bayfmをお聞きの皆さん、こんばんは、堂本剛です。 堂本剛とFashion & MusicBook、始まりました。今日はですね
チコちゃんなんですけれども、 「突然ですけれども、剛くんは無性に部屋を片付けたくなったりする時ありますか?私はたまにあって、どうやら片付けたくなる時は自分を変えなければという改善の意欲とかパワーが強まるとしたくなるようです。
洋服・靴・鞄など身の回りのもの、本当に必要なものだけにしぼり、最近とても生きやすくなった。物を買うときも、1シーズンたくさん着るかどうかで購入するようになって、多くはいらないけど 好きなものにだけに囲まれる幸せに目覚めています。」と。
まあこれ大事ですよね。僕も年を重ねましたからね、あんまりこう 「いらんか、これ」とか見極めがうまくなりましたよね。若い頃はやっぱり 「古着いいな」とか「これもいいな、あれもかっこいいな。このデザイン、今買っとかへんかったら一生ないやろな」とかちょっとそういうのあるじゃないですか、そういうものがたまりにたまって、古着とかめちゃめちゃおおなって、靴もめっちゃおおなって、いや俺これどんなルーティンするのや?ぐらい、帽子とかもね。
こうなってくると、「あぁ」ってなって。そうすると大体後輩くんとか下の年齢の友達とかもできるんで、その中に服が好きだという子とか出てきますよね。そういう子に、もうそのままスライドして行くっていう、そうするとまあ捨てるよりね、その時自分が興味あって買ったものを愛用してくれればね、嬉しいかなーということでね、そういうふうにしたりしてますけど。
おっしゃるようにこの改善の意欲、やっぱり部屋掃除したり床拭いたり、なんかすると気持ち変わりますしね、だからなんかこうちょっとこう毎日がマンネリして、なんかなーという人とかは、これ結構おすすめですけれどもね。
僕は基本的に日々綺麗にしていたいタイプなので綺麗にはしますけど、レコーディングなんか続くと本当にもう作業ばっかりになるんです。作業ばっかりになるともう同じルーティン、結局アイデアが出てこないとか、どんな歌詞にしようかなとかどんなアプローチにしようかなっていうことを考えるために、ものがある程度散らかってる時がいい場合があるんですよね。
何かガチャガチャしている中でやった方が、頭がかきむしられて、脳みその外で物を作れるイメージがあるあるんですけど、綺麗すぎると綺麗なんで、なんかファンクを作ろうと思った時にあんまファンクじゃなかったりとか、脳みその中で答えを出そうとしちゃってるんですよね。
この歌詞ちょっと良くないかなとか、もうちょっときれいな言葉の方がいいかなとか、なんかそうなっちゃうんですけれど、ある程度散らかっている方がとりあえず書いたりとかとりあえず打ち込んだりするんですよね。
とりあえず、そのとりあえずが良かったりする時あって、そのとりあえずを残して最初に書いてたやつをちょっと消して、とりあえずに引っ張られた言葉でまた埋め直すと整ったりするんですよね。なんかごちゃごちゃしててかっこいいになるんですよ。綺麗すぎないっていうか。それでとりあえずそのままレコーディングして終わったら綺麗にするとか。
部屋が綺麗じゃないとか、随分と気分に影響するんでね、脳みその中で物事を考えなきゃいけないお仕事の人とかは本当に部屋を綺麗にしておいた方がいいかもしれないし、アイディアとか想像とかそういうものが必要な職種の人達はある程度部屋を散らかしたりきれいにしたりってコントロールするのはいいような気がしますよね。
後はもう余計な服を着ないとかね、とにかく自分のもうシンプルな服を着て作ってるものは変なものみたいな、そういうバランスっていうか、変な服着て変なもの作るって逆にね、そっちに導いてる感じがするんですよね、自分を。だから普通の服着てるのに変なもの作ってるほうが変じゃないですか。外見普通やのに、あいつ頭に中変、というものができる感じあるじゃないですか。その感じをまた自分で楽しみながら変なものを作るっていうね。別にあの変なものを作らなくていいんですけど、僕はどうしても変なものを作りたいので、そういう風に自分をちょっと誘導したりはしますけれどでもね。
部屋を綺麗にしてどうこうという意欲とか改善するためにって。お風呂に入ってる時にね、体を綺麗に洗いますよね。まあ改善とも言えるような、今日、日々何かを浴びたものを電気も含めて水で流して行く。汚れも流して行く。流していった時に浮かぶということがまあ多い多いんですよね。服も着てないでしょ。
全部を削いだ時に「あっ」て思ったりするから、お風呂上がるまでずっと歌ってるんですよね。「ふんふんふん」って忘れへんように。で、上がって「歯磨き粉切れてるやん、ここにあったわ、えっとなんやったっけ」という時も何回もあります。なんかそういう「ふんふん」って粘って歌ってて決めとかね、「どぅどぅどぅ・・・」みたいな決めとかを思い浮かんでるときがあるんですよ。「トゥーントゥーン・・」みたいな自分の中で浮かんだリズムとかグルーヴがあって、それをずっとやって「歯磨き粉切れてるやんけ、あ、そうだこないだ買ったやつここにあった、良かった買っといて」と思って出してシャカシャカしてたら「えっとなんやったっけ、これあれなんやったっけ」でもシャカシャカを止めてくわえたまま、「何やったっけな、○×△」って。もう不安やから、くわえたままパソコン持って部屋入って、とりあえずソフト開いて打ち込むねんけど、忘れへんうちにと弾いたら、音符聴いたら出てくるかなと思って打ち込むんですけど、全然出てけーへん。で、その時に打ち込んだやつが、たまたまいい時もあるけど、そんなんまれで、「あーあ」って言う。で、諦めてまた歯を磨き直して。
歯を磨き終わって、よしもっかい出てこい出てこいと思うけど、全然出てけーへんみたいな。これはもう本当に厄介やなという。でもそういう時はうじうじ出てきたグルーヴを探すことは僕はもう一切やめて、なかったことにして、「はいはい終わり」みたいな、「縁がなかったっすね」って言って終わらして諦めるって言う。
諦めて次に向かうみたいな。部屋を片付けたり、物をきれいにしたりなんかすると何か違うものがやっぱりね、生まれやすいなというのがありますから、片付けるの苦手な人も多いと思いますけれども、片付けるのはすごくいいことなんじゃないかなと思いますが、それではまずこちら聴いていただきましょう、Break a bone funk聴いてください。
♪Break a bone funk
堂本剛とFashion & MusicBook、ここで皆さんから頂きましたメールをご紹介します。以前、宇宙人と結婚したらとか100年後1000年後どうなってるかな?みたいな話をチラチラしてたんですけれども、それを皆さんがかなりの数送っていただきまして、ちょっと色々選ばさせていただきました。
いろふるやましたさん、 「宇宙人と結婚したらきっとこうだ。家を建てるとき瞬間移動するから、階段が必要ないなどと言い出し、夫婦喧嘩始まる。」
これちょっと大喜利みたいなんですけど、ちょっとおもろいなと思って
「ここさ階段」 「いらんよ。瞬間移動するから」 「あんたはそうかもしれへんけど」 「俺が手をつかんであれしたら別にいらんやろ。俺が上行きたいって言ったら、俺がアレするから」 「そん時にあんたが仕事行ってたらどうすんのさ」 「別にそんなん上に寝に行くだけやん、そんなん。階段なんかいらんやろ」 「なんか物取りに行く時・・」 「だから俺が・・うー面倒くさいな地球人は」みたいな。 「あー、今言ったな」みたいな。 「何?地球人って言った?今、うちの事?」 そしたら旦那、シュンって消えて 「あいつまたどっかいきよった。なんやねん」みたいな。
すごい、夫婦喧嘩して腹立ったら、瞬間移動して旦那消えるって、めっちゃ腹立つやろね。
そしてしろさんがね、 「私が宇宙人の男性と結婚して一緒にお風呂入ったら、お湯が緑茶になって、『これ飲めるよ』って言われる。背中を洗ってあげたら管が出てきて、『それつなげれば大丈夫だから』って言われる。剛くんは宇宙人と結婚しないでくださいね。」ってきました。
まあそういうタイプの宇宙人もいるかもしれないよね。ただまあお風呂一緒に入って緑茶ができたとて飲まないですよね。宇宙人もいろんなタイプいるでしょうからね。なんか変な管出てて「え?大丈夫?なんか管出てるけど?」「大丈夫、繋げたら大丈夫やから」とか謎のやっぱりね、地球人と違う機能を持ってますから。
旦那が寝てる時に、鼻からなんか管がふわっと出てて、それが息吸う度に引っ込んで出て引っ込んで出て、っていうね。
「なんなんあれ?」 「あぁ、寝るときでんねん、これ」みたいな。 「だいたい中学ぐらいになったらみんなそうやねんけどな」みたいな。 でだんだんだんだん結婚生活が長くなって喧嘩した夜とかも出たり引っ込んだり、 「イライラすんな、なんや、あれ?結婚した当時から気になってイライラしてんねん、なんやんあれ?何の機能やねん?」みたいな。 「寝る時に出て引っ込むだけやん、あれ、何の機能いるねん、あれ?もう鼻閉じとけや」みたいな、そういう喧嘩になるでしょうね。
そしてつよしーさんがね、 「私が思う何百年後の日本、地球というのでね、世の中が便利になりすぎて人間が楽をする事ばっかり考え、飲食店・会社・政治、これ全てロボットが仕事をするようになるんじゃないか。人間がすることがなくなってお金を稼ぐ、そのすべがなくなって、農作物を育てる自給自足の生活を送るようになる。だんだん昔の時代のように戻っていってしまう。そんなことがあるんじゃないか。便利な世の中はとても魅力的だが、便利すぎる世の中は必要ないような気がする。」と。
人間がそのいわゆる僕の時代で言う昭和の最初とかさ、もっと言えば縄文レベルの昔の自給自足していく感じの事を人がやり、ロボットとうまく共存できる人と出来ない人が真っ二つに分かれっていうような世界があるのかもしれないですね。
ロボットを作る企業の人がいて最初の頃はそれでコントロールできるうちは真っ二つに分かれてて、ひとつの壁を越えてしまった時にロボットが人間を越えて行くとなると映画でよくある話ですけど、ありえると言えばありえるよね。
そしてあゆみさんなんですけれど、こうなったら楽しそうやなと想像してくれました。僕が存在しているという体でね。
「宇宙に割と気軽に行けるようになっていて、大型のマザーシップに乗ってライブ宇宙ツアーをする。」この時に超ハイパー酔い止めというものも開発されていないと僕は駄目なんですけれども、酔うんで。「ツアータイトルはですねABCDEFUNKと言う。これで順番に各星を巡ったりする。地球の東京、地球・大阪から火星に行って金星みたいな、宇宙ツアーが始まる。」
宇宙ツアーにおいての注意書きに「ブラックホールには近づかないようにしてください」って言うね。あの「火星に落ちている石は地球に持ち込まないでください」とかそういうものは、ふふ、書かれているという。
面白いですね。ありそうですよね。もし本当に宇宙ツアーとかあったら、「来る際にはブラックホールには近づかないで下さい」とか、「火星の石は絶対に持ち込まない下さい」とか、うん、でもこれ観光客の人とかやっちゃうみたいなね。そういうのも規模がでかくなるだけで、人類というものがとる行動は一緒かもね。ゴミを捨てて地球から持ち込んだゴミ、火星で捨てる。そしてそのまま地球へ帰っていく、みたいな。こういうのあるやろな、飼いきれなくなった動物を火星に持ち込んで、火星で放置しそして火星に本来いなかった生物が繁殖し、みたいな。
だって普通に多摩川でグッピーめっちゃいるんですよ、グッピーですよ。あとアリゲーターガーとかよくニュースになるでしょ。アリゲーターガーとか普通いませんからね、日本に。でも順応しちゃうんですよね、それで日本の魚食べちゃって、日本の魚がいなくなるっていう危機にどんどんどんどんおい寄せられていっちゃうっていうか、うん、だからこれは規模がでかくなるだけであるかもね。
ただ火星に行ってさ、めっちゃかっこいい石とかさ、見つけたら男の子は持って帰りたくなるのよなー、 「この形もめっちゃかっこいいな」みたいな。 河原で石拾って帰ってきておかんに怒られたあの感じと一緒やねんね、 「あんたそれ火星のやつやろ」みたいな、 「あんだけ言うたやんか、持ってきたらあかん言うて、いつ行くのさ、次、火星に、あんた」言うてめっちゃ怒られたりしてね。
最後に一個ね、面白いのがあって、お名前なかったんですけれど、「宇宙人と結婚したら」というのでね、「いや多分今現在の嫁さんが宇宙人だと思います。意思の疎通ができていません」というですね、んふふ、ちょっと物悲しいメールが来ました。
意思の疎通ができていないと言う、たまにいるもんね、その表現として、「宇宙人やなあの人」って言う表現使うくらい、まったくこう噛み合わない。「急に何言ってんの、あの人」とか、全く噛み合わない人いるじゃないですか。
「意思の疎通ができていません。今の嫁さんは宇宙人だと思います。」というね。それもでもどうなんやろね。もしかしたらあるかもね、今は言えないみたいな、でも時が来たら急に 「私は何々星から来た何々何々なんとかなんとかと申します」みたいな。 「え?よしこ?」 「私はよしこではありません」みたいな。 「え?よしこだろ?」 「私の名前は、なんとかなんとかなんとかなんやらなんとかです。」 「うわーわからへん、よしこなんだろう?」 「私はよしこではありません」 これ延々5,6分やって 「あなたが混乱するのも分かります」みたいな 「私の惑星は(なんか目からビームビーんと出て映像パーっとでて)私の故郷はここです」みたいな、うふふ。 「よしこ、よしこじゃないのか?」みたいな。
多分宇宙人が『よしこ』っていう名前は選択肢にないか、もしかしたらもうちょっと違うほうの名前かも。よしこではないか、ま、皆さんも色々ね、今生活している中で、こんなことあるんちゃうかなみたいな想像してたらちょっと面白いですから、是非試してみて下さい。
このラジオですね、なんでも構いませんので、ほんと色々な様々なメールを送っていただければなというふうに思っております。
メールの方は
です。
明日ですけれども、明日は母の日ということで、母の日ね、いつも、「何プレゼントしようかなー」とかね、いろいろ考えたりするんですけれど、年を重ねたりするとね、親が、ご飯とか思ったりもするねんけど、ご飯も塩分が何だこうだ、血圧がどーだって、やっぱなってきますからね、なかなかお店選ぶの難しいなとかね。
じゃあと思って、でもお花は枯れちゃうしなとか違うものにしようかなとか、こうかな、あーかなあなんて色々考えたりしたりするんですけれども、皆さんも明日母の日、お母さんがそばにいる方、お母さんと離れている方、お母さんがもう天に昇っている方、色んな方いると思うんですけれども、自分の思いとかね気持ちというものは必ず伝わってると僕は真面目に信じてますしね、言葉にしなくてもね。
僕は幸せなことにお母さんのことを嫌いと思ったことがないから、素直にお母さんにありがとうって言えるけど、嫌いな人もいるやろしね、会いたくないっていう人もいるやろしね、いろんな人いると思うんですけれども、でもそれはそれでいいんだと思います。
自分が思うように母親だったり、父親だったり、家族だったりといういろんな人を自分なりに消化していくことでいいと思うんですよね。時が来れば変わることもあるし、時が来ても変わらないものもあるから、自分が思うように母親のことを思う日、母の日というのはそういう日でいいのかなと。
もう一秒も考えたくないって思うんであればそれもいいと思う。こればっかりは皆が同じじゃないからね。どうしても世の中に出ている母の日とか父の日というイメージがすごくいいものばかりが世の中にはやっぱりあるけれども、そんなこと言ってられへんけどと言う人もいっぱいいてね、そういう人たちのことを考えた時間とか、そういうストーリーってやっぱないなあと思うんですよね。
母親に対して自分とは違う、僕とは違う感情持ってる人もいるんだろうなって思う事だったりとかね、なんかいろんなことに気づける日であればいいのかなと思いますね。皆さんも皆さんらしく母の日という時間を過ごしたり何かこう感じ取る日であればいいのかなという風に思いますけれども。ちょっとうまく言えなくて申し訳ないですが、色々な思いを僕は母から色々教えてもらっていて、そういうちょっと胸が締め付けられるようなのそんな悲しいこと言わんといてや、みたいなこともいろいろ話するようになってきているんですけれども、まあそんな中でできた1曲と言っても良い歌を聴いていただきましょうかね。今夜も『瞬き』こちら聴いて頂きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion & MusicBook、お相手は堂本剛でした。それではみなさんまたお会いしましょう、おやすみなさい
♪瞬き
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2017/05/13
by こさかママ [414]
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