2009年10月22日(木)東京国際フォーラム・ホールA |
この感想はネタバレ掲示板『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽに、加筆&修正を加えたものになっております。 どちらにせよ、妄想てんこ盛り(笑) こんな雰囲気だったんだな〜と、斜め読みして頂ければ有り難いです。 |
約1年ぶりの東京国際フォーラム。これからも秋TOURでは、このホールでのアルコンが定番化してくるのかな? BGMはALFEEの楽曲が流れていたと思われます。いつも客席に入るのがギリギリなので、BGMをちゃんと聴いてなかったりします(笑) この日は、あの衝撃的なニュースから間もなかったこともあり、幸ちゃんの生の姿を見ることが一番気になっていたというか、もちろん幸ちゃんはプロのミュージシャンだからファンの前で妙な姿は晒さないと判りつつも、とにかく元気な姿が見たい!という思いが、いつも以上に強かったです。 【本編】 定刻より5分ほど押しての本編スタート。 ステージセットは府中のレポを参照して下さい。←相変わらずの手抜き SEが流れる中、ステージ後方の凸を下向きにしたスクリーンが前にせり出て来て、その奥からALFEEの3人が登場。照明の鉄骨越しに3人が登場するので、檻の中のALFEEに見えます。しかも、二重の鉄格子の中に入っているように見えるから、動物園でいうところの凶暴な肉食獣を入れている感じ?(笑) 個人的には、このOP「ALFEEを捕獲したので、コンサートがスタートできまーす!」という演出だと思っております。←違うだろっ 3人の衣装は府中の時と同じ。 幸ちゃんのインナーはTシャツじゃなくて、茶系の柄襟付きシャツでしたね。高見沢さんは今回もサングラス無しのインカム付き。あとネイルはシルバー。髪も伸びてきております。そして、桜井さんの紫色のスーツはやはりインパクトあります。 登場の時から高見沢さんがクリスタル・エンジェルギターをピカピカ光らせていて、ステージが暗転している中でピカピカ光っていたのでインパクト大!そのせいか、府中の時とは違った照明演出に見えてしまった。 電飾付きの変型ギターって、何気に演出に大きく影響してきますなぁ。 1曲目の『LONG WAY TO FREEDOM』から高見沢さん全開っ!そして、最初から幸ちゃんがニコニコして演奏している姿を見て、何故か泣きそうになってしまった。 『夢よ急げ』辺りから高見沢さんはクルクル回ったりしてご機嫌&ノリノリ。客席も煽られるようにノリノリ状態。 しかし、『ラジカル・ティーンエンジャー』では歌詞がリアルタイムで妙にグッときてしまい、半分泣いてしまっていたなぁ。幸ちゃんのリードVo.曲で泣いてしまうかな…なんて思っていたんですが、思わぬ伏兵がいたわ…。 まぁ、『星空のディスタンス』で一気に切り替われましたけどね。この曲の間奏で、ステージ後方のスクリーンに星空が映し出されるベタな演出が好きだわ。 最初の幸ちゃんのMCで「TOURが始って地元近郊も何本かやって回って来まして、また地元に戻って来ました!という感じです」とご挨拶。 この会場は2階席がとても広いので、「フォーラムの名物は2階席ですからね。ノリは2階席にかかっています!」と煽っていました。あと、ここの2階席て何気に揺れるんだよね〜(笑) 「だいぶ秋らしくなってきたので、この季節にピッタリの曲を持って来ました」と『BELIEVE』を紹介。言われてみれば、この曲て秋・冬ソングでしたな。 次の『Girl』で幸ちゃんがハンドマイクを持ち、ステージ前に出て来て桜井さんと肩組んでハモる姿が好き〜♪お互い歌詞を確認しながら歌っているような2人が面白い。 今回の『愛を惜しみなく』のアレンジは好きだなぁ。なんとなくスクリーンの映像演出もピッタリとハマッている感じ。←なんとなくかいっ! 2回目の幸ちゃんのMCに入って客席はお座りタイム。 約1年ぶりの国際フォーラムのコンサートですが、その間に幸ちゃんは拓郎さんのコンサートを見に来ていたそうで、「そう、丁度その辺に座ってました」と1階席の前から15列の桜井さん側にいる方を指して座っていた席を説明(笑)。その席のお客さんピンスポ当てられているし(笑) 恒例のアンケートもありましたけど、フォーラムが初日って方もかなりいらっしゃいましたね。 「『星空のディスタンス』しか知らない人が今回のTOURに遅れて来たらガッカリするかも」とか言っていて可笑しかった。 その話の流れで、「前にイーグルスが日本公演に来た時、1曲目に『ホテル・カリフォルニア』を演奏したからね。あれ、遅れて来た人はガッカリしたと思うよ。"あ〜、1曲聴きそびれちゃったけど、『ホテル・カリフォルニア』はまだだよなぁ"なんて思っていたら、最後まで演奏されなくて、"ええっ?もしかして1曲目にやったの?"て。」なんて言っていたっけ。やけにリアルな例えだったけど、まさか幸ちゃんの実体験じゃないよね?(笑) 「でも、アルフィーには色々出し物とかありますから楽しんでいって下さい」と意味深なコメントもありました(笑)。万が一、お目当ての曲を聴きそびれても、出し物で取り戻せるってことでしょうか?この自信はある意味スゴイ。 新曲『夜明けが求めて』が既に発売されているという話題になり。 「まだお持ちでない方も、会場にALFEEモノ・ボックスとステレオ・ボックスで発売しています」と嘘情報を言う幸ちゃん(笑)。ビートルズと同じEIMだからって、ALFEEはモノ・ボックス出してないでしょうっ!「嘘の情報止めろって?アルフィーではボックス出してないからね〜」と、本人も認めておりました。 しかし、新曲の宣伝で嘘情報を言っちゃう幸ちゃんのブラックジョークは好きよっ。 幸ちゃんに呼び込まれて桜井さんが再登場すると、「客席の熱気がステージに上がってきて、衣装の中はビショビショです」と状況説明。幸ちゃんから「その秋茄子色のスーツ(笑)」と言われいた桜井さんの紫スーツは、「中はグショグショ、外はパリパリ」状態だそうで、まるで本当に食べごろのナスになっている桜井さんであった(笑) このノリでだったか、一瞬2人がローズ&マリーのようなお得意のオカマになっていました。何故っ!? そして、「もし人生をやり直せるとしたら、いつぐらいに戻りたいか?」という話になり… 桜井さんは「俺達て壁にぶち当たったても、なんとか隙間や端を見つけて抜け道を見つけて歩いてきたから(笑)、またやり直しても同じだと思う」みたいなことを言っていました。要は、世渡り上手ってことなんでしょうね。 その話から、「桜井賢を悪い道に誘ったのは坂崎」ということになり(笑)、幸ちゃんに出会った頃に戻って人生をやり直したいとか言ってましたね。でも、どうやり直したいんだろう?幸ちゃんに初めて会ったら逃げるとか?(笑) でも、桜井さんが本気で人生をやり直すとしたら「高校1年生の6月」だそうです。 荒川村から東京の高校に一人やって来た桜井さん「お調子者を返上しよう!」と、田舎モンだとバレないように東京育ちの寡黙な学生を装っていたそうですが、ある日のHRで後ろの席の友達から声を掛けられた時に、思わず「あ〜?なんだっぺっ?」と聞き返してしまい、それで一気にバレでお調子モンの桜井さんが出て来ちゃったとか(笑)。桜井さん曰く、「あそこで、あんな返事をしていなければ…City boyでいられたのに…」と悔やんでいるらしい。 ちなみに「高見沢だってエリートコースを歩んでいたのに、坂崎と出逢ったことで道を外したんだよ」と桜井さんが言ってました(笑) 恐るべし!坂崎幸之助っ!!…ていうか、2人の道を外してくれた幸ちゃんに感謝だねっ♪ そんな話題から紹介された高見沢さんは、府中と同じ白とゴールドの貴族風ドレス衣装にお着替えして再登場。やはり裏地がブルーラメなので派手さが際立ちます。でも、珍しくアームバンドを着けてなくて、眩しいほどの白く鍛え上げられた腕がバッチリ見られました。アクセサリー類が左腕にシルバーのブレスレット1つと、いつもの指輪だけというのも珍しかったなぁ。 再登場した高見沢さんにいきなり「高見沢は、やり直せるとしたら、いつに戻りたい?」と質問する幸ちゃん。 その質問に高見沢さんは、「桜井が角刈りにしちゃった時に戻って止めたい」とのこと。「だって、『冬将軍』のジャケットはロングヘアだったのに、コイツってば発売直後に角刈りにしちゃったんだぜ〜」と他人事。おいおい、誰が桜井さんを角刈りに追い込んだんだいっ(笑) 当然、「お前、誰のせいで角刈りにされたと思ってんだよ?」とお怒りの桜井さん。 「お前が当時、"アルフィーの未来が掛かっているんだから角刈りにしてくれ"って言って来たから、そうか!アルフィーの未来が掛かっているのか〜!って、思って角刈りにしたんだぞ!」と桜井さんが訴えてきましたが、それに対して、「角刈りにしたくらいで未来が変わるわけないだろ。ちょっと考えれば判るだろ」と暴言男の高見沢さん(笑) ここまで言われてキレない男はいないでしょう〜っ! スタッフに「すいませーん!焼酎1本とタクシーを用意しておいてっ!」と帰る準備をする桜井さんであった(笑) ちなみに、角刈りの桜井さんを初めて事務所で見た幸ちゃんはビックリ&大爆笑したらしい。高見沢さんに至っては、店の外の窓越しから笑っている姿が鏡に映っていたらしい(笑) しかも原宿の散髪屋だったから角刈りが下手で、桜井さんは耳まで切られて流血沙汰だったらしい(笑)←桜井さん、悲惨もいいところ… あと、角刈り頭で高見沢さんの実家に遊びに行った時に、高見沢さんのお母様が桜井さんだと判らず、息子が新聞屋を連れて来たと思ったらしい。この高見沢さんの作り話(?)に対して、桜井さんが「お前は新聞屋を自分の部屋に招くのかよっ!」と鋭いツッコミを入れてましたが… このMCでの高見沢さんは、桜井さん虐めを嬉々としてやっていました。ホント、水を得た魚のようでしたね。キラキラ輝いていたわっ☆ そんな高見沢さんに「お前〜…、これ終わったら覚えてろよ」と低い声で威嚇モードの桜井さんでしたが、「知らないね〜。忘れちゃうもんね〜」と完全にお子様な高見沢さん。もう相手をしなければ良いものを、「くそっ!お前ら、何が忘れるだよっ!リメンバー・ミーだよっ!」と壊れ始める桜井さんが最高でした。 とても、55歳と54歳の大人の会話じゃないわ(笑) そのままクロストーク全開のグダグダな展開になってしまい、幸ちゃんはMCを仕切るどころか言葉を噛みまくる始末。 このままでは次の曲へ行けないと危機感を覚えた3人は、深呼吸をして空気を入れ替える(笑)。何故か幸ちゃんに促されて客席も深呼吸。 しかし、深く呼吸し過ぎて「ゲヘッ」とマイクの前で噎せた天然の高見沢さん(笑)。空気の入れ替え台無しです。 しかも幸ちゃんから「ステージに蛙を持ち込まないで下さい」と注意されちゃったもんだから、高見沢さんの妙なスイッチがON!急に口の中に右手の人差し指を入れて「ゲコッ!ゲココッ!ゲコッ!」と、ウシガエルのようなリアルな鳴き真似を披露する高見沢さん。幸ちゃんも真似して「ゲコッ!ゲコッ!ゲコッ!」と応戦。これぞ、リアルなカエルの合唱(笑) 客席はしばらくの間、高見沢さんと幸ちゃんのカエルの合唱を静聴…というより、あまりに可笑し過ぎて声にならない(笑)。桜井さんなんて止めるどころか、呆れちゃっていましたね。 そして、「あっ!次に歌うの俺だっ!」と我に返る幸ちゃん(笑) 「今日はテンポ良く行こう!って言っておいて、お前がダメにしているじゃん!」とカエルの鳴き真似をしていた高見沢さんに文句を言う桜井さん。本当にグダグダです。 押した時間を取り戻す為に、ただすけさんや太郎さんに「次の曲は2倍速で行くぞ!太郎、着いて来いよ!」と急き立てる幸ちゃんであった。←2人とも"無理です!"のジェスチャーを取っていたのが笑えました。 幸ちゃんが「噛まずにタイトル言えるかな…」と心配した『From The Past To The Future』、なんとか言えてました(笑)。しかも、カエルの合唱なんて無かったかの如く、ガラリと雰囲気が変わりました。この辺がアルフィーの凄さなんだよね〜。 そして、『Another Way』では思わずウルウルしてしまったなぁ…。凄く良かったです。 高見沢さんがMCに入る前に、客席から野太い男性の「高見沢ーっ!」という変え声が響き客席どよめき(笑)。「凄い叫んだなぁ〜。でも、お前、声が裏返っていただろ?」と細かくチェックする高見沢さんであった。 しかし、話の途中で「ちょっとゴメン」とMCを止めて、マイクから外れて「エヘンッ!」とした高見沢さん。どうもエヘン虫が高見沢さんの喉に居座っていたらしい…。密かに先ほどのカエルの合唱のツケが来たんじゃないかと思っていたけどね(笑) 今、歌っていた曲名を言おうとしたのにどういうタイトルだったか忘れてカンペを見るものの、良く判らなかったのか、「…と、そんな感じの曲」とアバウトに説明した高見沢さんが好き。自分で作詞作曲しているのに(笑) でも、ここのMCでは「アルフィーがずっとツアーを回り続けることが"僕らの真実"なんだと思う」と真面目語りがメイン。 「自分の正義を他人に押し付け争うことが大きくなって戦争になってしまうと思うけど、戦争が好きな人間なんて居ないと個人的に僕は思っている」と語った高見沢さんは、やはり平和主義な人だと思ってしまったり… そのMCの後に歌われた『My Truth』は、高見沢さんのMCもあったせいか、幸ちゃんの歌声を聴いていたら妙にジーンときてしまった。 続いての『Shining Run〜輝く道に向かって〜』で客席はスタンディング。高見沢さんはガンガンにギターを掻き鳴らしておりました。 そして発売したばかりの新曲『夜明けを求めて』が演奏されましたが、この時の照明演出は府中とだいぶ違ってましたよね?こっちの演出の方が明るい曲調に合っていて好みだな。 この秋TOURでの『祈り』の演出は最高ですなぁ。平和が崩れていくような退廃的な雰囲気の中で響き渡る桜井さんの美声に痺れます。その後のギターソロのTakamizawa on stage!も、相変わらずな感じで好きですけどね。できれば、もっとガンガンに髪を振り乱して欲しいなぁ。 『Heart Of Justice』の明るいアレンジはちょいと苦手ですが、スクリーンに立体的な英語歌詞が出るのが面白い。でも、やっぱり「ジャースティーース♪」て最後以外も伸ばして欲しいなぁ…と思ってしまふっ。 今回初めて気付いたんですが、本編ラスト曲の『On The Border』で高見沢さんはピックを使わずに指で弦を爪弾いているんですね〜。この弾き方は、今回のアレンジが初めてですよね?前から、そういう弾き方をしていたのかな? 『Heart of〜』から『On the Border』の流れは今回スムーズでしたね。やっぱり、変に間を開けずにすぐダダダーン!って入ってくれた方がオーディエンスの気分も向上します。 大袈裟過ぎるのどのダイナミックな演奏で中盤のおちゃらけMCが嘘のように、本編の終盤から荘厳な雰囲気に包まれて終わりました。こういう強引さ、好きです(笑) 【アンコール1】 ステージ後方のスクリーンに「2009」と数字が出て、その数字が遡って「1974」になると3人がステージに登場。 高見沢さんの衣装は府中と同じで、黒テカなメタルスーツにインナーは黒地にラインストーンのスカルマーク入りタンクトップ姿。インカム付きだけどサングラスは無し!髪型も本編から変更なし。 幸ちゃんも府中と同じグレー地にライントーンが付いたキラキラTシャツで、高見沢さんに負けじとキラキラ☆仕様でしたが、パンツは青と白のチェック柄で、全体を見るとパジャマのようなラフさ(笑) 桜井さんは赤と白のチェックにグリーンの水玉模様が重なっている、なんとも表現し難い柄の開襟シャツに焦茶系のパンツ姿だったかな? 3人はステージに出て来るなり幸ちゃんのマイクスタンドに集まって、「アンコール!アンコール!乗せれば歌う♪アルフィー♪」と懐かしいコーラスを披露。 「デビューしたての20歳のピッチピッチのアルフィーです♪」と元気に自己紹介する幸ちゃん。そのまま『挽歌』が歌われ、客席は大盛り上がり♪ 演奏後に「まだアルバムにも入ってない曲なのに、みんなよく口ずさめますね♪」と言っていた幸ちゃんがツボ。 ここでの幸ちゃんのMCはGoing My Wayぶりを発揮していて、MCに絡もうとする桜井さんや高見沢さんを放置していて面白い。 「冬の寒さを歌った曲ですが、今年は暖冬になると思います」と『冬将軍』が続けて演奏されたんですが、本編のMCで角刈りトークがあっただけに、何故か笑いそうになってきてしまった。 府中と同じく、幸ちゃんが『夕なぎ』の意味を高見沢さんに聞いておいて、「夕方のうなぎ」というボケを無視する幸ちゃん素敵。しかも、高見沢さんは「夕方のなぎら健壱」と新しいボケも出ましたが、それも見事にスルーする幸ちゃんであった。 「次のデビューしてから5枚目のシングルになる曲です…って、中途半端だってみんな思ってんでしょ?(笑)」と捻くれモノな幸ちゃん。 そして、そのタイトル曲の『無言劇』を噛みまくって上手く言えない幸ちゃん(笑)。「お前、本編から噛みまくっているけど大丈夫かよ?」と桜井さんから心配されていました。 この時だったか、無視しまくりの幸ちゃんに「そこのムシみたいに小さい奴!」と桜井さんから文句言われていてウケました。 頑張って1974年のアルフィーを演じていた3人ですが、「どうみてもお互い20歳には見えない」ということから、2009年に戻る3人(笑) 桜井さんと幸ちゃんは先行き過ぎておじいちゃんになっていました!幸ちゃんなんてマイクスタンドを下げて、腰曲がりおじいちゃんになってしまう演技の入りようっ。何故、そこまでする? そのまま「夕飯はまだかね〜」、「もう食べたましたよ〜、おじいちゃん」とおじいちゃんコントを繰り広げる2人(笑)。そのノリでおじいちゃんなムーン・ウォークを披露した桜井さんにはウケました。ヨレヨレしていたけど、無駄に元気なおじちゃんだったわ。 そして、2人の暴走ぶりは悪化し、高見沢さんが「コラコラー!進み過ぎ!進み過ぎ!」と、必死に2人を戻そうとしていました。 ここで高見沢さんと幸ちゃんががアコースティックギターの最高峰マーチンのD-45を出してきて、2人してギター談義に華が咲く。そして、桜井さんにもマーチンを買えと迫る2人。そのまま「マーチャン・バカ・54=B-54」というトークに展開。 「またその流れ〜?今、ここでトーク切り上げたあら、桜井はバカでおしまいじゃん」とグレる桜井さん。 当然、「いえいえ、桜井あってのアルフィーじゃないですか〜♪」と高見沢さんが煽てる。客席も高見沢さんに煽られ、「桜井あってのジ・アルフィー♪」と大コール。 煽てに弱い桜井さんは、思わず木に登っちゃうパントマイムを披露しちゃう。そして何故かノコギリで桜井さんの登っている木を切るパントマイムを披露する高見沢さん(笑)。桜「いやっ、そこは、そこは切らないで〜っ」、高「ギーコ、ギーコ」と言い合う2人…って、何でこんな展開にっ!? 桜井さんも「こんな寸劇必要ないだろっ!?」とセルフツッコミ。 その勢いから、桜井さんが階段降りる人・窓を拭く人など、お得意のパントマイムを披露。それぞれのパントマイムを幸ちゃんと高見沢さんが当ててましたが、桜井さんが自分のお尻をペンペンと叩く動作をした時に、高見沢さんが「お尻叩く人〜♪」と真面目に当てまして(笑)、その余りのバカバカしさが高見沢さんの笑いのツボにクリーンヒットし、「アハハハハハハハ」と大爆笑。笑いが止まらず「ちょっとタイムー!」と、MCを中断して笑っている高見沢さんが可笑しかった。 この2人のやり取りに幸ちゃんは力が抜けてしまいMCが進まず、「お前、内容忘れたわけじゃないよな?」と高見沢さんに心配される始末。「あまりにも下らなくて言葉が出ない…」と漏らす幸ちゃんが最高でした(笑) しかし、幸ちゃんは既にオーバーヒート状態だったらしく、高見沢さんから「お前、本編から飛ばし過ぎただろ〜!もしかして、もう眠いんじゃないのか?」と鋭いツッコミを受けておりました。 よくあのMCから『風の詩』に行けたなぁ…と感心してしまいました(笑) 「新しい曲もアコギだけで演奏できる」ということで『風の詩』が歌われたわけですが、高見沢さんはギターを弾くというより叩くような演奏で、その乱暴さに目が釘付けになりました。あの演奏の仕方が、大野真澄さんから「お前の弾き方はギターを壊す」って言われたんだろうなぁと妙に納得。 『SAVED BY THE LOVE SONG』でサポメンの太郎さんとただすけさんもステージに登場し、後半から高見沢さんは上着を脱いでタンクトップ姿になり、同時に死神ギターも登場しましたが、高見沢さんは次の曲の途中まで目を光らせるのを忘れていたましたね(笑) 演奏後にサポメンのみメンバー紹介した高見沢さん。 そして、ステージ前に出て来て客席を煽りまくって、「今年の夏の興奮をフォーラムで再現するぞーっ!」と叫び、『SWAET&TEARS』の前奏と共にスクリーンには打ち上げ花火の映像が!この演出、超ベタだけど超テンション上がるっ!! 高見沢さんは元気に動きまくり、最後は3人前に出てきて軽くヘドバン!その時もスクリーンには花火の映像が映し出されて、嫌でも盛り上がりますっ! そういえば、桜井さんはヘドバン間際まで下手の端の方まで行っていました。このフォーラムでの花道は機材が置かれていたから端まで行かれないのに、桜井さんはカニ歩きで機材を跨ぎながら強引に端っこまで行っちゃったらしい。こういうサービス精神は嬉しいですねっ♪ 最後の最後なんて、打ち上げ花火の映像に合わせて「ヒュ〜〜ッ、ドーーンッ!」と桜井さんや幸ちゃんに向かって叫んでいた高見沢さん、完全にお子様(笑) その勢いで「東京最高ーーーっ!どうもありがとーっ!」と叫びまくった高見沢さんであった。 演奏が終わると、5人ステージに並んでお辞儀。それぞれ手を振りながら笑顔でステージを去って行きました。 【アンコール2】 高見沢さんは府中と同じく紺地に金糸の飾りが付いた貴族風衣装。 幸ちゃんはなんとも形容し難いボヘミアンぽい赤なブルーのぼかし柄Tシャツに藤色のパンツ姿。 桜井さんは濃いグリーンの開襟シャツにブルー系のパンツ姿。 歌う前に高見沢さんが「『この愛を捧げて』を歌います」と短く曲紹介。 そして演奏された新曲『この愛を捧げて』、府中と同じくスクリーンには宇宙の映像が映し出されましたが、途中からアニメ映像に切り替わり幾つもの宇宙船が登場。そして2番が歌われるとスクリーンには宇宙戦艦ヤマトの映像が!!これには客席が少しどよめきましたね。とにかく、曲と映像のあまりのハマリぶりにムチャクチャ感激してしまいました。 これで、この新曲『この愛を捧げて』が、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト−復活篇−』の主題歌であることが初披露されました。 府中で初めて聴いた時から、「多分、アニメ『ヤマト』とのタイアップなんだろう」と気付いていた分(そういう人は多かったはず!)、この演出には鳥肌モンの感動。 演奏が終わると3人ステージの前に出て来て、肩を組みながら客席の双方にお辞儀。そのまま仲良くステージを去って行きました。 コンサートが終了しロビーに出ると、スタッフの方が『宇宙戦艦ヤマト』のチラシを配っていたので思わずGET。最後は『ヤマト』の演出にすっかりやられてしまったフォーラムのコンサートでした。 とにかく、このフォーラムのアルコンは、新曲『この愛を捧げて』の詳細判明に尽きますね。 府中で聴いた時から、おそらく映画『宇宙戦艦ヤマト−復活篇−』に絡んで来るんだろうなぁと思っていましたが、本当にその通りだったから嬉しかったし、映画のシーンが映し出された時には、余りにも曲とピッタリ雰囲気が合っていて鳥肌が立つくらい感激しました。あのシーンを見られて幸せっ。 演出面でも、映像や照明の使い方が府中とは変わっていて、よりダイナミックになった印象があります。特に、今回は後方の電飾スクリーンの演出がメインなので、OPで高見沢さんが電飾ギターのクリスタル・エンジェルギターを持って来たのはハマッていて素敵でした。 あと、『SWEAT&TEARS』に打ち上げ花火映像を持ってきたのもナイス☆あれだけで、一気にテンションが上がるから不思議なものですよね〜。 そして、元気な幸ちゃんの姿が見られて良かった。 もちろん幸ちゃんはプロのミュージシャンなんだから、私達の前で元気じゃない姿を見せるわけがないのは判っているけど、相変わらず3人で下らないやり取りしている姿がなんとも自然で、幸ちゃんがアルフィーのメンバーに居てくれて良かったって心から思いました。 でも、一番印象に残ったのは、幸ちゃんと高見沢さんが「ゲコゲコ」とカエルの鳴き真似合戦をやっていた場面。「ケロケロ」言うんじゃなくて、リアルに田んぼで鳴いているかのようなカエルの鳴き真似を1分近くやられたのよね。 すごく感動したステージだったのに、何でこんなシーンが自分の脳裏に一番焼き付いてしまっているのか…自分で自分が納得できないわ(笑) 府中では、「ばぁーかぁ!」が一番印象に残ってしまっているし、このフォーラムでは「ゲコゲコ」とカエルの鳴き真似…、この秋TOUR一体どうなっているんだ!? 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