測定器の中でも、高価でアマチュアがなかなか手の出せない物が、スペアナ(スペクトラム・アナライザー)や、ネット・アナ(ネットワーク・アナライザー)です。
キットで有料配布されていたので、早速購入。 結構、使えます。
GigaSt
知る人ぞ知る、PCに接続して使用するスペアナです。 バージョンアップを繰り返し、現在は、第4世代のアダプターになっています。 申し込み多数のせいでしょうか、納期に時間がかかります。残念な事に、最新の第4世代機はすでに、予約終了となっています。 第5世代に期待しましょう。 詳細は、
こちらです。 このような物を格安で提供してくださっている、GigaSt様に感謝です。
第3世代と第4世代の2種を購入し、組み立てました。ここでは、第4世代を紹介します。
組み立て後に1箇所(OSCのトリマー)微調整する必要があるので、その点を考慮してケースに組み込みました。 一般的には、ケースの本体の方に基板を固定すると思いますが、今回は、コネクターの引き回し、トリマー調整のための穴、等考えて、ケースの蓋の方に固定しました。 ケースはタカチ電機工業のYM−180を使用。すっきり、収めることが出来ました。 RF−INとTG−OUTが分からなくなりそうなので、テプラでラベルを作って貼ってあります。
たった、これだけで、3MHz−7GHzのスペアナが出来上がりです。
第3世代までは、入力インピーダンス75Ωだったので、50Ω系で使用するには50Ω−75Ωインピーダンス変換器を使うか、表示値を50Ω系に再計算する必要がありました。第4世代になって、入力インピーダンスが50Ωになったので、dBm表示を直読できます。
TG(トラッキング・ジェネレータ)も付いていますので、ネットワーク・アナライザー的な使い方も出来ますし、4GHzまでのSGとしても機能します。
制御&表示ソフトもGigaSTのサイトからダウンロード出来るので、PCさえあれば、あっという間にスペアナが実現できます。
自宅の屋根に設置してある広帯域アンテナを接続して、周囲の電波状況をみて見ました。

0-1GHz 30MHz−230MHz
色々な電波が飛び交っています。 主にTVの電波でしょうか

710MHz−910MHz
主に携帯電話の周波数が見えます。