1999年8月8日(日)Millennium CarnivalU |
さぁ!今日が泣いても笑っても一千年代最後の夏の野外イベント。もう、二度と戻ることのない日なのだ!(まぁ、すべての日々がそういうものだけど、一千年代最後というのは今日が終わりだしね。) 今日は雲が少しあるものの、昨日のような黒〜い雲は見あたらなかったのでなんとか天候持ってくれるかなぁ〜という感じでした。しかも、暑かったしね。開演前から汗ダクダクです。心なしか、昨日よりも風が弱いような気がしたし・・・。とにかく、「今日が最後!」ということで客席の方も気合い入りまくり、準備万端でした。 定刻より10分弱ほど押してSEが流れ、昨日と同じようにステージ中央の階段が上向きに開くと中からALFEEが登場!高見沢さんは白のノースリーブぽいスーツに白いマントみたいなものを付けていて、なんと紫の羽がいっぱい付いたマフラーのようなものを身に着けておりました。美川憲一のようだ・・・。幸ちゃんは白のブッ太いターバンに、白のタンクトップみたいなTシャツにオレンジぽいスパッツ。桜井さんは紫に近い紺のスーツに黄色のネクタイをして登場。そして、いきなり『Flower Revolution』だ!すっごい狭い客席なので飛ぶのも命懸けだけど、もう飛ばすしかないぞっ♪て感じでスタート。2曲目は夏ならではの『ふたりのSEASON』、高見沢さんは花道のマイクスタンドで熱唱!2番の決めゼリフは「暑いね。」だって。そりゃ、あんな羽付きのマフラーなんぞ巻き付けていたら暑いって!見ている側としてはカッコ良いですけど。ちょっと歌詞も危うかったと思ったのは気のせいか?上手く誤魔化していたような・・・。そして3曲目はイベントでは久しぶりに歌われるのでは?の『Girl』っ!幸ちゃんがハンドマイクで桜井さんと一緒に歌うというお決まりのポーズ。高見沢さんはひたすらギターを掻き鳴らす!4曲目は夏イベで歌われるのは初めての『Bignning of the Time』!この曲はカッコ良い!高見沢さんはヴィーナス・エンジェルギターでガンガンひ弾く姿て好きなのよん♪最後は、杉山カメラマンが中央の階段に立ってお三方を撮影。3人はカメラにポーズをつける為に客席に背を向けて決めポーズ!しかし、なかなか杉山カメラマンがシャッターを切らないから、ひたすら続く後奏・・・。“すいませんね”という感じで、桜井さんが客席に顔を向けてペコリとすると、幸ちゃんも“もうちょっと待って”という感じで客席に顔を向けてペコリ。やっと撮影できて、ジャンッ!という感じで終わった。なんか、妙に面白い“間”だったなぁ。 幸ちゃんのMCで・・・ 「さぁ!遂に今日が一千年代最後のイベントです。今日はね、良い話を聞いたから上機嫌なんだ。昨日のイベントが終わってから、みんなブロック退場で帰って行ったでしょ?その時、みんなゴミを持って帰ってくれたからゴミが残らず、定時刻にみんな帰ることができたと、神奈川県警の方からお褒めの言葉を頂きました。もう自分が誉められるよりも嬉しいっ。『アルフィーのファンはマナーが良いですね!』て言われて、もう鼻デカデカですっ!ファンが誉められるということは、ホント自分のことのように嬉しいです。」 ・・・という報告があって、もうメチャクチャ嬉しかったなぁ。自分たちのファンのマナーを神奈川県警に誉められて、すっごく嬉しがっているアルフィーさんの姿がとっても印象的で、アルフィーからそう言ってもらえることが何よりも嬉しかったですね。なんか、もう“イエーイ♪”て感じでした。いや〜、最高のご報告でしたね。何万単位の大きい野外コンサートになると、終演後のファンが残したゴミの量がすごくて後処理が大変だ・・・なんて聞くけど、アルフィーファンはそんなことないさ!アルフィーに長い歴史があるように、ファンにだって歴史があるんだっ!なんかステージのアルフィーも客席のファンも「エヘンッ♪」て感じで、超上機嫌になってしまいました。 そして、今日は最終ということあり、昨日よりも客席が多くなっていて、後ろもかなり海ギリギリの所まで席が作られていたようで、 「後ろのみんなも、今日はかなりギリギリまで席があるようだけど、前後見境がつかなくなって海に落ちないように!」 ・・・なんて言ってくれました。 続いて、アルフィーが不本意なアイドルデビューをした頃に話になり・・・ 「一応、デビュー曲は桜井のメインヴォーカルということに決まっていて、『危険なリンゴ』という曲が用意されたんですんけどね。そこへポンと高見沢が入ってきまいて、『ん!彼もバンドの仲間なの!?』という感じでプロデューサーが目にとめて、高見沢の方がルックス的に良いということになって、高見沢のメインヴォーカル用の曲が用意されて、桜井メインヴォーカルの『危険なリンゴ』はB面になってしまったんですね。では、ちょっとその『危険なリンゴ』を歌ってみますか?」 ・・・と、前奏が流れ高見沢さんと幸ちゃんのコーラスが入り、いざ桜井さんが歌おうとししたら「はい、ここまでにしておきましょう」と幸ちゃんが締めてしまし、思いっきり歌い損ねる桜井さんであった。 そこから、桜井さんも幸ちゃんのMCに加わり、 (幸)「やっぱ、あの頃のフォークもビジュアル系だったんだなぁ」 (桜)「エッ?オレ、ビジュアル系ダメ!?」 (幸)「ダメでしょ〜。だからB面になったんだから・・・」 (桜)「メインヴォーカルだったのに、いきなりデビュー曲でB面にされちゃったし」 (幸)「でも君はちゃんと『メリーアン』や『星空のディスタンス』・・・で落とし前付けたじゃない!」 (桜)「でもリードヴォーカルを取り戻すのに10年懸かりましたよ〜。 ずーっと縁の下の柱でした。いつかグラグラさせてやるって!(笑)」 そして、「では、その幻のデビュー曲を・・・。高見沢がハンドマイク持って歌います。」ということで『夏しぐれ』。思わず、手前のスピーカーに足を掛けてポーズを作る高見沢さん。今こうして聴くと良い曲だなぁ〜て思うけど、要はこの曲がコケてくれたお陰で今のアルフィーがあるんですよね。そしてコケてしまった曲の次ぎに、ブレイクのきっかけとなった『メリーアン』へ。なんか、不思議な感じのする曲の流れでしたね。で、『不良少年』へ続きましたが、途中で幸ちゃんと高見沢さんが「Are you ALFEE?」と言う決めゼリフが見事に噛み合わなくて、お互い顔を合わせて苦笑していたみたい。珍しいこともあるもんだ。 桜井さんのMCでは・・・ 「昨日星についての“心を開いた人には星が見える”などとうんちくをたれましたが、見事にみなさんの不信感を買っただけに終わりました。私が話そうとすると、向こうの方から黒〜い雲がやってきて、心を開いて星が見えるどころか、大雨が降ってきてしまいました。ま、たまにそういうこともあります。しかも、あの黒い雲にはマルコウて書いてありましたからね。すごい一粒が大粒の雨でして、あの雨に打たれながら『Wings of Freedom』を歌ってずぶ濡れになっていたら、干し忘れた洗濯物の気持ちがわかってきました。しかし、あんな大雨の中で歌っていましたが、みんなが雨に濡れながらもフラッグ振っていた姿には非常に勇気を与えられました。こう、歌っていてパワーを感じました。」 ・・・て言ってくれて、なんか昨日頑張ってあの雨の中フラッグを振った甲斐があったなぁ・・・なんて感じてしまいました。ホント、大粒の雨だったから、それに耐えて立っているのだけも辛かったけど、みんなして意地でフラッグ振ったもんね。あの姿が、アルフィーへ勇気を与えてくれただんなて嬉しいなぁ♪ そして、昨日同様に星にちなんだ歌をいくつか・・・ということになり。「これは春でもずっと歌っていました。」ということで、加山雄三さんの『夜空の星』アルフィー・ヴァージョン。ここから、ステージ中央にスクリーンが出てきて、メンバーの映像とか映っていたんだけど、何故か中央の一カ所だけ画面がつかなくて歯抜け状態になってしまっていた。復活したのはだいぶ後だったな・・・。ま、イベントにトラブルは付き物か。『Can't Stop Love』、『星空のRENDEZVOUS』、そして個人的に嬉しかった『WEEKEND SHUFFUL〜華やかな週末』が歌われました。この頃になると、空も暗くなり今回は星もチラホラ出ていて、照明もメチャ綺麗だったし最高でしたね♪ 高見沢さんのMCで、幸ちゃんが話した神奈川県警に誉められた話に触れ 「自分が誉められるというは、あんまり嬉しく感じないんだけど、このアルフィーファンのことが誉められるとホント嬉しいー!自分のことのように嬉しく感じて、威張りたくなってしまいます。」 ・・・と、高見沢さんも嬉しくて仕方がないようで、とにかく声が飛んでましたね。 「デビューして25年になりますが、あの頃はまだ学生で“夢を諦めるな!”とか歌っていたけど、あの頃のオレが歌っても誰も信用しなかったけど、あれから25年経った今も同じように“夢を諦めるな!”て歌い続けている自分がいて、これはちょっと、信じてもらっても良いかなぁと。だから、どんなことがあっても、みんなも最後までアルフィーのように夢は諦めないでいて欲しいと思います。」 ・・・私がアルフィーさんを好きな理由の一つに、言っていることがデビュー当時と変わらないということがあります。10年以上も前のインタビュー映像とか見ても、ちょっと外見が若いだけで話していること同じなんですよね。これって、やっぱ信じても良いかな・・・て気持ちになりますよね。ずーっと、デビュー当時の気持ちを持ち続けているアルフィーさんが大好きなのです。 「今年はA.D.1999、一千年代最後の年になるわけですが、みんなはどう過ごしているでしょうか。辛いことがあったり、大切な人と別れてしまったり、星になってしまった人もいるかもしれませんが、どんなに辛いことが今あったって、誰にでも必ず明日というものが来ます。その明日の為に諦めないでいて下さい。どんな不幸になろうとも、アルフィーのことを思い出して下さい。アルフィーの不幸は他のみんなとは比べものになりません!もう、いろんなことを経験して精神的に打たれ強くなっていますからね。だから、みんな辛くなったりしても夢を諦めたりしないでアルフィーの歌を思い出して下さい。そして僕等もみんなの力になれるような歌を歌い続けていきたいと思います。」 ・・・なんかジーンとしてしまったMCでした。私は今年はホント辛いことが多かったし、星になってしまった人もいたから、なんかこのMCにグッときてしまって、次ぎの『明日の鐘』には涙ボロボロでしたね。今更だけど、アルフィーさんと出会えて良かった!てしみじみ感じていました。そして『希望の鐘が鳴る朝に』、『A.D.1999』と今年を代表する曲が続き、ちょっと夏イベでが珍しい『Eurasian Rhapsody』が歌われました。そして、キーボードのソロと高見沢さんが聴き惚れてしまいそうな幸ちゃんのアコギのソロから『Nouvelle Vauge』へ。爆音や花火も出て、その怒濤の勢いのまま『ラジカル・ティーンエンジャー』へ続き、客席も明るくなり、もうオーバーヒート寸前でした。2番の歌詞をちょい忘れてしまった高見沢さんは、そのまま客席の合唱にさせてしまうあたりさすが。もう、もの凄いノリのまま本編が終了しました。 アンコールでは、スクリーンにサッカーをするポチが映し出され、昨日と同じく見事にシュートを決めると「GOOL!」と叫んで『Wings of Freedom』へ。客席はフラッグを掲げ、アルフィーも巨大な横浜FCのフラッグをそれぞれ持ちながら登場!幸ちゃんはピンクのノースリーブシャツにピンクのぶっ太いターバン、高見沢さんも赤ぽいノースリーブシャツだったなぁ♪桜井さんは鮮やかなブルーのスーツだったような・・・。今日は雨にも邪魔されず、心ゆくまでフラッグを振れたわ♪最後、スクリーンは奥寺さんを含む招待された横浜FCの選手達の姿がチラッと映りました。そして、幸ちゃんがハンドマイクになって『CRASH!』へ。 続いて高見沢さんが「オレのテーマソングだぁ!」と叫び、ドナルド・ダックのテーマソング『D!D!D!』へ。客席にも「D!」という掛け声を請求する高見沢さんだったけど、客席の声がイマイチだったみたいで 「まだまだお前ら人間捨てきっていないぞ!いいか!野獣になれ!鳥になれ!アヒルになれ!ダックになれ!」 と煽ってくる。その勢いのまま、また桜井さんから順番に「D!」て声を出していったけど、「人間を捨てろっ」て言っていた高見沢さんが一番照れながら「D!」と言っていたような気がするぞ、オイ。「是非、憶えて子供に教えよう!」と叫びながらハンドマイクで歌う高見沢さん。やっぱ、可愛い曲だよ〜!壮大なアルフィーソングぽくなくて、飽くまでドナルドのテーマソング!て所がナイスです♪ 高見沢さんがハンドマイクのまま『Stand up,Baby〜愛こそすべて』へ。なんと、スクリーンはポチとタマが星空の中を宇宙船で飛んだり、スーパーマンのように飛んだり、UFOの上に乗ってクルクル回ったり、サビのリズムの合わせて頭を振ったりと、メチャクチャ可愛い映像になっている!もう、ステージのアルフィー無視してスクリーンに集中してしまった!だって、可愛い過ぎる〜!この映像は是非ライヴビデオに収録しといてくれ〜っ!てぐらい可愛いんだよっ!もう、ここまできたら罪よっ。高見沢さんはとにかく、ハンドマイクで左右の花道を走りまくっていた。「こんなに素敵な野外イベントは他にないっ!」て3番で叫んでいたんだよね?ちょっと、上手く聴きとれなかったんだけど・・・。でも、その言葉通りのノリだったのだっ! そして、3人がステージの前に出てくると、マイクナシのアカペラで『星空のディスタンス』へ。すっごく綺麗なコーラスだったな、サビを見事に歌いきると花火と同時に演奏開始っ!誰がこの勢いを止められるかっ?て感じだったぞ。 最後は「どうもありがとーっ!」と叫んでアンコールも終了。メンバー5人がステージの前に出てきて挨拶。この時、桜井さんは長谷川さんと幸ちゃんに向かって何かギャグをかましたようだけど、二人に呆れられているようだった(笑)。 2度目のアンコールでの高見沢さんのMCで 「宇宙一のアンコールをどうもありがとう。みんなのアンコールは、この宇宙を駆け抜け、アンドロメダを駆け抜けて、今、楽屋の方に届きました(笑)。この2日間が一千年代最後の夏イベになったわけですが、まさに最後にふさわしいイベントになったと思います。この横浜では何度も夏のイベントをやってきましたが、やる度に景色が違うというか、なんか横浜の街並みの変化と共にアルフィーの野外イベントも成長してきたという感じがします。このバックの建物(コスモクロックやランドマークタワーなど)なんて、今日のこのセットの為に建てられたような感じですからね〜!そして夏には新曲が発売されます!昨日、桜井は上手くいったんで安心していますが、そうはいきません。今日も頑張ってもらいましょう。このシングルは、初回盤のジャケットが二重になっていて、剥がすとアルフィーのステッカーになっているので、好きな所に貼るなり顔に貼るなりして下さい。初回だけですからね。次からは金田一くんのジャケットだから無理に剥がさないよーに。では、昨日も言いましたが、レンタル無用のシングル『Jutice For True Love』です!」 ・・・と『Justice For True Love』へ。ホント、聴けば聴くほど良い曲だわ。もうギター・ソロの早弾きなんか最高ですね。スクリーンで、そのギター・ソロの時に高見沢さんの手元がアップになっていましたが、食い入るように見てしまった。 そして、このままでは終わらない、ん?この前奏は『Long Way To Freedom』だ!「まだまだいくゾ〜!」と高見沢さんが叫んで、ステージ前のスタンドマイクで熱唱!途中からハンドマイクにして、花道の左右を駆けめぐる。もう2番は出ました即興的な歌詞が・・・!とにかく叫びまくっていた高見沢さんは誰にも止められない。最後のサビのコーラス部分は客席も大合唱になり、高見沢さんは右側の花道の所に設置されているクレーンに乗り込むと、昨日と同じくどんどん上に上がっていく。ハッキリ言って昨日よりもずっと高い位置までいった。ゆっくり上がって行く中、白い衣装でハンドマイクを持っていたもんだから、マイクを持った右腕を高く挙げ「自由のタカミー♪」なんて、「自由の女神」のポーズをとるお茶目なタカミーであった。バックは、光り輝くコスモクロックにランドマークタワーなどの高層ビルなどが並んでいるので、もうホントに気分は自由の女神になれるかも。しかも、イベント会場の近場に屋形船が集まっているようで、海を指して「屋形船!」なんて叫んでいたり、もうタカミー・オンステージだ。そして、クレーンで一番高い所まで行くと「只今、9時丁度をお知らせします。」とバックのコスモクロックが9:00を刻んだので、思わず実況するタカミー。なんか凄い絶妙なタイミングだったわ。そし、「では、いかせで頂きます!」と改まるから、何?なんて思ったら、デターッ!!「燃える欲望〜♪」の欲望男!この一千年代最後のイベントにも出たわ〜!欲望のまま叫んだわ〜! 後奏ではメンバー紹介になり、高見沢さんはクレーンで上がったまま、「ドラムス長谷川浩二!キーボード山石敬之!ギター坂崎幸之助!そして高い所から失礼します。ギター高見沢俊彦ーっ!そしてベース・・・いいやっ!」という、お約束のオチを夏イベでもやって下さったわ。当然、桜井さんはズッコケ。そこで、高見沢さんが「ベース、桜井賢!マ・サ・ル!マ・サ・ル!」なんて叫びはじめるから、そのリズムに合わせて桜井さんが狂ったように踊りまくってきた♪桜井さんが踊っている間に高見沢さんは下りてきて、ステージ中央に戻ると「We are THE ALFEE!どうもありがとー!」と叫んで2度目のアンコールも終了。 終わってから、左側の花道の先端まで行くとご挨拶、そして走って(元気だなぁ〜!)右側の花道の先端まで行くとご挨拶。そして、最後、中央のステージの前に出てご挨拶。惜しまれる拍手の中、アルフィーさんはステージを去っていきました。 しかし、これで終わるはずがない。怒濤のアンコールの中、3度目のアンコールにアルフィーさんが再びステージへ登場!高見沢さんのMCで・・・ 「昨日、今日と本当にありがとうございました。この夏を、ざわざわ僕等のイベントの為に参加してくれてありがとう、感謝しています。この音楽が溢れる中で僕等を選んでくれて本当にありがとう。」 ・・・この言葉に一番グッときてしまいましたね。いつもは「いつまでも着いて来いよー!」みたいな感じのノリなのに、「アルフィーを選んでくれて本当にありがとう」という気持ちが伝わってきて、なんとも言えない気持ちになりましたね。アルフィーのファンになって良かったゾー!自分は間違っていないゾー!というのを痛感しました。 「この野外イベントが終わると新曲が発売され、その後僕等はドイツのベルリンで公演してきます。ドイツへはトットと行って帰ってくるので、是非、公演の当日はドイツの空に向かって拳を振り上げていて欲しいな・・・と。くれぐれも部屋の中でやれよ。外でやったら変な目で見られるいからな。参加できる方は、このオーディエンスのパワーをブランデングル門でぶつけて下さい!そして、その後は、一千年代最後ツアーに入って、みんなの街で再び盛り上がりたいと思います。では、このA.D.1999、一千年代最後の夏のイベントに送る最後の歌を、今日参加してくれた全ての人へ捧げたいと思います。」 ・・・そして歌われたのが『TIME&TIDE』。この曲が一千年代最後の夏イベの曲として歌われたのには、個人的にちょっと意外な感じがしていたんですが、穏やかな風に吹かれながらしみじみとこの曲を聴いていると、これで1999年の夏が終わってしまうのか・・・て切なくなってきてしまいましたね。1999年一千年代との別れがあれば、2000年という二千年代との出会いがあるもんね。最後のコーラスが、ほんと風のように爽やかで心地良く聴かせてもらいました。 最後の曲『TIME&TIDE』が終わると、ステージ前で深く礼をするアルフィー。そこへステージ上空に花火が何発も上がった。そして、意外にアッサリと階段の下へ消えていってしまったアルフィーだったけど、なんとしばらくすると、ステージ中央のてっぺんに登場!柵も何もないのにかなりの高さの所!高見沢さんは元気良く、幸ちゃんはニコニコ、桜井さんは鉄骨伝いにビクビクしながら声援に応えてくれた。そして、またもや花火が上がった!これが、もう半端な数じゃないっ!その辺の花火大会に負けないぐらいのもの凄い打ち上げ数!アルフィーさんがステージから去ってもなお上がり続けていたのだ!中にはスマルマークになる変わった花火もあったりして、とにかく怒濤の勢いで花火が上がりまくっていて、こんなに花火が打ち上がった夏イベはマジに初めてだった!“これでもかーー!”てぐらい、花火が上がり、最後は超巨大な花火が夜空を飾りそして消えていくと共に、一千年代最後の夏イベが終わった。 もう怒濤の勢いで打ち上がる花火を見て「きゃーっ♪」て手を叩いていたら、指先が濡れていて“あれ?”て思ったら、自分が流した涙なんだよね。無意識に花火見ながら大泣きしていたようで・・・。こんな、爽やかに流せた涙も久しぶりだった。 まさに「Millennium Carnival」!一千年代最後のお祭りは華やかに幕を閉じました。 とにかく全てが「最高っ!!」だった。もうこの言葉しかないね。 この一千年代、最後の夏イベに参加できたことすべてに感謝っ!! *【曲順】はオフィシャルHPに掲載されているので書きません。 |