょっとありました。今年の風邪は高熱が出ると聞いていましたので、これからますます悪化しそうです。大事を取って仕事は休むことにしました。朝一番に病院に行くと、待合室はすごい人数でごった返していました。中には、お父さんお母さんに子供、みんなで風邪を引いたらしい家族もいました。これはかなり時間がかかるかなあと覚悟していたところ、さほど経たずに順番が回ってきました。それもそのはず、一人にかける時間はほんの2,3分。明らかに風邪だと分かると、薬を出しますからということで終わるからです。まあ、こちらも市販の薬とは全然効き目が違う薬が貰えればそれでいいんですけどね。家に戻り、あとはひたすら眠るだけ。しかし熱も39度近くまで上がり、頭も痛く、ぐっすり眠ることもできません。もうろうとしながら一日が終わりました。

1月28日(Fri): 回復

朝起きて熱を計ったところ、まだ熱が下がっていなかったので、もう一日休むことにしました。でも昨日よりは気分がいいです。昨日ずっと痛かった頭もさほどではありません。今日一日おとなしくしていたら大丈夫でしょう。とりあえず朝ご飯を食べ、薬を飲んで午前中寝ていたら熱も37度台に下がりました。昨日は電話に出るのもインターホンに応答するのも面倒でした。でも今日はそれなりに対応する気分になるくらい回復しました。お昼すぎにインターホンがなりました。勧誘や宣伝だったらすぐにあきらめるだろうと思ってしばらく様子を見ていたら、どうも様子が違います。宅配便かもしれないと思って出てみたところ、そこには新聞配達のお兄さんが立っていました。契約を延長して欲しいとのこと。でも今の契約は6月まで残っていますし、もっと後にしてくれないかというと、今営業のキャンペーンをしていて、是非契約が欲しいのだといいます。だからと言ってそんな先の契約をする気になれないので、申し訳ないけどお引き取り願いました。

1月29日(Sat): ラグビーのプロ化

全国社会人ラグビー選手権の決勝が明日に迫りました。王座返り咲きを狙う神戸製鋼と、それに対するは決勝初進出のワールドという関西勢同士の争いになりました。ラグビーに限って言えば、社会人の方が学生よりはるかに力が上です。ですから明日が国内最高峰の戦いと言っても差し支えないでしょう。しかしその社会人クラブも所詮はアマチュアの集団。いくら日本代表として精鋭部隊を世界の舞台に送り出しても、プロ化した選手がごろごろいる列強に子供扱いされてしまうのが現状です。最近、大学を卒業した後の進路に悩むラガーメンもいるそうです。どうせならラグビー一本で打ち込みたい。中途半端はいやだというのです。プロになるにはそれなりの見返りを企業にしなくてはなりません。Jリーグの現状を見るとラグビーのプロ化はまだまだ遠い。海外のクラブに行って自分の力を試す人もいます。しかし珍しいところでは、競輪やプロレスなどラグビーをやめて新しいことに挑戦する人もいます。少し惜しいような気がしないでもありません。

1月30日(Sun): 海外赴任

今日はお日柄がよかったそうですね。僕らの先輩の結婚式が都内で行われたので、その2次会に夫婦揃って行きました。高校時代のクラブの先輩で、卒業してからも飲み会に旅行にと色々と親交がありました。先輩は就職してから勤務が宇都宮になり、ずっとそちらで暮らしていました。学生時代は自動車部にいた人なので、僕らが河口湖まで旅行に行きますと言えば、車でひとっ走り駆けつけてくれるような人でした。ところが、その先輩は結婚が決まって色々準備をしている内に、この3月から英国への駐在が決まってしまいました。今まで独身生活を謳歌していたことを考えればものすごい変化です。僕らはその苦労を思いやる一方で、今度はイギリス旅行ができると目論んでいるのは言うまでもありませんけれど。今日、初めてお目にかかった奥様はとても気さくな方でした。会がお開きになった後、僕らが何人かの仲間と行っていた居酒屋に、肉ジャガが食べたいと言って先輩と一緒に顔を出されました。これからも仲良くお幸せに。

1月31日(Mon): カウンター

最後に回転していないおすし屋さんで、カウンターに座ったのはいつでしょうねえ。学生時代に、京都の学会へ行った帰りに寄った天橋立のすし屋さんが最後ですかねえ。あの時は3人で行って、たくさん食べてたくさん飲んだんでした。社会人になって自分の稼ぎでご飯を食べるようになってから、すし屋といえば回転寿司。たまに普通のすし屋に入っても、テーブル席で握りのセットを頼むのが関の山でした。しかし、今日10年ぶりにすし屋のカウンターに連れて行ってもらったのです。月末ということもあったのでしょうが、月曜にもかかわらずその店は常連とおぼしきお客さんで満杯でした。お勧めのところをいくつかを握って貰いましたが、どれを食べても美味しかったです。僕はマグロのヅケとかアナゴとか、少し手をかけて準備したネタが気に入りました。病み上がりなのでお酒は控え、お茶だけを飲んでお腹がいっぱいになりました。我々のような若造を連れて行ってくれた近藤さんに感謝感謝です。どうもごちそうさまでした。

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