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皇室、それも天皇・皇后両陛下がご乗車になる特別列車。特別編成で運転されます。
皇族でも宮家や皇太子殿下すら一般車を利用されるので、その特別性は特筆モノです。
今上陛下は「特別扱いはイヤ」というご意向があるそうで、他の皇族同様一般車を利用されていました。
故に、平成の世には運転されないとまで言われました。が、平成８年１０月２４日（木）両毛線小山〜足利
（回送として桐生まで）往復で運転され、奇跡の復活を遂げました。
この時は天皇・皇后両陛下と共に国賓として来日されていたベルギー国王夫妻がご乗車されました。通常
お召し列車は日章旗がクロスして掲げられますがこの時日章旗とベルギー国旗の双方が掲げられました。
昭和時代は国賓すら乗車実績が無かったことから、これは異例中の異例でした。
異例だったのはそれだけではありません。窓を開けられ、両陛下及び国王夫妻が手を振ってくださったのです！
警備上の問題もあり、昭和時代には絶対に考えられなかったことです。
ともあれ、両毛線のお召し列車を皮切りに平成の世に復活したお召し列車、毎年１回程度、運転されるように
なりました。また、運転の際には「窓を開けて両陛下が手を振る」のが慣例となったようです。
運転日は平日が多いですが、土･日に運転される時もあります。
私の場合、運良く休みだったり、休暇が取れたりしたために、異動にぶつかった平成１３年３月２９日の
東京→北鎌倉のもの以外（釜石線も行ってないですが同行程の山田線に行っています）は撮りに行っています。
ＥＦ５８ ６１ 牽引 日章旗＆ベルギー国旗
共に ＤＤ５１ ８４２ 牽引 日章旗 （土曜日の山田線だけ行ってきました）
ＥＦ５８ ６１ 牽引 日章旗
ＥＦ５８ ６１ 牽引 日章旗＆ノルウェー国旗
神奈川→新潟の異動の関係で行けませんでした。地元だったのに ・・・ （涙
ＤＤ５１ ８４２ 牽引 日章旗