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遂に来てしまった東京ファイナルっ。梅雨シーズン真っ只中ですが、この2日間は雨になることはなく梅雨の中休み的な気候で、そのせいでもないけど、会場へ着く前からなんか晴れ晴れとした気分でいけました。あと、日曜日だけあって、原宿方面から歩いていくと、所狭しといろんなバンドが生演奏をしていて道路は賑わっていました。ただね、最近のバンドてマイクスタンドはもちろん、ドラムやキーボードも完全装備だし、アンプまで持ち歩いているんだよね。それに全財産注ぎ込んでいるんだろうけど、やっぱさ実力勝負して欲しいよね。ギター一本でも歌えるミュージシャン目指して頑張れっ! …なんて関係ないこと書くなって?本題に入りましょう。本日は17時過ぎに会場に着きまして、既に開場しておりました。NHKホール正面の辺りにいたら、お相撲さんがいらしておりました。どちら様だったんだろう?私相撲に詳しくないからなぁ〜。とにかく、スムーズに会場入りできましたねっ。 でもって、ステージのセットの様子は相模大野のレポの方を参照して下さい(この手抜きは最後まで続く…)。 10分ほど押してSEが流れ、本編がスタート。まず、長谷ぼんと山石さんが定位置に付き、長谷ぼんのドラムソロになると幸ちゃんと桜井さんがステージの下手から登場。今日は1階の高見沢側の席だったんですが、なんか幸ちゃんと幸ちゃんのマイクスタンドで長谷ぼんがほとんど見えない事実が発覚っ!ななんぼショック!これでテンションも下がってしまう…てことはさすがにないんだけどね(笑)。幸ちゃんは茶系の細いストライプが入ったスーツぽい服+襟が角が白いラインが入っている黒のシャツにオレンジのグラサン姿。桜井さんは紫のスーツに赤系のシャツに紫系の柄ネクタイ姿でした。 そして、『Lonely Herat』が演奏され、ステージの中央のお立ち台に真っ白なフリルのロングコート(後がすごい何重ものレース仕様になっている)に白のシースルーフリルシャツにチェーンのロングネックレスに、黒のレザーパンツ+シルバーベルトとチェーンベルトの重ね付け姿の通称“花嫁”の高見沢さんが登場!もう初っ端からお立ち台で弾けておりますっ!ハンドマイクで『Lonely Herat』を熱唱するタカミー。ステージ前に出て来るときは「ハローッ!NHK−っ!」とご挨拶。もう1曲目から客席煽られっぱなしです。ステージ左右行ったり来たりで、とにかく駆け回っていた…。最後は「Stop the lonley heart!!!!」と超音波。 そして、スタッフから赤いチーフを受け取るとそれを振り回し『CRIMSON KISS』へ。うっわーっ!この曲が来るだなんて思ってもいなかったぁ。意外に客席も赤いチーフ持っている人多かったね。私はスッカリ忘れていたよ…。そして、ふと思ったんだが、タカミー2番飛ばしていなかったか?私の記憶がそこだけ抜け落ちているのか?ギター・ソロの部分をカットしていたので、そういう流れになったのかな?謎。なんか赤いチーフを振るって言うよりも、腕ごとブンブン振り回していてなんか凄かったわ…。 その勢いのまま間一髪入れずに『Stand up,Baby−愛こそすべて−』だぁ。もう花嫁ブッ壊れ。狂ったように独特のステップでステージを駆け回るっ!間奏では「JAMP!JAMP!」と叫びながら、ひたすら客席と共に跳び続ける花嫁…激し過ぎ。本当にこんな激しい『Stand up〜』は他にないぞっ。もうあまり間奏で跳び過ぎて息切れてしまい、次の歌い出しに遅れたからね。本当に先のことを考えていない人だ(笑)。「も〜っと♪高〜くっ♪JAMP!JAMP!JAMP!』では、あまりに気合を入れ過ぎてしまい、思いっきりテンポがズレていて、客席も跳び損ねてしまったぞ、おい。 そして、いきなりメンバー紹介に入る花嫁。 高「ドラムス!長谷川浩二ーーーーっ!! キーボード!山石敬之ーーーーっ!! ベース!桜井賢ーーーーっ!! ギター!坂崎幸之助ーーーっ!! (幸ちゃんこの3曲はパーカッションだったのでエッ?という顔をする) そして、高見沢王子ーーーーっ!! We are THE ALFEEーーーっ!どうもありがとうーーっ!! 最高に激しい夜をどうもありがとうっ!また会おう! さいたまスーパーアリーナで待ってるぜぃ!! 元気でなーっ!どうもありがとう〜!!」 …と叫んで去って行ったのですが、音を止めていなかったので、また上手から物凄い勢いで飛び出して来た花嫁。その勢いのまま、ドラムセットの台ステージ向かって右側に飛び乗った!しかし、良く見たらソレって照明の上に立ってる?さすがにマズイと思ったのか、すぐに降りて照明を直す花嫁…ちょっと情けない(笑)。そして、ドラムの正面まで平行移動して、「もっと盛り上げろ〜」とばかりに両手を広げて客席を煽る。客席の歓声が最高潮になったところで、ジャーンッとキメてステージに飛び降りるが力尽きて寝転がる。そこでステージは暗転したけど、真っ白な花嫁はブルーのステージライトに反射して倒れていても目立ちまくり。しばしひっくり返っていたが、なんとか起き上がると、ヨタヨタしながら上手に去って行こうとする花嫁。ヨタヨタしながらも、声援に応えながらバンザイしていくサービス精神旺盛な花嫁だった。 そして客席はアンコールの嵐へ(笑)。 続いて幸ちゃんのMCになり… 幸「どうもありがとうございます。素晴らしいアンコールで。 昨日に引き続き、花嫁の凄いステージで盛り上がりましたが、 アンコールはアルフィーが務めたいと思います(笑)。 しかし、あの花嫁も乱暴な人ですね〜。勝手にメンバー紹介して。 『ギター!』なんて言われたけど、俺ギター弾いていなかったからね〜。 焦っちゃいましたよ。凄いコンサートですよね。 始まってまだ3曲なのにもうアンコール。いいですね〜。 ここからアンコールなんでのびり行きたいと思います。」 幸「今回の春TOURは、高見沢がTOUR始まる40日前に牛に指を踏まれ、 40日でくっつくと言われて、じゃあ初日は間に合うね♪と言っていたんですが、 思っていたよりも彼の骨は老けてました。あんなに牛乳を飲んで育ったのに、 あんなに魚が好で食っているのに、…いまだにくっついてませんっ! だから、この春TOUR一体どうなることやらと思っていましたが、 それを誤魔化すかのようなオープニング。今回は本当にオープニングが特殊です。 高見沢がギターを持たずに3曲やるだなんて、いまだかつてない事です。 今日のスポーツ新聞にも出てましたけど、みんなどう書いて良いか困ったんで しょうね〜。中には『アルフィー、ライブ3曲で終了!』とかありましたが(笑)。 」 …と幸ちゃんはファンを立たせたまま喋り捲る。そこへ下手から桜井さん、上手から上だけいつものチビTシャツに着替えを済ませた高見沢さんが戻ってきて、高見沢さんが席へ着くなり何か幸ちゃんに言う。 幸「…あ、皆様お座りになってゆっくりしてくださいね。 (高見沢さんに向かって)どうもっ♪何か息切れてない?」 高「新聞と言えばさ、『アルフィー高見沢、闘牛で足の指を骨折』 て書いてあったんだよ。足だったらギター弾けるよっ!」 幸「足骨折してたら、ここ(ステージ)であんなに跳べないよね〜。」 …ウーム。高見沢さんが骨折した指を足と手勘違いしていた新聞記事があっただなんて未読だったなぁ〜。「アルフィー、3曲でステージ終了!」と書いていた新聞は見たけどね(笑)。でも、いきなりオープニング3曲が花嫁オンステージだから、初めて見た記者の人はビックリしちゃうよね。第一、1曲目はアルフィーの曲じゃないし(笑)。ある意味、貴重な新聞記事になるのかな? その後、「昨日も参加した人?」とか、幸ちゃんが出欠を取ったような…、ん?、もうちょっと後でだったかな?ちょい記憶が曖昧。とにかく、出欠取った時に、前から2列目の真ん中辺りに初参加の人がいて、「もう二度と取れないですよ」て幸ちゃんが毒吐いていた(笑)。 幸「3階席っ!元気かぁ〜!?ここは3階が凄いんだよな。 2階っ!…高見沢さん、盛り上がりますよっ!」 高「急に振らないでよっ。」 幸「ダメです!ここではバンバン振りますっ!(強気) 1階の皆さん、元気ですか?……必要以上に元気ですねっ! (桜井さんに照明が当たってないのでに)どんよりですね。」 高「明るくしようっ!」…とギターを弾き始める。幸ちゃんも続く。 …2人の演奏に合わせて首を動かし始める賢さまキュートっ♪しかし、「座っているからダメだんだよ!」と高見沢さんからダメ出しをされ、イスから立つことになり、さらに激しくギターを弾く2人に合わせて狂ったように踊りまくる桜井さん。…2人、なかなか演奏止めません(笑)。 桜「おーいっ!」…文句を言いながらも踊り続ける賢様…♪ 高「(客席に向かって)拍手〜っ!!」 幸「凄いよっ!ここまで出来るミュージシャンて居ないよっ!」 桜「なんか3曲ぶっ通しで歌った気分だよ…。 あのね、この靴の裏が革だから、滑らないように滑り止めが付いてるから、 足が上手く滑んなくて踊りにくいの!もう股関節が痛いよ〜…」 幸「ぎっくり腰のようなものが治って膝に水が溜まったと思ったら、 今度は股関節脱臼ですか?」 桜「股関節脱臼はまだしてないですよ…」 幸「真ん前の人(生まれて初めての参加の人)がビックリしてますよ。 『桜井さんってあんな人だったの?』て(笑)。 初めて参加する時は見る場所を考えた方がいいね。 場所によってステージの印象が全然違うからね。」 桜「皆さん、別に演芸を見に来た訳じゃないでしょ? でも、昨日であれだけ盛り上がちゃったんで怖かったんですよ。 特に上手の人。センターの人も危ね〜かったし…」 幸「危ね〜かったし…?(笑)」 高「学生時代、S&Gのコピーをしてきた俺達ですが…」 …と、昨日に引き続き、またMC進行を仕切り始めるタカミー。 高「オリジナルの曲の中にもS&Gの影響を受けた曲がいくつかあります。 では、そのうちの一つをやりたいと思います。 (…と、幸ちゃんにだけコード進行を伝える)」 幸「エッ?(とかなり本気で判らなかった様子の幸ちゃん)」 高「おい、頼むぞっ!お前ぐらいは着いて来てもらわないと困るんだからっ! Cの3カポだよっ。」 幸「(慌てて譜面を捲る幸ちゃん)あ、3カポねっ」 高「坂崎、慌てて探しています。 桜井はまだ判っていません♪」<すっごく嬉しそうに言う …何やらゴソゴソと相談しまくる2人に、必死に耳を傾けようとする賢様(笑)。この時だったか、桜井さんイジケてピックをばくばく食べ始めちゃう。幸ちゃんから「何食ってるの?」て注意されていたけど、賢様がイジケたくなる気持ちもなんとなくわかる。でも、面白いから続けて欲しい(悪魔)。 桜「おーいっ!連絡事項はこっちまで伝えろよ!そこで止めるなっ。 お年玉年賀ハガキを出さないで奪っちゃった人みたいじゃんっ。」 幸「そっち山だから届けるの大変なんだよ。」 高「そっち山間部じゃん。こっちは平野部なんだもん。」 桜「エッ?こっちて山なの? じゃあ俺達って、いつも山に帰って行ってるの?(笑) (NHKホールではメンバーは下手に去って行きます。)」 高「曲目、書いてあんだろっ?…あ、書いてない?(笑)」 桜「書いてあるけど、ここだけ?マークが5つになってるよ!」 高「S&Gに影響受けた曲だよ。Cの3カポだよ!判るだろ? S&Gの中にも同じタイトルの曲があります。」 桜「Cの3カポなんて何曲もあるじゃんかよっ」 高「その中でも、この流れでやりそうな曲て判るだろ? 自分で考えろよっ!これが社会ってもんだ!<そうか?(爆)」 桜「そんな身勝手な〜…」 高「今ので何の曲が判った人ー?(半分弱の人が手を挙げる。私も判った♪) まだ判らない人ーっ?(さっきと同じぐらいの人数が手を挙げる) 判らない人は桜井と同じレベルです(笑)。」 …ギターとか全然やらないので、コードのことを言われてもサッパリだったんだけど、「S&Gにも同じタイトルの曲がある」で判った。これで判らない桜井さんヤバイッて。でも、一人、横の二人を見ながら疑心暗鬼になっている桜井さんの姿が面白かった。なんかね〜、高見沢さんはそんな桜井さんの態度を見るのが楽しくてしょうがないって表情に出てたね。 …で、なんとか幸ちゃんも準備が整いやろうっ!ことになるんだけど、桜井さんが前奏を聞いたらすぐに譜面を探せるようにもう構えている(笑)。その態度が判っているので、高見沢さん引っ張る、引っ張る。 高「では。S&Gに影響を受けた曲ということで、この曲を…」 幸「ワン・ツー…」 高「て、曲判っているよね?」 幸「判ってるよ。じゃあ、せーの…」 高「S&Gに影響を受けた曲ということで…」 幸「カウントさせろよっ!(笑)」 …桜井さん、イスから転げ落ちて踊りまくる(笑)。 高「では。ちゃんとやりましょう(笑)。 S&Gに影響を受けた曲で…」 幸「ワン・ツー…」 高「タイトルぐらい言っておいた方が良いか?」 幸「おい…っ!」 高「では、やりましょう。S&Gに影響された曲で、 『水曜の朝、午前3時』」 …桜井さん、慌てて譜面をめくり巻くって探しまくる。もう、前奏始まっているのに客席はその桜井さんの慌てふためきの姿を見て大笑い。そして、幸ちゃんの歌い出しの前に見つけることが出来て客席から拍手が上がる(笑)。もう、幸ちゃんが歌い出す時なんて、「幸ちゃんからよっ♪」と左手を出してポーズを付ける余裕ぶり。 そんな笑いの中歌われた『水曜の朝、午前3時』でしたが、なんか聴いているうちにジーンとくるものがありましたね。すっごく好きな曲というわけでもないんだけど、何でかな、この歌詞とかハーモニーとか、なんか泣きたくなるぐらいに切なくて良かった。この曲は、まだアルフィーがブレイク前だった当時に、幸ちゃんが「オールナイトニッポン」の第2部(深夜3時から放送)のパーソナリティーをやった時に、その日時にちんなんで高見沢さんが作った曲だったんだよね。 幸「(桜井さんに向かってに向かって)良かったね、間に合って♪」 桜「最初(自分は)歌わなくていいから、ゆっくり探しても良かったんだけど、 いきなり歌い出しが自分からだったら、歌詞見ても何て読むのか 判らない時がありますからね〜。 『都会』て書いて『まち』って読んだりするのがあるんですよ。 前に『とかい』て歌っちゃって合わなくなっちゃったことがあった。」 幸「あれは何だったけ?……『真夜中のロマンス』かっ! (弾き始める)…見下ろす『まち』は〜♪って歌詞があるんだ。」 桜「(幸ちゃんの演奏に合わせて)…見下ろす『トカイ』は〜♪ …て、合うじゃんっ!(笑)」 幸「その後で合わなくなるんだよ〜っ!」 …客席から『真夜中のロマンス』をやってっ♪というコールに近いざわめきが起こる。 桜「ダメですっ!やりませっう!何で皆に主導権あるの? 俺達は流しじゃないんだからさ。 …おひねりが出るならやっても良いけど♪」 幸「ダメダメダメ!」 桜「すみません。キャッシュに弱いんです。」 …このやり取りの最中、高見沢さんはずーっとギター練習に没頭していた。人の話なんて聞いちゃいない(笑)。 幸「高見沢さんっ!」 高「(すごいビクッとして)…だから〜、急に振るなよっ!」 幸「ここは振りますよ〜♪盛り上がっていきますよ〜♪」 …で、桜井さんが高校3年時に、アマチュアコンテストでS&Gの『ボクサー』を歌って優勝した、という話になり、その時にスカウトマンに「プロにならないか?」て声え掛けられたけど、まだ将来のことを考える年齢じゃないし、大学生になってから…ということになった、という話から、何故か秩父弁の話になっていきました。この辺、記憶曖昧。 幸「本当に桜井って面白い人ですよ〜。昔っからそうでしたからねっ。 知ってます?桜井の高校進学の頃の話! (客席「話して〜♪」とリクエスト。高見沢さんギターでBGM担当/笑) 桜井さんは小学校の頃からお調子者で人気者でした。 しかし、秩父弁丸だしの田舎者に育ちだった桜井少年は、高校の時に 都会に出て、『このままではイカンっ!生まれ変わって立派なCtiy Boyに なるんだ』と心に決めたわけです(笑)。」 …高見沢さん、ジャッジャッジャーンとギターを掻き鳴らし盛り上げる 幸「…今も〜、聞こえる〜♪あの〜声〜の♪…って違うって! そのリズムヤメテよ。弱いんだからっ!!」 …高見沢さん、注意を受けて、また普通のBGMに戻す(笑)。 幸「そして桜井さんは自分の過去を知る人の居ない明治学院高校へ入学します。 明治学院です!白金台ですっ!入学してから3ヶ月経ち、City Boyを目指して、 秩父弁を殺し続けた桜井さんでしたが、そんな友達ともうち溶け合ってきたある日、 後ろの席の友達に聞かれました。『なぁ、桜井、ここ住所書けばいいのか?』」 桜「あん?あんだんべっ? …その一言です!その一言で高校生活が終わりました(涙)。 結局、中学時代と同じキャラになってしまいました。」 幸「アンダンベ……歩く速さ?」 桜「…硬めに茹でるのはアルデンテ。 …て、何でアナタが人の人生を語るんだよっ!」 幸「俺、桜井の人生語るのって大好きっ♪」 桜「ウルサイよっ!お前らに会ってなかったら もっとマトモな人生だったよっ!!(泣)」 幸「は〜、そうかぁ?(笑)」 …いや〜、本当に2人は桜井さんをいじめるのが好きだよね(笑)。こういう時は、絶妙のコンビネーションを見せてくれるもんっ。桜井さんが2人に出会っていなかったらマトモな人生を歩んでいたかは謎だけど、今以上の「楽しさ」を得ることはできなかったことだけは確実でしょう。 幸「え〜、高校3年の時に桜井がスカウトされまして、 大学1年の頃に僕が高見沢にスカート履かせまして…」 高「だから履いてないってっ!」 幸「俺も持ってないぞ。」 高「そうか?部屋で見たことあるけど…」 幸「そんな趣味はないっ。」 高「…て言うか、…まぁ、いいや(笑)」 幸「そして、アルフィーは大学2年の時にデビューしたわけですが、 桜井が高校の頃から2年間、レコード会社のディレクターに 『デビューしないか?』と言われていて、そろそろデビューしようか、と 既に高見沢も入ってましたから一緒に、そのディレクターに会いに 行ったんですが、もう会いに行く前に既に桜井のヴォーカルでA面の曲は レコーディングしてあったんですよ。しかし、ディレクターが高見沢を見て、 『君が新しく入った高見沢くんか、良いルックスしてるねぇ!どうでしょう? 高見沢くんのヴォーカルでもう1曲作っては?』て、新たにレコーディングして 結局それがA面になってしまいました。それが『夏しぐれ』という曲で…」 …高見沢さん、戸惑いながらも『夏しぐれ』の前奏を弾き、 高「…教えて〜、くだ〜さい〜♪」(定番のさだまさしの物真似♪) 幸「違うって!」 桜「なんかさぁ、これって昔のコンサートのノリだよ! 『フォークソング紀行』とかさ…」 幸「高見沢がご当地ソング歌うんだよね。聴きたいですねっ♪ …て、時間ないって!凄い巻き入ってます。ま〜た怒られちゃう。」 高「デビュー当時はいろんなことがあったね〜。 まず、デビューで躓いて、躓いている間に、かまやさんとか研さんの バックをやって食いつないで、メリーアンでやっと落ち着いてきて。 営業が凄かったからねっ!夜の営業なんて、3人でスナックとか行って 人の歌を歌って自分達の歌を宣伝するんですけど、本当に2人には頭が下がるよ! 桜井はリクエストでムード歌謡とか良く歌ってたもんなぁ〜。」 桜「お前もチェリッシュ歌ってただろっ。」 高「エッ?なんのこと?……その過去は抹殺したいんだ。 でも最近は、カラオケでアルフィーの曲が大人の方に好まれているらしいです。 あと、アルフィーの曲を携帯の着メロにしたりとか。 着メロにこの歌を入れているお相撲さんがいますからね。」 幸「じゃあ、やってみましょうかっ♪」 桜「エッ?急に(曲順を)替えるなよっ!」 高「(桜井さんに向かって)さぁ、何の曲だろうな? この会話だけで判ったら偉いっ♪」 幸「Cマイナーだよ。」 桜「…判りましたっ!バッチリです。フルですね?」 …という流れで歌われたのが『Promised Love』。今回のTOURて「じっくり聴かせるラヴソング」が少ないので、なんか新鮮に感じたし嬉しかったですね。でも、この曲を着メロにしているお相撲さんがいるんだぁ♪なんか嬉しいですよねっ。ちなみに私は、今は『希望の鐘が鳴る朝に』と『もう一度君に逢いたい』を気分によって替えて着メロに使っています(笑)。この『Promised Love』は、アコースティックヴァージョンなので、通常のヴァージョンと歌い方が微妙に違うんですが、突然やったにも関わらずピッタリ合っていたのはさすがですね。 幸「久しぶりに『Promised Love』をやりましたね〜。 桜井さん、よく転調の所いきましたねっ。」 桜「2人の雰囲気で判りました。違っても一人でいっちゃおうと思いました。 演奏が合わせるしかないんです。お2人は伴奏なんですからっ。」 幸「歌い手さんに合わせないとね。<イマイチ説得力がない(笑) ちなみに携帯の着メロに入れてるのは雅山関です。」 幸「大学でやっていた頃、僕らは三声でハモるのが好きで… (譜面をぺらぺらやっている桜井さんに)何やってんの?」 桜「曲順をの確認を…(フフッ♪と笑う幸ちゃんを見て) えーっ?まだなんか他にあんの?」 幸「ないよっ♪」 桜「もう勝手にやって下さい。ソロでやるから。」 …客席「えー?」とブーイング 桜「誰も歌だなんて言ってません。」 幸「じゃあ何やんの?漫談?司会?」 桜「(自爆)」 幸「さて、いきますか、巻き入りまくってます!」 桜「もう、このコーナー不安で不安で…」 幸「この歌から入るのは久しぶりだから…」 桜「エッ!?(マジに驚く)」 幸「いつもは曲繋がりだったでしょ?」 桜「えっ、あ、あぁ…(やっと安心の賢様)」 …もう、ここでの賢さまの挙動不審ぶりて大好きっ。『水曜〜』だけでは止まらず、『Promised〜』と2曲連続で替えられてしまったから、「次も来るんじゃないか」ってメチャクチャ警戒しているんだもん。だから、幸ちゃんのちょっとした一言にもムチャクチャ反応するっ。いや〜、いかにこのコーナーが桜井さんにとって、心臓の悪いコーナーになってしまったかを象徴しているようなやり取りでしたねっ。 幸「大学に入った頃、まだ学生運動の名残がありました。 僕が組んでいたヘソ下三寸のメンバーも、学生運動を取るか、 音楽を取るか悩んで、学生運動を選んでバンドは解散しちゃって…。 高見沢はそういう人達によくディスカッションやってましたよね?」 高「まぁ、一応、マルクスとかレーニンとかは読でたから。資本論とか…。 でも、俺は、暴力で、力で何かを変えようという革命には反対だったから。」 幸「理想主義?」 高「リベラリストでもないんだけど…」 幸「桜井も参加して下さいよ(笑)。」 高「思想というか、そういうのには影響されて、それを僕は実戦してきまして、 筋が通らないことはダメ!上下関係ははっきり!言葉遣いも丁寧に!」 幸「バカヤローッ!とか言わないとか?」 高「あれっ?(汗)」 幸「いじめる?」 高「キレててギターを投げたりしない…アレ?(汗) マイクスタンドを無闇に倒さない…アレ?(大汗)」 幸「当時は、学食とかで議論してきた友達多かったよね。 でも僕らはいつもギターを弾いていて、お金があれば 銀座のハンターに行ってレコードを買って…。 アルバイト代殆どレコードにつぎ込んだもんな。」 高「あの頃2人が培った情熱が今のアルフィーの音楽性を支えてるんだよなっ!」 幸「その頃、桜井さんは貯金して11万円貯めました。それも大事だったよね?」 桜「結局はバンドの為になったんですから良いじゃないですかっ。 レコード買うか、楽器を買うかの違いでしょっ!」 幸「(笑)、では、その当時を思い出して、『シュプレヒコールに耳を塞いで』」 …という紹介で歌われた『シュプレヒコールに耳を塞いで』。MC直後に歌われた…というのは、このTOURでは初めてかも。アコースティックヴァージョンとはいえ、相変わらず2人のギター演奏は迫力がありますっ。続いて『WIND OF TIME』になり、前奏と同時に客席もスタンディング。ノリノリでステップ踏みながらギター弾いていた高見沢さんがインパクトあったなぁ〜。私はこの曲の長谷ぼんと幸ちゃんのパーカッションの掛け合いが好きだったりするっ♪ 高見沢さんと桜井さんがステージを下がり、幸ちゃんのMCへ 幸「はいっ、どうもっ! NHKはいつも5月ぐらいにやっていて、このTOURが佳境に入ってからの 地元東京というのはプレッシャーを感じています。 まぁ、プレッシャーを感じているように見えないかもしれませんが(苦笑)」 幸「もう春TOURだけでも、何度も見ている人も多いと思いますし、 同じ事はやらないアルフィーということで久々な曲も結構ありまして …やっぱり飽きないなっ♪こういう刺激って良いよなぁ〜。 ずっと同じ曲、同じMCだったら飽きると思うんですよ、大友君も(笑)。 演出を決めて、凄い造り込んだステージってのもイイです。 完璧なステージっていうのをやろうとした時期もありました。 でも、出来ないんです(苦笑)。なんか変わっちゃうの。 最初の頃と今ではとても同じTOURとは思えないくらいに 曲目とか曲順とか、出しモノとか(笑)。 日一日と変わっていくし、昔の曲もやりたいし、皆も聴きたいだろうし、 こっちもやりたいし、それがTOURの良さっていう気するんです。」 幸「だから、皆も家族や会社の人に『また行くの?』って言われても、 それはそれで良いんですっ!面白いんだから!行きたいんだからっ! 特にNHKは2daysですからね、『今日も行くの?昨日言ったじゃない』て 言われているんじゃないかと…。でも、毎日違う生モノなんでね。 だからやってる方も楽しいし、見ている方も楽しいんじゃないかと 信じておりますっ!」 …確かに、同じ曲、同じ曲順で同じMCを何度もやっていたら飽きてくるだろうけど、TOURて各地で全て同じことをする必要もないもんね。その土地柄に合わせた曲にしたり、MCに替えたりするのがライヴの醍醐味ってもんだと思う。常に同じことをやるなら、別にライヴじゃなくてもフィルムコンサートでも良いような気がする。でも、フィルムコンサートで楽しみ切れないのは「ライヴ感」がないから。アルフィーはステージと客席とのキャッチボールの仕方がすっごく上手いんだよね。全部キャッチするわけでもないし、時には見送るし、たまには暴走するし、そこが面白い。それに、アコースティックの時のMCにあったけど、売れてない頃でも「高見沢がご当地ソングを歌っていた」とか言っていたし、昔から常に「ライヴ感」というのを大切にしてきているバンドだと思う。だからこそ、TOURは常に変化というか進化していって楽しいんじゃないかな。いかに、コンサートのライヴ感覚を楽しむかで、そのアーティストのステージの魅力も変わってくると思う。そういった意味では、完全にライヴ感を楽しんでいるアルフィーのコンサートて楽しいに決まっているんだよね♪ 幸「え〜、アルフィーはずっと洋楽をコピーしてきたバンドなんですが、 コンサートでも当時コピーしていた曲をやってみたり、オリジナル曲にも コピーしていた洋楽の影響を受けたりと、アルフィーは当時コピーしてきた 色んな音楽で成り立って居るんだなと思います。 昔から洋楽をやってきたので英語の歌が違和感なく歌えるんですが、外国の方にも、 『アルフィーの英語は素直で聞きやすい』、『意味がストレートに伝わる』と言われ、 歌ってる方は意味判らないで歌っているんですが(笑)、 オリジナルの曲にも英語の曲がありますが、この歌は…イントロが全部英語です。」 という紹介で歌われたのが『STAR SHIP−光を求めて−』。確かに言われてみれば、最初の歌い出しは全部英語だっ。ピアノの前奏と共に、下がっていた高見沢さんと桜井さんが桜井さんが再登場。高見沢さんはシルバーのラメスーツ姿+黒のサングラスに衣装替えしていました。桜井さんもジャケットを脱いで、白のシャツにお着替え。間奏で、3人がギターのネックを揃えて挙げるところがシルエットになるのが好きなんだっ♪特に高見沢さんはヴィーナス・エンジェル・ギターだったから、シルエットがカッコイイんだぁ〜♪ 続いて、高見沢さんが前に出て来て『SWINGING GENERATION』へ。高見沢さん、狂ったようにギターを掻き鳴らし、サングラスを吹っ飛ばしていたっ。この曲は本当にガンガンの拳上げ状態になるし、まさに腕の筋肉がよく鍛えられるんだよね〜。「こりゃ、明日は筋肉痛かな」て、この曲で感じるもんっ。でも、それぐらいやりたくなってしまう盛り上がりなのさぁ♪ そして『クリスティーナ』へ続き、更にノリノリでギターを掻き鳴らす高見沢さんは、とても指を負傷しているギタリストには見えないっ。もう、客席もすっかり煽られてノリノリ状態。最後はジャジャジャジャーンッ!…で終わるはずが、なんと昨日に引き続き、一人ギターソロを弾き始める高見沢さん、そのまま『Communication Breakdown』に突入っ。もうノリノリでフルコーラス歌っちゃったぜいっ!しかも、今回はそれだけでは暴走は止まらず、なんと『Summer Time Blues』を演奏し始め(ちゃんと長谷ぼんも山石さんも着いて行きますっ!)、強引に1コーラス桜井さんに歌わせてしまう暴挙にっ!いや〜、こういう暴走は本当、突発的なモンだって判るだけに嬉しいよねっ!最高に楽しかったよ!着いて来る方は大変なんだろうけどさっ♪ …続いて、高見沢さんの横にスタッフがアコギをセットして、そのまま高見沢さんのMCになり 高「はい、どうもありがとうっ! さっき坂崎も言っていけど、僕らはいろんなグループに影響されてきました。 S&GやCSN&Y、ビートルズ、それから僕はツェッペリンとか、さっきやったフーとか…。 イギリスのバンドにも随分影響されてきましたけど、今年の9月にそのイギリスの ロンドンでコンサートをやりますっ! これもNEVER FADEじゃないけど、これもずっとやってきた一つの結果ではないかと 思っています。ロンドンは遠いけど、無理せず無理して来てください。 なんか、今フーとかやったけど、ロンドンでやっても良いかなって思ってます。 まぁ、自己満足で良いんでないかとっ! そして8/25、27回目のデビュー記念日に、さいたまスーパーアリーナで 夏のイベントをやります。翌日の26日はアルフィーの新たな一歩をみんなと 踏み出したいと思います。この2日間、是非来て皆で盛り上げて下さい!」 高「今度のイベントでデビュー27年目を迎えるわけですが、27年というと やっぱりライブハウス時代のことを思い出しちゃうんだよな〜。 派手にデビューしたけど、その分だけ上手くいかなくて、 僕らは、デビューしてから自分達で曲を作るようになったんだけど、 新しい曲を作る度に、それが一番良い曲だと思ってました。 『どれが一番良い曲ですか?』と聞かれたら、常にNext One ! だと思っています。 」 高「なんか、いきなり(横にある)生ギターを抱えてますけど…。 東京…渋谷というと、ロフトやら屋根裏でやってたんだよなぁ〜。 見に来た人!?(数人手を挙げる)凄いねっ!支えられています。 こう生ギターを持っていると、ライヴハウス時代にやっていた曲を 思い出します。そういえば、『TOKYO』ていう曲があったんだよなぁ。 どんな曲だったかというと…(弾きながら思い出そうとしている)、 そうそう、丁度、6月の頃を歌ったやつで…」 …と、アルバム化されていない、ライブハウス時代に歌っていたという『TOKYO』を弾き語りで歌い始める高見沢さん。「梅雨になって、紫陽花も色づき、東京もそろそろ衣替え、アナタの心も衣替え…」みたいな感じの歌詞でした。歌い出しは、なんとなく、さだまさし氏を彷彿させるような哀愁漂う感じの曲調でしたね。別に初期の頃のアルバムに収録されていても、おかしくない感じのフォークソングでした。1番まるまる歌った感じでしたが、突発的に歌い出したのに、さり気なく幸ちゃんが演奏に加わっていたのがツボでした。 高「…と、まぁ、こういう感じの曲だったんですけど。 今思うと、何が梅雨になって衣替えだ!って感じなんですが(笑)。 ギター抱えてたんで、ついこういう曲を思い出してしまったんですが、 アルフィーにはライヴハウス時代にやっていた曲で、この『TOKYO』のように アルバムに入らず消えていった曲もいっぱいあります。 それは、当時学生だったという甘えと、なんとかしなくてはという焦りで、 曲を作っては捨て、作っては捨てを繰り返してきました。 思い出もためてばっかいないで捨てないといけないんだけど、 どうも俺は肩に積み重ねていってしまって、捨てられない。 こうゴミが溜まるっていうか…だから掃除が出来ない(笑)」 高「ライブハウスの思い出は今でも新鮮な輝きを持っています。 悔しい思い出もたくさんあったけど…。 重いアンプを二人で担いで、俺達3人だけなのに何でこんな でかいアンプを買うんだっ?桜井!ひとりで運べないじゃないか! …って思いながら2人で苦労してアンプを運んでいる後ろから、 楽々とシールドを持っている坂崎とかですね…少しは手伝えって! そういえば、引っ越しの時もそうだったんだよっ! 俺達はタンスを運んでるのに、コイツは茶碗とか。 コイツの引っ越しを手伝っているというのにっ! …ま、そんなことはいいんですけど(笑) こうして凄く憎しみ合いながらここまで来ました(笑)。 こうしてお互いに弱みを握りあっているから、すぐに、解散! …って言って別れて、明日6時集合!みたいな(笑)、そんなもんです。 これはそんなライブハウス時代からやっていた懐かしい曲です。 当時作って今でも歌っている曲で…『SAVED BY THE LOVE SONG』」 …という紹介で歌われた『SAVED BY THE LOVE SONG』。高見沢さんがMCで、当時ライヴハウスで歌っていたという『TOKYO』を披露してくれたせいかもしれないですけど、その『TOKYO』と同じ歴史のある曲が、今もこうして5人のバンド形式になっても演奏されているっていうのは凄いなって思えて、なんかいつも以上にその歌の重みを感じましたね。 続いて『Dark Side Meditation』が歌われ、次の『祈り』で、ステージ後方に白い幕が出てきて、そこにステンドグラスのような炎のような抽象的な映像が映し出され、曲の雰囲気に合っていました。ラストの方での、高見沢さんのギター・ソロは相変わらず迫力があって、圧倒されましたね。 そして、本編最後の曲『NEVER FADE』へ。前奏でステージ頭上でバーンッ!と花火が出る特効は相変わらず。私は、この時のノリノリの山石さんがメチャ好きなのだっ。なんか、山石さんに煽られて拳を振り上げている気分だねっ♪もう、ノリノリの状態になり、最後はステージ左右から銀テープが飛び出して本編が終わりました(丁度、足元に銀テープが落ちてきまして、初めて銀テープを拾いましたが、なんか随分と弾力のある銀テープていうか丈夫そうな銀テープです。少なくとも、私が過去のTOURで拾った銀テープよりも質が良いゾ/笑)。 アンコールでは、山石さんと長谷ぼんが先に登場し、上手から真っ赤なスーツに黒Tシャツ、チャンピオンベルトのような黒の太いベルト+サングラスの高見沢さんがインカム付けて、ネックにバラを一輪挿したギターを持って登場。出て来た途端に早弾きの連続のギターソロに突入、途中ライトハンド奏法になったんだけど、その時ピックを口に咥えていたのに、また普通に弾き始めた時にマイクスタンドの方のピックを手にしたんだよね。「口にピック咥えているのに…」と思ったファンも多かったじゃないんだろうか?(笑)。どうするのかと思っていたら、口に咥えていたピックは吹いて捨てていたわ。まぁ、そういう所がタカミーなんだよねっ。ギター・ソロは何故か途中から井上陽水さんの『聞々茶』のCMでも有名な『花の首飾り』になり、シットリと歌い出すタカミー…(笑)。最初優しくムードたっぷりに歌っていたのに、「やさしく〜♪編んで〜、い〜たぁぁぁぁああああ♪」とダミ声になって思いっきりロック調になってしまい、ジャンッ!と決めたと同時に『恋の炎』へ。 そして下手から、昨日と同じ巨乳がプリントされたTシャツにサイケデリックな七分丈パンツ姿のハンドマイク持った幸ちゃんが登場。「花咲く〜♪」なんて、幸ちゃんまで『花の首飾り』を口ずさんでいるし、よく見たら、ちゃんと花の首飾りをしていた(笑)。あれっ?桜井さんはいつ登場したんだ?気がついたらステージに居たっ(ごめんっ)。白いシャツに白っぽいパンツ姿だったよね?(自信なし)。 とにかく『恋の炎』で、ステージ左右をあっちこっち走り回る2人。幸ちゃんは、お花を貰いまくっていましたね。高見沢さんは、ネックにバラを挿していたせいか、花を差し出す人が居なかったような…。そして、3番のなったところで、高見沢さんがステージ前に居る幸ちゃんの所には行かず、ステージ中央のお立ち台に向かったから「まさかっ?」と思ったら、案の上、「さぁ〜♪」と歌い出す自分のソロの所で、思いっきり下から吹く風に髪を靡かす特効がぁ!来たわっ!これぞ、タカミー・オン・ステージ!もう、客席も「待ってましたぁ♪」の大歓声よっ。しまいには、桜井さんまで上っていって、風に靡かれちゃうし(笑)。「と、飛ばされる〜」てジェスチャーしていたけどねっ。いやはや、アンコール1曲目からやってくれたわっ。 歌い終わると桜井さんがステージを去り、代わりに幸ちゃんがベースを持って高見沢さんと一緒にステージ中央で演奏。弾く曲はベンチャーズ!1曲目のやつは聞き覚えあるんだけどタイトル判らず…。2曲目の『ダイアモンド・ヘッド』になってノリノリで弾いているところに下手からブルズギターを持ったホルスタインの賢様登場!ちゃんと右角のは「ゴメス」と書かれております(笑)。さも自分がリードギターを弾いているかのように2人に合わせて演奏しているフリをするホルちゃん。もう超ノリノリのギタリストのように狂ったようにギターを掻き鳴らすホルちゃんですが、2人が演奏を止めた途端フリだということばバレバレ。虚しく弾いている真似の姿が客席からも注目されてバツが悪い状況に… 高「ウシッ!ちょっとこっち来い!」<命令口調 桜「そんな、頭ごなしに言わなくても…」 高「ウシ様。こっち来い!」 桜「何で急に持ち上げるわけ?」…と言いながらやって来る 高「ウシ様、名前は?」 桜「ホルちゃんだよ。何よ、まだ覚えてないの? 領収書を貰う時も『ホルちゃん』なんだよっ。 あのさ、領収書を貰う時て『宛名は?』て聞かれて 上様ばかりだとつまらないから『殿様でお願いします』 って言ったことない?」 高「そんなのお前ぐらいだよっ!」 …確かに、「領収書の宛名は?」て聞いて、「殿様で…」で何て言って来たお客さん見たことないし、自分でも言ったことない。…て言うか、そんなこと思い付きもしなかった(笑)。やっぱり、賢さまって面白いよね。今度、誰かやってみれな?ウケるか、冷たい視線を浴びるか2つに1つだよ(笑)。 桜「タカミー、その衣装どこで売っているの?凄いね〜。 触って良い?(…と言いながら既に触っている)」 …便乗して幸ちゃんも高見沢さんの太もも辺りを触っているし(笑) 桜「へーっ!これ伸びるんだぁ。かなり伸びるね〜。」<ストレッチ素材なのかな? 高「(足を揉み始めた幸ちゃんに)お前、いつまで触ってんだよっ!」 …高見沢さんに注意されて、ホルちゃんの乳を揉むセクハラ幸ちゃん。 桜「幸ちゃん、止めなさいって!いつも言っているでしょ?聞かない子ねっ! それに、コレ(花飾り)は何?ハワイじゃないんだからっ。」 …注意されて、花の首飾りを取る幸ちゃん。 桜「その(高見沢さんの)衣装赤いでしょ〜。 ギターまで赤いでしょ〜。なんかさ〜。」 高「どう?興奮する?(わざと背中とかを見せ付ける)」 桜「私、闘牛じゃなくて乳牛だから興奮はしないけど、 目がチカチカしてきて…血圧上がってきそうなのよ。」 高「赤いでしょ?どう?どう?(どんどん背中をホルちゃんに近づける)」 桜「もう、止めなさいっ!いい歳してっ!」 高「うるさいっ!ミュージシャンに年齢は関係ないっ!!」<迫るタカミー 桜「ねぇ〜、このベルト凄いね。これって、脱腸ベルト?(笑) なんか、バイク乗っている人がしてたよ。乗り続けていると 脱腸になりやすいんでしょ?」 高「そうじゃないってっ! …もういいわ。着替えて来るっ!」 …と、いきなりステージを去って行ってしまった高見沢さん。取り残される2人。 桜「ねぇ、幸ちゃんっ!」 幸「ん?どうするの?この先…」 桜「着替えに帰っちゃったよ…」 幸「この先何あんのか聞いてないんだけど…」 桜「段取り良く判ってないんだけどね(苦笑)。 あっ、そうだ!今日こそは男の意地を見せようよ、幸ちゃんっ!」 …と、今まで着ぐるみと同じ柄のバックから(保護色になっていて気付かなかった/笑) 牛乳を一瓶取り出して一気飲みするホルちゃんっ。 桜「あ〜、美味いね〜。小岩井の牧場牛乳だってさ。 ちゃんと幸ちゃん用にも持って来たんだよ。 今までマズイだの、なんだの言って、1回も飲んでないでしょ? 今日こそは飲んでみようよっ!」…と、幸ちゃんに一瓶渡す 幸「……(本当に飲むの?という顔をしている)」 桜「それ飲んだら、明日の朝は1m80だよ!」 幸「ホント?」 桜「但し伸びるのは足じゃないんだ〜。背骨とか頸椎なんだけどね。 頭蓋骨とか、幸ちゃんが布袋様みたいになったら怖いよなぁ〜。 …さぁ!男の意地、見せてみようかっ! TOUR30何本やってきて、まだ1回も飲んでないんだからっ! さぁ、一気に行け、一気にっ!」 …幸ちゃん、お得意の口先だけちょびっとつける技に出る(笑)。 桜「そんなんじゃダメダメッ!茶道じゃないんだから。 さぁ、一気に飲んで…ベースにこぼすなよ?(苦笑)」 幸「結構なお手前で…」<飽くまで逃げようとする 桜「誤魔化さないっ!ホラ、一気に行けっ!」 …覚悟を決めて牛乳一気飲みする幸ちゃんっ! 桜「おお〜っ!いったぁ〜!! 良い子の皆さ〜ん、真似して良いですよ〜♪」 幸「…マズ〜ィィ」 桜「エライ、エライっ!明日は1m80だよっ! もう私は幸ちゃんに牛乳を飲ませたってだけでも、 日本に来た甲斐があったよ〜♪凄い良かったよ〜♪ …て、私は何しに日本に来たんだっけ?」 幸「謝りに来たんでしょ?」 桜「誰に?」 …そこへ、チャララーン♪チャラララ、チャラララーン♪という『必殺仕事人』のテーマソングが!そのテーマソングに合わせて、上手からウシの着ぐるみを着た高見沢さんが「リベンジ」と書かれた赤い布と短剣を持って登場!てっきり、また派手なマタドール姿で出て来るかと思っていたのでビックリよ。もう客席もステージの2人も大はしゃぎ状態っ。しかも、似合っていて可愛いのっ!桜井さんは頭と体が別になっている着ぐるみだけど、高見沢さんは頭まですっぽり被るタイプのやつで、とにかく可愛い。よく、ピカチュウの着ぐるみを頭からすっぽり被っている子供がいるけど、それのウシ版て感じでスゴク可愛い。しかも、ウシのくせに短剣振り回してむちゃくちゃノリノリだし、桜井さんと幸ちゃんはステージに座って、手叩いて大喜びしているし、思わずイラストに描いてしまったわ。(下記見てね♪)
悪い牛はどこだ〜!?」…と短剣振り回す 桜「タカミーっ、可愛〜い♪可愛〜い♪ なんかさ、昔プチダノンかなんかの懸賞であったよね、 パジャマみたい着て寝るやつで…。 こっちの方が可愛いね〜。俺のリアルなんだもん…」 高「俺は闘牛ウシ!闘牛ウシ〜っ!」とリベンジの赤い布を見せる 桜「あのね、俺達は闘牛じゃないの。乳牛なの。 ホラ、そこに(乳が)付いてんでしょ?」 高「……(自分の乳を見つめるタカミー)」 桜「どう?これ着てステージに立った感じは?」 高「(苦笑しながら)君の気持ちが良く解る。」 桜「やっとタカミーも解ってくれだんだね。嬉しいよ。」 高「そうか…いつも桜井はこんな思いをしていたのか。」 桜「そんなの今さらジローだよっ!<おやじギャグだぞっ、ホルちゃん!(笑) 何回やって来たと思ってんのっ? 最初は2,3回で済むからって言われて、 もう今日で31回目だよっ!!」 高「エライッ!!」 桜「偉かねーよっ!」 高「まぁ、そんなこと言わないでさっ! ホルちゃんっ、ロックンロールやろうっ♪ …これでギター弾くのなんだか辛いな(苦笑)」 桜「なんだかじゃねーよっ!私はそれで歌も歌ってるんだから!」 高「さぁ!スタンドマイクだぁ!ロッドスチュアート牛! 行こうっ!ロックンロールっ!!」 …という高見沢さんの強引な進行で(笑)、『ジョニー・B・グッド』へ。ステージ中央の前に、左からベース持ったサイケデリックな格好の幸ちゃん、真ん中にスタンドマイク持ったホルちゃん、右にギター持った同じくウシの着ぐるみを着たタカミーという絵図ら…。ここだけ見たら、コンサートなのかコントなのか区別がつかないかもしれない(笑)。でも、歌っている歌はカッコイイぜいっ!このギャップがたまらないのだっ♪ちゃんと、3人とも振り付きで決めるぜっ!最後には、ホルちゃんがスタンドマイクを肩に担いで、昔の豆腐売りのようなポーズで踊りはじめちゃうし、もう弾けまくっていたね。 桜「Thank you♪Thank you♪ …なんか世良正則になった気分だよ。<世良さんあんなことしない(笑) (後を見て)ゴメンね、みんな。間奏で歌っちゃって…」 …3人の格好に圧倒されて気付かなかったけど、どうやたホルちゃんは、本来間奏になるところで歌ってしまっていたらしい。 桜「では、ここでもう1曲、歌をプレゼントしようか。 昨日はジュリーだったから何が良いかなぁ〜…」 高「僕の好きな歌プレゼントしてよ。映画の歌のやつっ! 横でこう(両手を広げてタイタニックのポーズ)しようか?」 桜「エエ〜…、歌ってるのが牛で、船の前にも牛なの?」 高「それでは、モーちゃんが歌う…」<名前覚えてあげなよ(苦笑) 桜「だから、私はホルちゃんっ!」 高「ホルちゃんが歌う(笑)、『タイタニック愛のテーマ』」 …と曲紹介をしてステージを去る高見沢さん。そのまま『タイタニック・愛のテーマ(My heart will go on)』へ。 幸ちゃんは、長谷ぼんのドラムセットの所に座って、大人しく鑑賞です。桜井さん…もとい、ホルちゃんは、肩に掛けていたホルスタイン柄のバックをスタンドマイクに引っ掛け、『タイタニック』を熱唱。本当に良いです!ウットリするほどの美声です。しかし、ステージを見ると牛が歌っているんです(爆)。もう、このギャップがなんとも、たまらないわっ♪ 桜「ありがとう。どうもありがとう。」 …と歌い終わった後、最前の人達と握手したり、花貰ったり、タオル貰ったりしていた。 桜「(いっぱい花を貰い)ここで花屋が出来そうだね〜。 もう早いもので、6月も終わりますが…」 幸「何、いきなり、季節ネタ…」 桜「いや、今年もあと数える程になりましたってことで… 今年も皆さん、一年間ありがとうございました。<まだ半年あるよ〜(^_^;; 皆さんと共に迎えた21世紀、牛から始まりました。 もう怖いモノは何もありませんっ! 夏のイベントではもうやりませんっ!」 …客席から「エエーッ!?」というブーイングが起こる。 桜「あんなクソ暑い日にやったら、汗疹で死んじゃうよっ! 夏は夏で盛り上がるからねっ♪」 …でも、今度の夏イベは「さいたまスーパーアリーナ」で屋内だから、夏とはいえ大丈夫なんじゃないの?と思ってしまう私は悪魔か?(笑)。いつもの夏イベよりは、マシだと思うんだけどなぁ〜。まぁ、マタドール・タカミーが、スペインからホルちゃんを呼び付けてくれることを願うわっ♪ ここからは恒例の『D!D!D!』の掛け声合戦になり、 桜「行くよーっ!3階っ!Are you ready !? Are you ready !? 2階っ!Are you ready !? 1階っ!Are you ready !? Everybody come on !! Are you ready !? D!D!D! D!D!D! D!D!D! D!D!D!…」 …掛け声に合わせて、妙な踊りを披露する賢さま、壊れる寸前(笑)。幸ちゃん腰砕け状態だし。 桜「…ちょっと待った!俺はこうやって余計なことするから いけないんだよなぁ。最近、訳わかなんないところが痛いのよ。 こういうのが原因なのね〜。でも、好きなんだよね〜。 誰も頼んでないって言うのにやっちゃうのっ。血が騒ぐのよっ。 なんてったって、前世は江戸時代の旅芸人だからね〜♪ …て、そんなことより、もう1回行くよっ! D!D!D! D!D!D! D!D!D! D!D!D!… Thank you TOKYO !! See you again♪」 …とホルちゃんが叫んでステージを去り、そのまま『D!D!D!』へ。ステージ奥のお立ち台に、通販のDDD-Tシャツにピンクのレザーパンツ、サングラス+ピンクのカウボウイハットを被った高見沢さんがDDDグローブを付けて登場っ!ステージ中央前には、ドナルドギターが登場し、間奏で弾きまくっていた。パラパラ踊ったり、両端に貼ってあるらしい歌詞のカンペをチェックしたり(笑)、客席を煽ったり…忙しいタカミーである。そして、最後の「Super Duck !!」と叫ぶところで、昨日と同様に右腕に付けているドナルドのブレスレットを指差すタカミー。だから、それがドナルドなのか、何なのかわからないって!もっとデカイの付けてくれ〜っ!! 続いて『希望の鐘が鳴る朝に』 へ。昨日は、この曲の前に間違ったメンバー紹介をしてしまい、笑いの中始まっただけに、今日はじっくり聴けて良かったわっ♪この曲大好きなんだもんっ。やっぱ、思い入れ強い曲は真面目に(?)聴きたいじゃないかっ。 そのままメンバー紹介になり… 高「ドラムス、長谷川浩二ーーーっ! キーボード、山石敬之ーーーっ! We areTHE ALFEE !! We are THE ALFEEーーーっ!! アルフィ〜っ!アルフィ〜っ!アルフィ〜っ!! 8/25,26、さいたまスーパーアリーナで待ってるぜーっ! さぁ、まだまだ行くぞーーーっ!! 激しい夜にメタルな曲でブチ切れるぞーーっ!!」 …という叫びと同時に『鋼鉄の巨人』へ。前奏に合わせて、ステージから4本のスモーク柱が吹き出る特効が!もう飛ばすぜっ!ブチ切れるぜっ!拳ガンガン振り上げるぜっ!で、一気に会場の熱が上がったね。暴れた、暴れた。もう煽られっぱなしだったねっ。 最後は高身沢さんが「どうもありがとうーーっ!」と叫んで、終了。 メンバー全員、ステージの前に出て来てご挨拶。高見沢さんも、桜井さんもピック投げまくっていたね。実は、幸ちゃんのピックが足元に降って来たなんだけど、それを前の人が拾ったのを見て降って来たんだと気付いた(笑)。我、求む!俊敏に反応する神経っ!(自爆) そのまま客席は怒涛のアンコール状態になりました。 2度目のアンコールでは、高見沢さんは茶系のサングラスに赤と黒のアニマル柄で胸元に深いカットの入ったドレスシャツと同系のパンツに、長〜い黒と紫のストールだか、マフラーだかを巻た姿で、幸ちゃんは黄色地の柄Tシャツ+黒いレザーパンツ姿で、桜井さんは黒のシャツにダークグレーのパンツ姿で登場。 高「アンコールどうもありがとうっ! このアンコールの声は、俺、ずっと忘れないかもしれない。 特に遠い3階や2階のみんなの熱い声が、 もの凄く俺の心に響きましたっ。ありがとうっ!!」 高「今度の夏でアルフィーは27回目の夏を迎えるわけですが、 これまでに色んなことがたくさんありました。 苦しい時も、もちろん誰にでもあるし、涙することも誰にでもあるし。 俺達が感じてきたことは、何があっても、どんな時でも諦めない、 それが一つのプライドだと思っています。 それぞれの立場によって、悲しみや苦しみの大きさは違っても、 それらはみんなに平等にある聞きます。 みんなも悩んでいる事があると思うけど諦めないで下さい。 僕らの旅はどこまで続くのか判らないけど、この身が擦り切れるまで ずっと走り続けたいと思います!」 …メンバー深々とお辞儀。 高「今、世の中にはバカヤローッ!て思うような頭に来る事が あるけど、俺もあるけど…。みんな、頑張ろうなっ。」 …とガッツポーズした高見沢さんを見て、何故か泣きそうになってしまった。本当にさ、今はテレビのニュース見ても「何でこんなことが!?」て、やりきれない怒りに駆られることが多いし、それでいて自分でどうすることもできない悔しさを感じることが多い。でも、今はそういう世のをにみんな生きているだって実感できて、なんか「自分一人じゃないんだ、頑張らなくちゃいけないな」て思えたんだよね。とにかく、あの高見沢さんの「みんな、頑張ろうなっ!」て言ったガッツポーツが嬉しかったて言ったら変かもしれないけど、高見沢さんだってこういう世の中で頑張っているんだし、こうして勇気くれる歌をアルフィーが歌い続けてくれているんだから、負けちゃいけないっ!て気分になれたんだよね。 高「今、道に悩んでいる人の為に、日常の中で闘っている人の為に、 この曲を送ります…『The Way』。」 という紹介で歌われた『The Way』。その前の高見沢さんのMCもあって、本当に歌詞がストレートに響いてきて、グッときたね。なんかさ、色々と頭に来ることが多くて、そのせいで自分自身を見失いがちになっちゃっていて、そういう状況の所を「落ち着けよ、頑張ってこうぜっ!」て背中をポンッとアルフィーに押してもらった気分になったよね。今まで聴いてきた『The Way』の中で、一番感動したと言っても過言じゃないかもしれない。最後は3人ステージ前に出てきて、アカペラで熱唱っ。そして、ギターでガガガーンッ!盛り上げていくんだけど、その時、3人が競うようにギターのネックを上に突き出すんだよね。なんか、その姿が今回はすっごく印象に残っているなぁ。やっぱ、イイよなぁ〜、アルフィーって。 そして、ステージの前にスタンドマイクが置かれ、高見沢さんが長〜いスカーフをそれに巻きつけ、その状態のまま『A.D.1999』へ。まさか、この曲が来るとは思わなくて意外だったね。もう、高見沢さん叫びまくり、飛び跳ねてまくり。最後は「WO〜WOWOWO〜♪」と客席と大合唱。歌っていて、すっごく気持ち良かったね〜♪ 高「Thank you NHKーーーっ!! さいたまスーパーアリーナで待ってるぜぃっ!!」 …と高見沢さんが叫んで、東京ファイナルのアルコンが終わった。 もう叫ぶだけ叫びまくって、力尽きた高見沢さんは、しばしスタンドマイクの所でしゃがんでいたけど、立ち上がるなり、奥に置いてあったペットボトルを持ってきてガブ飲み。残った水を頭からガーッと被り、空になったペットボトルをそのまま客席に投げ込んだ高見沢さんの姿が印象に残っている。特に、気持ち良さそうに、頭から水被っていた時の満足げな顔は最高にカッコ良かった!!もう、本当にNHKに参加できて良かったって、心から思えたね。 最後も、高見沢さんはステージを去るのが名残惜しいって感じで、最後まで残っていて、一旦は帰りかけたんだけど、また、ちょっとだけ戻って着て「バンザーイ!」て客席にアピールして帰って行ったのが良かったなぁ♪ もう、さすがNHK!さすが東京ファイナル!て言うぐらいの怒涛の盛り上がりでした。当然、これだけ盛り上がってアンコールが鳴り止むはずもなく、しばらくしてから、棚瀬さんのアナウンスが入りました。「アンコールに応えたい気持ちでいっぱいだけど、このまま続けると規定時間内でステージを撤去できない…」という感じの内容で、「東京の皆さんとは、夏のさいたまスーパーアリーナで会いましょう!」と締めていました。 そのまま客席は三本締めとバンザイ三唱になり、本当に綺麗に決まって気持ち良かったねっ。もう「こんな凄いアルコンあってイイんだぁ!」て思うぐらい、大興奮&最高の素敵なOne Night Dreamでした。いや〜、アルフィーファンでいて本当に良かったよっ!!
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