ここではかつておださがにあった店を、おださがフリークの記憶の中に留めておくために記録しておくことにしました。移転した店も、また閉店の憂き目に遭ってしまった店もあります。それぞれ色々な事情があるでしょうが、僕らにとっては残念でなりません。
こんな店もあったはずという情報をお待ちしています。
イトーヨーカドーの南側、古本屋の隣にあった喫茶店。この地で20年以上営業してたが、1999年10月に本厚木に新しい店を作って移転した。今は店の改装待ちだという旨の貼り紙がある。
昨今のブームが始まるはるか以前から、エスプレッソ珈琲を専門にしていた珈琲専門店で、苦味の利いた濃厚な味は珈琲通をもうならせた。はるばる遠くから車で飲みにくるお客さんも少なくなかった。客が途切れないと深夜まで営業していたが、かといってアルコール類が置いてあったわけではない。夜な夜な常連客が集い、珈琲を片手に深夜まで盛り上がるという、端から見れば奇妙な店だったに違いない。
エスプレッソのストレートももちろんだが、各種バリエーション珈琲もお勧めであった。特にこの店オリジナルの珈琲ゼリーは一度食べたら忘れられない。今は本厚木の店で同じメニューを楽しむことができる。
やっぱり、一日も早い復活を願ってやまない今日この頃である。
知る人ぞ知る、というか、意外と有名だったパスタと紅茶とワインの店。イトーヨーカドー南側の通り沿い、駅よりのおもちゃ屋の向かいの地下にあった。以前は量が多いことでも有名だったらしいが、晩年は普通の量になっていた。古いアメリカ映画のポスターなどが店内に張り巡らされていたのが懐かしく思い出す。今は洋風居酒屋の店が入っている様子。
ところで、この店の東隣に駐車場があったのを御存知だろうか。駐車場になる前は確か洋食屋かなんかだったはず。実は、まだ独身時代に、今のかみさんとおださがで初めて食事をしたのがその店だったことを覚えている。今はそこにもビルが建っている。あんな狭い土地によく建てるものだ。
さうざんろーどの平塚信用金庫の隣、かつて町医者がたくさん入っていたビルの地下にあった、無国籍料理と生バンドの演奏が聴ける店。しかし今はすっかりもぬけの殻。聞くところによると相模大野に移転したらしい。
料理は特にイタリアンだとか、フレンチだとかの枠にとらわれず、エスニック系も含めバラエティに富んでいた。
実際に僕らが行ったのは一回しかないが、その時たまたま生バンドの演奏があった。それはそれでなかなか雰囲気がよかったが、全然話が出来なくなってしまったのには閉口した。音楽を聴きに行ったつもりはないんだけどね。
萬金ギョウザの隣のビルの2階にあった串焼きの店。これまた相模大野に移転したらしい。
料理のほかに、ワインと日本酒の品揃えもよかった。各種串焼きのなかでもおすすめはなんと言ってもつくね。串を2本使って豪快にまとめたつくねをいろんなタレで食べることができた。その他、牛タン料理もいくつかあり、ゆでたタンをワサビと一緒に食べるゆでたんも行くと必ず頼んでいた。
週末ともなるといつも混んでいて、なかなか入れない時期もあった。返す返す残念である。この店自体は移転してしまったが、姉妹店の芳文はまださうざんろーどにある。
その後の調査(?)で移転先が判明した。噂通り相模大野駅近く、大野銀座通りの中で営業していました。店の規模は小さくなり、店員さんも少なくなってしまったが、メニューは昔のままであった。ただ、酒の仕入れ先が変わったらしく、ビールも日本酒も品ぞろえは変わっていました。(2000.9.17追加)
さんざんろーどから一本入ったところにあった飲み屋。日本酒とワインの品揃えがいい、三吉屋という酒屋が出した店。最初は酒屋の若だんなが店に出ていたが、その後隣にあった飲み屋と合体し、店の切り盛りはそのおやじさんがやっていた。
ここの元々のコンセプトは美味しいお酒を低価格で味わってもらいたいというもの。日本酒を一升買うのは気が重くても、一杯だけなら気軽に頼めるはず。確かに料理もお酒も美味しいが、やっぱり値段は少々高めだったようだ。
場所が目立たない割にそれなりにお客が付いていたが、火事で店が焼けてしまってからその後はいまだ更地のままである。
本厚木や新宿にも同名の店がある。しかし、ここおださがにあった店はいつの間にか閉店してしまった。駅南口、ロータリーをまっすぐ行って突き当たりを右。ラーメン屋めんたんぴんの2階にあった。いまだに看板はそのままある。
能書きは忘れてしまったが、なんだかで黒い色をしている麺を使ったみそ煮込みうどん。カツカレーなどのメニューもあり、それがなんとも量が多かったのが印象に残っている。
駅南口ホーム脇、ミスタードーナツの上にあった食べ放題の焼き肉の店。値段は時価だったのか、その時々で変わっていた。一時期は1000円割れの時もあったと記憶している。
焼き肉といってもメニューは様々で、今で言えば石焼きビール苑みたいなものを想像していただければいいだろうか。当時は鉄板を使っていたが、その鉄板がすぐに汚れてしまって終いには何を焼いても同じ味しかしなくなるという欠点があった。
色々アイデアを出しながら頑張っていたようだが、ここもいつの間にか別の店に変わっていた。
北口サウザンロードの本屋さん「アイブックス」がとうとう閉店してしまった。夜11時まで営業していて、コンビニでは置いていない雑誌を買うのに貴重な本屋が無くなってしまったのは痛い。店の後はバラエティーショップとなっているが、あわよくば他の本屋になってくれと思っていただけに、残念である。
最後の方は営業時間が短くなったり日曜日を定休にしたりと、かなり営業を縮小化していたようなので、経営側に何か苦労があったのかもしれない。