堂本剛とFashion & Music Book bayfmをお聞きのみなさん、こんばんは、堂本剛です。堂本剛とFashion & Music Book始まりました。
えー、まずはですね、リーリンさんなんですけれども、「夏、実家に帰ります」ということで、「ゴールデンウィークに背骨を骨折したお母さん、コルセットをして仕事をしていたんだけれども、6月の中旬に遂にドクターストップがかかってしまって、休職自宅療養中」ということで、「なので会いに行きたいです」みたいなお話がありました。
まぁなんか自分もその耳患った時にね、これはやっちゃいけない、あれはやっちゃいけない、色んなことがあって、結局まぁ自分がそこに行かないとか立たないとか、まぁその自分の気持ちを押し殺して、噛み砕いて噛み砕いて噛み砕いて、噛み砕くことをやめたらまた形が形成されてくるみたいな、その思いもまた噛み砕いて噛み砕いてみたいな。うーん。まぁそれが、うーん、1番みんなにとっていいのかなーみたいな。難しいよね、こういう時っていうのは。うーん。だからお母さんも色んな事情があるから、コルセット巻いてまでお仕事してはったわけだし、でもちょっとさすがにドクターストップこれやめてください。うん、でもやっぱりね、自分の体のことはね、大切にしなきゃいけないなと思います。うーん、だから、まぁ、お母さんも、ねっ、色々思いあるやろうけど、うーん、休む時は休んだ方がいいよね。
うん、まぁ、歳とるとねぇ、色々こう怪我したりね病気したりっていうのがちょっと増えがちなんでね、うーん、僕なんかもちょっと色々気にしながらお母さんと過ごしてますけど、うん。でも会いに行ってあげれるならね、いいことだし、まぁそこでまた色々な気づきがあってさ、「お母さんもなんか手ぇ皺々なったなぁ」とか、「あー歩くのちょっと辛そうやんなぁ」とか、座っててそこから立つ時に随分と「よっこいしょって立ってんなぁ」とか、うーん、そういうのこう色々見たり感じとったり気づくってこともできてね、うーん。やっぱりお母さんが、僕がちっちゃかった頃のイメージって、スーパーの袋5〜6個全部持ってたみたいな、よぉ重いの持ってたなって、なんとなく今思うけどね。うーん。「力だけはあるねんやお母さん」なんかそんなお母さんでもあったから、随分と変わったな〜って。うーん。
でもやっぱりこうなんていうのかな、うーん、このラジオでも散々いろんな形で言ってきてるけど、家族のかたちっていうのは本当にそれぞれだからね、うーん。僕はお母さんのこと大切にしたいなって思えるけど、そうも思えない人もいるだろうしね。でも前にも話ししてるように、思える人、思えない人を比べる話ではないんだよね、うーん。 その人が体感してきた、その果てに体現している話だから。だってこう題材だけとるとさ、「そんな風に親に対して」みたいな、いう見方があるじゃない?いえでも「こんなことされてこんなこと言われたらそらそんなことも言うやろ」みたいな話もあるじゃない?なんかそういうところまで、なんかないよね、人の会話って。そこまでも興味が持続せぇへんかして、理由まで持続せぇへんのよね、なんか。入口だけ。「へぇこうなんや」みたいな。でもこういう時間を経てこうあったんだっていう、なんかそういうのがないから悲しいなぁと思うこといっぱいあるなぁ。
まぁ、ほんとに、なんやろ、友達とか仲間からは、なんちゅうかその、よく「優しすぎんねん」て言われるんですね。 僕は別に自分の中で優しすぎると思って生きてはないですよ。 でもなんかこうね、困ってるとか、ちょっと疲れてるとか、悩んでるとか苦しんでるとか、みたいな人がいると、何かこう問いかけられてしまうと、「あぁ、そっかぁ」って聞いちゃうし、「あぁ、いいよ〜」って思っちゃうし。
だから、えーと、ジャニーさんとお別れする時も、えー、僕だけのジャニーさんではないでしょ?だから、みんなのジャニーさんやし、僕だけがなんか思い入れが強いのか、誰が1番思い入れが強かったかとか、そんな話じゃないじゃない。大切な人が天に昇っていくということを、みんなで、体感する。そこに対して「ありがとう、愛してるよ」って思うということじゃないですか。 だから誰がとかっていう話ではないんだけど、でもやっぱり例えばね、後輩の子たちがいてね、みんな泣いててね、で、自分がジャニーさんのそばに行って「ありがとう」っていう時間が、長ければ長いほど後輩の子たちの時間もなくなるじゃない。なんか変にみんなが焦ったりとかさ、早くした方がいいのかな?とか、色んなことあるだろうなーと思ったから、まぁとにかくシンプルに、うん、想い伝えたり、今だってこうやって話ししてても想いは伝わってるから、別にその時に伝えなくてもいいかなって思ったりね、うーん、色々しながらね、なんか過ごしてましたけど。
うーん。そういうこと色々考えながら、今回アルバム作って、リリースして、というような感じなんですが、8月の14に出ましたんで、みんな、この期間の中で、まぁいっぱい聞いてくれてたらいいなと思うんですが。 なんかこう、こういう自分の今のいろんな感情ありますけれども、まぁそのファンクっていう音楽に出会って、で、そういうのが、もう、うーん、「もうよくない?そんなこと考えんで」みたいな感じで、なんかこうパーっと開けたっていうのが僕のファンクとの出会いだったんですよね。色々凝り固まって、んーって悩んでたものが、「いやいやもう悩む必要ないよ」って、それ悩んでるのは、周りのいろんな表現者の表現をあの捉えすぎてるよねっていう。 自分の中にある表現、自分の中にある愛とか優しさっていう表現をただやればいいじゃない。 ってなんかファンクっていうジャンルに出会った時に教えてもらったので、「よしファンクやろう」っていうところで僕は今に至るわけですが。 ま、そんな中で、ちょっとね、FUNK TRONって曲がありましてね、 みんな今日は何もかも忘れて、 何もかも超えていって、 今、ただ、音の波に揺れて、 紫の夢見ていこうよみたいな みんなFUNKと化していきましょうみたいな ま、変な曲です。 はい、FUNK TRON聞いてください。
♪ FUNK TRON / ENDRECHERI
堂本剛とFashion & Music Book ここではですね、いわゆる一般的なお休み、お盆休みですかね。が、8月の13から16日の4日間でございますが、今年はこの3日間が平日ということで、先週の8月10日からお盆休みが始まった方は、明日の18日までという最大9連休のお盆休みというふうになったりするんですね。 そしてまぁお盆と言えば、この時期になると肝試しとか怖い話とかテレビでもね、やったり色々しますが、まぁ今日はヒヤッとした話というテーマでみなさんから色々いただいております。
えー、リーリンさんがですね、「ヒヤッとしたとは少し違うんですが」と。 「昔ふと目覚めた雨の降る夜中、1階から電子ピアノの音がしました。最初怖くなったんですが、その日はおばあちゃんが亡くなって、翌日からお通夜と告別式などを控えたそういう日だった」と。 「私もよく弾いていた電子ピアノの音でした。本当に夜中だったので私しか聞いていません。親戚の集まる中でピアノの音が聞こえたんだと話をしたら、みんな驚きながらも泣いていました」と。
うーん。こういうのはねー、やっぱあるーよね。なんとなくね。んー、それこそ、ジャニーさんが亡くなった夜、ジャニーさんは「別にそんな普通にしててよ」って絶対言うから。「僕は魂になっただけだよ!ぐらいなんで。普通にしててよ」絶対言われることやから、普通にまぁ過ごそうと思って、まぁ普通に寝て、まぁライブもあったんで、「ライブやれよお前」って絶対言われるから、「ちゃんとせぇよお前」って。だから普通に過ごそうと思って。 やっぱ寝れなかったんですよね、なんかね。うーん。だから曲書こうと思って、でまぁ鍵盤弾いて色々やってたんですけど。そしたら、右肩の方から右手が伸びてきたような感じがあって。でもこれはあくまでも僕の感じなんでね。そんなにあの深く捉える話じゃないですけど。「あれ?なんか手ぇ出てきてるやん」みたいな感じがあって。自分で普段選ばないような音階をちょっとずつ選びながらなんかこう曲を軽くデッサンして終わったんですが。なんとなくですけど、うーん、なんかジャニさん来たなぁ?みたいな感じはありましたけどねぇ。うーん。 だからおばあちゃんもちょっとそういう合図出したんでしょうね。うん、ありがとうねっていう合図出したんだと思います。
そして、のんちゃんさんが2歳の柴犬がいます。 散歩中、風に吹かれている落ち葉を見つけると捕まえようとダッシュして追いかけます。 以前、散歩中、車道にレジ袋が落ちていて、それが風に吹かれていたんですが、それを見つけた途端にバーっとダッシュして捕まえに行こうとしたのにもヒヤッとしました。
僕もねぇ、ケンシロウはなかったですけど、下の子のダイソンが、昔、散歩行って、2匹連れて散歩行ったら、ちょっとおっきめの犬が来たんですよ。 そしたらもう威嚇っていうかワンワンワンワンみたいな、ケンシロウがワンワンいったんですよ。 向こうもちょっと大きいのワンワンみたいになって、「やめなさい、やめなさい、ダメダメダメダメ」みたいなことしてたら、そのタイソンの方が、なんか知らんけど急に変なスイッチ入って、パーンなって、車道にぶぅわ〜って出ていったんです。 ヤバイってなって、で、その大きい犬の人に、ケンシロウのリードを渡して、「ちょっとすいませんがお願いします」って言って、もう走っていくんやけど、スイッチ入ってるから、めっちゃ走っていくわけ、車道を。 どうしようって思って、車来たら危ないし、とにかく僕が走ってたら、まぁなんとか気づいてくれるだろうということで、めちゃくちゃ叫びながら走ったんたんですけど、スイッチ入ってるから全然帰ってけぇへんわけ。 とにかく全速力で捕まえて、車も大丈夫だったんで、よかったんですけど。 めちゃめちゃヒヤヒヤした、それは。 なんか親の気持ちじゃないけどさ、に、なるやん。 あの子になんかあったらどうしようみたいな。 とにかくぶぅわ〜走って出ていって、で、一生懸命追いついて。 したら心臓バクバクしててね、抱っこしたら。 「なにしてんねん」って言って。 バクバクバクバクして。 ペロペロペロペロペロって舐められて。 なんもなかったみたいに。 「いやこっちめっちゃ走ってるし」みたいな。 また戻って、ケンシロウのリード返してもらって。 「すいませんでした」って言って 「いやいいですよ(みたいな)大丈夫でしたか?」 「すいません、お騒がせしました」って言って。 あの犬の急なあの感じ、ヒヤッとするよね。 ちょっとわかるわぁと思って、こういうヒヤッともあるよね、と。
最後、ちょっと変わってるんですけどね、ジャスミンさんなんですけどね、以前、歯磨きの時間にFunkyレジ袋を子どもたちと使わせてもらったという話を聞いていただきましたジャスミンです。 新年度に変わって、今年はピヨピヨ可愛い入学したての子どもたちを担任しています。 今年度、帰りの会や朝の準備の時間に流すTu FUNKが定番になっています。 先日、心臓がギュッとなるTu FUNKヒヤッとがあったので聞いてください。 子どもたちが参加する初めての鍵盤ハーモニカの講習の時の話。 講師の先生が鍵盤ハーモニカで色々な曲を演奏してくださり、鍵盤のこと、音のことも教えていただき、子どもたちの心は早く吹きたくてしかたがなく、そして、いざ、みんなで演奏してみようの時、 講師の先生が、「上手な吹き方はフーフーフーと吹くんじゃなくてトゥトゥトゥと息を出すんだよ」 (いわゆるタンギングってやつね、「トゥトゥトゥ」って) と、おっしゃった。 その瞬間にテンションマックスの私のクラスの何人かの子どもたちがトゥトゥトゥ、トゥトゥトゥTu FUNKを歌い出してしまいました。 しかも結構な長さで。 私の心臓はもうギュンとなりました。 変な汗がジワッと出ました。 子どもたちはなんの悪気もないので、「Tu FUNKで吹くんだね」と自慢気な顔をしていましたが、講師の先生や他のクラスの先生は私の顔を見て「なにこれ?」という目線をすごく送っていたと。 まさか全クラス集まる場でTu FUNKが思い切り出るなんて。 その時はかなりヒヤッとしましたが、トゥをマスターしている子どもたちの鍵盤ハーモニカの上達ぶりにはTu FUNK様様でした。 自由にファンキーに育ってる子どもたちはなんだか毎日とても楽しそうです。 ということでしたね。
まぁ、クラスだけでやってる先生のやってることが、全生徒が集まる中で急にTu FUNKが。 まぁちょっとちょっとなんの歌ですか?になるよね? 他の先生とかは。 なんの歌ですかこれ?みたいな。 うん、さぞかしビックリしたでしょう、うん。 まぁでもいいですね、なんかそういう現象が起きちゃってる感じ。 うーん、ありがたいですね。 まぁTu FUNKはでもほんとに子どもウケいいですねぇ。 子どもウケいいですねぇって言ってもアレ、トゥしかほぼ言ってない曲ですからね。 トゥと言ってればなんか終わっていくというところもあるんでしょうけれど、子どもには覚えやすいのかして。うーん。 でもあるよね、僕だってそれこそ先輩の歌をちっちゃい頃聞いたり、アニメの歌とか聞いたりして。で、「あーあったよなぁあの歌ー」とかあるじゃないですか。「誰の歌やっけあれ?」みたいな。「あーそれ、あのさぁ、何々のアニメのエンディングのさ」「そうそうそやそや、あの歌よかったよね」みたいな。いろんな話する時あるじゃないですか。それの一つになっちゃってるわけじゃない、Tu FUNKが。どういう気持ちなんでしょうね、歳重ねて。 「なんかトゥトゥ言ってたよな」みたいな 「あぁ言ってたな」 「あれなんやったん?」みたいな(笑) 歳をある程度重ねて認識をしたら、僕の歌ぐらいになるけど、もしかしたらそっからファンク好きってなってミュージシャンになる子とか、ファンク好きでいっぱい聞こうみたいな人生送る子もいるだろうけど、なんにも考えずに卒園後はTu FUNKに触れることもなく、ファンクに触れることもなく、僕に触れることもなく、人生を生きていく中で、「あれ、なんやったっけ?」ってなった時にめっちゃおもろいでしょうね? 「なんやっけ?これ」 「先生なんかかけてたやつあれなんやねん?」 「とにかくトゥって言ってたよな」 「言ってたよな」 「なんやん?あれ?」 「今、あいつと連絡取れる?」 「あぁ連絡取れるよ」 「ちょっと一回聞いてみてよ、なんやったっけあれ?」 「なんかトゥみたいなこと言ってたやつあったやん」 「あれ、Tu FUNKって曲だよ」 「なんなん?その曲」みたいな。 もぉふぉほほ(笑) 色々ごちゃごちゃするやろなっていうところでいうとすごいファンクな話ですね。 アホやんなぁって話でいいですよねぇ。 うーん、だからほんとに将来どんなふうにね、Tu FUNKを認識するかで、うーん、迷う迷わないが出てきちゃうんのねぇ。 めちゃめちゃ面白い話ですねぇ。 有難い話でございます。
このままエンディングいきますけど、えー、メールの方はtsuyoshi@bayfm.co.jp、tsuyoshi@bayfm.co.jpです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
8月14日、ENDRECHERIニューアルバムNARALIEN発売いたしました。 そして、今年サマーソニック8月16日東京会場が終わりまして、明日8月18日が大阪会場にてENDRECHERIとして出演いたします。 さらに9月13・14・15、平安神宮さんでのライブ、ございます。奉納演奏でございます。 そして、またENDRECHERIライブ、ツアー2019の追加公演。 9月の24・25日がZepp DiverCity 10月4日がZepp Nagoya 10月の7日・8日がZepp Nambaとなっております。 最新情報など、tsuyoshi.inでチェックされてください。
さっ、ということでございまして、ほんとになんかこうね、NARALIENからすると、このお盆っていうのはまたちょっとなんていうのかな。自分のフィールド感があってですねぇ。うまく言えないですけど。 だからたとえば初詣とかなんかあるじゃないですか。神社に行く、お寺に行くみたいな。その時に行く人も多いじゃないですか。 でも、NARALIENからすると、なんかわからへんけど、仏さんがお寺さんにいはって、目の前通ったらお辞儀してから通過するとか、そんなんやる人も多いんですよ。みんながみんなじゃないけど。 だから、まぁ、ということは、そういう日でなくても、仏さんとか神さんとかご先祖さんっていうものが、感情の中というか、意識の中になんとなくあって。 だからあの、ご近所さんにすれ違った時に、「あ、どうも」って言うじゃないですか。あれとおんなじ感じなんですけど。 特別どうこうという感情がお盆で芽生えるかというのはあれですが、でもなんかこう、自分が常日頃感じ取ってるようなものが、世の中的にも感じ取る日だというところで、また過ごし方も落ち着くっていう言う方ものもへんなんですけど、みんなが大多数の人がおんなじようなことを考えてる期間ていうのは楽な感覚もあるっていうんですかね。 ですから、お盆ですねぇみたいな曲ねぇ。 アルバムからいくとですねぇ、まぁ、そうですね、1個あの「宗流Power」って曲がありまして、これはそれこそ、「ご先祖さん、誰かわからない、どなたか存じあげないご先祖さんがいて、自分が今いて、ご先祖さんから始まったグルーヴを、どんどんもっともっとグルーヴさせていこう」みたいな歌です。 そんな歌つくる?みたいな。 自分でも説明しててはぁ?と思いましたけども(笑) ご先祖様に感謝しましょっていうね。 今の自分がいることはご先祖さんがいるってことで、いろんなことあって命繋いできてくれてるわけやから、「ありがとうって思って過ごせたらいいよね」っていう曲なんですけど。これ、でも、冷静に考えたら歌番組で「今回の曲はどういった曲なんですか」の説明に「この説明、あいつやばいな」って、やっぱなっちゃうのかな?。普通の話なんですけどね。かといって、そんな感じでつくる?って多分なるんでしょうけど(笑) ナラリアンなんでねー しゃーないですよね。 普通なんですよ。 こういう感じが。 うーん、ま、宗流Power、こちらちょっと聞いていただきながら今日はお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion & Music Book お相手は堂本剛でした。 それではみなさん、またお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪ 宗 流 Power / ENDRECHERI
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2019/08/17
by ちゅら [544]
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