++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#553

bayFMをお聞きの皆さんこんばんは。堂本剛です。堂本剛と Fashion & Music Book 始まりました.
ねこここさんからです。先日の放送を聞いてご検討お願いしたいと。ファンク講座ラジオやっていただけませんか。私はファンクやソウルでダンスを踊っていますが音楽についての知識が全然ありません。剛くんの音楽を聴く方もより一層楽しんで聞いたりのったりできるように色々知りたい方もいるんじゃないかなと思い初めてメールをさせていただきました。

剛君のおかげで音楽を聴くことリズムを感じる事が更に楽しく興味深くなってきました。ありがとうございます。というお便りを頂いてまして。

先日ちょっとその今ちょっと細かい話っていうかさせていただきましたね。それが聞いてて面白いなと思ってくださった方も多かったのかなっていうところですけれどもなんかやっぱりfunkっていうジャンルの一つのエッセンスは料理で言うとスパイス、隠し味、僕はよくその雑味という言葉を使って雑な味、いわゆる人間が雑に料理で言うと目分量ですかね、目分量だったりあるいはたまたまこんなことはないでしょうけど、お塩を入れようと思って砂糖を入れちゃったみたいな。あ、やったなあと思うねんけどあれちょっと待ってよ、意外といけんな、ちょっと砂糖入れてみようかみたいなことも雑味。音楽もこれ作ってる中で本当にあって。

例えば歌ってる途中にちょっと笑っちゃった、もういっかいお願いしますというところまでも聞こえるか聞こえないかぐらいのレベルで入れてオーディエンスの、ユーザーの人たちがそれを聞いても言われてなければまったくきづかない。言われてたとて気づこうとしてもなかなか耳ではとらえられないくらいの音量。それをいれることによって当たり前なんですけど音、レイヤー重ねていっているので、そのすいませんちょっともっかお願いしますって笑ってる声が入っているという事実はあるじゃないですか。そうするとそこに音の薄い膜は存在するわけなんですね。

そうするとその声が何小節かでなってる楽器は全部薄い膜張られるじゃないですか。薄い膜を貼られたことによって楽器はクリックに対してコンコンコンコンに対してドツパツドツパツでこれに対してラレラレラレと歌っている。ラレラレラレすみません、もういっかいお願いしますっていうのはクリックに全然あってないじゃないですか。
クリックにあってないのをうっすらいれたことによって、急に全体がグルーブするみたいな。後ろに音がぐっと下がって聞こえたり、プッシュって言って前のほうにまえのめりに音が聞こえたりという作用するんですよ

だからといってわざと入れる場合もあるしたまたまのやつを入れたりもするんですけど、さっきの塩が砂糖になっちゃうみたいな、そういうのなんかこよしとする勇気がね。それをfunkを作ってるとやっぱりとても重要なものなんだなということに気づくので、それは結構ねあの入れたりするんですよ。

あの mistake とかとこのギターダサいなーってちょっともっかいやりたいなーみたいなギターもあえてうっすら入れたりとかすることでミスしてるんですよ。ミスしてんねんけどそのミスがめちゃめちゃいいグルーブうんだりとかするので。

これまた人間の耳はやっぱりよくできててその Mistake とか雑味というものが例えば入れた状態で一回聞いてそこだけのチャンネルトラックだけをミュートして聞くとそこがすっきり 聞こえるんですよやっぱり。

でも音量からしたらめちゃめちゃちっちゃいですよ。でもそのめっちゃめっちゃちっちゃい音とか膜があるない、めちゃめちゃ薄い膜の存在をやっぱ耳は認識するんですよね。だからやっぱ人間の耳はめちゃめちゃよく出来てるねんなって。本当に何10ヘルツとすごい下の音とかそういう音も入ってる入ってないで人間は理解するんですよね。

よくスタジオで実験とかするんですよ。これぐらい低いヘルツ鳴らしても聞こえないよなっていうところをオンオフオンオフしたりして曲が流れてる間にするんですよ。最初は分かんないんですけど何回もそれ聞いてると今入れたみたいな、今オンにしてます。今切った?はい今ミュートしました、というのががわかるようになってくるっていうのがあって、人間の耳だからそれだけ順応するのも早いし最初はその音の存在は理解してないまま聞いてても理解はしてる。だからまあ耳は面白いなと思いました、僕のラジオで喋ってる声がアルファー波出てるとか歌声が癒されるとか言ってくれる人もいますけど、いわゆるそのなんかこう1/fのゆらぎみたいな表現とかホワイトノイズとか波とかもそうなんですけど。

そう癒される音、水の音みたいなその辺の周波数が出てることをみんなは日本語で理解するというか、その周波数何 kHz とかじゃなくって、なんか癒されるなあ、眠くなるんですよ聞いてたら、最後までラジオ聞けませんでした。ていうのはもうそういう表現でそこの kHz の存在を理解してるということなんですよね。

それをどういう風に変換するかが違うだけっていうそういう意味ではファンクとロックの違いがわからないという人も多いですけれども聞き込んだり聞き比べていくとなるほどこれがファンクか、これはロックなのかなっていうような違いっていうのがわかってくるっていうか。

でもそれをもっと飛び越えるとファンクであろうがロックであろうがこの曲めちゃめちゃ楽しいなって、体が踊るなっていうことを感じれれば音を楽しむと書いて音楽だからそれでいいんですよ。

ただ料理人がこの料理何ですかって言われた時に、これはフランス料理です、とかこれ日本料理ですと言える状況がやっぱりないとそれは良くないかなと思うんですよね。だからファンクっていう料理ですって言う。で、ファンクの隠し味としてこういう隠し味入れてますよと説明ができて、本来ファンクにはこの調味料使わないんですけど、私はこの調味料を使ってますみたいなところでまたオリジナリティが出てくる。

そのオリジナリティが出てくる部分に魅了される人もやっぱり多くなるし、だから昔の人達が作ってきたレシピをそのまま再現する面白さもあるけれども、その当時この調味料をその当時はあったけど今は2000年代はないみたいな調味料もあるじゃないですか。じゃあ今のある調味料でそこに近づけること、真似をするといわけではなくて近づけることでまた新しい料理、フランス料理ができるんじゃないか日本食ができるんじゃないかっていうことで料理人はいろいろやっていくという。

僕らで言うとその機材とかですね、エフェクターとか80年代90年代のあの名器と呼ばれているあのディレイ。あのディレイがあるとあれが再現できるのになとか。でもそのディレイを機材を入手したとしても当時のマイクではなく今のマイクを使ってとか、色々してくともまぁ最近僕がやってるのはだから80年代の機材とかを導入して2000年のことをやる。でもその80年代の機材をほんと一部を使うかんじ。真似したいわけじゃないからそういう調味料だけを古代の調味料をちょっと持ってきて今の食材で料理するみたいな、そうすることでちょっとした雑味がでるんですよ。

なんかすっきりしっくり来ないなっていうのがまたグループになるんでそういうようなことを結構やったりして遊んでるよっていうのがありますね。

こういうような話はあれですね、なんかそれこそ普段僕が一緒に音楽作ってる人とかとただベラベラ喋るだけでも面白いかもしれないですね。今言ってるのは例えばこういう曲のここの部分ちょっと聞いてもらいましょうって聞いてもらって、これをオンした場合オフした場合はこれぐらいの違いがありますよみたいな。

でもめちゃめちゃいいスピーカーで聞かないとそこわかんないよみたいな、まあ隠し味もあるし、別にどんなスピーカーで変換しても聴ける隠し味ってのもあったりはするんですけどね。場所によって違いますけど。こういうような話とかなんかまたちょっと拡大してだらだらだらだらしゃべる時間あってもいいかなと思いますんでちょっと検討しましょうそこはね。ということでFUNKTRON聞いてください。

FUNK TRON


堂本剛とFashion&MusicBook、今日はですね、3月14日のホワイトデーにちなんでホワイト、白ということで、頭が真っ白になった瞬間皆さんありますかっていうことでちょっとメール頂いてます。

僕なんかはお芝居とかしてた時あんだけおぼえたのに寝てないから急に飛ぶんですよね。ドラマとかだとね、真っ白になって立ってて、すみませんもう一回おねがいしますって言えばいけちゃうはいけちゃうんであれですけどもまあそういう真っ白はよくありますよね。人間やっぱ寝ないとダメなんですって本当に。

まずはリイリイさんがね、お金が足りなかったことですということで、状況がねあれなんですけどね、車の免許を取るための最後の試験に向かうために切符を買いに電車を待つホームで改めて財布を見たら試験に合格した場合、免許証を発行するためのお金が足りなかったと。頭が真っ白になってその日は友達の誕生日でお祝いのメッセージを送ったばかりでした。どうしようもなく友達にメッセージをしたら弟も今日試験に行くって言ってたという返事が奇跡的にかえってきたので友達に頼んで、会ったこともない弟さんから試験前にお金をお借りして無事試験に合格した。最悪の初対面でしたという。

すごいよね2回目に弟と会った時私は友達と恋人同士になっていました。やべー奴と付き合ってると思われたかもしれません。何とも言えない気持ちでいっぱいでした。誕生日の友達の弟さんに会ったことのないねんけど、あ、すいませんみたいな。いつも兄がお世話になってます。いやこちらこそお世話になってます。これ電話で兄が言ってました。ごめんなさいね、ちゃんと返すから。いいえ全然落ち着いたときにでも。ごめんねすいません。
みたいな。

緊張するよね。それで試験に合格しいひんかったら何かまた気まずいし、いろんなプレッシャーの中闘ったんだなっていうのが見受けられますね。

そしてあゆみさんですけれどもある日突然のお父さんが昔のテレビを出すと言い出して薄型テレビ、液晶のテレビじゃなくてあの分厚いね、ブラウン管のテレビを一人で移動させようとしていたと。びっくりして私も手伝うようになったが、これが持ってみたら予想よりはるかに重いと。想像しただけでもちょっときついよね、絶対重いよなと思うんですが。

父親と私ではじとはじを持ったけれどももう無理無理と言って下に手を私が放してしまった。そしたら父親の叫び声が聞こえ父親の足元にテレビが落ちてしまっていてもうその瞬間あとは真っ白でしたと。案の定父親の足の指の骨にひびが入っていて本当に忘れられない頭が真っ白になった出来事でしたと。父親には悪いことしちゃいました、もう絶対ブラウン管のテレビを持ちません。って書いてますね。

まあね女の子にはやっぱり重いよなあ。でもその分かんねんな昔のその機材、僕でいう機材とかね、昔の機材を引っ張り出してきたくなる、今もそのレコーディングでもって話ししましたけれども、ちょっと80年代のあれなーとかあれちょっと使ってみたいよなとかって。

で、案の定ね、エンジニアくんが倉庫から引っ張り出してきたんすよって言って、おぉーそんなんあんの?いや昔もらったんですよみたいな。じゃあこれボーカルにかましてみようよ。って言って。

スイッチ入るんですけど全然音通らなかったんですよ、こないだ。久々に引っ張り出してきたからかななんて言いながら、それは使えなかったんで使わず修理に出すっていってましてけど。

ぼくらでいうファミコンもそうですよね。
昔のカセットひっぱりだしてファミコンでゲームやっていた時期もあるしな。ちょっと昔の感じに浸りたくなっている気持ちはわかりますよね。なんか心地いいって言うかそれはわかりますよなんかね。

そしてまきちゃんがですね、小学校6年生から好きだった子がいて中3になって仲良くなった友達の A ちゃんがいましたが、その子にはその話は話をしていなかったと。ある日私の友達Bちゃんが「Aちゃんてあなたが好きな子と付き合ってるよ」と言いました。すごくショックで何も言えませんでした。ですが私はその子に告白したわけでもない。Aちゃんとこれからも友達でいたかったので何も行動は起こさなかったと。今では二人が喧嘩をしたら仲介役をしていますと。

せつないな〜と思って。なんかこうキュンキュンするわ。胸が、こんなん聞いてたら、せつないな〜。うんでもえらいなぁっていうか、しっかりしてるなと思うよな。自分のそういう気持ちをグッとこらえてな、ふたりのためにっていう風にそういう時間を選択できる行動を選択できるというのすごく素敵なことだなと思います。
これはキュンとするな〜。ほんとに。

そしてゆうりちゃんですけれども去年横アリで初めてホットケーキを聞いた時に衝撃すぎて頭の中が真っ白になりましたと。ホットケーキの歌を制作しているとラジオで予告されていたので早く聞きたいなと剛さんのホットケーキファンク浴びたいなと楽しみにしていたので初めて聞けたときめちゃめちゃホットケーキって言うてる。しかもホットケーキの歌にまさかのエロティック要素も入ってると。もう計り知れない衝撃でした。何を伝えたいかと言うとホットケーキ最高です。という風に言ってくれてますね。

まああれも一つだからその雑味ですよね、そのホットケーキそんなに好きなんだったらホットケーキの歌作ったらどうですかって言うね。まあねって言いながら、でもホットケーキのファンクってなんやねんやろなみたいなことを思いながら。ファンクにはどうしてもエロティックっていうものを要素一つあるので、うんでもなんですかね、1979年生まれですけれども、の人間からするとやっぱりその当時のその音楽の中にあるエロティックと今のエロティックとでまたこの2000年のエロティックとかってまた違うじゃないですか。

ねまあ僕の中ではちょっとこうそういうエロティックというものの中には神秘を感じていますから、なんかこうね、人のこうそういう動物的な所っていうか、すごく儚いし美しいなと思ってたりするんで、そういうものをエロティックにはめ込んでるけどちょっとこうなんていうのかな綺麗な感じに僕は想像しながら歌は入れてるけど。

下品にっていう感じじゃなくて、そっかその逆を言えば上品にということになるのかもしれないけど、そういう人の神秘とかエロティックってみんなが言うような部分のきらびやかな部分ていうんですかね。キラキラした部分か、それを言葉に落とし込んでっていう感じで作るんですけれどもね、今回はクレープ、あとバターこの2曲がありますから。

クレープもほぼクレープしかいってないですね。バターなんてもうめちゃめちゃバター言ってます。かっこいいです、すごく。かっこいいの出来上がってきてますから、それを早くね皆さんにも聞いていただきたいなと思いながら日々レコーディングしておるわけでございますが。

今日は頭が真っ白になった瞬間ということだったりfunk講座お願いしますということだったりいろいろ話しさせていただきましたけれども、何でしょうね時代がこうどんどんどんどん進んでいく中で、あのブラウン管のテレビの話もありましたけれども、やっぱりどっかみんなこの時代のスピード感とか変な成長になんかストレスは感じていますよね。なんか最近こうだからこうしとかなきゃなっていう生き方を基本するじゃないみんな。それが正しいなと思えることもあるし、でもそれ度がすぎてないかなって、そこ言い始めたらもう人間生きてることを難しくなるんだけどなっていう。

なんかそういう概念解釈って言うのもなんか増えてきてるような気がすると。なんか生きてて楽しくないみたいな。そういうふうになんかこう思わせるようなムードもなんか増えてきたよなって、だからなんか昔のあの感じが欲しいなーってなってる人も結構多いだろうなーって。でもまんま昔のことをやってもやっぱしゃあないかなーって。

じゃあ今この2000年代であの時代のあのよかったあの面白かったことだけをちょっと持ってきながら混ぜてもの作ろう、時間作ろうっていう、それが一番楽しいかなと思うんですけど。僕達ってこういう風に生きていかなきゃいけないよねっていうことの掲げている色々、全てが悪いとは思わないから。でもこれは行き過ぎじゃないのとか、そこ興味あります?とか色々あるじゃないですか。ほっとけば?みたいなこともあったりとか。

だから僕たちがこれからまた新しい時代を生きていくとか、オリンピックがうまく開催できるように色々していくことも含めて、自分たちが昔の人はこうしてたかっていうその学ぶものとか、これはでもよかったよねこの考え方人間的でなんか良かったよねみたいなことだったりとか、そういうものを今一度改めて昔から持ってくる感覚とか概念とかそれで今を整理整頓した方が未来があるような気がするなと思いますよね。そういうようなこともなんかこう考えながらね、音楽作ってたりするんですけれども。すごくだからそういう意味では時代時代の色々な色があってそこから気づけることもいっぱいあるし学べることもいっぱいあるから。

皆さんもね自分の日常生活の中で気づけたり学べたりするっていうことはとても大事なことだから、頭ごなしに全てを否定しろっていうことじゃなくて、やっぱりなんか自分の考えを自分で尊重してあげるって言うか。その尊重してあげた感情をいろんな人と共有してみたりとか照らし合わせてみたりとか。対立させたりするんじゃなくって照らし合わせてみるという。そこでまだ気づいて発見があるから。そういう自問自答っていうものを改めてできたりするともうちょっといい未来になって行かないかなあなんて思ったりはしますね。皆さんにも色々要望いただいてますんでこのファンク講座もね、またやらしていただければなと思います。

メールの方は。。。。。です

どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは今夜はこちら舌VENOM聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛とFashion&MusicBookお相手は堂本剛でした。それではみなさんまたお会いしましょう。おやすみなさい。

舌VENOM

2020/03/14 by ひろりん [576]

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