++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#396

堂本剛とFashion & Music Book始まりました。

え〜っとですね。
奈良の桜の開花予想っていうのは平年並みで3月の29日ごろと言うふうに今なっておりますけども。
桜を見るとまぁーいろんな事が蘇ってくるな〜〜〜みたいな事が僕は多くなったなぁと言う感じてですね。
あの〜昔はねやっぱり小さい頃は気にはしてなかったですけどね、小さい頃はあのーいわゆる通学路の池沿いであったり道沿いに桜の木がもういっぱい生えてて、風にさらわれながら地面に落ちてピンク色の絨毯になっているような状態って言うか、でその上をなんかこう歩いて通学するみたいだね。
でーまぁ自分の誕生日も4月で近いしとかって何かそういういろんな事が集まっている時期なんですけど。
まぁ小さい頃はもちろんまぁ普通に見てたものですけどね、あの歳を重ねれば重ねるほど何かこう思いを馳せる花になっていたなぁと言う。


でそしてもころさんからいただいたんですけけれどもね。
あの〜剛くんは花が好きですか?好きな花はありますか?と。
昔は花なんて食べれないし枯れてしまうしえ〜プレゼントでもらってもあげても微妙なものだと思っていたが30歳を過ぎた頃から花の魅力に開花した。
送る相手のことをイメージし花を選ぶことに心がウキウキワクワクします、人生やり直せるなら花屋さんになりたいですと。
私はガーベラチューリップアネモネが好き茎に葉っぱがないかあまりない花です、だから好きと言うわけではないんですが好きになった花がたまたまそうでしたと。
花は一生懸命生き咲き見たものを笑顔に幸せな気分にしてくれます。私も花のように行きたいですとメール頂いたんですが。


僕は生花をまぁ独学でやっている。
まぁそれをこうあの〜人様にねプレゼントする為に花をいけているわけではなくて、自分の部屋を彩るためであったりとか。
あの〜なんていうんですかね。花屋さんに花があると言う事は、その花と言うものはえ〜時間が経てばあ〜文字通り本当に枯れていってしまうので、誰かが花を買いに行くなければその花たちがいわゆる人間が手で採取した意味とか、そーゆーものがいろいろなくなっていくのではないかみたいな気分もちょっとあったり。

で〜まぁこの春の季節になってくると奈良の吉野のソメイヨシノがえ〜入ってる店が結構チラチラ出てくるんですよね。枝ごと桜が入ってくるんですけども、そのつぼみの状態で入ってきてその枝のつぼみの桜をまぁ普通にお水につけておくと時間が経てば部屋の中で桜が開花するんですが。
まぁこの枝もそうですけど人が採取するので何かちょっとこういろいろ複雑な気分ではあるんですけど。
でもそこにもうそれがあるのならば、自分が何か少しでも自分のエネルギーに変えていくことであったり、誰かにプレゼントする時にその人のことをその花をディレクションしてこういう風に植えて欲しいとか言ってそれで楽屋に送り届けてもらうとか、そういうようなことをすると言う所でも花との関わりってあるんですけどもね。

僕も桜を見てちょっと切ないなぁと思う事の方が増えちゃったなぁと思って。
昔はもうちょっとだけ余裕があったんですけどね。今はなんかこう桜を見ることによっていろんなことがよみがえってきたりいろんな記憶が蘇ってきたり、胸が苦しくなったり張り裂けそうになったりもするけど。
でも僕はそうなった時に音楽ってものにその感情をスライドさせてみたりとか、生け花もいいと思うし詩を書くってことでもいいし絵を書くでもいいんですけど。
何かそのものを作るために為にとゆうか、そのものを作る方向へと張り裂けそうな感情は全てをスライドさせて何か表現に変えていくって言う。
まぁそういうことがお仕事としてあるのでね僕はそう言うふうにそういう感情とは向き合って付き合ってたりもしますが。


え〜今からソメイヨシノで曲を聴いていただきますがこの曲は発売当初もよく言っていたんですが子供心に衝撃だったんですよね。
母親があの〜後何回あんたと桜見れんのかなぁ〜って一言つぶやいたのが、あのとても苦しかったんですよね。でそのことを何かこう当時はあんま考えてなかったから、あ〜〜〜母親も天に昇るのかと言うねいつか別れが来るんだみたいなことを、なんか強烈に感じて苦しくなっちゃったんですよね。
でそれでソメイヨシノって言うタイトルで曲を書いたので、またその母親も桜を通してちょっとタイムマシンじゃないけど桜と言うタイムマシンに乗っておじいちゃんおばあちゃんのことを思い出してんのかなあとか。
まぁおじいちゃんおばあちゃんのことを思い出すイコール今この瞬間は子供になっているんだろうなぁとかいろんなこと何か考えて、ソメイヨシノって曲を作ったんですよ。
皆さんにあーその春とか桜とかどんな風な思いが募るとか蘇るとかまぁいろいろな感情があると思いますが、まぁ僕が若かりし頃に書いたえ〜このソメイヨシノと言う曲をまずは聴いていただきたいと思います、それでは聴いてください。


♪ ソメイヨシノ♪


ここでメールをご紹介させていただきます。
ま先ずはですねなつきさんからいただきました、毎週楽しく聞かせてもらっていますと。
今回は言葉を発することについて強さんとともに皆さんに聞いてほしくてメールしました。
え〜私は福島県出身で3月11日の時も福島にいたのですが、ある程度の不便はありましたがそこまで被災をしなかった側です。
福島県出身ですと言うと、ほぼほぼの人が震災は大丈夫だったの?と聞いてきますがこれに対して剛さんはどう思いますか?
え〜被災者ぶるつもりは全くないのですが、え〜友人の中には家族や友人をなくしたり家が流されたりした人が本当にたくさんいます。え〜そうやって聞いてくる人は相手が大丈夫だと言ってくれる用意しかしてないように思います。

もし、はい親をなくして家も流されましたと返事が返ってきたらその人がどういう反応を用意していたんでしょうか?
どうだった?大丈夫でした?よかったねの会話を成立させるためだけの小ネタとしてその発言をしているのであれば世の中には本当に傷つく人がいるのだと発言には責任を持ってほしいと言うことを考えてほしくてメールしました。暗い内容になってしまってすみませんと。
剛さんの新しい歌を楽しみにしていますと綴ってくださっております。
え〜僕の新しい歌ですね今いろいろ作っていますのでもうしばし待っててください。


あのなんて言うんですかね。
やっぱりこの発言と言うものに責任を持って生きるべきって言うのは、これは誰もが今持たなければいけないんだと思うんですよね。
でやっぱりその一言がその人の人生を狂わしたりとかする事だってあるんですよね。
あの〜こんな言葉を良くも言えるな〜〜〜って体験をこの時期凄く僕はしてましたからね、う〜ん。
人じゃない悪魔やなって思ったり人って怖いなって思ったりするそう言う発言をする人がいましたからね。だから僕はあの〜怖かったですよ、そのいろんな人のう〜ん優しさのない言葉と感情が。
でまたその自分が本心とか本気であの〜いろんな事心配したりとか、大丈夫なんかなぁなんて思って考えてる僕の方があいつ何正義ぶってんねんみたいに見る人もいたとか。
で震災があったときにそれをビジネスに変えた人もいますし、いろんな人がいるでしょう?人がどうなろうが何とも思わない人も世の中にいっぱいいるんだなーってことを勉強した・・・かな逆に言えば。

凄くねこの震災の話をするときにみんなデリケートにね考えていろんな発言をしてこられていると思うんですけど、そのデリケートとかって言うことも一切抜きにして一度いっぱい皆が思うこととかを議論すると言う時間も僕はあってもいいのかなと思うんですけどね。その方があのーみんなにとって何かいいんじゃないかなって。
確かにそう言う方が未来明るい子とかそれこだわっているだけで意味ないかもとかなんかいろんなことがもっと見えてくるような気がするけど。

そんなこと言って自分がそんな経験したことないから言えるね、そうなんです経験してないからきっと言えたんです今のことって言う話も必要なのかなって言う。
だからそこにはっと気づくこと気づき会えることって言うのがあると思うんですよね、う〜ん。
そういうような話を何か福島の郡山は姉妹都市ですし奈良の。
まぁなんか奈良のお寺とか神社さんでそんな話してもいいのになーって神様とか仏様に聞いてもらいながら震災を経験されて神や仏なんて言うはずがないと言うような発言をされた方もいらっしゃいましたけど。そい言うふうなことを発言したくなる経験をされたわけですからね。
奈良から東北のほうに出向いてそしてチャリティーでね。高校生何かがお坊さんと一緒にチャリティーしてとかそういうようないろんな話を携わってきてみんな本当に何かをやろうとはしてるんですけど、それがありがた迷惑かもしれないしためになったのかもしれないって言うのも難しいところですよね、う〜ん。


まぁあのこういったね、お話はしようと思えばもうずっとできるしなと言うような話。
まぁあのなぜならば幾通りの答えがあるような話でもあるし幾通りも答えがないような話でもあるのでね、う〜ん。
でもこーゆーお便りいただいて逆に読まないと言うことをしてもいいわけですし読むと言うことをしてもいいわけですよね、それがどっちが良くてどっちが悪くてってことではなくて。

まぁ今日と言う日を改めて考えたり、まぁ感じるタイムトリップしてあの頃のいろいろなものをもう一度一ページ一ページめくり直してみて気づくことがある、だからこそそこに立ち戻ってみようとするひともいるし、そう言う事忘れたくて戻りたくない人もいる。
だから今僕がこうやって話をしている事が凄くノイズに聞こえる人もいれば、そっかって聞いてくれる人もいるという事はもうあるようで無い無いようであるでは無いけど、無の感情苦の感情
と言うような物が中心軸にあって、いろんな物事を考えてやっぱ行かなきゃいけない時代な気がするんですよ。
イエスかノーかでは無くて、イエス でもあるしノーもあると言うようなノーでも無いしイエスでもないみたい、そーゆーような感覚で物事とか題材を考えていかないと未来は本当にないなぁと。

イエスです、いやノーですって言ってるともうずっと対立してるから、う〜ん。
イエスの中にもまた何かイエスっぽいイエスい出てきてそこでまた対立しってたりするからノーがほったらかしになる感じも出てきたりして、なんかもうちょっと落ち着かへんかなぁみんなって思う事って言うのが世の中に蔓延しているなぁと思って、う〜ん。


まぁあの〜新しい歌を楽しみにしていますと言って下さっているので、いろいろがんばって書いていますんでえ〜また聞いていただければなぁと思います。
まぁどう言うような詩に最終的に落とし込むかが今いろいろ悩んでいるところではあるんですけどもねえ〜。
今はどっちかって言うとあのすごく変な歌書いてるんで、あの変なと言うよりも僕にとっては全く返ではないんですけど。
一見なんなんその歌って多分言われるとは思いますが、う〜ん永遠の命って言うものを手に入れる時って言うのがまぁ僕らはもしかしたらくるかもしれないってねそれも命の話なんで、う〜ん。

その時に僕たちが失うものってものを考えたりとかねう〜ん。何かを手に入れたことによってあーもうこれ用ないなぁって言う感情をどんどん捨てて行ったりとかね。
あるいはもう言葉って言うものが発言て言うものが、これだけ人に影響するのであれば人を傷つけるのであればもう言葉やめましょうって言う、そう言うふうに進化していく生命体になり得るかもしれないとかね、う〜ん。
そうすることによって、じゃぁ何が残るんだろうなんかテレパシーみたいなものがもう一度疼き初めて、そこの才能が開花して僕らは言葉を捨ててテレパシーで話し出すかもとか。
でもそんな事をね、なんかもうね考えたくない位みんな言葉めんどくさがったり、言葉に疲れている時代かなとは思います。誰もが発言できるようになっちゃったからね、う〜ん。
いいことでもあって悪い事でもあって良い事でもあんのかなぁそう言う今ですからね、う〜ん。



まっみなさんのあの〜まぁちょっとこういう内容の話とかもねいろいろまぁこのラジオではもうずっとしてきてますので、皆さんも何か私の思う最近のこんなこととか、こんな風に日本がなればいいのにみたいな事とかねそんなことも綴っていただくの全然構いませんので。
メールの方どうぞよろしくお願い申し上げます。

さぁそれでは先程からいろいろな自分の思うことを話させていただきましたが、え〜ちょうどその3月11日震災がありましてその約1ヵ月後にですねリリースいたしました縁を結いてと言う曲を聞いていただきながらお別れしたいと思います。

え〜堂本剛とFshion&MusicBookお相手は堂本剛でした。
それではみなさんまたお会いしましょう。
おやすみなさい。

♪ 縁を結いて ♪
2017/03/11 by ヨーキー [405]

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