++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#596

BayFMをお聞きの皆さんこんばんは、堂本剛です。堂本剛と Fashion & Music Book 始まりました。

えーとですねラジオネームどうわさんなんですが、
「剛さんこんばんは。剛さんは奈良の建造物で特に好きな色は何色ですか?」
というふうな質問が来ました。特にとなるとちょっと一つに絞れないなっていうのはありますが、木造建築も多いですしね。

あの木の色褪せていっている感じも好きだけれども、神社さんとかでもそうですけれども、ひのきだったり、さらに1000年、100年、いろいろ単位はありますけれども、持たせるためにということで、また建て替えられたりされる時も多いですけれども、その木が好きなんで、木が年月をかけて色づいていく建造物も好きだし、新しく生まれ変わったその木の香りとか、温もりとかを感じる建造物も好きですし。またまたその石のちょっと苔ぶいた感じとか、そういったものもやっぱり好きですし。

それといわゆる地元の奈良の空のマッチングがすごく好きなんだと思うんですよね。

やっぱりコロナになることでより色々思いましたが、何百年前何千年前もこういうようなことで人々が祈りをあげたんだなっていうような歴史をもう一度改めて理解することもにも繋がりましたし、この建造物が建ってそしてこの何年後にこういう状況になっているって言うことのその歴史の、人類の、歩いてきた道のりみたいなものを色々な想いで理解ししたというのもありますね。

それがやはりいにしえの昔の建造物といま自分が生活しているこの生きている時代と重ねることによって、いろいろな想いがやっぱり生まれたなと思います。それを自分の日常に反映していくことだったり、僕で言えばクリエイティブに反映していくっていう、そんな一年に去年もなっていましたけれども。

だから以前にも増してその古き良きものとあえて言いますけど、古き良き物と人が表現する、そういういう色とそしてこれからの新時代というその色、この二つの色っていうものをやっぱり両手でそっと包んでたいなという風には思いますね。

どちらかに偏りすぎる必要もない時代だなと思うし、もっとシンプルに言えばどちらが良い、どちらが悪いというその概念すら必要ないっていうのが、やっぱこれからかなとも思いますよね。

だからこんな話にたどり着くというのは、何千年前何百年前というその建造物の持っている魅力っていうか色というか色彩というか、そういうものを目に映した時に、それはまた心に映ってきてその心からまた色々なこの感情へと飛んでいくっていう風なことなんだろうなと思います。

だからこういう色、ああいう色というのをもちろん細かくいうことも挙げることもできるんですが、こんなふうに色々な想いへと導いてくれるその故郷の色っていうんですかね、それはやっぱり好きだなと思います。この色をいつまでも感じていたいなと思うし、本当にいつの日もどんな時も故郷の色というのは本当に感じていたいなと思います。

こんな風な気持ちになれることが本当にすごく幸せだし、故郷には本当にずっと感謝、感謝という言葉だけじゃ収まりきらない気持ちばかりですけれども、本当に大好きだなと思います。本当に大好きだなと思える場所があるということは本当に幸せだなと思うし、今こうして聞いてくださってる皆さんにもそういう場所、人、たくさんあると思います。そのことは本当に幸せで、その幸せをとても自然な状態で自分の一つとして生きていけたら本当に幸せだなと思います。

このラジオもそうですけれども、こういうような話ってね、ラジオではするけどやっぱりそれ以外ではなかなかしないし、させてもらえないっていうのはまたちょっと違うけど、そういう機会って少ないんですよね、やっぱりね。だから求めていただいている自分にならなきゃいけないなと思って、まあそういう風に過ごしたりもしますから、なかなかこういうような話ってできなかったりするけど、このラジオという場所があるから、こういう風に皆さんにお伝えすることもできるし、皆さんとそういう想い、感情っていうかね、心っていうか、そういうものを共有することができるんだよ、それも本当に幸せだなという風に思います。そのすべての幸せに感謝、そして感謝という言葉では収まりきらない様々な想いを込めましてこちら縁を結いて聴いてください。

♪縁を結いて

堂本剛と Fashion & Music Book、ここではですね、今夜は思い出の色というテーマで募集しました。1月の6日というのが1と6で色、カラーの日っていうことらしいんですよね。その1月6日からそういうメール、テーマを募集したということでございます。

まあ僕の思い出の色ね、さっきも色々お話しさせてもらったんで、お話ししたようなもんですかね。やっぱり故郷の空の青さとか、雲流の白い金色にも見えるような、輝いてる雲の色とか、山々の色もそうだし、川の色もそうやし、そして朝焼け夕焼けのピンク色も好きやし。好きな色をあげだしたらきりないですね。あとは故郷の人々の心の色っていうのもすごく好きだし、本当に人それぞれですけれども、故郷の色と同化しながら生きている人たちの色ってのもまた好きですね。

今日はですね、皆さんの思い出の色ということで、
まず岡山県のくずさん、
「私は幼少からキーボードアンサンブルを習っていたのですが、その頃はひらがなもわからないためにキーボードに色が貼ってあったりして、今でも音名と色が結びついている。例えばEの音がピンクで、E♭は濃いピンク紫、Bの音は濃い青など。剛くんも音名や和音が色になって見えているのではと感じていますがいかがですか」

写真いただいているんですけど、写真が「7歳の息子がサンカクを作ったから写真を剛くんに送ってとのことで」って言うことで(笑)なんかね、作ってくれてるんですよ。可愛いの。なんか嬉しいよね。自分の描いた作品というか、生み出したキャラクターをこうやって7歳の子がね、作ってくれて、「剛君に見せといて」って。

なんかこういう優しさとか愛情にほんと救われるなと思う。繋がりかな、すごく救われます。こういう純粋な、ただただまっすぐな感情っていうか、お子さんから頂く。ね、ほんとなんかすごい幸せやなと思う。ありがとうございます。ありがとうね。

僕は色で見えてるという・・たしかにね、自分であまり意識したことなかったけど、ピアノも独学で、クラシックみたいなピアノ弾けないから、独学で弾いてるだけですけど、音の波に乗るっていう感じでピアノはいつも奉納演奏の時とかでも弾かしてもらってますけれどもね。でもいかにリラックスするかってのが重要で、家で弾いてる時の方がいいピアノやったなと思うことほんとすごい多いけど、やっぱりそういう場に行くと人間やから緊張もして、うまく波に乗れない瞬間が何小節かが出てきたりするかなっていうのはちょっと経験としてありますけれども、それも自分だからと思って、演奏させてもらいますけれどもね。でもこういう風にして色として見ていけばもしかするといいかもなってちょっと今何となく思って。

よくギターとかでもマーキングするシールとか色々あるんです、色ついている丸いやつとかで。それをもしかしたら鍵盤にバーって貼ってやったら視覚的に場所を覚えるからいいかもしれないなって今ちょっと思いましてね。ちょっと考えてみよう、ありがとうございます。

そしてラジオネームくれないさんが、
「私の思い出の色、夕日の赤い色。これは私が中学校3年生のときの話なんですが、私は中学生の時によく図書室にいて本を読んだりしていました。その時にたまたま部活の後輩にお勧めされた写真集のコーナーでパラパラ本をめくっていた時にあるページに目が止まりました。その写真はどこで撮られたものかは忘れてしまいましたが、とてもきれいな夕日の写真でした。オレンジがかった赤い色の夕日でした。

私は初めて何かに惹きつけられるという体験をしました。時が止まったという感じがして心がスーッと研ぎ澄まされていって、思わず涙がこぼれそうでした。今では空の写真集買おうか悩むぐらい夕日が大好きです。剛くんはどんな空が好きですか?」

そしてこちらにもね、マチャリケリーさんなんですけれどもね、
「私は少しオレンジがかったピンクです。小さい頃からの記憶にある色なんですが、何で覚えてるのか分からなくて、私は座った母の膝の上に抱っこされていて、部屋は真っ暗で右側に大きな窓があって外から強い光が差し込んでいて、その光に透けたカーテンの色がオレンジがかったピンクなんです。特に何か会話をしていたような記憶もなく、そのワンシーンと言うか、光とピンクだけが記憶に残っています。

数年前に気になって母に尋ねてみました。部屋の造り的には私が3歳頃まで住んでいたアパートっぽいのですが、母もあまり記憶にないみたいで謎は解けないままでオチのない話なんですが何か温かい気持ちになる色です。」

いい話やなーと思ってね。こういうのとか。お母さんの膝の上に乗ってね、なんかいい話やなと思った。まあ僕も夕日が沈む時の儚さの中に、自分が傷ついた日々を投影して、でもまた朝がやってくるという合図でもあるから、希望とか未来というものまた投影して、泣き崩れることもせずそれをただただ感謝とまた重ねながら瞳に映すみたいな、そういうことが好きなのかな。

これだけ聞くとなんかそういう気持ちに浸りたい人みたいに思われるかもしれませんけれども、別にそういうわけでもなくて、いろんな経験をしたことによって夕焼けとかピンク色の空が好きになったというところはあると思います。もちろん青い空も好きですけれどもね。そこにありがとうという言葉とか、愛してるよみたいな言葉とかが連想されるような景色というのかな、そういう景色を見た時にふっと時が止まってね、心も目も奪われてね、時間すらも奪われてそしてただただそれを映すっていう。

なんか海でぼーっと夕日見たりとかね、そういうのも気持ちいいなと思ったりするなぁ。そういう心を奪われるような景色、空、太陽、月、見た星、そういう景色がやっぱ好きかな、僕はね。

そしてね、ラジオネームまぁさんですが、
「私の人生の中で緑、ピンク、ブラウンなど色々と思い出の色はありますが、一番は紫です。祖母が亡くなる前にお気に入りでずっと着ていた服が、紫色の藤の花の柄のプリントされたブラウスでした。私が生まれてから高校に上がるまでずっと一緒に住んでいて、このブラウスがお気に入りなんだなぁとよく話をしていました。その後私がハタチの時に亡くなり遺影の写真を決める時に紫のグラスがお気に入りと話をしてたのを思い出して、アルバムをめくっていたら、その紫のブラウスを着て笑っている祖母の写真があったので、これにしようと言って遺影の写真がそれに決まりました。今でも藤の花が咲き始める季節、そしてその遺影の写真を見るたびにいろんな思い出がよみがえり、いつも見守ってくれてありがとうと手を合わせています。」

いいことですね。

「そしてあと個人的に勝手に結びつけているだけなのですが、エンドリケリーのイメージカラーが紫なのでライブ会場やグッズで紫色を目にすると祖母のことを思い出して見えない縁というものを感じたりしています。」

ということですね。あのなんか見えない縁と言うか、それを感じられるって幸せなことですね。色って偉大だなとも思うし。このエンドリケリーの紫もそうですけど自分が日本人である上でファンクっていうジャンルを選んで音楽をやっていくっていうことがやっぱり根底にありますから、日本を連想する色でもあるし、高貴な色でもありますし、紫っていう色をイメージカラーにしようって思いました。

自分自身が奈良で生活してても目にする機会の多い色であるんですよね。神様仏様と繋がる時間の中でも多い色ではあります。人間の情熱的な赤と、そして人間の冷静な感情みたいな部分その二つを人間て持ち合わせて生きてると思うんですね。だからその二つを合わせるとやっぱりこう紫という色になりますし。色々な想いをこめてカラーは紫にしてます。この紫を通して自分自身が自分であることというか、奈良で生まれたことも、から始まって、いろいろな想いに立ち帰れるそんな色でもありますね。本当に人それぞれ、好きな色とかね、縁深い色とかあると思うんですけれども、紫、ピンク、人生の中で色々そういうシーンを思い出せるようだなぁと改めて今思いますね。それではちょっと季節は違いますけれども、まだ全然早いんですが、こちら聴いていただきましょう。空〜美しい我の空、聴いてください。

♪空〜美しい我の空

堂本剛と Fashion & Music Book、今夜の放送はいかがだったでしょうか。今日は皆さんの思い出の色について色々とお便り、メール、読まさせていただきましたが、今、空〜美しい我の空という曲も聴いていただきました。こちらも僕自身そうですね、苦しくなって、奈良戻って、奈良の空に対して、自分の苦しい想いを一度預けてね、そしてまた自分が成長したらその想いを自分へと持ち帰るために、一度お空に預けて、そしてまた自分に取り込んで、成長した自分でそれを乗り越えていくみたいな。

やっぱり空を見上げるということが、小さい頃から本当にありました。天の川もそうですけれども、空を見上げるっていうことすごく多くて、今ももちろん多いんですけれども。やはり奈良にいた頃の方がね、少し歩けば空は広くどんと広がりますし、東京だとなかなかこう空を見上げることが難しい部分もあるんですけども、場所によってはね。

でも空を見上げるっていうことはすごくしていて、でその自分の気持ちを投影して、バランスとったり自分をコントロールしていくということよくやってますますからね。なんか子どもの頃はあんまり思ってなかったけどね、年重ねると雨の日もすごく好きでね、雨の匂いがね、また新緑の木々の匂いと混じって変わってきたりとかすると、なんか奈良思い出したりとかしてね、嬉しいなーって思ったりすることも多くて。

やっぱりみんなそれぞれの持ってる色があって、それでいいなと思います。やっぱり国が変われば、やっぱりいろんな色って変わってゆくと思うんですね、心の色とかもそうだし。概念、価値観というものも違うから、その色っていうものは本当に各国様々だと思うんですけれども、でもその色が幾通りも織重なってこの地球という船の中で彩られてるわけですからね、ほんとそれぞれでいいと思います。

でも傷の色は一つでありたいなみたいな気持ちもありますね。そういう概念で生きていけたらいいですよね。これからのまだまだコロナのいろいろな状況があると思いますしね、よりそういうふうに思えたらいいなとか思ったりします。皆さんにもですね今日も思い出の色をお伝えいただきました。その中でほんと色々な気持ちにまた導いていただけたし、すごく幸せなことだなと思っております。本当いつもありがとうございます。

皆さんからですね、様々なメールお待ちしておりますので、
こちらメールの方ですね
tsuyoshi@bayfm.co.jp
までです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは先ほど傷の色、これは一つでありたいなあなんていう話をしましたが、そういう歌詞を綴っております。今夜はですね。I'm you You're me、こちらを聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛と Fashion & Music Book、お相手は堂本剛でした。それでは皆様またお会いしましょう。おやすみなさい。

♪I'm you You're me


2021/01/09 by こさかママ [621]

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