Bayfmをお聞きの皆さんこんばんは。堂本剛です。堂本剛とFashion & MusicBook始まりました。
ゆみさんから頂いてるんですけれども、
「以前ファンクといえば宇宙というお話をしてくださいましたね。剛さんはどの星の宇宙人と付き合いたいですか?ちなみに私は月です。やっぱり月の宇宙人がいいです。」
とおっしゃっていますけれども、まあ確かにあの月はなんか妖艶な感じのイメージはありますけどね。やっぱり地球と月と太陽っていう関係性っていうのが、惑星・天体的にはあるから、太陽にもし宇宙人がいて太陽の女性やともう灼熱のパッションガールみたいなんきたらちょっとしんどいしなと思ってね。
「イエーイ」みたいな、なんか、「盛り上がってますかぁ!」みたいな、いやもう暑苦しいなみたいなね、ちょっとしんどいなあと思うけど。ま、だからどっちかというと月とかいいよね、とか思うけど。
なんか木星とか水星あたりいいですかね?ちょっとブルーっぽい感じとか、ベージュっぽい感じの色がやらかい感じ?はなんかいいかなとか勝手に思ってます。金星とかやと眩しいなっていうイメージあるから、夜寝れないですよね、多分。電気消してんのに。眩しいな、っていうね。ずっとハレーション起きてるよ、みたいな。残像残るみたいな。そういう意味では大変かな、金星も。
月はちょっとおぼろげにふわぁっと光ってるぐらいのダウンライト系って言うんですかね、ダウンライト系かフロアライト系の。ちょっとふわぁっとした感じ、夜になっても。夜になったらちょっと光っているみたいな。うん、いいかもしれないですね。
ってなんの話してるんですかね、ほんま。いやこのお便りがそうやったからこの話してるんですけど。でもそう遠くはないかもね、本当に。HYBRID ALIEN。HYBRID ALIENかけようか、このあと。やっぱりUFOの存在とか宇宙人がどうとかということが、前からずっと言ってるけど、とても現実的な話になってきてるから、こればっかりはあるかもよ。プラネット ウエディング。プラネット ウェディングってかっこいいタイトルやな。そうやな、地球人と結婚、宇宙人と結婚、あぁでも宇宙人と結婚してどういう日々があるかやなあ。でもできるんやったらしたいなーとかちょっと思ったりね、するよね。映画みたいな話ですけれども。そんなこんなで色々話は尽きませんが、こちらHYBRID ALIEN聴いてください。
♪HYBRID ALIEN
堂本剛とFashion & MusicBook、ここではメールご紹介させていただきますけれども、今週、Music、シンプルですね、Musicについてちょっとメール読んでいきたいなというふうに思いますが
まずジャスミンさんですね。
「剛さんこんばんは。剛さんの音楽を聴けば聴くほど不思議に思っていることがあるので質問させてください。剛さんが歌う歌はファンクもそうでもない曲もブレスの音があまり聞こえないことが多く、なんでだろうと不思議に思っています。CD だけじゃなくてコンサートやテレビ番組などで拝聴させて頂いた時もあんまり息を吸う声は聞こえず、すぅっと次の歌詩が流れてきました。もちろんあえて息をする音を出すこともあると思うんですけれど、意識されていることなどあったりするのでしょうか。息どうやって吸ってるんですか?というのも恥ずかしながら検証しようと思い、カラオケで息を吸う音が出ないようにそっと歌いながら歌ってみたら、苦しすぎて最後まで歌えませんでした。」
という(笑)。これはやっぱレコーディングしてるからのクセでもあるんですけど。もちろん当たり前ですけど息は吸わんとね、大変ですから。息吸ってるんですけど。多分「わー」って結構ロングトーンとか「オー」とかって歌わなきゃいけないとき、そういうときはぶわって息吸ってるイメージはあるけど。
吸いすぎてもなんかポンプが弱くなっちゃうというのかな、プッシュが。だからふわって吸ってトンと出すみたいな感じを繰り返してるって感じ。ぶわっって息を吸うと、ぶわってなっちゃう音が入っちゃうから、それがグルーヴになってると気持ちいいねんけど。あと色になってたり香りになってたりするといいねんけど。ただ単にうるさいなーみたいな、ていうのが気になるから。僕とかはもう鼻でふって吸ってからばーんて歌ったり、口でふわっって吸ってからポーンて歌ったりしてるっていう・・クセかなぁ。
口をあまり開けて歌わないから、まあこれが良い悪いはあれなんですけども、それぞれの解釈があるんですが。口をそんなに開けないということは、音の塊がこうマイクに対して点で届くイメージがちょっとあるんで、僕はそんなに開けてないんですよね、口を。
だから「あ、あ」って言うと抜けてっちゃうけど「あっ」て言うとポンっていくみたいな。だから「オーオー」とか「オー」って歌うと「オ、オ、オ」って歌うと「パンパンパン」ていうグルーヴ、リズムみたいなの作れるから、「あーあーあー」「あーあーあー」みたいな、ちょっと鼻でポーンて歌ってみたりとかっていうのとかやってんのかな、自然とそれは。自分が聴いてて気持ちいい声を出すみたいなことでやってると思うんですけれども。
そしてえいこさんですが、
「ファンクって何なんだろうと思ってググったんですが、「素晴らしい」という訳語があるそうですね。そして「匂い」という意味もあるとか。複雑なグルーヴで構成されていると書いてあった。まだ DVD でしか見たことがないんですけれど、剛くんから発せられるメロディやグルーヴはたくさんの音階、温度、香りがあって、映像やその時々変わる物語があると感じます。
たくさん折重なってみんなの個性が混ざり合って生まれる音楽なのかと思いました。そう思うとやはり一般的にいうお客さんという立場である私たちも私たち一人ひとりから発するその日まで感じてきた気分やその時に感じているグルーヴを ENDRECHERIのファンクにのせていきたいと自然に思いました。そう思うとお客さんというよりエンドリケリファミリーで感じですよね。」
もうまさにそれですから。「ファンクって何なんですか?」って聞かれることほんとすごい多いけど、でもここに匂いってありますけど、これは本当に「smell」っていう匂いで捉える解釈もあるけれども、「カラー」っていう事、いわゆる僕で言えば日本人、でももっとカラー色濃くしてくださいって言われたら、「奈良人」ですみたいな。そこが匂いになっていくのかなっていう。
だから僕は奈良で生まれてる人間なんで、あえて標準語でしゃべったほうが伝わるかなと思って標準語で喋る時もありますけれども、基本やっぱり僕は奈良の人間なんで、西の方の言葉でしゃべってますけれども、その方が匂いがするから。そういう風に僕はしてますけれどもね、わざとしてるわけじゃなくてそれが僕なんでそうしてるだけですけれども。
だからその方が温度とか香りとかが作りやすいから、そんなふうにしてしゃべるときはしゃべってます。ただ歌っていうのは、言葉の、英語の方がスピードが速いよね。「愛してる」って日本語で「あ・・」って言っても、「I love you」って言ったほうが「パンッ」て英語のほうが「パンッ」て早いなみたいな。もっと言ったら「好きやで」みたいな。いやいやいやいやっていう「愛してる」のほうがまだなんかいいかなみたいな。
なんか雰囲気とか、スピードとかアタック感とかそういうもので考えてゆくと標準語のほうが日本語で歌うんやったらいいかなみたいな。あえて例えば「愛 get 暴動 世界!!!」とかもそうですけど、「チョケたくはない!チョケたくはない!」っていう。「チョケたくはない!」って。そういう「ふざけたくない、ふざけたくない」みたいなことよりかは「チョケたくはない!」って歌ったほうが英語っぽかったりとかちょっとおもろいかなサウンドが、みたいな。それでそういうローカル的な言葉パンって一回入れてみる。おーって入れたりとかね、そういうふうにするんですけど。
やっぱりえいこさんがおっしゃってるENDRECHERIのファンクにその日までに感じてきた気分とかその時に感じてるグルーヴを乗せるっていう、めちゃめちゃ正しいENDRECHERIの楽しみ方というかファンクの楽しみ方。これぜひ皆さん、学習してくださいね、まだわからないと言ってる人。
一つだけ質問ですということで、「今度こういう楽器入れてみたいなっていうのありますか」と。色々入れては来てますからね。今のところないかな。CREPEっていう曲にはあの鼻笛っていう鼻にプラスチックのやつ装着して、「ふん」って息吐いたら「ピィッ」って鳴るんですけど鼻笛みたいな入れましたけどね。僕が吹いたんじゃなくてGakushiくんが鼻で吹いてくれたやつ入ってるんですけど。鼻笛かぁと思って。「入れていいですか?」って言うから「あぁいいよ」言うて(笑)入れてもらったんですけどね。今後もっと変なやつ入れたいなと思っております。
そしてカーテンたえこさんですけれども 「剛くんこんばんは。剛くんの曲からファンクという音楽を知りました。楽しい気持ちになるし、みんなで楽しもう、というメッセージを受け取るような気持ちになるんですが、悲しいとか怒りを表現するファンクというものはないんですか。そうなるとブルースになるって事なんでしょうか?ファンクは楽しい、愛、が根底にありそうなんで、音楽のジャンル、わからなすぎてすいません、勉強します。初歩的な質問させてください。」
まあなくはないけど、例えばさ(ベース弾き始めます) なんか悲しい、悲しいのにさぁ、なんか(ベンベン)うーん、悲しいなぁってメロディ歌ってることを、リリックを伝えたいってなったらやっぱりその(ボーンボーン)ちょっとこういうみたいななんかちょっと「フフフーン・・」なんかこういうムードになるって言うか、それがこのグルーヴに対して鍵盤とかがどう入ってくるかとか、どの音色の鍵盤が入ってくるかによってまた変わってくるっていう。
なんかエレピとか「ゥワワワワワゥン ゥワワワワワゥン ゥワワワワワゥン プペプパパ ゥワワワワワゥン(エレピの音の真似)」みたいな「ゥワワワワワゥン ゥワワワワワゥン トゥルルピルルパププパァ ゥワワワワワゥン」って入ってくると、今のタタタタラタ タラタタラタみたいなやつはちょっとファンクよりになるかもしれないけど。ちょっとソウルのほうに入ってきちゃうっていうか。
でクラビとかが「キャッ キャキュキョケェキョクキャ キャッ キャッ キャッー ワワワワワワワゥーン」とかクラビとかが入ってくるとあーファンキーみたいな。音色とかは重要なところがあるよね。ただ、うーーん、全然ファンクで悲しいとか怒りとか、もちろんやることは全然できるねんけれども、それの音色選びだったりとか、HYBRID FUNKって曲あるけど、あれはちょっと怒りが強いグルーヴ系の曲だけど、まああれをファンクっていう風にあの決めつけるのは意外と難しいのかもしれないな。あれはもうENDRECHERIっていう音楽のジャンルみたいな捉え方の方が早いかもしれないけど。まぁ人によるよね、でもあれは「ドッゥトゥトゥ」なんていうのかな、例えば(ベースを軽く爪弾いてる)なんか「トッゥトゥトゥ」こうやって指でちょっと弾いてるだけ、これをHYBRID FUNKとかってこういうのの連続をしてんのね。(ベース)じゃなくて(ベース)この半音が大事っていうか、「オゥオンオゥオンオゥエオゥエオゥトゥドゥドゥドゥ」ってやってるけど。「ドゥドゥドゥ」じゃなくて「ドゥドゥドゥ」。こういうところでクセづけてく、うん。Believe in intuition …とかも(ベース)「パッパップァプププププー」てやるのと(ベース)「トゥィトゥィドゥ」ハンマリングで「パィパィ」ってやるのもいいし、スライドで(ベース)なんかこういうのをやることで、なんていうのかなぁ、グルーヴをどんどん作ってゆくっていう。
例えばそれにどういうふうにレイヤーしていくか、服でいうとどういう重ね着するかって感じかな。この重ね着、このインナーにこのアウターかましちゃうとちょっとファンクじゃないのよなみたいな。んかそういう感じで音をレイヤーしていく、重ね着していくっていう。うん、それでなんか色々帳尻、帳尻っていうか色彩を作って、ファンクていう色彩を作っていく。
でもファンクっていうものはそもそも、あの、例えばJBみたいな、これがファンクだってみんなが思ってるファンクもいっぱいあると思うねんけど、ちょっとカラットしてるファンクとかね、あると思うんですけど。僕が言ってるファンクってもう「自分」って言ってもいいくらいかな、単純に。さっきもローカルな話もあったけど、僕奈良人なんですよ、って言ってること、奈良人が作る音楽みたいな。そこの肝となってる脳みそみたいなものがやっぱりファンクで決してロックではないみたいな。でも僕、ロックが嫌いなわけでもないし、でもそのファンクっていう中心、ファンクっていうめちゃめちゃ強い磁力を持ったものに対してロックとかジャズとかクラシックとかそういうものの要素が磁力に引き寄せられてくっついてってるみたいなイメージかな。
だから結果、真ん中はファンクっていう強い磁力のある音楽だからファンクなんですっていう解釈でいいっていうか。ファンクはそういう料理の仕方ができるものだと僕は思ってますけどね。これはファンクじゃないんじゃないかって言う、そんなジャッジメントとかいろんなことはあの人それぞれあると思うしね、音色ひとつとってみてもちょっとロックぽいなとか、ファンクっぽいなっていうのはやっぱあるから。ちょっとそういう色々なファンクの捉え方ありますけれども。楽しいですよね、こういうことをあーだこーだこーだあーだ言いながら音を作ってく、こういうものを聞いてる人にこと細かく説明することでもなくてさっきのお便りにもあったけど感じるままにグルーヴしててくれれば、そのグルーヴと一体となってくれればそれでOKっていう、すごいシンプルではあるんですよね。
だからファンクっていうものはそれぐらい理解しがたいけど理解できる音楽っていうところに魅力があるのかなと思うのよね。僕はこれからもずっとやりたいなぁとと思いますけれども、今はこういう形でしかファンク届けれないなこうだな、いろいろありますけれどもね、皆さんにいろいろな形を通してお伝えできればなというふうに思っておりますので、また楽しみにしてて欲しいなというふうに思います。
今日も話長くなったりいろいろありましたので、このままエンディングのほうにいきたいと思いますが、このラジオにも皆さん本当にたくさんのお便りを頂いておりますので、引き続きどんどんお便りいただければなと思っております。
メールの方は tsuyoshi@bayfm.co.jp です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さてENDRECHERIのニューアルバム、リリースが決まりました。6月17日、アルバムのタイトルなんですけれどもLOVE FADERSというタイトルにしました。今回の作品もちょっと短時間で集中して作ったっていうところではあるんですけれども、ちょっと何でしょうセンセーショナルって言い方も変ですけれども、普段作らないかなみたいな感じのちょっとキラッとした部分も入れたサウンドも作ってますんで、あの聴き応えはすごくあると思うし、あと2015年ぐらいかな、に作ってたオケがあるんですけれども、そのオケがどうしても好きで何か形にしたいなってずっと思ってたけど、それに対してやっぱりラブソングの歌詩じゃないと無理やなあなんて思って、全然何も書く気せーへんなーって。何か色んな事やってたんですけれども、じゃぁまあラブソング書くかって思って、であのラブソングの歌詩をはめてトライしてみたところすごくいい曲になったなーって思いますし、壮大なソウルバラードもありますし、いろんなタイプのファンク用意してますので聴き応えバッチリだと思いますんでね、皆さん楽しみにしてもらえるかなっていうふうに思っております。
そしてENDRECHERIが楽曲配信もようやくできることになりました。今回の配信はENDLICHERI、いわゆるLIではなくてREのENDRECHERIとしてリリースしました過去の作品ですね、HYBRID FUNK、one more purple funk… -硬命 katana-、NARALIENの3作品、こちらをまず配信させていただこうということになりました。最新情報などはtsuyoshi.inにアクセスして皆さんチェックしてみてください。
それではですね、今夜はですね、またそのENDRECHERIのニューアルバムの新譜の方からほんの少しですが Everybody say Love というですね、シンプルなタイトルのものがあるんですが、まあ地球でみんな愛を歌おうよっていうね、「君を責める僕はもう終わって僕を責める君はもう終わりにしよう」っていうことを書いてる曲がありまして、それをお届けしよっかなというふうに思ってます。
まあちらっと聴いていただければなぁなんていうふうに思います。本当にあの皆さんにあのなんだろうこの今のこういう状況となんかリンクするようなメッセージになってしまったような曲が色々あるんですけれども、たまたまねあの自分のフィーリングで作ってたものだから、あのこういう状況があったからそういう歌詩を書いたんだみたいなムードはサラサラないかったんですけれども、でもやっぱりなんか前からずっと思ってること言ってることが一緒だからって言うだけであって、その僕が思ってることと言ってることがたまたまこういう状況の中でリンクしやすくなってるだけだとは思いますけれども。
以前から色々お伝えできたというか、自分が伝えたいと思ってることがね別に変わってるわけではないから、その中でも Everybody say love という曲がその中でも今みんながそうなればいいなって思うなっていうことを歌ってる曲だと思いますのでこちら良かったら聴いてみてください。今夜はですね、ENDRECHERIのニューアルバムよりこちらEverybody say love こちらを聴きながらお別れしたいと思います。は本剛とFashion & MusicBook、お相手は堂本剛でした。それでは皆さんまたお会いしましょう、おやすみなさい。
♪Everybody say love
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2020/05/30
by こさかママ [588]
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