2004年5月30日(日)NHKホール(ファイナル) |
NHK2日目です。東京ファイナルでもあります。客席に入るなりステージと客席の間に線路のようなレールが置かれているのが目に付きました。つまりテレビカメラが入っていたのです。その為、前列2列が撤去されているという、やや変則的なスタイルでした。私はこの時点で、てっきりDVDパンフ辺りに使われるんだろうと思っていました(…よく考えたら、DVDパンフに入れるコンサート映像でこんな大掛かりな映像撮影は無いんですよね。ははは。) 定刻より5分程押してコンサートがスタート。OPの展開はNHK初日と同じです。バンド演奏と同時に幕が落ち、そのまま『希望の橋』が演奏されました。 3人の格好は高見沢さんは同じ衣装(プラチナブロンドのヴィック付き)、桜井さんもたぶん同じ衣装だった。幸ちゃんだけ白と薄ピンクのストライプスーツに、ピンクのラインが派手に入った柄Tシャツという格好でした。あと、よく見えなかったから確信はないんだけど、山石さんが随分と派手なシャツ(色ではなくキラキラ系)を着ていたように見えた。 2曲目に『BRIDGED TO THE SUN』が演奏されると、高見沢さんがクルクル回り始めエンジン回転が上がってきて、『AFFECTION』で更に回転度アップ。ただ、この時、動き回っていたせいか高見沢さんはちょいと歌詞忘れをしていた。あと、いつもと同じだと思うだけど、今回は妙に「照明が綺麗だな〜」て『AFFECTION』の時に感じました。続いて、『WILD BHAN !』が演奏されると、意外な曲だったので客席大歓声っ!SEにF-1の疾走音が入りますけど、正にそのF-1の疾走感がそのまま会場全体のノリになっていった感じがしました。いや〜、楽しいなぁ。 そして長谷ぼんのドラム音が鳴り響いたまま桜井さんのMCに入りまして、 桜「ハロ〜〜ッ!昨日いらした方、お疲れ様でした。昨日いらっしゃらなかった方、お疲れしましょうっ!東京ファイナル!明日のことは考えず、最高にノッていこーーーっ!」 …と、客席を煽り、そのまま『冒険者たち』が歌われ、客席は大歓声。NHKのアニメ番組の主題歌だったせいか、NHKホールで歌われる率が高い曲ですね。もう、ここでは高見沢さん、クルクル回るどころか腕までブンブン振ってギター掻き鳴らしておりましたっ!続いて『Juliet』が演奏され、高見沢さんに触発されたのか、桜井さんも微妙に壊れたノリをし始める(笑)。壊れかけのブリキのおもちゃのようなノリは、大変ツボに入る動きです。そして、高見沢さんのギターソロから『I Love You』が歌われ(歌前にサングラスは外していた)、もう高見沢さんシャウトしまくり、歌わない時はノリノリで踊りまくって、スキップしながらスタンドマイクの前に来るというノリよう(笑)。だからギターソロなんて凄くて、全盛期のジミー・ペイジのように片足立ち状態になって跳ねたり、ステップ踏んだり、某3人組のダンスグループよりも踊っている感じでした。ラストのギターソロなんて、動けるだけ動き回りながらギター掻き鳴らしまくって、ソロ演奏の長いこと…!(笑)。最後はしゃがみ込んじゃうくらいの気合の入りようで、興奮のあまり笑ってしまいましたっ。もう、飛ばしまくりっ!…とは、こういうことを言うんだろうな。だから7曲演奏が終わった時点で、ホントに汗だくでした。 高見沢さんと桜井さんが一旦ステージを去ると幸ちゃんのMCに入りまして、「今日も暑いっ!それではしばらく…そのままで(笑)。…あ、そんな立ったままじゃなくて、どうぞ座って下さい。スミマセン」と、さすがに意地悪発言を言い過ぎたと自覚してきたのか、今日はちょっと下手に出た幸ちゃんであった。でも、ホント、幸ちゃんが「座って下さい」と言うまで、律儀に立っているファンは意外に多いのだ。 幸「今日のスポーツ新聞の何社かに昨日の記事が掲載されましたが、一つガセネタがありましたね。気付いた人っ!(4,5人手を挙げていたけど、私はサッパリ判らなかった)どこかの記事に『6/3の岐阜でコンサートが2000本になる』と書かれていたんですが、嘘です。これは東芝EMIのKによるガセネタです(苦笑)。まだ、1890本くらいだと思う。だって、俺、このTOURが始まる時に4/1の文京で18**本だって数えたんだもんっ!それなのに、今日新聞見たら『あと3本で2000本』なんて書かれていて、エエッ?何時の間に100本もやっちゃっていたんだ?本数てそんなに稼げるんだ、待てよそんなにやってないだろう…とか思って、それで棚瀬に問い合わせたら判ってなくて(笑)、ホントいい加減なもんです。第一、ちゃんと数えていませんからね。ま、今回で本数が判っちゃいましたけど、来年辺りに2000本TOUR行くと思うので、まだ2000本じゃないということを、とりあえず今日来て頂いた皆さんにはお知らせしておきます。皆さんも1人10人には回しておいて下さいね。緊急連絡網とかで(笑)よろしくお願いします」 この幸ちゃんのお知らせにはビックリ。我が家はそのガセネタ(笑)掲載しているスポーツ新聞を定期購読しているから、朝その記事を読んで「へ〜、今度の岐阜で2000本になるんだ〜。全然知らなかったぁ。それじゃ、岐阜は凄い盛り上がるだろうなぁ」と何の疑いもなく信じていました。でも、この一件で、違った意味で6/3の岐阜が盛り上がりそうだな(笑)。そういえば、去年の大宮ソニックシティ(春)のアルコンで、1800本になったとかいう記事が出ていたような気がする。そう考えると、いきなり1年で200本も消化できるわけないのか。でも、こういうのって言われてみないと気付かないもんだよね。 …その後は、3階席や2階席を煽ったり(本日も「シュッ!シュッ!」と謎の指し攻撃アリ/笑)、「昨日参加した人」や、「今日が初日の人」などのアンケート取りがあり、「生まれて初めての人」のうちの一人が最前列にいたものだから、客席の要望を引き受けた幸ちゃんは、「人生プラマイゼロですからね、帰り道に気を付けて…(笑)!」と、不吉な忠告をしました。 あと、このアンケートの延長で、「今日、体調が悪い人!」というのも取り、その中で「風邪を引いている人!」と聞くと数人が手を上げ、「できるだけ息を吐かないように」と注意していました(笑)。でも、幸ちゃん自らが人体実験をしてみた結果、アルコンに参加すると免疫力が高まるそうです。始まる前は「調子悪いな〜」と思っていても、終わる頃には何故か元気になっているとか。だから、調子に乗ってビールをガブ飲みすると、またお腹壊してしまう(笑)という悪循環をたまにやるらしい。 幸「昨日テレビ点けっぱなしで寝ちゃったら、いきなり高見沢が出ていて目が覚めました。なんかフィギアの紹介だったみたいですけど、司会者の人が『何で高見沢さんのだけ高いんだ?』なんて言ったら、隣の人が『高見沢さんのは衣装やギターが凝っていますから…』と説明していましたが、いや〜、非常に良い寝覚めになりました(笑) 」 NTVで昼過ぎに放送された『@サプリッ!』という番組でしたね。私は見ていないんだけど、有名人のフィギア特集をしていて、1位が藤岡弘。さんだったのかな?凄い人気で入荷待ち状態らしいけど…。で、高見沢さんは「男前代表」みたいなことを言われていたらしい。高見沢フィギアだけじゃなくて、ALFEE3人のフィギアも紹介されたし、コンサート映像なんかも出たりして良かったらしい。しかし、それで起きるだなんて幸ちゃん、「愛」だね〜!<違うって! その後は、ラジオ『オールナイト・ニッポン』の話とかをしたような…(記憶曖昧)。それで、だいぶ落ち着いてきたとかで「みんなが休めるのもここまでです」と、次の曲にいくような雰囲気になったんだけど、大事なお知らせを忘れていたということを幸ちゃんは思い出し… 幸「え〜と、本日のステージの模様がテレビ放送されます。8/4の夜11:45よりNHK-BShiで放送されます。90分の短縮ヴァージョンになりますので、ここのシーンは間違いなくカットされます!(笑)だから、放送できないようなことを喋ってもヘーキ。あと、NHK-BSでも放送されます。(大きな歓声が上がる)BSは人気がありますね。では、総合テレビは?(更に大歓声が上がる)さすがですね。じゃ、総合テレビでも放送してくれるように言っておきましょう」<ホント? NHK-BSで放送されるだなんて久しぶりだなぁ。そういえば、20周年記念の特番も3日連続でNHK-BSが特集してくれだんだよね。あれ良かったもんなぁ。まったやってくれないかなぁ(…て、こんなところで催促しても無駄だって?)しかし、幸ちゃんてば、随分と大事なお知らせを次の曲へ行く寸前まで忘れていたのね(苦笑)。というか、目の前にカメラがあるんだから忘れようがないと思うんだけど、それだけガセネタと昼間の番組に出た高見沢さんがインパクトあったということか! 幸「では、しっかり休めたということで次の曲にいきたいと思います。…山石くん、じっくりっ!」 という幸ちゃんの曲紹介(?)が終わるとステージは暗転し、山石さんのキーボードソロになり、その演奏に合わせて桜井さんと高見沢さんが再びステージに登場。衣替えを済ませた高見沢さんは、ヴィックは付けたままの和魂洋才衣装で登場し(ヴィックだったからハチマキはナシだった)、ブルーローズ・エンジェルギターを持って来ました。 そして、山石さんのキーボードソロからアカペラで始まる『STAT SHIP-光を求めて-』が演奏され、コーラスに入ったと同時に客席はスタンディング、前奏でギターを高々と掲げる3人のシルエットがカッコ良かったわ〜♪続いて『Complex Blue〜愛だけ哀しすぎて』が歌われ、一気にしっとりムードに。何度聴いても桜井さんの艶のある声は最高だし、ラストのギターソロの絡むように鳴り響くドラムとキーボードにはグッときてしまう。そして、『夜明けの星を目指して』が歌われ、また雰囲気がガラリと変わりました。私はこのサウンド大好きなので、ノリノリになってしまう。独特のギター音といい、照明といい、凄くカッコいいっ! そしてハートエンジェルギターを持って出て来た高見沢さんのMCに入りまして、 高「あと3本え2000本て嘘だったのか!さっき坂崎が言うまで知らなくて、奥で聞いてて『何ィ!?』て思った。東芝のK〜〜ッ!!俺は嘘は吐くけど、吐かれると大変だからな!(脅)…ま、今年はデビュー30周年だし、来年に2000本TOURと銘打ってやっていけばいいんだし。毎年そうやって何だかんだこじつけて30年やって来たわけだから(笑)」 もしかして、スポーツ新聞の記事を見て、「何だ?このガセネタは!」とすぐに気付いたのって幸ちゃんだけだったのかしら?高見沢さんなんて、幸ちゃんがステージで言うまで知らなかったって、誰か教えておいてあげなよ(笑)。しかし、「毎年なんだかんだこじつけて30年やって来た」という言い方にはツボ入ってしまった。いや、その通りだな、と(笑)。でも、こじつけられるモンがあるっているのが凄いと思う。来年は是非とも2000本達成できるように、例年よりもコンサート本数を増やして欲しいわっ。…て、自分がどれだけ参加できるか謎だけどさ。昔みたいに年間100本TOURとか、ダメかな?Vitory TOURの時、都道府県全部回ったりして(沖縄まで行ったんだよね!)感動したもんなぁ。 …と、2日間とも熱い福岡のノリに上機嫌な高見沢さん。その後、「30年経って、こんなギター持つことになるとは当時は考えもつかなかった」と、デビュー当時、「今日からギター持たなくていいよ」て言われて訳も判らずハンドマイクを持たされた時の話や、ふと30年前のことを思い出して同時期にデビューしたバンドがほとんど今は残っていないことと、その消えてしまったバンド(音楽)の為にも、これからもずっと続けていくことが使命かも…と、ちょっと真面目な話をしてくれました。 高「先ほど歌った『STAR SHIP』は'84年、今から20年前の曲だけど、自分で言うのもなんだけど20年も前の曲という感じがしない!これは、ALFEEがずーっと現役で歌い続けている賜物ではないかな…と。この曲はアニメ映画『レインズマン』の主題歌でしたが、観たことある人!…さすがに少ないね(苦笑)。凄い力を入れた割りにはヒットしなかったという。ビデオにすらなっていない…(「ビデオ化されてるよー!」とあちこちから声が上がる)あ?なってる?あ、そう。アニメ主題歌といえば、『冒険者たち』もこのNHKのアニメ主題歌で、何だっけ?『モンタナ魔宮の伝説』?」 …高見沢さんが言ったインチキタイトルは正確に覚えてないんだけど、『インディアナ・ジョーンズ』シリーズじゃないんだから、とツッイミを入れたのは覚えている。ま、アニメ自体が『インディ〜』を意識した作りでタイトルも『モンタナ・ジョーンズ』で、まんまでしたけど。勝手に漢字のサブタイトル付けていたのが可笑しかった。確か、デビュー20周年の時のアニメだったから、『冒険者たち』も10年前の曲になるのかぁ。 『レインズマン』の時はさすがに幼かったのであんまり覚えていない。手にレンズが付いている人が主人公だっていうのは薄っすら覚えているけど、子供から見て「大人びたアニメだ」という印象があって、観たいとも思わなかったもんな(苦笑)。当時はALFEEファンじゃなかったし。ALFEEのアニメ主題歌の最初の印象は『タッチ』だね。『君が通り過ぎたあとに』と『FOR THE BRAD-NEW DREAM』は印象的だった。 その後、「30年やっていろんなもんが貯まったけど、30年やっていても初めての経験もある」て話からCMの話題に行きまして、 高「生まれて初めて耕運機を持ったからな。始動に2時間掛かった!2時間やって…あのザマだ(自虐)。ウォォォォ〜ッて(実演)」 …耕運機て独特な動きをするからコツを掴まないと動かせないんだろうけど、それにしても2時間も掛かったというのは凄いな。しかも、2時間掛けても…(苦笑)。明らかに耕運機に動かされているという姿を実演してくれた高見沢さんは最高に可笑しかった。でも、スイスイ耕運機を我半身のように動かしている高見沢さんというのも…ちょっとイメージ崩れるかも(笑)。やっぱ、耕運機に動かされている高見沢さんの方がいいなっ。 で、同じく初めての経験ということでハワイの話に続き、マウイ島で見た海に癒されたことなどを話してくれました。私はハワイに行ったことないから判らないけど、マウイ島の海の美しさは独特らしい。同じ海でも「東京湾だと黒いから無理」と、キッパリ言っていたもんなぁ。そんなマウイ島の海で、ALFEEの30年間とか、色々と走馬灯のように思い出していたそうです。 高「海をずーっと眺めながら、ALFEEの30年のことを考えたりして、一体ALFEEの転機はいつだったんだろう?て思ったら、ズワ〜〜ッと海面から1枚のアルバムが浮かんできて、それが『ALFEE'S LAW』。これは、非常に揉めたアルバムで、当時のスタッフとかなり言い争った思い出があります。何で言い争ったかというと曲順だったんだけど、俺はどうしても1曲目に『ジェネレーション・ダイナマイト』を持ってきたくて訴えたら、凄い反対されて、『こんな曲を1曲目に持ってきたら、今まで築き上げたアルフィーのアコースティックサウンドはどうなるんですか!』て言われて、『アコースティックなアルフィーが好きなファンが、これで離れていってしまいますよ!どーするんですか!』とまで言われたjから、『離れていったら増やせばいいじゃないか』て。でも、『ジェネレーション・ダイナマイト』を入れることで、アコースティックな面もより引き出せるんだじゃないかと思っていました。」 確かに当時なら、ALFEEが『ジェネレーション・ダイナマイト』を歌うって凄い衝撃だったんだろうね。『メリーアン』で認知度が高まった時だったけど、それでもアコースティックサウンドの方が強かったから、いきなり『ジェネレーション〜』を歌われた時にはビックリしたんだろうなぁ。あのPVも凄いインパクトだし(笑)。しかし、高見沢さんの「離れていったら増やせばいいじゃないか」と強気発言には「おお〜っ!」と感激しました。こういうところが高見沢さんだよね。今は「だいぶ丸くなった」て自分で言っているけど、こういう突っ走る面はずーっと持ち続けて欲しいな。 高「実はこの時既に『恋の炎』も出来ていて、本当は1曲目『ジェネレーション・ファイナマイト』、2曲目『恋の炎』というのが自分の考えだったんだけど、『ジェネレーション・ダイナマイト』で散々言い争ったので、さすがに『恋の炎』までは言い出せませんでした。そこは和を大切にするA型(笑)」 『ALFEE'S LAW』の制作時点で『恋の炎』も出来上がっていただなんて驚きでした。もし高見沢さんが考えた曲順だったら、『ALFEE'S LAW』て今のイメージとは全く違ったイメージなっていただろうなぁ。でも、『恋の炎』も翌年のアルバムには無事収録されたしね、よかったよかった。この時、「(『恋の炎』を)やって〜♪」と客席からリクエストの声が上がり、「いつかやるからその時はノルように!」なんてはぐらかしたんだけど、その客席の人(3階席の人だったかな?)がやたら声の通る人だったので、「なんか上から物言われていると怖いな」と、ちょっと怯んでいた高見沢さんがツボでした。しかし、この時の客席の多くが、『恋の炎』だけじゃなくて、『ジェネレーション・ダイナマイト』〜『恋の炎』という流れで聴きたいな〜って思っただろうね。私もその一人だ! その後は真面目モードになりまして、 高「当時作った曲が今になってグッと自分の心に感じるものになってきたり、今の時代だからこそ沁みてくる曲があるんですが、別に予知能力とかないけど、音楽を作る上でそいういう力が働いているのかもしれないなんて思っています。さっきも言ったけど、海を見ているだけでこう癒されるというか、人間は土に還るというけど、ある本には『人間は海から生まれた』と書かれていたし、海に還るもんなんじゃないかなって余計に思うようになりました。海に限らず、自然の癒しの力というのは凄いよね。こう目に見えないものを感じて癒されるというか、星の輝き、海の音、風の薫り、平和や歌だってそうだけど、目に見えないからこそ大切にしていかなくちゃいけないのかなと思うようになりました。これからもALFEEは、そういう目に見えないものを感じるということも考えていきたいなと思っています。…では、ここからデビュー30年のALFEEがみんなに何曲かメッセージソングを送りたい思います。まずは、『誓いの明日』」 …「目に見えないものに感じて癒される。だからこそ、大切にしていかなくちゃいけない」て、なんかハッさせられる言葉でした。平和だって、みんなが仲良く手を繋ぎ合って笑顔でいればいいとか、そういう見た目のことを言うんじゃないもんね。誰かの言葉に励まされたり癒されたりする時もあるけど、それは目に見えるものじゃない。歌(音)だって目に見えるもんじゃないし、人間てつくづく目に見えないモノに救われているんだな〜と、改めて思ってしまいました。だからこそ守りたいとも思うし、見えない分守るのが大変というか守る実感がなかなか沸かなかったりして後悔することになるのかも。 そしてMCの後、『誓いの明日』、『AUBE〜新しい夜明け』と立て続けて歌われ、特に『AUBE』での大きなハートエンジェルギターを高く掲げて歌う高見沢さんのポーズが凄い好き。そういえば、この時、幸ちゃんは上だけJ.P.ゴルチェの半袖のカットソーに着替えていました。桜井さんはジャケットとネクタイを脱いでの再登場。 そして『Drak Side Meditation』、『DNA Odyssey』が歌われ、『DNA〜』では前奏に合わせてステージの四方から炎が順次に吹き上がるという特効と、ラストでステージ頭上で花火がバーンッ!と鳴るという特効は健在。 そして、鐘の鳴る音のSEが響くと、それに被るように『Mind Revolution』が演奏されました。ここでは高見沢さんヴィーナス・エンジェルギターを持って来ました。ブルーローズ・エンジェルギター、ハート・エンジェルギター、そしてヴィーナス・エンジェルギターと、今回は巨大なエンジェルギター3本登場でかなり嬉しかった。この『Mind Revolution』の時だけ、3人がOPで乗っていたクレーン型の照明が動くんだけど、その照明の動きとサウンドがマッチしていて惹き込まれてしまいます。続いて『TIME AND TIDE』が歌われまして、ヴィーナス・エンジェルギターを抱きしめるように歌う高見沢さんの姿が印象的でした。バラードの曲の時にこう思うのはどうかと思うけど、ヴィーナス・エンジェルギターて抱かれるのが似合うギターだな〜って思ってしまいました。 演奏後、『TIME AND TIDE』のSEが流れる中、3人はそれぞれお辞儀してステージを去って行きました。最後までステージに残っていたのは高見沢さんだったかな? アンコールの3人の衣装は、高見沢さんはヴィックを付けたままで黒のレザーパンツに鎖とかジャラジャラのベルト付きで、ラインストーンで髑髏を象った黒のタンクトップ、その上に昨日と同じ悪趣味な(笑)着物を羽織って登場。黒のサングラスもしていたし、インカムも付けていました。桜井さんは、おそらく昨日と同じぽいブルーグレーと赤の柄入りシャツに白パンツ姿、幸ちゃんは胸元に赤ラメのロゴが入っている黒のタンクトップに黒のデニムパンツに赤いジャケットを羽織っていて何気にカッコ良かったが、ステージに出て来た途端に「シュッ!シュッ!」と客席に指し攻撃(笑)。 3人はギターを持つなり山石さんの前に集まり、「せーのっ!」セッション開始。今回はディープ・パープルの『スモーク・イン・ザ・ウォーター』でした。あややが某プ●ッツCMで口ずさんでいた曲だったせいか、音が出るなる桜井さんが「ツッパリ!ツッパリ!ツッパリ!」をやり始める。そこに高見沢さんが、「ちゃんと演奏しろ」みたいな感じでツッコミ入れたんだけど、桜井さんがあややの真似をしているまでは気づかなかったぽい。 そして、ギター掻き鳴らす高見沢さんがステージ前に出て来て客席を煽ったかと思うと、今度は後方のスロープになっている所に駆け上がり、そのまま『ジェネレーション・ダイナマイト』が演奏されました。本編での高見沢さんのMCで話題に上がったこともあって、客席は一気に大盛り上がり!思わず、「これがスタッフと揉めた曲か〜」なんてしみじみ思ってしまいました。しかし、この曲の間奏で幸ちゃんがキーボードとドラムセットの間の奥に入り込んでしまったから、私の位置から幸ちゃんがサッパリ見えなくなって、「あれ?幸ちゃん、どこ行った?」状態になりました(笑)。続いて『恋の炎』が演奏されると客席は更にテンションアップ。『ALFEE'S LAW』で高見沢さんが考えた曲順だ〜!と妙に感動してしまいました。幸ちゃんは赤いジャケットを脱いでタンクトップ姿になり、ハンドマイクを持って前に出て来て客席煽り捲くり。インカム付けている高見沢さんも自由に動き回り、幸ちゃんは幸ちゃんでステージ前にある無人カメラ相手にお遊び(武道館でも登場しているレール付きの自動カメラ)。腕を伸ばして「犬の散歩」のようにカメラを扱っていて面白かった。桜井さんも山石さん相手に妙な動きを披露していたし、ホントにこの曲での3人は好き勝手に楽しんでいるた。その勢いのまま『二人のSEASON』まで演奏されちゃって、もうどうしようっ!て感じでした。「耳もとで囁く〜♪(作詞:高見沢俊彦)」では、「愛してるぜっ」と高見沢さんの魅惑の低音ヴォイスが炸裂。最後は3人ステージ前に横一列に並んで、ヘッドシェイキングならぬネックシェイキングでおおはしゃぎっ! なんか、凄いアンコールになってしまいましたよ。 そのままメンバー紹介になりまして、「キーボード!山石敬之〜っ!ドラムス!長谷川浩二〜っ!」とバックの2人を高見沢さんが紹介すると(山石さんを紹介中に、上の着物を脱いで、赤い生地の着物にチェンジしていた高見沢さんであった。脱ぐタイミングを微妙に間違えているような…/汗)、次に「生ギター!坂崎幸之助〜っ!」と叫んでから何やら幸ちゃんにジャスチャーをする。幸ちゃんも「俺?」て感じで確認して、「ベースっ!桜井賢〜っ!」と幸ちゃんが桜井さんを紹介。今度は桜井さんに近付いて行った高見沢さんが「自分を紹介しろ」みたいなジェスチャーをしたので、桜井さんが「イエ〜イッ!では紹介しようっ!日本最古のロックンローラ-っ!ギター!高見沢俊彦〜っ!」と煽りまくって紹介。上機嫌の高見沢さんは、その勢いでステージ前にバーンッ!と飛び出して来たのであった。 そして、「We are THE ALFEE〜!まだまだ行くぞ〜!本物のロックンロールだ〜!今夜もやるぞ〜!ロックだ〜っ!」と、かなりガラの悪い感じて(笑)客席を煽り捲くり、隣にいた幸ちゃんに「ロックンロールだ!」みたいなジェスチャーをすると、幸ちゃんはほのぼのテンションで『君はパラダイス』を演奏。ちょっとズッコケる高見沢さん、小芝居入ってます(笑)。もう、この時の高見沢さんのハイテンションぶりは凄まじく、ステージ前もちょこっとスロープになっているんだけど、そこをカニサン歩きのような感じて客席に背を向けながら物凄い勢いで平行移動したもんだから、客席から笑いが起きました。…あれ、実際に見ていた人じゃないと判らないんと思うんですが、ギター弾きながらカニステップてかなり笑える。下手の前に居た桜井さんなんて、いきなり高見沢さんが真横に来たもんだからビクッ!としていたもん。それに味をしめた高見沢さんは、同じ動きで上手にいる幸ちゃんの方に向かったりして、もう遊びまくりでした。そういえば、幸ちゃんは珍しく歌詞忘れをしていたなぁ。前日にカンペ持参を注意されたせいかしら(笑)。でも、高見沢さんは自分のパートを歌うどころか客席に歌わせちゃって、幸ちゃんから「ズルッ!」て顔されていました。 そのまま「シャ〜ラララ、やりたいよ〜〜ぅ♪(作詞:高見沢俊彦)」で恒例のハモ遊びに突入、今回はサクサクとアンケートを取っていて、「高見沢さんと一緒に映画を観たい」だったかな?ちゃんと覚えてないんだけど(汗)。なんせ幸ちゃんと桜井さんのがインパクト大だってもので…。幸ちゃんの時が男性に当てられて、「坂崎さんとギター対決したい!」て言ったもんだから、高見沢さんが「坂崎とギター対決をしたい!勇気あるなぁ!」て言って、幸ちゃんが「ギター対決て?いいよ。『アンジー』やろう!それとも対決って…?」とやや意味深ぽく言うもんだから、高見沢さんと桜井さんが自分のギターを逆さ持ちして刀のように振り上げちゃんだもん(笑)。幸ちゃんまで自分のギター持って振りかぶっちゃうし、妙な臨戦状態になる3人。しかも、高見沢さんと桜井さんは本当に対決モードぽくなり(まさに「巌流島」の武蔵vs小次郎!?)、幸ちゃんも「どっちが勝つか?桜井かな?桜井のベースはヴィンテージだからな」なんて煽るから、高見沢さんが桜井さん追っかけちゃうし、桜井さんも負けずに応戦するし、高見沢さん逃げ込んだ勢いでステージから落ちそうになるし(笑)。アナタ達、本当にミュージシャンなの?面白過ぎる!としか言いようのない光景でした。もう遊び過ぎちゃったもんだから、「えっと、何だたっけ?ギター対決したい?」と、本題のハモを忘れている始末(笑)。そして桜井さんのリクエストは、「桜井さんと一緒に不倫したい?」と高見沢さんが聞き間違えたもんだから、客席全体が「エエ〜ッ?」と驚き、桜井さんも「マジィ?」て感じで動揺、リクエストした人は手をブンブン振って「違う!違う!」と完全否定(笑)。本当は「桜井さんと一緒にF-1観戦をしたい」というリクエストだということが判り、客席も「何だ〜」と一安心すると同時に、「どう聞き間違えれば、『不倫したい』になるんだろう?」という疑問を抱えました(笑)。 そして、今日は東京ファイナル!せっかくだから、高見沢さんは桜井さんや幸ちゃんのリクエストも取ることに。いきなり振られた桜井さんは困惑してしまい言葉に窮し、「ホラ!桜井がみんなと一緒にやりたいことだよ!」と、高見沢さんに脅される始末。それで、やっとこさ「みんなとロックンロールしたい!」と言った桜井さん。でも、この普通の言い方が気に入らなかったのか、高見沢さんてば『恋の炎』でもやっていたカニステップを披露。何か叫びなからやっていたんだけど上手く聞き取れず、「桜井〜、ロックンロールだ〜」とか言っていたのかな?何度もやってのけ、しまいには幸ちゃんまで一緒になってカニステップをやり出す始末。とても、今年で50の大台を迎えた男性には見えませんでした(泣笑)。遂には「お前もやれ!」て感じで高見沢さんから煽られるんですが、膝に水の溜まっている桜井さんはあまりムチャは出来ません。でも、その煽りっぷりと根っからの芸者根性に火が点いたのか、高見沢さん達を凌ぐカニステップというかとんでもないステップ踊りを披露。あんまりにも大暴れするもんだから、幸ちゃんから「膝に深層水溜まっているのに…」と心配されてしまいます。…ていうか、絶対に翌日は3人とも膝ガクガクだと思うな(笑)。そして、なんとか「みんなとロックンロールした♪」とハモりますが、その後だったか前だったか忘れましたが、このコンサートの模様がBS-Hiで放送されるという話題になって、高見沢さんと幸ちゃんが「俺達はBS〜ハイッ♪(『ハイ』て手を上げる)」と妙な掛け声を何度も言い合って桜井さんを困らせます。どうも桜井さん宅にはBS-Hiが入ってないので、2人がわざとそう言って絡んでいるらしい(笑)。というより、壊れた2人しか見えませんでしたが(笑)。ヤケを起した桜井さんは、「オレの頭はスカッパ〜〜♪」と自虐的なギャグで応戦し、2人は更に笑い壊れます。「上手い!よく自分を判っている!」とは、かなりの暴言だと思いましたが、もうそんなことすらどうでもよくなっている3人でした。桜井さんはこの模様がS●Y-PerfectTVでも放送されるもんだと思っていたらしいですが、BS-Hiだと知って「見られない」みたいに嘆いておられまいたが、NHK-BSは入ってたんじゃなかったけ?なんかいろんなチャンネル名が出て来た為、一体どこでこの模様が放送されるのかよく判らなくなった3人のやり取りでした。<いいのかそれで! 続いて幸ちゃんからのリクエストは、「明日もNHKホールでコンサートをしたい!」というもので、その発言には客席も大喜び。「さすが!坂崎は言うことが違う!」と高見沢さんも持ち上げますが、「では、明日は坂崎のポケットマネーでやろう」なんて続けて言ったもんだから、「それはムリムリ」みたいなジェスチャーをする幸ちゃんであった。しかも、その「ポケットマネー」という言葉に引っ掛けた放送行動ギリギリの発言を桜井さんが幸ちゃんにしたらしく(マイク通してなかったので客席には判らず)、「コラッ!」て感じて桜井さんを追っかけ回す幸ちゃんであった。そんな鬼ごっこ状態になってしまった2人に、「コラコラ、歌うぞ」と保育園の先生(保父さん?)みたいな口調で注意する高見沢さんがツボに入りました。注意されて戻って来た2人は、何事もなかったかのように『君はパラダイス』を歌いきっちゃうし…。これがALFEEなんですよね〜。 そして、一旦ステージが暗転すると、山石さんのキーボードソロが流れ、3人のアカペラで始まる『星空のディスタンス』が演奏されました。もうさっきまでのおふざけ雰囲気からガラッと雰囲気が変わって、なんか鳥肌モンの興奮がありました。 続いて、長谷ぼんのドラムソロから『Flower Revolution』が演奏され、赤い着物の脱いでタンクトップ姿になった高見沢さんがドラえもんギターを持って「JUMP!」と客席を煽り、一気にお祭状態になりました。サビで銀テープが飛び出す特効も健在で、銀テープが客席に舞い落ちる様は上から見ても凄い綺麗です♪歌出しでは、またもや妙な動きをして幸ちゃんを笑わそうとしていた桜井さんが、高見沢さんに目を付けられ纏わり付かれます。高見沢さんはスピーカーに足を躓きそうになりながらも、意地でも桜井さんに纏わり付きます。嫌になった桜井さんはフェイントをかけて(見事に引っ掛かる高見沢さん/笑)、高見沢さんのマイクスタンドへ逃げ込みますが、追っかけて来た高見沢さんは桜井さんの真後ろにへばり付き(迷惑大)、桜井さんの歌に合わせて耳元で「Hey♪Hey♪」と叫んでいたんですが、微妙にタイミングがズレていましたよ…。それでも、「Hey♪Hey♪」と超音波で言い続けていたので、桜井さんは歌いながら「うるさいよっ!」と注意していました(当然)。歌っている最中に、「うるさい!」と注意される人も非常に珍しいです(笑)。 最後は高見沢さんが「東京最高ーーっ!どうもありがとーっ!」と叫んで終了、演奏後は山石さんや長谷ぼんも前に出て来てご挨拶。長谷ぼんはロゴ入りの白Tシャツ姿、山石さんはシースルーの白シャツ姿でカッコ良かったです。それぞれピック投げたりして、手を振りながら客席にお別れ。幸ちゃんは最後に投げキッスをしていってくれましたっ♪ここでは高見沢さんが最後まで残って、客席にお辞儀をして去っていったような…。 2度目のアンコールでは、高見沢さんはヴィック付けたままで、濃紺(濃紫?)の同色の刺繍入りスーツに&Gスカーフを巻いて登場。ちょっと貴族ぽい格好でカッコ良かった♪しかも、ステージに出て来るなり投げキッスッ。幸ちゃんは黒のラメタンクトップにデニムジーンズという格好で登場。手をグーパーしながら客席にお手振り。そして桜井さんが黒のシャツに黒パンツに黒のハットを被って登場。出て来るなり、右手をハットに添えて渋くポーズ決めてくれてカッコ良かった〜!…なんか、ステージへの登場の仕方も3人それぞれ個性があって良いなぁ、としみじみ感じました。非常に自由です。 そのまま高見沢さんのMCに入りまして、3階席、2階席、1階席をそれぞれ煽り、 高「ここ(ステージ)に立っていると凄いよ、みんなの声が。頭の上からと、目線からと、そしてボディブローに来る。NHKは'84年からやっているけど、20年前と変わらない盛り上がりというより、むしろそれ以上の盛り上がりになってきていて嬉しく思います。本当に最後まで熱い声援をどうもありがとう!」 この後、夏イベ告知に続いて、「今年こそ、星空の下で『星空のディスタンス』を歌いたい!」みたいなことを高見沢さんが言ったら、客席が盛り上がったんだよね。そうしたら、高見沢さんてば、「せっかくだから、今の撮り直そうか?」なんて話になりまして(笑)。もうここの客席は8月に23回目の夏イベがあるってことは知っているけど、あたかも今初めて聞いたような驚きの大歓声を上げるようにと、高見沢さんから演技指導まであり(笑)。客席に演技指導するアーティストも凄いなとも思いましたが、そこは高見沢俊彦ですから(爆)。そうして、綿密な(?)打ち合わせの後、再度、高見沢さんが「今年も夏のイベントをやります!」と叫んだと同時に、客席もできるだけ新鮮な大歓声を上げる(健気)。できるだけ驚いたような声を上げたり、客席もかなり努力していたんですが、幸ちゃんと桜井さんは「うっそ〜?」とムンクの叫びのようなジェスチャーをお互いでしていて、しまいにいは「あら、イヤダわ〜」みたいな、オバサン同士の会話みたいに手を振り合っちゃう始末。「そこ!そこ!もういいから!ノリが良いのもアルフィーというグループの特徴だと思います」と、かなり的確なコメントをしていた高見沢さんがツボでした。しかし、このシーン、実際に放送されるのかな?(不安)。演技指導シーンから放送されたら大笑いだけど。 高「横浜での夏イベも随分やっていますが、初めてやったのが'84年の横浜スタジアムかな?来た人ーっ!…いらっしゃいましたね。あれから20年経っていますが、当時15歳だったみんなは今は…(笑)。僕達も今度で5歳になりますが……って、いんだよ!年齢なんてっ!さすがに50歳になっても音楽続けているとは想像もしていなかったが…」 …と、年齢のことになると自分で自分の首を絞めているような気がしないでもない高見沢さんですが(笑)、20年経ってもやっていることが変わらないて凄いよなぁ、って今更ながらに痛感。でも、今となっては、音楽をやらない3人というか、アルフィーを止めてしまった3人が想像つかないって感じかも。 この後は真面目モードのMCになったんだけど、ほとんど覚えてない。前日とMCの内容が混同しちゃっているというのもあるんだけど、「嫌な上司とがいるとか…て、いっぱい頷くなよ」みたいなことを言っていたような。とにかく、嫌なことがあっても、アルフィーのステージで発散して、元気になってまた頑張れみたいなことを言っていたのかな? あと、「愛が壊れてしまったら、また新しいものを見つければいい」みたいな話から、「オレの知り合いで5回離婚している奴がいるから。まぁ、財力があるから出来ることだと思うけど…」て言ったのはやけに覚えている。「凄いな、5回も離婚だなんて」と客席もザワめたいたもん。「愛が壊れてしまったら、また作り直せばいい」ていう言葉にジーンとした矢先に、「離婚5回やっている奴がいる云々」発言だもん、ビックリよ。でも、壊れたモノにいつまでもしがみ付いているよりも、新しいモノを見つけたり作り直したりする方へ努力した方がずーっいいというか、人生において前向きになれるよね。 高「先も言ったけど、目に見えないモノを感じること、目に見えないモノを大切にしていきたい。言葉もそうだよね。目に見えない、ちょっとした言葉に傷付いたり、ちょっとした言葉で傷つけてしまったり、そういうことの繰り返しで相手を思い遣っていく気持ちを知っていくんだと思う。歌もそう。目には見えないけど、みんなが僕達の歌を見つけてくれたから、こうして僕らはみんなと出会えた。そういうものを、これからのALFEEは大切にしていきたいと思います」 …たぶんこんなこと言ってないと思うんだけど(苦笑)、こんな感じのようなことをは話していたと思う。「ちょっとした言葉に傷ついたり、傷つけてしまったり…」というのは覚えているんだよね。そういう意味で、「言葉」ていうか、目に見えないで感じるモノて難しいなぁなんて思ったりして、でも、「そういうものを大切にしていきたい」て思うALFEEの心構えというのかな、そういう姿勢に、なんとも言えない愛情を感じましたね。 高「では、ここに集まってくれたみんなの為に、ALFEEからの愛の歌を送りたいと思います」 というMC後に歌われたのは『確かにFor Your Love』。続いて山石さんのキーボードソロと幸ちゃんのブルースハープの演奏から『哀しみの泉』が歌われまして、なんか山石さんのキーボードの演奏に泣きそうになってしまった。妙に切ない気持ちになってしまう曲ですよね。高見沢さんも、感情たっぷり込めて歌うから、何度聴いてもグッときてしまうな。 そして、最後は3人それぞれ手を振ったりピックを投げたりステージを去って行き、最後までステージに残っていた高見沢さんがステージ中央で深々とお辞儀をし、去り際にも手を振って去っていきました。 しかし、今日はNHK2日目の東京ファイナル!このままで終わらせたくない!という客席の気持ちが鳴り止まないアンコールとなり、少し経つとステージが再び明るくなり、先ほど同じ衣装て3人が登場っ! 幸ちゃんが『See You Again』の前奏を奏でた途端に大歓声になりました。やっぱ、東京ファイナルはこうでなくちゃっ!かなり感無量状態になったんですけど、幸ちゃんてば高見沢さんが歌っている時に後ろ向いて長谷ぼんと笑顔でアイコンタクトしてんだもんっ!長谷ぼんも満面の笑みで返しているし〜っ!2番になったら、更にその行動がエスカレートして、お互いスティックもって「そ〜れっ♪」て感じでおふざけモードで合図送っているし、もうあの長谷ぼんの笑顔とおふざけっぶりにこっちまでデレデレの笑顔になってしまいました(<只の怪しいヤツ)。 最後は客席が合唱状態になって、その合唱に重なるように高見沢さんがギター音を響かせ、再びバンド演奏になっていく展開は凄く好きです。なんかステージのアルフィーと客席がコミュニケーション取れているよな〜って、ハッキリと実感できて。そして、「Thank you TOKYO !! See you again〜〜ッ!!!!」と高見沢さんが叫び、その声が「アゲン、アゲン、アゲン」とエコー掛かって終了。その「アゲン、アゲン、アゲン…」のエコーに合わせて首をハトみたいピョコピョコ動かしていた桜井さんがツボに入ってしまって、またもや笑い状態になってしまった私。 そして、ギターをスタッフに預け、3人はステージ前の中央に出て来ると、一列に並んで深々と客席に向ってお辞儀をしまして、その姿を見てなんか急に熱いモンが込み上げてくる感じがしました。すっごく印象に残った光景です。 そのまま3人は、客席の拍手に見送られて、手を振りながら笑顔でステージを去っていきました。 こうして東京ファイナルでもあるNHK2日目のアルコンが終わってしまいましたが、もう「最高に楽しかった!」という言葉に尽きます。他に言葉は要らないかもしれない。とにかく、このアルコンに参加できて、最高に自分はラッキーでしたっ。 。
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