++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
レポをしてくださる方の負担を軽減するためにレポのお手伝いをしてくださる方募集中です。mailtoこさかママ
レポの無断複写・無断転載を禁止します。

#661

堂本剛と Fashion & Music Book

bayfmをお聴きの皆さんこんばんは、堂本剛です。
堂本剛と Fashion & Music Book 始まりました。
さあ、4月の9日でございます。ね、僕、明日で43歳になります、ねぇー。本当に不思議なもんで、このジャニーズ事務所に入って、えーインスタなんてやる日が来ると思ってませんでしたけれども。去年の4月10日にインスタをやって、ま、一年が明日で経とうとしているわけですね、うん。まあー眉毛を1年間上げ続けたというですね、うーん、謎の行動に出ましたねーうん。でも本当ねあの、くだらないなーしょうもないなーで、一瞬でちょっと笑ってもらえたらいいなっていう、だけなんですけどね、うん。

木村拓哉兄さんも通知を受けてますからね、うん。お忙しい中、僕のただ眉毛が太くなったり細くなったりしただけの話を、忙しい先輩も一応確認してるわけですから。皆さんもやっぱ本当にお忙しいし大変な毎日だと思います。ですが、どうでもいい、僕が眉毛が太くなったり細くなったりするこの通知をですね、今後も、末永くで受け取っていただければなと、思っている次第でございますけれども、はい。

そしてですね、ラジオネーム・ゆかさん。
<剛くん『ソメイヨシノ』のデジタル配信おめでとうございますそしてありがとうございます。ずっとずっと剛くんに伝えたい思いがあったんですがなかなか行動に起こせなくて、この機会を逃したらもう一生伝えられない気がしたんで今回初めてメールを送ります。『ソメイヨシノ』発売当時「ソメイヨシノあと何回見られるだろう」という剛くんの声がテレビから聞こえてきました。CD 発売のCM です。これが流れたとき母が「これってどういう意味?」と私に聞いてきました。私は剛くんとお母様のエピソードを話ししました。するとお母さんがポツポツとこんな話をしてくれました。
昔おばあちゃんを助手席に乗せて二人で桜を見に行ったことがあってね。その時にあんたとあと何回こうやって桜見られるかねぇとおばあちゃんが言ったんだ、と。母方の祖母は私が2歳の夏に病気で他界しました。筋肉がどんどん硬直していってしまい体が自由に動かなくなる病気だったそうです。お医者様に外出許可をもらって下半身が動かなくなった祖母を助手席に乗せ二人きりで車の中から桜を見た、それが一緒に見た最後の桜だったと。あの景色は…>

あぁ…切ないなぁ…(息を吸って…)えぇ…

<あの景色は一生忘れないと。そんな話を私にしてくれました。母はこの思い出は初めて人に話ししたらしくて、涙をぼろぼろこぼしながら伝えてくれました>というね。

ちょっともう…切ないなこの…一行が。ね…

<私は祖母の顔はアルバムや遺影で知っているくらいで記憶はほとんどありません。けれど剛くんの『ソメイヨシノ』をきっかけに祖母と母の二人だけの大切な思い出が、祖母と母と私の3人の大切な思い出になりました。それから『ソメイヨシノ』は私にとっても大切な曲で涙なしに聴くことができない好きな曲です。剛くん、祖母と母と私の架け橋になってくださって本当に本当にありがとうございます。4月10日のライブも行きます>と言ってくださっております。

いやぁなんかこう…
メールを選ばせていただいたときも、ちょっと危なかったんですけども…。今また改めて読むとやっぱ…えー切なくて難しいですねぇ…う〜ん。

まぁ以前も話ししましたけれども。桜をこういう風な思い出と共に生きている方もほんとたくさんいるんですよね。どうしてもやっぱりこうメディアとかテレビとかCMとかもそうですけど、桜っていうのはこう…なんかこうポジティブな明るいイメージっていうのかな、ポジティブっていうよりかなんかその明るいイメージ、う〜ん、スタートとかね、なんかそういうようなイメージでどうしてもちょっとこう作っていく傾向があるじゃないですか、クリエイターも。

でも僕実はねぇ、なんかそういう気持ち以上に、このゆかさんだったりゆかさんのお母さんだったり、僕だったりの気持ちと共に桜を見ている人のほうが多いんじゃないかなって、なんか僕は思ったりするんですけどね。

だから桜って本当に偉大なんですよ。人々の喜びとかスタートとか感動とか、そういう気持ちも知ってるし、人の痛みとか悲しみとか苦しみとか傷とか、そういう気持ちも知ってる花なんです。だから、その双方の気持ちを受け入れてる、偉大な花だということなんですよね。だからそういうところで僕は本当に桜が大好きです、うん。

このお母さまが、ねぇ、誰にも話ししたことのない話を、僕の『ソメイヨシノ』をきっかけにお話しされ、まあこの涙も人前では初めて流された涙なんでしょうね、一人ではたくさん涙を流されたと思うけれども。まぁ僕自身がね、なんかこう架け橋になったわけではないとは思うけれども、でも僕も本当にそのお母さんにボソッと言われたその言葉が、ちょっとこう苦しすぎて、なんか消化できなくてね、うん。

で、このデジタル配信されることもお母さんも喜んでましたね。
「たくさんの世界の人たちに聴いてもらえるきっかけになるといいね」と、言ってました。
まあこのコロナ禍お母さんと桜見れてないんです。本当に残念やなーって思いますね。コロナの時代になって、色んな人が色んな想いに押しつぶされてますよね。そういう気持ちも桜はソメイヨシノは受け入れて、それでも力強く咲き誇り、全ての花が咲いてから散り始める、そういう性質もあったりとかして、桜っていう花を知れば知るほど、魅了される花だなぁと思いますね。

まあこんな桜のような、ソメイヨシノのようなね、魅力的な大きい人間になれたらいいなと思いますね。そんなふうな、まぁ4月生まれの自分ですし、そんなふうな目標をですね、これからも掲げながら、自分の人生一回です、ね、自分らしく生きていけたらなという風に思います。皆さんのね人生の中の全ての想い、様々な思いをですね、この曲と共に聴いていただければな、と思います。『ソメイヨシノ』聴いてください。

♪ ソメイヨシノ

堂本剛と Fashion & Music Book
今夜はですね、まあ僕が4月10日誕生日なんで、“思い出の誕生日プレゼント”というテーマにさせていただきました、はい。

東京都、ギリギリ20代ゆれゆれさんです。
<剛くんこんばんは。初めてメールさせていただきました。思い出の誕生日プレゼントですが私の誕生日は両親の結婚記念日でもあり小さい頃から一緒に祝うこととなっておりますが、コロナ禍になってからなかなか帰省できず、一昨年からオンラインでお祝いし合ったりしております。去年両親の近況を伺ったところ、父と母とも入れ歯を入れたことを初めて知り非常にショックでした。以前のように頻繁に会えないせいかもしれませんが、時間感覚が薄れていて私の知らないところで時間がどんどん進んでいるのを初めて意識しました。言いようもない悲しさや虚しさが込み上げ泣きそうになりました。親への心配の気持ち溢れた感情だけが心に残りました。プレゼントというプレゼントではないんですが、親から私への愛と、私から親への愛を実感したかけがえのない思い出でした。今年のオンライン祝賀会、『ソメイヨシノ』を親にもプレゼントしようと思っております。来年はオンラインではなく、一緒に剛くんの歌を聴きながらケーキが食べられたらな、と心を込めて祈ります。
剛くんお誕生日おめでとうございます。4月10日は友達とライブに参戦する予定ですので、私たちファンの愛が剛くんの思い出の誕生日プレゼントになれたらいいなと。いつでも愛しています>メッセージ頂きました。

本当にこのねぇ、コロナの2年間とか若い世代の人たちもね、この2年間何やねんやろって虚しく思ってる人もいると思いますが。年を重ねている方々も本当に同じように思ってますよね、誰もが思ってるんですけど。本当にそういう人たちの様々な気持ちがね、いい方向に向かうように本当に1日でも早くなればいいなと思います。

続きましてこちらですね、お便りの中に、みいちゃんと出てくるんですが、ちょっとお名前がなくてですね、おそらくみいちゃんなのかなと思うんですが。
<暖かな小春日和の5月、その日は母の誕生日でした。学校から帰ると私が小さなトラックの横に立っていて、「みいちゃんどうする?」とひと言訪ねてきました。私はまだ5歳でありながらも両親が離婚するであろうことを薄々感じていてその時が今来たのだと分かりました。私は母に嫌味を言う父の兄弟や親が苦手でしたし、自分のせいで母が嫌味を言われないよう、苦手であることを全力で隠して彼らの気分が良くなるように振る舞う努力をしていましたので、この家に残ったら一生仮面をつけて生きるんだろとうっすら感じ「お母さんと行く」と言ってそのままトラックに乗り母と出て行きました。母と二人の生活を始めて1年後の5月、貯めていたお小遣いで母に誕生日プレゼント買いました。母は横浜からトトロに出てくるような田舎町に引っ越してきたのでびっくりするくらい浮いていたんですが、私はオシャレでファッショナブルな母が自慢で誇らしかったのです。そんな母に素敵なスカーフやレースのハンカチなどあげたかったんですが予算は300円、お店は駄菓子屋と小さなスーパー。私はその時に買える精一杯のファッショナブルなプレゼントとしてスーパーでストッキングを買いました。レジのおばさんに「誕生日プレゼントにしたいので包んで欲しいです」と恥ずかしさを堪えて頼みました。おばさんは「自分のお小遣い?すごいね素敵ね」と言って包んでくれました。そして母も喜んでくれました。でもそれはきっと私を傷つけないように言ってくれた優しい嘘なんだとずっと思ってきましたが、年老いた母がふと「小学生の時にストッキングくれたよね」と話し出した時に、私は母のお荷物ではなかったのかもしれない、少しは母の人生に色を添えられたこともあったのかもしれないと、あの日から約半世紀後に感じることができました。私が母についていくことを選択しなければ、母はもっと楽な人生を歩めたのではないかと自分を責めながら自分の存在意義さえ否定しながら生きてきましたが、そうではなかった、と思ってもいいのかもしれないという、心の拠り所になる、私の人生の中で絶対に忘れることのない誕生日プレゼントの記憶です>
いいお話をいただきました。

これはさぁ、やっぱり、一緒に来てくれたのは嬉しかったと僕は思うけどなぁ。すべてのことは僕にはわからないけど。

でもこうやってさ、お小遣い貯めて、ストッキング買って、本当に優しいよね。こういう優しさもやっぱりお母さんから学んでる優しさだと思うしね。

そして、ラジオネーム・ピオさんですね。
<私があげた思い出の誕生日プレゼントは、ホールケーキです。社会人としてお給料をもらった年に初めて父へのプレゼントとして買いました。当時住んでいた街に、フルーツがたっぷりのっているタルトが印象的なケーキ屋さんがありました。フルーツが大好きな父にぴったりだと思いたくさんのフルーツを使って花のように飾ってくれるホールケーキを買いました。準備をしてケーキを箱から出した時に父は涙ぐみました。初めて自分用のホールケーキをもらったと教えてくれました。父は子供の頃に誕生日を祝ってもらった思い出がないそうです。誕生日も正確な日にちは分かりません。私たち家族は“多分この日だったと思う”と祖母が口にする日を誕生日としてお祝いしています。父がとても喜んでくれたのでお誕生日も父の日もちょっとしたプレゼントに加えて必ずホールケーキを買っていました。とても喜んでくれました。2年しかお祝いすることは叶わなかったけれども、ロウソクを吹き消す父の満面の笑みは、いつも以上に、お酒を飲んで真っ赤になった顔を今でも幸せに思い出します。酔っ払うと服を脱いでシャツプラスステテコ姿になる父。背広やワイシャツをおしゃれに着こなす姿はとってもかっこよく自慢でしたが、真っ赤な顔で幸せそうに笑っている姿を見ると、この姿も写真に残していて良かったなと、心の底から感じます。子供の頃にはもらうことが嬉しかった誕生日プレゼントでしたが、父のおかげで喜んでもらえることの幸せが強く心に残っています。娘が大人になった時に思い出に残るプレゼントがひとつでも多くあるように、これからも過ごしていきたいです>というお便り頂きました。

そして、ねこここ、ねここここさんです。
<剛くん、お誕生日おめでとうございます。私の思い出の誕生日プレゼントは、2年遅れて渡された両親からのネックレスです。19歳の時に母が突然死をしており、私が二十歳の時の誕生日プレゼントとして生前に母が選んで、大切に保管していたそうです。ただ、父は保管場所を知らされておらず、大切に保管されすぎて見つけるのにかなりかかってしまってごめんな、と、22歳の誕生日の時に震える声と手で渡されました。誕生石の、イニシャルのネックレスもとても嬉しかったのですが、私が16歳の時から母は準備してくれていたこと、父が2年もかけて探して渡してくれたこと、それが今は何よりも宝物です>というね、お便り頂いております。

こうしてあの今も、う〜ん、なん通…とメッセージ頂いておりますが。こういった、あー(息を吐く音)、家族との思い出…、そしてそのご家族がね、今は、天に昇られて行ったりして(抑えた声で)…今会うことができないけれども、こういう(息を吐いて)エピソードの中に本当に沢山の思いがキラキラキラキラ浮遊していて、こう自分の今の生きている人生、この人生の中でもね、色々なものを残していく、これから先の時代を生きていく人のために、いろんなものを残していく。なんか、人は本当に儚い生き物なんだなと、改めて何か感じるものもあって、この当たり前なことに気づけないまま、生きるのだけは辞めたいですね、うん。

あのメールをね、あの選ばせていただきながら、メールをまた読まさせていただいてるんですけれども(大きく息を吸って…)。心して、このメール読むぞって思っても、心がやっぱり解けていってしまって、いやぁなんかみんなほんとにいろんな…よう生きてるんだなぁと、うん。

このラジオでもそうだし、ライブのステージの上でもそうなんですけどね、なんかこう急にふっと思いが張りつめて泣いてしまう…ということがですね(泣き笑い…)、ちょっと過去にもありまして…泣くつもりとかなかったのに、やっぱ泣いちゃうんですよね、う〜ん。なんかこのストーリーが悲しくて泣いてるんではないんですよね。こうやって今を一生懸命生きている人の、あの姿が美しくて…キラキラしてて(大きく息を吸い込んで)それに泣いちゃってるんです、いつも。

この人かわいそうやなとかそんなこと一切思ってないです。何かそういうことじゃなくて、この今を自分らしく一生懸命生きてるんだな、っていうその姿が美しすぎてもう綺麗すぎて泣いちゃう、うん。でも今あの…スタッフの方とお話ししましたが、スタッフの方もね、メールに目を通してくださってるんで。そんな中で「いろんな人がこんな人生を生きてるんだなっていうことを、このラジオは本当に学ばせてもらっています」と先程おっしゃっておりまして。

今回のこの思い出の誕生日プレゼントのお便りに関しては、「もうボロボロ泣いてメールを読んでいました」とおっしゃってます。(深く息を吸い込んで)う〜ん何か、こういう人々の今と寄り添えるラジオでありたいなと思ったりもして。でもそれが、皆さんの素直なお便りのおかげで、叶えられているなとも思うんですよね。

僕は、なんかもしかしたらね、その人々の、痛みとか傷とか、悲しみとか苦しみに、寄り添えるエンタテインメントやりたいんだなーっていうことをやっぱ、ここ何年かで思ってるんですよ。だから『ソメイヨシノ』っていう曲も書いたんだろうし、『縁を結いて』とか『街』とかもそうだけど。

やっぱりあのポジティブな曲って、心に余裕がないと元気になれないなって、僕は自分の人生の経験上思ってるんで。ほぉんとうに苦しい人のこと救いたいなと思ってるから。だからラジオも、こんなトーンになることも多いけれども、このトーンだからこそ救われる人ってたくさんいるから。

そしてラジオだからこそ、このトーンが伝わって、人を救えるっていう事も、知ってるし。だから、まあこれからもね、ほんといろんなメール読んでいきたいなぁと思います。皆さんの本当色んなエピソードね、たくさんたくさん教えてもらって、ひとりじゃないなーって思いながらみんなと一緒にこれからも生きていけたらいいなーって、そんな風に思えるメッセージ、お便りが今日もたくさんありました。本当にありがとうございました。

皆さんから様々なメールお待ちしております。
メールの方はtsuyoshi@bayfm.co.jpです.
よろしくお願い申し上げます。

あとですね、3月の26日よりスタートしたんですが、
GYAO!オリジナル番組『つよしP』というですね、番組が、毎週土曜夜9時から無料配信中でございます。こちらGYAO!さんの方でですね、企画が色々ございまして。この番組の中で、まず ZOZOTOWN さんとファッションアイテムを僕自身がプロデュースさせて頂き、ありとあらゆるアイテムを、今、絶賛制作中でございます。

ぜひ皆さん ZOZOTOWN さんと、そしてENDRECHERIのコラボ、リリースされた際には皆さんぜひチェックしてみていただけたらな、と思います。

そして LINE さんの方なんですけれども。LINE VOOM という、動画をですね投稿する場所がございまして。この LINE VOOMもですね、短尺動画、こちらをですね、投稿していきます。えーもう投稿しておりますけれども。非常にあのーしょうもないシュールなものを開発している今でして。もうちょっと手の凝ったもの今後もあげようと思ってるんですけど。一応 LINE VOOMさん的にはあの、これで大丈夫ですっていうことだったんで。勇気をもってあげさせて頂いております。

ということでございまして、詳しくはですね、
“堂本剛プロデュース”などで検索するか、
あるいは僕の LINE 公式アカウントをですね、友達追加していただいて、トーク画面から特設サイトをご覧いただければというふうになっております。ぜひ皆さん、チェックしてみてください。

さっ、ということでございましてね。いろんな人々のね、未来が、自分らしくありますようにという想いを込めてね、愛を込めて、
今夜は『春涙』こちらを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛と Fashion & Music Book
お相手は堂本剛でした。
それでは皆さん、またお会いしましょう、おやすみなさい 。

♪ 春涙

2022/04/09 by こより [686]

No. PASS
<<2022年04月>>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

* 04/09 #661

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
レポ投稿
PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06