1999年8月7日(土)Millennium CarnivalT


 遂に来てしまいました!一千年代最後の夏のイベントとなる「Millennium Carnival」!ALFEEのファンになった当初は、1999年まで自分がその頃と変わらない気持ちでALFEEが好きでいられるとは思ってもいなかったなぁ・・・。とにかく、この思い入れ深い野外イベントが、ALFEEの野外イベントと非常に縁のある横浜でおこなわれました。


 まずは初日です。
 最初にGOODSの先行販売で買ってしまおうっ!と、昼前にイベント会場へ向かったのですが、イベントを行う「ニューポートピア」という場所は、9月に開港されるため、その周囲のほとんどがまだ建設中というか工事中なのです。そんなわけで、ホントは「この道まっすぐ行けば近いぞ!」という道が工事中ということで通ることができず、エンライ回り道をさせられてしまうのです。なんか、一回イベント会場を通り過ぎてUターンしてくる感じかな?結局、去年同様に歩かされました。まぁ、去年のよういエンドレス徒歩という気分ではなかったですけどね、会場が間近に見えているだけに辛かったわ。
 そして、GOODS先行販売の時間になって突然雲行きが怪しくなり、ポツリときて「あっ!雨だ!」と思ってからザーッという強い降りになるまで早かったねー。空は青空の所だってあるのに、来たよ通り雨。九州地方を通過中の台風8号の影響らしくて、関東地方もここ数日天候が不安定で、晴れていたのにいきなりバケツをひっくり返したような土砂降りの通り雨が一日に何回もあるという状況でした。だから、今回のイベントは今が晴れていてもちっとも油断できないのであった。そんなわけで、思わず横浜FCのポンチョを衝動買いしてしまった。



 さてさて、開場時間を1時間ほど過ぎてから行きましたが、今回は通常に比べて客席が狭いという印象でした。でも、通常と同じぐらいの動員数らしいので、つまりその分詰め込まれているってわけです。ホント狭いよ。普通にみんな座ったら、絶対に一人は席に座れずあぶれてしまうぞ。ブロックとブロックの間隔も狭かったし。妙に人口密度の高いイベント会場でした。
 で、ステージなんですが、パッと見た感じは鉄骨が組み合わされていてシンプルな感じなんだけど、ステージ上にそびえ立つキングギドラのようなクレーンのモニュメントがドイツのブランデングルモンのような雰囲気を醸し出していました。なんと、コレ、コンサート中にクルクル動くんだよね。中央には白い扉のようなものがあり、暗くなるとそこが左右に開いてスクリーンが出てくるという仕掛けになっていました。また、ドラムやキーボートの周りを階段で囲んでいたので、なんとなく春TOURのステージを受け継いでいる感じでしたね。花道は両脇にありましたが、ちょっと短めな気がしたなぁ・・・。まぁ、狭かったし、あれが限界なんだろうけど・・・。あと何故、客席の左側の方だけにスクリーンがありました。すっごくシンプルな作りなんだけど、下手に着飾っていない分カッコ良かったし、なんと言ってもステージ右側にはコスモクロックやランドマークタワーにクウィーンズスクエアなどの美しい建物が連なり、ハッキリ言って今回のステージの為に合わせたような景色で贅沢な自然のセットでした。始まる前に、ちょっと雨がパラついたんですが、アッという間に止みました。う〜ん、油断てきないぞ、ホント。空は晴れているのに〜。


 そして、開演時間を10分ほど押して夏のイベントがスタート!
 まず山石さん、長谷川さんが両サイドから入って来て、中央の階段が上に開くように上がっていくと、中から黒い幕が出てきてそこバーンッ!と開いてまず黒と赤(?)の柄入りの白のロングコートぽいスーツに黒の羽付きベレーボー姿の高見沢さんが両腕を上げて登場、続いて白と黒の柄Tシャツに黒のスパッツとブッ太い黒のターバンを付けた幸ちゃん登場、そして異様に目立ったむらさきーっのスーツの桜井さんが登場。なんと1曲目は『夢よ急げ』でした。1982年1回目の野外イベントの時から歌い続けられている、夏イベにはなくてはならい曲でスタートだっ!もう盛り上がらないわけないだろうっ。2曲目は『Dacadence』、サビの部分でリズムに合わせて頭をブンブンしながら歌う高見沢さんは健在のようでした(笑)。その後、ちょっとしたタカミー・オンステージ・・・じゃなくてギター・ソロがあり、そのまま『Good Time Boogie』へ。もう大暴れ。そして、ちょっと自信ないんだけど、『Victory』が来ました!もう、この前奏をどれだけ待ち望んだことかぁ!!今回はGOODSで『Wings of Freedom』にちなんだフラッグが売られていたこともあって、とにかくフラッグを振る人の多いこと。しかも横浜FCとフリューゲスルのチームカラーであるブルーが主体のフラッグなので、客席がブルーだらけになって綺麗だったなぁ。なんか、こういう光景みるのって、凄く久しぶりてトリップした気分になってしまった。続いて、記憶が間違っていなければ『American Dream』。もしかしたら、『Victory』と順番が逆かもしれないけど・・・ごめん。幸ちゃんがハンドマイクで両脇の花道へ歩き回っていました。カメラ持参だったので、パチリと客席を写したりしていましたね。

 最初の幸ちゃんのMCで・・・
 「一千年代最後の夏イベがきました!」みたいな挨拶に始まって。
 「今回のこのステージと客席の広さっていうのかな、間隔というか、なんかピッタリな感じがしますね。後ろのみんなも聞こえるか?(後ろの方からオーッという歓声とバイザイする腕が上がり)おおっ。あの辺から自分は後ろの方だと認識しているんですね(笑)。とにかく今世紀最高の夏のイベントにしましょうっ!」
 ・・・なんて言っていたけど、ここで大半のファンは「アルフィーさんの目に届く範囲な分、こっちは鮨詰めよ。狭いよ。」って心の中で思っていたに違いない。いや、私が思っていただけかもしれないけど。でもなんか、後ろの方までちゃんと目が届くので、幸ちゃんとしても安心できる距離感のようでしたね。
 「いや〜、さっき『Victory』を歌いましたけど、フラッグが凄かったよ。なんか波打っている感じで綺麗だった!」
 
 ・・・という話をしてから再デビュー時の話になり、凄く久しぶりにALFEEの再デビューシングルにもなった『ラブレター』へ。
幸ちゃんの綺麗なアコギのソロぎに続いて歌声が・・・・・入らない。「エッ?」と思って、幸ちゃんが慌てて高見沢さんの方を見たら、焦るどころかその綺麗なアコギのソロに聴き惚れながら幸ちゃんを見つめている高見沢さんがいた。「何見てんだよ、歌えよ!お前、見てないで歌わないとダメだろっ!お前が歌わなくちゃはじまらないだろっ!!」と注意する幸ちゃんに、「いや〜、そうやって弾くんだぁ〜て思っちゃって。上手いなぁ〜て。」とあんまり悪びれる様子のない高見沢さん。どうも、マジに聴き惚れていたらしい。「ココでコピーすんなよっ!」なんて幸ちゃんい言われていたわ。確かに、ココで聴き惚れるのは客席の特権だわさ。で、当然のことながら、曲が中断してしまったので、もう1回仕切直し。
 「まったく、いきなり初日に出ましたね〜。これを狙ってやっていたら天才ですよ!え〜と、今日はスポーツ新聞の方々もいらしていると思いますが、くれぐれもココだけを記事にしないで下さいね。これだけだったらトンマですよっ!!」
 ・・・と、一生懸命またペースを取り戻そうとして、クスクスという笑いがまだ混じる中、真面目に曲紹介して、高見沢さんがちゃんと歌に入れる準備をしているかチェックして、2回目の『ラブレター』の前奏へ。・・・そして、その幸ちゃんの前奏に合わせてフラダンス(?)を踊る桜井さん。思わず視界に入ってしまって、笑って前奏をトチッてしまい中断した幸ちゃんは、そのまま桜井さんを叱りに向かう(笑)。もう完全に幸ちゃん遊ばれている。いいのかしら、初日の始めの方からこんな弾けてしまって!・・・そして、またまた仕切り直すことに。
 「オホン!えーと、アルフィーが再デビューした時のシングル曲。20年前に発売された曲ですね。20年前みなさんは何をしていましたか?まだ生まれていなかった人もいるかもしれませんね・・・」と、真面目に話すのが辛いとばかりに強ばった口調になっていた。

 そして、3度目の正直(?)で今度こそ『ラブレター』へ。私はこの頃のALFEEを知らないけど、この20年前の曲が今も現役で通じていることは事実だし、21世紀になっても歌われる曲だよなって痛感しちゃった。続いて『Sunset Summer』。夕日は見ることができなかったけど、雲の多い空は陽が陰ってきて丁度よい感じでした。この頃から、コスモクロックのライティングmが目立ちはじめてきました。そして、次はすんごい久しぶりというか、おそらく私は初めて生で聴いたんじゃないかな?『Crazy Boy&Lazy Girl』が歌われました。思わずママンボに「コレ、アルフィーの歌だっけ?」て聴いてしまったよ。ママンボは「そうよ〜、私は好きよ」てアッサリ言われてしまった。いや、聞き覚えはあったけどさぁ〜、あんまりにも久しぶりというか生では初めてだったもんで・・・(ブツブツ)。そうです!『ALFEE'S LAW』に収録されている曲でした!

 続いて桜井さんのMCになり・・・
 「エ〜、A.D.1999ということで、今年が一千年代最後のイベントになるから“お前も何か最後に話せ”ということで場を任されまして、甚だ恐縮ではございますが、これを挨拶にかえさせて頂きたいと思います。」
 ・・・という、桜井さんならではの独特な口調で世間話が始まり、
 「え〜、最近は夜も寝苦しくて、暑いからってクーラーかけっぱなしで寝てしまうと風邪を引いてしまうし、だからって暑さを我慢していると汗かいて風邪引いてしまうし、だったら寝ないで起きていれば良いってものでもない。また、天候も不安定で、カッと晴れているのに、いきなり雲がやってきて適当に湿らして去っていく。」
 ・・・と、まるで先のことを予言するかのようなことを語った後に、
 「では、ここで星についてのうんちくを語りたりたいと思います。う●ちをつつくわけではないですよ、うんちくです。
 なんて下ネタを言い始めたから、速攻で幸ちゃんがイエローカードを桜井さんに出してきました。しかし・・・
 「別にどうってことありません。たかがイエローカード1枚です。
 と動じない桜井さんを誉めるべきなんだろうか、オイッ!てツッコミを入れるべきなのっ??
 「空を見上げれば星が出ています。」みたいなことを言ったんだけど、まだ出ていないようで“ないよ〜”みたいな歓声がチラホラ上がると、
 「心を開いた人には見えるんです。それに、常に空に出ているんです。ただ明るすぎて確認できないだけです。」
 ・・・と、その後、星についてちょっと語ったんだけど、何故か終始「心を開いた人には星が見える」に完結していたような気がする。結構、哲学者ぽいことも言ったんだけど、
 「なんかこうしてずーっと語っていると、冷た〜い目線が後ろから刺さってきます。
 それって、つまり長谷川さんが不信の冷たい目線を送っているわけ?それとも、「そんな白々しい話するなよ」てメンバー全員から目線を浴びているんでしょうか?どうも目線が痛いようで、「では星にちなんだ曲をいくつか・・・」という紹介で、星を連想させる曲が続きました。

 まずは『星に願いを』のアルフィーヴァージョン。これぐらいになると、だいぶ空も暗くなってステージ上の照明も派手になってきて、ステージ中央にもスクリーンが出てきて、メンバーの姿や、歌に合った映像が映し出されるようになりました。続いて『STAR SHIP』、照明がすっごくカラフルで綺麗だったという印象が残った『幻想飛行』、そして『星空のディスタンス』では、ステージの上の方で花火が回るという綺麗な特攻も登場して、もうとにかく、アルフィーも客席もガンガン飛ばしていきました。

 高見沢さんのMCでは
 「(まだ空に星らしい星が出てないけど)星ならココに3つあるだろ?
 なんて、いきなり粋なセリフが登場しました。ヒュ〜ッ♪
 「アルフィーは今月の25日でデビュー25周年を迎えるわけですが、今それに合わせた軌跡展を伊勢丹でやっています・・・(“違うよー!”という客席の声が上がり)えっと三越???」・・・と、ホントにわからなくなったのか、幸ちゃんを頼るように見ると
 (幸)「二子玉だよ!」
 (高)「はぁ?ニコタマ!?」
 (幸)「玉川高島屋!!二子玉川にあるだろ!」<略して「二子玉」と呼ばれております。
 (高)「あっ!高島屋か!!なんだ、違うじゃん!!」
 ・・・と、やっと何処で開催されているかハッキリして話を戻す(笑)
 「25年前の写真とか飾られていますが、別に25年前と今とでも全然僕等の関係というか姿も変わらないんですよね。まぁ、間近で見れば細かい所は違ってきていますけど・・・(笑)。たださ、25年前の写真を見ると地味なんだよね。あの頃はまだ学生だったけど、なんか真っ白なお揃いのスーツとか着て。25年後の今ではこんな派手になっていますけど・・・」
 ・・・て、良く覚えていないんだけど、この「まだまだこの派手さを続けてやる〜!」みたいな誓い(?)をしていたと思います。

 そして、ちょっと真面目な話になって、「どんなに辛いことがあっても、明日は必ず来るから・・・」というお話で、『明日の鐘』へ。(しかし、前奏が始まった途端に低空飛行のヘリが飛んできて気になった。)この時のグリーンのレーザー光線が客席に向かって放射状に出ていて幻想的だったなぁ。その鐘の音のまま『希望の鐘が鳴る朝に』へ続きました。もうダメね、この曲は。また泣いてしまった。この曲が出た頃の上半期て個人的に哀しいことばかり続いたせいか、妙にこの曲の歌詞がグッとくるようになってしまった。“これから頑張らないとダメなんだゾ”て気持ちになってね。この曲を聴くと、一瞬だけ自分の弱さを痛感してしまうんだ。その後、幸ちゃんのギターソロから始まる『Count Down1999』だったんだけど、“また、高見沢さんが聴き惚れないかぁ!?”と思ってしまうぐらい綺麗な旋律だったなぁ。そして、爆音と共にガンガンに演奏されていきました。客席もガンガンだぞ〜っ!それを更にヒートアップさせるかのように『SWINGING GENERATION』へ。高見沢さんのギターソロもガンガンだ〜いっ!最後のサビの部分では、さすがに腕が痛くなってしまったぐらい、ガンガン拳を振り上げて満足だ。そのあと、キーボードのソロから『孤独の美学』、そして『GATE OF HEAVEN』で本編が終了しました。この曲で本編が終わるだなんて意外でしたね。


 アンコールでは、幸ちゃんがまたまたブッ太い白のターバンを付けてきたんだけど、なんせ遠目だったせいで、「エッ?冷えピタ貼っているの?」と思ってしまったお間抜けな私。高見沢さんがノースリーブのシャツを着ていて、真っ白な腕が印象的だったなぁ。幸ちゃんは見慣れてきているので、逆に嬉しいわ♪
 幸ちゃんのハンドマイクの曲『LOVE=-0』でスタートしたんだけど、なんかポツリ、ポツリと雨が降ってきて、幸ちゃんも手を伸ばしながら「ん?降ってきたか?」という素振りを見せていたらつかの間、曲が終わりにさしかかってきた段階で雨が強まってきた!客席の大半は慌てて雨合羽を取り出す!私もこの時、横浜FCのポンチョを衝動買いしていて良かったと痛感。もう雨合羽ナシには耐えられない降りになってきた所で、スクリーン上にフィールドでサッカーをするポチの映像が映り、バシッとゴールにシュートを決めると「GOOL!」と叫ぶポチと同時に『Wings of Freedom』へ!大雨の中、意地でフラッグ振ったぞ。この時だったかな、両脇の花道から花火の柱が出てきて綺麗だったんだ。でも、気にしている余裕がイマイチなかったかもしれないので記憶が曖昧だ。もう、フラッグが水分吸っちゃって重くなってくるんだよね〜。しかも、一瞬バケツをひっくり返したかのような土砂降りになったりして、もうヤケ!こんな雨なんかに負けるかぁ〜!て気分で客席はブンブンフラッグを振ったのだ。しかも、空みるとちょっとなのよ雨雲!もう、どの雲が今ここに雨を降らしているのかわかるぐらいだったのだ。でも不思議なことに、『Wings of Freedom』が終わりにさしかかってきた所で雨が小降りになってきたのだ。一体何なの?まるで、この曲の為に降ってきた感じだったなぁ。

 で、まだまだ小降りだったんだけどさっきよりはマシ。そして高見沢さんが「遂に完成したぞ!ドナルドのテーマソング!」と叫んだ!ディズニーから正式に許可が下りたとは聞いていたけど、まさか演奏してくれるのっ!?「行くぞー!」と叫んだので、どんな曲だろう!?とワクワクしていたら、桜井さんから順番に「D!」と両腕で形を作りながら、続いて幸ちゃん、高見沢さんと順々に叫んできた。「D!D!D!」というのを何度も繰り返すので、まさかコレがテーマソング?なんて思っていたら、ちょっとディズニーランドぽい可愛らしい前奏になり、照明も合わせて可愛い感じのチカチカ色とりどりに変わるという凝った照明になって、新曲ドナルドのテーマソング『D・D・D』がスタート。高見沢さんがハンドマイクに持ち替えて、ステージや花道を駆け回りながら歌っていた。やはり、ドナルドだけあって、なんか可愛いんだよ。高見沢さんの歌い方も可愛かったぁ〜!しかも、最後は桜井さのドナルドの鳴き声で締めていたわ。
 その後、高見沢さんがギターを持ってステージ前方へ出てきた。そして、アカペラで『A.D.1999』へ!ドラムの音と共に伴奏が入ると同時に、ステージ上に綺麗な花火が上がった!間奏のギターで、スクリーンに高見沢さんのギターがアップになったんだけど、なんと胸元というより右脇腹近くに「帝孤夢都市」の市民章を付けていたわ♪なんか、それ見て妙に嬉しくなっちゃった。
 最後は高見沢さんが「どうもありがとーっ!」と叫んで、同時に花火がバーンと上がりアンコールが終わった。
 ステージの前にメンバー5人出てきて、バンザイしてお辞儀する姿て、なんかイベントならではという感じの光景で凄く好き。ずーっと、拍手を送っていた気分だったな。


 さてさて、このままでは終わらない。
 2度目のアンコールにもアルフィーさんは登場。高見沢さんは黒ぽい衣装でしたよね?桜井さんのブルーのスーツが印象的だったなぁ。そして、高見沢さんのMCがはじまり・・・
 「アンコールどうもありがとうございました。先程、『Wings of Freedom』の時にいきなり雨がきましたが、もう色々と経験してきましたからね。どうってことないです。雨が降ろうが槍が降ろうが・・・関係ないですね!ただ、まるで演出されたかのように『Wings of Fredom』の時だけ降りましたね〜。これは、あの横浜フリューゲルスの流した涙が雨になって降ってきたんでしょう。
 ・・・なんて、結構キザが気もするけど、合っているようにも感じました。ホント、この時は綺麗に星空見えているんだもんね。ホント、不思議な天候だったなぁ。そして、デビュー25周年の話になり
 「パッと出てきた1〜2年の者なんかには負けない!25年やり続けてきた自信が僕等にはあります!『A.D.1999』というのは、18年前の初めても野外イベントの為に作った曲だけど、こうして今年、1999年この歌が歌えるだなんて思ってもいなかった。だから、アルフィーはこれからもずーっと続けていきます!この肉体美っ!この真夏の中の真っ白い肌!ガングロは古いです!。」
 ・・・話せば、話すほど暴走していってった高見沢さんだった。
 「18日に1999年最後のシングルを発売します。映画の主題歌にもなっている曲ですが、この新曲の発表会にこんなに集まって下さってありがとうございます。もう、今日この会場へ来てくれた君達の為に、世界に先駆けて、宇宙に先駆けて、アンドロメダを先駆けて、オルフェイスの琴座を先駆けて・・・・・この辺にしておこう。いいですか、レンタル無用の新曲ですからね!今、一番緊張しているのは桜井だと思います。せっかくだから、桜井さんになにかコメントを言ってもらいましょう。」
 と、意地悪タカミーが出てきて、これから新曲を初披露しなくてはならないリードヴォーカル桜井さんがマイクスタンドの前にきて
 「どうも。1999年、一千年代最後の新曲です。」
 みたいな感じで、とにかく手早く済ませていた可哀想な桜井さん。もうプレッシャーかかりまくっています。そして、高見沢さんのMCに戻って
 「リードヴォーカルの彼に懸かっていますからね。失敗したら後で袋叩きです。」
 なんて言っていたら、幸ちゃんが桜井さんの所にいって喉を揉んであげていた(笑)。桜井さんも幸ちゃんの髪の毛を整えるように撫で撫でしていた。客席からクスクス笑いが上がったので、「コラッ!」みたいに高見沢さんが声掛けていたわ。

 そして新曲『Justice For True Love』が演奏されました。高見沢さんは、今度は上下に羽の着いたビーナス・エンジェルギターを出してきました。ラジオ番組で何回か聴いていたけど、やっぱりカッコ良いっ!かなり好みの曲だと、生を聴いて再確認しました。あの早弾きのギターソロがたまらないわっ♪
 で、初日とはいえまだ終わらない。野外イベントといえばこの曲『SWEAT&TEARS』だぁ!曲に合わせて花火も上がり、花道の両サイドに設置されたマイクスタンドで歌う為に高見沢さんが走る、走る。2番の歌詞の時なんて、自分のマイクスタンドまで間に合わなくて、最初の部分を桜井さんが歌うという連携プレーを見せつけてくれました。いいなぁ、こういうシーン♪最後には、右側の花道の手前にクレーンがあって、そこの高見沢さんが乗るとどんどん上がっていく!もう、ステージのセットと同じ様な高さまで上がったね。バックはランドマークタワーにコスモクロックという美しい夜景になっているから、最高に綺麗なシーンだったゾ!そこから下りて、ステージ中央に戻って来ても、今度は三人で首振り!長い、長い!腕が攣る〜っ!!!!初日なのに、燃え尽きた感じだったぞ!

 最後は左右の花道まで3人が歩いて行って挨拶。途中、桜井さんが上着を脱いでしまって、それを幸ちゃんが羽織ったりしていたな♪最後に中央でも挨拶・・・と同時に上空に花火が上がった。これがビックリするぐらいの数の花火が打ち上げられたのだよっ!これは花火大会かぁ〜!?て思ってしまうくらい。この大サービスぶりがメチャ嬉しかった。花火を見届けた3人は、中央の階段を昇っていき、上に立つと底が下がっていき静かに消えていきました。もう頭しか見えない所まで下がってきた所で、腕をブンブン振りまくっていた高見沢さんが印象的でした。
 残されたステージ上のスクリーンには「See YouTomorrw」と文字が映し出されていました。
 こうして、初日だったけど、これで終わってしまってもおかしくないぐらい、初日の夜は燃えまくりました。通り雨の豪雨なんかにも負けなかったもんね!

★8/8Millenium CarnivalUへ★

*【曲順】はオフィシャルHPに掲載されているので書きません。