堂本剛とFashion&Music Book
BayFMをお聴きの皆さん、こんばんは、堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book始まりました。
えーとですね、質問が来てまして、ラジオネーム モエさんですけれども。
今回剛くんにどうしても訊きたい質問があってメールさせていただきました。 今私はファッションの学校に通っていて来年の春にあるファッションショーのために 衣装製作を始める時期です。 ウェディングドレスを作るため、そのことについて今デザインを考えているところです。 剛くんは結婚して、結婚式をあげようと考えているのかわからないですが もし挙式をあげるならどういうのを想像していますか? 奥様のドレスはどんなのがいいかなぁ?とか剛くん自身が着るものはこんなのがいいかなとかをぜひ教えていただきたいです。
という質問がきまして。 まぁ、僕、このメール読んどいてあれなんですけど、私服でいいなと思ってるんで、あの、 ま、奥さんが着たいって言うんやったらって感じですかね。 でもなんかその、うーん、晴れの舞台というか、なんかやっぱこういうのって、僕の感情ではなく、そのね、たとえば先方さんのご両親とかね、とかが、自分の嫁いで行く娘が普通の服ってっていうのもあるんかなぁとか。 そもそも結婚、結婚に興味ないというと語弊があるんですが、結婚式っている?って思ってるタイプなんでね。 でも、結婚しましたーはなんかあの、その、後に家族、子供育てていくみたいになるんであればしなきゃいけないよなっていう。 でも子供を作らないで二人仲良くいきましょうっていう決断であれば結婚する必要もないなぁと思うてたりするんですよね。 でもまぁ、こういう感覚ってちょっと、大多数ではないから「変わったこと言ってんな、あの人、また」と思われると思いますけど。 なんかこう、言葉とかね文字っていうのは、僕らが道具として持った、とてもあの、便利なものがゆえに、その言葉があることで、えー、思いがうまく伝わらないことも多いし、うーん、ほんとはそうじゃないのに違う形で伝わったりっていう。 目で飛び込んでくるその文字の情報っていうのかな、それで“結婚”ってなるとなんかこう、それの言葉に付随して色んなイメージが入ってきちゃうっていうか。 でも結婚って言っても、今は色んな結婚の仕方が、形があって、みたいなところまではなんかこう、ならないって言うかね、うん。 だから色んな形の結婚があればいいやんと思ってたりもするし、うん。 ま、そこはもう、あの、お互いのあれやろうしなぁみたいな感じで、ふわっとしか考えてないんでね。 だから、ウェディングドレスもどういうものを作りたいかですよね、そもそもね。 大多数の人がいいですねっていうものを作らなきゃいけないのか、まぁ、個人的に自分はこう思うっていうものを作るかのどっちかじゃないですかね、うん。 やっぱり大多数に向けて作るとなると自分の色は薄くなりますからね。 で、あとはどこかで見たもの、なんとなく覚えてるものっていうのが指先から反映されて物が作られていくみたいな。 でも、大多数に向けてってなるとやっぱり、そういう作り方になっちゃうけど。 ま、個人的にこういうものが作りたい、ウェディングドレスで、こういうウェディングドレスがあったらいいのにって考えて作りました、いや、見た目どこがこれウェディングドレスなん?いやれっきとした、あの、私の中ではウェディングドレスなんですよって言うのを作ればいいっていう考え方もありますからね、うん。 ウェディングドレスが絶対的にあれじゃなきゃいけないなんて理由はないでしょうっていう、ま、自分が音楽作ってる時の感覚ですけど、うん。 大多数の人に「いいですね、この曲」って言われるためにはわかりやすい言葉を並べればいいし、簡単に歌えるメロディを作ればいいし。 で、曲中でみっつかよっつくらいの音を多少独特にするだけで聴いたことある曲やけど剛くんっぽいなぁみたいになんか、勝手になっていくっていうか、うん。 でまぁ、それを頭で作って、うん、たくさんの人にね「いい歌ですね」って言ってもらう歌を作ることが音楽ではないからね。 だから自分自身がやっぱり音を楽しみたいなぁと、音楽やりないなぁと思うと、その日あった出来事、その時に友達がなんとなく話してくれたこと、テレビつけたらたまたま映画で飛び込んできたフレーズやったり、ワンシーンやったり、そういうものをピックアップしてって、それを材料にしていくっていう感じやから。 だから色んな方法があるなぁと思うんですけれども、うん。 せっかくやからね、まぁ、自分が思い描くウェディングドレスなんかちょっとデッサンしてみてもいいかもね。 で、結果まぁ違うなと思ったら、大多数が受ける、こっち作っとくかとりあえずということでもいいと思うしね。 でもなんか、どっちも作れるといいよね、人生ってちょっと思うから、うん。 ま、遊び感覚で描いてみたりとかして、ま、時間とか色々あるでしょうから相談しながらこのまま突っ走っても作れると思ったら作っちゃえばいいしね、うん。 ちょっと和テイスト入れたようなね、ウェディングドレスとかも、僕はいいんじゃないかなぁと思ったりはするけれどもね、うん。 まちょっと頑張っていただきたいなと。 頑張るというか、楽しんでいただきたいなと思います。 それでは“おめでTU”聴いてください
♪ おめでTU
堂本剛とFashion&Music Book、えっとですね、今夜は“今年一番やさしさを感じた時”というテーマでメールを募集させていただきましてね、うん。 色々とありました。 えー、ウミオトさんがですね
今年は特に様々なステージでバンドメンバーさんやファンの皆様の剛さんへの優しさ そして想いを目の当たりにする感動的な一瞬一瞬を感じることが多かったです。
と。
念願だったフェスへ参加した時に、剛さんが演奏されてる時に、両舞台袖に△のTシャツを着たツアースタッフさんがたくさん見守られていて、時にはリズムに乗られたりしているのが見えてほっこりもしました。 様々な壁と戦い、ご自身の身体とも向き合い、その生き様を見せてくださっていますが、剛さんへの温かくて優しさが満ち溢れてる場所ばかりでなんとも言葉にできない時間がありました。
という風におっしゃっておりますね。 えっとですね、次がヤモさんですけれども
人の優しさを感じた2018、剛さんのライブや参加されたフェスで様々な方に会って親切にしていただきました。 サマソニやイナズマフェスで剛さんが出番の時に場所を交代していただいたり、平安神宮ライブでは入った喫茶店の方が雨のことを心配してくださったり、奈良では地方の方と交流ができ楽しい時間を過ごすことができました。 小喜利の私では銀テープを知らない方からいただき、剛さんがライブやイベントをされる先々で心温かい時間を過ごせることがとても嬉しかったです。 何よりも後遺症と闘っている剛さんがアルバム“HYBRID FUNK” シングル“one more purple funk 硬命”を2018年に発表してくださったことがファンにとって優しさと感じています。 ほんとにありがとうございました
と。 えー、そしてですね、ジンジュさんですね
今年1年、周りの優しさを感じたこと色々ありましたが、その中で剛さんに感謝の気持ちを伝えたくメールをお送りいたします。 2018年振り返り言葉の力について考えてみました。 この前ライブの感想のメールを送りながら現実的な問題があると書いたことがありました。 その時剛さんが目線を変えて現実を見る努力が必要だとアドバイスをしてくださいました。 直接顔を見合わせて話をすることはなかったですが、その言葉の中で優しさを感じて毎日を生きていく勇気をもらいました。 たまに私の状況とか思いに対してちゃんと聞いてくれなかったり、軽い言葉で傷つける人たちもいました。 そのたびに自分の考えとか心がよく伝わらないと思い、結構寂しかったです。悲しかったです。 でも、言葉というのは不思議です。 剛さんのまわりの優しさ、心のこもった言葉のおかげで助かりました。 優しい一言が私にとって力になりました。 毎日楽しいことばかりあるわけではないですが自分らしく生きていくために頑張っています。 剛さんも周りの優しさと温かみの中で2018年無事にお過ごしください
という風におっしゃってますね。 えーそして、マミさんが
友人に感じました。 今年の夏、剛くんの名古屋のライブに初めて参加させていただきましたが、一人で行く勇気がなく、急ではありましたが友人を誘ってみました。 その友人とは最近会うこともなく、日ごろはメール連絡だけで過ごしてきましたが、私のわがままにつきあってくれるのかダメ元で誘ったら快く受け入れてくれました。 会場までの移動も運転慣れてるからと車を出してくれ感謝感謝でした。 食事の誘いもなかなか私の都合がつかず延び延びになっていたりと勝手ばかりの私につきあってくれたことはすごく嬉しかったです。 色々と信じていた人に裏切られたりしてきた私ですが、その子とはこれまでずっと繋がってこれました。 近すぎず遠すぎずの関係です。 ずっと友達でいてくれてありがたいです。 これからも大切につきあっていきたいです。
と。 えー、そして、トモさんですね。
今年は特に自分の思い通りにならないことばかり。 周りからのできるでしょ、やれるでしょの無言の圧に苦しめられました。 できませんと言えたらどんなに楽かなとも思ったことも1度や2度じゃありません。 でも私がやらないことで誰かに負担がかかってしまうと思ったらやらないわけにはいかず、そんな時そっと私に手を差し伸べてくれたのは母と姉でした。 普段は厳しいことも言うけれど、私が苦しんでいる時、つらい思いをしている時には必ず寄り添ってくれます。
と。 ね、家族の優しさ。 そして最後にですね、ニクキュウさんですけれども
ノロケに聞こえてしまうかもしれませんが、私の彼はいつもすごく優しい人。 私が不安にならないように先手を打って愛をくれます。 私が不安に思うこと、誤解が生じて嫌いになりそうでも絶対的に味方でいてくれます。 優しい人はどこまでも優しいんだなと思います。 だから私も彼の絶対的味方になろうと決めています。 そして来年は家族になることになりました。 ありあまる思いやりを持った彼となら楽しく暮らしていけそうです。 やっぱり優しい人が一番ですね。
と、うん。 まぁ、色々とメール読まさせていただいてたんですけれども。 印象としては、辛かったなぁとか、大変やったなぁとか、まぁ、そういう文章がなんか多めかななんて思ったりしてはいましたね、うん。 ま、あの、いわゆる、その、なんて言うんですかね。 ま、最後に「優しい人はやっぱりいいですよね」っていうメールもいただいておりますが まぁ、優しい人はいいよね、うん。 自分の周りにいてくれる人は、うん。 で、かつ、ね、この方みたいに、ほんとにずっと寄り添うだったりずっとつきあうだったりね、側にいてくれる人、まぁ近くにいてくれる人であればあるほどやっぱり優しいほうがいいですよね。 誰もがそうだと思いますが。 でもそういう環境でないまま過ごしてる人もいますからね。 まそういうところで、こう、人を信じることが難しくなったりね、傷ついたりね。 でも、傷つけてる側って傷つけてるってあんまり思ってないっていうのが怖いとこなんですよね、うん。 でも、やっぱり今年の、その、優しさのエピソード見てても、なんていうのかなぁ、こういう優しさに溢れた毎日になぜならないんだろうっていうね、うん、気がするよね。 やろうと思えばできるのにね、うん。 これはね、なんかこう、なんとなく思ったんですけど、さっきの結婚の話もそうですけど。 恋愛する、その恋愛って言葉、結婚、男、女、例えば年上、年下とか同年代とか、例えば芸能の仕事とか一般のその、企業の仕事とか、セパレートがやっぱあるじゃないですか、言葉とかでね。 でも、そこのセパレートがいらないんですよっていう文化ができればもうちょっと優しくなるのになとか思って。 これって結局なんかこう守るための手段っていうか、セパレートって。 なんかこうここからここは僕らのエリアで、こっからそっちはそちらのエリアでみたいな。 目に見えてない壁の話をずっとするっていうかさ。 でもそれが、感覚的に概念的になくなれば、あんまり争う理由が減っていくっていうかね。 男のくせにみたいな、しょうもないのがなくなってくかなっていう。 女やねんからさー、みたいな、料理ぐらい勉強しろよみたいな、例えばね。 いや別に女やから料理勉強せなあかんてことないやろみたいな。 そんな時代でもあんねんから、なんかその、そういう時代に沿った概念の改革っていうのかな、なんかそういうのができたら、皆もっともっと幸せに過ごせて、傷つく回数も減ったりするのかなとか。 しょうもないことで傷ついてしまうからね。 自分が何かこう、したことで傷つくにはまだしゃーないかと思えんねんけどね。 何か理不尽に傷つけられた時にね、苦しくなるよね、それはっていう。 まぁ、傷つけられたり、なんだかんだってしんどいけど、うーん、悔しいなぁと思ったりもするけど、まぁそれでも、なんかこう、こいつみたいになりたいわけじゃないしなぁとか、あいつみたいになりたいわけじゃないしなって思って生きてれば、ま、なんとか奮い立たせて頑張れんなぁって感じはしますけどね、うん。 ま、誰もが同じ脳みそを持ってないというところの理由と、100人中100人と同じ感情にじゃぁ自分がなれるかというとなれないからね、うん。 それは向こうもなれないよっていう。 でもそれを向こうもわかってれば話早いねんけど、わからずにそうされてくるとちょっとしんどいよねとかね、うん。 色んなことがあるなと思いますが、でもやっぱりこの優しさっていうもの、愛っていうもの、そういうもの、考えて悩むっていうことは人としてこう、楽しいことではあるんじゃないかなと最終的には僕は思えるなと思っていつも悔しくなったり傷ついたりしてます。 まぁこの、耳患ってからも色んな悔しい思いしてるし、悲しい思いもしてるし、ものすごく傷つけられたし、色んなことありますけれども。 でも、それを一語一句ひとつひとつ話をする必要性があるものでもないしね、うん。 でも、あの、ファンの皆様にはなんていうのかな、あの、おそらくこうなんだろうなぁとかね、うん。 はっきりと物事は言わないけど、でも、こういうことなんだろうなぁ、ああなんだろうなみたいな、うん、風に思ってもらえるような話の仕方はしてます、うん。 で、素直に話していいものに関しては素直に話してるしね、これからもまぁそうしていこうと思いますが、うん。 でもほんとにスタッフの皆さんにはほんとに助けてもらいました、うん。 バンドメンバーの皆さん、ミュージシャンの皆さんもそうですけれども、ほんとに助けていただいたなと。 わかるからね、目をみてたりその態度を見てると、本当に救おうとしてくれてるんだなというのは、うん。 でもほんとに、その、人というものは優しくもあるけれども優しくもないものだなという、そういう勉強もしてるな、この病気を通してね、色々勉強したなという感じもありますが。 でも、お医者さんもそうでしたけれども、たくさんの人が助けてくれて、今もいるわけですけども。 ま、なんかこう、色々あるけれども、やっぱり心の奥底でちゃんと感謝というものをしなければいけないなと、うん。 そういうことをやっぱり思うなーと思います。 皆さんにいただいてるメール、ほんとにね、そういうちょっとこう、苦しいなぁみたいな感じのメール多かったですけれども、皆さんもそんな中でも光をみつけようとして、力強く文章、思いを込めてメール送ってくださってるなぁという印象が強かったですね。 皆様にもそして僕自身にもこの曲をささげようとおもいます。 “Be grateful”聴いてください。
♪ Be grateful
堂本剛とFashion&Music Book 今夜の放送いかがだったでしょうか? 今夜はですね、ちょっとその、人の優しさを感じた時、えー、まぁそういったものをちょっとこう皆さんにメールで募集させていただいて、皆さんのエピソード読まさせていただきましたが、うん。 まぁこの、優しさとか愛とか、すごく難しいね、ほんとに。 これは若い時からずっと思ってること。 まぁね僕は僕で、皆さんは皆さんで、やっぱり人生は1度きりで、この1回を生きてるっていうことに変わりはないですから、どんな仕事をしてようが、さっきのセパレートもありますけれども、セパレートではなくてね、どんな仕事をしてようがまぁ皆同じなんですよね、結局はね、うん。 家族がいたり、友達がいたり、仕事仲間がいたりっていうね、うん。 で、おうちがあってねとかね、まぁそういうのんで、皆同じストーリーを生きてるんですよね、うん。 その種類は違うかもしれないけど、うん。 物語っていうところでは一緒だから、という感覚で今後もラジオを聴いていただいたり、ライブに来ていただいたり、CDを買っていただいたり、色んなことに繋がっていけばいいなと。 で、その繋がった時間の中で、同じ物語を生きている同士の僕らがですね、ただただそこに佇んで、なんか楽しい時間作りましょうよって、楽しい時間作って楽しかったですね、じゃぁまた会いましょう、さようなら、もうそれでいいって言うか、うん。 まぁ、そんな風にしてなんか今後も生きていけたらなぁなんていう風に思ったりする。 ま、そう言ったエピソードがなんか多かったなという風に思います。 皆さんもね、色々あると思いますが一緒に頑張ってまいりましょう。
えー、皆さんからのメール、お待ちしております。 メールの方はtsuyoshi@bayfm.co.jpです。 FAXの方は043-351-8011まで はがきの方は〒261-7127 bayFMまで よろしくお願い申し上げます。 さ、今夜はですね、“瞬き”こちらの涙奏聴きながらお別れしたいと思います。 堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それでは皆さん、またお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪ 瞬き 〜 涙奏
|
2018/12/15
by さなぶ [508]
|
|