堂本剛とFashion&Music Book
BayFMをお聴きの皆さん、こんばんは、堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book始まりました。 今日は5月の16日でございます。 緊急事態宣言というものが、えー、全国で、えー様々な形でとられていると思います。 ま、そんな中で、えー、ストレスだったり不安だったり、本当にいろいろなものを抱えながら皆が生きている、この、今ですから。 えー、非常にウィルスというものに対して、はっきりとしたものがまだつかめず、何が正しくて、何が正しくないのか。 えー、そんなことすら未だ難しい状況ではありますけれども、 今わかっている範囲の中で、自分あるいは自分たちが、えー、どういう行動をするべきなのかということを悩んで、考えて、それを行っていくということの日々、 ま、その連続を生きていく、うん。 それでいいと思います。 あの、一人一人にできることがやはり違いますし。 ただ、本来は同じ正義をもって、同じ答えに向かって行けたらいいなというふうに思いま えー、またあとでもお話しようと思いますけれども、それぞれ皆さんの持ってるその正義の形とか、正義の意味とか色っていうのが何か少し違う部分もあるような気がするので、えー、混乱していく部分もあるのかなというふうには思っておりますが。 えー、皆が同じ正義を持てることが、えー、ひとつ、うーん、この、今の事態の収束に向かう、向かわせる、ひとつの方法なんじゃないかななんて思って僕は日々過ごしております。 えー、まぁ、こんな状況でもありますので、えー、本来ならばもう少しゆっくりと時間をとって皆さんにお伝えしようというふうに思っていたんですけれども、あの、ENDRECHERIの新譜からですね、“クレープ”という曲を、ちょっと解禁させていただいたというのがありました。 そしてそれに対して、曲を、ま、ほんの少しだったんですけれども聴いていただきまして、皆さんから、えー、それに関しての感想、ご紹介させていただきます。 えー、マクマルさんから
新曲、流してくださってありがとうございます。 ほんの少しだけでもという剛くんの愛情が嬉しかったです。 ほんとにクレープしか言ってなかったですね。 落ち込んだり、気持ちが沈んだときいつも暗い曲を聴くのが好きですが 今は、ファンクミュージックが不思議なくらい心に沁みます。 そして剛くんの声も。 剛くんの話し方は優しいので、布団にくるまってラジオを聴いていると一方的ですが繋がっているような気がして幸せな時間をもらっていると、改めて思いました。 自粛でイライラしている一部のお客さんにきつく言われたりすることが増えて、今日も嫌な気持ちになっていたんですけど、これでまた一週間頑張れます。 剛くんもどうぞご自愛ください。
と、言ってくださっています。 まぁ、あの、自分が今、あの、できることっていうのは、あの、色々行動を起こしたり、色々なアクション起こしたりするっていうこともちろん大事だと思うんですけれども。 こうやって、あの、ラジオだったり、あの、自分の人生に、こう、寄り添ってくださっている方々、えー、そしてこうやって繋がっているっていうふうに言ってくださったり、あの、するぬくもりを、こう、分かち合える、まぁ、そういう空間だったり、そういう場で深く寄り添いあうことっていうのができたらいいなと思って、僕は色々過ごしるんですね。 あの、もちろん僕のことを気にかけてくれる人は、僕が何かを言うことで賛同してくれやすいとは思います。 でも、それでも、僕の意見がなんか違うなと思ったら、賛同しないでほんと大丈夫なんです。 そういう今なんですよね。 だからこそ大多数の方々に届くような場所でなにかメッセージを投げかけるということもひとつの大切なことなのかもしれませんが、さきほども言ったように、やっぱりまだ未知のものではっきりとしたことがないから、うん。 大多数の人の前で自分が専門家でもないし、今は一応こうしましょうああしましょう、色々なこと、情報があって色々言われてることがありますけれども。 それを、だからといって、自分は専門家でもないから、なかなかこう、大多数の皆さんに届く場所でなにか訴えかけるっていうことが、僕はちょっと気が引けてしまっていて。 だから、こうやって深くつながれる場所では、色々お話させていただいたり、文字を伝えてみたり、色々してみたりはいますけれでも。 えー、まぁ、ほんとにこれからね、どんな風になっていくかっていうことはわからないけれども、明るい未来をやっぱり心と頭の中でイメージして、この身体全身で想像して、そこにたどり着けるのように、やっぱり、生きていく、 で、今こうやって、あの、繋がっているように思いますって言ってくださったから。 ごめんなさいね、ちょっと涙声にはなっちゃいましたけれども、あの、そういう、うーん、寄り添いあうことっていうのが、やっぱり今大事だと思います、うん。 あの、与え合うことね、救いあうことね、理解しあうことね。 僕はこのコロナの問題に対して、自分はこんな風に思ってるからこれで正しいっていう主張を貫かないほうがいいなと思います。 僕はこう思うんだけど、どうかな?っていうことだと思います。 「いや、私はこう思いますよ」「そうか、君はそう思ってるんだ?」っていう形で未来を作っていかないと。 今、何を考えるべきか、どう行動するべきかっていうことをもっと優しく寄り添いあって、考えていけたらいいのになって、本当に切に思っています。 なんか皆が助け合って、ひとつの形を作っていく時代だと思うんですね。 なのでこのラジオもね、皆さんに対してこういう風に、繋がってお話できる場所があるっていうのはすごく幸せなことだなぁって思いました、うん。 これからも、あの、素直に色々話していけならなぁと思ってますし、えー、皆さんもたくさん不安だと思います。 でも僕も僕で不安なことはいっぱいあります。 でも、うん、これは皆がそうだからね、うん。 その不安にみんなで寄り添いあいながら、輝かしい平和な場所へたどり着けることを確信して前向きに力強く優しく生きていけたらなという風に思っております。
それでは“縁を結いて”聴いてください。
♪縁を結いて
堂本剛とFashion&Music Book、ここではですね、皆さんからいただきましたメールをご紹介させていただきますが。 本日は、自宅や職場での過ごし方というテーマでメールを募集しております。 さ、それでは、すみませんね、ちょっと、メール、あの、読んでたら、皆さん頑張ってらっしゃること、闘ってらっしゃることっていうのが、ほんとにね、あの、伝わってきちゃって。 あの、すみません、なんかこう、あの、自分がこうやってね、あの、感極まってちゃいけないんですけど、あの、看護師さんのお便りがすごく多かったんで、ちょっと、読まさせていただいて、続けて色々読まさせていただきますね。 色々こう感じとっていただければなと、うん、思っています。
まずは、ミズホットケーキさんなんですけれど
剛さん、こんばんは。 いつもラジオから聴こえてくる優しい声に癒されています。 私は看護師です。 仕事はいつも通りありますし、どんな状況でも患者さんに寄り添うことは変わりません。 もちろん、不安もたくさんありますが、私は看護師としてのこれまでと変わらない役割を果たすこと、それが今に向き合える唯一のことだと思っている。 剛さんがラジオで発信してくれたようにこんな今だからこそ一人一人が互いに優しさと強さを持って行動してほしいと思います。 誰もがみんな、愛する人がいます。 当たり前の日常は決して当たり前ではないということ、看護師をしていると実感することは多々ありましたが、今はすべての人たちに言えることだと思います。 またみんなが笑顔で過ごせる日が訪れるよう、自分でできる今を考えていきたいですね。 剛さんもご自宅で好きなことをしたり、リラックスして今を過ごしてくださいね。 ご自愛ください。
と。 ご自身がすごく大変な状況の中でいらっしゃるのに、えー、最後の、ね、「ご自宅で好きなことをしたり、リラックスして今を過ごしてください」なんて言ってくださって。 ありがたいという言葉でもないんですけどもね、うん。 あの、震災のときもそうでしたね。 あの、みなさん、ほんと大変な状況だったのに、うん。 ね、東京もすごく揺れたみたいだから、剛くん大丈夫かなぁって言ってね。 あの、現場から、現地から、SNSとかあげてくださってる方とかもいらっしゃって、うん。 だから、それを読んで、早くみなさんに無事を知らせたいからって言うことで、コメントとか色々出したいんですけどだめですか?って会社に言ったんですよね、うん。 早く、やっぱり心配してくださってる方がいて、その心配を少しでもとってあげたいと思うと同時に、こんな状況なのに思ってくれる人がいるんだからね、うん。 そこに感謝しなきゃいけないよって、なんかこう、色々強く思って、うん、そんな風に、あの頃したなーとか、うん。 色々やっぱり、天災が起きた時と、色々重なるなって、気持ちがね。 でも、今はまた、ほんとに全く違うものだから、うん。 気持ちを、ほんとに、あの、入れ替えて、新しい形、新しい感覚を持って、ほんとに、僕たちの正義を、ひとつの正義を見出さなきゃいけない。 そんな風に思いますね。
えー、そして、マミコロさんが
看護師をしている私は毎日ため息の日々です。 自分が感染していないかと、毎日仕事に行くのがほんとに怖く感じます。 看護とは手当てなのですが、手を触れ、患者さんの気持ちに寄り添うことも今はできないのが現状です。 剛くんのお言葉を毎日拝見させていただき、心が救われる気持ちです。 剛くんのように、皆誰かを思い、自分ができることをしてくれたらもっと早くコロナウィルスの収束に向かうであろうものが、そうでない方がやはりいまして。 そのような方が病院を受診されるたびに恐怖を感じます。 自分さえよければ、は、もう今は通じない世界になってしまっているのに、自分の命さえも粗末にしていることに気づかず生活しているんだと思います。 どうかみなさん、家にいてくださいと、願うばかりです。 剛くんに愛たいです。 でも我慢です。 剛くんの優しさに触れながら、日々の仕事頑張ります。 ひとつ質問です。 もう一度人生をやり直せるなら、剛くんはどんな職業に就いていたいですか? 私はこんな状況ですが、やはり看護師として働きたいと思います。
と。 この、最後の、想いは、すごい、うん、 (沈黙12秒)
この、最後の想いは、すごいですね、やっぱりね。 なんかこう、自分の人生をやり直せるなら、どんな職業に就きたいかなぁって、うん。 思った時に、今はね、やっぱりこう、ま、僕、音楽好きだから、うん。 音楽届けたいなと思うけど。 なかなかまぁ、その、コンテンツ、ツールっていうものが、うん、誰もが使えるものじゃないから、あの、うまく皆さんには届けられないけれども。 僕はね、音楽だけじゃなくてもいいなって思ってるからね。 いろんなこと、自分として色んなことできる人生がいいなって思ってる。 だから、例えばじゃぁ、ジャニーズだからこうしなきゃいけない、ああしなきゃいけないと僕は何も思ってない。 まわりはそう思うかもしれないけど。 っていうだけの人生をずっと過ごしているんです、僕はね。 ここにもありますけれども、やっぱり自分さえよければ、は、今は通用しない世界になってしまっているのにとおっしゃっているけれども、ほんとにそうだと思います。 自分はこう思うんだみたいな考えだけではダメなんです、今はね、うん。 だから、この、マミコロさんに勇気もらっちゃったというか、あの、ほんとにこの職業というか、すごい大変なんです。 犠牲にすることもすごく多いから。 でも、あの、うん、大変だけど、こういう職業に就けたらいいなって、うん。 今、改めて思いました、はい。
えー、そしてミハルさん
私はコンビニでバイトしている高校二年生です。 今世間がコロナコロナでバイトしてるだけでも、自分は感染してしまっているのではないかと少し頭が痛くなったり、喉が痛くなったりしただけで「あ、感染してしまったのかな?」と、ほんとに情緒不安定になることが多いです。 コンビニでもマスクをしていらっしゃらないお客様などもいたり、並んでいる時も間をあけずに並ばれているお客さまもいらっしゃいます。 本当に日々、すごく恐怖で泣きそうになるときがあります。 コンビニで働いている私は、ここまでの恐怖を感じているから、病院などの関係者の皆さんはもっともっと恐怖を抱えているんだろうと感謝してもしきれません。 そんな情緒不安定になって泣きそうになっている時に 剛くんはブログを毎日のように更新してくれたり、ほんとにすごく救われます。 ほんとにありがとうございます。 剛くんの毎日の献立のブログ、ほんとに大好きで、それが毎日楽しみでバイト頑張れています。 感謝を伝えたくて、こんな長々とメールさせていただきました。 長くなってすみません。 剛くんもお身体に気を付け、この世の中が落ち着いて収束して、また会える日々を祈っております。
と綴ってくれています。 高校二年生の子がね、こうやって、恐怖を感じながら、仕事しているんです。 まぁ、マスクがね、手に入らないとか、いろんな状況があるとは思うんですけど。 皆が足並み揃えられないのかな、こんな大変な時なのに、って思うこといっぱありますよね。
えー、タカナさん
いつも剛さんのラジオに癒されています。 ありがとうございます。 先日、剛さんのラジオをお聴きし、無理に元気に振舞わなくても、の言葉になんだか急に涙があふれてきました。 どうやら知らないうちに心が疲れていたのかなと気づかせてもらいました。 ありがとうございます。 私は医療系の仕事なので、まず周囲にうつしてしまうのを避けたく、そのためには自分がかからないことも大事になりますから、感染予防にひたすら有意しながら、いつも通り勤務し、毎日直帰しています。 もちろん、休みの日には家にこもっています。 あくまで現時点ではコロナ感染者の方が比較的多くはない地域ではありますが、病院自体を悪の巣窟と呼ばれたり、まだ県内0人の時点で、このへんで出たらあんたのせいと言われた同僚がいたりします。 ウィルスを警戒してもらうのは大事なことで、手洗いをし、外出を避ける等は積極的に取り組んでいただきたいです。 ただ、医療者に限らず、運送業、飲食業、どの職業の方も人間です。 しんどいときに心のない言葉を浴びさせられると、心がぽきっと折れてしまうんじゃないかと思います。 また、そもそも感染された方を責めるのではなく、あくまでもウィルスそのものを恐れてほしいです。 その一方で、お大事にしてくださいねとお声がけした相手の方から、「大変な時期やけどあなたも身体大切にね」と言葉をかけてもらえることもあり、思いやりに元気をいただいています。 働きたいのに働けない方々がいたり、休みたくても経済的に休めない方がいたり、様々な困難が降りかかっている状況だからこそ、思いやりと冷静さを忘れずに行動したいです。 えー、僕自身も、あの、医療関係の方々とか、うーん、の、お声をいっぱい聞いているのもありまして。 そして、いろんな想いがやっぱりありまして。 で、また、こんな状況の中で、家族が自分のことを心配していたりとかもしますし。 なんか、もっと皆、なんで優しくなれないのかなぁ?とか。 こんな時にも自分のことなんだなぁとか。 なんで同じ話ができないんだろうなぁとか。 こういう状況だから、きっと変わるんだろうなぁ、こうなっていくんだろうなぁとか。 なんか、色々思ってたけど、なんか、変わらない世界って変わらないのかなとか。 人間の悲しいところをいっぱい見ているような時もあって。 でもそんな中でも、こうやって最前線でも闘っていらっしゃる方々の強さと優しさを感じてしまうと、やはりその、患者さんもそうですし、こう、ね、やっぱり、家族、ご家族に会えないとか、その医療の方にもご家族がいたりとか。 みんな、ほんとに、あの、状況とかはもちろん色々違うのは誰だってわかってるけど。 あの、みんな生きてるからね。 それで、やっぱりこう、うん、みんなほんとに、あの、同じ話を、同じ話をしてるよね、今、俺と君って、僕と君って、思うときすごくあって。 なんで同じ話しているのに、同じ話してないんだろう、みたいな。 変な感覚になるときあるし。 さきほどの、高校二年生の女の子もバイト頑張っててさ。 みんなそうやって、今に一生懸命向き合ってるのにさ、なんか、優しくない人もいるんだなってすごく悲しいなって、苦しいなって思う時がすごくあるんですよね。 でも、うん、人生の考え方はそれぞれだからって言われたらおしまいかもしれないけど。 でも今、世界で同じ問題に、立ち向かっているわけだから、ほんとに、同じ話したいなって、毎日思いながら過ごしてます。 こうして繋がれる皆さんとは同じ話できるなぁと思うのでね、素直に色々話させてもらっておりますけれども。 えー、まだまだ、やはりね、あの、気を緩めてもいけないし、まだまだ僕らは、闘い続けて乗り越え続けなきゃいけないと思いますけれども。 不安な気持ちとか、辛い気持ち、苦しい気持ち、ほんとにいっぱいあるんだけど、それに負けずに頑張って思いやって、乗り越えていけたらいいなと思ってます。 えー、まぁ、今日は色々と、胸中語らさせていただきました。 皆さんにほんとに想いのつまったお言葉と想いいただきました。 すみませんね、色々と、こう、あの、感極まっちゃって。 うまく伝えられたかどうかは、ちょっと、すみません。 申し訳ないなと思う他ないんですが。 まだまだ、ほんとにこの状況っていうのは、続くと思います。 えー、このラジオを通して、皆さんと繋がって、支えあうこと、与え合うことが引き続きできればなというふうに思っております。 皆さんからも、様々なメールをお待ちしておりますので、メールの方、こちらまで送ってください。 tsuyoshi@bayfm.co.jpです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
えー、最新情報など、あの、tsuyoshi.inでスイーツヒーロー企画、ね、ちょっとくだらないなぁと思いながら、えー、皆楽しんでもらえるかなぁなんて思って色々スタッフとか考えたものです。 スイーツヒーロー企画もやっておりますので、ご自宅で過ごされる方、多くなっていると思います。 もしお時間ありましたらぜひ参加してもらえればなぁというふうに思っております。 さぁ、それではですね、今夜は“街”、こちらを聴きながらお別れです。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それでは皆さん、またお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪ 街.
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2020/05/16
by さなぶ [585]
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