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あいにくの雨模様でして、そのせいか会場入り口はとても混雑していました。私は早めだったので大丈夫だったのですが、ギリギリに来たファンはコンサートが始まっても入ることができなかったほどの混みぶりだったそうな・・・。 始まる前からアルフィーコールが起きたりして、2日間の初日の割にはかなり高いテンションの客席でした。そして定刻より10分ぐらい押してコンサートがスタート!ステージ全体の光景は相模大野レポを参考にしてね(今回も手抜きモード)。会場が暗転し『GATE OF HEAVEN』の前奏が流れ、ステージ後方にメンバー3人のシルエットが浮かび上った途端に客席のテンションは一気に上がりました!ホントにスゴイ歓声だったのだよ・・・。門が開くように壁が動くとメンバーが登場! 衣装は、幸ちゃんは薄赤っぽい上下のスーツでした。意外に地味だと思ってしまう私はだいぶヤラれているかもしれない(笑)。高見沢さんは黒のベロアぽい細身のパンツにブーツ、白のフリルシャツに、白のロングコート(裏地は赤で、背中にも肩の位置に大きく赤いクロスのマークがありました)で、このお姿は今回初めて見ましたね。桜井さんは光の加減によっては青にも紫にも見える玉虫色系のスーツでした。山石さんが紫系の格好良いジャケットを羽織っていたけど、バラードコーナーが終わって脱いでしまった。長谷ぼんは頭しか確認できず(苦笑)。 曲は前奏のまま『GATE OF HEAVEN』でスタート!高見沢さんは、またもや初っ端からヴィーナス・エンジェルギターでしたね〜。高見沢さんてば、転調する(切り替わる)部分を勘違いしたみたいで、一人でガーンと拳を上げた時がありました(笑)。すぐに腕を下ろして誤魔化していたけど見ていたファンは数しれず・・・。2曲目は『Darkside Medication』。この2曲の流れは通常パターンらしく変わらず。続いて、『トラベリング・バンド』へ。桜井さんパートの「辿り着いたぜ・・・エヌ・エチ・ケー!」には盛り上がりましたねー!てっきり「TOKYOファイナル!」て言ってくるかなぁ〜なんて思っていました。高見沢さんは、もうこの時点で壊れまくり。回るは、頭ガンガンに振るは、で、もう誰も止められませんっ!! 意外にも最初のMCは高見沢さんで(しかもドラム音が鳴り響いたまま) 高 「ハロー!TOKYOー!!(アームバンドを客席に投げる) 理性の欠片を投げ捨てるぞっ!(着ていたコートを後ろに投げる) 男は男らしく!女も男らしく!突っ走っていこうーっ!!」 そして『真夜中を突っ走れ』になりました。いや〜、MCのまんまのノリでしたね。続いて『Someday』へ続きました。既にMCの前で壊れていた高見沢さん(笑)、更に暴走し、しまいにはコーラスに入り遅れそうになるほどした。でもって、これまた懐かしい『WILD BAHN!』日本語ヴァージョン!NY公演以来、英語ヴァージョンが定着していたので、日本語ヴァージョンはとても久しぶりに聴いた気がしました。 続いて幸ちゃんのMC 幸「どうも。 さすが、東京ということでノリがすごい!帰って来たて感じです。 久しぶりの『WILD BAHN!』日本語バージョンをお送りしました。 もう、久しぶりなんで日本語忘れそう(笑) ニューヨークからずーっと英語でやっていましたからね〜。 日本語だと慣れなくて生活も不便で(笑) では、ここいらで、またしばしお席の方にお付下さい。」 幸「(「幸ちゃーん!」という声があちこちで掛かり) はいよっ。 (男性からも声が掛かり)おおっ!いいですね〜! 男いるか〜!?(オオーッ!という男性陣の歓声が上がる) おおっ!なんかスゴイですね〜!(幸ちゃ〜んというド太い声が掛かり) は、は〜い(汗)。なんか、昔の女性アイドルの親衛隊みたいですね。 昔は流行っていたんですよね。アイドルの親衛隊の男連中。 そんな気分です。そう、南沙織さんとか・・・。あっ、古い?」 <確かに古い(^_^;;;せめて、松田聖子ちゃんや、おニャンコ辺りだね・・・。 幸「いよいよ東京ファイナル2daysです。 春の東京はサンプラザもそれはそれで盛り上がったけど、 今日は皆さんも覚悟して来てると思いますが。 1階は元気かっ?(歓声が上がる)2階のみなさんっ?(歓声上がる)関係者各位! 3階は・・・(大歓声)すごいなぁ。 今日は3階の勝ち!(笑)3階スゴイなぁ〜!! ここはちょっと遠いけど1階に負けないように頑張ってください。」 幸「この時期だと5月病かかってる人もいると思います。 5月病の人!(結構手が上がる)ホント〜??? 5月病の人って、あっ私5月病だわって判るわけ? 5月病のクスリ飲まなきゃ、とかするわけ? 5月病ってのは4月に新しい職場とか学校に入ってそろそろ慣れてきて 気が抜けてくるとなるモンじゃないの?<いや、違うと思うけど(^_^;;; 桜井さんにも5月病あるんですよ。休肝日週に2日じゃキツイかな、とか(笑) (と、桜井さん側を見るけとまだスタンバイしていなくて)あっ、居ないやっ。 5月病なんてアルフィーには関係ないです。今日は思い切り楽しんで行ってください!」 幸「いつも言ってますが、春のツアーは東京は4本あるわけですが、 今日が初参加だって人もいますよね? アルフィーのコンサート、今日が生まれて初めての人? (数人手を挙げ、なんと最前列に初参加の方がっ!!) おっ!1列目にもいますね。顰蹙買ってますね〜。いきなり1桁ですよ〜。 十何年参加しているのに、いつも2階とか真ん中より後ろとかいう人もいる中で、 一発目で最前列!所の宝くじみたい。税金かかりません(笑)。 みんな言えって言ってbいるから言いましょう。人生プラマイゼロ。 帰りの交通事故に気をつけた方がいいですよ<こ、こわ〜 逆もあるかもしれないよね。いつも『ついてないなぁって』思っていたら これから良いことあるかもしれないし。 嫌だ嫌だって言ってるけど、人から見たら結構イイじゃん、って事もあるだろうし、 ついてるついてるって言ってても他から見たらあんたの人生最低ね、 って事もあるかもしれないし(笑)。 幸せ不幸せなんて、いつも心の持ちようさ、あんぁ、あんぁ、ロンサムシティですよ。 (朗読のように歌詞を喋り、客席から拍手と歓声)どんな曲だったっけ? 自分じゃないボーカルの歌はメロディ覚えてないんだよ。 カラオケとかでいつも歌ってくれって言われるけど、良いんですか?僕のパートで。 みんなが聞いてるアルフィーの歌とは随分違いますよ(笑)って。 高見沢とか桜井のメロディーがあって3声のコーラスが決まるから アルフィーの歌になるんであって、僕だけの音で良いんですか? やっても良いんだけどね。(やってー!と声がたくさん上がる) 何にしよう?じゃ、さっきやった『WILD BAHN!』? ♪わーいるどばーん風を感じて・・・<ほとんど一本調子の微妙な音程 いいかなぁ?ノレないよね? 下のパートだと何処の民謡?ってなるしさ・・・ (しかし「やってー」というコールは収まらない) 何でも催促したら出るモンじゃありませんっ! 番組にリクエストしてください。練習しとくから。 だいたい3人で一緒にやらないとメロディが出てこないですね。 たまに自分の声だけを聞くと笑えます。 もう落ち込んだ時に聴くといいですよ。」 なんかムチャクチャな方向にいきましたが、幸ちゃんのパートだけの歌声が聞けたり、なかなか貴重な一時でした。しかし、アルフィーの三声コーラスがいかにスゴイか、というか、上手い具合に声のバランス取れているんだと再認識しました。幸ちゃんパートだけっていうのも面白いですけどね。前にラジオで『幻夜祭』の幸ちゃんパートだけを幸ちゃんが歌って、ラジオの前で爆笑した記憶がある(笑)。なんかリクエストしたくなってきたぞ・・・! 幸「おっ、2階は後ろに立ってる人がいるのか〜!立ち仕事ですね。 僕達と同じ3時間立ち仕事ですね。ま、1日3時間ぐらいなら仕事としては楽か(苦笑)。 みんなもご存じだと思いますけど、アルフィーはデビューして丁度26年。 エッ?丁度じゃない?26年くらいなんですけど(笑)。 去年が丁度デビュー25年で四半世紀。 来年が27年で、その次28年くると29年・・・。<当たり前だってーの(^_^;;; 1974年にデビューしてますけど、 M君とT君は白金台のM学院大学の高校から知り合いで、 M君はフォークでビージーズとか聞いていて、(ちょろっと物真似) T君はM君声だと思ってたみたいです。 S君は・・・って、あ、違うか、えーと、桜井君は(笑)<イニシャルを急に止める(笑) もう、高見沢君はハードロックで、ツェッペリンとかをコピーして、 ツェッペリンもうるさい曲ばっかりじゃないんですよ(『天国への階段』を弾く)、 だけど、高見沢はどっちかーてーと、♪ズンズズズン ズンズズズン(『移民の歌』を弾く) アアァ〜って、桜井はそんな高見沢のことを・・・ 大屋政子さん?すげー声の奴だな、タケー声だし、眉毛ないし(笑)。 友達じゃないけどたまに一緒に帰ったり音楽の話をしたりしてたんだそうです。 そして1974年にデビューしまして、当時はアイドル系のフォークグループがブームで、 その波に乗せられてデビューしたんですけどけどね・・・。 今で言うと僕らはビジュアル系フォークグループですから。 そうだったんですよっ!実力派(桜井さん側を示す)でいくはずが、 ビジュアル系(高見沢さん側を示す)でデビューしたんですから!!」 幸「1979年にキャニオンレコードから再デビューしまして、 『TIME&TIDE』というアルバムが1979年8/21に発売されて、 その時に初めて楽曲も自分達でやって、演奏も自分達でやった オリジナルアルバムだったんですけど・・・あっ、用意出来てたの? (何か用意するのがあるようで、高見沢さん側の袖に向かって尋ねる幸ちゃん) 今日は久しぶりにピアノを桜井さんが弾くって(笑)あ、違う? 高見沢ですね(笑)。桜井だって『猫ふんじゃった』ぐらい弾けるんですよ。 黒い鍵盤のとこだけっ!(スタッフによってエレピアノが準備される) それでは、ご登場でございます。高見沢さんっ! (高見沢さんが走って出てきてピアノの椅子に座る) 音の方は出てますか?(高見沢さんがが両手で適当に鍵盤を押さえて音を出す) チェックしないとたまに音が出ない事もあるからね。 ・・・あ、はい、長い?(袖から何か言われているらしい) これだから『坂崎くん長いよ』って言われちゃうんだよね」 下手からゆっくり登場してきた賢様、何気にスタンドマイクに近寄ると。 桜「お前、長いよ。」 幸「やっぱ長かった?」 桜「横でずーっと座って聞いていたから、スーツに皺ができちゃったよっ」 幸「皺できちゃった?・・・それって、麻?」 (違うよーっ!という感じに、妙な踊りをする賢様。待ちくたびれたようで半崩壊気味) 幸「・・・シルク?あ、絹ね。 あっ、はい。マキが入ってますね。 じゃ、1979年『TIME&TIDE』というアルバムから、ドラムやキーボードも入って オリジナルと同じ演奏になりますね。今日の東京の空にぴったりの曲です。」 と言う紹介で歌われたのが、なんと 『雨』でした。本当に久しぶりでしたね。しかし、高見沢さんのエレピアノの伴奏を久しぶりに見たせいか、ドキドキしてしまった。いや、不安とかそーゆんじゃないんだけど(笑)。山石さんとWピアノで贅沢だよね〜。続いて『Pride』、『自由になるために』にとなりました。 そして、2度目の高見沢さんのMCで 高「はい、どーも、こんばんは。 NHKホール、東京に久々に戻ってきたわけですが。あいにくの雨ですね。 子供の頃強制的にピアノを習わされまして、嫌で嫌で。 男でピアノなんか習ってると遊んでもらえなくなるような気がして、 鍵盤見るのも嫌で、恐怖症みたいで、いまだにトラウマですね。 さぼってばかりいました。 今回は東京ということでオリジナルアレンジで、久しぶりにピアノを弾いて みましたが、なんか昔のアルフィーみたいでしたね。」 高「『自由になるために』は、CD化されていないステージだけの曲ですが、 この20世紀は戦いの歴史で人類はそこで文明を作ってきたっていう話を このTOURでしてきているんですが・・・。 このところ悲しいニュースが多いですね。それも、信じられないような・・・、 もちろん少年犯罪もそうだけど、みんな自由に対して認識が低いんだな。 どうして17歳の少年達がそんなことをするのかっていうのを聞いた番組が あったんだけど、殆どが、「親が悪い」「環境が悪い」って人のせいにしてる。 誰かに責任を擦り付けて、自分というものに責任を持っていない。 自由っていうのはある程度自分で制限して、選択して、線引きしていかないと 本当の自由とか正義は得られないものだと思います。 この国は平和で自由あることは間違いないけど、そういう境遇に慣れ過ぎて、 本当の自由を見失いがちにあるかもしせません。 もうすぐ訪れる21世紀は悲しいニュースが流れないように願っています。 そんな気持ちで作った曲です。『AUBE〜新しい夜明け』」 この時の高見沢さんもMCはとても印象的でした。私は、少年犯罪のニュースとか聞くと、「学校側の対応」や「親の対応」へ非難の矛先を向けがちになりますが、罪を犯しているのは少年自身で責任そのものも少年にあるんですよね。不幸な境遇にそった人でも、真っ当な生活を送っている人は多い。「こういう境遇だから・・・」て甘んじてしまうこと自体がおかしいんですよね。なんか、高見沢さんに「責任を他人へ押し付けていて、自分自身で責任を取ろうとしていない」という意見を聞いたときに、ハッとした気がしました。自由て自分で選んでいくものだし、好き勝手に振舞って犯した事件に責任を持つのは、自由を得た者として当然の行いなんですよね。ただ、「オレは自由だから」では済まされてない。そういう意味で、「平和」や「自由」という意味を履き違えている人が多いのかもしれないですよね。ああ、なんかお堅い感じになってしまった、話題戻りましょう。 『AUBE〜新しい夜明け』で客席は立ち上がり、またまた拳ガンガンのノリになりました。高見沢さんんもMCがあっただけに、なんかいつも以上に迫力を感じましたね。続いてパイプオルガンのような音が鳴り響き『幻夜祭』へ。最後は火柱が4本ステージ後方に上がるという特効は健在でした!そして、高見沢さんのガンガンのギターソロから『ジェネレーション・ダイナマイト』へ!この曲でアルフィーも客席もブッ壊れたって感じでしたねー。もう行くとこまでいけーっ!感じ。誰にも、この盛り上がりを止められないってことかなっ。次に『On The Border』へ。何度聴いても、ラストのレスポールに持ち替えてのギター・ソロがとても印象的で、何だかわかんないけど泣きたい気持ちになるんですよ。あのメロディが好きなのかなぁ・・・。なんか、アルフィーのコンサートに初めて参加した頃から今までを一気にプレイバックできるような錯覚に陥るんですよね・・・。不思議だな。 続いて長谷ぼんのスネアドラムが響き渡り『Flower Revolution』へ。高見沢さんの「JUMP!」という叫びと共に、客席とアルフィーは飛び跳ね状態!高見沢さんと幸ちゃんも飛び跳ねまくっていましたね。しかし、一番暴走していたのは賢様。1番では、高見沢さんの方まで歩いて行っちゃって、ステージを2,3周しちゃっていましたね〜。高見沢さんなんて、シッシッて感じに腕出して追い払っていたし、幸ちゃんは桜井さんを視界に入れないようにしていたし、可笑しかったぁ。しかも、2番では全然2人に相手してもらえなかったので、長谷ぼんの目の前で(客席には背を向け)ムチャクチャなダンスをする賢様。あれで、コーラスに普通に入れるんだから不思議。ハッキリ言って、ここで賢様はブッ壊れてちゃっていたかもしれない・・・。本編最後の曲は『ラジカル・ティーンエンジャー』。高見沢さんがガンガンに飛ばしまくって、もう本当に今日は2日間の初日なのかぁ?てぐらいの怒涛も盛り上がりで終わりました。 アンコールでは、山石さんと長谷ぼんが先に登場、続いてメンバー3人もピンクのグローブを付けて登場。高見沢さんはカウボーイハットに派手な柄のチビTシャツに皮のパンタロンにサングラス。幸ちゃんはグレート白の柄Tシャツに、白ぽいパンツという意外に地味なお姿。桜井さんは紺のシャツに同系のレザーパンツの姿で登場。そしてドナルドギターがステージ中央にセットされ、桜井さんの「D!D!D!」という音頭の後に演奏された曲は当然のことながら『D!D!D!』だぁ!いきなりステージ頭上で花火ドーンが出た!高見沢さんは相変わらず「行くぞー!」て感じでステージの前に飛び出して来たし、、桜井さんは「ビビッたぁ〜」て感じでステージを這い周り、対照的な反応が面白くて仕方ない。しかし高見沢さんてば、去年の秋TOURの教訓がまだまだ活かされていないようで、間奏でのギターソロの時、嵌めていたグローブを思いっきり放り投げ演奏したまでは良かったんだけど、またグローブ拾い上げて嵌めるのに時間が掛かっていた・・・。あんなに放り投げちゃダメだって。ギターの横にハンドマイクを置いていたんだけど、思わずしゃがみこんで強引に歌おうしていたタカミー。努力だけは認めよう。3番の「迷わず、I Love You〜♪」は客席が合唱、それに重ねるように高見沢さんが「I Love Youーーーー!」て叫んでくれちゃいました。最後は、客席から貰った大きなペロペロキャンディを無造作に開けて舐めていた。そんなタカミーが好きだわっ♪ そして、その勢いのまま『恋人になりたい』へ。「幸ちゃーん♪」コールはバッチリ揃って最高だった。首振り幸ちゃんも最高にキュートで良かったわぁ!そして、間一髪入れずに『夢よ急げ』へ。前奏と同時に、ステージの左右から銀テープが客席に向かって飛び出した!こんな仕掛けは、今回のTOURなかったのでビックリしてしまった。しかし、席によっては地引網に引っ掛かった魚状態になっている人も居たみたいで・・・、皆さん、銀テープは優しく巻き取りましょう。どーしようもない場合は何とか切りましょう。とにかく、そんな予想外の仕掛けもあって、客席もオーバーヒート状態になりました。最後は、中央のマイクスタンドで3人が熱唱。相変わらず高見沢さんのカウボウイハットは、桜井さんのデコに直撃していた模様・・・。 そのまま中央のマイクスタンドでメンバー紹介。 桜「ドラムス、長谷川浩二!」 幸「キーボード、山石敬之!」 高「ギター・・・忌野清朗!」 幸「昨日〜の、夜〜は、車〜の、中〜で・・・寝た♪」 と、思わずキヨシローさんの物真似を披露する幸ちゃんであった。 高「ベース・・・ジュリー!!」 という紹介と共に『勝手にしやがれ』の演奏になり、中央のマイクスタンドで、ベースを後ろに抱えてノリノリで歌う賢様、素敵♪もう嬉々として歌う姿が最高。もう丸々1番歌ってくれちゃいましたぁ♪ 高「WE ARE THE ALFEE!」 と高見沢さんが叫んで『Stand up,Baby』の前奏がっ!!高見沢さんは、マイクスタンドからマイクを抜き取ると、スタンドを横に放り投げて、あの独特のステップとジャンプでステージ所狭しと駆け巡りまくりっ!どこまで弾ければ気が済むんだ、この男状態(笑)。間奏では「ハイッ!ハイッ!ハイッ!」と叫びながら片腕振り上げて飛び跳ねまくって、客席にも飛び跳ねることを要請。もう会場全体がポップコーン状態だぁ!ハイテンション・タカミースゴイぞーっ!と思ったその時、高見沢さんがステージから消えた!一瞬何が起きたのか本当にわからなかったけど、次の瞬間、ステージの下から這い上がってくるタカミーの姿が・・・。そう、高見沢さんは飛び跳ねた勢いでステージ下(客席)に落下したのだ。もう、あまりに見事に落ちたので「わざと?」と客席はどよめいたんだけど、這うようにステージに上がってきて四つん這いになっていた高見沢さんを見て「天然だ!」て確信しました(笑)。さすがタカミー、ステージから落下しようが負けないで歌う!しかし、幸ちゃんは「どーしてそーなるのっ?」て感じで苦笑しまくっていたし、桜井さんはまんまとストライクゾーに入ったようで、ベース抱えてバカウケしておりました。メンバーの腹筋鍛えてどーするってーのっ!でも、高見沢さん、ちょっとだけ膝押さえていたから打ってしまったんだよね・・・。気をつけてくれい。勢い余ってステージから落下して怪我しちゃったんじゃシャレになんないよ。もう、どよめきと笑いの渦のまま『希望の鐘が鳴る朝に』の前奏に入りました。桜井さんは、いまだに復活できず、笑いを堪えながら歌っていましたね〜。2番に入る前あんて、何やら長谷ぼんに訴えに行っていたもん。いつもだと、私はこの曲にはメチャ感動しながら聴いているんですが、この日は妙な雰囲気の中聴いて、いつもと違った雰囲気で聴けました。なんか、こんな可笑しい気分で、聴いちゃっていいの?というのは正直な感想ですね。最後は鐘の音が鳴り響き、高見沢さんが「どうもありがとうっ!」と叫んで終了。 とにかく、とんでもないハプニングがあっただけに、大盛り上がりの中、1回目のアンコールが終了しました。 2回目のアンコールでは、桜井さんがグレーのシャツに黒のパンツ。 幸ちゃんが腕まくりしたAUBEツアーTシャツに黒のパンツ。高見沢さんは黒いシャツ(でも後ろは蛍光色の柄が入って派手!)を素肌に羽織っておりました。パンツは黒でしたが、シルバーのヘビメタ系のベルトをしていました。 高見沢さんのMCで 高「どうもありがとう。 3階、2階、そして1階と最後まで物凄いノリでありがとう。<早口で言っていた(^_^;;; さすが東京、帰ってきたって感じがしますね。 コンサートて色んな事があるよな。 分かんないけど、生きてないと分かんないよな。 みんなも死ぬまで生きてろよ!」<何だそりゃ? 言うだけ言うと満足したのか、いきなり客席に背を向けて後ろへ行ってしまう高見沢さん。一体どうしたんだ?しかし、すぐにマイクスタンドに方に戻って来て、 高「帰ってどうするんだよな。<自分で自分にツッコミ入れるお方 こう見えても動揺してるんだよ。 いくら普段は気の強いタカミーだって動揺するんだよっ!」 幸「またひとつ話のネタが増えた♪」<すごく嬉しそうに言っていた(^^) 高「しかもお堅いNHKで・・・(自爆)。 では、ここで桜井さんから一言頂きましょうっ!」 桜「よく明日のことは考えずにやるって言いますけど、 明日ちゃんとやれるかどうか自信ありません(笑)。 なんか仲間の陣地の所に味方の手榴弾投げ込まれた感じです。 こいつ(高見沢)はこういう奴です。どうか末永くよろしくお願いします。」 この桜井さんのセリフはもうツボでした!まさに、今日のアルコンを象徴しているセリフでしょう。もう、お腹抱えて笑っちゃいましたよ。賢様、例えが上手すぎっ!! 高「19回目のイベントが8/12,13も青山の神宮球場でやります。 (知っていることなので、普通に反応した客席 by正直の集団) ・・・みんながもう知ってんのは判ってるよ。<タカミーお拗ねモード作動 だけど長い付き合いだろ?判ってくれよ。 言わなくてもいいのは判ってるよっ! だけど言わなきゃいけないんだよ。もう1回言うぞ? ・・・ま、いっか。8/12,13に19回目の夏のイベントをやります! (わざとらしく歓声を上げる客席 byとても素直) おだてられて19年。来年21世紀には20回目を迎えます。 ですから、今年は是非来てください。 1日目は判ってると思うけど!<なんか拘っているなぁ〜(^_^;; アルフィーとクラシックの融合、クラシックスナイト! (メチャわざとらしい大袈裟な歓声を上げる客席) お前ら・・・いい加減にしろよ。 2日目が花火とアルフィーのロックの集い! (懲りずに大袈裟過ぎる歓声を上げる客席。もう楽しんでおります。) お前ら、ソレいじめだぞ(笑)。 今年は2日間やります。 1日しか来れない人は無理して2日間来るように!(笑)<オイ NYやベルリンの再現なんかもやりたいと思っています。 東京のど真ん中・・・山手線の中で夏のイベントをやるのは今回が最初で、多分最後 ・・・ってこんなこと言っちゃマズイよな。<暴言の耐えないお方 最初なんでっ!(笑)思い出深い夏のイベントにしたいと思います。 どうぞよろしくお願いします!」 お辞儀するアルフィーに客席は拍手の嵐。そして、幸ちゃんと桜井さんはお互いに「よろしく♪」て感じに挨拶し合いはじめ、幸ちゃんはどんどん腰を折るのが深くなり、ほとんど立体前屈状態。見事に床に手を付けたもんだから、客席から「すごーい!」という感じで歓声が上がりました。しかし、桜井さんが「そんなに頭下げるとカツラがズレちゃうよっ」と言わんばかりに、自分の頭(髪)を両手で押さえてズラす動作をしたもんだから、幸ちゃんと高見沢さんバカウケっ!!ホント、器用に髪を動かしたんですよ、桜井さんてばっ!妙に可笑しかったです。 高「今のは見なかったことにしよう(笑)。 26年間色んな時間がありました。 (まだ桜井さんと幸ちゃんが何やらやっている) なんかあっちでゴチャゴチャしてるけど気にしない。 気にしてるといつまでも喋ってることになるからな。<なんか逞しいタカミー さっきも言ったけど、自由とか・・・(客席から笑いが起きる) 今のオレだと説得力ないけど! 判ってるよっ!喋りたいんだよっ!<拗ねモード全開で可愛い(^^) アルフィーというバンドは、長くやろうと意識して始めたバンドじゃないけど、 こうしてコンサートを続けて来ると、自分達の自由はステージで 理性を解放していくことなんだって思います。 今は自由が満ちあふれて過ぎているからおかしくなってしまうこともあるけど、 音楽聞いて、自分でジャンプして落ちて(笑)発見しました。 自分の自由はそこ(ステージの下)までだって。 何処までが自由なのか今日判った(笑)。 またブチ壊しちゃったなぁ〜・・・」 高「5月は色んなメモリアルな行事がありました。 母の日とか。みんなは何かお母さんに贈った? オレもお袋に花をあげたんだけど、毎年贈ってるんだけど。 電話したら『去年と違う、去年の方が良かった』とか言うんだよ。 そういう親がいるからこういう真面目な人間ができるんですよ。 (当然、客席は「エーッ?」の非難の歓声を上げる) 今日は自由がどこまでか判ったから良いんだよ。<妙な開き直り 今夜がみんなにとってが最高の夜であったことを、 5月一番のメモリアルなことだったらと願います。 3人出会ってから色んな事があったけど、 結局この道しか無かったんだと思います。 しばらくの間、あの頃にに戻ってあの頃の歌を、 はじめて出会った東京で歌いたいと思います。『Musician』」 今回もドラムの入らないNEWアレンジでした。しみじみ聴けて良いんですけど、やっぱりドラムに長谷ぼんの姿がないのは寂しい(超邪まな感想)。だけど、あんまり意識していなかったけど、「3人が出会った東京」なんですよね〜。そう言われてしまったせいか、なんかいつもよりも感傷的な気持ちになってしまいました。アルフィーの人生そのものって感じの曲ですよね・・・。 そして、ステージが暗くなり、山石さんが『遠き山に日は落ちて』の曲を演奏して、そのまま『Heart Of Justice』へ。高見沢さんはセットの真ん中のドラムとキーボードの間の台に上り、下から扇風機でブワーッと髪とジャケットが風に煽られ、あのシルバーのベルトを見せびらかすようにインカムで歌う高見沢さんっ!今回はいつも内に着ているメッシュのタンクトップを着ていないで、素肌にちょくジャケット羽織っているから、もうタカミー・セミヌード状態♪ちょいと、着になる部分無きにしもあらずだけど・・・(自主規制/笑)。今回もタカミー・オン・ステージ全開状態です!そして、今回もやっぱりやってくれたぁ山石さんっ!!「Justice in my heart!」の歌声で一気にテンポアップすると同時に、その絶妙なタイミングでジャケットを後ろに放り投げる山石さんサイコーっ!今回なんて、キーボードの後ろに控えていたスタッフがガッチリとジャケットを掴んだ手が見えましたよ。もう、あの山石さんのパフォーマンスも演出効果の一つなのねっ♪(勝手に決め付ける奴)。この時の山石さんはマジに要チェックだよっ!一度は絶対に見るべきだって(<根拠ナシ)!曲の途中で後ろの壁のセットから20周年記念の時に作られたサーベルギターが登場して、それを階段を上って取りに行く高見沢さんのパフォーマンスは相変わらず最高です。ブンブン振り回してから、肩に掛けて演奏!もう、あの陶酔モードは誰にも止められない!止められるわけがないっ!! 最後は高見沢さんが長ーい超音波を発声した後「どうもありがとうっ!」と叫んだと同時に、ステージから客席に向かって小さいサイリウムの粒がたくさん飛び出してきた!これでコンサートは終了。しかし、予想外の仕掛けにビックリしたまま終わった感じでした。 とにかく始まる前から客席はテンション高くて、あんなハプニングがあったから、もうとんでもない所までテンションが上がっていて、場内明るくなって終演のアナウンスがかかっても、アンコールは鳴り止まなかった・・・といか、止めたくなかったんだよね。 しばらくして、棚瀬マネージャーのアナウンスが入り 棚「アンコールどうもありがとうございます。 皆様の熱いアンコールは楽屋にいるメンバーの耳にも届いております。 メンバーも皆様もアンコールに応えたい気持ちでいっぱいなのですが、 もう既に会場側と約束した時間を過ぎておりまして、 これ以上アンコールにお応えすることができません。 東京の皆様とは、明日のNHKホールで、そして、 夏の神宮球場でお会いしましょう。 また、今回は入場の際に入り口が大変混雑してしまい、 コンサートの開演時に間に合わなかった方々も出てしまい、 その方々には、この場を借りてお詫びしたいと思います。 本日は本当にありがとうございました。 また、お会いしましょう。 帰り道、気をつけてお帰りください。」 そのアナウンスの後、会場のみんなで三三拍子にバンザイ三唱をして、とにかく大満足の一時を過ごしました。もう「最高っに、良かったぁ!!」としか言葉ないコンサートでしたっ♪
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