堂本剛とFashion&Music Book
bayFMをお聴きのみなさんこんばんは。堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book始まりました。
えーまずですね、ラブラドライトさんからいただいたんですけど。
「剛くん、いつも優しいラジオありがとうございます。 私は1年ほど前にENDRECHERIを知り剛くんのおかげで人生の気づきをたくさん得ることが出来ています」と綴ってくださっています。
「最近あったお話をさせてください、私の弟についてです。 弟は10代後半の頃から15年以上引きこもりをしています。 引きこもるようになった理由は分かりませんが、両親の離婚と学校で何か嫌な出来事があったらしい時期と重なります。 はじめの頃は私が説得してやろうとか無理やり連れ出してやろうとか躍起になっていきました。 しかしこちらが働きかければかけるほど意固地になるばかり。弟は引きこもるようになって全く声を出さなくなりました。 家族との会話は身振り手振り、耳栓代わりなのかイヤホンをお風呂以外は付けっぱなし スマホも使わない、食事をしているところを見られたくない、隣の家の灯りが気になってしょうがないといった日常を過ごしています。 様々な困難を抱えているようですが病院に連れて行くことも出来ません。
膠着状態は続き気付けば10数年。その間に私は結婚をし実家を出て母親は年金生活が近づいてきました。 さすがにこのままでは将来的に良くないとようやく自治体に頼ろうと思い立ち、去年引きこもり相談支援員の方と繋がることが出来ました。 そして先日支援員の方からの助言で、引きこもり当事者の家族や周りの人は楽しく過ごすこと、本人がそれを感じて家を安心できる場所だと認識することが第一歩だと話をいただきました。 それを聞いた私はハッとしました。 これは弟だけの問題ではなく家族みんなが優しい景色を知らないまま過ごしてきた結果かもしれないと気付いたんです。 私は支援員の方が言う「周りが楽しく過ごす」の中には人生を楽しむという意味でポジティブもネガティブも含まれていると思っていて。 私たち家族はネガティブに対して向き合い切れていなかったんだと思います。
長い年月を費やしたけれどもこうして気付けたのも剛くんと出会って自分を生まれ変わることが出来たからだと感じています。 ほんとに剛くんの存在に感謝しています。ありがとう。 これまで弟が引きこもりだと周りに何となく言えずにいたんですが、このメールで外に向けて言えたことも私の中では大きな変化です。
もしかしたら弟の本心を知りもしないのに私がこんなメッセージを書くのはおこがましいのかもしれません。 それでも今後は過去の私とは違う心と想いを持って弟に寄り添えることは確かです。 弟は自立出来るまでどれほどの時間がかかるか分からないけれどいつか一緒に剛くんのライブに行ける日が来たらいいなと言霊になると思って言っておきます」と伝えてくださいました。
もういつでも待ってるんで絶対ライブ来てほしいなって思いました。
あの意固地になっているっていう表現もありましたけど、人間ってやっぱりそういうのあると思うし、なんかこう自分から切り出せない言い出せないなんかそんな感じになっちゃった。 これってほんとに世界中にあることだと思うんですよね。
で、そうなったきっかけっていうのをやっぱり本人が一番理解されていると思うんですけれども あのすべての気持ちを僕がもちろん理解は出来ませんが、うーん感覚的に分かってしまう部分もすごくありまして。
うーんやっぱり心が壊れてしまっている時っていうのは、本当の優しさや愛以外受け入れられないみたいな感じがある気がするんです。
で、文章にもありましたけど自分が何とかこうしてあげようって思って躍起になっていたっていう表現ありましたけど、それって弟さんにとって愛って感じる行動なのかどうなのかっていうこともあると思うんです。 でご自身にとってはそれが愛の形であると思って、こうしてあげたいからって行動されたことなのも分かるし。
でもおそらくそういったことが繰り返されていくと「何で僕の愛を見ようとしてくれてないんだろう」じゃないけどなんかそういうふうな感覚になるのかなぁと。 でもあの決してみんなのことが嫌いとかそういうことではないんだろうなとも思うんです。
でも「あ、ようやく僕の愛の色に気付いてくれたんだな」っていうその瞬間が少しずつ増えることでみんなと過ごす時間の形が変わってくるんじゃないかなと。 だから変に気ぃ遣ってないでみたいな感じも分かっちゃうし、本当に気を遣ってない別にあなたのままでいいよと、あなたが私たちと話したいと思ったら話せばいいだけやんって。 別にこっちは何も考えてないよって話したいときに話してね、ごはん一緒に食べたいときに食べたらいいやん食べよなって、もうそれぐらいの感じっていうか。
口で言うのはすごく簡単でほんとに伝えるのはすごく難しい。でも伝えることは出来る。 それを伝えられるのはやっぱりご家族だろうって思うから、頑張らなくていいから愛のままに過ごしていくことを増やしていけばいいのかなって気がします。
僕が的確な答えを出せると思ってこのメールを読んでいないことも事実だし、でもなんか少しでもみんなの笑顔に繋がるようなきっかけが言葉として出ればいいなと思って悩みながらも読まさしていただきました。
まぁライブほんと来てほしいな。 なんかそれこそお家は平和で安全な場所からENDRECHERIのライブ会場も平和で安全な場所ってどんどんなっていったらいいのになってそんなふうにも思いますが。
僕自身も言霊として言っておきますので会いに来てくれてありがとうと言っておきましょう。
さあそれではこちら聴きますかね。 みんなやっぱり愛について悩んでいるからこういう時間にもなるんだろうなとかいろいろ思ってしまいます。 こちら『LOVE VS. LOVE』を聴いてください。
♪LOVE VS. LOVE
堂本剛とFashion&Music Book
さ、今夜は「夏祭り」と聞いて思い出すエピソードというものをみなさんから募集いたしました。
今年はようやく全国各地で夏祭りが行われるということになっていますね。 なんかこうすごいなんて言うの、すごい僕は不思議な気持ち。っていうのも元に戻っていく訳ではないけど元に戻っていくような感じがするから。
コロナが終わった訳ではないけれども、僕らの捉え方を変えただけであってっていうことだったりとかね。
でもこういうそのコロナが終わった訳ではないし、現実というものが何か大きく変わった訳ではないのかもしれないけどやっぱり大きくは変わってる。
で、この大きく変えてくれた人たち、これはもうすべての人たちだと思うし。 えーそしてやっぱりこの医療の方々、この方々が今もなおね大変な思いの中で様々な患者さんと向き合ってらっしゃる訳ですから そういう人たちの愛の力の果てにこういう夏祭りというものがまた戻ってきているということをみなさんね、深く理解しそして感謝とともにねその楽しい時間をいっぱい過ごしてほしいななんてふうに思いました。
えーまず、ちづるさん28歳の方ですが。
「私にとっての夏祭りといえば秋田竿灯祭りです。国の重要無形文化財指定の東北三大祭りの一つ。 太い竹竿に最大46個の提灯を下げた竿灯、こちら高さがおよそ12メートルで、手のひら・腰・額などに竿を移し替える差し手の技は圧巻です」
何キロくらいあんねやろこれ。 すごいよね手のひらで。腰って言うのもすごいね腰。で額。 これを要は移し替えていく訳でしょ? すごい技術とバランスだなと思いますが。
「竿は稲穂、提灯は米俵に見立てていて五穀豊穣を願う意味が込められている」と。 五穀豊穣をこれだけ盛大にすごいスケール感で願うということですね。
「祭りの終盤に誰でも竿灯を上げることが出来るふれあい竿灯という時間がある」と。 「竿灯会に所属の親戚のおじさんのサポートの元竿灯にふれあえるこの瞬間が、私の楽しみであり小さい頃から続く伝統的な思い出でもあります。 コロナの影響で中止も相次ぎ去年開催が叶いました。 竿灯祭りの妙技をさらに引き立てる観客たちのどっこいしょどっこいしょのかけ声が去年は声出し制限のため録音テープだったので、今年こそは実際のかけ声とともに秋田の夜空を彩る竿灯だったりその場の雰囲気を楽しみたいです」と。
まあ僕もね以前ミーティングをさせていただいた時に声出しOKという状況だったので、なんか久しぶりのこの感じやなと思いました。
「今日は男性の方が多く来てらっしゃいますね」「ケリー」って言われたりとか、この掛け合いがすごい久しぶりやったなぁってなんかハッとしました。 で「ありがとうございまーす」ってって、そしたらもう数名の方が「ケリー!」って言ってくれて、あーめちゃくちゃ嬉しいやんみたいな。
みんなやっぱりここで剛って言わんとケリーって言うねんなみたいなこととかもちょっとおもしろくて。
だからなんかこうケリーって僕の中でのニックネームでね、そんなイメージとかさ、まぁいろいろなものをちょっと超越したような感じっていうか。 その名前から連想してこういう風な人だと思いたい人は全然そう思ってくれてもそれはいいけれども、なんかその思いがあることで伝わらないこともあるじゃないですか。 なんかそのケリーってニックネームやけどニックネームをまとった瞬間になんかそういうものが全部消えてって、純粋に堂本剛という人を見てくれるというそういう作用がケリーにあると思うんですよ。 だからみんななんかもうめっちゃ友達みたいに言ってくれてその感じも気持ちええなって。
こういうのが戻って来るじゃないですか。
この竿灯を上げられる方だったりそれをまた見守る方だったり。 そしてもう神様も含めて、みんながなんかこう同じ気持ちになるんやろなって。 すごくだから今年のお祭りは景色が滲んだりする人が多いかもしれないね、なんかこう想像してるだけでちょっとヤバいもんねもう涙腺が。
あのやっぱりお祭りってその土地とね繋がりの深い時間なんでね。 これが途絶えてしまったり止まってしまったというのはすごいもう複雑な気持ちでしかないもんね。 それがまた復活するっていうことだったり。
でも神様がちょっとお休み出来たかもとかね、ちょっと息抜きしはったかなぁとか、そんな風な考え方もあるかもしれない。 だからお祭りって非常に大事なものなんだけど、それがなかったとしても或いはないことによって、その存在をもっと大きく深く感じることも出来ると思うんですよ。 これはもう神様と人、仏様と人、人と人、動物と人、やっぱりあったと思うんです。
会えないとかありましたよね。 そうすることによって大きさと存在を深く理解するということを学んだ訳じゃないですか。 学んでいたけれども、より学んだじゃ訳じゃないですか。 だから再会の時って非常に感動が大きい訳ですから、うん今年のお祭りはほんとに・・・まぁそれはそれは笑っている人いるけど泣いてる人もいっぱいいるねやろみたいな。 でも感動と喜びの涙なんで神様にとっては非常にその生きているシグナルというか、生きているサインの一つとしてやっぱ涙っていうのも嬉し涙というのも喜ばれるものなんじゃないかなというふうにも思ったりもしました。
えーファンクネームがですね、みかりんさん。
「いつもありがとうございます。パープルうんちちゃんずさんです。 私の地元では毎年8月に関東では有数の花火大会が行われます。 コロナ禍で行われなかった花火大会も今年は4年ぶりの開催が発表されて、私も今からとても楽しみにしています。
小さい頃から毎年欠かさず両親と見ているのですが、今でも忘れられない花火大会の思い出があります。 それはまだ私が小学生の頃、花火大会の時に家族総出で出店を出したことです。 かき氷や杏飴など夏祭りと言えばな出店を出した訳ではなく、父自慢の味もつ煮込みをやりました。 出店に使うものは3日前から仕入れて、前日には私も具材を切ったりしてお手伝いをしました。 「夏なのに熱いもつ煮込み?」と出店の前を通る人はみんな不思議がっていたのですけども、私は父のもつ煮込みの味に絶対の自信がありました。 大声で声をからすほど「パパの持つ煮込みは絶品です」と宣伝しまくったら、酒のあての最強メニューとして爆売れしたのを覚えています。 大きくなった今では、私が父直伝のもつ煮込みを作ってお酒のあてにしています」
めちゃくちゃいい話やん。 声をからすほど大声で叫んだことによって爆売れさせたんですよ。 シンプル。 これを「いらっしゃいませ」とか「どうですかもつ煮込みどうですか」これぐらいやったら誰も買わないですよ。 声からすほど言うてますから「パパのもつ煮込み絶品です」っていう。 「みなさんパパのもつ煮込みは絶品ですよ、食べなくていいんですか?損しますよ」とか「来年までないですよ」とか言いまくった結果爆売れ。 シンプル。 爆売れの法則がシンプルでめちゃくちゃ心温まります。
そしてこちらね、まみまみさらっと呼び捨て希望さんですよ、まみまみ。
「夏祭りといえば盆踊りですが、私の住む愛知県尾張地方では荻野目洋子さんの『ダンシングヒーロー』が盆踊りの定番曲になっています」
この一文で選んじゃいますよねやっぱりね気になりすぎて。
「岐阜県の一部地域でもよく踊られているようで、いつ頃から盆踊りで使われるようになったのかを調べてみたところ、実家のある一宮市で行われる一宮七夕祭りでは1986年から採用されており、荻野目洋子さんがゲストとして登場した年もある。 とにかくこの曲が流れるとイントロからかなり盛り上がります。 今は実家から少し離れた市で暮らしていますがこちらの夏祭りでもダンシングヒーローは流れます。 コロナでずっと中止になっていた町内会の夏祭りも今年は開催されるとお知らせがあったので、久しぶりに参加してみようかなと思っています。 もしお時間がありましたらダンシングヒーロー盆踊りの動画チェックしてみてください」
しますねこれは後で。
♪今夜だけでもシンデレラボーイですよ、ちょっとテンポ早ないですか?盆踊りにしては ♪フンフフーン(鼻歌)盆踊り感ないですけどね。
めちゃくちゃファンクなことしてるやんっておもしろい話やなと思って、これめちゃくちゃおもろいやん。
いやあのダンシングヒーロー当時の女性のアイドルの方々の傾向としてはちょっと異質だったような気もするんですけど。 他の方々が歌っているような歌とちょっとまた違うというか、攻め攻めやなと思いますよね。 そう考えるとあの曲未だにかっこいいしね。
ちょっとまぁあれくらいシンプルなやつ一回いっちゃおうかな。
♪愛してるよなんて ねぇ ♪今夜だけでもシンデレラボーイ Do you wanna dance tonight
すごいなああの曲 ツツンツツンツツンツツンってあの年代のドラムのフィール、あとシンセのあのなんとも言えない音色、いいっすねやっぱりこの曲ね。
ということでございまして、今日は夏祭りエピソードなどをご紹介させていただきました。
今年の夏こんなふうにね、久しぶりに夏らしいことしましたみたいなこともまたメールでね寄せていただければいいかな。 あのそれを羨ましがりながら読まさせていただきますんで。 いいなぁそんなとこ行ったんみたいな。 旅行行ったんや、めっちゃ羨ましいわーと言いながら読まさせていただきたいと思いますんで。 そういう今年の夏久しぶりにこういうふうに開放的に過ごしましたとか、自分らしく過ごせましたとか、そういうメッセージも寄せていただければななんていうふうにも思います。
(宛先紹介)
10代20代の方の悩み、そして今感じていることを募集していますkokoroFADERS、 こちら宛に送ってくださる方はENDRECHERIのオフィシャルYoutubeでも使わせていただく場合があるかもしれませんので予めご了承くださいよろしくお願いいたします。
堂本剛今後の予定ですが 9月の1日2日3日に今年も平安神宮さんでの奉納演奏をさせていただける運びとなりました。
そしてその後にENDRECHERIのライブ「2023END RE ME」の開催も決定しております。
詳しくはtsuyoshi.inから情報サービス会員サイトfunkloveに登録していただきましたらそこでチケットなど取ることも出来ます。 こちらのfunkloveは登録は無料となっておりますのでみなさんぜひ気軽に登録していただければと思っております。
そして8月の18日、こちら昨年のENDRECHERIライブ、こちらのですねDVD・Blu-rayが発売いたします。
そして堂本剛ENDRECHERIとZOZOさんとのコラボアイテムのプロデュース第2弾、こちらがまた始動しております。 その模様密着含めてオリジナル番組つよしPこちらも毎週土曜日夜9時に配信されます。 ヤフー検索でつよしPと検索するとつよしPのシーズン2の最新をいち早く視聴出来ます。
そしてLINE VOOMの方では投票企画、そしてコラボエフェクト提供なども予定しておりますので、こちらの方もtsuyoshi.inなどでチェックしていただければと思っております。
さあということでございまして、ちょっとあのダンシングヒーロー的な曲はないんですけれど、もちょっと近いよっていうのでね『愛を生きて』って曲があるんですよ。 これがちょっとそのドラムの傾向とかシンセの傾向って言うんですかね雰囲気的にあるんで(笑) これ盆踊りまじで絶対向いてないんですけど(笑)あのちょっと聴いてみてもらおうかな。
『愛を生きて』こちらを聴きながらお別れしたいと思います
堂本剛とFashion&Music Book お相手は堂本剛でした。 それではみなさんまた、お会いしましょう。 おやすみなさい。
♪愛を生きて
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2023/07/29
by あやめ [767]
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