++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#557

bayFMをお聞きの皆さん今晩は堂本剛です。堂本剛とFashion & Music Bookはじまりました。
えー、ちょっとみなさんね、今日は声がこもって聞こえるかもしれませんけれどもすいませんね。今、あの、マスクしながら、部屋で、スタッフさんも誰もいない中で、一人で今ラジオ収録しております。
今日がその4月の11日ですから、まぁきのう僕は41歳になったんですけれども、この4月の11日は愛犬が亡くなった日でもありますので、そうですね、なんかやっぱり愛犬が亡くなってから、自分の誕生日を迎える、まあ幸せももちろんあるけれども喜びもあるけれども、なんかちょっとこう悲しみの方が強くなっちゃうなってのあるんですけれどもね。
今は、こういう状況ですから、今年は母と桜を見ることもできなかったし、みんなやっぱりねいろんな思いの中で春を迎えたりされたと思います。
社会的な問題の中で、「この国がこう」、「あの国がああ」、みたいな話ではなくてね、地球の話として、地球人としてこうだという答えをみんなで見つけることをしなければいけないよなぁなんていう風に思ったりしますね。今年の春は本当にいろんなことを考える春になったなという風に思ってます。
こうしてあのラジオとかだとね、一人で、あの、収録させてくださいだったり、マスクして収録していいですかっていうことをお伝えして、それが叶えてもらえるんですけれども。初めてですけどね。こうやって一人っきりでラジオずっと話ししてるって言うのは。初めてのことですが。スタッフの方々にもご家族がいらっしゃったり大切な人たちがいらっしゃったり仲間がいたりする中で、やっぱりこういう選択をとるのが一番いいんじゃないかなと、なんか思ったんで、今こうさせてもらってます。
僕もずっとね家族にも会えてないし。なんか……すごい「今」だなと思いますね。僕が例えば結婚してたり子供がいたりってしたら、自分が外に出てね、マスクを取ってお仕事してね、帰ってきて何かあったらやだなーなんて思いながら過ごしたりとかするんだろうなとか思うと、本当にご家庭の中でこの問題と戦ってらっしゃる人達ってほんとにすごいなと思うし、ね。
お仕事も減っていったりする中で、お仕事は減っていくんだけれども減っていくとなるとお金も入ってこないし、でも例えば家賃払ってる人だったら家賃は変わらないし、なんかもういろんなことが、初めてのことで、皆さん心労絶えないだろうなと思うんですけれども。あのー、ちょっと暗い感じになっちゃったかなーと思ったりはしますが、今は決して明るい「今」ではないですからね、あのヘンに繕ったり、わざと明るくしようみたいなことをして、今日もラジオでしゃべろうとは思ってません。
えーそんな中、メールも頂いてますので読まさせて頂きますけれども
10代のひなこさんですね。だいぶ前のことなんですけれども、反抗しかせずにいた顧問に卒業する時はちゃんとありがとうと言いたいというメールを送ったと
「以前それを読んでいただいたものです」ということでひなこさんから頂いています。
「早いことに卒業して1年が経ちました。剛さんが読んでくれたおかげで素直になれて、ありがとうと言えることができました、ありがとうございます。今私が思っているのは今年で二十歳になるので、自分にもっと素直になりたい。今好きな人がいます。けれど好きな人がいたら今まで耐えられたことが耐えられなくなったり、自分が弱くなる感じがあるので好きという気持ちを無視しています。自分が辛くても辛くないと思って過ごしています。そして何より自分のことが嫌いです。剛さん自分に素直になるには好きになるにはどうすればいいですか」っていう。
まあ今ほんとにねこういう状況なんで、人と人が愛し合うことも難しいだろうなと思うんですよね。こういう気持ちを伝えて例えばお互い好きだということが理解し合えたとしても、会えないなーとかね、色んな事を考えなきゃいけないんだろうなって。今、人を好きになるっていう事もとても自然なことなんだけど、いろんな壁があって、そういう気持ちを持てば持つほど辛い人もいっぱいいるだろうななんて思ったりしながらこのメールを読まさせてもらってるんですが
でもやっぱりこうねー、人を好きになるということはとても自然なことなので、自然に生きていけばいいなと思うんだけれども、この今の状況と同じで、自分で強くそう決めたらそう生きていくっていうことが1番いいなと思うんですね。自分に素直になるということは簡単に言えばそんなに難しいことではないなと僕は思いますよ。あの、自分はこう思ってます。自分はこういう風に生きてますということを、言えばいいだけだから。それを実行してればいいだけだから。そういう土台の中で生活してると別に自分に素直になることがそんなに大変ではなくなってくるし、この人のことがやっぱり好きだなと思ったら…その気持ちを伝えるって言うのはいいことかなと僕は思いますよ。その後にどういう答えをもらったとしても、好きだから好きって伝える。すごい普通のことじゃない。シンプルなこと。このシンプルな事ってのがとても難しい時代にもなってるのかもしれないけれども、これからは本当にそんなこと言ってられないよね。いろんなことが本当に大きく変わってる今だから、人を好きになるという当たり前のことだったりとかね。「行ってきます」とか「ただいま」とか「今何してんの」とか、この当たり前のことっていうのが自分達にとってどれだけ大きいものなのかっていうことを思い知ることいっぱいあると思うんですけれども。うん。だから人を好きになるというこの当たり前な自然なことも本当にとても大きいことだと思うんですね。
だから自分を信じて、伝えようと思ったら伝えればいいし、やっぱり伝えるのやめようと思ったら、その自分を生きればいいと思います。すごく無責任に聞こえるかもしれないけれども、でもやっぱり自分で決めるっていうことが一番いいかなと思いますよ。ただこうやって、その「自分が今こういう風に思ってるんだ」ということを人に話をするっていうことは大事だと思うし、人と共有していろんな話をしてディスカッションしてそれで答えを決める、これはとても大事なことかなっていう風に思います。僕にこうしてメール頂いて、僕が今いろんな意見をお伝えしましたけれども、その中でご自身で出された答え、それに向かって自信持って生きていって欲しいなという風に思います。それではこちら「水面音」聞いていただきましょう

♪水面音

堂本剛とFashion & Music Book ここではですね、リスナーの皆さんが考えた「堂本剛が喜んでくれそうな言葉」というテーマ、を募集したということでございます。昨日誕生日でしたのでリスナーの皆さんから僕への言葉のプレゼントと言う事で皆さんが色々と考えてくださいました。
まずラジオネーム・リンカさんですが、「『ENDRECHERIのFUNKかっこいいですね』や『剛さんの音楽に救われました』など普段私が剛さんに対して思っている感情の中から抜粋しました。剛さんの音楽が褒められていると私も嬉しくなります。私だけではなくおそらく多くの剛さんファンの方はそうだと思います。好きな人が褒められていると、関係ないけど自分まで嬉しくなるのと同じ現象です。剛さんがサマソニに出演された後ファンではないたくさんの一般のお客さんが剛さんの音楽を大絶賛していました。それを見て私はとても嬉しくなったのを覚えてます。これからもENDRECHERIの魅力が沢山の人に伝わればいいなと思っています。」
実際そうですね、あのサマソニの後に色々皆さんご意見ご感想くださってたので、なんか、それこそ自分信じて、なんか音楽やってきて良かったなーって思うこと、そう思わせていただくコメントとかたくさん頂いてとても嬉しかったなというの覚えてますね。
そして二十歳のアイちゃんですけれども、「『剛くんの音楽宇宙まで届いたよ。HYBRID ALIEN いいね。僕あの惑星の子が好きだからリンクしちゃったよ。by宇宙人』ということで。
「剛くんは宇宙が好きということで、こうなったら嬉しいんじゃないかなと。宇宙人と会話できる時、そんな時代が来たら面白いなと色々想像してみました。非現実的ですが、剛くんはこの後なんと返しますか」と。
まぁ、すごいあれでしょうね、シンプルに「あっ…だったら良かったです」っていうぐらいだと思いますけれども。
まあ、いずれ本当に、宇宙に行くんですかねー。地球を…なんていうんですか、愛でた状態で他の惑星に飛んで行くのはいいけど、「地球はもうちょっと住みづらくなったから地球で出ていってあそこの星行きましょう」ってみんなでわあって移住して地球をほったらかして行くみたいなことがあったらちょっと切ないですね。なんかね、そんなふうなこと思ったりもしますね。こういうメールを読んでいると。
でもいつか本当に宇宙人とね…宇宙人に僕の音楽聞いてもらいたいというのもあるけど、バンド組みたいですよ。ね、そんな日が来たら面白いですよ。
えー、そして良子さんですけれども「『そのままでいいんだよ』昔芸能界で周囲が求めるアイドル像に合わせて病気になるほど苦労されていたのでこの言葉が嬉しいのではないかなと思いました。剛くんとは一歳しかかわらないし尊敬していますが、包み込んで守ってあげたい儚さを感じます」と。
嬉しいですね。本当にもう包み込んでいただきたいです。「そのままでいいんだよ」って言われるのって、これ、でも、誰でも嬉しいと思うんですけどね。そのままでいいんだよとか。みんなやっぱりさ、自分らしく、さっきも言ったけど、自分らしく生きたりすると、自分を表現したりすると、ちょっとなんかね場を乱してるなとか、道それてんなみたいな事言う人がいるんですよね。どうしてもね。自分としてただ生きてるだけなのにね。
「いやみんなこうやってさ、足並み揃えてんねんから」ていう考えも分かるけれども、やっぱ自分っていう色を生きている人たちの群衆イコール人間って言うだけでいいのになって。
なんか人間はこうじゃなきゃいけないこの一色じゃないといけないみたいな解釈はもう古いなあと思うんですけどね。
そしてね、この方はですね、キキとママさん、なんですけど、何かいっぱい送って、『感覚ぶっ飛んでるね』っていうのと、『音楽してる時の剛くんが一番かっこいい』『剛君って宇宙人?』『今日のおやつホットケーキとクレープどっちがいい?』って送ってくれたんですけど。
「今日のおやつクレープかホットケーキどっちがいい?」いいですね〜今この、こんな今だからね〜。なんか友達とかとワイワイ言いながらご飯食べたいなーみたいなありますけれどもね〜。なかなかそれもできませんからね、うん。まだ一人ホットケーキ最近してないからなあ。ちょっとしてみようかな〜
そしてね、めぐみさん。『ご飯冷めちゃうから温かいうちに食べよう』とかね。疲れているなと悟った時に『いいから寝てて』いうのと『一緒に行こう』っていうのと。『宇宙人みたい』というのと『バンドメンバー最高』『顔もかっこいいけど顔じゃないわ』『ぎゅうさせて』『一人で抱え込まないで』『私には何でも話して欲しい』『ちょっと黙って(笑)』って言うね。
なんかこう不思議だよね。仕事の時はいろんな人と、もちろん会うので会話とかしてるけどさ、家でご飯食べたりなんだこうしてる時に、当たり前やけど会話がないからさ、あのーなんかなんなんでしょう、謎のキュンキュンしちゃうね。想像しちゃって。人がそこにいるみたいな。人とこういう会話してるとかこういう理解者がいるみたいな、なんかちょっとうまく言えてないんですけど。本当に仕事場でね人と会って「お疲れした〜〜」なので……なんかキュンキュンする〜〜な〜んて言うね、話でした。
さあ今日はですね誕生日の翌日ということもありまして、ちょっとその誕生日時期はね僕はいつもやっぱり桜のことだったり愛犬のことだったり色々思うことがございまして。そういうものをちょっとこうあの色々と思い巡らせながら、そしてこの大変な今と重ねながら色々お話しさせていただきました。皆さんからもですね、こういうような状況なんです、とかね、こう思いますとか、色々な今と向き合っている上での胸中、メールで綴っていただいて送っていただいてもいいなあなんていう風に思っています。あ、こういう風に過ごしてる人がいるんだな、こんな風に思ってる人がいるんだ、こんな風に戦ってる人がいるんだなっていろんな人たちのその生き方と人生、今のこの状況に対しての向き合い方っていうものを様々僕がラジオ通してお話しさせていただくだけでも、何か皆さんにヒントとか気づきってもの絶対与えることができるんじゃないかなと。それは僕も含めて、ああこういう風な方法があったなとか、こういう風な気持ちで過ごすことも大事だなとか。現実はこうなんだけれどもそうは言ってられないけど、でもこうも言ってられないからこんな気持ちで生きるっていう事がやっぱり大事なんじゃないかなとか。こんな時こそこういう思いやりが必要だよなとか。こんな時こそ自分をこう振舞わなきゃいけないなとか、そういうようなことをですね、皆さんの今と向き合っているその懸命なお姿お便りお気持ち、色々なものを綴っていただくだけでもたくさんの人を救えるんじゃないかななんていうふうに思っておりますので、また皆さんラジオの方にもそういった今と向き合っている自分ということでメールの方、お便りの方を送っていただければなという風に思っております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
ということでございまして、ほんと……そうですね。
今年の誕生日、4月……本当に独特の空気の中で過ごしたなという感じでしたね。でも本当にたくさんの人がこの今と向き合っていろんな事情といろんなことと戦って、向き合って生きているんですけれどもね。その判断はもっと早い方がいいかな、こうかなああかな、本当にいろんな人の意見があっていいと思います。それをみんなが言うことが本当に大事だと思う。それを誰かが言うことによって誰かが救われたり本当にしますからね。
だって最初はね年齢は高齢者の方だっていう話から始まり、若い世代の方もやはり危険だなということがいろんなことがわかってきている今。それが分かってから動くんではなくてね、本当に早い段階できちんと、自分は関係ないし大丈夫かなっていうそういう考えはもう本当に捨てた方がいいですね。自分だってそうだし自分が相手に対してもそうだから。とにかくこの今考えなきゃいけないことっていうのはみんなで考えなきゃいけないことだからね。そういうことをあの…全ての人が考えるべきだし、職業とかそういうこと言ってられなくてね、全ての人が考えなければいけないテーマ、問題だなと思います。これを職業別に考えているようじゃ、答えはなかなか出ないだろうなと「人」の問題として「人」が考えなければいけないものとして「人」の答えを出すということが、結果的に早く「人」が笑顔を取り戻し、「人」が前の生活を取り戻すということに繋がるんじゃないかなという風に思います。皆さんも自分のことはもちろんそうですし、自分の周りの方々の事も大切に判断をしながら生きていってほしいなという風に思います。
このラジオが少しのね、リラックスだったり何かにつながっていればいいなと思っております。今日はこういう今だから今の話をいっぱいしました。それによって少しね空気が重く感じるかもしれないけれども今は、決して明るい今ではないということですからこれが普通だと思います。変にあの笑わせようとかそういうことではなくてね、いま本当に大変なんだなと思いますので皆さん本当にともに考えていきながら、そしてまたね、たくさんみんなと交流できる場所を作れるようにね一生懸命僕もあの働きかけて行こうと思ってますので、何か少しでも皆さんと共有できる時間を増やしたり関われる時間が増えたりすればいいなと思って今色々話ししたりもしてますから、今しばらくお待ちください。
さ、ということでございまして、今夜はですね、こちら『縁を結いて』を聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion & Music Book、お相手は堂本剛でした。それではみなさんまたお会いしましょう。おやすみなさい。

♪縁を結いて
2020/04/11 by discus [580]

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* 04/11 #557

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