++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#525

Bay Fmをお聴きの皆様、こんばんは。堂本剛です。

堂本剛とfashion&music book始まりました。


えーっとですね、おせいさん。

「剛くんは生まれ変わっても間自分に生まれ変わりたいと思いますか?私は生まれ変わっても、また自分に生まれたいと、全く思わないし、思えないので、また自分に生まれたいと思えると言える人は素敵だなと思っています。」と。うん。これは結構難しい問題かなあ、ってちょっと思いました。今リスナーの皆さんも、んーっといろいろ考えてる方も多いとは思うんですよ。何かね、こうすべてがうまくいくなんてことはないし、不満だらけなわけではもちろんないんだけども、多分僕の場合は自分だけの話もしてないから。僕が、こういう仕事に就いていなかったら、もっと家族と一緒にいてあげれたかな、とか。うん、なんかそういうことも考えちゃうからね。


こういうお仕事を就いたことによっていろんな人に会えた幸せはもちろんあるけど、その人たちと出会えてしまっている分、家族と過ごす時間ってほんっとなかったからね。うん、だから親孝行っていうのは、その時間のない中での、ないなりの親孝行はできてるけど、僕が納得できてる親孝行みたいなのはちょっと少ないのかもしれない。でも、親からすると、「いやいやいや、でも、これぐらいしてくれるだけで、十分親孝行よ。」と言ってはくれるけど、でもさ、人生一度きりやからさ、理想は、あるはずだよね。僕が早く結婚例えばして、孫を抱きたいな、というような気持ちとか、そういうようなこともいっぱい思ってるだろうなあと思うし、「お母さんがいつ天に昇るかわからへんから、剛が結婚した時にお母さんいないかもしれない、そんな時のためと思って、剛には怒られるかなあと思ったけど。」って言って、ミニカーをねいろいろ買ってた箱を見つけてしまった時があって。「これなんなん?」って言って、「あれ?昔俺これ…箱綺麗やなあ」って話をしてたら、そんな話が出て。でも、そういうこと思わせてるというかさ、やっぱり、そういうことが難しい人生だなあと理解してる親なりの愛情の残し方をそうしてた、みたいなね。そういうのを感じると、ちょっと苦しくなっちゃうよね。


だから、うん、もう一度生まれ変わったとしたら、この仕事じゃなくて、家族とながーく一緒にいてあげられるような仕事をしてあげられるんだったら、もう一度自分で生まれたいなと思うのかな、という答えにいま行き着いたなあ。やっぱりね、そこがずっとね、あるもんなあ。自分の中で、なんとなく。じゃあここで、水面音聞いてください。



♪水面音




堂本剛とfashion&music book、ここではみなさんから、今日はですね「叶わなかった夢」というテーマで。もちろんなんていうのかなあ、こういうこと言い出したらっていうのもありますけど、ツアーのMCとかでも話してたんですけど、


「夢は絶対叶うよ」いやいや叶わなわへん夢もあるやん、みたいな話もしてたんですよ。こういうやりとり、みたいなのをMCでさせてもらって、みなさんにも、ちょっと「叶わなかった夢ってありますか?」って。そりゃあるやんな、って。その、「夢はきっと叶うよ」って言ってもらったほうが、そういう気持ちになってアガるって大事なことでもあるんですけど、いやいやでも、叶わへん夢もあるから、って冷静なんかな、ちょっと冷めてることあるのかな、でも、そういうふうに思っちゃうよ〜って話をしまして。


皆さんからいただきました「叶わなかった夢」みおさん。えー「ズバリ!剛くんと結婚すること、です。剛くんからすると「重っ」「依存しないで」だと思いますが、小学生の頃から「ガチで剛くんと結婚するから」と子供ながらに言っていました。もちろん今でも大好きですが、大人なので現実を生きます。今の夢は、剛くんのような温かい人と結婚し、自分の子供と剛くんのライブに行きたいです。」と言ってくださっています。



でも、こういうのも、こういうコメントすると、また変わった発想の人も出てくるかもしれないけど、でも、こういうのってわからないよね。あの、本当に。


ぼくの、なんとなくの理想だったんですけど、やっぱりファンの人たちっていうのが一番の味方だというか、そういう気持ちが強くなって生きてきたから。自分のことを知らない人が、どんなことを言ったとしても、ファンの人たちは自分のことを理解してくれる、という。まあ家族もそうだけど、うん。なんかそういう気持ちで対話をしてきてるから、なんかその結婚するとかさ、ファンの人のほうがいいんじゃないかなあというね、なんとなくざっくりしたあれですけど、

うん。でも、そうなると、夢を壊してしまいそうだから、なんとも言えないですけど。あ、私が思ってた剛くんとちょっと違うなあ、みたいなさ、わかんないけどね。


でも、なんかそれ位自分の存在とか色々なものに追い込まれて厳しい時がずっとあったということですかね。ファンの人たちにこう思いがなんていうのかな、素直に強くなっていく自分が生じたっていうのは。


なんかこの人たちに何回言っても伝わらへんなあ、とか。ライブを観てもらっても、伝わらないんだなあ、とか、いろんなことがあるからね。ファンの人はこんなに時間をかけてこんなにごちゃごちゃ言葉を並べなくても、わかってくれるのに、なんでこのひとはわかってくれないんだっていう。なんかそういう悲しさとか、孤独とか、ずっといっぱいあって、こういう風に書いてくださいますけど、、ぼくもね、冗談って言い方も変やけど、それぐらいがいいのかなあと思うこともあるという話ですね。うん。


そして、おおよさんがですね、「中学生の頃から独身時代は実家で犬を飼っていた。結婚して子育てが終わったら、犬を飼おうという夢がありましたが、娘が二十歳になった時、わたしの足が悪くなり、散歩にも行けないなと犬を飼うということは残念ながら断念いたしました。チワワ飼いたかったな。今は金魚すくいから17年、長生きの4匹の金魚を飼っています。」

まあ、犬を飼う、動物を飼うということは、まあ、色々なことがあるじゃない。心配事が増えたりね、幸せもくれるけど。えー、まあ、これも、自分が生まれ変わるどうのこうのの話にちょっと通じるんですけど、この仕事をしていなければぼくは東京に来ていないと思うんですね。ずっと奈良にいたと思うんですよ、ということはケンシロウとタイソンにも会えてなくて、ってことになるんですが、ケンシロウとタイソンはぼくがものすごく忙しい時に、一緒にまずなってるから、なんか不安だったろうなあとか、もうちょっといっつもそばにいてあげて生きることができたらよかったなあとか、まあそういうようなことは常々考えちゃうんですよ。今でもね。今はもう魂にになってしまっているから、考え方によっては、ずっと一緒に入れるなとは思うけど、でも、そういうこと考えちゃうってのはあって。


だからまあ、動物を飼うということも、何かこう、縁とかそういうものがあるんだと思うから。飼おうかな、とおもってたけど、足が悪くなっちゃったということで、うーん、なにかそういう犬との出会いというものを、うーん、叶えずにいてよかったということにも、なっているのかも、しれない。まあ、足を患ったことはとても辛いことなんだけど、もしかしたら何かのバランスが働きかけているのかなあとは思ったりするなあ、となんとなく思いました。でも、そうねえ、うーん、まあ、小型犬だったらそんなに頻繁にお散歩連れて行かなくてもよかったりするかもしれないし、家の中でも、バーっと遊ばせてあげたりとか、お散歩は喜ぶやろうけど。まあ、色々な考え方といろいろな方法が、犬を飼うということであれば何か見つかるかもしれないから、まあ、諦めきれないんであれば、諦めずに考えてみたらいいかなあと思いますよ。


そして、ルカさんが「音楽や演技、ダンスなどと関わって生きていくということ、これが一番自分が夢中になれることだったけど、これらをすべて辞めて、結婚をし、子供を産み、専業主婦となり、子育てをするという道を選んだという。今の生活も幸せ、でも、音楽などと関わっていた時の無我夢中になれていた自分がいなくなっていたことに気づきます。どうして専業主婦、子育ても、楽しくて夢中になったり、興奮したりしながらできないのだろう、と思う時があります。」まあ、種類が違うしね、本当にね。やっぱり側で自分のこと、近くで見守ってくれる人がいるっていうだけで、すごく幸せだなあって、ぼくからしたら思うけど、夢中になり方が違うからね。これはね、本当に表現とかものを作るとか、音楽とか、演技とかダンスとか、本当にね、人を魅了するものは、演ってる側もね、作ってる側も、やっぱすごくあって。これを一度体感してしまうと、違うもので何かを見つけるのはすごく難しいとは思う。でも、音楽を作るということは、まあ、主婦しながらでも、できることではありますからね。現に子育てしながら音楽やってる人たちいっぱいいるわけですから。だから、それをどこで発表するしない別として、音楽を作るということはできると思うから、やってみたらいいと思いますよ。うん。


まあなんかこうね、いろいろなみなさんの叶わなかった夢、いろいろ聞いてみてさ、まだまだいっぱいあってんけどさ、うん。ぼくもだから10代の時にパニック障害になっちゃって、そっから治るのに結構かかって、でも、治ったかなと思っても、治ってないなあみたいなさ、それで、結局、未だに、急に出たりするから。これね、やっぱり思ってんけど、精神病というジャンルになってるからややこしいくて、持病じゃないんだけど、例えばぼくが今耳の聴力が落ちてたり、音響障害という後遺症があるじゃない。それと、なんかまあ似てるというか、そういうまあ身体なんですよね。ぼくからすると。それを精神的に弱い、とか、強いとかいう判断で片付けられると、またちょっと話が逆に複雑っていうか。だからこういう状況の時にこういう風になってしまいがち。とか、しやすい、とか。まあぼくは膝も悪いけどさあ。膝悪いのに急に走るのが得意ではないわけやんか。っていうのと、一緒っていうか。なんかそういう風に世間の人がいろいろ見てくれると、楽に生活できるひとたちもいっぱいいるのになあって、思うよね。本当にね、だからこのパニック症みたいなのがなかったら、もっと、もっと、いっぱいやれたし、もっといっぱいやりたいこといっぱいあったなあって思うんですよ、未だに。未だにアイツめんどくさいなと思われてるかもしれないですけど、自分が一番めんどくさがってるからね。こんなんないんやったら、一番ハッピーやのに、めちゃめちゃめんどくさいんですよ、みんなでわーって湖畔食べててめちゃくちゃ楽しい時に、急にわーっと症状出てきたりして、え?なんで?っておもうねんけど。朝、あの話して気分落ちてたの今頃来た?みたいな感じのもあるんですけど、自分でも、本当になんかコントロールできないから。そりゃあ他の人はもっとコントロールできないよね、自分がコントロールできてないねんからさ。だからそういうパニック症みたいなものがなかったら、もっと叶えられたこといっぱいあったのにってことを未だに思っているなあって。アルバムで「Panicdisoder man」という曲を書いたんですよ。「Panicdisoder man」っていう、もう本当自分じゃない例えで。この「Panicdisoder man」さえいなくなれば、もっとハッピーに生きてこれたのにな、こいつほんまむかつくな、みたいな感じでちょっと書いたという曲で。これはベースラインをシンセで打ち込んだんで、めちゃくちゃ難しいベースで、ベーシストのワタルに怒られましたけどね。うん。でも、かっこいいベースリフだから弾いてやるよ。弾いてくれました。でも、ライブではやらないでって言われました。弾けないからこれ。ベーシストは、ベースのラインからするとちょっと複雑なんで、ベーシストとしては弾きづらいから。まあいつかベースライン変えてやってもいいんですけど、ベースライン変えちゃうとなんかちょっとこの曲じゃないんだよな、っていうのがありますが。まあ、なんかこう、自分でも本当に厄介やなあと思ってるこのパニック症があってね、本当こんなんなかったらもっとこんな風に生きれたのになあというのがいっぱいある。実際今も戦ってる人たちはぼくの言ってることがなんとなくわかってもらえると思うけど、でも、人生一回きりしかないからさ。自分がそうだってことをさ大きく認めて、それで、その認めた姿勢を支えてくれたり、理解してくれたりする人たちを生きていく時間が少しでも多いといいかなあって思います。まあちょっと色々な想い込めて、すげえ変な曲なんですけど、聴いてください。「Panicdisoder man」


♪ Panicdisoder man



堂本剛とfashion&music book、さあ、今夜の放送はいかがだったでしょうか。

今日はですね、みなさんの「叶わなかった夢」の話、いっぱいしました。うん。そらあるよね、夢は必ず叶うなんてことはないからな。うん。でも、そこに向かって、一生懸命叶うはずだって信じ続けてトライしまくるっていうのものね、それだけトライしまくりたいくらい好きだったものって、後々なんか後悔はないかもしれないしね。でも、自分にはちょっと向いてないのかなあとか、ちょっと違うのか持って早めに気づいてシフトチェンジすることも、一つの納得いくやり方かなあとは思うよね。人にやっぱりこうだよ、と言われて、褒めてもらうことってあるじゃないですか。で、すごくありがたいけど、そこに自分がないとするならば、なんかその道を極めたいと思わなくなるというか。もったいないなあとよく言われるけど、でも、人生一回やからなあ、もったいないなあと思うのはそちらさんで、ぼくは何にも思わないですよ、ともったら選択する必要ないなあって思ったりして。こういう決断がうまくできている方が人生楽しいのかもなあと思いますけどね。みなさんもまあ、夢叶えたとして、そこにはまた壁があるじゃない。だから夢を叶えれえること、かなえられないことどっちが幸せなのかって、ちょっとわからないけどさ、やっぱり自分のこころの思うままに、自分を連れてってあげる。っていうか、それがなるべくできる人生であることをね、みなさんの人生もぼくの人生もそうであること、無意識に祈るというか、無意識に願うというか。まあ、それぐらいしかできないんだけども。うん。このラジオもちょっとした気づきとか息抜きになってくれてたらいいなと思っておりますので。みなさん、様々なメールなんでも構いませんのでね、今後も送っていただけたらなあと思います。


メールの方は、tsuyoshi@bayfm.co.jp


どうぞ宜しくお願い申し上げします。


8月14日にENDRECHERIのニューアルバム「NARALIAN」発売いたしました。そして、9月の131415、京都の平安神宮さんでライブでございます。そして、ENDRECHERI live tour 2019。そして、9月25日に2018年のENDRECHERIのliveの様子を収録しましたDVD&Blu-rayも発売になりますので、ぜひみなさん、きになる方はお買い求めください。


では、ちょっと、こんな切ない話をしたり、ちょっと気分が落ちたかなあみたいなときに、ぜひみなさん聴いていただきたい、そして、食べてもいただきたい、こちら「410 cake」を聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛とfashion&music book、お相手は堂本剛でした。またみなさんお会いしましょう、お休みなさい。

2019/08/31 by まきんぐ [546]

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