堂本剛とFashion&Music Book
どうも、bayfmをお聴きのみなさまこんばんは、堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book 始まりました。
えーっとですね、まずね、ももちゃんがね
「突然ですけれども、早起きしなければいけない時どういうふうに工夫してますか? 私は大学生で通うのに片道2時間、1限の講義を受けることには始発とさほど変わらない時間の電車に乗らないといけなくて、 朝起きてご飯食べて支度してとなると5時から5時半には遅くとも起きないといけない。 夏は太陽の光が起こしてくれますけれども、これからの季節は太陽より早く起きることになる。 だから時間に不規則なお仕事をされている剛さん、いつもより早く起きなければいけない時はどうしてるのかなとメールしました」と。
うーん、起きなしゃあないから起きてるだけですけどね、すごい普通の答えですけど。 目覚まししてアラーム鳴ってアラームで起きてますけどね。
だからえっとほんとにヤバかったのは18から22くらいまでかな。 えっと…くらいが結構ヘビー過ぎたっていうか。
睡眠時間が平均2時間とかやったんで、学校もあったから。
で、22くらいまでも1日9本とかさ12本とか仕事入ってるわけ。 そうすると5分でご飯をかっ込んで、次の現場に着いてやって、また移動してなんかやってやから。 で帰ったら次の日も早いから、学校あったらとかさ。 そしたら2時間しか寝られへんな、寝るべきか寝ないべきか、そういう闘いをずっとしてたから。
だから今この年になると音楽の作業っていうのが大体昼過ぎから朝方になるんですよね。 で演技ってなると朝からになるんですよ、朝から朝になるんですよ。 だからまあそういうのとかいろいろあって、いろいろ重なるとちょっとしんどいなっていうのはありますけど。
まあなんでしょう、取りあえず起きるしかない。取りあえず起きるしかないなあということでしかないですね。
でもほんとマネージャーさんの方が寝坊するもんね、びっくりするくらい、あれって言うくらい。
全然連絡けーへんけど大丈夫かな、もしもーしってこっちが起こしてるからね電話で。 「あ、すみません。今行きます」って。
何をそんなに寝坊することあるのかなっていつも思いますけども、うん。
でも起きるっていうことをもう前提で寝てるんでしょうね多分。
起きるという仕事を前提で寝てるんだと思います。だから起きるんだと思います。 これはおそらくそうですね。
でもそれこそ映画とかドラマとか、スタッフさんよう動いてるなと思いますけどね。 もうほんとにあれで仕事できるってすげーなっていつも思う。
カメラマンさんとかさ…。 いやオートフォーカスとかじゃないもんね、映像とかって。自分でこう合わせていったりとかさ。 ピントを合わせる子がいたりとかさ、うんいろいろ。 ずっとこうやって細部までわたって見なあかん仕事やから。
あれはちょっとすごい…プロ根性なんかな?
でもプロ根性があったとしても身体が機能するしいひんは、これもう違うやん。 疲れてたらもう機能せえへんから身体なんて。
だからそこはやっぱりすごい人はすごいなあって思うよね。
因みに映画で殺陣とかやりましたけども、殺陣の時は毎回だーふくは寝てましたけどね。
もうだから「あーおまえ今寝てたやろ」とか。 寝てるところに水ちょっとだけ、おでこにちょっとだけ垂らしたりしたらふゎ〜と起きて「良かったよ今の」みたいな。
「誰が言うてんねん」みたいな。 「寝てたやないかおまえ」「いやいやいや…と見せかけて」とかって言うてたけど。 「いーや寝とんねん」みたいな。
で小栗も「いっつも寝てるよね殺陣の時」みたいな。 「いやいやいや」って言って。
まあでもそらみんな寝てまうよね。あのちょっと暗い中で。 セットはもちろん明かりあるけど、セットの側は照明暗いわけやから。
で椅子座ってなんかう〜んってやってたらそら…。 睡眠時間があれば起きてられるけど、寝るなっていう方がもう酷やよね。
まあでもそのね、監督という仕事をね選んだわけですから、家族のために頑張っていただいてですね、これからも頑張りなはれやと思いながら見てましたけれども。
まあでもやっぱりね、眠い時は眠いよね。これはしゃあないよね、眠いねんから。 なんとかなれへんかね?自分の時間で仕事できへんかな、もうちょっと。
自分の身体のリズムと違うやん。
だってこの気圧変動がすごい中でさ、気圧に影響される人とされへん人いるやん。
俺こないだ寝落ちしたもんね急に。すっごい眠くなっちゃって。気ぃ付いたら寝てたもんばぁーんって。
気圧で落ちるんですよ。酸素濃度が薄くなるねんて、気圧下がったりいろいろすると。、 あの高山病みたいになるねん、地上にいても。
みんな多分その辺のリスクはあんまり認識してないからこの国危ないなって思ってます。
もうちょっとその今日はこうやからこういう症状出るから気ぃ付けた方がいいですよみたいなのは言ってあげた方が僕はいいんじゃないかと思いますけれども。
これはだって熱中症とかと一緒で、脱水症状とかと一緒でさ、お年寄りだとか若いからとか関係ない話で、その人の身体のメカニズムだから。 あのもうね、年齢とかね男女とか言ってる時代じゃないんですけどね。
だからほんとにそういうのをもうちょっとその道のプロの人に警告を出してもらって、今日はこういうふうに過ごした方がいいですよとか言ってあげた方が助かる人が増えると思います。
頭痛いなとかだるいなとか、なんかやる気起きひんな…ああそっか今日は気圧あれって言ってたもんなっていうのが1個インプットされていると、その人に優しくしてくれる人が増えるような気がするんですよね僕。
まあそういうのもありますしね、取りあえずなんていうのかな、いろんな事アップデートしていかなければいけない時代なんだなと思いますけれども。
まあでも自分という芯はね曲げずに、自分らしさっていうものは変えずにアップデートする。 難しいことですけれども、みなさんこれをやりましょうね。
そんないろんな想いを込めて作りました『偉魂』聴いていただきましょう。
♪『偉魂』
堂本剛とFashion&Music Book、 ここではですね、休日の過ごし方が僕は下手だと話をしたら、あー分かる分かるって人がいたり、こういうふうに過ごしてますよとかいろんな休日の過ごし方のお便りが届きました。
まほほーんさんですね。
「私は休日友達とほとんど遊んでいるんですがこの前プールに行きました。 そしたら友達と入ったお店でカレーを頼んだんですが、隣にいた男子高校生に「カレー美味しくないよ」と注文した瞬間に言われてすごく気まずかったんです。 剛さんこういう経験ありますか?」ということですね。
休みからカレーの話に行って、こういう経験ありますかになってしまったんですけど。
これはでも何かサイン出してほしかったですよね、注文の前に。
「カレーにしようかな?」とかって言うてる時にコンコン!(机叩く音)「ん?」みたいな。 「カツカレーもいいね」コンコン!みたいな。 「すごい机叩くやん、男子高校生。何なん?」 「あ、カレーうどん…」コンコン! 「あれ?これカレーがあかんのかな?スパゲティ…うん叩かへんな」みたいな。 「すみません、スパゲティの上にカレー乗せることって…」コンコン! 「あ、これどうやらカレーがあかんぞ」という、ちょっとそういうのをしてほしかったものですね。
カレーを頼んだ後にカレー美味しくないよって言われたら美味しくないものを今から食べるという。
いやぁこれは酷な時間だったと思いますよ。 せっかくプール行ってイエィ言うてさあお腹空いたし何か食べよか、で美味しくないもん今から食べるかと思うとちょっとね。
まあ今度からはちょっとそういう駆け引きもね、もしこの高校生がもし聞いていたらね、多分あそこのプールのあのカレーの話かな?っていうね。
意外といろんな場所から届いちゃったら面白いね。 「そこ多分うちのプールだと思います」みたいなのどんどん…。 プールでカレーまずいって(笑)みんな思ってる場所が色々あるみたい。
まあチームワークでねやっていきたいものだなというふうに思いますが。
えー、おけいさんですね。
「休みの過ごし方なんですけれども、頷きながら聴いていました。今29で3歳の娘がいます。 独身時代は急に休みになったら剛くんのようにどうしようかな?と友達でも掴まれへんな。取りあえず洗濯してゴロゴロしよか…みたいな記憶がある。 今は休みなんて何ぞや状態で、娘の幼稚園お休みの日とか関係なく朝から炊事洗濯、幼稚園お休みならさてどう娘を今日1日満足させようか。 で結局自分が好きなように1日過ごしたことなんて、娘を産んでからはないで、すね。 来年娘の幼稚園でお泊り保育が始まるんで、その日は娘を幼稚園に送り届けて初めて次の日の朝まで好きなように過ごせる。 何しよう何しようとワクワクしながら考えましたがやはり好きな時間に大の字で夜ぐっすり寝たいですね。 剛くんは最近ぐっすり寝れてますか?」
そして、きーうぃさんが
「先日休みを上手く休めないというお話があり、聞いていてそう言えば私もここ10年くらいオンとオフを分けにくい働き方をしているなと気付いた」と。
「メインの仕事の休みは決まっていますがサブで引き受けている仕事もあるので、常に何かしら仕事のことが頭の中にあり、メールが届いたりする状態です。 「今日は休めるぞーとなった時どうしてるかなと振り返ってみると、自分が今何をしたいかを問いかけ、一つだけやりたい事を決めてやっていることが多い。 お天気が良くても思い切り朝寝坊するとか、餃子を皮から作るとか、部屋の模様替えするとか、この映画を見るとか、決めるのは一つだけですが、 やりたいと思っていた一つのことに集中する時間を過ごせるとすっきりしてまた頑張ろうと思える」と。
ふーん、普段からやりたいことを頭の中にストックしていないと急に出てこないなと。 だからストックするように心がけていると。
まあ今こんな時代ですから、どっか旅行行こかな、ああしよかなこうしよかなってストックしたとて、僕の場合面倒くさくなるだけなんですよね。
「おっ、あそこにいたで、ここにいたで」って勝手に人集まりますからね、めんどくさって思いますけれど。
みんなそんなこと考えてもないですからね。
こうやってこうやってああやったらこの人今プライベートで旅行しているから迷惑かかるからSNS上げるのやめようかなとか絶対ないわけですから、うん。
すぐピン!あそこにいたで、あそこにいたでってなったらその辺にいた人がわって集まるみたいな。 なんでこんな人いるの?って。
気持ち悪いですよこっちからしたら。
普通にプライベート過ごしてんのに急に人が集るんですよぶゎーって。 えっなんで?…あぁそっかっみたいな。
こんなことなるくらいやったら出かけるのめんどくさいよね。旅行なんてめんどくさいよね。っていうふうになるんですね。
でもこれは少数派の意見なんで話題にはならないです。
その人たちの痛み苦しみは別に「大変ですね」で終わりです。 「有名やからしゃあないですね。それでは続いての話題です」ってなっちゃいます。
でも当事者からするとえらい迷惑ですよね。
だってそこ、まだ友達やったらギリいいかもしれへんけど、家族とかなってくるともうね、家族サービスもできないですよ。
今だってご結婚されて子どもさんいらっしゃって活躍されている方いますから、 まあそういう方たちのことを、だからこそなんか自分も子育てしてて大変やからとか、こんなふうな思いしてるからこういうふうにしたらもっと可哀想やなとか 大変になるやろうなとか、そういうふうにしてほしかったりするもんですけれどもね。
まあでもそれだけなんかこう本当に乱れてるなあと思いますが、うん。
僕はだからストックはしてないんですよね、職業柄というのもあるかもしれませんけれども、ストックしたとてみたいなところがあって。
でもこの餃子を皮からみたいなことはストックしてもいいかもしれないけれどもね、自分一人でやることですからね。
このオンとオフを分けにくい働き方をしてるなというのはこれは大いにあって。
例えば演技をしている。 次の日は振り付けをしている。 そしてその日の夜帰ったら次の日のスタジオの準備があるんで、家で機材開いて打ち込んで整理して明日スタジオに持って行くものを整理整頓する。 寝る。 スタジオ行く。 で次の日また演技あるからスタジオでちょっとだけ台本開いて台詞を覚える。
…みたいにやっててその中の休みって急に来ても、その休みの次の日が例えば台詞が多かったら台詞覚えなあかんし、スタジオやって何か作業あんねやったら家でまた作業せなあかんしっていうのんで結局ねなんか休みって休めてないんですよね。
でもおそらくなんですけどマネージャーさん的には休みと思ってくれてるみたいなんですよね、残念なことに。 全然休み違うねんけどなってやってますが。
その作業をするための時間になっちゃうんでね、うん。
でも別にその俺は作業をしてる時間やねーんみたいなことを言いたいわけではなくて、そういう日なんだろうなという認識をしてくれてると楽だなと言うだけの話なんですけど。
こんだけ休んでるのに…みたいに思われるとちょっと腹立つなあと思いますけれどもね。
まあでもその休みの日に作業をしておかないとご迷惑になるから、それは仕事としてやりますけれども。
だからほんとに今日なんもせんでええわーの休みの時が下手なんですよね結局ね、うん。
でもおっしゃるようにちょっとこうストックするみたいなのは、なんか1個いいかもしれないですね。
自分がストックしてて叶えられること、できそうなことだけをまずストックしてみて、小っちゃいことからね。 それで今度の休みが来たらこれしよあれしよなのはやってみてもいいかなってちょっと思ったりしますけれどもね。
まあでも休みがほんとに上手い人いるもんね。 こないだどっか行ってさあみたいな。すんげえなあ、休みの日に行くんやみたいな。
そもそも多分だからそういう行動力がないんでしょうね僕が。
行動力がなくてたまに行動力を発揮して外に出たらややこしいっていうこのリズムがよりさせてるんでしょうね。 行動力がある人やったらもうちょっと数が頻繁じゃないですか、それがもう慣れてくるんですよね。
でも僕はもう行動力がないから、奮い立たせて行動したのに気が付いたら、えっこんな場所で人が何でこんな集ってんの?みたいな気持ち悪い現象に合うっていう。 あー怖い怖い怖い。気持ち悪い。人って怖い気持ち悪って思いながら、ああもう旅行とかって全然楽しないやんみたいな。 おそらくそうなっていっちゃうんでしょうね。
数こなしていればね、また人集ってんなーくらいでいけるんでしょうけれどもね。
それでまた勝手に人がぴゅっぴゅっぴゅっぴゅって上げた時に、うちの会社のルールとかさあるからさ、あんまり迷惑かけてもあれやなとか思ったりするんですよね。
あっうちはですねって言っても上げられちゃうからさ、やったらそれが少ない方がいいかなとか。
まあ上げられたからと言って何もないですけどね、おじちゃんときゃっきゃしてる僕ですけど。 でもそのおじちゃんも上げられちゃうとおじちゃんも可哀想やもんね、僕だけじゃないもんね、切り取るのがね。
そういうのんがもう最早考えた方がいいよね、プライバシーみたいなのとかね。 えーちょっとあんた有名やからしゃあないやんはもう無理かな、ここまで来ると。
いろんな方の主張をこっちが聞いてるけど、何か大変な時代になってきたなって思いますけれどもね。
まあそんなこんなですけれども、まあいろいろめんどくさいこと、鬱陶しいなと思うこと、やりきれへんなぁみたいなこと。 みんな色々あると思いますけれども。
なんかこう1回もう心を圧し折られるみたいなね、状況になる前に自ら圧し折ってみることによってハッピーになれるっていうね、変なリズムもあっていいんじゃないかっていう。 バンドメンバーの竹内くんが骨折をしたことによって作った曲がありますんでね『Break a bone funk』聴いていただきましょう。
♪『Break a bone funk』
堂本剛とFashion&Music Book、今夜の放送はいかがだったでしょうか。
まあね、今の『Break a bone funk』。
ほんとにこれもね大好きな友達がね、イベントでいいロイヤリティギャランティいただいて、 イェ〜ってみんなで騒いで、ベッドの上でわ〜って騒いでいたらベッドから落ちて骨を折るっていうね。
もうこのギャップですよね。 こんなファンキーなことないな、おもろいなっと思って。
ただ骨折ったね可哀想ねみたいな曲書いてもあれやなって思って、なんかこう世の中とか社会とかいろんなものに圧し折られる前に、自分からもう骨折ってまうみたいな勢いで突き進めみたいな。 なんかそういうとこを曲に変えようと書いたんですけど、うん。
実際の骨の音とかね色々録音してね、やったりしました。
まあなんていうのかな、色々ありますけどね、うん。 自分らしく生きていくっていうことは大変なんですけど、それを救ってくれる仲間がいたりするというね…ことを、みんな一人一人の絶対あるはずなんですよね。
であの外見ではなくて自分の内面ですね、自分の内面が変われば、現実というものは変わらないけど、外の世界は変わらないけども、必ず通いなれた道やいつも話をしてる人やいつも見てる景色というものが確実に変わっていくんだなということを実感しているこの何年間なのでみなさんもぜひ。 あの現実をすぐ変えることなんてほんと無理ですけども、自分の心というものを変えるっていう、そういう遊びと思ってやってみたらいいんじゃないかななんていうふうに思います。 ぜひ試してください。
(あて先紹介)
それではこちら聴いていただきましょう。 今夜はですね、『T&U』こちらを聴きながらお別れです。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それではみなさんまたお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪『T&U』
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2016/10/22
by あやめ [386]
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