堂本剛と Fashion&Music Book
bayfmをお聴きのみなさんこんばんは。堂本剛です。 「堂本剛と Fashion&Music Book」始まりました。
ラジオネームしはさん。
「剛さんこんばんは。いつもお仕事お疲れさまです。 このラジオでゆったりした時間をもらえています」
だったらよかったです。
「インスタでもすごくびっくりして幸せをもらっているのにラインまで。 いや、まだあった。 GYAO様でも番組をしてくれて、しかも洋服をプロデュースと、たくさんびっくりしながらも楽しませてもらっています。 つよしPで10年後に流行るメイクを考える回、奇抜過ぎなくて和がある。 はんなり感がありながら未来感が2025年の大阪万博で流行ってほしいと思いました。 思わず勢いで絵も描いてしまいました。 3Dアートも興奮しながら見てました。 ほんまに立体って難しいけど、はまると剛さんずっとやっていそうだなと思いました。 番組・インスタ・ライン・音楽・ファッション・アートなど、めっちゃ楽しみにしています。 ずっとついていきます」
と言ってくださっております。 ありがとうございます。
インスタとかも元々やれる人生って思ってなかったからなぁっていうのはあるんですけど。
あのぉ相談しに行って、それで自分をこう宣伝する場所アピール出来る場所としてやりたいだけなんだけどなっていうのを話しに行って。 それで、じゃあいいですよってことになってったんですよね。 その時も、いろんな人がやりやすいような環境になればいいなと思って話しに行ったんですけど
このラインさんもそうですし、GYAOさんもそうなんですけど、いろいろな話をしていく中で繋げていただいたご縁で。
そしてZOZOさんとも、まあ洋服が好きですからお洋服一緒に作れるってことがすごく楽しいしすごい幸せだし。
やっぱりあの…もちろんその着ていただく方のこと考えて作らなきゃいけないっていうのはあるけれども 着ていただく方着る方自身が、やっぱりその普段の自分じゃない自分を選択する喜びっていうものそれに出会ってほしい そんなふうな想いでZOZOさんと一緒に作ってます。
自分自身ENDRECHERIが作ってる音楽もそうです、し一緒に演奏しているバンドメンバーに対してもそう、スタッフもそうですし なので普段の自分じゃない自分を表現する場として堂本剛と繋がってほしいと思うし それがまた新しい自分を見つけるきっかけとなって、その新しい自分が実は本当の自分だったりするというそういう喜びもあるし。
そういうものにたくさん出会ってほしいなって、僕が音楽と出会った時にそうだったから。
この新しい自分とか、実は本当の自分だみたいな自分というのは、人のイメージとはかけ離れていきがちなので いろいろなご意見もらうこともものすごく多いと思いますが、でも本当の自分、そしてその本当の自分が新しい自分を更に目指して生きていくこの過程、 これがやっぱり生きていることに、命に対して感謝だったり全てつながる人たちへの感謝に繋がると思っています。
だから本当の自分を愛していただけることの喜びはほんとに何にも代えられない大きい喜びだし 人のイメージっていうものとともに生きることがやっぱり自分は得意じゃないようで。
そういうふうにいろいろと思っていただくことが嫌という訳ではなくて そう思ってらっしゃるかもしれないけど自分はこうなんですということを伝えることができていれば、どちらでも構わないなという感じですね。
なのでこうしていろいろ機会をいただいて自分を伝える場所というものがあるということは いろいろなお仕事をする上でもほんとにやりがいがあるし、自分の選択がいろいろあって生きていることが楽しいなというふうに思えます。
みなさんもぜひね、人生の中で自分の選択をたくさんできる、 そして人がこう、あなたはこうよね、あなたってこんな感じがするよね、えっイメージになかった… なんかいろいろ言われたとしても、本当の自分をまっすぐ自分らしく優しく強く生きていってほしいなというふうに思います。
それではこのGYAOのですね番組、つよしPの中でもかかっている楽曲、よくかかっていますね。 スタッフさんが好きだからかけてくれてるのかなと思いますが『Make me up! Funk me up!』を聴いてください。
♪『Make me up! Funk me up!』
堂本剛と Fashion&Music Book。
それではですねここでメールをご紹介させていただきたいと思います。
えー今週と来週もと思っているわけなんですけれども、 5月の29日にリリースされます堂本剛のENDRECHERIの初のデジタルシングル『LOVE VS. LOVE』という楽曲 このリリースされる楽曲に因みまして、愛を感じるメッセージということで、 みなさんの愛を感じる瞬間そちらを一緒に考えていきながら読ませていただけたらなと思っています。
先週も少しお話させていただいたと思いますが、自分にとっての愛、そして誰かにとっての愛。 この愛と愛というものが存在することはとてもいいことだと思いますが その愛と愛が争う理由になってしまうというのが非常に悲しいし 愛と愛というものは闘わせるものではない、与えあうものであるべきだ
だから僕たちは産声を上げて初めて、産声という初めて歌う歌がみんなおんなじ歌 この地球上に降り立つというみんなおんなじ物語 この愛から始まっているのにその愛を忘れて争うというところへと入っていくのはどうなんだろう
だから自分の中に誰しもがやっぱり愛があるし、その愛を「僕はこう思っているから」「いや私はこう思ってるんですよ」そういうことじゃなくて、 「僕はこう思ってるんだけど君はどう思うかな」 「私はこう思います。でも私はこうこうこういうふうに思っていました。これについてあなたはどう思いますか?」 「あぁそういう考え方もあるよね」 愛ってなんかそれだけでいいはずなんですけれどもそれをまた攻撃的に使うという それが非常に悲しいなというふうに思っています。
そんな意味を込めまして愛と愛というものは闘わせるものではないんだと言う想いを込めて『LOVE VS. LOVE』というタイトルにいたしました。
さ、まずはですね北海道のなぎささんです。34歳の方。
「祖母からの言葉に剛くんへの思いと共通する部分があって思わずメールさせていただきました。 先日祖母に手紙を書き日々の感謝の気持ちを伝えました。 祖父が生前、まだ小さかった私のことをなんて心の優しい子なんだとよく言ってくれていたようです。 祖母からも手紙をもらい、あなたみたいな人間がたくさんいるようになったら嬉しいなとありました。 祖父や祖母の言葉は身内目線もあるかと思いますが、祖母の手紙に書かれていたことは私が剛くんに対して思っていることと全く同じでした。 争いが多いこの世の中で、剛くんのような人がたくさんいたら平和なのになといつも考えています。 剛くんから放たれる愛情・歌を通じて与えてくださるパワー、剛くんの考え方や感じ方剛くんという存在そのものです。 祖母からもらった言葉に改めて剛くんへの想いを感じることができました。 剛くんの存在が生きる力となり生かされていること、同じ時代を生きられる喜びと剛くんが元気でいてくれることへの感謝が届くと嬉しいです」
と綴ってくださいました。 温かいお気持ちありがとうございます。
えーそして千葉県ラジオネームあすかさんですね。
「剛さん初めましてこんばんは。 悲しいお話になってしまいますが剛さんに聞いていただきたくてメールさせていただきます。 私は1年前に愛犬をがんで亡くしました。 ゴールデンレトリバーの女の子で7歳さくらという名前でした。 早すぎる旅立ちでした。 本当に本当に大切で、1年経った今でもふとした瞬間に思い出しては泣いてしまいます。 あの子にできることがもっとあったはずなのに、私は自分勝手でしてあげられなかったことがたくさんあります。 ずっと後悔し続けています。 一番の後悔は亡くなる日の朝のことです。 前日の夜中に苦しそうにしていて眠れていないのが分かっていました。 翌朝私は仕事があり、後ろ髪を引かれる思いがありながらも行ってくるねと言って仕事に行きました。 それがあの子との最後となりました。 別れ際のあの子の行かないでと言ってるような顔が今も脳裏に張り付いて離れません。 何よりも大切に思っていたのに、なぜあの時私はあの子と一緒にいてあげる選択ができなかったのだろうとずっとずっと悔やまれてなりません。 正直あの子のいないこの世に執着は無くなってしまい、今はただ死ぬまでの暇つぶしだと思って空虚に生きています。 この途方もない悲しみが自分の心から無くなってしまうのも嫌です。 この悲しみの大きさがあの子への愛の大きさなのだと思うのです。 きっとあの子が望んでいるからなんて勝手な解釈で前を向くこともできません。 だってあの子がどう思っているかなんてもう誰にも知りようがありません。 命は限りあるものと分かっています。 でも割り切れるかは別で、割り切ることが正しいのかも分かりません。 剛さんも大切な存在を亡くされたご経験があると思いますがどのように今を生きているのでしょうか」
というメッセージでした。
えーそして千葉県のふーさんですね。
「今日は娘の話をさせていただきます。 過去に理学療法士を目指していた娘が実習のため初めての一人暮らしをして、現場での大変な経験をしながらメンタルも疲弊していた頃 剛さんの音楽に救われていたそうです。 元気の出る曲は聴かなかったの?と尋ねるとそういう音楽は逆に辛かったと話していました。 剛さんの音楽が娘に寄り添ってくださっていたようです。 今では2歳の娘を育てながら患者さんの対応を表彰されるほど立派な理学療法士になりました。 剛さんありがとうございました。」
えーそして釣りとファンクさん81歳。
「剛さまこんばんは。 先日の剛さまのお誕生日ライブの模様をテレビのコーナーで拝見いたしました。 愛のひとの歌唱の際に感情が溢れていらっしゃいました。 どんな想いがこみ上げていらしたのでしょうか? そんな剛さまのお姿に私ももらい泣きしました。
大勢の前でも感情のままに涙を流せるということはとても大切なことであると存じます。 年齢とともに素直に感情が出せなくなる人も多いと聞いたことがあります。 剛さまは純真だからこそ歌を歌われる時、お話をされる時、言の葉を綴られる時、お気持ちのままに涙を流されることがおありなのだと感じております。 剛さまには人としての本来の姿や忘れてしまっている何かに気付くきっかけをいただいているように存じます。
昨今コロナウイルスだけではなく世界情勢が不安定ですね。 目に入る情報耳にする情報がどうしても心沈ませてしまいます。 そんな日常でやはり救いになっているのは剛さまの音楽です。 心の支えがはっきりと存在することは恵まれていてありがたく存じます。
都会で暮らす剛さまに少しでも安らぎとなればと春を探してまいりました。 近所の公園に咲いていたタンポポと庭の濠で見つけたテントウムシの写真をお送りいたします。 お身体大切にお過ごしください」
と綴ってくださいました。
あのーそうですね、傷であったり悲しみであったりというもの、これを口にすることで辛くなるということは何となく人はあるんだと思うんですけど 僕はその方が力強い未来に進んでいけると思っている方で。
あの無理くりにはしゃべらないですよ。 こういうお話がある中だからいろいろ話をしていくっていうのはあるんですけど 毎日世の中の人が言う暗い話重たい話を毎日してる訳ではないですよ。
でも毎日そこをある意味意識しないで過ごすってことも僕には無理で。
なぜならば、世の中が今大変なの誰もがわかりますよね。 で、そこに対して何も考えないで生きるっていうのが僕はやっぱり得意ではないんですよ。
なのでどうしてもニュースを見たりしながら、いろんな人たちの心の傷というものに僕は向き合ってしまいます。 で向き合うことがしんどいかと言われたらしんどいに決まってます。
でも今僕たちはこの時代を生きているので、それを理解する理由が僕はあるので理解をしようとしています。 で、その日の自分の体調とかに合わせてそれを理解するようにしています。 無理な日はシャットアウトする日もあります。 でも毎日シャットアウトすることはしません。
で、自分という心の声、まぁ自分の声、自分はこうやって生きていきたいな、自分はこう生きていくんだ。 そういうような気持ちが強ければ強いほどそういったニュースだったりそういう人の心の傷だったりに寄り添うことはできます。 そして自分の心は決まっているので揺さぶられることもないし、自分としてその人の痛みに寄り添うことができると僕は思っているので 自分らしく生きていくということを限りなく続けています。
そして愛犬の話もありましたけれども、自分がなぜその時にそれを選択できなかったのか。 これはやっぱり自分だけのせいにするのも違うんじゃないかな、その選択ができなかったことに対して。
その選択をするとなった時に人はいろいろ言うからね。 まあ本当はなんていうのかな、家族もそうだし、ペットという表現する時もあるけど僕は全部家族って言うけれども その家族が大変な時に仕事があります。やっぱりみんな仕事を優先するけれども、そうじゃなくて家族を優先できるような世の中になっても僕はいいのかなとずっと思っています。 いやいや仕事優先しろよ。うんその言ってることも分かるけど、家族を優先するっていう世の中になってなぜいけないんだろなって思ったりもしています。
それぐらい誰にとっても、家族だったり家族じゃなくても自分にとって大切な存在というものは当たり前ですが大切なので その大切な命と繋がること、その時間を最後の最後まで惜しみなく過ごしたいと思うのは果たしてこれがわがままと言えるのかと思ってしまったりもします。
そういうようなやはりこう愛というものを、みなさんがそれぞれいろいろな形、いろいろな色彩を持って自分の胸の中で育ててきてこれからも育てていくものですが、やはりそれを争うこととして使うのではなくて自分を生きる。 自分を生きるということはわがままに自分本位で生きろいうことではなくて、自分はこういう人間であるということをただただ生きるだけ。
それを理解し合うこと、分かち合うこと、そこに愛がまた生まれるということを僕らはやはり生きていかなければいけないのになと、ただ思ってるだけです。
小難しいことは何も考えていない。 小難しく考えているのは周りなんじゃないのっていつも思うくらいとてもシンプルなことしか考えてないです僕は。
この命というものをやはり感謝するべき。 いろんなことがあるけれども、自分が今生きているということにやはり感謝するべきだと僕は思います。
それを始めなければいつまでたってもそこにも辿り着かないし、せっかく生まれてきたのだから納得のいかないいろいろなこともあると思うけど 納得がいかないんだったら自分から動かないといけないなとも思います。
何かのせいにしたり人のせいにしたりするだけではなくて、 もちろんそれも人生には大いに影響してることもあると思うけど、自分のせいにできることそれだけでもまずは動いてみる。 そうすると環境が変わってなくても景色が変わって見えるっていう状況がやっぱり訪れるので そんなふうにして、自分をただただ生きていくっていうことを僕たちはするべきなんじゃないかなって 僕は小難しく考えているわけじゃなくてシンプルに考えてます。
本当に子どものころ絵本を読んでた時のあの頃のような、ほんとにシンプルに考えているだけです。
それを僕が年を重ねたことによっていろいろ人が思っているだけだと思うんですけど 僕はほんとシンプルに思ってるだけ。
だから世の中の人がシンプルにそれに気づくために今のこの大変な状況が始まったのかなって思ったんですが やはり人はそういう気持ちを選択する人がみんなではなかったんだなという今ですね。
なので愛というものを闘わせるのではなくて、やはり与え合うべき与え合っていきたいなと僕はみなさんのお便りを読みながらも思いました。
何かすべてみなさんに対して的確な的を得た言葉や想いを今お話しできたとは思わないけど みなさんと同じように、自分自身もこの人生の中でいろいろ悩み傷つき乗り越え、そして新しい自分に。 その新しい自分とは本当の自分だったりもするそんな新しい自分。 本当の自分に辿り着いてそこから更に新しい自分を目指す。 そんなような気持ちで生きています。
なので何か僕の話をすることで、みなさんの人生と重ね合わせていただくことで、何かに繋がれば幸せだなと思っていろいろと今日はお話させていただきました。
えーそして釣りとファンクさんもね、少しでもって思ってこうやって写真撮って送ってくれたりとかすることとか こういことの連続っていうか、こういうことに包まれながら生きてたいなってすごく思うな。 こういう人の優しさが僕は大好きで、81歳の方にこうしていろいろとお話してもらえる人生は僕にとってもすごく幸せなものです。
10代の方からそしてこの80代の方から、いろんな方が自分の人生を素直に僕に教えてくれる場所がここな訳ですが そんな場所が僕の人生の中にあるということは、とても幸せなことだなと思っています。
みなさんにもこれからもですね自分はこうやって生きています、ただそれだけそれをたくさん綴っていただけたら、 そしてこのラジオに送っていただけたら嬉しいなと思います。
(宛先紹介)
先ほどから愛の話たくさんさせていただいておりますが、愛と愛を闘わせるのではなくて愛と愛を与え合う。 そんなふうに僕たちは生きていくべきなんじゃないのっていう、そのメッセージを強く込めた『LOVE VS. LOVE』というですねタイトルの曲、 こちら5月の29日に堂本剛ENDRECHERI初のデジタルシングルリリースをいたします。
ぜひ今この世の中に投げかけたい純粋なメッセージです。
ぜひたくさんの人に聴いていただきたいなと思っておりますので 僕の今いろいろお話させていただきましたが、心と繋がっていただけることがもしできたならぜひ聴いていただきたいと思っております。
最新情報など詳しい情報はtsuyoshi.in、tsuyoshi.in こちらの方にアクセスしていただければこれまたいろいろと楽しんでいただけるコンテンツもございますので ぜひみなさん一度覗いてみてください。
ということでございまして、ほんとにいろいろと今日はお話させていただきました。 言葉にできない想いというか文字にするのが難しい想いというか、みんなそれぞれほんとに苦しく生きてると思うけど 何度も言いますが自分を生きるということを諦めないでほしいなというふうに思っています。
そんな思いを込めてですね今夜は『勃』こちらをを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛と Fashion&Music Book。お相手は堂本剛でした。 それではみなさん、またお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪『勃』
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2022/05/21
by あやめ [693]
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