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■はじめに■ |
なんか、今回のコンサートのMCは妙にクロストークが多くて、MC内容がムチャクチャです。器用にメモを取っているわけじゃないのでアテにしないでね〜。 頭も打って(笑)、本当に記憶が曖昧になっております。正確な内容知っている方、ななんぼをフォローしてね、お願い。【このレポは2001/4/24/TUEに改正しております。】 |
21世紀最初のTOURです。高見沢さんが2月に闘牛で左手人差し指を骨折してしまうハプニングがあり、このTOUR自体も心配されましたが、まだ完治しないまでもギターが弾けるまでには回復し、怪我をおしてのTOURとなりました。正直言って不安でしたよ。ギタリストなのに指を骨折してしまったんだから…。一体どのような曲の構成をしてくるんだろうってね…。 My初日となった相模大野のアルコンは、ほとんど地元なだけに馴染みのある会館。とにかく思い入れが強いです。ここにアルフィーさんが来てくれるだけで本当に嬉しい!この日は車で行きまして、チラッとTOURトラックを見たねすがスゴイですね。シルバー(白地かも)にブルーで「THE ALFEE NEVER FADE」という文字。そして、あのシングルのジャケットにもなっている写真がタイトルの右側にデーンと描かれている。インパクトありますね。普通に運転している時にすれ違ってみたいですよね。 先にGOODSの前売りでパンフを購入。17時前に行ったのですが、既に売り始めていました。それから食事をして18時過ぎに会場へ。既に入れていて、これといった混乱もなくスムーズに会場内へ入れました。 客席に入るとステージ上には幕も何もなく、ステージセットが丸見えの状態でした。ドラムセットやキーボードの位置は以前と同じで、ステージ頭上にはステンドグラスみたいなモニュメントが幾つも飾られていて、なんか東京ディズニーランドの入り口のワールドバザールの天井のような印象を受けました(知らない方ごめんなさい)。両端にはレンガ造りの柱みたいなのがあり、可愛い街灯付きでした。また、ドラムセットとキーボードの間に階段があり、中央の奥がちょっとしたお立ち台のようになっていました。スクリーンのようなビジョンはなく、シンプルな感じでしたが、全体的にブルーのライティングが当たっていて、ステンドグラスのようなモニュメントが重なり合っているので反射して綺麗でした。 5分ほど押してSEが流れ、本編がスタート。まず、長谷ぼんと山石さんが定位置に付き、長谷ぼんのドラムソロになると幸ちゃんと桜井さんがステージの下手から登場。幸ちゃんはまるでタカミーが着そうな黄色メインの赤い花柄のシルクシャツに黒のレザーパンツにオレンジのグラサン姿。桜井さんは茶系?グレー系の柄スーツに赤いシャツに紫系のネクタイ姿でした。そして、なんと『Lonely Herat』が演奏され、ステージの中央のお立ち台に真っ白なフリルのロングコート(後がすごい何重ものレース仕様になっている)に白のシースルーフリルシャツにチェーンのロングネックレスに、黒のレザーパンツ+シルバーベルトの重ね付け姿の高見沢さんが登場!あと、髪が茶髪というより金髪に近くなっていたように見えた。とにかくスゴイ出で立ち!足の黒い真っ白なダチョウのようだっ!!しかも、21世紀最初のTOURの1曲目が高見沢さんが1991年にソロで出した『Ism』のアルバムからの曲かいっ!かなりビックリよ。誰が予想できたか、この1曲目!知らない人もいらっしゃったのでは…。あのソロアルバム、何気に名曲揃いでした。廃盤になっているのが悔やまれます。 いきなりハンドマイクで『Lonely Herat』を熱唱するタカミー…素敵っ♪しかし、ここでななんぼに衝撃な事実が!今回は高見沢さん側のやや前の方だったのですが、「長谷ぼんが見られる」と思っていた席なのに、なんと幸ちゃんのマイクスタンドで見事に長谷ぼんが見えないことが発覚!ななんぼ大ショック。見えるのは長谷ぼんの後頭部の先だった。シクシクシク…。しかし、悲しんでなんかいられない。タカミー1曲目から飛ばしまくり、前に出てきて狂ったようにシャウト。『Lonely Herat』てソロでの曲を聴きなれていたので、アルフィー・ヴァージョンというのも新鮮でしたね。 その勢いのまま『Stand Up,Baby−愛こそすべて−』へ。もう花道左右には行くわ、飛び跳ねるは、とにかく大暴れ。「こ〜んな〜に、すて〜きな、さがみおおの夜は他にな〜い♪」と歌い、その後に「字余りっ!」と言っていたそうだ。私は上手く聞き取れなかったんだけど、教えて頂きました♪(あやどんsanありがとうっ!)確かに、会場名長いからね〜、あの歌詞の中で言い切るのって大変かも。その後は「JUMP!JUMNP!JUMP!」と叫びなが、叫んでいる当人が一番飛び跳ねているという感じ。もう、花道に出て来てくれると、すごく近くに感じるんだよね。…いや、実際に近いんだけど。もう、それだけでブチキレちゃうよっ。 このタカミーの暴走は止まらず、ステージ前中央にマイクスタンドが置かれ『LONG WAY TO FREEDOM』へ。骨折が完治していないから、高見沢さんのハンドマイクの曲はあるだろうと思っていたけど、こう立て続けに来るとスゴイぞ、ホント。もうタカミー最後は叫びまくり。「ひっとみ〜つら〜ぬけ〜ぇ〜♪」では、後で桜井さんが「痛いっ」て感じで両目を手で押さえるジェスチャーをしていて可愛かった。その後、幸ちゃんと私語を話していた模様。お二人共マイペースです。そして「燃える、欲望〜ぅ!」は有名ですが、終いには「燃える、闘牛〜っ!」を連発。よっぽど闘牛が頭に来ているのか、遂には「闘牛〜ぅ!バッカヤローッ!」とシャウト。だから、バッカヤローはアナタだってばさ…(毒?)。もう叫びまくって、最後の最後は犬が寄って来そうな超音波を披露。3曲目から耳にキタわ…! 高「今夜はどうもありがとうーー! では、みなさん、さよ〜なら〜!! お元気で〜!(メンバーに向かって)さよ〜なら〜っ!!」 …と叫びながらステージを去って行ったタカミー。あの…演奏まだ続いていたんですけど。私はてっきり幸ちゃんか桜井さんが締めるのかと思っていたんですが、チラッと見えた長谷ぼんの顔は困惑気味。幸ちゃんも桜井さんもなんか困った感じで、無意味な演奏が続いていると、上手から凄い勢いで白いダチョウ…もとい、高見沢さんがすっ飛んで来て、その勢いのままドラムセットに乗り、飛び降りてジャンッ!と締め。「さようなら…!」とマイク外して言葉を残し、また走り去って行った。シメを忘れて去って行ってしまったらしい。格好が格好なだけにかなり格好悪い(笑)。 続いて幸ちゃんのMCになり 幸「『さようなら』はいいけど、音止めてから帰って欲しいよな。」 …と準備されたイスに座りながらボヤク幸ちゃん。気持ちは解る(笑)。 幸「では皆さん、ここで一休みということで一旦お座り下さい。 まだ早いけどね…。今の3曲で全体力使い切っちゃった人もいるから。 21世紀最初のTOURが始まりましたが大変ですよ。 骨折(タカミー)、ギックリ腰(賢さま)、花粉症(幸ちゃん)。 何年もTOURをやっていると色んなことがあります。 今回のTOURなんて凄いんじゃないでしょうか? いきなりアレですよ。毎回ああだったらマズイかもしれませんが、 たまにはこういのもあっても新鮮でいいかもしれません。 この横の人なんて…(とタカミーが居ないと思って上手を見たら 既に高見沢さんは茶系のシャツを羽織って着席していた/笑) おや!高見沢さん、どうもいらっしゃい!早いですね。」 高「どうも…こんばんは。(やや息が切れている)」 幸「なんか息が切れていますよ。」 高「遅れちゃいけないと思って走って来た。」 幸「駅から走って来たんですか。」 高「なんか今まで変なのが居たみたいだね。」 幸「派手な花嫁がそこでピョンピョン跳ねていましたよ。」 高「俺はああいう花嫁は嫌だなぁ。ノーサンキューだよ。」 幸「あの花嫁の衣裳、後から見ているとヤラシイでんですよね〜。 こう照明が前から当たって体が透けて見えて…(笑)」 高「そう?(爆)」 幸「すっごい白い肌なんだけど体のラインは男なんだよなぁ。」 高「当たり前だろっ!(笑)」 幸「あの人は何なんでしょうね?」 高「あれは前座です。」 幸「あれ前座だったんですか?随分派手な前座ですね〜。 このコンサートで一番派手なんじゃないですか? きっと本編よりも派手ですよ、あの前座…」 …この後も、幸ちゃんとタカミーのトークが続いたんだけど、あまりちゃんと覚えていない。なんか、高見沢さんがふいに「ギターちょうだいっ。」とマイクから離れて言って、左手伸ばしてスタッフにアコースティックギターを持ってくるようにジェスチャーしたのが可愛かったと印象に残っている。しかし、ものスゴイ存在感で3曲ブッ通しで歌いきり、盛り上げるだけ盛り上げて音も止めずに去ろうとした花嫁らしき人は前座だったのか…!本編のグループよりも派手な前座て今まで見たことない…。貴重なコンサートを見たものだ(笑)。 幸「アルフィーは21世紀の今年で27年になりますが、 結成したのは20世紀で…て当たり前ですね。 19世紀から続いているバンドなんていたらスゴイですよね。 で、20世紀後半にアルフィーは結成したんですけど、 当時はコピーバンドでして、S&Gとかをやっていて、 その桜井の美声に当時プロデューサが惚れ込んで、 『君はプロになれる』と言ってくれたんですよね!桜井さんっ! もう結成当時から桜井さんは歌っていましたからね。 アルフィーの生みの親です。僕や高見沢は知らないうちに アルフィーに入いちゃっていたんですけど…(笑)。 では、ここでその美声を披露してみましょうかっ!」 …と、幸ちゃんと高見沢さんが唐突に演奏始めるが、そのテンポに合わせて首を前後左右に器用に動かす賢さま…素敵っ♪なんか身体と顔が別の生き物のように見える。ガンガンぼ首振り状態とは違うんだよね。身体に平行して顔が左右に動くんだもんっ。面白〜いっ!…て、横の2人も客席も賢さまをオモチャ扱い(爆)。 幸「ちょっ…!何、今の動きっ!?」 高「何でそんな動きができるのっ!?」 幸「凄いよ〜!」 高「面白いっ!おもちゃみた〜いっ!」 幸「お願いっ!もう1回やって!」 …とリクエストして、再びノリノリで演奏し始める2人。 桜「ちょっ…まったぁ!!何度もやるもんじゃないよっ! 首ヤバいって…!」 幸「桜井さん、腰の次に首きたらマズイですよ。 でも、ホント!今の動きはスゴイ!普通できないよっ」 桜「そんなこんなことで褒められても嬉しくないですよ。 誰だってできます。」 幸「できないよ〜!」 桜「いいですか?肩の力を抜いて、首を前後に動かしましょう。 (幸ちゃん言う通りにやってみる。) あら、幸ちゃん、良いサングラスしているわねっ! やっぱり、そこから覗く世界てバラ色なの?」 幸「う〜ん…オレンジ色。」 桜「それで、次は同じ要領で首を左右に動かせばよいのよ。」 幸「……それが出来ないんだよっ! さすが『天才バカボン!』のパパと同じ年!」 桜「何言っているんですか。もうすぐ誕生日なくせに。」 幸「いくつ〜になっても〜Happy Birthday to you♪」 桜「お骨〜になっても〜Happy Birthday…」<賢さま…(^_^;; 幸「それはマズイでしょ。桜井さんっ!」 桜「はい、すみませんでした。」 幸「それ聞いたら、拓郎さん歌わなくなっちゃうよ。」 桜「言うなよっ!」 幸「桜井が言ってたって言えば平気だもん。」 桜「やだよ〜。拓郎さんてば本気で叩くから痛いんだよ。 加減って言うもん知らないんだよね。 あっち(高見沢)の人と一緒でさ。」 幸「今、骨折しているから大丈夫だよ。」 桜「奴は治ってからが怖いじゃないかよっ!」 …この後、「巻き!巻き!」と幸ちゃんが我に返り、強引に進行になったのかな?どういう流れで『Mrs.Robinson』が演奏されたか良く覚えていないんだけど(苦笑)、披露されました。高見沢さん、骨折した指を庇いながら、なんとか弾いておりました。ギター演奏を披露したのは、この曲が初めて。まぁ、それまで前座の花嫁さんが暴れていましたからね〜…。なんか新鮮な光景でした。 演奏終了後、何故か幸ちゃんと高見沢さんが笑い合っていて、マイクから離れて2人してボソボソ言って内輪ウケ状態。…取り残される客席。 幸「いやぁ!初めて合ったよ!」 という言葉で、どうやら、このTOURまわっていて、この曲のラストがいつも2人共合わなかったようで、今日綺麗に揃って終われたことに感激しているらしいことが判った。なんて不思議なグループ、アルフィー…。 再びMCになり。 幸「『Mrs.Robinson』でしたが、皆さんご存知ですか? これは『卒業』という映画の中に使われていたんですね。 登場人物の中にロビンソン夫人という人が居たんですよ。 主人公がある娘と恋に落ちて、その娘の奥さんとも 出来てしまうという話で…親子丼……」 桜「坂崎さん!それこの間私が言って(客席が)引いたでしょ!」 幸「…すみません。 ダスティン・ホフマンさんが出ていた映画なんですけど、 僕は誰がダスティン・ホフマンか最後まで判らなくて…」 高「ダスティン・ホフマンは判るだろ!? お前みたいに鼻がでかくて(背が)小さい人だよ!」 幸「…あ!彼は判る!唯一判ったんだ。 最後、花嫁を連れて行っちゃう人なんだよね。 でも、あれ花嫁側から見た作品だから良いよね。 あれ新郎側の作品だったら大変ですよ。 見ず知らずの男に連れ去られちゃうんですから。」 桜「まぁ、新郎側の中には文句言う奴もいるわな…」 幸「バスで連れ去っちゃうんですよ。場合によっては誘拐ですよ。 映画も作品の見方によっては色々と印象が違ってきて 面白いんでしょうね。でも、『卒業』は良い映画ですよ。」 高「なんか説得力ないなぁ…」<客席大半もそう思った(笑)。 幸「あれって、あの後2人どうなっちゃうんでしょうね?」 高「エッ?知らないの?あの後の続きがあるんだよ。 ダスティン・ホフマンはあの後社会人になって勤めに出て、 犯罪起こして監獄行きになって、エレンはドラック中毒に なって自殺しちゃうの。」 幸「本当っ!?そういう話なんだ。」 高「ウソ!」 幸「……我慢。<幸ちゃん偉過ぎーっ!! 指を骨折して色々とストレスもあるだろうからね。 ある程度発散させる場所もないとね。」 桜「治るまでの辛抱だぞ。」 幸「でもだいぶ治って来ているよね?」 高「包帯して、指キャップしてます。<客席に指を見せるタカミー あとテーピングもしているけど。」 幸「スゴイですね〜。どこまでが包帯でどこまでが指か判りません。 なんか太りすぎた白魚のような指ですが…。 もう動かして良いんですか?」 高「動くよ。(と骨折した指を動かしてみる。) まだ痛いんだけどね。」 幸「まだくっつてはいないの?」 高「レントゲン見た限りではまだ…」 幸「なんか漢方みたいなのに指浸けているけど あれって効くの?くっつくの?<タカミー頷く」 …やっぱり高見沢さんは骨折したことで、思うようにギターが弾けなくて大変なんでしょうね。その気持ちを察しているメンバー優しいことっ。あの幸ちゃんの、一拍おいて自分の言いきかせるように「我慢。」と言ったのは客席大ウケと同時に納得状態でした。私なら、「ウソ!」と言われて時点で、星一徹状態間違いナシ。…人間が出来ていない証拠である。 幸「…で、何だっけ? ダスティン・ホフマンが看護婦になったって?」 高「違うよ(笑)。」 幸「でも彼以外の人が判らなくて。誰がロビンソン夫人だか、 花嫁、結局誰なんだろうって…」 桜「お前、服変わると判らなくなるんだろう?」 幸「服変えないで欲しいよね。区別できなくなるから。」 桜「じゃぁ、制服ならいいのか?」 幸「ああ、制服は止めて欲しいね。 同じ顔で同じ服なんてますます混乱しちゃう… やっぱりね。制服とかは区別しにくいからダメですよ。」 桜「妙な説得力があるな…」 幸「さて、巻きですね。」 …ここで高見沢さんに当たっていた照明が消される。(もしかしたら、もっと先だったかも) 高「何だよ、消すなよ。話そうと思ったのに…」 幸「流れでそうやっているんですから…」 高「あ、そうか。いいよ、じゃあ、消して。」 …桜井さんが調子に乗って手を合わせて妙なジェスチャーをし、 照明が当てるか当てないか困る状態になる。<完全に遊んでいる賢さま 幸「桜井さんっ!」 桜「すいません。巻きですね。 どうぞ先やって下さい。」 幸「…『どうぞ先やって下さい』て言うのもスゴイ日本語だな。 進行を続けます!…て、この流れからどう持って行けばなぁ〜。」 …桜井さん、次に何を歌うのか思い出し、一人笑い始める。ツボに入った模様。 幸「…続けます。今日、テレビで東大の入学式をやっていました。 すごいですね。僕もそこに居たかもしれないのに…」 桜「それはナイだろうっ!!」 高「試験日間違えた奴が東大になんか入れるかよ!」 (注:幸ちゃんは大学入試の時、試験日を間違えてしまい受けられませんでした。 しかし、二次試験で無事に明学に入学することができたんですね。 幸「でもスゴイですよ。入学式。武道館でやっていたんですけど。 2000人だったかな?うち500人が女子なんだよね。 でも、合格が決まって14,5人が入学辞退したのが居るんだって。 スゴイよね、東大を蹴ったんだよ。」 高「別にスゴイとは思わないけど…」 幸「まぁ、そんな東大ですが、今と僕達の頃と印象違いますね。 僕らの東大のイメージというと、あの保田講堂での事件や、 やはり学生運動などのことが印象深いです。 僕らが大学の時もまだ学生運動をしていた人もいたけど、 僕らはこう食堂の入り口でギターを弾いていましたね。 では、その頃の曲をここで演奏したいと思います。 CSN&Yの曲で『Find Cost Of Freedom』」 という幸ちゃんの紹介で『Find Cost Of Freedom』が演奏されました。フルではなかったですね。ただ、高見沢さんがギターソロをメインに弾いている感じで、幸ちゃんが何度も心配そうに見ていたのが印象的でしたね。高見沢さんもちょっと弾き辛そうだった…。そのまま『オハイオ』に続きました。アコースティックギターを弾いている時の高見沢さんは、ちょっと痛々しいなぁ…と思ってしまいましたね。 しかし、ここのMCは長かったなぁ。絶対に書いてある以外に色々と話していたけど、とにかくクロストークで、面白くて。ひたすた大笑いしていたという感じでした。とにかく、3人共話すことが面白過ぎっ。何でこんなに面白かったんだろう?だから、逆に『Find Cost Of Freedom』を演奏する流れまで話を持って行ったのが奇跡のように思えます。 そしてアコースティックアレンジの『シュプレヒコールを耳で塞いで』に続きました。 下がっていた長谷ぼんと山石さんが再登場し、『幻夜祭』が演奏され、ここで客席もスタンディング状態へ。高見沢さんはテレキャスで演奏していたのかな?なんかアコギよりも、弾きやすそうに見えたのは錯覚だろうか? 高見沢さんと桜井さんが下がり、幸ちゃんのMCへ 幸「…はい、『幻夜祭』をお送りしました。 この曲を聴くとアルフィーは方向性がないバンドだと… だって『幻夜祭』ですよ。スゴイですよね。」 幸「あっ!そう、2階席元気かぁーー!<唐突に振る おお〜、さすが、スゴイですね。 まぁ、TOUR始まって何本か周って来ているんで、 既に参加したって人何人も居ると思いますけど、 今日が生まれて初めてだって人居るかな? 聞いてみましょう!今日が生まれて初めての参加の人!? (数人手が挙がり、その中に最前列の人も…当然客席はある言葉を望む) おお、この激戦と言われる関東で、しかも初参加で最前! これはもう言うしかないですね。アナタの運もこれまでよ。 夜はまだ冷え込みますからね。帰りの夜道気を付けて下さいね。 交通事故とかね…て、冷え込みに関係ないって?」 幸「え〜、アルフィーは今年で27年を迎えるわけですが、 1998年にNYのフォレストヒルズスタジアムでやりまして、 あのS&Gの生まれ故郷ですよっ。 公演の前日にいきなりS&Gをやろうってことになって、 先ほど歌った『Mrs.Robinson』とかやったんですが、 現地のおまわりさんに好評でした。 『ブラボー』とか喜んでくれて。 で、1999年に今度はドイツのブランデングルグ門の前で やりまして、『ドイツにおける日本年』という行事で。 これも10年ぐらい前かな?ステージの後にブランデングルグ門の ニセモノのセットを作ってやりまして、不思議なものですよね。 それが10年後ぐらいに本物の前でやれたんですから。」 幸「そして、今年21世紀はもう既にご存知の方も多いと思いますが、 ロンドンのロイヤルアルバートホールで公演を行います。 かつてビートルズやローリングストーンズ、クウィーン、ディープ パープルというイギリスを代表するロックバンドが立った場所です。 まぁ、そこでもいくつかコピー曲も演奏することと思います。 全部は出来ませんけどね。自分達の歌やる時間なくなっちゃうし。 しかしロイヤルアルバートホールというのは1870年に作られた 歴史ある建物ですからね。130年前ですよ。 日本で言うと明治時代になるのかな? あの頃から建っている建物て日本ではあるかなぁ〜? 桜井ん家ぐらいでしょうね。竪穴式住居ですからね〜。」 幸「もう楽しみですね。トイレとか楽屋はどうなっているんだろうって。 だって初めて武道館でやった時もそうでしたよ。 ああ、このソファにジョンが座ったんだって。 この便座にポールが座ったんだろうって、匂いかいじゃったり…。 まぁ、ビートルズは今またブームになっていますね。 CDが出たり、映画が公開されたりしていますけど、 では、ここでアルフィー流にアレンジしたビートルズの曲を… 『Ticket to Ride』」 桜井さんと高見沢さんがなかなか出て来なくて、一瞬焦りましたが、ドラム音と共に登場。高見沢さんは白のラメ(アニマル柄入りかな?)スーツ姿でジャケットの後がマーメイドカットになっている凝った格好で登場。しかも、その出で立ちにヴィーナス・エンジェルギターとブルーのサングラス!もう、メチャクチャ格好良かったねぇ!絵に描きたいぐらう、ななんぼのツボ入りまくりのカッコ良さでした。あの最後の高見沢さんがシャウトするところ…好きなんだよね〜♪その勢いのまま『ロンリーガールを抱きしめて』へ。客席大歓声っ!もうノリノリでしたね。 続いて『WILD BAHN!』へ。もう「ワーイルド・バーンッ!」て出だしに叫んだ瞬間、とっても派手な真っ白な方よりも、その後で満面の笑みで手拍子している山石さんに釘付け!もう最高よっ。なんかスゴイ存在感を感じてしまったわ…。ハッキリ言って、この曲の時は山石さんしか見てなかったかも…。うーむ、山石マジックにハマッたか。 続いて高見沢さんのMC。 高「はい、どうも。 (「としひこーっ!」という男性の野太い声が響く…) おお〜…ありがとう。太いなぁ〜…。」 高「え〜、21世紀になりまして、一体どんなことが起きるかなぁ〜と 思っていたら、ホントに色々とありまして…(苦笑)。 みんなにも色々と心配を掛けてしまいましたが。 なんとか指は回復に向かいつつありますんで…。 でも、ホント、『いい大人なんだから、ちゃんと考えろ! そんな勢いだけで行動しちゃいけないぞっ!』』 『はい、すみませんでした!』と自問自答して眠れない 日々を送ったりしていましたが…。」 高「本当にこの性格は子供の頃から変わっていないなと 自分でも思います。事が起きてからじゃないと判らない。 こう闘争本能が駆り立てられるっているか…。 闘争本能が変わらないって言うのもおかしいよなぁ。 なんて言うのかな。でも、あれ以来、スーパーとかで 牛肉パック何gで『何っ!?』て闘争本能じゃないけど、 なんか駆り立てられるものがありますね。 『焼肉』…何っ?『しゃぶしゃぶ』…何っ?て感じに反応 しちゃうと言うか、あれ以来、牛肉はよく食していますね。 吉野家もよく食べます。大盛りに限りますね…て、 一体何言ってんだか。」 …なんか、そこまで牛肉を目に仇にして食べていると聞くと、もうないと思うけど「闘牛に再チャレンジしますか?」というオファーが来たら、「行きます!リベンジします!」とか、二つ返事でOKしそうで怖いよね。懲りないって言うか、その性格が災いの元なんだろうけどさ。本人が判っているだけに、余計に性質が悪いよね。まぁ、悔しいって気持ちも判りますけどね。うーむ…難しいのう。 高「21世紀になっても変わらないということで『NEVER FADE』 というTOURタイトルにしたんですけど、まさにそれですね。 この性格も変わるもんじゃありません。 まぁ、表情は相手によって変えられるらしいですけどね。 アルフィーは正に『NEVER FADE』です。変わらないでしょう。 第一、30年以上一緒に居て飽きないからなっ! ホント、いまだに飽きないもんっ!」 ここで、幸ちゃんと桜井さん何か訴える。マイクから離れた所に居るので、言っている意味はサッパリ判らず。なんとなく内輪ウケぽいムードに… 高「なんか桜井は飽きているみたいですが<桜井さん否定のジェスチャー そんなもん知ったこっちゃありません。 桜井が飽きようが、肝臓が固まろうが、続けさせもらいます。<客席拍手! …て、ここは拍手するところじゃないぞっ!」 ここで桜井さん、アル中になって右手の痙攣が止まらないままベースを弾く演技をする。幸ちゃんが助っ人で、その右手をベースに近づけたり、離したりする。…もう、この時の桜井さん素敵過ぎ! 高「おおっ!スゴイ!16ビート奏法っ!!新技だな。 …えっ?自分で腕を動かすことはできないって?」 もう、この時のアルフィーて、その辺の漫才グループよりも圧倒的に面白かった。言っていることは良いことなんだけどね。なんで、こう全部オチが付くんだろう?今回のアルフィーは、「笑い」ということでは冴えまくっていたね。…て、これって絶対に褒め言葉じゃないよね(笑)。でも、ホントに面白かったんだもん。 高「え〜、今年は20回目の夏イベも控えているし、9月には ロンドン公演もあるわけで、21世紀もアルフィーは変わらずに やっていこうと思うので、みんなもアルフィーに対する気持ちは 『NEVER FADE』でいて欲しいなと思いますっ! では、これはロンドンでレコーディングした『U.K.Breakfirst』という アルバムの、昔の言うところのA面の1曲目に入っている曲で、 個人的に思い入れの強い曲でもあります。 では、聴いて下さい…『Far Away』」 という紹介で歌われた『Far Away』。言われてみれば、ロンドンレコーディングでしたね。実は、この曲をイメージして描いた想像画が、初めて描いたアルフィーの絵だったんだよね。当時、中坊でしたけどね〜(遠い目)。あの絵はどこ行ったんだろうなぁ?スケッチブック自体も行方不明だもんなぁ。なんか、どういうわけか、雨に打たれながら熱唱している高見沢さんの絵だったと記憶している。…全然関係ない話になった。戻そう(笑)。この曲から、ステージ頭上のステンドグラスのモニュメントみたいなやつが、中央のだけ左右に開くように動きまして、ちょっと違った雰囲気になりました。 続いて『Dark Side Medication』へ。ああ、この曲の時はドラムをしっかり見たかったものだ…(涙)。そして『祈り』へ。グッと歌の世界へ惹き込まれるような感じで、この辺から雰囲気がガラッと変わりましたね。モニュメントにも電飾が付いて、すごくステージ全体も綺麗でした。最後の高見沢さんが前へ出てきてのギターソロがカッコ良かったぁ!やはりあまり無理はできないので、ライトハンドというか、ちょっと変わった奏法をしていました。そのまま『誓いの明日』へ。この辺の流れは年頭のカウントダウン・コンサートの流れに通じるものがありましたね。続いて、今TOURのタイトルにもなっている『NEVER FADE』へ。最初の前奏の時点で、何故か高見沢さんが幸ちゃんの方へ動き「?」と思っていたら、次の瞬間にステージ頭上でバーンッ!と花火が出る特効がっ!!ちょっとビックリしてしまった。そうか、高見沢さん…それに警戒していたのね。しかし、この曲すっごく拳の上げ甲斐のある曲だよね、ホント…!最後はバーンと両端から銀テープが飛び出して綺麗だったなぁ。私の前後左右の人達は取れたのに、何で私は取れなかったんだろう…?あまり考えないようにしよう(笑)。もうガンガンの拳振り振り熱気上がりまくりの怒涛の盛り上がりの中、本編が終わりました。 アンコールでは、山石さんと長谷ぼんが先に登場し、上手から豹柄のスーツにエメラルドグリーンのTシャツ(?)にグリーンのブーツ姿の高見沢さんがギターを持って登場。いきなりギターソロを弾き始める。そこに下手から、ブルースハープを吹きながら黒のフレンチスリーブのパーカーとすごい柄のジーンズ(?)パンツ姿の幸ちゃんが登場。この曲は『Funky Punky』だぁ!「YHAAAAAAAAAーーーー!!」と叫ぶところを、高見沢さんと桜井さんがやっていた。…あ、桜井さんの衣装覚えてない(愛が足りないわけじゃないのよ…)。幸ちゃんが花道に出てきて近い、近い。なんか、すごい長めのピアスをしていた…という印象が。ブルースハープを吹いたあと、客席に投げちゃってビックリさっ。最後は中央で、タカミーと歌って、二人してひつこく「DA!DA!DA!DA!DA!」と言い合っていたのが可愛かった。 そして、ステージ前にマイクスタンドが置かれ『夢よ急げ』へ。何故か、そのままマイクスタンドの前に居座っていたタカミーに警戒してなかなかマイクの方に行かなかった桜井さんであった。「どうぞ歌って下さい」て感じに高見沢さんに促されて、やっとマイクスタンドの所へ行った慎重派の桜井さんて結構好き(笑)。3番は客席も合唱。 その後、3人共ステージを下がってしまい、山石さんのキーボードソロになる。そして、牛(ホルスタイン)の着ぐるみ姿の賢さま登場!肩からカバンを提げ、手には読●新聞を持っている。一応、本人は「ホルスタイン」を名乗っているが、どう見ても犬のダルメシアン(『101』ね)の柄にしか見えない…。まぁ、角もお乳も付いていますんで(笑)、立派な牛さんなんですが…。あまりの出で立ちに客席に笑いが起きても仕方のないこと…。 桜「いつまでもクスクス笑ってんじゃないよ。 『可愛いっ!』じゃないんだよっ! (『可愛い』やら、『似合っている』などの声援が掛かる 何で俺がこんな格好しなくちゃいけないのか いまだに意味不明なんだからな!」 桜「え〜と、ここはどこだっけ? (『相模大野ーっ!』)ああ〜、そうかっ! (…としゃがんで)しゃがみおおの…」 …客席、情けの拍手。 桜井さんは、丁度、幸ちゃんのパーカッションの前にしゃがんでしまって、どうもそのままコントを続ける気らしい。カバンから明●牛乳を出し、製品名などを読み、おもむろに蓋を開けそのまま飲んでいまう。しまいには、寝そべって新聞読み始めちゃうし…。しかも、外見はウシさんだ…。 桜「いや〜…上手いね。言っておくけど毎日飲んでいるのよ。 これ、髭について白くなっちゃうんだよね〜…。 え〜と…(持っていた読●新聞を広げる)、何この地域て もう一つ新聞が付いてんの?(毎週木曜日にはおまけの新聞付きます) ウチも読●新聞だけど何もつかねーぞ。 何々…なんだよ、今日野球あったのかぁ! 最近全然見てないよなぁ。野球ある時にお仕事してるから〜。 え〜と、『小泉・橋本、立候補者のプライベート』って、 嫌だね週刊誌は書くことがぁ!! 『ジャイアンツ・今季の不振の理由…』テメェ!(怒)」 …新聞をクシャクシャして、「俺は新聞読みにここに来たんじゃないんだよ」と我に返る。 桜「実は、僕の仲間のせいでタカミーが指を骨折しちゃったでしょ。 そのタカミーに謝りも兼ねて渡したいものを持って来たんだよね。 タカミーは骨折した指をみんなのために無理に動かしているでしょ? でも、やっぱりみんなは早く骨がくっついて欲しいよね。 みんなで早くくっつくようにお祈りしようね。 …プレッシャーになるだけかもしれないけど。」<デビル賢さま そこにいきなり『必殺!仕事人』の「チャラララ〜♪チャラ〜ラ〜ラ〜、チャラララ〜♪」というテーマソングが流れ、かつて何度か着たブルーのラメ入りマタドールジャケット(肩の辺りがヴァージョンアップしていた)にエメラルドグリーンのアニマル柄の皮パンツにマタドール帽を被り、赤い布に短剣を持ってインカム付けた超ド派手なマタドール・タカミーが登場。布と短剣を振りかざし、かなりやる気満々。 高「おいっ!そこの牛!」 …ホルスタイン賢さまは、何故か新聞敷いたまま腕立て伏せをしていた。…着ぐるみ姿なのに器用な。 桜「呼び捨てはないだろう。」 高「牛さんっ!」 桜「今、腕立て伏せしたら、乳が1個潰れちゃった。 牛さん…て、私にはちゃんと名前があるの!」 高「何て名前だよ?」 桜「ホルスタインのホルちゃん♪(客席中途半端な反応) …ホラ、もう何度か来ている奴多いんだよ。」 高「(笑)。俺が呼んだのはゴメスだぞっ!」 桜「あ、ゴメス忙しくて来られないの。 だから私が代わりにタカミーに謝りに来たの。」 高「じゃあ、謝れっ!」 桜「(タカミーをしばし凝視した後)……ゴメス。」 高「…それ、最後までずっと言ってね。」 桜「ええ〜!?まだ続けるんですかぁ〜?」<確かに辛いギャグじゃ タカミー、ホルスタイン賢さまの真正面に立つ。賢さま、間近でタカミーの顔を見つめる。…タカミー、なんとなく嫌な感じを受けた模様。 高「お前…ジーッと見てないで何とか言えよ。」 …と言って、持っていた短剣で乳を突付く(爆)。 桜「あっ!何するのっ!ヤメテッ! (ジーッとタカミーのことを見つめて)…綺麗っ♪ どこの美容院へ行っているんですか? 良いなぁ〜、どういう被りモノ似合う人♪」 高「お前は何しに来たんだよっ!」 …どんどん詰め寄る賢さまに怖じ付けづいて、後去るタカミー。なんか珍しい図。というか、この時点で自分が何を観に来ているのか謎になる(笑)。遅れて来た人が目にしたステージのシーンがいきなりこのシーンだったらビックリするだろうね。一人はウシの着ぐるみ姿で、一人は派手なブルーのマタドール姿なんだよ。山石さんなんて、もう笑いまくって見ていたもんね〜っ。こういう時に、長谷ぼんの顔が見られないというのが残念だ。よく賢さまから「お前、笑い過ぎだ!」とツッコミを入れられているので、さそがしドラムセットに囲まれた中で大笑いしていたことだろう…。 高「お前コワイなぁ〜。殺気を感じるぞ。」 桜「良いなぁ〜。そんなにヒダヒダが付いた服着れて。」 高「今度着せてあげるよ。 それよりも、コレだよっ!コレ!」 …と言って、赤い布を広げようとするが、なかなか上手く広げられず客席からもやや笑いが…。ガンバレ!タカミー!やっとこさ広げた布には「リベンジ」という黄色い文字が書かれていた…。 桜「ジンベリて何?」 高「リベンジっ!」 桜「ああ、リベンジねっ!」 高「来いっ!」 …と言って、布をチラつかせる。賢さまも結構ノリ気になり、2回ほど闘牛ごっこに興じる二人。 高「ああ、なんかちょっとスッキリしたっ♪」 桜「ホント?今一人で走っていて何が楽しんだろうて寂しくなってたけど、 これでタカミーの気が晴れるなら嬉しいわっ♪<賢さま優しい…(T_T) …でもね、ちゃんとゴンザレスから預かって来たのがのがあるの。 骨が早くくっつくようにねっ!」 …と言って、先程飲んでいた牛乳と同じ種類のやつをカバンの中から出す。 高「これ牛乳じゃん。」 桜「そっ。ゴメスがちゃんと骨が付くようにってね。 ちゃんとスペインから飛行機に乗って持って来たのよ。 誰かさんみたいに飛行機に乗り遅れるなんてことは しませんでしたよ〜。」 高「俺は別に乗り遅れたわけじゃないよ。 別に乗れなくても問題なかったじゃん。<妙に強気」 桜「はいはいそーですね。アナタがルールなんですもんね〜。」 高「これ、ホントにスペインから持って来たの?日本語で書いてあるぞ。」 桜「スペイン在住の日本人向けのやつなのっ! 折れないようにね、ちゃんとカルシウムを摂るように。」 高「俺ね、カルシウムは摂ってるよ。どちらかと言うと骨太だもん。 骨は太いんだけど折れちゃったけどさ。 でも、もっとカルシウム不足の奴がいるんだよ。」 桜「そいつに今日こそは飲ませないといけないですね! おいっ!出て来なさいっ!坂崎幸之助ーっ!!」 …という賢さまの呼び声で、フラメンコ調の曲を奏でながら幸ちゃんが下手から登場。なんか牛乳持っている2人に近づくのが嫌そうな感じ。この時だったか、賢さまは最初に飲んでいた牛乳を飲みきってしまい、空を客席に投げ込んでいた。しかし、一気飲みしたのが祟ったのかムセてしまう。 桜「…す、すいません。今むせ返りが来ました…(泣)。 ウォホッ!ウォホッ!<幸ちゃんに背中をさすってもらう ヘーイ!Mr.坂崎!アナタもカルシウム摂らないとねっ。」 幸「カルシウムは摂っているよ。での骨が細いんだよ。」 桜「なんか幸ちゃん、その服良いね〜。 (胸元に柄がある服なので)何?これイノシシ? 君はイノシシだったの?」 幸「そんなふうには見えないだろう。」 桜「ま、そんなこと言ってないで、今日こそは飲もうね。 はい!君にも牛乳。もうちゃんと飲む切るように蓋は捨てる!」 …と言って蓋を客席に投げてしまう。便乗したタカミーも自分の分の牛乳の蓋を客席に投げていた。私はこの時初めて、幸ちゃんが牛乳が苦手だということを知りました。賢さまとタカミーの間に挟まれ、牛乳を強引に持たされ、飲むように催促されますが、ちょっと口を付けて飲んだフリを数回して誤魔化そうとしていた。…そんなに嫌いなのね。 桜「君、ホントに誤魔化すのが上手いね〜。 全然飲んでないじゃないのっ!」 さぁ!みんなでタカミーの骨が早くくっつくように 乾杯しましょうっ!」 …と言って、自分はカバンの中からコーラを取り出す。「ズルイ!」という感じの指摘を受けるが、髭が白くなるし、かなり飲んでいるしと、色々と言い訳をする。しかし、さり気なく、幸ちゃんが持っている牛乳と交換してあげるのであった。幸ちゃんに「コーラを一気飲みするの?」とやや脅迫する二人であった。炭酸の一気飲みはキツイって。もちろん、幸ちゃんはそんな無茶なことはしませんでした。 桜「俺って優しいよね〜…。では早くくっつきますよーに!」 …3人飲むが、コーラを飲んだ幸ちゃん「甘〜いっ」という顔をして可愛かった。賢さまは、髭が白くならないかが気になる模様…。なんか、不思議なシーンだと思うのは私だけだろうか?なんか、今回のTOURて謎なシーン多い。しかも、そのどれもがツボに入ってしまう。自分のストライクゾーンが広がっただけなのか!?(自問自答) 桜「さぁ!タカミーにはこれの他にも贈り物があるの」 高「えっ!ホント?」<本気で嬉しそう 桜「歌の贈り物さっ!」 高「エッ…歌…?」<ちょっとガッカリした感じで、本当に何もないのか、賢さまのカバンの中を覗く。 桜「何かリクエストはあるかなぁ〜!?」 …と言いながら、客席を見ている高見沢さんの視界を遮るように前に立ちはだかる賢さま。 桜「お願い。客席からのリクエストは聞かないで。 みんなジュリーしか言わないんだもんっ。」<客席色々と騒ぎ出す 高「よしっ!判った!今客席からの声を念力で感じ取った!」 桜「念力て古い言い方するな〜。テレパシーて言えよ。 ま、昭和20年代生まれだからね。 もう戦争終わってすぐ生まれてるからね〜(笑)」<自虐ギャグ? 高「ウームッ!リクエストする曲は……ジュリーッ!!」 高見沢さんの叫びと同時に『勝手にしやがれ』の前奏が始まり、ステージ前の中央にマイクスタンドが置かれる。断っておくが、賢さまはホルスタインの着ぐるみを着たままである。かなり笑える図である。声は超美声なのに〜っ!声だけは超ムード万点なのにっ!目の前で歌うのはホルスタイン…!(爆)良いんだろうか?これで?1コーラス歌い終えると、高見沢さんと幸ちゃんはステージを下がり、ホルスタイン賢さまだけが取り残される。 桜「では、ここでみんなの心を一つにしようね。 いくよっ!モー!モー!モー!<客席にも同じ掛け声を求める うっわ〜、なんか牛乳臭〜っ!!<あれだけ飲めばね〜」 桜「もう1回!モー!モー!モー! (やらなかった人達に向かって)コラッ!そこっ! ちゃんとやろ〜よっ!! (お説教する為にやや前に出てたら最前のファンに乳を触られる) イヤンッ!乳を触るんじゃないのっ!」 桜「なぁ〜んかイマイチ決まらないんだよなぁ〜。 モー!モー!モー!でなんか抜けちゃうんだよね〜。 やっぱりコレかぁ!D!D!D!」 …最後はいつもの「D!D!D!」と掛け声合戦になり、「あほくさ〜♪」と乳を振りながら(沢口●子の「たんすに●ン」のCMの真似ですね)去って行ったホルスタイン賢さまでした。そのまま『D!D!D!』が演奏され、下手から幸ちゃんが登場。スタッフがD!D!D!グローブを持って来ていた。そして、ステージ中央のお立ち台の所に、通販限定GOODSのD!D!D!T−シャツにピンクのカウボウイハット(トークショーで真琴つばささんからプレゼントされたやつかな?)にピンクのミニスカーフを首に巻いた姿のインカム付けたタカミーがD!D!D!グローブ着用で登場だぁ。ちゃんとサビの所は、去年の武道館公演で初披露したパラパラを踊っていました。ギターソロではいつもステージ中央にドナルド・ギターが置かれるのに、今回はNBAのブルス・ギター!ウシさんです!アームムイングをすると目が光るようになっているので、なんか面白い。相当「闘牛」に拘っているのがギターからも伺えます(笑)。「迷わず、I Love you〜♪」は客席が合唱し、応えるようにタカミーが跪いて「ジュテ〜ムッ♪」と囁いてくれちゃいましたっ。 歌い終えた高見沢さんがドナルドギターを持つと、そのまま『For The Brand-new Dream』へ続き、前奏に合わせてステージの両脇から巨大な風船が何個も客席にボンボン投げ込まれて来ました。色んな色の風船がいくつも客席をポンポン跳ねてイイんですけど、いつどっから自分の所に飛んでくるのか予測がつかないのでなかなか怖い。私は夢中になってノッていたら、いきなり後頭部にボムッ!という衝撃があり、思わず「イテッ!」と叫んでしまい、隣の方に笑われてしまった。いや、赤いヤツがいきなり後から飛んで来てね〜。全然気づいてなかったし、カチューシャもしていたから痛くはなかったんだけど、衝撃度が高かったのよ…。お陰で、その後は風船の行方が気になり、おちおちノッていられない状態になりました(苦笑)。タカミーは、ステージの戻って来たのを蹴り返したりしていましたが、たまに自爆させちゃっていました。あれ、最前列のファンにはかなりの衝撃度なんじゃ…。おそらく、神戸でのカウントダウンコンサートで、21世紀を迎えた瞬間に風船が上から降ってきて『夢よ急げ』の時に客席が風船をポンポン飛ばして綺麗だったから、そのイメージでやったんだろうけど、なんせ大きさが半端じゃないからねっ。バカデカイ風船が幾つも客席ポンポン跳ねているというのは、また不思議な光景でございますでわすわよ…(どーいう日本語じゃ)。もう、ななんぼはその衝撃のせいで前後の記憶が曖昧になったね(爆)。 そのままメンバー紹介になり 高「ドラムスッ!長谷川浩二ーっ! キーボード!山石敬之ーっ! WE ARE THE ALFEEーーっ! アルフィー!(チャッチャッ!)アルフィー!(チャッチャッ!) どうもありがとうーーーーっ!!」 …と高見沢さんが叫んでアンコールも終了。 ステージ前にメンバー全員が出て来てお辞儀。幸ちゃんに負けじと、桜井さんや高見沢さんもピックを投げまくっていたのが印象的でした。長谷ぼんはスティック投げないから、すぐ下がってしまって残念であった。赤と黒のチェック柄のシャツということしか確認できず…。自分のチェックの甘さが悔やまれる。 2回目のアンコールでは、 幸ちゃんが茶系のプリントTシャツに黒いパンツ。高見沢さんは茶系のサングラスに赤に黒のアニマル柄のお臍の近くまでカットの入ったドレスシャツと同系のパンツに、床スレスレの長さの黒と紫のマフラーを巻いて登場、なんかスゴイ衣装だったよなぁ。高見沢さんの衣装がスゴ過ぎて、桜井さんの衣装…覚えてないっ(…だから愛がないわけじゃないのようぅ!!)。 高見沢さんのMCで 高「アルフィーがデビューして27年、いろんな道を歩んで来ました。 みんなもまだ悩んでm自分の道を決められずにいることも あるかもしれませんが、アルフィーを通して何かキッカケが掴める ように…。そんな思いを込めて…『The Way』」 とても短いMCでしたが、もう曲にすべてを込めたというか、「百聞は一見に如かず」ではないけど、「百聞は一聴に如かず」という感じでしたね。アンコールは笑いの嵐で、自分が歌を聴きに来ているのか、コントを観に来ているのか判らなくなるぐらいだったけど、さすがミュージシャンっ!ドップリと歌の世界に惹き込んでくれました。押し迫るような演奏に、なんかグッとくるものがありましたね。最後は3人前に出てきてアカペラを披露。3人服装も雰囲気もバラバラなんだけど、やっぱり3人並んで歌っている姿が一番落ち着くって言い方も変だけど、見ていて和む光景なんですよね〜。 そして、ステージが暗くなり、そのまま『終わりなきメッセージ』へ続きました。中央にスタンドマイクが置かれ、高見沢さんがマイクスタンドを振り回しながら熱唱。ステージあちこち動きまわるから、長〜いマフラーを踏んづけて首を締めないかハラハラしちゃったり…(笑)。とにかくマフラーなんてナイものの様に扱い、叫びまくっていましたね。最後には客席との掛け合いになり、 高「2階席ーっ!!(イェーイ!と叫ぶ) そして1階席の後の方ー! 遠い所は100倍以上の歓声をこの(骨折した)指に送ってくれ! 1階席ーっ!!(イェーイ!と叫ぶ) …素晴らしいっ!! 最後全員で行くぞーっ!!You can change your mind----!!!!!」 最後は高見沢さんが力の限り叫びまくって、もう超音波状態になって終了。叫び終わった後、グッタリとマイクスタンドに寄り掛かりながらも、満足そうな笑顔を客席に向けたいた高見沢さんの表情が印象的でした。もう怒涛の盛り上がりの中、相模大野のアルコンは終わりました。 スクリーンのないステージだったけど、余計な視覚効果がなかったせいか、逆にスッキリまとまっているような印象だったし、MCはクロストーク連発で本当に面白かったし、最初と最後は超音波だったし(笑)、とにかく「楽しいっ!!」の一言に尽きるコンサートでした。正直言って、21世紀最初のTOURだから、何かかしこまってというかテーマ性を強めてくるかと思っていたけど、始まってみれば「何でもアリ」というおもちゃ箱のような楽しいコンサートでした。本当に気持ちよくノレるっていうか、めい一杯楽しんで元気になれる…そういうコンサートでした。
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