PCM Processorが、デジタル入出力対応になったので手持ちのCD Playerにもデジタル出力を付けた。改造は、いたって簡単!デジタル信号の取り出しは、CDのメイン基板上のD/Aコンバータを探して、データシートと見比べてデジタル信号線を見つければよい。デジタル信号の送信ICは、SONYのICを使っている。当時、このICはめちゃくちゃ高かった記憶がある。
CDの筐体の中には、かなり空きスペースがあるので、追加基板を組み込むのには苦労しなかった。筐体の右側の空きスペースに、垂直方向に追加基板を取付けた。
信号の取り出しの様子。
これが、追加したデジタル出力基板。たったこれだけの部品でOKだ。これで、CDからダイレクトにPCM録音が出来る。デジタルコピーの世代管理はどうなっているかって?この当時は、そんな規格は無かったから、無制限だ。それと当時はTOSLINKなるものがまだ、無くてデジタル入出力といえば同軸(RCA)だった。この改造では光伝送の実験も兼ねていたので、当時入手出来たHPの光リンクキットを使って改造した。現在では、TOSLINKに変更してある。